人狼議事


252 Aの落日

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【人】 公安部 カガ

― 回想・黒江先輩 ―

[ 興味がある人間のカタチ>>4に、
 俺の顔から軽薄な笑いが一瞬消える。
 頭の中に、あいさきくんが言ってたことが浮かぶ。 

        『ほどほどにしときなよ。>>0:439
 そう言う風に見えていたのか、と今更ながら知った。 ]

[ 憤ろうとして、諦めた。
 目の前に居るのは彼じゃない。別の人だ。
 八つ当たりをするなら当人がいい。別の誰かじゃダメだ。
 けれど彼女の目にもそう見えているんだろう。
 代わりにまた目を細め、性格悪い、と揶揄した。 ]

   顔の話じゃない。表情の話。
   ……ふうん?俺は好きだぜ。隣同士。
   その方が親しくなりやすい気がするから。

(102) 2018/10/17(Wed) 19時半頃

【人】 公安部 カガ

[ 隣り合って話すのは好きじゃ無い、は、>>5
 遠まわしな拒否だろう。
 他人に踏み込むくせに自分には踏み込ませないつもりだろうか。
 そういうの、フェアじゃ無い。
 線引きの様な机を拒絶に構わず越えて、
 椅子を引き、机に置いたコーラのプルタブを開けた。 ]

   それで、あの人のこと、どう見える?

[ 再度聞けば、嫌いじゃないと彼女は言う。
 春の日に聞いた言葉>>0:132が、頭の中を去来する。
 知ってるぜ、そういうの。
 机の上に肘を置き、頬杖をついて目を細める。 ]

(103) 2018/10/17(Wed) 19時半頃

【人】 公安部 カガ

   その顔。好きでもないんだろ。
   俺はさ。子供の頃から知ってるし、好きだよ。
   けど、俺じゃダメなんだよな。
   何も話してくれない。
   そのくせ、たまに縋るような目で見るんだ。
   だから構いに行ってんのに、やっぱダメでさ。
   どうせ、あいつにも同じようにしてんだろ。

[ あいつが誰か聞かれたら少し黙って、
 3年の不良、と不愉快そうに言っただろう。 ]

   誰でもいいくせに、誰もヨくないんだ、きっと。
   ……恨みなんか無いし、憎んでもいない。
   だけど時々、たまらなくなるんだよ。
   俺のことで傷つけばいいのに、って、たまに思う。
   ……くだらないだろ?内緒な。

[ 人差し指を口に当てて、秘密の共有を強請る。 ]

(104) 2018/10/17(Wed) 19時半頃

【人】 公安部 カガ

   なあ。こんな話、面白い?
   よくある話だろ、こんなの。
   俺より入間の方がよっぽど面白ぇけどなあ。
 
[ 教師に恋するあまり、ストーカー的行為を行っている、
 クラスメイトの名をぽろりと口にする。
 哀れな子羊を差し出すことになるとは、
 気付かないままに。* ]

(105) 2018/10/17(Wed) 19時半頃

【人】 公安部 カガ

[ 『打ち上げカラオケ、予約してくるね』
 入間がそう言って、教室を出て行く。
 先生に見つかりにくいところか、
 あるいは先生に強請って予約の電話をかけるんだろう。
 教室内に片付けなきゃいけないものは多い。
 緩慢な満足の中、温い談笑を交わす教室。
 悲劇を聞いたのはその場所でのことだった。

 電話をかけにいった入間が教室に飛び込んでくる。]

(118) 2018/10/17(Wed) 21時頃

【人】 公安部 カガ

 
 
 『三年が落ちたって!』
 
 

(119) 2018/10/17(Wed) 21時頃

【人】 公安部 カガ

   バーカ、受験生に滅相なこと言うんじゃ……
   って、え? マジ、か?

