180 【突発】午前二時のシンデレラ
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運命は信徒 オーレリアの役職希望を賞金稼に決めた。
運命は白銀∴秘星 マユミの役職希望を村人に決めた。
教会の鐘が鳴らされ、聖貨騎士団が到着した。村の名士が応対する中、集まった人々はわけも知らされず、言い知れぬ不安を感じていた……。
きみは自らの正体を知った。さあ、村人なら敵である人狼を退治しよう。人狼なら……狡猾に振る舞って人間たちを確実に仕留めていくのだ。
どうやらこの中には、村人が4人、賢者が1人、導師が1人、賞金稼が1人、少女が1人、囁き狂人が1人、人狼が2人、弟子が1人いるようだ。
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足音が部屋の前で止まった。そして、ドアノブがゆっくりと回る音が聞こえる。振り向いてはいけない、振り向けば
日記はそこで途切れ、発見されるまで打ち捨てられていた。
(0) 2016/01/12(Tue) 00時頃
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―舞踏会から四日後―
[王子が、あの日踊った女性を探していることは
当日の晩から翌朝には、城下中の人々に知れ渡っていた。
そしてすぐ。兵士と共に街に出た王子は
若い女性のいる家を訪ねては、唯一の手がかりである「ガラスの靴」が
ぴったりと合う女性を探し続けた。
しかしなかなか見つかることはなく、王子も苛立ちを隠せなくなったのだ。
「何故あの方がいないんだ。
何故、関係のない女ばかりが、この街に蔓延っている!」
舞踏会にいた女性たちの住まいを訪ねた時、
王子は、告げた。
「城の北にある古塔に来てくれ。絶対にだ」
そこに狂気の影を見たものはいただろうか。]
(#0) 2016/01/12(Tue) 00時頃
[舞踏会の翌日から始まったその王子の訪問も四日目となり、
最後に訪れたのはグレリオン家。
若い女性が二人いると聞いていたが、
その母親も靴の持ち主であると主張したのかもしれない。
「ああ、ああ、そうか。貴女も古塔にご招待しますよ」
それに拒もうが否が、グレリオン家の二人もまた
兵士に案内され、或いは強引に
家から古塔へ連れて行かれる。
その時まだ、王子が柱の影から覗いていたシンデレラに
気づくことは、なかった。]
(#1) 2016/01/12(Tue) 00時頃
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村人ね 狼希望が多かった、ということだろうから 進行に自信があるんでしょう 上手くやってもらいましょうか
(-0) 2016/01/12(Tue) 00時頃
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―古塔―
[古塔の入口には、王子直属の兵士の姿。
戸惑いや困惑した女性たちをも、強引に中に入れてしまう。
古びた入口を潜ってすぐ。
そこそこ広さのあるその場所に
十数名の女性が集められる。
気まぐれに、王子が指名した十一名だった
彼女らは明確にシンデレラではないと分かっている。
全員が集った頃合。王子は姿を現した。
そしてひどく冷たい声音で告げたのだ。
「よく集まってくれた――と言いたいところだが
残念なら僕は、君たちを歓迎しているわけではない」
(#2) 2016/01/12(Tue) 00時頃
[ひとりひとりの顔を見て、そして吐き捨てるように言う。
「なんて目障りなんだ。
あの方に比べ貴様達など僕の目を穢すだけの家畜に過ぎない」
す、と上げる合図の手。
次第に古塔の扉の隙間が狭くなっていく。
「僕があの方を見つけ出すまでの猶予だ。
君達はこの古塔で、僕の目障りにならぬよう、短い余生を楽しみ給えよ」]
(#3) 2016/01/12(Tue) 00時頃
[無茶苦茶な話であっても、
熱情に焦がれ、苛立ち、狂気に落ちた王子は
一切聞く耳を持たない。
「そう、僕の妻となる地位を求めるがあまり、面倒をかけた罪なのだよ。
さあ死刑囚の女ども。――踊れ。踊り狂え。
死に果てるまでなァッ!」
[そうして王子は細く締まりかけた扉からするりと外へ。
すぐに扉は軋んだ音と共に閉ざされ
大きな音と共に施錠をされ、出ることは叶わない**]
(#4) 2016/01/12(Tue) 00時頃
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/* やばい、ほんまに人狼になってしもた……。 希望蹴られるかなぁって思ってたのに、ごめんね!! 中の人は悪女とかなにそれわかんないっていう純粋な人なので いやーむずかしいわー……
(-1) 2016/01/12(Tue) 00時頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2016/01/12(Tue) 00時頃
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発言して良いものか…
(-2) 2016/01/12(Tue) 00時半頃
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[古塔に来てくれなどと言われた時は、些かの希望を抱いたものだ。 もしや、何かが気に入られたのかも?と。 ……無論。古塔などという場所に呼ばれると言うのは、少し考えればあまり真っ当な扱いをされるとは思えないのだが。]
[戸惑いが多くを占め、少しの期待がそれでも残り。 家を出て行く際に、お母様と話した内容はーーー失礼のないようにーーーだった。]
[その時にはもう既に。十二分に王子様の気分を害していたなどと……私が気づけるはずもなく。]
[だから、王子の行動は全て予想外>>#2]
それは……あんまりにございます……! 殿下、どうか冷静になられて下さい……!
