228 吸血鬼の宴
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この村にも恐るべき“人狼”の噂が流れてきた。ひそかに人間と入れ替わり、夜になると人間を襲うという魔物。不安に駆られた村人たちは、集会所へと集まるのだった……。
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ちゃんとご注文通り、さまざまな人たちをお呼びしましたよ。 いたるところから…そう、地平の果てや、宇宙の彼方からも。
中には、主様を消してくださるような方もいらっしゃるかもしれません。
(0) 2017/09/28(Thu) 23時頃
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深き森の奥深く
人知れず密やかに、古びた城が佇んでいる。
城は蔦に覆われ、年月の澱が厚く降り積もっている。
だが年に一度、住むものも無いこの城に集まるものがあった。
全ての魔が浮かれ騒ぐ万魔節。
その月の、満月が明々と輝く夜。
鮮血を奉じる夜の徒が宴へと招かれ
贄と選ばれた人間が集められる。
(#0) 2017/09/28(Thu) 23時頃
興じよ。愛でよ。
明かぬ夜が明け、沈まぬ月が沈めば、全ては夢。
───絆結ぶを選ぶなら、それが新たな夜の始まり。
(#1) 2017/09/28(Thu) 23時頃
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─ 宴の夜に ─
[蒼黒の没食子洋墨が染み込んだような夜である。
沈黙を尊ぶのか、 或いは時を待っているのか。 空との境界を曖昧にした漆黒の森の影は 微動だにせず佇んでいる。 斯様な深い夜の底、 月長石のように淡くひかる石畳がひとつの道を示していた。
諸兄姉はご存知だろうか、 「宴」の時だけ、この導きが光るのを。 年に1度の、秘められた 宴への導きの為、 或いは好奇心を掻き立て狩人を、そして獲物を呼び寄せる為。
静謐を破って、こつり、と 足音響かせた者の理由は如何に。]
(1) 2017/09/29(Fri) 01時半頃
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[天鵞絨の外套が動きに合わせて揺れる。 歩みは迷いなく、まっすぐ道の先へと向かっている。
森の影を抜けた時、 没食子洋墨の色が淡く滲み、 銀月がその姿を現した。 蒼白い光は辺りを照らし、 人影の輪郭を露わにする。
それは、青年であった。 年の頃20代前半に到達する程度であろうか。 青年は立ち止まると琥珀色の瞳を不機嫌そうに伏せ、 懐から取り出した1枚の紙片/詩片を、見つめた。
──The lunatic, the lover, and the poet, are of imagination all compact.
溜息ひとつ。]
(2) 2017/09/29(Fri) 01時半頃
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まあ、……気晴らしにはなる、か。
[整ってはいるが華やかさには欠ける、 といつか評された青年は、 その実、人間ではない。
──吸血鬼。
血を啜り、永き時を生きるという、 高貴な、人ならざる者。 そして「宴」の招待客であり、 城主の遠縁でもあった。
実は。 年に1度のこの饗宴に青年が出向くのは久方ぶりのことである。 気が乗らない、その日は別件で遠出している、など、様々理由をつけては断ってきた宴に、何故此度参加することを決めたのか。
説明するためには、少し時間を遡る必要がある。*]
(3) 2017/09/29(Fri) 02時頃
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[蒼黒の没食子洋墨が染み込んだような天を仰ぐ。 空の色をうつす雲が一時銀月を翳らせていた。
煌く数多の星の一つが頭上で流れる。 流星に手が伸びるのは反射的なものだった。 遠く遠く触れることなど叶わぬと分かりきっているはずなのに 掴めるかもしれないと期待して、叶わぬことに落胆する。
男の双眸には微かな煌きに手が届きそうに映る。 手を淡く握るも星には触れず空を切るだけ。
銀月がその姿を現す。 苦笑を漏らし下ろした手が月の光を浴びて微か煌いた。 よくよく見れば男の衣服にもその煌きが薄く纏わる。 それは男の生業ゆえのものだった。]
(4) 2017/09/29(Fri) 03時頃
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[――銀細工師。 魔除けともお守りともされる銀細工は 贈り物としても重宝されるものの一つ。 生誕の際には銀の匙が贈られることも少なくないだろう。 そうした中でも男が得意とするのは装飾品。 作品を街市場で売るのも楽しみの一つだった。
出逢いは賑わう市と記憶する。]
――……。
[記憶にある姿、微かに過りこぼすは吐息。 物憂げな中に思いつめたような色が眸に宿る。 何か綴ろうとした唇は音紡がぬまま結ばれて 夜の静けさが辺りを包む。 その静寂は人の身に畏怖覚えさせるには十分で、 畏怖がまた別の記憶を呼ばんとし眸はその姿を探すように揺れる。*]
(5) 2017/09/29(Fri) 03時頃
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My soul seemed to melt ─── !