[ 反射的にツッコんで、
 あまりにも切羽詰った表情に言葉を切る。
 ざわつく教室、野次馬に踏み出す同級生。
 さざなみの様にこの教室にまで話が流れてくる。

 3年  女生徒 
  階段からじゃないかって
    飛び降り?  誰かが落としたんじゃ

 事実や空想を交えた噂話。
 部活に所属してない3年生を、
 知っている2年はそういなくて、
 名の知らぬ3年の女生徒は誰だろう、なんて、
 知っても知らなくてもどうでもいいことでざわつく。
 わずらわしくて、俺は溜息をついた。]

(120) 2018/10/17(Wed) 21時頃

【人】 公安部 カガ


   シラけるなあ。文化祭、楽しかったのにさ。

[ 打ち上げに行こうって盛り上がってたのに。
 迷惑な三年だな、と思った時だった。
 血相を変えたクラスメイトが教室に飛び込んできて、
 俺の名を呼んだ。]

(121) 2018/10/17(Wed) 21時頃

【人】 公安部 カガ

 
 
 『各務!落ちたの、お前が懐いてた先輩だ!』
 
 

(122) 2018/10/17(Wed) 21時頃

【人】 公安部 カガ

   は?

[ 世界が色を変えた気がした。
 持っていた暗幕をその場に落とし、
 俺の身体はふらりと扉に向かう。
 1、2、3、歩数は増えるほどに大股に早足になり、
 周りが見えない程に駆け出した。
 きっと俺の顔は蒼白になっていただろう。 ]

   スンマセン、通して!

[ 野次馬を掻き分けたくても時間が時間だ。
 出遅れた俺は人の生垣に阻まれて近づくことが出来ない。
 窓はムリだ。舌打ちをひとつ。
 一階に降りて再び人の群れの中に飛び込むが、
 その姿を確認することが出来ない。 ]

(123) 2018/10/17(Wed) 21時頃

【人】 公安部 カガ

   先生!えーこちゃんが落ちたって!

[ 生徒を宥めている教師の一人に食って掛かれば、
 「落ち着け、各務。深呼吸しろ」と宥められる。 ]

   落ち、着けるわけ、……、〜っ!

[ ない、けど。
 落ち着かなきゃいけないんだろうと、
 教師の言葉に冷静さが少し戻る。
 拳を握り締めれば、爪が肉に食い込んだ。
 その痛みを感じながら、二度深く息を吸って吐いた。 ]

   先生、大丈夫。教えて。

(124) 2018/10/17(Wed) 21時頃

【人】 公安部 カガ

[ 改めて、状況を知る。
 落ちたのは確かに安住英子だということ。
 まばらに生徒が覗いている窓のどこから落ちたかは、
 今は未だわかっていないこと。
 彼女は今しがた、救急車で運ばれたということ。
 教師は俺の肩を叩き、同情するような目で諭す。
 『今日は全員下校しなさい。
  放送ももうすぐ、ああ。今だな。かかってる。』
 予測していない"事件"に生徒を騒がないように、
 という措置なのだろう。
 素っ気無い帰宅を促すアナウンスが学校内に流れた。 ]

(125) 2018/10/17(Wed) 21時頃

【人】 公安部 カガ

[ 教室に戻ると担任がいて、放送と同じように帰宅を促す。
 片付けは今日は良いから、という。
 固い表情のまま鞄を手にすると、
 クラスメイトの女子が心配そうに話しかけてくる。
 言葉はわかるのに、何を言っているのかわからない。 ]

  ありがと。俺は大丈夫。

[ 表情だけでなんとなく意味を読み取って、言葉を返した。
 俺たちは集団下校のようにぞろぞろと廊下を歩き、
 校舎を出て行く。
 先ほど近くにいた落下地点であろう場所には、
 ブルーシートが敷かれていて、なんだか生々しい。

 『打ち上げ、キャンセルしようか』

 皆も興がそがれたんだろう。
 そうだね、と同意する声たちに頷く。
 微妙な空気の中、文化祭の一日が
 太陽と彼女と共に沈んでいった。* ]

(126) 2018/10/17(Wed) 21時頃

公安部 カガは、メモを貼った。

2018/10/17(Wed) 21時半頃


【独】 公安部 カガ


/*
はのちゃんの>>1:411が好きだなあ
って言いそびれたので今ぼやいとく

(-22) 2018/10/17(Wed) 22時半頃

【人】 公安部 カガ

― 文化祭翌日 ―

[ まんじりとした夜を過ごし、
 本格的な微睡みが訪れたのは夜明け前だった。
 そのまま惰眠を貪ってしまいたかったが、
 母の怒鳴り声と毟り取られた布団に願い叶わず、
 敢え無く重い身を起こし登校することとなる。
 掲示板>>149の前には人が群がっている。
 人の頭の後ろから見ても文字は読めず、
 眼鏡を取り出してかけ、見出しを読んだ。]