[欲に目がくらんだ人間が、手酷い罰を受ける。 神話のような、物語のような、よくある話。 けれど、これでは余りにも、酷すぎる。ーーー酷すぎるが、今、目の前で固く閉ざされてしまった扉は、残酷な現実を突きつけてくる。]
殿下……どうか、ここをおあけください、殿下! 死刑など……重すぎる罰にございます、殿下!
(1) 2016/01/12(Tue) 00時半頃
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ーーーーーー殿下!
[私の言葉に応える声は……その扉の奥からは何も聞こえてこなかった]*
(2) 2016/01/12(Tue) 00時半頃
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/* 弟子…。 誰か縁故つけておくべきだった。 今日中になんとかせねば。
(-3) 2016/01/12(Tue) 00時半頃
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とりあえずこれで様子見。
(-4) 2016/01/12(Tue) 00時半頃
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―古塔・1F―
[まさかこんなところへの招集がかかるなんて 思っても見なかった。 中に入って思ったのは、黴の匂いや、積もった埃で 余りにも―――そう、 上流階級の女性を呼ぶべき場所ではない、ということ。
こんなところで何の用事なのだろう。 あまりいいことではないに違いない。
王子が姿を現すより前。 ここに至る経過を思い出してみる。*]
(3) 2016/01/12(Tue) 00時半頃
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―四日後・古塔にて―
[古塔に来てくれと王子様に言われて、それに従いやって来たのはよかったのだけれど、>>#2の豹変ぶりにやっぱりかという思いが大半だった。
四日前にローズマリーさんと話した通り、相当ダンスのお相手様を愛しているが故の狂行だったからだ。]
流石に、死刑はやりすぎです…!
[普段は本音など心の内に秘め押し殺す私だが、流石に死刑はやりすぎだという声>>1に頷いた]
(4) 2016/01/12(Tue) 00時半頃
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―回想・招集がかかるまで―
[ラブラシュリ家に王子が訪れたのは、舞踏会が終わった翌日の夕刻だった。姉は嫁いだため、ラブラシュリ家に残る娘は自分ひとり。舞踏会のどこにいたかも分からぬ行動が、目をつけられる理由だった。 隅です。と、真面目に答えるも、証拠を求めるように差し出されるガラスの靴。
矢張りあの時の王子の熱情は本物だったらしく、唯一の手がかりであるガラスの靴に足が合う女性を探しているとか。]
私ではないのですけれど……。
[仕方なしに足を合わせるも、当然、靴は己の足にフィットしない。王子はそこでどんな顔を見せたっけ。悲嘆ではなく、苛立ったような吐息を一つ聞いた気がする。 二日後に古塔に来るように命じられ、王子は立ち去った。]
(5) 2016/01/12(Tue) 00時半頃
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早く見つからないと、私たちが困ってしまうわ。
[そばにいた母親を見て、肩を竦めれば 期待したのに。としょんぼりな母。]
私が王子様に付け入るような娘に見えて? むしろ、殿方とは誰ひとりとして踊ってないわ。
[そう当たり前のように言うと、 そのマイペースさをどうにかしなさい。と軽いお小言を言われたのだった**]
(6) 2016/01/12(Tue) 00時半頃
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/* 導師希望したけど意味ないwww ま、いっかwww
(-5) 2016/01/12(Tue) 00時半頃
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―現在・古塔の中―
[さて全員集うと王子が姿を現した。 文句の一つも言ってやろうかと思ったが、 逆に王子が、酷い言葉を浴びせかけてきて、 あっけにとられてしまう。>>#3]
……
[一方的に蔑み、自分たちを玩具のように見ている男>>#4 人の命を何だと思っているのだ。 権力者からすれば、それは一言で潰えるものだというのか。
―――けれど、そう、それが現実。
まして王子という権威の元での命令は、絶対的と言ってもいいだろう。握り締めた拳が怒りに震えて]
っ、ふざけないで……。
[閉じた扉に慈悲はない。それでも、こんなところで命を落として、堪るものか。*]
(7) 2016/01/12(Tue) 00時半頃
