人狼議事


272 【R18RP】十一月と、蝶が奏でる前奏曲

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【人】 七星拳 ナツミ

――巻き戻った先の1日目・自宅――

[ピ、ピ、ピ
アラーム音が響いて私は目を開ける。
天井は見慣れた自室のもので
手探りでアラームを止めようとした。

手の中に滑り込んできたのは
記憶よりも角張っていて
上手く画面が、付けられなくて]

 ――っ!?

[ガバッと起き上がってから
私のモノ「だった」携帯の画面を見つめる。

待ち受けはよく覚えている大事なもので
でも問題はそんなことじゃなくて――

その機種がもう何代も前だってことだよ。]

(2) 2019/11/04(Mon) 10時半頃

【人】 七星拳 ナツミ

[ぐるりと見まわせばどう見ても私の部屋で
けれど本棚の中身は高校時代のもの。
震える指で必死に携帯を操作して年数を確認し
私は思わずその場にへたり込んだ。]

 ほんと、に、ほんと?

[今は、こころがいなくなる日の前日。
私が最後にこころに会った日。

あのオルゴールの効果が本物で
本当に戻っているのなら――]

(3) 2019/11/04(Mon) 10時半頃

【人】 七星拳 ナツミ

[夢かな、夢かも。きっと夢だ。
こんなこと現実に起こりっこないんだから。

自分に何度も言い聞かせながら
私は無意識のうちに朝の支度を終えていた。

階下に降りればお母さんが
今日は寝坊しないのねとか言って笑って
記憶にある通りの朝食が並んでいて
お父さんの読んでいる新聞には
まだ何も起きていない日の日付があった。]

 お母さんあのね、あの……
 こころ、のことなんだけど。

[そう切り出せば、お母さんは不思議そうな顔をして
また何か迷惑をかけたの、と言ってくる。
その反応は事件の後とはとても思えなくて
私は必死に味のしない朝ご飯を詰め込んでから
駆け足で家を出ていった。]

(4) 2019/11/04(Mon) 10時半頃

【人】 七星拳 ナツミ

――音無家――

[何度も何度も訪れた家は
朝日を浴びて静かに佇んでいる。

チャイムを押すのが怖かったけど
こころがいない、以上の悪いことなんてないと
覚悟を決めて押したらすぐに玄関が開いた。

写真の中の笑顔と同じに
早すぎない?と笑った、のは――]

(5) 2019/11/04(Mon) 10時半頃

【人】 七星拳 ナツミ

 ――っ、こ、こころ…こころっ……!
 こころだっ…こころ、こころ!

[私の知っている
私の大切な
大切な大切な幼馴染の、音無こころで。

我慢できず正面から抱き着いて
大粒の涙をぼろぼろ零してしまう。

抱きしめた体が温かくて
いきてるんだって実感して
それでまたさらに泣けてしまって

結局こころか、あるいは大和が止めるまで
ずーっとわんわん泣き続けてしまった。]

(6) 2019/11/04(Mon) 10時半頃

【人】 七星拳 ナツミ

[学校の鞄も何も持ってきてなかったから
家に戻りなさいと言われたのだけど
そもそも学校に行く気分にならなかったし
なにより――事件を防ぎたい。

こころにはちょっと調子が悪いと言ってから
制服のまま私は事件現場へと向かう。

通学は途中まで大和と一緒で
あとは人通りが多いところだし
学校にいる間は人の目があるから
誰かに襲われたりはしないはず。

なお、自分が危ないかも?とか
そんなことは全然考えもしなかった。]

(7) 2019/11/04(Mon) 10時半頃

【人】 七星拳 ナツミ

――事件現場(予定)――

[事件のあと何度も足を運んだ場所。
ショッピングモールの近くの薄暗い路地。
すぐ近くの華やかさはここまで届くことなく
最初に私が来れたとき、もう事件の痕跡はなかった。

その路地がいま、目の前にあるけれど
もちろん今はここには何もない。

薄暗いけれども確かに日の光はさしていて
明日の夕方にはここが――なんて
今の私にさせ、全く想像がつかない。]

 ここで……こころが。

[もちろん周囲に怪しい人はいなかったし
他の事件の痕跡もなかった。
一通り調べても何も収穫はないまま
私はどうすべきかを考える。]

