263 ― 地球からの手紙 ―
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きみは自らの正体を知った。さあ、村人なら敵である人狼を退治しよう。人狼なら……狡猾に振る舞って人間たちを確実に仕留めていくのだ。
どうやらこの中には、村人が11人、人狼が1人いるようだ。
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……あの、わたし。この騒ぎが落ち着いたら此処を出たいんです。 幼馴染から手紙が来たの。お金を貯めたから、遠くで一緒に暮らそうって。
(0) 2019/04/18(Thu) 00時頃
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[神の使いとも呼ばれる存在は、 忙しなく走っていた。 短い脚を必死に動かして、 まぶたのない、まんまるな目を太陽に向けて。
ソランジュ[[who]]に届けられる手紙とか、]
(1) 2019/04/18(Thu) 00時頃
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[――D.バルベルデ[[who]]の綴る言葉を、 間違いなく届けようと]
(2) 2019/04/18(Thu) 00時頃
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[勿論、この赤い生き物(動く有機物であることに間違いはない)が実際に手紙を届けているかというと、
―――そうでもあり、違うともいえる。
魔法とも呼ばれる機構の理由。 電波の渋滞を交通整理して、 あとはもう、わからないものをわからないまま。 こうあるべき、という意思に従うまま]
(3) 2019/04/18(Thu) 00時半頃
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―水底の館―
[届いた郵便物を確かめる。 事務的なもの。友誼のやりとり。 中に一通、見慣れぬ筆跡のものがあった]
うん?
[悪いものには全く見えなかったから、いささか心弾ませながら封を開ける。 目を通しながら、表情が和むのを自覚する。
が、最後まで読み終えると、視線を泳がせながら触角を揺らした]
ううん。難しい問いだね。
[しばし考えてから、ペンをとる*]
(4) 2019/04/18(Thu) 00時半頃
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[さてわたしがことばというものを りかいするにいたったいきさつをおはなしするまえに。 わたしの住まいのおはなしをいたしましょうか。
話す相手のいない言葉を思い浮かべながら ちいさな手足をえっちらおっちら動かして じわじわとほんの僅かな距離を移動する。]
(5) 2019/04/18(Thu) 02時半頃
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[”移動する水場”などとよばれているらしいのです。 わたしは誰かの水場であったらしい!すばらしいですね! ぐたいてきに何がどういった風にすばらしいかを ことばにするのはむずかしいのですが。
今はほんのちいさな水溜まり程度の泉は 太陽が昇ったり沈んだりするみたいな速度でのんびりと 少しずつ居場所とかたちを変えてゆく。
本当の水溜まりを取り込んでは僅かに広がり 足跡みたいに水跡を点々と残しては 一見分からないくらいずつ縮んだり 雨が続くと池のように広がったりもするし 水が干上がって地上から一見姿を消すこともある。
その泉が日々移ろうことを 気にしている誰かがいるのかはわからない]
(6) 2019/04/18(Thu) 03時頃
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[地上、といううえのほうには ばしょになまえがあるらしいのです。
ばしょになまえがあるのならばと わたしはわたしになまえをつけました。
そう!なまえとは、つけるものなのです! そして!よぶものなのです!
よびなとはあだなというやつなのです。 なまえとはちがうのです。 よびながあってなまえがないのはとてもあれです! よくわかりませんがあれなのです!
……すっきりするのはんたいのやつはなんでしたっけ?
あ、そうそう。 そうでした、きもちがわるいのです!]
(7) 2019/04/18(Thu) 03時半頃
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[わたしはわたしを『██████』と なづけてよぶことにしました。 もじというきごうにあらわすならば 「ンゴティエク」とかきます。たぶん。きっと。
いま地上のどの辺のなまえのところに わたしがいるのかを、あるのかを、 わたしがしることはありません。
泉の底にわたしがいることを ちじょうのだれもしらないかもしれません。
だってあったことがないのです。たぶん。
だれかがこの泉にしずむなんて、きけんはけっして いまのところ、たぶん、いちども無いのです。
はるかむかしはあったでしょうか? ちょっとおぼえていないですね!]
