248 冷たい校舎村6
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[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
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この村にも恐るべき“人狼”の噂が流れてきた。ひそかに人間と入れ替わり、夜になると人間を襲うという魔物。不安に駆られた村人たちは、集会所へと集まるのだった……。
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(着信音)
うぇ、絡まれてる? 言葉通じてないなー。削除削除。ハハハ
ぽち。ぽち。簡単な操作をしてケータイをしまう。
(0) 2018/08/18(Sat) 23時半頃
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12月末、冬休み目前のことだった。
君たちの街を襲ったのは、近年稀に見る大雪。
またたく間に家々の屋根や道路は白に埋もれ、
窓や戸を冷たい風がしきりに叩いている。
……昨日までの天気予報で、そんな話をしていただろうか。
疑問に思ったとすれば、君は聡い人間なのだろう。
一向におさまる気配のない豪雪とは裏腹に、
気象警報が発令されることも、休校の連絡もない。
だから、或いは別の理由があってのことだろうか、
君たちはいつもどおり、学校に向かうことにする。
本来の色を覆い隠された街を行く。
(#0) 2018/08/19(Sun) 00時頃
君たちは、翼成高校3年5組に所属する生徒だ。
体育祭に修学旅行、先日終えた文化祭。
高校生活の主だったイベントもすべて終え、
あとは大学受験を控えるのみ……そういう人が多いはずだ。
(#1) 2018/08/19(Sun) 00時頃
さて、聡い君ならば他にも気づくことがあったかもしれない。
例えば、極端に人通りが少ないこと。
例えば、同じ学校の生徒がほとんど見当たらないこと。
例えば、やっと会えた人間が見知った顔ばかりであること。
例えば、校舎に足を踏み入れたとき、携帯電話が通じなくなっていること。
不思議に思ったところで、目的地はもうすぐそこにある。
勤勉な君たちは、その校舎に足を踏み入れることだろう。
(#2) 2018/08/19(Sun) 00時頃
* ようこそ、冷たい校舎へ *
(#3) 2018/08/19(Sun) 00時頃
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[私は、モブの少女Aです。]
(1) 2018/08/19(Sun) 00時半頃
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[ばたあん! と、勢いよくドアを閉めれば 少しは気が晴れたのかもしれません。
けれども、安アパートの薄いドアは、 そんな重厚な音を響かせてはくれません。 ばん! という安っぽい音をさせただけです。
そのまま背を向けて、 立ち去ってしまえたらよかったのですが、 そういうわけにもいきません。
私はドアに向き直って、 木製の、安っぽいぺらぺらのドアの鍵をかけました。
別に盗られて困るものなどないのですが。]
(2) 2018/08/19(Sun) 00時半頃
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[いつもは、きちんと家で朝御飯を食べるのですが、 今日はどうにもそういう気持ちになれませんでした。
お弁当も作っていません。 途中のコンビニで両方済ませようと思います。
私は、ただ赤いだけのマフラーに 顔の下半分を埋めるようにして、 ひとまず最寄のコンビニへと向かうのです。
なにしろ、今日は酷いお天気なのですから。
マフラーに埋め切れなかった顔の上半分が、 まるで切れてしまいそうなくらい冷たいです。 グレーのコートに身を包んで、 両手をポケットに入れていても、 しんしんと寒さが体にしみこんでくるようです。]
(3) 2018/08/19(Sun) 00時半頃
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[目の前に広がる景色は真っ白で、空は灰色で、 視界が悪くて、 歩き慣れた道がまるで知らない場所のようです。
それでも、私はいつものように学校へと向かいます。 休校の連絡は、ありませんでしたから。]
(4) 2018/08/19(Sun) 00時半頃
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[コンビニのドアを押し開くと、 ふわっと暖かな空気が押し寄せてきました。
私はほうっと思わず息を吐き出します。 無意識に息を詰めていたようです。 頬の筋肉が緩むのを感じます。
買い物籠を取って、店内を回ります。 朝御飯はパンとコーヒー、 お昼御飯はおにぎりにしましょうか。
レタスたっぷりのサンドウィッチ、 おかかのおにぎりと鮭のおにぎり、 ペットボトルのジャスミンティー。 そんなものを籠に入れて、私はレジに向かいます。 紙コップのホットコーヒーもお願いしました。]
(5) 2018/08/19(Sun) 00時半頃
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[お会計を済ませて、 イートインコーナーに移動します。
おにぎりとジャスミンティーはかばんにしまって、 サンドウィッチとホットコーヒーを テーブルに並べました。]
いただきます。
[小さな声で呟いて、 サンドウィッチの包みを開きます。 温かいコーヒーは魅力的ですが、私は猫舌なのです。
蓋をはずして、飲み頃に冷めるのを待ちながら、 まずはサンドウィッチをいただくのです。]
(6) 2018/08/19(Sun) 00時半頃
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[ガラスの向こうに見える景色は、
やっぱり一面真っ白で、
まるで知らない町のようでした。*]
(7) 2018/08/19(Sun) 00時半頃
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/* モブなので、一番最後に入村しようかとも思ったのですが。 モブ視点から始まるお話だってありますよね。 というわけで先陣を切る。
よろしくお願いしまーす! 赤希望も視野に入れつつ、とりあえずはおまかせで入村した! ちきん!! さて、69(0..100)x1
(-0) 2018/08/19(Sun) 00時半頃
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/* モブなので、赤来なかったら初回落ち美味しい? って思ってたけど、これは初回落ちはしそうにない数字かも…?