   ……仕事の早いことで。

[ 口々に囀る噂話は憂さ話にも似た好奇心。
 知りたいという欲求を顕わにする人の群れに、
 あの人の言葉>>4が思い浮かんだ。 ]

(193) 2018/10/17(Wed) 23時頃

【人】 公安部 カガ

   ……。

[ 恨んでいるわけじゃない。
 他人を追い詰めるのが上手い。
 ここにいる誰もがその因子を抱えているんだろう。
 読み終えたか興味を失ったか、
 はたまた忌避感を覚えたのか。>>171
 去っていく人の群れの中に俺も混ざる。
 詳細な文章は、読まなかった。 ]

(194) 2018/10/17(Wed) 23時頃

【人】 公安部 カガ

[ 普通に登校するのもしんどいのに、
 全校集会>>#5ともなれば校長の声は余計に眠気を誘う。

 くあ、と堪えきれない欠伸を口で覆い隠した。]

(195) 2018/10/17(Wed) 23時頃

【人】 公安部 カガ

[ 『   ―――…に』

 白昼夢、とでもいうのだろうか。
 在る筈の無いものをまた幻視してしまいそうで、
 軽く首を横に振る。
 これで何十度目になるだろう。
 妄想の中の彼女は恨みがましい目を俺に向けて、
 小さな口を動かして言う。
 『たすけてほしかったのに』と。

 只の妄想だ。――…わかっている。 ]

(196) 2018/10/17(Wed) 23時頃

【人】 公安部 カガ

[ 隣のクラスメイトが俺の袖を引いて尋ねる。
 『だいじょうぶ?』と。
 俺は少し笑って、「大丈夫」と答える。
 俺は心配されるような人間じゃないから、
 大丈夫だよ。* ]

(197) 2018/10/17(Wed) 23時半頃

【人】 公安部 カガ

― →ゴミ捨て場 ―

[ 全校集会が終われば教室に戻り、
 昨日の続きの片付けが始まる。
 オバケ屋敷のセッティングはゴミも多く出て、
 大物を担いでゴミ捨て場へと赴く。
 途中、視界の端に何か居る気がして、
 視線をそちらに向ける。  ]

   犬?>>0:477

[ 動物は嫌いじゃない。
 その場にしゃがんで荷物を置き、手を差し出す。 ]

(207) 2018/10/18(Thu) 00時頃

【人】 公安部 カガ

   お前、どこから来たんだ?
   野良犬にしちゃなんか……迷い犬か?>>0:478
   チッチッチ、こっちおいで。

[ 警戒しつつ、それでも腹がすいていたのか何なのか、
 犬はちょこちょこと俺に歩み寄り、
 指の匂いを嗅いで舐める。
 撫でてやれば気弱そうな声で鳴いた。
 脇に手を差し込み、抱き上げる。 ]

(208) 2018/10/18(Thu) 00時頃

【人】 公安部 カガ

   何か食べるもんありゃいいけど、
   すまんな。今は持ってないわ。

[ 胡坐をかいて座り、懐の中に入れるように抱く。
 大人しい犬を撫でながら、一人ぼやくように呟く。 ]

   いつから学校にいたんだ?
   昨日……、

[ 文化祭の来客と一緒に入ったのかと言いかけて黙る。 ]

   おまえは見てたのかな、昨日。
   ……。俺のせいかな。

[ 犬を撫でながら、思う。
 彼女がもし自分から飛んだなら、
 俺のせいなのかな、と。
 そう思ってしまって、手が止まった。]

(209) 2018/10/18(Thu) 00時頃

【秘】 公安部 カガ → 三等兵 ロバート

[ 気が進まないことはしたくないが、
 あの日、彼女を抱けばよかったんだろうか。
 誰かに、というより、
 自分から、の方が想像しやすいのは、
 何故だろう。 ]

   ……。

[ もし、自分から飛んだのなら。
 終わりたいと願ってそうしたのなら。
 そのまま死んだほうが、
 彼女は幸せなんじゃないだろうか。 ]