(8) 2019/04/18(Thu) 03時半頃
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[のったりと頭を上げて、澄んだ水の満ちた空間を仰ぐ。 壺を内から見上げるような空間の水底にぽつんと 微かに零れ落ちてくる淡い太陽の光に きらきらと虹色の鱗を光らせて。
だれかにこのなをよばれてみたいものです。 りっぱななまえだとほめてほしい。
そう、わたしはこどくというやつを ついにしってしまったのです。 それをわたしは、ことばからしりました。]
(9) 2019/04/18(Thu) 03時半頃
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あっ
[さくらのはぱに おてまるをかいていました。 そのとき びゅわわ かぜがふいて なにかもふもふの きばのあるだいだいいろが けとぅーとうのめのまえを かけぬけていきました。 そしたら けとうとーぅのおてまる なくなてました。 うまくかけたか みてもらおうとおもてましたのに きっとへんてこなままのおてまるが どこかにいてしまいました。 どこにいたのか けとうーとーぅにはわかりません。]
(10) 2019/04/18(Thu) 04時頃
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[かわりに けとぅとーのあしもとに くもみたいないろの しかくいなにかがおちていました。 かどはみりょくてきか けとぅーとうにはわからないけど ぴかぴか そのしかくにかいてあるもようは うちう みたいにひかてました。]
おとしもの? もよう、は もじ?かな?
[ぴかぴかのもようは もじかもおもて そしたらこのしかくは だいだいもふもふのおとしものかもです。 なんてかいてあるのか けとーぅとうはわからないので もじよめるおとなに きいてみることにしました。]
(11) 2019/04/18(Thu) 04時頃
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[おとなに みてもらて おはなししてもらいました。 けとぅとーのところには ないもののことがかかねていて おとなたちたくさんあつまても なんのことかわからないとこもありました。]
き か い、 なんだろな。
[たくさんのせんが ぐしゃぐしゃなてるもじいぱいで おとなはそねを きかい よんでました。 でも きかい なんなのかおとなもわからなくて もじも きかいも むずかしなておもいます。
けどさいごに おへんじください てあったよて おとながおしえてくねたので けとぅとーは このしかくいのに おへんじかこうとおもてます。]**
(12) 2019/04/18(Thu) 04時頃
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[わたしはちじょうからおちてくるさまざまなものを たべて、いきているのです。 そう、わたしはある日ことばをたべてしまったのです。 むしゃむしゃごくん、と。
ある日のそれは本というものでした。
……つづく。
なんちゃって。
飽きてきた独白をちょっとした冗談で締め括る頃 ちょうど落ちてきた「ことば」があった。
風に飛ばされてきて、水溜まりサイズの泉の上に べチャリと落ちたそれは所謂 ダイレクトメールというやつだった。]
(13) 2019/04/18(Thu) 05時半頃
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[ゆっくりと浅い水底に沈んだ葉書の形の輪郭が 波紋に邪魔され曖昧にぼやける、一瞬。
どろりと溶けて、融けて、水底に流れ込む。 原型を失ったそれはきらきらと、 光の粒子のようなものにかわっていた。
ふむ、ふむ…… きせつにいちどの、じゅっぱーせんとおふ、ですか。 なるほどなるほど。……なるほど? じつに、きょうみぶかい。
もぐもぐ口らしき場所を動かして きらきら輝く手紙だったものを吸い込む。 咀嚼し、濾過して、取り込んで、 辺りは澄んだ水へと次第に戻って行く。]
(14) 2019/04/18(Thu) 05時半頃
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[ふぅ……と上へと吐き出せば 地上では波紋の揺らめきが消えた水溜まりに 一見、何も変わらない葉書が沈んでいた。
