167 ― さいごの手紙 ―
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この村にも恐るべき“人狼”の噂が流れてきた。ひそかに人間と入れ替わり、夜になると人間を襲うという魔物。不安に駆られた村人たちは、集会所へと集まるのだった……。
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ちゃんとご注文通り、さまざまな人たちをお呼びしましたよ。 いたるところから…そう、地平の果てや、宇宙の彼方からも。
中には、主様を消してくださるような方もいらっしゃるかもしれません。
(0) 2015/08/29(Sat) 01時頃
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ザ、ザ、ザ―――
おはようございます。
***日後は、いよいよペルセウス座流星群が見られます。
双眼鏡の準備は、もうお済みでしょうか?
夏の風物詩、――――― ザ、ザ―――…
(#0) 2015/08/29(Sat) 01時頃
[ラヂオは静かに、今日の訪れを告げる。
数日後には、数十年間例に見ない流星群が見られるのだと**]
(#1) 2015/08/29(Sat) 01時頃
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[今日も大忙しだ。
なにせ、数日後にはトップ・ニュースの流星群が拝めると言う。 ラヂオからその情景を伝えることこそ出来ないが 皆がその日、空を見上げられるように、駆け回り声を届ける。]
(1) 2015/08/29(Sat) 01時頃
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[駆け回る、その先は、何処にでも、遠くにでも。
その時々に、拾い物をする。 何処に落ちていても、どれだけ遠くにでも。 見付ければ拾う、拾えば届ける 本人は"仕事のついで"だと、笑った。
宛先不明でも、誰かが失った、忘れた手紙でも それは誰かにとって大切な手紙だろうから。]
(2) 2015/08/29(Sat) 01時頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2015/08/29(Sat) 01時頃
記者 イアンは、メモを貼った。
2015/08/29(Sat) 10時半頃
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『いよいよペルセウス座流星群が見られます。
双眼鏡の準備は、もうお済みでしょうか?
夏の風物詩、――――― ザ、ザ―――…』
[パンの上のベーコンと目玉焼きを噛みちぎろうとして、 思いがけず、高い鼻へと半熟の黄身がキスをくれた。
咀嚼の向こうから聞こえてくるラヂオのニュース>>#0に、 「へぇ、いよいよかい」なんてこぼしながら、 郵便受けから引き抜いてきた新聞に目を通す。
新聞だけを引き抜かれた郵便受けの底、 古い知人からの手紙は置いてけぼりをくらっていた。]
(3) 2015/08/29(Sat) 10時半頃
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[開けたドアから夏の日差しが飛び込んできて、 忘れ物をした、と一度室内へと身を引き入れた。]
……晴れるといいなぁ。
[帽子のつばを、落ち着きのいいところまで調節しながら、 独り言を残して仕事へと向かう。]
(4) 2015/08/29(Sat) 11時頃
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[静かに、地面を磨く男がひとり。 誰の目にも止まらずに、ただ、そこで仕事をしている]
(5) 2015/08/29(Sat) 11時頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2015/08/29(Sat) 11時頃
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ほし? きょーみないなぁ。
[ 習慣であるラジオを聞きながらの朝食。 もぐもぐとトーストを咀嚼しながら耳を傾けて。>>#0 最後に食後の珈琲を飲むと、立ち上がる。
鞄を肩にかけ、欠伸を一つ。]
ふわ〜あ。 ・・・いってきまーす。
[ 気分が乗っても乗らなくても。 否応なしに今日も一日が始まる。]
(6) 2015/08/29(Sat) 11時半頃
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[うだるような暑さから逃げるように、縁側で仰向けに寝転がる。
傍らで情報を垂れ流すラヂオを聞き流す。 その声が流星群、と告げれば僅かに身体を動かした]
おかーさん、双眼鏡どこに仕舞ってたっけ。
[返事はない。出かけているのだろう。 諦めてまた、元の体勢に戻ると静かに瞳を閉じた。 風鈴が蝉の声に負けじと、澄んだ音を響かせていた]
(7) 2015/08/29(Sat) 12時頃
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/* お邪魔します。 ヒナコで入村しようとしたら既に入村しています、って出てきて運命を感じた。
(-0) 2015/08/29(Sat) 12時頃
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/* 双眼鏡ではなく望遠鏡では あっあーーーーー(゜O゜;
(-1) 2015/08/29(Sat) 12時頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2015/08/29(Sat) 12時頃
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[窓から射し込む陽が指先を掠めた。
静寂の中に響いてた原稿用紙の上を万年筆が滑る音が、はたと止まり。
机から重い腰を上げて窓を開けると、紫煙で淀んでいた室内に朝が流れこんで夜を連れて行く。
とうに空になったカップを指にぶら下げて数歩、辿り着くキッチン。
火にかけたヤカンが蒸気を上げるのを待つ間、ラヂオの電源を入れた。
聞こえて来る声に、この世に生きている人間が自分だけではないことを思い出す、
いつもの朝。]
(8) 2015/08/29(Sat) 12時頃
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/* あ、最後の一枠…だったのか。 村が建った瞬間から監視していたのと鍵が開いた瞬間に見に来てノロノロ入村ロル書いてたら埋まってて危なかった…。
小説家としてのイメージはキングです。
(-2) 2015/08/29(Sat) 12時半頃
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/* ん、14時くらいに枠増えるんですね。良かった。 埋まるの早かったから入りたい人いたのに取ってしまったのではと思っていた。
(-3) 2015/08/29(Sat) 12時半頃
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[ ――今日は気分が乗らない日。]
あっっっっつい…!
[ 地面から立ち上る熱気が陽炎となって景色を揺らす。 ぱたぱたと手で額を扇いでみるが、疲れるだけだ。 空を仰ぎ太陽をむぅ、と忌々しげに見つめた。]
ならばせめて風を頂戴?
[ 女学校に着くと鞄も置かずに真っ直ぐと、 向かうは屋上。 重い扉を開くと同時に、壁に遮られることのない空間に吹き抜ける一陣の風が、少女の髪を揺らした。]
(9) 2015/08/29(Sat) 12時半頃
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風が気持ちいい。
[ 計画通り。]
でも、 太陽も、近付いた。
[ これは誤算。と頭をかきながら。 目的もなく眼前に広がる景色を見つめる。]
………。
[ 意味なんてない。 強いて言うなら風が心地よかったから。 鞄から筆と色紙(いろがみ)を取り出すと、さらさらと筆を滑らせる。 綴った内容。これにも意味なんて、ない。]
(10) 2015/08/29(Sat) 12時半頃
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えいっ。
[ 屋上から飛ばした紙飛行機。 風に乗って彼方へと。 辿り着くのはきっと、私が知らないどこかの地面。]
(11) 2015/08/29(Sat) 12時半頃
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ゴミはきちんとゴミ箱に?
拾ってくれた人ありがとう。 お手数ですが、どうかよろしく。
[ もしも紙の飛行機を広げてみれば、 細い字で書かれたそんな文字と。 横に添えられた小さなひよこの絵。]
(-4) 2015/08/29(Sat) 12時半頃
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