277 黄昏草咲く出逢い辻
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きみは自らの正体を知った。さあ、村人なら敵である人狼を退治しよう。人狼なら……狡猾に振る舞って人間たちを確実に仕留めていくのだ。
どうやらこの中には、村人が9人、人狼が1人いるようだ。
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ちゅー!
ちゅー!
がりがり、がりがり。ケージの縁をひっかくと、うろうろ、うろうろ右へ左へ駆け回る。木の洞に目もくれず、夜中じゅう走り続けるのだった……
(0) 2020/06/04(Thu) 00時半頃
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鳳凰の実 モイは、メモを貼った。
2020/06/04(Thu) 00時半頃
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― 『辻守』の社前 ―
ん? どうした、白っ仔?
[落ち着きなく鳴きながら忙しく動きだした白鼠。>>0 『辻守』は緩く首を傾いだ後、感じる気配にああ、と小さな声を漏らした]
……辻の風が、来おるか。
(1) 2020/06/04(Thu) 00時半頃
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――ざわり、と。
その風は、不吉な気配を纏って吹き抜けた。
吹き抜けた風は、花に導かれし人の子をその場から連れ攫う。
後に残るのは、人の子が手にしていた花の気配。
たどれるものならたどってみろ、と。
そう、言わんばかりに風がひょう、と吹き抜けた。**
(#0) 2020/06/04(Thu) 00時半頃
☆第一の事件:『辻の風』
気まぐれな悪戯風が、人の子を別の場所へ連れ攫ってしまう。
気配を辿ろうにも彼らが手にしていた花の気配以外は辿る事ができず、また、森の中にいくつもの結界のような壁が発生し、移動も思うようにいかない。
妖であれば『辻の風』を利用して、番と見初めた者の元へとたどり着けそうではあるが。
(#1) 2020/06/04(Thu) 00時半頃
・判定方法
妖はactで1d6。出た出目の花の元へと飛ばされる。
出目が、己が番の持つ花の番号と合致すれば番と合流できる。
1:蔓薔薇
2:金盞花
3:竜胆
4:彼岸花
5:はずれ:黄昏草の花畑
6:はずれ:『辻守』の社前
人の子は、自分の好きな場所(『辻守』の社前以外)に移動。
番たる妖と合流するまでの間、森に住まう妖にじゃれつかれる。
じゃれついてくるのは、
・木霊(小さな人っぽい姿の樹の精霊)
・鬼火(文字通りの鬼火。普通に触っても熱くないが怒ると熱い)
・すねこすり(足元に擦りついてくる小動物型の妖)
のどれか。任意で選んでもいいし、ランダムで決めてもOK
☆判定は合流できるまで何度でも振れます。
☆ランダムの期限は6/5の22時まで。以降は、『辻の風』がぱたりと止んで、思うように動けます。
(#2) 2020/06/04(Thu) 00時半頃
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縁に割り込み、弱きを攫う澱み風。
……まぁ、このくらい乗り越えられんようでは、番うた先が思いやられるというもの。
求め人の手並み拝見、と行くかね、白っ仔や。
[そう言ってけらり、と笑う『辻守』は。 どこまでどこまでも、楽しげだった。**]
(2) 2020/06/04(Thu) 00時半頃
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/* じゃれつき妖怪かわいいな…… むしろ三匹全部とじゃれあいたい
選べないからランダムよ! 上から順に1,2,3っと 1
(-0) 2020/06/04(Thu) 00時半頃
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鳳凰の実 モイは、メモを貼った。
2020/06/04(Thu) 00時半頃
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未来……未来、ねぇ……。 正直未来のことなんてわからないのは今更だし、なぁ。
[現の視点しか持たぬ自分が言うのと、兎姫の思う所は違うのかもしれない。 それでも、どちらにしろ同じこととでも言いたげに、視線を斜め上に向ける]
[と、こちらの掛けた言葉に、少しだけ空いた間。 続く言葉は、消え入りそうなもので]
あー……なんとなく、そうだろうとは思ってたけど。 兎姫ってやっぱり、ずっと歳を取らないってやつ?