(8) 2019/11/04(Mon) 10時半頃

【人】 七星拳 ナツミ

[結局、あの日何が起きたかはわからないままで
確かなのは明日の夕方、こころがこの近くを通って
なぜかこの路地裏で血をたくさん流すはめになったこと。

だから私がすべきことは
こころの周りに怪しい人がいないかを
ずっと見張っておくことだよね。

例えば通り魔のような事件なら
明日さえ回避すれば無事かもしれないけど。
ストーカーが犯人だったなら
今夜だって危険かもしれない。

もちろん明日、一人でこんなところを歩かせない。

そうなれば方針は決まっていたから
私は急いで家に帰って、お泊り道具を用意した。]

(9) 2019/11/04(Mon) 10時半頃

【人】 七星拳 ナツミ

――学校――

[登校すればそこはとても懐かしい空間で
疎遠になってしまった友達たちもたくさんいて
それから――なにより、こころが笑っていた。]

 こころ、もしよければね、えっとね。
 今日泊まりたいな。いいかな。

[お泊り会はときどきしていたけれど
当日にいきなり言い出すことは少なくて
こころは不思議そうな顔をする。]

 それから、明日は一緒にいたいな。
 ずっと家でもいいんだけど、とにかく
 こころと一緒にいたいの!

[こころがいなくなっちゃう未来を回避したいの
とはさすがに言えなくて言葉を選ぶと
こころはうーん、と首をひねる。]

(10) 2019/11/04(Mon) 10時半頃

【人】 七星拳 ナツミ

[さすがに怪しいかな、おかしいかな。
ドキドキしながら返事を待っていると
こころの中で決着がついたのか
そーね、と頷いて了承してくれる。]

 ほんとに!? よかったぁ〜。
 え、条件? 明日一緒にモールへいく?

[……正直、ショッピングモールは
せめて明日だけは近づきたくなかったんだけど。
大和も一緒に行くからと言われて
三人なら大丈夫かなって思って了承した。

 ……あの日からずっと、
 大和とうまく話せてないから
 もう一度ちゃんと笑っている姿をみたくて。**]

(11) 2019/11/04(Mon) 10時半頃

七星拳 ナツミは、メモを貼った。

2019/11/04(Mon) 11時頃


【独】 七星拳 ナツミ

/*
現実では考えられない不思議な出来事が自分の身に起きた私は…83(0..100)x1

(-2) 2019/11/04(Mon) 11時半頃

【独】 七星拳 ナツミ

/*
SANチェック失敗、-1でSAN44でーす

幸先いいなwwいいな??ww

(-3) 2019/11/04(Mon) 11時半頃

【人】 七星拳 ナツミ

[こころが体調を気づかってくれたのは
私が嘘ついたこともあるのだろうけど
玄関先でわんわん泣いたせいもあると思う。

真っ赤になった目はもう冷えたし>>33
ちょっと腫れてるけど大丈夫。

平気だよって笑えばこころは何も聞かず
道場まで手を繋ぎたがった私に
やっぱり何にも言わなかった。

私は昔から単純で隠し事なんてできないから
こころは私の「平気」嘘と分かってるんだよね。
でも何も聞かないでいてくれる。
こころのそういうところも、だいすきだよ。]

(53) 2019/11/04(Mon) 21時頃

【人】 七星拳 ナツミ

――夕方・道場――

[道場は少し、新しく見えた。
それは七年後の道場を私が知っているせい。

隣にいる心の手をぎゅっと握れば
ちゃんと握り返してくれる。

忘れていた手の温度すら懐かしんでいれば
早く着替えてきなさいと言われてしまう。

大丈夫、ずっとここに居れば何もないはず。
そう思っていても放しにくくて
もうちょっと、と甘えていれば
ガサガサ足音がして誰かが――]

 ……っ

[僅かに肩をこわばらせたけど
――ああ、なんだ、大和だ。]

(54) 2019/11/04(Mon) 21時頃

【人】 七星拳 ナツミ

 ふふ、大丈夫だよ。

[緊張が解けてふわふわ笑ってしまったから
大丈夫だなって思ってもらえたかな。>>35]

