172 ― 恋文 ―
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[お礼の途中で噛んだ様子が可笑しくって、可愛らしくって。 マフラーに顔をうずめる様子に、ふふっと笑いが漏れる。
そんな中不意打ち気味に、自己紹介と共に目を見つめられれば、思わず逸らしてしまう。 女性どころか人に対しての経験値がゼロに等しい自分にとって、見つめ返すなんて高度な事が出来るはずも無い。
そう言えば、あの手紙の名前も”ひな”だったなと思いながら]
俺は、切原 、切原 広一。よろしく。
[この人は、俺の事が怖くないんだろうか?]*
(121) kanagami8 2015/10/27(Tue) 02時半頃
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ひろいちさん
…いち、さん…
[まさかね。まさか。そんなできた話がある筈ないのよひなこ。…でも。でもでも。どうしてこんなに胸がざわざわするんだろう。
塾からうちまでの道は、決して遠くない。 だから、簡単な自己紹介をしただけで、あっという間に目的地へと到着してしまった。
むしろこの短距離の間に、あんな事件に巻き込まれることのほうが珍しいというか、驚きなのだけども。]
(そう考えるとますます運命みたいだよね…?)
[なんて。 わたし、ほんとはロマンチストだったみたい。*]
(122) matsuko 2015/10/27(Tue) 02時半頃
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[ドアベルがなるのが聞こえた>>106 胸がドキドキした。だからだろうか、零れた涙を袖でそっと拭いて。
足音が、自分の側で止まる。 顔を上げれば、そこには会いたくて止まなかった彼の姿が]
…豊田さん…。
[彼が手紙を手渡してくれた。また泣きそうになるのを堪えて。 彼は少し離れた席へ行ってしまった。
どうしよう、なんて話掛けよう。話し掛けていいのかな。会えたのが嬉しすぎて、どうしたらいいか分からない。]
(123) アリス 2015/10/27(Tue) 03時頃
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[すると、ひな先輩が何か思い付いたような、閃いたような表情で立ち上がれば告げられる言葉>>133に思わず、こちらも立ち上がる。]
あっ…ちょっ…せ、せんぱいっ…!
[そんな事言っちゃったら、豊田さんに聞こえちゃう。と思いながら、小声で告げれば、チョコケーキと珈琲を持って他の席に行ってしまった。
気を遣ってくれたのだろう。 嬉しいような、申し訳無いような。
ありがとうございます!頑張ります!という意味を込めて、しっかりと頷いた。]
(124) アリス 2015/10/27(Tue) 03時頃
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[彼の側へ行きたいが、まずは手紙を読みたい。
嬉しくて、手が震える。しっかりしろ、私。大丈夫、手紙も豊田さんも逃げたりしない。 破れないように、丁寧に丁寧に封筒>>-253を開けて、読み始めた。]
(125) アリス 2015/10/27(Tue) 03時頃
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[読み進めていけば、直ぐに顔がくしゃくしゃになってしまう位、言葉のひとつ一つが、嬉しくて、胸が苦しくて。
まさか、学校上演を見ていてくれて居たなんて>>103>>104 あの時、あの瞬間、彼が見ていてくれたらって思っていた。だって、あのシーンは他でもない、豊田さんを想って、豊田さんに伝わる様に演じたのだ。 豊田さんが、そんな風に思ってくれたなんて、天にも昇りそうな程嬉しかった。
綴られる言葉たちに、豊田さんの気持ちや気遣いが見えて、笑みがこぼれる。]
(126) アリス 2015/10/27(Tue) 03時頃
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[「懸念がある」とか書かれている。 それに、「切りたくない想いも共通しているなら」とも書いてある。]
(大人になれば……。そうか。)
[陽香の心は決まった。
その時まで、この場所と私たちの気持ちが続いていたら。いいえ、続いているはず。ぜったい。]
(127) アリス 2015/10/27(Tue) 03時頃
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[胸がとってもドキドキしてる。 心が温かくなった、豊田さんの手紙を読み終えて顔を上げると、
"「三度目の奇跡」に乾杯"
と、微笑んでくれた>>108 その優しい表情は、会えないときに思い返していた時のものより、遥かに素敵で、また好きになった。
陽香も、幸せそうに微笑んで]
「三度目の奇跡」に……乾杯!
[そして、スクール鞄から取り出したのは、学校の購買部で購入した茜色の封筒。きっと豊田さんがお仕事で卸してくれたレターセットだろうと。
便箋に書き始めた。]
(128) アリス 2015/10/27(Tue) 03時頃
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[ヒナコの案内の元、それほど長くない時間で辿り着いたその場所は]
…え?
