236 夜香木の宴
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この村にも恐るべき“人狼”の噂が流れてきた。ひそかに人間と入れ替わり、夜になると人間を襲うという魔物。不安に駆られた村人たちは、集会所へと集まるのだった……。
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ちゃんとご注文通り、さまざまな人たちをお呼びしましたよ。 いたるところから…そう、地平の果てや、宇宙の彼方からも。
中には、主様を消してくださるような方もいらっしゃるかもしれません。
(0) 2018/03/14(Wed) 23時頃
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……なぁんかいったかい、ぱるっくん?
[伝えられた言葉に対して、最初に浮かんだのは笑み]
ああ、いや、いいんだよ? キミが『そういう存在』なのは知った上で酷使しているのはボクだからねぇ。
[にっこにこ。 笑いながらの言葉はさて、対する者に何を思わせるか。 そんな事には頓着せずに、集会場の管理者は座っていた椅子から立ち上がる]
さぁて、此度の参加者さんたちはどんな綾を織りあげてくれるかな?
[楽しみたのしみ、と言いながら、管理者はすぐ傍で芳香を放つ白い花に視線を向ける。 夜香木──ナイトジャスミン、とも呼ばれる、夜に強く香る花。 それが揺れる様に目を細めた後、管理者は大広間へと足を向けた。
此度の魔女集会に参加する者たちを出迎えるために。*]
(1) 2018/03/14(Wed) 23時頃
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調律師 ミケは、メモを貼った。
2018/03/14(Wed) 23時頃
調律師 ミケは、メモを貼った。
2018/03/15(Thu) 00時頃
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[『厄災の魔女』。 それが、いつからかつけられた呼び名。
その名に違わず、様々な場所で災禍と呼べる規模の騒動を引き起こして来たのは否定はしない。
だが]
……そろそろ、その名にも飽きたのだがな。 何故、わざわざソレを名乗らせるのかの。
[『厄災の魔女』を討伐する、というお題目を掲げた領主の挙兵。 傍目には、平和のための勇気ある、或いは正義感溢れる行いとも見えようが]
我は、ただ。 ……のんびり隠居を決め込むつもりでおったというに。
[討伐の対象とされた方にしてみれば、単なる迷惑。 騒動を起こす心算もなく、のんびりと隠棲していたところに、となれば迷惑さ加減もより強く]
(2) 2018/03/15(Thu) 01時半頃
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……そんなに滅びたいというならば、叶えてやろう。
[微睡みを破られたような苛立ちも込みで、落としたのはそんな呟き]
我を『厄災』と称するならば。 それを侮った報いを受けるがいい。
[少女の見目には似合わぬ口調で吟ずるのは、滅びを呼ぶ言霊。 それは、星の雨を呼び寄せ──]
(3) 2018/03/15(Thu) 01時半頃
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……やれ、まったく。 今度こそは、静かに暮らせると思うていたのだがな。
[天から落ちた星の雨に、文字通り蹂躙された地に薄紅色の衣の裾が翻る。 外見だけなら、二十歳にも満たない少女──その実、千年近い齢を重ねた魔女は未だ熱を失わない大地をひとり、歩いていた]
ふむ。 ちと、やり過ぎたかの。 ま、下手に何かを残して遺恨を残すのであれば、この方が良かろうて。
[ただ報復するだけならば、領主とその配下だけを潰せば事足りたかも知れないが。 如何せん、虫の居所が悪かった──悪すぎた。 そして虫の居所の悪さは悪い方へと働いて、その結果。 中央から離れた山岳地帯の一画から、人の気配は全て絶えて──]
……む?
[いなかった。 魔女の歩みがふ、と止まる。 ゆるり、巡らせた視線の先には動く影、ひとつ。**]
(4) 2018/03/15(Thu) 01時半頃
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牧人 リンダは、メモを貼った。
2018/03/15(Thu) 01時半頃
牧人 リンダは、メモを貼った。
2018/03/15(Thu) 01時半頃
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[ギリアンの世界は、ひとつの輪で出来ていた]
[ギリアンの関心はその輪の内側だけにあり、外側の認識はおぼろげであった。 ギリアンの思考は専ら、自らの内にある輪の形を変えることに費やされた。 輪を絡ませ引き合わせる複雑な形ですら、いつしか思考の内で自在に生み出せるようになった]
[――いつか、"カアサン"を自称するそのひとが、まだ穏やかな声を発していた頃。 あやとりという遊びをギリアンに教えてくれたことがあった。 ギリアンはそれを理解した瞬間、生まれて初めて感銘に打たれた表情を見せた。 それは、ギリアンの内側にあった世界そのものだったからだ。 ギリアンは瞬く間にあやとりの名手となった。 誰も教えていないはずの未知の図案を、ギリアンは次々と生み出していった]
[それは、家族がまだ、ギリアンのゆるやかな成長を信じていた頃の記憶]
(5) 2018/03/15(Thu) 01時半頃
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[齢5つを超えた頃から、"トオサン"と"カアサン"は次第に焦れるようになった。 ギリアンに大きな声を上げ、苛立ったように周囲の物を叩き、大袈裟に失望して見せた。 仕舞いにはあやとり紐を取り上げ、力と痛みをもって、ギリアンを輪の内側の世界から引きずり出そうとした]
[どうすれば彼らの望みを叶えられるのか、ギリアンにはわからなかった。 痛みを認識してはいたが、それもまた輪の外側の出来事に過ぎなかった。 ただ、指を自由に動かせなくなるのは困るなと、ぼんやりと考えていた]
