131 SACRED JUSTICE ―闇の正義と光の祝福―
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カリュクスはデメテルを占った。
デメテルは預言者のようだ。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
パルックが無残な姿で発見された。
噂は現実だった。血塗られた定めに従う魔物“人狼”は、確かにこの中にいるのだ。
非力な人間が人狼に対抗するため、村人たちは一つのルールを定めた。投票により怪しい者を処刑していこうと。罪のない者を処刑してしまう事もあるだろうが、それも村のためにはやむを得ないと……。
現在の生存者は、クラリッサ、博史、カリュクス、オスカー、イアン、デメテル、ヘクター、仁右衛門、亀吉、ドナルド、ラディスラヴァ、レティーシャ、ミナカタ、ティソの14名。
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『王の剣』は所有者を自ら選定する――。
数少ない、ローレルレガリヤの確かな伝承のひとつだよ。 つまり、それに選ばれて、それを手にしている。 その時点で、ヘクターさんはレガリヤから『王』にされてる事になるし。
……後。まぁ、幾つか理由もあるんだよ。
[国も無く、カレリアの霊峰が残るのみ。そこには光も闇も無い、奇跡の去り行く鉄の時代>>516。 それを聴きながら、アマトは、ヘクターの胸元にその瞳を向けながら、曖昧に笑みを浮かべる]
(0) 2014/08/18(Mon) 01時頃
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/* あ、もう更新時間だった。 謎の詩篇はどうしよう。考えてなかった。
(-0) 2014/08/18(Mon) 01時頃
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ともかく、僕達は今。 教団の警備をかいくぐりながら、何処にあるかも知れない、ローレルレガリヤを何とか見つけ。 …あ、ローレルレガリヤて云うのは、『レガリヤ』のカーライル王国での呼び方ね。
…その剣で、同じレガリヤの在り処を感知したり。
そんな凄い機能があれば誰も苦労しないよね…。
[兎も角、魔力的な対処は自分しか出来ない。盗掘者(違うらしいが)としての腕ぷしや勘、経験は彼に任せて、手掛かりを求める様にアマトは聖堂の周囲を見回していた。 誰か教団の人が自分たちを見つけたらどうしよう。とりあえず眠らせてしまおうか。物騒な事を真剣に考えている]
(1) 2014/08/18(Mon) 01時頃
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[苦笑するオスカー>>1:513に微笑を向ける。 少女が固まったのはその直後のこと]
……いえ、何か……。 私が言うのも可笑しいですが、虫の報せとでもいうのでしょうか。
[千里眼を持つ訳ではない少女に、それ以上詳しく語る術はない]
ええ、貴方にも闇のご加護と、息災なる未来がありますよう。
[>>1:514祈りを交わしその場を離れようとして。 ――ごく細い煌めき>>1:511が視界を横切ったのはその時だった。 警告も何もする暇がなく、ただ息を呑み足を止めるのみ]
(2) 2014/08/18(Mon) 01時頃
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[半分流れる天使の血は光の術を良く通す。 故に眠りに落ちた少女は、その眠りの中で母の姿を見ながら本部へと連行され、地下牢へと。
少女は知らない。この指輪は聖典にさえ記されていない第9の聖具《レガリヤ》、"王の指輪"であることを。 母の最も深き罪。それは聖具《レガリヤ》を、愛する者のため盗み出したこと。]
『…父よ、これを私欲の為使うこと。赦してほしいとは言いません、ただあの人と娘に罪は無い』
[全ての源は愛だ。天使はその深すぎる愛を、歪んだ方向へ導いてしまった。]
(3) 2014/08/18(Mon) 01時頃
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― どうか、愛しき二人に明るい未来を。 ―
(4) 2014/08/18(Mon) 01時頃
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…イアンさん、ティソ、聞こえる? 僕は何とか、上手い事大聖堂の中に入れたよ。
今、レガリヤを捜している最中だ。
[大聖堂内部に入り込んだ後、その知らせを二人へ告げる。 何の因果か、この不思議な精神共鳴に巻き込まれた者同士。どちらかと云えば味方である間柄。状況を報告すると言う最低限の保険にも、最大限この共鳴現象を利用させてもらおう]
(=0) 2014/08/18(Mon) 01時頃
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[…それは一見すれば優しい母の愛。
指輪が鈍く煌き、少女のポケットの中でその時を待ちわびる。]
……とう、さ……ん……。
[虚ろに呟き、少女は地下牢の中。緩やかに目覚めた**]
(5) 2014/08/18(Mon) 01時頃
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― スラム街 ―
[>>1:494付けられた病魔には気づかぬままに。 ここから離れようと、道を巡るうち、ふと。妙に出入りの人間が多いことに、気が付いて。]
……スラムの人が、連れ出されている? [>>1:508思わず物陰に潜み、様子を窺う も。なにやら魔力の渦巻き……魔を行使た形跡に、首を傾げ。]
…………危険因子? ううん、それにしては…………。
[密命からの動きが、速すぎて。 教会は完全な一枚板ではないらしい、とは。ノックスの件で、理解はしていたが……。]
(6) 2014/08/18(Mon) 01時頃
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/* なんてもん持ってるんだwwwwwwwwwwwwwww
(-1) 2014/08/18(Mon) 01時頃
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こんな短い間に、こんなにも……?