[どこか見覚えがある。 周りの景色も、家の形も、この門構えも。
ほんの数刻前、インターホンが押せずに敗北を喫した、手紙の住所]
え?
[手紙の住所だとか、ひなとひなことか、そう言うのが気持ちい位にはまっていって。 っていうかこの人、受験生ってか年上か!]
ええええええ!
[鞄から取り出した手紙を片手に、一文字しか喋ることが出来なかった]*
(129) kanagami8 2015/10/27(Tue) 03時頃
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豊田さんへ
素敵なお手紙、ありがとうございます。 上演、見ていて下さったんですね!嬉しいです。 豊田さんの応援のお陰で、楽しく挑めました。ありがとうございます!
そして、続けられると知って、とてと安心しました。 私の気持ちはずっと変りません。
これからも、私の言葉を、貴方の言葉を届け合えたらと思います。
大人になったら、豊田さん話したい事があるんです。
その時は聞いてくれますか?
では、またお手紙書きます。
陽香
(-266) アリス 2015/10/27(Tue) 03時頃
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/* 声が響いてフェードアウト的なあれ。 お付き合いありがとう! …ちょっと限界なんでおちませう。
(-267) kanagami8 2015/10/27(Tue) 03時頃
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[書き終えれば、マスターの元に駆け寄り]
ハチミツたっぷりのパンケーキを下さい。
それと……これを、お願いします。
[茜色の封筒を、いつものように預ける。
本当は、彼の側に行きたい。彼の側でお話して、近くで声を聞きたい。
でも、それはしない。 私が側に行ってしまう事で、近い未来一緒に居られない可能性があるなら、私は今、我慢できる。 辛いけど、この"一時を"味わえるなら。
きっとこれからも、同じ席には座らないのだろう。 しかし、席は離れていても、心はすぐ側にある。文通で、私たちの心は繋がってる。そう信じている。
席に戻って、豊田さんと目が合えば、照れたように笑っただろう。]
(豊田さん、私、幸せです…。)
(130) アリス 2015/10/27(Tue) 03時頃
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[そして、きっと。
卒業を迎える時が来て。
彼と、ここで会えたなら、
彼の側へ駆け寄り、やっと告げる事ができるだろう。
「貴方を誰よりも、愛しています。」と**]
(131) アリス 2015/10/27(Tue) 03時頃
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???
[うちについた途端、「え」しか言わなくなるひろいちさん。どうしたんだろ。おうち近いのかな?なんて。 そんなことを確か、わたしは考えていたけれど。
それから。
一さんはひろいちくんだったこと。 あまいものがすきなこと。 わたしのほうがお姉さんで、彼は二つも年下だったこと。 同じ高校に通ってること。 顔が怖いって本人は言うけど、 やっぱりわたしはへっちゃらだったこと。
おんなじ思いで、お手紙を待っていたことを知って。]
(132) matsuko 2015/10/27(Tue) 03時頃
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[いっこずつ知るたびに ちょっとずつ好きになっていった。
おんなじ大学に通いたいってわがまま言ったら、 いっぱいいっぱい勉強してくれた。
これが食べてみたいって言われたら、 いっぱいいっぱい(マスターさんのとこで)勉強して 作っていった。
怪我をすれば手当てして、 困ったら助けてもらって。
そうして、一通のお手紙が繋いだ縁は、 いつの間にか何物にも代えがたい絆に変わってました。
すべての出会いに、感謝を。]
(133) matsuko 2015/10/27(Tue) 03時頃
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[そうして今日も、
ふたりで「ラブ・レター」を訪れるのです。]
**
(134) matsuko 2015/10/27(Tue) 03時頃
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/*
もう眠気全開!でも、もうちょっとだけ!
ひな先輩!広一くん!二人の恋を応援し隊!