身長は155+10
(-1) 2018/08/19(Sun) 00時半頃
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少女 Aは、メモを貼った。
2018/08/19(Sun) 00時半頃
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/* 母親が残念な設定なので、きらきらネームにしようかとも思ったんですが、似合わないので却下。 Aなので英子にしようかとも思ったけど、庄司英子だと別村の少女Aさんと名前丸被りするかもと思って却下(前マドカの名前が丸かぶりだったことがw) というわけで夜子になりました。
透けたくないけど透けてるんだろうなあ…
(-2) 2018/08/19(Sun) 01時頃
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[4年前、父が女を作って家を出ていった。 それから、母は完全に壊れてしまった]
(8) 2018/08/19(Sun) 01時頃
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[―――阿蘇連太郎。 いたって平凡な名前だと、俺は思う。
“あ”から始まるから 大体のクラスで出席番号1番になるとか。 出席番号が早いから遅刻判定が厳しいとか。
この平成が終わろうとしている時代に タロウとかダセー気がするとか。
まあ全く不満がないと言ったら嘘になるが それでも、俺はこの名前をとても気に入っている]
(9) 2018/08/19(Sun) 01時頃
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[だから俺は 母が俺のことを、この名前で呼んでくれないことが とても悲しくて仕方がないのだ]
(10) 2018/08/19(Sun) 01時頃
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―― 朝 / 自宅 ――
[冷たい鏡に映るのは、自分の顔であった。 黒髪の真面目な学生だった少年の面影は、欠片もない。
年を経るごとに、俺は父の容姿に近づいてゆく。 母がそう望むように 俺という存在は塗りつぶされてゆく。
ピアスがいくつも開けられた耳朶。 校則を無視して染められた金髪。 度の入っていない伊達メガネ。 母に言われるがままに、容姿を変えた。
あの遊び人だった父の容貌に どんどんと近付いてゆく自分が嫌だった。
しかし母は、俺が“父”になることを望んでいた]
(11) 2018/08/19(Sun) 01時頃
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いってきます、母さん。
[玄関で靴を履いていると 背後から母が近づいてきた。
“聡一郎さん、帰りは何時になるのかしら”
母はいつものように、父の名前で俺に呼びかける]
(12) 2018/08/19(Sun) 01時頃
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……夕飯の時間までには、帰るよ。
[俺は小さく答えると、母は微笑み まるで仲睦まじい夫婦がそうするように 俺の唇に自らの唇を重ねた。
俺は無表情でそれを受け入れる。 そうして、母から逃げるように玄関の扉を開けて がむしゃらに雪道を駆け出した]
(13) 2018/08/19(Sun) 01時頃
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……くそったれ。
(14) 2018/08/19(Sun) 01時頃
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[家が見えなくなる頃、俺は大きく舌打ちをする。 今朝は一段と、冷えていた。 口元からこぼれた吐息が、白い靄になって 虚空へと溶けていった。
俺は泣きそうになりながら ごしごしと、何度も唇をこすった。 かさついた唇から血が出て、指を赤く濡らした。 汚らわしくて、堪らなかった。
切れた唇を隠すように、口元に被さる位置に ぐるぐるとマフラーを巻いた]
(15) 2018/08/19(Sun) 01時頃
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さむい、な。
[母は、完全に壊れてしまった。
きっともう 俺と父の区別もついていないのだろう]*
(16) 2018/08/19(Sun) 01時頃
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/* 34(0..100)x1
(-3) 2018/08/19(Sun) 01時頃
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架空惑星 レンは、メモを貼った。
2018/08/19(Sun) 01時頃
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