[生じた年齢のずれと、定命の者としてこちらを区別する物言い。 今更ながら、事実を確かめるような言葉を口にする]
(-1) 2020/06/04(Thu) 01時頃
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― 森の中 ―
あ、うん。 ええと……よろしくお願い、します。
[在り様を預かると言う兎姫>>0:212へ、ぺこりと一礼する。 具体的に何をするのかはわからないので、その先は指示に従う心算で]
[何でもないと視線逸らす姿には、表情に疑問符は浮かべるけれど、それ以上の追及はしなかった*]
(3) 2020/06/04(Thu) 01時頃
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それはそうやも知れぬが。 ひとの子は、先を拓いて廻らせること叶うもの。
……それを閉ざしてしまうのはどうかと思うのだよ、我は。
[かつて、対たる金烏と相容れなかった部分。 それを、ぽつ、と口にして]
ああ。 我は人ならざるもの。
時を渡り、故に、取り残されしものぞ。
[確かめるような言葉には、淡々とこう返した]
(-2) 2020/06/04(Thu) 01時頃
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― 森の中 ―
[ぺこりと一礼する様子>>3に、素直な所はそのままか、と。 そんな事を考えたのは僅かな時間。 追及のされぬ事に何故か安堵して、それ故に、いつもよりも気は乱れ。
だから、『それ』が来ることにすぐは気づけなかった]
ん……?
[不穏な響きの風のざわめき。>>#0 それに気づいた時には、色々と遅かった。**]
(4) 2020/06/04(Thu) 01時頃
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─ 川傍 ─
ふむ、確かに良きものはいつまでも良きものであるな。 流行り廃りはあれど、それに左右されぬものもある。
[のどかの言>>209に、なるほど、と頷いた。 共にカラオケに、と言われるならば、それも良いな、と笑うことになる]
迷子というよりは……出るための道が閉ざされておるな。 なぁに、気が済めばまた道は開く。
[そのために何が起こるかは分からないが。 迷子>>210よりも質が悪い状態かもしれないことに対する突っ込みはあまりなかった。 その先兵>>#0が吹き抜けるまで、あと僅か**]
(5) 2020/06/04(Thu) 01時頃
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儺遣 沙羅は、メモを貼った。
2020/06/04(Thu) 01時頃
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ー 風吹く前 ー
あー、うん。意味は間違っちゃいない。 いないんだが……
[分かっているとばかりに頷かれて>>0:206苦笑する]
自由といっても、仕事を回してもらわなきゃ食っていけないし。楽しいのばっかは選べないだろうな。
[今回は運が良かったのだが。 そういえば締め切り大丈夫だろうかと意識を逸らしかけたら、容赦のないお言葉が]
(6) 2020/06/04(Thu) 01時頃
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うるさいな。 フリーになる前は暇もなかったんだよ。
[眉間に皺が寄る。半分言い訳で半分本当だ。 スクープ狙いの先輩に気に入られたのが運の尽きで。 挙げ句の果てには首切りされて。……沈みかける意識を引き上げたのは、肩に届いた温もりと、言葉に宿る何か]
(7) 2020/06/04(Thu) 01時半頃
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あぁ、いやそんな。 ……そ、そうか。
[調子が戻ると、今度は直球ストレートな好意が妙に照れ臭く。ぎこちなく頷くのだった*]
(8) 2020/06/04(Thu) 01時半頃
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[寂しい、という言葉にハッとなり]
俺は……
[悪いことをした、いや今もしているのかと。 胸元に下げた石をギュッと握った*]
(-3) 2020/06/04(Thu) 01時半頃
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/* 今日も嫁は可愛かった。 押せ押せ過ぎて困らせてなければいいが…。 何とかこう、弱み的なデレを見せてやりたいのだが、あまりに飄々としすぎてて言うこと聞かないぞコイツ( 何でこんなに自信家なのコイツ??? 弱れよw
(-4) 2020/06/04(Thu) 01時半頃
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─ 森の中 ─
まぁねぇ。
でなければ、寝所を暴いてきた君を
追い出さずに迎え入れもしなかったしね。
[>>0:211己を押し倒した体勢で見下ろしてくる男の視線を 真っ向に受け止めて微笑み紡ぐのは、男と初めて邂逅した折のこと。
社に飛び込んできたのがこの男でなかったら 無作法者と、問答無用で追い出していただろう。
もっとも、あの時男は血を流して意識も朦朧としていたから 己との邂逅を覚えているかどうかは分からない]
(9) 2020/06/04(Thu) 01時半頃
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[運命《みがって》だと紡いだ己に返された声は肯定と取れるもの。
後少し顔を寄せれば触れ合う程近付いた唇が落とす問いかけも併せて、 ぱちりと瞬いた表情は、ここまで見せたものより幼げにも見えるだろう。 俺の色に染まれるかというその言葉に、返す答えは]
…それが出来ないで、妹背に…
夫婦になんて、なれないだろう?
