162 冷たい校舎村3-1
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ケイトに5人が投票した。
チアキに1人が投票した。
ケイトは村人の手により処刑された。
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ケイイチ! 今日がお前の命日だ!
2015/06/28(Sun) 00時頃
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時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
ケイイチが無残な姿で発見された。
現在の生存者は、ナナオ、ナユタ、チアキ、ゴロウの4名。
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/* 目の滑る長文っぷりと、思いっきり神楽くんに挟まっている件に全力で頭を下げたい所存ですっ。
ともあれ地上に残るみんなを応援! 良い最終日になりますように!
(-0) 2015/06/28(Sun) 00時頃
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────キーンコーンカーンコーン……
(#0) 2015/06/28(Sun) 00時頃
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/* みんな落ちロルすごいよな…ただし俺のは除く…(震え声)
(-1) 2015/06/28(Sun) 00時頃
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[午前8時50分。今日も等しく朝は来る。
朝も、別れも、等しくやって来る。
また、ふたりが消えた世界で、君は悟ったはずだ。
ここは君の世界。君の見ている、夢のつづき。
なら、結末を決めるのも君。そうだよね?]
(#1) 2015/06/28(Sun) 00時頃
[さあ、いよいよ決断の時だ。
悩みはない、けれど誰もいない世界にひとり留まるか、
痛みや苦しみ、悲しさと、そして、仲間の待つ現実世界に帰るか。
君は選択しなければならない。
……君が、選択しなければならない。
それでは、よく悩んで、考えて。
どうか、"君"にとっての、良き選択を。]
(#2) 2015/06/28(Sun) 00時頃
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/* 涙で前が見えないんですけど もうやだ2人ともかっこよかった、なんなのあれ ずるい
(-2) 2015/06/28(Sun) 00時頃
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/* あっ、ひとりごと間に合わなかっ、t(くちからたましい)
(-3) 2015/06/28(Sun) 00時頃
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[ 無理しない様にする、それは嬉しいけど。 ああもう、吹き出された、みたいだ。 とうとうがっくり項垂れて、うう、って、唸る。
変じゃないかなあ。変だよなあ、って。 ぐるぐる、頭の中はまわって。 …だけど、繋がれた手に力がこもって、 現金な自分は、ふにゃり、笑うのだ。 ]
(+0) 2015/06/28(Sun) 00時頃
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/*
ぐすっ。
(-4) 2015/06/28(Sun) 00時頃
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……ん。だって、とーるくんの幼馴染、だもん。 いろんなこと知ってるし、わかるし。 わたしくらいしか、受け止められない、って。 そう、思うよ。…たぶんだけど!
[ 冗談めいたそれは、少しの願望もあった。 それこそ、彼の隣に別の人がいつか現れたとしても。 それまではせめて、この場所にいさせてほしいなって。 このくらいは願ってもいいかな、って、思ったから。 ]
(+1) 2015/06/28(Sun) 00時頃
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[──そろそろ、思い出したら?
夢と現の狭間。どこか遠くから、声がする。 何を、と、秋野は思う。 思い出すことなんて、何もない。 何もないはずなのに、どうして、頭が痛むんだろう。
誰かの世界。"ホスト"の世界。 相馬風子のマネキンから流れる血は、まるで"ホスト"が間近でそれを見てきたかのように、ひどく赤い。 あの鉄のにおいを纏った赤を、秋野は、確かに知っている。]
(0) 2015/06/28(Sun) 00時頃
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あ、でも。ちょっとは身長わけてほしいなー…。 とーるくんばっかりずるい。
[ 寂しさを紛らわすみたいな一言も付け加えて、 そうしてまた、光>>4:+67に気付く。 携帯を確認して、メールを開き。 こちらの世界でちゃんと無事でいるらしい藤堂に、 安堵の息を吐いて。 ]
(+2) 2015/06/28(Sun) 00時頃
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……あ、見えたよ、病院。 あそこで、良いんだよね?
