267 【突発】Sanatorium,2880【RP村】
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「 なんて可哀想ないのちなんだろう! 」
[ なにもないよな うすら笑み。 また 俯いてしまった あたま を また 小さく撫でた。]
(15) 2019/06/10(Mon) 10時半頃
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ひどいなあ、そんなことないさ。 はなみずきは いぬのき だからね。
[ さらっ と、 話してみたところで、
──── かんじゃさまの病状にかかわることは、 と
くどくど言われたいわけではないから うすいくちびるは chuck! ]
(16) 2019/06/10(Mon) 10時半頃
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──── しらぎく の意味は調べとくよ。
[ …何故だか かえる 気にはならなくて、 意味を見いだしてやろう と叩いた。
( 一輪のしらぎくの 登場シーンはなんだッけ。 )
・・・ しだをふたり 愛でる趣味はなかったから。* ]
(17) 2019/06/10(Mon) 10時半頃
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しょくぶつがそだつには、 みっつのようそがひつようです。
にっこう すいぶん ──── ひりょう。
にんげんだって たべなければ■んでしまいます………
(32) 2019/06/10(Mon) 23時半頃
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[ 絞りきった容器をdustBOXに投げ入れ、 幼児教育用だろう しょくぶつのきほん をたたむ。 人工日光の下、 白のベンチの上。
ほんは よごさないようにしましょう。 此の決まり文句だって幼児教育だ。 たぶん。 知らないけど。
味の無い其れを落としたところで、 微かに濡れるばかりだろう。]
(33) 2019/06/10(Mon) 23時半頃
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[ 今の世の中 たべなくても生きていける。 ……たべるという動作の定義をどう取るか、であって。 固形物を食み、味わい、飲み込むことを食事というなら
しょくじ からは 遠ざかって久しい。 土に肥料を刺しているようなものだ。 否、 ──── 肥料に 味はあるんだろうか。 もし おいしい ものならば、 おれはしょくぶつにもなれないかもしれない。 ]
(34) 2019/06/10(Mon) 23時半頃
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[ 胸元の端末が 某かを報せるを まるきり無視してしまって、
派手な私服を白衣で隠し、 しろばらのアーチを 突っ切って行く。
( しょくぶつさんたちのざわめきには、 わずかに うすら笑みを向けるのみで、)
可哀想なクリスマスローズ。 君は今日も俯いてるのかい? ]
(35) 2019/06/10(Mon) 23時半頃
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しょくぶつが せいちょうするには、 みっつの えいようがひつようといわれます。
ひりょうには みっつが ばらんすよくはいっています……
(36) 2019/06/10(Mon) 23時半頃
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[ 珍しい姿を見た。
中庭の扉の向こう、 廊下側に 真白の姿。 …自分だって真白だ。 日の下に在る白衣は、益々白々と。
下がる日傘に、興味のような 揶揄のような からかうような色を隠さず、碧に乗せ、 硝子越し、 くちびるだけで、 ]
べんきょうでも するの。
[ 短い舌が 空を叩く。 ]
(37) 2019/06/10(Mon) 23時半頃
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[ すこぅし間違えば、 地面を突いた華奢な日傘が、 硝子を強打していたとは… 否、考えていたかも。
己が うざい 性質なのは、昔から聞かされている。 唯、 空虚なだけなのだけれど。 ]
(53) 2019/06/11(Tue) 18時半頃
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──── 星に?
[ 其れが、 けして比喩ではなかったこと 手っ取り早く知るには、 震える端末を起動し、 たたみかけるメッセージの波に逆らう必要があった。 …其処まで思いも至らなかったし、
Angelina ごめんね、 可愛い アリウム、 君の いきざまに あんまり興味がなかったんだ。 きっと真面目に研究しているせんせいたちは まさに今、 星の砂となった君の体に、 体温計を突き刺してみたりして ───────
そうだ、もし良かったら教えてほしい。 肥料がおいしいものなのかどうか。 ]
(54) 2019/06/11(Tue) 18時半頃
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[ 枯れてしまった花なんて、 千切ってしまえば それまで。 ]
(55) 2019/06/11(Tue) 18時半頃
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[ 彼ら彼女らの■にざまが 多岐に渡る以上、 どうにも余命と言う奴は 正しくわからないようで、
唯、 きっとなにかが切れたときなんだと思う。 たべるだけじゃあない なにか。 のむだけじゃあない ── なにか。
彼女の願いは砂のなかに畳まれて、 眠るようにちらちらと、]
(56) 2019/06/11(Tue) 18時半頃
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・・ ───── きみは しょくぶつさんだもんね。
(-11) 2019/06/11(Tue) 18時半頃
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[ …多岐にわたる ■きざまと、 多岐にわたる ■にざまと、
言われてしまえば納得さえある。…なんて。
この男がすこぅしくらいひとのこころがあって、 慮るような あたまがあったなら、