光をきらきら反射する水の波に隠された一瞬 どこかへと消えていただなんて 誰にも気付かせることの無い佇まいで。 ゆっくりと移動する泉に取り残されて またどこかへと飛ばされてゆくのだろう。
何も変わらないようでほんの少しだけ色褪せた葉書の 片隅に「この機会に是非!」なんてそれらしい文面が ひっそり書き足されていることに気付くひとが もはやゴミと化したそれを拾う偶然が起きる奇跡に 期待しているわけでもなくちょっとした遊び心だ。
遅れて飛ばされてきた桜色の花弁だった粒子を もぐもぐして濾過しながら 誰宛でもないささやかな悪戯に 顔らしき場所をちょっぴり歪めてほくそ笑んだ。]
(15) 2019/04/18(Thu) 05時半頃
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― 猫の事務所 ―
ふむ……、誰でもいいから、と言われるとあまりり考えつかんな……
[日報を書いているだけでは語彙が偏ってしまう。 誰かと文字でコミュニーケーションしてみるといい、通信費はこちらで持つから。と担当者に言われたものの。 猫は自分の事務所で一匹、前足を組んで唸っていた。目の前には、借り受けたたいぷにゃいたー。 近所の猫はこんなハイスペックな装置を持っていないのだから、必然、相手は見知らぬ者となる。 一体何から書けばいいものか……]
しかしこれも仕事だ。 やれるだけやってみるか。
[猫は箱の前に座り、前足をそっと出した。]
(16) 2019/04/18(Thu) 12時頃
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[ぽん、と短い文面を書き終え、小さく頷く。 相手が分からぬ者に言葉を送るというのは、不思議な高揚感があるものだ。これは案外楽しいかもしれない。
それならば、と尻尾をぴんと立たせて立ち上がった。 手紙ならばそれなりの封筒も必要だろう。 近所の雑貨屋には気の利いた物も置いてある筈だ。
ぴょんと机から飛び降りると、お気に入りの小さな帽子を頭に乗せて外出することにした。
尻尾で入り口にある「在室」の札を「外出中」へひっくり返す音だけを残し、屋根伝いに雑貨屋を目指す。]*
(17) 2019/04/18(Thu) 12時頃
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[空を見上げて、小さく息をつきます。 そこにはただただ大きな緑が広がっています。 空にぽっかり浮かんでいる光の玉は 「太陽」という名前だということを ふーさんは少女たちに教えてくれました。
少女たちより倍くらい背丈のあるその人のこと 姿かたちのすこしだけちがう、ふーさんのこと。 疑問に思う仲間たちも昔はいたそうです でもいまは、そうは思いません。 だって、ふーさんは、ふーさんですから。 ]
(18) 2019/04/18(Thu) 18時頃
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[出したお手紙は誰かに届いたのでしょうか。 ぶらぶらと足を揺らしながら空を見上げます。 何かが届く気配はありません。 いつもと変わらない、少女たちの、空。
大きな大きな世界の中の 少女の住むちいさなちいさなちいさな世界。
「ここは平和だね。」 ふーさんが噛みしめるようにそう言いました]**
(19) 2019/04/18(Thu) 18時頃
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[散歩から戻れば、通いの家政婦は、お手紙が届いてますよとテーブルの上を指差した。
青と緑の封筒や、小花とレースの封筒、白い封筒などは確かに手紙だろうが。 やけに小さく畳まれた紙も、手紙と言えるのだろうか。
首を傾げるイワノフに、家政婦は言う。 旦那さん、犬を飼いましたか、と。]
犬? いいや、ペットは飼ってないよ。
[オレンジの妙な犬っころがうろうろしてんたんですよ、野良が入って来てたのかしら、と彼女は言った。 街の中に野良犬なんて珍しいなと思いながら、手紙の差出人を眺め、破顔した。]
(20) 2019/04/18(Thu) 18時半頃
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おや、領主殿からだ。
[懐かしいとその場でペーパーナイフも使わずに手紙を開封する。 読みながら、二階に向かう。
