267 【突発】Sanatorium,2880【RP村】
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[ 口のなかに入ったものを、 押し戻す其れも無いから、 伝うゆびさきに、 大人しく従う。
従順な こどものよう。 見た目は逆だっていうのに、酷く自然に。
そのあと、 だって 子離れを促す親のようだ! ───知らないけど。 ]
(200) is0716 2019/06/26(Wed) 00時頃
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ふふ、 おとなになるってなんだろね。 十年経ったところでどのくらい変わるのかな。
── 外に、 出られるようになってたら良いのに。
(201) is0716 2019/06/26(Wed) 00時頃
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[ それだから、 中途半端な"こども"は、 おとなってなぁに? なんて 質問さえしてしまって
同時に、 とおくのゆめをかたっていた。
遠くからでは、 きっと、 さくらの " しろ "は見分けられないだろう。]
(202) is0716 2019/06/26(Wed) 00時頃
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それこそ、 ほしに願わないといけないかなあ…
[ "ササ"というしょくぶつに、 願いを下げてみようか、 それとも もみの木にでも飾ってみようか。
─── 死に行くほしでなければ、抱えてはくれないか。
幾つか指折り数えてみるも、 くろいろの空を翔しる其ればかりが、 信じられる何かにも思えて、
手の内の、数枚欠けた真実の白を 人工日光に掲げた。**]
(203) is0716 2019/06/26(Wed) 00時頃
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/* しめ…しめとは…(しめろる苦手奴) 方向を さだめていきたい
明日ぼくがあまり夜更かしできないかもしれない…ぐう 夜は早いと思うので がんばる このコアよ……
(-90) is0716 2019/06/26(Wed) 00時頃
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/* 今かえってきた ので もう少ししたら 着席しますですー
(-91) is0716 2019/06/26(Wed) 21時頃
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[ ほしに 願うなら、 ]
──── え、 おれも?
[ 大分理解が遅れた反応をしつつ… 其れもまた、 或意味、"うつくしい"死への路かもしれない。
そんな理解を してしまって。 深く訪ねようにも、しらぎくは気紛れだから、
仰せのままに、 車椅子の背を押して、 静かな 温室に戻ろう。* ]
(210) is0716 2019/06/26(Wed) 22時半頃
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[ ■■■の咲く頃だ。 ]
(211) is0716 2019/06/26(Wed) 22時半頃
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[ 白と 黒と 灰と、 ──── 地味な世界だ。
このときばかりは、白衣という"色"の定まった服が、 とても有り難く感じる。
以前までの己の服は、凡てが派手な其で、 今となってはその色彩の濃淡さえ曖昧で、 感覚で選ぼうものなら、 とんでもない色を身に付けることになる。
─── まあ、 自分ではわからないので、 すれ違う目線から察する訳だが…
白衣は確実に白だからいい。隠せるし。]
(212) is0716 2019/06/26(Wed) 22時半頃
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[ 諸々の準備を整えた後、 いつもどおりに、 部屋を出る。
アルミのパウチを食堂までに絞りきり、 dustBOXに投げ入れ ───── ]
(213) is0716 2019/06/26(Wed) 22時半頃
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[ 毎日 ずぅっと 変わらない。 ]
(*25) is0716 2019/06/26(Wed) 22時半頃
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[ せんせいでありながら、 "外"の調査を封じられて久しく、
毎日の習慣はひとつも変わらない。
…其でも、 おとこはあんまり変化もなく、 何時だって口は可愛くないし、 何時だって顔には笑顔が貼り付いていて、
卒もなく、 過ごしていた。 ]
(214) is0716 2019/06/26(Wed) 22時半頃
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しらぎくさん ごはんだよー。
[ スープとパン、 すこしのたんぱく質。 ほとんど変わらない其れを、トレーにのせて、 苗床の扉を叩くのも、 何時だって一緒だ。
──── 時折、思い出したように、 真白の頬が感傷と共に痛む。
たった それだけ。 ]
(215) is0716 2019/06/26(Wed) 22時半頃
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/* ちょっとすっ飛ばして みた いろいろぶん投げてすまない…すまない…外に出られるかどうかまでは確定しなかったです… 次でしめたいこころもち。
(-93) is0716 2019/06/26(Wed) 22時半頃
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[ 何時気がついたのだったか、忘れてしまったけれど、
「 嫌い 」と 部屋を閉め出されるときは、 決まって、 何かが咲いた日だった。
女郎花と男郎花の揃った時、 しらぎくの二度目の春、 ───────