えりーさん、最後までお付き合いありがとうございます! 最後の手紙、本気でドキドキしちゃいました。ときめいた(//∇//)
まだ、色々返してない気がするけど……。 明日終わる前に来れたらいいな。
皆さん、おやすみさないです!**
(-268) アリス 2015/10/27(Tue) 03時頃
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/* あーいいなあ。コアントロー組ほんとかわいい。切ない。 この村のコンセプト通りって感じでずっとおうえんしてました。ヨカッタヨカッタ 最後に絡めてほんとに嬉しかったです。
ハルカちゃん、しあわせになれー呪っとくね! アリスさんの女の子はいつも天使だけど、今回はこのポニーテールとうなじとセーラー服にピタッと来るような女の子でしたね。さわやか青春の味だった。愛のスコール。
トヨタさんとこんなふうにしか絡めなかったのが残念。とてもくやまれます。エリーさんは桃の人らしいので、どこかでまたお会いできたらぜひお相手願いたいな♡
ひろいちくん、遅くまでありがとう! だいすき。**
(-269) matsuko 2015/10/27(Tue) 03時頃
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/*
明日起きれる分からない、不安でまた来ちゃいました!
と思ったら、ひな先輩がいた!(*´ω`*)!
マツコさん、こちらこそ最後に絡めて、本当に楽しかった。恋バナ(?)も出来たし。
陽香ちゃんは、結構自分で動いてくれたので、楽しかったです。
ひなちゃん、可愛すぎて彼女にしたかった〜(*´∇`*)
(-270) アリス 2015/10/27(Tue) 04時頃
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/*
それから、最後に。
恋子ちゃんに投稿を拾ってもらえた!!
恋子ちゃんのラジオを、ワタヌキさんに拾ってもらえたっ!
嬉しかったです。ありがとうございます!!
(-272) アリス 2015/10/27(Tue) 04時頃
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/*
おやすみなさ〜い♪
[皆にお布団をかけた**]
(-273) アリス 2015/10/27(Tue) 04時頃
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―???―
[日の差し込む午後、 女の子がベッドの上でぬいぐるみをなでている。 白く柔らかい毛に包まれた長い耳を、小さな手がもにもにといじっている。]
ねぇおかあさん。どうしてうさぎのめはあかいの?
[おかあさん、と呼ばれた人物が椅子から……何やら奇妙なデザインの椅子だ……立ち上がると、ベッドの上の彼女の髪を優しく撫でる。
どうしてかしらねぇ。 あ、ほらうさぎって寂しいと死んじゃうっていうじゃない。 寂しいよー寂しいよーって泣きすぎたのかも。]
(135) つちや 2015/10/27(Tue) 04時頃
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えー! なにそれかわいそう!
[ぬいぐるみを胸に抱き寄せ、口をとがらせ抗議の声。 その様子を見て、おかあさんはくすくす笑いながらさらに続ける
でも、生きてるうさぎはみんな目が赤いでしょう。ね? 寂しかったけど、今はちゃんと一緒にいてくれる人がいるの。 だから、もう寂しくないんだよ。 だってずっと寂しかったら うさぎはいなくなっちゃうでしょう?]
……ほんとぉ?
[ベッドの上から疑わしげな視線が飛ぶ。それをにこり、と躱す女性。]
そうだ! おかあさんのほんよんでよ! うさぎとともだちのほん!
[会話の流れで思い出したのか、女の子がおかあさんにせがむ。 もう何回目かしら、と言いながら母親が本棚から一冊の本を抜き出す。]
(136) つちや 2015/10/27(Tue) 04時頃
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『わたしのすきなきっさてん』 ∧ たさ
(137) つちや 2015/10/27(Tue) 04時頃
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きょうおとうさんは? [お仕事だけど、夕飯には帰ってきますよ。]
ごはんなに? [いこの好きなオムライス。]
やった! ケチャップでいこの名前書いて! [自分で描けるでしょう、もう] かんじはまだかけないもん! [はいはい、わかりました。ほら、絵本読むからこっちいらっしゃい。]
はーい! ……なんでえほんのだいめい、ここだけえんぴつなの? [ふふふ、内緒。]
わたし"たさ"? [そう、わたしたさ。]
(138) つちや 2015/10/27(Tue) 04時頃
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―――「あるところに、一匹のうさぎがいました。」
[厳しい冬を超えたうさぎは、温かな陽だまりで本を読む。
窓の外でヤマコウバシが揺れた**]
(139) つちや 2015/10/27(Tue) 04時半頃
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/* 数か月? 甘いねッ! 私はッ! 十年単位で"時"を跳ばすッ! 私がママになるんだよッ!!
(-274) つちや 2015/10/27(Tue) 04時半頃
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/* たいちょうのわるいかた、むりされずに・・・。 きせつのかわりめですので!**
(-275) つちや 2015/10/27(Tue) 04時半頃
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[本日のおすすめ:恋するコーヒー 紅茶もあるよ いずれもオリジナルブレンド]
(140) eses 2015/10/27(Tue) 07時頃
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