[ 少し遠く。 うすらぼんやりと見える建物の光に、目を細めた* ]
(+3) 2015/06/28(Sun) 00時頃
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──回想:秋野智広が死のうとした夜のこと──
[文化祭を終えて数日後。 自宅でひとりきりの、静かな夜のことだった。
お腹が空いた気がして、秋野は冷蔵庫を開けた。 昨日、一昨日。俺、何を食べたっけ。 冷蔵庫には、何か残ってたかなぁ。 思いながら、庫内を覗き込んで、秋野は目を見開く。
殆ど空っぽの冷蔵庫の真ん中に、キャベツが置いてある。 一目見て、それがもう腐っていてとても食べられないものだと気づく。 どうして、こんなになるまで放置してしまったんだろう。 嫌な臭いに口元を覆った。吐きそうだった。
──ねえ、これって、いつから此処にあるんだっけ?]
(1) 2015/06/28(Sun) 00時頃
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[襲い来る気持ちの悪さを堪えながら、顔を上げる。 そうして、秋野は、家が酷く荒れていることに気が付いた。 散乱するゴミ。脱ぎ捨てられた服も、何もかもがすべて、雑然と散らばっている。 ゴミの中に埋もれるようにして、織部那由多のくれたインスタント食品が、転がっていた。>>0:38]
……あれ……?
[おかしいな。──おかしいなぁ。
目に映るものに、その惨状に、気づかず日々を過ごしていた自分に、愕然とする。
あの日、秋野は、もう全部やめようって、そう思って。>>4:124 ちゃんとやろう、って。きちんと、自分が間違ってたって、認めて。 だから、全部、ちゃんと出来るはず、だったんだけど。 これ、何だろう。 なんで、こんなことになっているんだろう。]
(2) 2015/06/28(Sun) 00時頃
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/* あっこれ あっ
あきのくんごめんなさい…!!!!
(-5) 2015/06/28(Sun) 00時頃
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「──お前には、生きる力がないよ」 「生活力もないし、出来ることも、やりたいこともない」
[こんな時に、母の言葉を思い出す。>>4:122 かみさまの言葉。ずっと、何より欲しかった、母親の言葉。 ああ、だけど。なんだかこんなのもう、まるで呪いだ。
秋野智広は、夜を捨てることが出来なかった。 あの冬の日に、縋りついたもの。 今さら捨てても、自分は、上手く生きてはいけない。
随分長い間、そのまま固まっていた。 ふらり、と、秋野は立ち上がる。 冷蔵庫の横、水切り棚に放置してあった包丁が目に止まる。手を伸ばした。 細い足首は、かくりと頼りなく揺れるのに、包丁を持つ手にはいやに力が入っていた。]
(3) 2015/06/28(Sun) 00時頃
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[切りつけた手首と腹部の痛みに、呻く。 最初は手首。それだけではなんだか心もとなかったから、次は腹部。
ぽた、と落ちる血が、冗談みたいに赤かった。 その赤を見て、強い言葉を紡ぐあの赤い唇を思い出してしまう。 この身体にあの人と同じ血が流れてるんだと思ったら、溢れて床に広がる血が勿体無くて。 自分のどうしようもなさに、唇は歪んだ笑みを作った。 こんな風になってもまだ手を伸ばしてしまうっていうなら、ここで終わらせるのがきっと正しい。 正しいはず、──なんだけど。]
(4) 2015/06/28(Sun) 00時頃
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[ああ、また、赤が滴る。 ぐちゃぐちゃとした頭の中で、秋野は、思った。
ねえ、かみさま。 ううん、かみさまじゃなくていい、願い事、聞いてくれる誰か。 強くて正しくて、生きる力を持ち合わせた、眩しい人たち。 こんなことしておいて、今さら、馬鹿みたいなことを言うけれど。
──俺、死にたくないなぁ。]
(5) 2015/06/28(Sun) 00時頃
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読書家 ケイトは、メモを貼った。
2015/06/28(Sun) 00時頃
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[視界の隅、借りっぱなしの絵本が映る。 ひとりぼっちの寂しい幽霊が、魔物の集う洋館で友達を作るまでの短いお話。>>4:75 どこまでも優しい、優しい物語。 最後のページは、幽霊と魔物たちの楽しげなパーティの様子だ。>>4:76
秋野は、手を伸ばす。血に濡れた手。 ごめん。 こんな手じゃ汚してしまうんだけど、──ごめんね。
指先が絵本に触れた。 そう思ったのを最後に、意識は、途切れた。*]
(6) 2015/06/28(Sun) 00時頃
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