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きみは自らの正体を知った。さあ、村人なら敵である人狼を退治しよう。人狼なら……狡猾に振る舞って人間たちを確実に仕留めていくのだ。
どうやらこの中には、村人が11人、人狼が1人いるようだ。
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その調子よ…《人狼》。頼んだ通り、お願い… そして…最後に…呪いを…かける…
痙攣しながらも黒板まで這いずると、傷からあふれる血を塗り付け、文字を綴る。
これで、私の番は、おわり。 次は、…オマエダ…!
(0) 2018/10/15(Mon) 00時頃
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──文化祭当日──
その日も、空は晴れ渡っていた。
生徒たちの浮足立った声が校舎を満たしている。
装飾の施された校門、立ち並ぶ屋台。
あちこちで呼び込みの声が響き、
いつもと異なる装い、音、香り。
年に一度。一生に三度きりのお祭り。
空高く昇った太陽が、誰にも等しく光を注ぐ。
(#0) 2018/10/15(Mon) 00時頃
絡陽高校、平成最後の文化祭が始まる。
(#1) 2018/10/15(Mon) 00時頃
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時を同じくして、ふらりと校内を彷徨う影。 食べ物の香りにつられたかのように、 すんすんと鼻を動かしながら、四足歩行の獣が一匹。*
(1) 2018/10/15(Mon) 00時頃
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/* 村人なことに安心して俺は寝る
(-0) 2018/10/15(Mon) 00時頃
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[ 赤い、赤い、指の先。]
(2) 2018/10/15(Mon) 00時頃
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[ こんな日くらいいいじゃない。と、 私の手を取ったのは、昨夜の姉であった。
ネイリストを生業とする姉により、 日頃から丁寧に磨かれた桜色に、 上塗りされてゆく、深く、濃い、赤色。
季節感、と姉が言ったわりに、 その日は残暑を感じるほどの快晴であったが、 派手だと思ったその色に、然程違和感はなかった。
はみ出しも塗り残しもなく、 つるりとした光沢に覆われた深い赤。 その様を見守っていた妹が言う。]
(3) 2018/10/15(Mon) 00時頃
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「 魔女みたい 」
(4) 2018/10/15(Mon) 00時頃
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──現在/3年A組──
[ ぱらぱらと、台本を捲っていた。
最後に確認することなぞないが、 もとより舞台には立つことのない身。
衣装を合わせたり、メイクをしたりと、 忙しそうな役者たちと異なり、
機材や段取りの最終確認をしたりと、 忙しそうな裏方の担当者と異なり、
仕事を終えた身として、 過去の自分が綴った文字列を眺める。]
(5) 2018/10/15(Mon) 00時頃
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[ 役者陣のセリフの確認などを多少手伝い、 すぐに戻ると言って、教室を抜け出した。
足を向けたのは、当然のように部室であり、 昨日かけた鍵を、また自分の手で開く。]
(6) 2018/10/15(Mon) 00時頃
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『 高校生白書 』
(7) 2018/10/15(Mon) 00時頃
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──現在/文芸部室──
[ そう印字されただけの白い表紙。 お粗末な装丁、素人製本のその冊子は、 ほんの十冊ばかり、机の上に積まれている。
先日のインタビューでは、 今年は部誌を出さないと明言した。 だから、例年以上に来客は少ないだろう。
事実、部誌の名を冠することのないそれは、 同じく、作者の名をどこかに記すこともなく。
昨日出ていった際と同じ様子の室内。 それを確認し、ぱらぱらとその頁を捲る。]
(8) 2018/10/15(Mon) 00時頃
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[ 高校生白書。と題されたそれは、 短編集の形を取ったごく短い群像劇。
章毎に存在する主人公の持つ、 各々の思惑が、思いがけぬ形で交錯し、 登場人物の知らぬ内に、収束へ向かう。
──のではなく、 銘々のささやかな利己心が、 諦念が、嫉妬が、驕りが、……悪意が、 登場人物の知らぬ内に交錯し、 ドミノ倒しのように、彼らの足元を崩していく。
ただ、少しずつ、少しずつ、 絡めとられ、呼吸を奪われていく者の、 ほんのささやかな悪意にまつわる物語。]
(9) 2018/10/15(Mon) 00時頃
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[ 群像劇において、 物語の全貌を把握できるのは、 基本的に、作者と読者のみとなり、 それを人々は、神の視点と呼んだ。]
(10) 2018/10/15(Mon) 00時頃
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[ A、B、Cと振り分けられた、 投げやりな識別記号を持つ登場人物。