ご飯は作っておきましたから、と言う家政婦には肩越し、有り難うと手を振った。]
(21) 2019/04/18(Thu) 18時半頃
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[妻の部屋で、机に向かい、手紙を改めて読む。
厚手の便箋を撫でてその質感を楽しんだ。陸では――特に水辺が遠いここでは珍しい素材の便箋。 なるほど、手紙はこういう所でも楽しむものなのか。
妻との旅行で訪ねた際、水の民でもない自分たちを丁寧にもてなしてくれた領主殿の姿を思い出す。
水辺生まれの妻は大はしゃぎで、イワノフが勘弁してくれと言うまで遊びとおした。
あぁ、本当に、水の底の国が懐かしい。
小さく微笑んで、次の手紙を開封する。]
(22) 2019/04/18(Thu) 18時半頃
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おや。
[ひらりと封筒から何かが落ちた。 緑色の葉が一枚。一瞬作り物かと思ったほどの濃い緑だ。 掌に乗せて、つやつやとしたその色を眺める。この辺りでは一度も見た事のない植物。
葉を片手に、そのまま手紙を読んだ。
知らぬ誰かからの手紙。 こういうのが流行っているのだろうか。]
ふむ。
[ひとつ頷いて天井を見上げ、自分の住む土地を思う。 宇宙へ行く空港に隣接した、灰色の建物が並ぶ都市。居住区は多少緑があるものの、人工的に繁殖されたものが全てだ。
こう説明はできるが味気がない。もっと分かりやすく伝えられないものか。
やがて名案が思いついた。妻の遺した便箋と一緒にアレが入っていた。アレならば良い説明になるだろう。]
(23) 2019/04/18(Thu) 18時半頃
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[残りの二通。可愛らしい手紙の可愛らしい文字の、そして可愛らしい内容に思わず微笑んだ。 名乗りも実に可愛らしい。
早く大人になりたいと思う事はあっただろうかと、ふと自分の過去を思う。
幼い頃に宇宙船の乗組員になると決めてから、大人になるのはそのための手段でしかなかった。
恋の話は――]
難しいなぁ。
[この歳になっても、恋について話せと言われたら口ごもる。]
(24) 2019/04/18(Thu) 18時半頃
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[最後の一通、小さく折り畳まれた紙。あちらこちらが黒く塗り潰されたメモ帳。見知らぬ誰かの文字。
先ほどの二通も何処から来たかと不思議に思ったが、これはさらに不思議だ。 手紙ではなく何処かから紛れ込んできたものなのだろうか。
一瞬見失いかけた隅っこに、問い掛けを見つけ――]
うん。
[返事を書こうと決めた。]
(25) 2019/04/18(Thu) 18時半頃
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[妻の名前はエリザと言って、海辺の療養所の世話役だった。
幼い頃からの憧れの職業。大型宇宙船の乗組員となったイワノフは、たった数年でクビになった。立ち寄った星で貰った風土病で働けなくなったのだ。
病気にいいからと水辺に来たものの、ただふて腐れて毎日を過ごした。 そのイワノフを献身的に――]
……少々乱暴だったが、まぁ、あれも献身的でいいのか。
[昼まで寝ていたイワノフを叩き起こし、水辺に連れて行って散歩をさせ、宇宙の話を強請った。趣味は手芸で、実際器用だったが、それを知ったのはだいぶ後だった。
鬱陶しいが第一印象で、第二印象はよく笑う女だな、だった。 第三印象辺りからはよく覚えてない。
やがて彼女の声が聞こえないと物足りなさを覚え、傍にいるのが当たり前になって、病が癒えて仕事も得、都市に戻るのが決まった頃、求婚していた。
宇宙に行くのばかりを話す男を、彼女がどうして選んでくれたのかは分からない。]
(26) 2019/04/18(Thu) 18時半頃
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[妻の事を思い返す。
恋と言われれば迷う。 妻に対する感情が、恋だったのか、いまだ、分からない。
便箋を見詰めながら、じっと考えた。]
(27) 2019/04/18(Thu) 18時半頃
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