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ー回想:招集の時ー [ガラスの靴をもって現れた王子は憔悴しきっていた]
試すまでもなく、私ではありませんわ。
[しかし、足を合わせろと言われて靴を履こうとするも、当然合うはずがない。 そこで見せた王子の表情は今まで見たことがない冷たいもので。 それでも行かないわけにもいかず。]
わかりました
[了承するしかなかった。]
(8) 2016/01/12(Tue) 00時半頃
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[王子の様子をみていたメイド長がおもうところがあったらしく、 枕にいろいろな食料を詰め込んだ]
「いいですか、お嬢様。枕が変わると眠れないとでもいって、これだけは絶対中に入れてくださいまし。」
[そう言って持たせてくれた非常食、さらには生きていくのに必要な応急処置セットなども、持ち込めたら持ち込めただろう。]
(-6) 2016/01/12(Tue) 00時半頃
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ー塔の中ー [集められたのはこの前舞踏会で顔を見た面々ばかりで。 そこで告げられた言葉を冷静に受け止めた。]
王子の妻となる地位など求めておりませんのに。
[こういう残虐性を持つのも貴族では珍しくない。 ため息をついて、とりあえず一人になれそうな場所を探しに螺旋階段を登り始めた**]
(9) 2016/01/12(Tue) 01時頃
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お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2016/01/12(Tue) 01時頃
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―回想:窓辺→舞踏会会場・中央―
[最初の言葉>>123は、流すようにしておく。 どこまで、卑屈なのだろうか。その邪魔そうにも見える髪からは表情はうかがえないから、読み取ることはできるわけもなく。 しかし、王子の話題を出せば、こちらへと視線を向けられた。 どこまでも黒い闇。吸い込まれそうであった。
ふたりで、あるいは周りの女性達も惚けたように王子を見ていれば、遅れてやってきたか他の貴族にでも挨拶していたのだろうか、母と姉がこちらへとやってきた。瞬間、予期せぬ母の言葉>>101。]
お、お母様…。
あの…本日は、ご招待いただきありがとうございます。 私、スーザン・ドリゼラ=グレリオンと申します。 王子様にお会いできて、光栄です。
[うろたえて、助けを求めたいが、目の前にしてしまっては、挨拶をしないわけにもいかない。 姉は、母に似てしたたかだ。ちゃっかりと自分を売り込んでいる。 それに比べて、私はちゃんと喋れているかもわからない。 だから、母の次の言葉>>126には、曖昧にしか返事できなかった。 そのとき、横にいたはずのエルゴットはどうしていただろうか。]
(10) 2016/01/12(Tue) 01時頃
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[憧れの王子と僅かな時間、踊ることは叶った。 これも母の強引さのおかげであろう。…周りの視線は痛かったが。しかし、目の前の彼を見れば、そんなこともすぐに忘れた。 ああ、これが恋なのかしら。 王子の瞳の冷たさ、暗さに気づくこともなく。]
シン、デレラ…?
[王子と踊る女性の姿>>#4を見れば、すぐに家の者は気づいたはず。綺麗に髪を上げて見るからに質のいいドレスを身にまとう彼女はまぎれもなく義理の妹で。
なぜ、ここに? なぜ、そんな格好を? なぜ、どうやって? なぜ、王子様とあんなに楽しそうに?
そこでようやく、先ほど自分と踊っていたときとは 違うことに気づいて、胸がちくりと痛んだ。]
(11) 2016/01/12(Tue) 01時頃
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―回想・舞踏会翌日―
[コールドフィールド家にも、王子様はやって来た。どこにいたのかと気押ししそうな勢いで尋ねられれば、素直に隅で軽食を食していたと言った。
だが、信用していない様子で今度はガラスの靴を差し出された。要は、ピッタリと履けるかどうかという事らしい。
けれど、上手く履けるはずも無く、なんだか、締め付けられるような感じがして、ギブアップをした。そして、二日後に古塔に来いと命ぜられた。]
なんだか、嫌な予感がしますね。
[ポツりと雨の雫のように零した独り言と共に、表情を曇らせた]*
(12) 2016/01/12(Tue) 01時頃
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