呪いなど、 落とさなかったろうに。]
(57) 2019/06/11(Tue) 18時半頃
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でも、 じゃあ、
にんげんって 随分あいまいないきものだな。
[ 二足歩行なだけじゃにんげんじゃないのかな。
猿とにんげんの境を思うような、 此れだって何処か、 こどもじみた問い掛けで。**]
(58) 2019/06/11(Tue) 18時半頃
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[ 身の回りには なにか を切らして、 にんげんじゃあないみたいに 散って行った、
───── そんなのは 沢山居たと言うのに
何故だか この身は未だにんげんをしていて、 わたしたち の なかに入れさえせず、
にんげんじゃあなくて にんげんじゃあないものでもない、 その間って 何なのでしょーね。]
(66) 2019/06/11(Tue) 23時頃
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[ ───── しょくぶつさん には分からないってさ。]
(*3) 2019/06/11(Tue) 23時頃
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[ ひさしぶりに言われた、なんて せんせいって言葉からは真逆にも位置しよう言葉に ゆぅるり 笑み、 ( 何時だって貼り付いたよに変わらないから、 )
はぁい、 かるぅい返事をしつ 入れ替わり コップ一杯のおつかい。 ]
(67) 2019/06/11(Tue) 23時頃
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[ 研究室まで戻ってみれば、嗚呼 流石の喧噪。 お前は、 と 口を開いた先輩方に、
「 仕事がありますんでー 」
とばかり 紫色の光の下からコップを取り出せば、 冷えた視線のみが背中に刺さるだけ。
──── 嗚呼、 たいへん面倒くさい、 な。
どう足掻いても ひとひとりのいのちが散ったとき、 こうも無関心であるせんせいの方がおかしいらしいが、
でも、そう こうは思う。 その何かだった砂が ■きているなら教えて。 それじゃなきゃあ かんかつがいってヤツだから。*]
(68) 2019/06/11(Tue) 23時頃
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[ きれいなみず 一杯。 ひとつとってもこの世界では結構なものだ。
それでも、このsanatoriumの中のみずは、 ぜんぶがぜんぶ、 うつくしいみずで
中庭のしょくぶつに与えられているものも、 例外じゃあない。 ちからの足りないにんげんよりも、ずぅっと厚待遇だ。
しょくぶつにとって良いものかは知らないけど。 案外、 あじけない、 とか思ってるのかもしれない。 ……あじなんて欠片もわからないが。 ]
(69) 2019/06/11(Tue) 23時頃
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[ とうめいいろに満たされた コップひとつが 花の下に差し入れられる。
美しく咲いている。其れだけで良い。
枯れるまで、は。]
(70) 2019/06/11(Tue) 23時頃
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「 やあ、 アイリスさん、 今日も光合成? 」
[ 通り過ぐしろいろの貴女に、 おしごとのこえかけ。
──── 彼女はまた、「 珍しいわね。 」と 語った。]
(77) 2019/06/12(Wed) 01時頃
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[ かのじょ の なまえは それでよかったんだっけ。 ]
(*6) 2019/06/12(Wed) 01時頃
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[ しょくぶつとにんげんの境も、 そろそろ 良くわからなくなっている。*]
(78) 2019/06/12(Wed) 01時頃
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[ 特に 声をかけることもなく、 とうめいいろを 差し入れていた。 くろいろが 碧と出会うまで そのまま。
白と 緑と 黒の景色。
いつも以上の声もないし、 温度のない視線もない。
確かに人工的な白に囲まれていて、 風ひとつの自然もないのに、 一時 場所を忘れるような ]
(79) 2019/06/12(Wed) 01時頃
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・・・ じゃあ、 あなたは だれ?
(-13) 2019/06/12(Wed) 01時頃
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[ しらぎくさん、 と 呼び掛ける言葉を のどおくで止められ 吸気の間を持ち、
殆ど つぶやくような だれに向けられたかもわからないような 空気に消えていく 其れを 追うように碧は揺れ、
──── 緩慢に瞬いた後、 ]
(80) 2019/06/12(Wed) 01時頃
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── 洋菊はあるけど、 ほんとは 茎の太いスッとした菊が 欲しいよね。 ポンポンみたいのもかわいい ───……
[ 反らすよに、アーチの向こうを示し、 地面近くに密集するしろの花たちを 菊 と 呼ぶが、 茎から 根まで 一本で立ち、 半円にこんもりと咲き開いた そのイメージとは すこぅしばかり異なるようで。
あんな仲良しが居る花なら良かったのに。 ───── 誰の話でも ないさ。**]
(81) 2019/06/12(Wed) 01時頃
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[ アーチの向こうに散らばる其れ等は、 何事もないよに にんげんの齎す風に揺れている。 ちぃさな花を寄せ集め おんなじみたいに
揃いの しろいろ。
なかまはずれなんてひとつもない。 ]
(99) 2019/06/12(Wed) 16時頃
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