あんまり乱暴にはしないで欲しいけれどね。
[言っていないことはある、伝える要は無いだろうと思うこともある。 けれど、男が望んで尚隠し続けることはしないと約する言を紡いだ]
(-5) 2020/06/04(Thu) 01時半頃
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…さて、それじゃあお次は僕が確かめる番だね。
と、その前にこの場所についてもう少し話しておこうか。
此処は夢と現の狭間と僕は称したけれど、 妖が、見初めた人と番うために出会う場所なんだよ。
何が起きても、何が出てもおかしくないけれど
起きることは夢でなく、すべて現のもの。
それこそ、僕より質の悪い妖が 君を欲しがってちょっかいを掛けてくるかもしれない。
(-6) 2020/06/04(Thu) 01時半頃
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だから、君には最低限一人で動ける程度に 五体満足でいてもらう必要があってね。
君の纏う鉄錆の香の出元は、塞がせてもらうよ。
[より近く顔を寄せて、もう少しで触れ合いそうだった唇を軽く重ね合わせて。 傷があれば、流れ込んだ妖力によって塞がれていき 無かったならば多少の高揚感がその身に宿ったことだろう]
(-7) 2020/06/04(Thu) 01時半頃
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[確認の時間はどれ程だったか。 ゆっくりと身体を起こし、身支度を整えてから 同じようにして立ち上がった男へと視線を向けて]
さて、先も言ったけれど 此処は夢と現の狭間で、何が起きるか分からない。
だからね、これを持っていて欲しいんだ。
[そう言って渡したのは、彫刻の施された小さく丸い銅板。 知識があれば古い銅鏡だと分かるそれは、 己の社で神体として飾っていると同じもの。 彼が自分の加護を受けるものだという証でもあり]
(10) 2020/06/04(Thu) 01時半頃
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まかり間違っても
僕以外に君を奪われるなんて 考えたくもないからね。
[実際の護りでもあるそれを彼が持つことで、 最悪のことは避けられるだろうと思ってのことだが。
>>♯0辻風の悪戯に攫われるなんて想定外だったと思い知るのは、 もう少し後の事**]
(11) 2020/06/04(Thu) 01時半頃
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師範棋士 千早は、メモを貼った。
2020/06/04(Thu) 01時半頃
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閉ざすって……どういうことだよ。
[先行き――未来を閉ざすという心算までは流石になかったから、そう兎姫へ問い掛ける。 ぽつと語られる辺り、思う所があるのだろうとは思ったが。 そして告げられるのは、彼女が人ならざる者であるという真実]
そ、か……。 浮世離れしてるとは、思ってたけど、さ……。
[衝撃は確かに受けているけれど、一方で色々が腑に落ちた部分もあり。 言葉を続けようとはするも結局は思い浮かばず、宙に手を彷徨わせる]
(-8) 2020/06/04(Thu) 01時半頃
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― 森の中 ―
[仮の縁とはどのように結ばれるものかと、兎姫の出方を待っていた。 彼女>>4の内に生じていた乱れには、気付くことはなく]
[――不意に、風のざわめきが、こちらに迫るのを聞いた>>#0]
あ――……!
[遠ざかる。離れてしまう。 そんな光景が一瞬見えて、咄嗟に兎姫へ伸ばした手も空を切る。 そうして気付けば、周囲の光景は先までと一変していて]
(12) 2020/06/04(Thu) 01時半頃
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なっ……どうなってんだ、これ……。
[当然ながら、兎姫の姿も近くにない。 森と言えど木々の種類は先程までと異なり、不気味な枯木や何かが潜んでいそうな洞が目立つ]
……本格的に出られなくなったんじゃないか、これ。
[先まではまるで感じていなかった不安を抱きつつ、しばし茫然と佇む。 カバンのポケットでは、何故か先の風にも抜け落ちることのなかった金盞花が静かに揺れていた**]
(13) 2020/06/04(Thu) 01時半頃
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─ 川傍〜ここはどこだ〜 ─
出られない……
[思っていたより事態は悪かった。>>5 とはいえ、いずれ開くらしい。
大丈夫かな、とちらりと思うが、綺羅星が平気そうなので深く考えるのはやめた。]
んん、じゃあ少し休憩を……っきゃ、
[言いかけた所で強い風がざあっと吹いた。>>#0 葉が目の前で舞い散って、きゅっと目を閉じてしまう。]
(14) 2020/06/04(Thu) 01時半頃
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