(6) 2018/03/15(Thu) 01時半頃
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[――その日、"カアサン"は妙に優しかった。 ギリアンが朝食を食べ終えるのを辛抱強く待った後、その手を引いて散歩に連れて行ってくれた。 普段立ち入らない森の、更に奥深くまで。 元来た道がすっかり見えなくなった頃、"カアサン"はギリアンを手頃な石へ座らせ、その手にあやとり紐を持たせた]
『ここでは好きなだけあやとりをしていいのよ』
[柔らかな声に促され、ギリアンは手の中の輪へ意識を向けた。 久々に許されたその行為に、ギリアンは周囲の光景も目に入らなくなるほど熱中した。 "カアサン"がギリアンの傍を離れ、やがて森の木立の向こうへ姿を消しても、ギリアンが気が付くことはなかった**]
(7) 2018/03/15(Thu) 01時半頃
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墓堀 ギリアンは、メモを貼った。
2018/03/15(Thu) 01時半頃
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[私は魔女だ とは言っても、魔女の中ではまだ歳も若く、ついでに言うと未熟者だ 力が強すぎるのか、体が弱すぎるのか、私の魔法には使う度に傷を負うという欠点があった 治癒魔法で治そうにも治った先からその代償で新たな傷が開く堂々巡り とはいえ、いくら魔法を使おうが生傷程度で死ぬ事は無い 魔女は基本不死であり、この傷だって身体が酷く痛むだけだ だが、その痛みも不快であることは変わりなく、そんなときは時折
死ねば痛みからも解放されるのだろうか
なんて、馬鹿な事を考えてしまう 彼を見つけたのも、ちょうどそんな時だった 真っ当な人間ならまず立ち入らぬだろう森の奥深く、そんな場所には似合わぬ子供が一人]
(8) 2018/03/15(Thu) 04時頃
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いや、ある意味これ以上無いほどに似合ってはいるか 迷い込んだのか、捨てられたのか… まあ、様子を見る限り後者だろうね
[ひと目見て分かる傷だらけの体。恐らくは親からの虐待だろうか]
手に持っているのはあやとりの紐か? 随分集中してるみたいだけど、もしかして置いて行かれた事に気付いてないのか……
まあ、私には関係の無い話だ あんな身体ではこの森から抜け出すなんて無理だろうし、そのうち……――――
[そのうち野垂れ死ぬのだろう。そう考えた時、その場を立ち去ろうとした足が止まった]
――彼は、死ぬのか
(9) 2018/03/15(Thu) 04時半頃
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[別に”可哀想”なんて思った訳じゃ無い。そんなのはよくある話だ ただ、傷だらけの姿が自分と被り“羨ましい”と思ったのだ
魔女の持つ不死性。それは本来長所であるそれは、私にとっては呪いのようなものだった どんなに痛くても、どんなに辛くても死ぬ事は無く、その痛みだけが永遠と続く だが、人間である彼は死ぬ 置き去りにされた事も気付かずにそのまま死んでいくのかもしれない 死を羨むなんて馬鹿げている。事実、私だって痛いのは嫌だが死にたいわけじゃない だからそれは、ほんの気まぐれ 死ぬ事で痛みから逃れる彼を”羨ましい”と思い、それと同時に”ズルい”とも思った 私はこんなにも苦しんでいるのに、彼だけが楽になるなんて不公平だと だから、私は彼を生かすことにした]
(10) 2018/03/15(Thu) 04時半頃
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其れは毒。原初の蛇より受け継がれた甘い蜜 宿す呪いは“不死” 傷つき、朽ち果ててなお続く永劫の楔
[呪文に合わせて代償は傷を開き、じくりと鈍い痛みを伝える 右腕の切り傷と代償に得た物は”赤く美味しそうに染まった林檎” それを手に捨て子へと一歩足を踏み出す]
こんな所に客人とは珍しい 初めまして若人。私の庭にようこそ お近づきの印に美味しい林檎でもいかがかな?
[にこやかに声をかけ、捨て子へと呪いを差し出した**]
(11) 2018/03/15(Thu) 04時半頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2018/03/15(Thu) 04時半頃
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[とある森の奥深く。 ぽつりと建つ家がある。
そこには魔女が住んでいる。
善き魔女だという噂があるけれど、当人にとっては特に善いことをしているつもりはない。 『厄災の』などとつくような大暴れをしないだけで。 近くの村に卸す薬が病を癒すものが大半なだけで。
毒を扱うことも、己にとって害になるものを殺すことも、あるのだから]
(12) 2018/03/15(Thu) 16時頃
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[この森に住み着いてからもう数百年は経った。 人との接触をたっていたころもあったけれど、最近は近くの村に薬を卸しにいくこともある。
とはいえ診察したりするのはよほど困っている様子の時だけで、大概は村長宅に預けるだけ。 薬代も食品や布などの生活用品との交換がほとんどで、村人との交流はほとんどない。 見た目もただの村娘のようだから、気づかないものは魔女とは知らないままだろう。
たまに村長から噂話をきくけれど、それも魔女討伐といったような、魔女関連のものぐらい]
(13) 2018/03/15(Thu) 16時頃
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[そんな暮らしの中、森で薬草などを採取していたときのこと。 使い魔のネコが何かを見つけてきた。 にゃあ、と鳴く声にあわせて、言葉が聞こえてくる]
『ラディスラヴァ、人の子がいる』
あら? こんな森の奥に子供が……?