(-31) 2018/10/18(Thu) 00時頃

【人】 公安部 カガ

[ くぅん?
 問うように犬は鳴き顔をあげる。
 我に返って、犬をまた抱き上げた。 ]

   ちょっと待ってろ、何か持って来てやる。
   また会えたら、だけどな。

[ 犬の鼻先に自分の鼻を当てて、小さく微笑む。
 地面に犬を置き、荷物を持って立ち上がった。**]

(210) 2018/10/18(Thu) 00時頃

公安部 カガは、メモを貼った。

2018/10/18(Thu) 00時頃


【独】 公安部 カガ

/*
私は基本的に自殺しましたがしねませんでした、はかわいそうだなあと思うので、しねたほうがいいだろうねえ派なのです。実は。
生きてて欲しいなんて人のエゴでしかないのよ。

(-32) 2018/10/18(Thu) 00時頃

【人】 公安部 カガ

― →ゴミ捨て場 ―

   ほの先輩。

[ その人の悪意>>272など知らず、立ち止まる。
 地面に落としたゴミ袋に視線を向けた時、
 その言葉>>274は放たれた。
 逃げるように犬が繁みの中に消えていく。 ]

   本当……いい性格してるよな。

[ 少し笑って返すのは、いつか言ったのと似た言葉。
 あの時の表情とは違い、困ったような、
 泣き笑いの様な顔で、そう言う。 ]

(283) 2018/10/18(Thu) 21時半頃

【人】 公安部 カガ

― 回想・黒江先輩 ―

   はは。……、昔は。
   あんなじゃなかったんだけどな。

[ 同じだと、彼女は言う>>183から、少し笑って。
 昔を懐かしむ。ほんの少しだけ。
 くだらないと聞けばおもしろいと彼女は言う。>>184 ]

   うじうじしてるように見える?俺が。
   まあ、そうか。
   いい加減、やめたほうがいいんだろうな。

[ 三年が卒業を迎えるまで1年もない。
 これから更に受験に忙しくなるんだろう。
 あいさきくんもほどほどにしなよと言っていたし、
 俺は、離れた方がいいんだろう。
 たとえ彼女が良くない道にいくかもしれなくても。
 自分じゃ歯止めになりやしないんだから。 ]

(284) 2018/10/18(Thu) 21時半頃

【人】 公安部 カガ

[ 本音の混ざる彼女自身の話に、呆気に取られる。 >>186
 一層細められた目。
 楽しい、というように見えもする言葉。>>187
 眼鏡の向こう側の表情に少し見蕩れた後、苦笑した。 ]

   あんた、本当……いい性格してるな。
   人生つまんないんなら、
   自分でつまらなくないようにしろよ。
   少しくらいなら付き合うぜ?

[ 嫌がらせ半分、横髪を一房とろうと手を伸ばす。
 手に取れたなら少しばかり弄んだだろうし、
 避けられたなら机の上に手を戻しただろう。 ]

(285) 2018/10/18(Thu) 21時半頃

【人】 公安部 カガ

   も少し用心しろよ、ほのかサン。
   密室で男と二人、何もされない保障はないぜ?

[ からかいの混ざった言葉を口にして、席を立つ。
 一時距離は近くなるが、何をするわけでもなく。
 プルタブを開けたコーラは机に置き去りにして、
 出入り口に向かう。 ]

   少し喋りすぎた。
   もし誰かに言ったら、……

[ 振り返り、じっと彼女を見つめた後、
 黙ったままふっと笑みを浮かべる。
 具体的なことを言わない牽制を投げかけて、
 視線を戻し、扉を開けてそのまま出て行く。
 彼女がそれに何を思うか。
 さほど気にすることも無く。 *]

(286) 2018/10/18(Thu) 21時半頃

【人】 公安部 カガ

― 現在、ゴミ捨て場付近 ―

   望み通りか、まだわかんねえよ。
   けど、やっぱ自殺かな、あれ。

[ 少し、息を吐く。
 寝て起きて一日経ってしまえば少し気持ちは落ち着き、
 ショックではあったが自責の念は薄い。
 こんな自分は彼女の退屈しのぎにならないかもしれない。
 新聞にざわめく生徒たちを思い出しつつ、
 表情をじっくりと眺めながら、口を開く。 ]

   おもしろい?ほのかさん。*

(287) 2018/10/18(Thu) 21時半頃

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