( ンああ、 ゾクゾクする…… ─── ! )
(6) 2017/09/29(Fri) 03時半頃
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[ ─── …… Every tide has its ebb.
冷ややかに浮かぶ三日月は、 何時ぞ、深く沈みゆくのか? 其れとも、その輝きを失わずにいられるのか? 捌け口を失った焔だけが、 静寂を保ち囚われた儘に、揺らめいて。 ]
狩人が狩人たらしめるには、 最上の獲物が必要、って訳だが。
[ 月の狂乱に惑わされ、 芳しき路ゆく者は? そして、 ]
(7) 2017/09/29(Fri) 04時頃
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Baaaan ! ( バーン ! )
[ せせら嗤うことになるのは、 指先を織り合わせて生み出された、 銃口たらしめん食指の向く先に在るのは、
( …… 狩られるのは、 )
……──── 果たして? ]*
(8) 2017/09/29(Fri) 04時頃
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/* よろしくお願い致します。 3ヶ月ぶりの入村、どきどきして緊張しています。 あと、自分はたらしめんっていう言葉が好きすぎなんだなって思いました。使い方間違ってそう。ごめんなさい。 雰囲気耽美、がんばります。
(-0) 2017/09/29(Fri) 04時頃
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/* あ、あと……雰囲気和訳してます。 雰囲気です、あんまり明確に和訳してないから、 ほんと、気にしないでほしいです。頭が弱いのが透けてしまう。
(-1) 2017/09/29(Fri) 04時頃
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/* bangでしょ、しってる。gいれんの忘れた。 いま気づいた。かなしい。気を強く持って。
(-2) 2017/09/29(Fri) 04時頃
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/* とても 茶色い そわそわ
(-3) 2017/09/29(Fri) 09時頃
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/* トレイルの文章素敵で綺麗だし シメオンは勢い輝いてるし 俺は大丈夫なのだろうか……!!
地味なのを気にしている吸血鬼です!!!
(-4) 2017/09/29(Fri) 09時頃
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─記憶:彼のこと─ [ひとことで吸血鬼と言っても、 その実様々個性がある。 物語や伝承に語られる吸血鬼像は、 名を馳せた者がたまたまそうであったに過ぎない。
例えばこの青年は日光を厭わない。 流れる水に阻まれることもない。 銀糸金糸の端正な色彩も有さず 紅玉の眸を持つ訳でもない。 故に──人に紛れるも容易だった。
戯れに人の世界に足を踏み入れるのは、 血族たる吸血鬼の華やかさから 逃げるためでもある。 何せ、前述の通り かの青年はさして目立つ容姿でもなかった故に、薔薇よ金剛石よと評される一族において悪目立ちする──と、少なくとも青年自身は思っていた。
その癖、自尊心と誇りは吸血鬼らしく高く在る、──曰く『面倒』、と謂ったのは、此れまた誰であったろうか。]
(9) 2017/09/29(Fri) 10時頃
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[──そういうわけで、 年1回の宴からも足が遠のいていたのだ。 琥珀の眸がきらりと金の粒子を含む以外華やかさに欠ける吸血鬼にとっては、肩身が狭い。 己から口に出す事はない、が。
故に、市井に紛れて戯れる方が 余程《狩》の趣があろうもの、 という姿勢をとっているのが、この吸血鬼の在り方だった。
──だが。 賑わう市。 猥雑な人の流れの中、 ぶつかり蹌踉めき、 不本意ながら寄りかかった相手との出逢い。>>5 ひとつ、歯車の狂い始めた瞬間だった。*]
(10) 2017/09/29(Fri) 10時頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2017/09/29(Fri) 10時頃