[珍しいこともあるものだと、ゆるく首をかしげる。 摘んだ薬草をいれたかごを腕にかけ、ネコが行く先を追いかけた**]
(14) 2018/03/15(Thu) 16時頃
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[森の中で知らないところはない。 ネコもまた同じく、よく一匹で森をうろついている。 そのためかたまに怪我した動物などを見つけてくることがある。
人の子がいる、というのはとても珍しいことだけれど。
大きな茂みをかき分けた先に、小さな姿を見つけて、思ったよりも幼い姿に足を止めた。 森に来るような子供でも、こんな奥のほうに来るのはそれなりに年を重ねたもので、二桁に満たぬ者がくることはほとんどない。
倒れた子供の傍へと近づき、その姿が森を彷徨っただけではない様子にわずかに眉を寄せ]
あらぁ……逃げてきた子なのかしら?
[意識があるのか確認するようにしゃがみこんで子供の顔を覗き込んだ*]
(15) 2018/03/15(Thu) 20時半頃
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[足音も、こちらに近付いてくる影も、認識してはいた。 けれどそれは森の木々のざわめきと同じ、ギリアンの外側を通り過ぎていく事象の一つに過ぎなかった。 助けを求める、という発想には至らない。 誰かに縋る意志があるなら、真っ先にここを去ろうとする"カアサン"へそうしていただろう]
[時の経過は着実に、ギリアンの体力を奪っていく。 紐を綾織る指先が、思うままの動きを再現出来なくなった頃。 やわらかな声と共に、視界に赤色が差し出された>>11]
(16) 2018/03/15(Thu) 21時頃
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ウ?
[唸るような声と共に、声の主へ向けたのは疑問符。 差し出されたものは、ギリアンの知る果実とよく似ていて。 しかしその赤色は、ギリアンの意識すら惹き付けるほど魅惑的に映る]
ウウ……。
[言葉を発することのないギリアンを、声の主はどう思ったか。 ギリアンは呪いの果実へ、おずおずと手を伸ばす。 その際に一瞬だけ、相手の右腕に刻まれたばかりの傷が目に留まった*]
(17) 2018/03/15(Thu) 21時頃
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[傷だらけの自分。傷だらけの相手。 その傷の意味の違いも、相手が自分を見て何を思ったのかも、ギリアンにはわからない]
[ただその林檎に手を伸ばしたのは、決して空腹だけが理由ではなく――*]
(18) 2018/03/15(Thu) 21時頃
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墓堀 ギリアンは、メモを貼った。
2018/03/15(Thu) 21時頃
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[その日、少年の頭上を数多の星が覆った。 天翔ける流星群。 遠方から見るそれは大層迫力のあるものだったろう。 降り注ぐ星に想いを馳せる者もあったかもしれない]
[だがそれは、人の命を奪う死の雨《デスレイン》だった]
(19) 2018/03/15(Thu) 21時頃
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[少年 ─── 黍炉が山岳地の領地へと現れたのは9つの時。 赤子の時から忌み子と疎まれ、母と共に各地を点々とする日々。 肌に浮かぶ緑色の鱗。 混血、異形という事実は母子から安住の地を奪った]
[人々の目から逃げるような生活。 終焉を与えたのは、領主であるクトリーフ伯が黍炉に向けた言葉だった]
(20) 2018/03/15(Thu) 21時頃
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───……『龍神の神子』?
[クトリーフ伯が黍炉を称した言葉を繰り返し、目線を合わせてくれた伯を見遣る。 肌に浮かぶ緑色。 喉に1枚だけある、逆向きの鱗。 クトリーフ伯はそれらを見て、黍炉を『龍神の神子』と断定したのだった]
[この領地は龍族を龍神と崇める者達が集っていた。 龍族との混血である黍炉は、彼らの力を継承する者として扱われ、丁重に持て成された。 彼らの住まう地は母子の安住の地となった]
(21) 2018/03/15(Thu) 21時頃
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[実際のところ、幼い黍炉に龍族のような力はなかった。 辛うじて、他の子らよりも頑丈な身体を持っていたが、それだけで。 それでも大人達は龍神の加護を得たと黍炉を崇めた。 黍炉は信仰の象徴となった]
[大人達の扱いには慣れなかったが、嫌悪や敵意を向けられるよりはずっとマシだった。 ここなら母と穏やかに暮らせると、そう思っていた]
(22) 2018/03/15(Thu) 21時頃
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