 朝はごめんねー。
 ちょっと嫌な夢見ちゃったの。

[ああ、どうやって大和と話していたっけ。
最後にちゃんと会話をしたのは
大学に入学する彼を見送ったとき。>>0:250

とっくに私の背を追い抜いて
顔立ちも大人に近づいていた大和。
さっき、式場で会った時は
もう完全に大人の人になっていた。]

(55) 2019/11/04(Mon) 21時頃

【人】 七星拳 ナツミ

[記憶のままでよかったこころとは違って
大和はこれまでの経験が邪魔をして
どう接したらいいか混乱しちゃう。]

 えっと……組み手、する?
 今日ね、家に泊めてもらうから
 あんまり遅くならないほうがいいと思って。

[早めに切り上げて暗くなる前に帰りたくて
二人でさくさく進められそうなものを提案した。]

(56) 2019/11/04(Mon) 21時頃

【人】 七星拳 ナツミ

[こころがちゃんと傍で見ているのを確認して
一つ、ゆっくり呼吸をした。

大和は道場に来なくなってしまっても
私はずっと通い続けていた。
いつか必要になるかもしれないから。
――もしこころが見つかったら
こんどこそ、私が、守ろうって。]

 いくよ!

[あの日――勝敗はどうだったっけ。

私はこちらへ向かってきた大和の腕を取り
そのまま身を沈めて彼の重心をずらす。
ターンッ! と大きな音をたてて
大和を床にたたきつけた。]

(57) 2019/11/04(Mon) 21時頃

【人】 七星拳 ナツミ

[ここ半年はあまり練習できていなかったけど
どうやら腕は鈍ってなかったみたい。

大和はうまく受け身をとれたかな。
未だ床に転がっていれば
手を差し伸べて立ち上がるのを助ける。]

 大和、強かったんだねー!
 まだ前に出るのがはやすぎるけど。

[そうだ、このころ負けることが増えたんだ。
強くなったんだなあって
嬉しくなったのをやっと思い出した。

思いだせたのが嬉しくて、懐かしくて、
じんわり浮かんだ涙を掌でこすった。]

(58) 2019/11/04(Mon) 21時頃

【人】 七星拳 ナツミ

[練習を終えて道場を出てから
こころの手を握って二人の家へと向かおう。]

 ごめんね、待たせたから冷たいね。
 私と大和は動いてきたばかりだから
 あったかいってのもあるけど!

[近くにいた大和の手を握ろうと手を伸ばし
でも、握る前にためらってしまう。
いいんだっけ。
大和の手は、握っていいんだっけ。

迷っている間に大和は私の荷物をとって
すたすた先に行ってしまった。]

(59) 2019/11/04(Mon) 21時頃

【人】 七星拳 ナツミ

[空っぽの私の手を見て
こころが、握らなかったの? と聞いた。]

 ……う、うん。なんか。
 私に握られるのは嫌かな、とか。

[そんなわけないでしょ、というこころは
なんだか楽しそうに見えるんだけど。]

 ――……だって、

[もうずっとまともに話せていなくて
メールにだって返信できなかったんだよ。
私はこころの分までお姉ちゃんでいようって
そう思っていたんだけどね。

……大和のこと、ぜんぜんわからないんだ。*]

(60) 2019/11/04(Mon) 21時頃

【人】 七星拳 ナツミ

――七星家――

[泊まりの荷物を持って
お母さんには適当に理由を説明して
申し訳ないからちょっとお土産を、と
クッキーの詰め合わせを用意するのを待つ間。

あのオルゴールをくれた男の人が
――たった二日 >>1
そう言っていたのを思い出していた。

二日、二日だ。つまり今日と、明日。
勝負はきっと明日だと思うし
明日何も起きなければ……その時は
ちゃんとこころに気をつけるように話そい。

でも今は、こころの顔を曇らせたくない。
このきらきらした毎日が
壊れやすいものだと知ってしまったから。]

(75) 2019/11/04(Mon) 22時半頃

【人】 七星拳 ナツミ

[お土産を受け取ってから廊下に出れば
こころが大和の頭を撫でていた。>>72

そうそう、こんな光景はよくみてて
大和が恥ずかしそうに嫌がるのも
ほんとうに、よく、みてて。

七年前、明日、私がもっと
何かできていれば、二人はこうやって]

 ……ぁ、

[じわり目の奥が熱くなったと思ったら
ぽたぽた廊下に水の粒が落ちてしまう。
慌てて顔をこすったけれども
きっと二人には気がつかれてしまっただろうな。]

(76) 2019/11/04(Mon) 22時半頃

【人】 七星拳 ナツミ

 待たせてごめんねっ!
 こころの好きなナッツクッキーあるから
 夜に一緒に食べよ!