途端 また、 "いつか"のような、 虚無に基づいた衝動に駆られてしまって。
切り落とす舌がなくて良かった、と思う。 ]
(*28) is0716 2019/06/27(Thu) 00時半頃
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[ 何処かで、知っていたんだ。
( 死に時を探していて 死に場所を求めている。 )
───── そんなものじゃあない、もっとしちめんどうくさい、 "nameless"な欲求みたいなものを。]
(*29) is0716 2019/06/27(Thu) 00時半頃
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[ "気にかけて欲しい"? ──── それとも違う。
"殺して欲しい"? ──── きっと 違う。
何時かの感傷が響くとき、 現実に戻ってくるかのような、
確からしい "てごたえ"を 覚えていることだけは 確かだ。 ]
(*30) is0716 2019/06/27(Thu) 00時半頃
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[ トレーを 手に取り、 スープをひとりぶん 注ぎ入れ、
その間に くろいろが映したのは、 いろの欠片もわからない、 冷淡で 移り気な─── ]
(-97) is0716 2019/06/27(Thu) 00時半頃
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…そう、 ? たしかにちょっと、 さっき ほんのすこしだけ
鋏が欲しくなったんだ。
(225) is0716 2019/06/27(Thu) 00時半頃
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[ 否定もなく ちぃさな手のひらで、 柔い感傷の痕が 人肌にあたたまるのを、 とおくの だれか の感覚のように、
くろいろが 空虚を 覗き、 ]
(226) is0716 2019/06/27(Thu) 00時半頃
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( 嗚呼、 確かにおんなじ色をしている! )
(227) is0716 2019/06/27(Thu) 00時半頃
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[ 鈍くとも、 幾ら無責任なおとこであっても、 夢の先をねがったことも、 ほしの下で語りもした其れを、
すこぅしだけ くろいろをさげて、 …ほんのすこし の 本当の、 安堵と悔悛とを混ぜたよに、
バツの悪い わかものの顔で、 ひとつ ひとつ 頷きつ。 ]
(228) is0716 2019/06/27(Thu) 00時半頃
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──── 今度の空には、
別のお願いをしないと。
[ なにがいいかな。 いわいとも、のろい ともつかない 中途半端な奴だから、 "次"の 星降る夜を願うよに、 プレゼントに迷うこどものように。
…然して、
また すこしの てごたえ みたいなものを "いきている" 地面の確認みたいなものを
黒と 白との ちぃさな姿より、 受け取っている。 ]
(229) is0716 2019/06/27(Thu) 00時半頃
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そのまえに、 ──────
(230) is0716 2019/06/27(Thu) 00時半頃
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いっしょに お花見しようよ、 "ミサさん"
(-98) is0716 2019/06/27(Thu) 00時半頃
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おれの育てたあじさいが、 ほんとうに 綺麗なのか、…何色か、 ──── あなたにちゃんと 見て欲しいんだ。
(231) is0716 2019/06/27(Thu) 00時半頃
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[ 勿論、 ごはんをたべたあとね? お気に召したらしいスープを、 silverになみなみ用意しつつ、
ほんのすこし色を取り戻した、 人肌の頬を 無器用につっていた!]
(232) is0716 2019/06/27(Thu) 00時半頃
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[ 窓の外のさくらは あと 何年か後。
─── その時も "きっと、"いっしょに 点々と しろいろを溢す その眞下から、 歓声を上げる世界であれ!
罅割ればかりの 世の中を 漸く繋ぎ止めたいのちふたつ、 "うつくしい"蒼い夜明けを 眺むまで、**]
(-99) is0716 2019/06/27(Thu) 00時半頃
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/*
「 舌を噛みきるのだけは死にかたとしておすすめしないからね! 」←ろーるにいれようとしたけど入らなかった供養
〆が ドヘタ 遅くなってごめんです…はとさん…… 〆みたいんですが 明日のあさがあれそれなのでまた!!!あした!!!おやすみですm(_ _)m
(-100) is0716 2019/06/27(Thu) 00時半頃
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/* むらたてさま
すてきな世界観ほんとうにありがとうございました。 楽しく遊ばせていただきました!おふたりとも言葉選びが素敵で学ばせていただいておりました… 何処かでお会いいたしましたら、またよろしくおねがいいたします! いずでした!(ぺこり)
(-101) is0716 2019/06/27(Thu) 00時半頃
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