261 エイプリル・トフィーの融解点
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[ あれから、私、ひとりぼっち。
誰にも殺してもらえない。 誰にも愛してもらえない。
これから醜く老いて朽ちていくだけの 壊れそこなった硝子の花。]
(31) シュレッダー 2019/04/01(Mon) 17時半頃
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[ 結局、私を憎んでやまないあの女は ドアを開けてくれることはなくて 私はこのシェルターに移る今日まで 誠司さんのお墓の場所すら知らない。
墓に行って花や線香を墓前に手向けたとて 何にもならないのでしょうけれど。
彼が何を思って死んだか 私のことをどう思っていたのかなんて もうとっくに聞く術はないんだから。
聞きたかったの。 奥さんと私とどっちを選ぶつもりだったのか。
……ああ、彼の口から聞きたかった。 私を愛していると囁いたあの唇で 「遊びだったよ」って絞りだすの。]
(32) シュレッダー 2019/04/01(Mon) 17時半頃
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[ 私を選んでくれるなら 信じた愛が裏切られた妻と幼子を想って 胸を痛めて泣きましょう。
その気持ちが当の本人達には 未来永劫伝わらない哀しみも含めて。
なのに、本当にこんな結末ってない。
夜の闇に紛れるようにシェルターへと向かいながら 私は帽子の下に隠した顔を濡らして歩くの。]
(33) シュレッダー 2019/04/01(Mon) 17時半頃
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[ けれど不思議なものね。 私の近くでは私だけが シェルターに向かえるはずだったのに 着いてみればきっと想像してたよりも もっとたくさんの人がひしめき合うようにしているの。
助かった喜びの感情だけじゃない。 その顔たちが浮かべているのは 悲しい顔、疲れた顔、苦しい顔に、虚無。
一人一人に聞いてみたいわ。 一体何があったのか。
人の数だけ悲しい物語があって ここにいる人達の中で順風満帆な人はいないでしょう。]
(34) シュレッダー 2019/04/01(Mon) 18時頃
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[ けれど、私ほど中途半端な悲劇の人間はいないの。
壊されたかった硝子の花は、 地中奥深くで一人透き通った涙を零す。 頑丈なケースの中では 誰も望みをかなえてくれないでしょう。
硝子の花は嘆き続ける。 こんな酷い結末になってしまった、 私が一番可哀想、と。]*
(35) シュレッダー 2019/04/01(Mon) 18時頃
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