[太っちゃうってこころはよく言ってたけど
美味しそうに食べるのをまた見たいよ。

何でもないように笑った私に
こころは目を細めたけれども
やっぱり何にも言わなくて。

大和が何か言うか何か言いたげにしてても
私は視線を逸らすだけだったし
帰り道も、上手く大和と話すことができなかった。]

(77) 2019/11/04(Mon) 22時半頃

【人】 七星拳 ナツミ

――音無家――

[お邪魔します、と言いながら玄関に入れば
美味しそうな匂いが漂ってくる。
音無のおばさんは料理上手なんだよね〜。
その料理を食べるのも、七年ぶり、だけど。

こころの部屋に荷物を置かせてもらっていると
今日はどうしたのって聞かれたけれど
夢見が悪かっただけだよって返す。

 「言いたくないならいいんだけど。
  大和を避けるのはやめてあげたら」

えっ、ってこころのほうを向いたら
腰に手を当ててこちらを見ていた。
……お、怒ってる、のかな?]

(78) 2019/11/04(Mon) 22時半頃

【人】 七星拳 ナツミ

[避けてるつもりはなかったし
――いや、うん、ないといえば嘘かな……。

上手く説明できないし
説明しようとすればどうしても事件の話になるし
困ってあわあわしている私を見て
こころは手を降ろして頭をなでてくれた。]

 ごめん――大和が悪いわけじゃ、なくて

[大和から距離をとられてしまってから
弟みたいに思って、近しいつもりだったのに
式で会ったときだってかける言葉も出てこなくて]

 私、大和のことあんまりわかってないのかなって
 そう思ったら、接し方わかんなくなっちゃったの。

[ぼそぼそと、それだけ白状すれば
こころはにっこりと笑って
それじゃあパジャマパーティだね!と言った。*]

(79) 2019/11/04(Mon) 22時半頃

【独】 七星拳 ナツミ

/*
かっっっっっっわいいな!!!! >>83

なにこれかわいいな
ミタシュかわいすぎでは
どうして私はここにいないのかモブになりたい

(-8) 2019/11/04(Mon) 23時頃

【独】 七星拳 ナツミ

/*
1.水色 2.白 3.ピンク 2
1.フード 2.ヘアバンド 2

(-12) 2019/11/04(Mon) 23時頃

【人】 七星拳 ナツミ

[夕食はおばさんも話してくれたし
私から大和に話しかけなくっても
会話は途切れることなく続いていく。

ときどき大和の様子をうかがうと
何度か目が合って慌ててそらしてしまう。>>88
ううう、嫌な思いさせてないといいな。
大和のせいじゃないんだよぅ。

そんな夕食を何とか終えて
デザートを出すためおばさんとこころが席を立ち
うっかり二人になってしまった。]

(89) 2019/11/04(Mon) 23時半頃

【人】 七星拳 ナツミ

[……気まずい。
大和と気まずいなんて思ったこと
このころはなかったはずなのに〜!]

 あっ、あのね大和……!
 大和って何が好きかな!?

[こころに言われたことを思い出して
半分白くなった頭で
必死に話題を振ってみたのだけど
大和はなんて答えたかな。]

(90) 2019/11/04(Mon) 23時半頃

【人】 七星拳 ナツミ

――夕食・風呂後――

[ぎこちなさを自覚しつつも
交代でお風呂に入らせてもらう。
お客さんだから最初ね! って言われて
家から持ってきたパジャマを着る。

寒くなってきた季節だから
もこもこの白のパジャマに
おろした髪が前に落ちてこないよう
同じ色と素材のヘアバンド。

久しぶりだけど着慣れてもいるパジャマで
事件が起きていないかとか携帯で見ていたけど
まったく何にも見つからないまま
こころと大和が来るのを待っていた。]

(91) 2019/11/04(Mon) 23時半頃

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