巻末に、ほんの小さな文字で記された一文。 『取材へのご協力、誠にありがとうございました』 それは、即ちこの部屋の持つ意義であり、
名さえ明かされず、その背景こそ、 悪意を以て装飾、脚色されているものの、 見るものが──、当人が、当事者が読めば分かる。 当人、或いは当事者だけが、きっと分かる。]
(11) 2018/10/15(Mon) 00時頃
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[ 恋と友情の板挟みに酔う女も、 万引き行為に中毒めいた執着を持つ男も、 部活の顧問からのセクハラに悩む部員も、 それを受け入れ、レギュラーの座についた部員も、 教員への盲目的な恋に傾倒する生徒も、 誰にでもヤらせてくれるらしい少女Aも、
私の選んだ、とっておきの患者たち。 私の欲を満たす、病気の子どもたち。 取材へのご協力、誠にありがとうございました。]
(12) 2018/10/15(Mon) 00時頃
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[ あなた達の人生なんて、私にとっては娯楽に過ぎない。]
(13) 2018/10/15(Mon) 00時頃
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[ これもまた、病的な何かを脳に住まわせた、 優等生の思い付き。御粗末な検証に過ぎない。
この行いが、何を呼ぶのか。何も呼ばないのか。 これを知ったとして、彼女らはどんな顔をするのか。 ただ、赴くまま。行き着く先が、破滅だとしても。 あと半年続く生活には、もう飽き飽きしているのだ。
只管に、他人の日常の一片に耳を傾けるのも、 はじめは愉快であったが、もうそれでは満たされない。
校舎の片隅。ひっそりと、宣伝もせず、 ただ、例年通りに装いだけはあつらえた文芸部室。 この不愛想な冊子を、手に取る者がいるのか、否か。
ただ、この脳の片隅に飼った悪意の赴くままに。]
(14) 2018/10/15(Mon) 00時頃
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[ みんな、病気だ。当然、私も。]
(15) 2018/10/15(Mon) 00時頃
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[ 満足げに、巻末の一文をなぞる赤い爪。]
(16) 2018/10/15(Mon) 00時頃
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[ どうして、あなた達は、そうも容易く、 他人に自分の話をしてしまうのだろう。
どうして、当然のように親切にしてもらえると、 無邪気に信じてしまうのだろう。人は悪意を抱くのに。]
(17) 2018/10/15(Mon) 00時頃
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[ 誰かがこの本を手に取るならば、 その顔を拝みたいと思い、鍵をかけようとして、 また、小さな思い付きでそれをやめた。
代わりに、扉に張り紙をする。
『 XX時まで不在 』
クラスの演劇が終われば、この部屋に居座るつもりで、 張り紙だけして、鍵のかかっていないドアを閉め、 黒江仄日は、再びクラスメートの元へと向かう。**]
(18) 2018/10/15(Mon) 00時頃
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― 回想・黒江先輩 ―
へえ。俺はどっちも好きだけどな。 人が多いのも、二人きりも。
[ ひとつの答えに対して、ひとつの答えを返す。 所詮お祭り体質、とでも言うのだろう。 生きてて気に入らない事は多々あれど、 本気で嫌いなものはたいして無い。 世の中は俺にとって好きなもので溢れていたし、 偏見や不条理や忍耐も、 しょうがねえと笑っちまえば気にならなかった。
促されるまま歩いて、途中の自販機でコーラを買う。>>0:801 やがて招かれた部屋は始めてはいる部室で、 本棚につめ込められた文芸部の文集は、 茶色く色あせたものから真新しいものまで見てとれる。 ]
へえ。文芸部ってこんななんだな。 会誌もちゃんと並べてる。あ、去年のあった。
(19) 2018/10/15(Mon) 00時頃
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[ 去年の部誌を勝手に取り、捲る。 目次に並ぶのは少ないタイトルと筆者とページ数。 その中に彼女の名前を見つけ、促されて席に座る。 脇に挟んでいたコーラを机に置けば、 紙コップがその横に置かれた。>>0:803 先ほど見つけた頁に指を挟んだまま、 再度問われた言葉>>0:804に、視線を向ける。 知りたいならセンパイの事を教えてくれと、 さっき、俺は言ったのにな? ]
……。
[ ちょっとした悪戯をと、口を開く。 まず一言口にしたのは彼女が寄稿した、 文章の第一行目だった。** ]
(20) 2018/10/15(Mon) 00時半頃
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/* 前夜祭中に振られるログ かいてたけど これ お付き合い続行してるほうが まどかちゃん おもしろい きがする(のーぷらん)
(-1) 2018/10/15(Mon) 00時半頃
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/* はい。赤は来ませんでした。 んー、どうしようかな。 追い詰めるだけのネタは詰めたし、 別に悪人顔してもいいんだけど。 っていうか、多分したほうがいいと思うんだけど。 わたしにできるかなー、がんばりたい気持ちはあるぞ!
(-2) 2018/10/15(Mon) 00時半頃
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