……本当は今、何が起こっているのかしら……。
[ほんの少しだけ緩んだ封印は、事態への小さな疑念を抱き。 答えの出ないまま、街陰に潜み。光を纏う言の葉を、ため息がわりに呟いた。
但し、それは。光の魔法に乗せられて。目の前の空気は揺らさぬまま、かの方の元へ**]
(7) 2014/08/18(Mon) 01時頃
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/* レガリア9番目だとwwww これ、いっそもう1つ増えてしまえばレガリヤ10個になるよね。
さて、今回の進入で何かひとつレガリヤ奪取できるかどうか、というかするかどうか。
(-2) 2014/08/18(Mon) 01時頃
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座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2014/08/18(Mon) 01時頃
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"迷える時 その眼を閉ざし 己の中の闇に問いかけなさい わたしはそこにいて あなたを助ける事でしょう"
――詩篇16:84
(8) 2014/08/18(Mon) 01時頃
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――――…くッ!!?
[切り替えた意識が、陽光に反射する光>>1:511を捉えた。 それが透明な糸だと理解するよりも早く、咄嗟に喉元を庇った腕に鉤爪が突き刺さる。
焼き串を押し付けられるような痛み。 足元より幾刃の闇の刃が糸を切断しようと伸びる。]
(9) 2014/08/18(Mon) 01時頃
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兄弟? 俺にはいなかったな…なにせ、拾い子だ。
[自身の生まれについては、まだ知らぬまま。 幼少期を思い浮かべ、首を振った。]
兄か。ガキん時に、兄弟持ちに憧れた事もあるが… ……そうか。居たら居たで色々と大変そうだな。
なあに。俺ァ今、お前の術に感謝してるぜ? 他人と比べるな。お前は、お前だ。 目の前にある今出来る事を全力でやりゃあ、其れで良い。
[慰めるつもりも、励ますつもりもない。 ただ、今のアマトの実力に礼を言いたいのだ。]
(10) 2014/08/18(Mon) 01時頃
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オスカーさん!? 大丈夫ですか?
[呻く声>>9を聞き声を掛けるが、近付けば返って対処の邪魔になるのではと足を止める。 戦えぬ訳ではないが、恐らく暗器であろうその武器は、黒衣の持つ力とは相性が悪い]
もう既に光側の追手が……。
[警戒の眼差しを周囲へ走らせる]
(11) 2014/08/18(Mon) 01時半頃
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[鈎針が獲物に掛かる>>9 手応えは感じたが、戻らぬ事に突き刺さったか、掴まれたか]
……………。
[闇の刃の気配が手に伝われば腕を振り、 糸を波打たせ腕を引けば 多少なりとも皮膚を裂いて戻るだろうか。
初撃の手応えより他の手応えを感じても感じなくても、 痺れ毒を仕込んだ鉤針と糸を煙管と入れ替え、地上へと 舞い降りる]
(12) 2014/08/18(Mon) 01時半頃
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/* 本気でやると煙幕落としてそのまま一撃必殺を目指すから自重。
ミナカタの箱よくなれー!!
(-3) 2014/08/18(Mon) 01時半頃
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[きょと。思わず口にしたそれに、豪快な考えを返したヘクターの言葉に、瞳を丸くしていた>>10]
……あ、はは。 うん。居たら居たで大変だけど。それでも僕は兄さまがいて嬉しいかな。
そうだね、僕は僕の出来る事をやるだけ。
ありがとう、ヘクター。
[励ます、慰める、では無い。唯、そう。行ってこい、と肩を押さる。背中でどっしりと構えている人がいる。そんな安心感がヘクターにはあり。 思わず綻んだアマトの周囲では、聖霊の力が静かに凪いで居た]
(13) 2014/08/18(Mon) 01時半頃
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[>>0:517 途中、少年は世界の現状を説明してくれた。 大枠は、古文書や石板の記述で理解はしていたが、 やはり細部となると、男が初めて聞く話も多くある。 特に、古代聖具レガリアの話については、 この時代ですら未解明故に、初めての情報ばかりで。]
…………まあ、簡単に纏めると。 俺ァこの剣に選ばれた「王」とやらで。 全部のローレルレガリアを奪還しない限りは、 俺の命どころか、闇陣営の国全部ヤバイと。
ハァ。ツっこみ所が多すぎるぜ畜生………
[あまりにも壮大な事件に巻き込まれ過ぎて、 だんだん感覚が麻痺してきてしまった。]
(14) 2014/08/18(Mon) 01時半頃
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ヒュンッッッ!!
[着地と同時。 オスカーに駆け寄る黒衣の少女>>11にも 表に出ている肌……顔を目掛けて痺れ毒の鈎針は放たれた]
(15) 2014/08/18(Mon) 01時半頃
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…………そう言えば、俺も聞きたいことがあった。
[はたと思い出して、手を打った。]
鞘を投げる時、自分を『亀吉』だと言ってたな。
同じ名前を、この剣に「見せられた」事がある。 ありゃァ、どういうものなんだ?
[ずっと気になっていた、雑貨屋での幻影。 何か手掛かりにならないかと、尋ねてみる。]
(16) 2014/08/18(Mon) 01時半頃
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…………クラウディア卿に聞けばいい、……かぁ。
[色々なことが一度に起こりすぎて。 綻ぶ洗脳に、本来は浮かばぬはずの疑念が、ぽつりと。]
……さすがに、夢のお話なんて。 信じて、頂けないわよね…………。
[緩く首を振り、否定する。 言葉を乗せた光の粒子は。空へと広がり。誰かの耳、或いは魔法具へと。伝わったのだろうか**]
(*0) 2014/08/18(Mon) 01時半頃
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大丈夫ですッ!気を付けて!
[聞こえた声>>11にそちらを見ずに返す。]
……糸。
[闇が切断するよりも早く。 腕を更に裂いて糸が引き戻され、断罪者はその時になってはっきりと獲物の正体を把握した。
だが、地上へと舞い降りた意外な姿>>12に。 顔を半分隠していても隠せぬほど驚愕する。]
(17) 2014/08/18(Mon) 01時半頃
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