─ 古城 ─
住むものとてない古城の門を潜り、軋む扉を開いて中へ入り、
蜘蛛の巣が白く覆う手摺の間を抜けて二階へと昇れば、大きな広間へ出るだろう。
罅割れた彫像や擦り切れたタペストリーが物寂しく並ぶ中、
壁に埋め込まれた一枚の姿見だけが、年月の侵食を寄せ付けず美しくある。
曇りひとつなく輝く鏡面に、今は天窓からの星明りが柔らかく落ちていた。
(#2) 2017/09/29(Fri) 13時半頃
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─ 或る屋敷 ─
[月のない夜に咲いた白い雛菊の花弁を、百年眠らせた赤い葡萄酒に散らし、獏の皮で磨いた黒玉を浸す。 透明な硝子の刃で指先を裂き、膨らんだ血の珠を一滴、二滴。 臙脂色の革で装丁された書を手に取り、埃を払い、しかるべき頁を開いて記された詩句の一節を読み上げる。
古式ゆかしい儀式の手順を忠実に踏んで葡萄酒のグラスからつまみ上げた黒玉は、艶めく赤を含んで濡れていた。 珠を掲げて覗きこむ男の瞳もまた、黒々と深い赤。 満足の息を吐き、珠を掌に転がす。 その指先は砂糖菓子ほどに青白い。]
(11) 2017/09/29(Fri) 18時頃
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レフ。 レフ。 聞こえているだろう? レフ。 おいで。早く。
[窓際の小卓から離れて我が子を呼ばう。 巧まずして甘やかに響く声は、屋敷のどこへでも届くだろう。
扉の向こうに気配が現れれば、指先に遊ばせていた珠を掌中に包む。 小卓へ片手をつき、ごく浅く腰を掛けて人を待つ風情。 あるいはそのまま押し倒されるを望むような。]
ノックなんていいよ。 早く。
[大きく寛げた衣服の間、胸が浅く息づいた。]
(12) 2017/09/29(Fri) 18時半頃
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紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2017/09/29(Fri) 19時頃
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― 牢獄 ―
――…。
[頬を打つ滴の冷たさで目を覚ます。 次に知覚したのは、ひんやりとした石畳の床の硬さと 身体の節々から感じる、軋むような痛み。
ここはどこだろうと、 薄暗がりに目を凝らせども、 見えるのはただ、岩を掘り抜いたような壁と 石畳が続くのみ。
――牢獄、と。 唐突に脳裏に浮かんだ言葉は、 成程今の状況にぴたり当て嵌っているように思えた。]**
(13) 2017/09/29(Fri) 20時頃
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[好んで着るのは黒だった。 髪も眸も地味は色だから華やかな色は避けていた。 容姿は、人にしては整っている方なのだろう。 子供の頃は華やかな衣服も与えられていたけれど、 目立てばその分、危険も増してしまう。
――夜出歩けば魔物に攫われてしまうよ。 ――森には獣がいるから近づいてはいけない。 ――古城には、…………。
幾度となく、おとなが子供に囁く音色。 実際攫われてみなければ、大人が伝えたい教訓も分からない。 攫うは人ならざる者と誰が決めたのだろう。 実際に、子供だったトレイルを攫ったのは、人、だった。]
(14) 2017/09/29(Fri) 20時半頃
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[それからの記憶は朧げ。 痛かった、そんな感覚だけは残っていたが、 記憶自体はすっぽりと抜け落ちていた。
どうやって逃げ出したのかわからない。 気付けばぼろぼろの恰好で一人きり。 後ろを見れば森が見えた。 前を見れば見知らぬ村があった。 空が朝焼けの色に染まる。
ぺたん、と地面に座りこむ。 それから大声で泣いて、泣いて。 泣き声に気付き拾ってくれたのが今の親父だ。 銀細工師だった親父の腕は見事なものだった。 まだ幼い頃から彼を師として仰ぎ修行に明け暮れ、 今では職人としてもそこそこ名の通る。]
(15) 2017/09/29(Fri) 20時半頃
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