108 裏通りの絆
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狩人も立ち入らない深い森の奥からやってくる、“人狼”は、ひそかに人間と入れ替わり夜になると人間を襲うという。隣国の出身でありながら戦功名高く、Sirの称号を賜った若き英雄、Cointossと配下の聖貨騎士団は、この魔物の噂を重く見ていた。
恒例になりつつあった臨時徴税を収めた村人たちは、水車小屋で招集の命令を受け、不安を覚えつつも集会所へと集まるのだった……。
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嗚呼、聞こえ る。やつの足音が聞こえる……。
(0) 2014/01/17(Fri) 23時頃
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年の瀬も押し迫った寒い夜。
表通りではクリスマス・イルミネーションが華やかだけれど、
寂れた裏通りでは餓えた魂が暗闇で凍えている。
ほんの少しの温もりがあれば ── 世界は変わるのに。
(#0) 2014/01/17(Fri) 23時頃
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―― 茶茶 ――
[ハウリン駅の裏にある煤けた街並み。 観光客にはあまり勧められない、いくつかの道を抜けた先。
太い道路の向こう側、ほのかに漂うのはこの街のものではない異国の香り。 他の多くと同じように、無機質な石で組まれた建物のむき出しの壁に木でできた看板がうちつけられていたが、書かれた店名は雨風にかすれて読みにくい。
扉を開ければ、中を隠すように何本もの細い布が垂れ下がる。 かき分けつつ室内へ入ると、着ていたコートを脱いで壁に埋めるようにつくられた扉の中へと押し込んで、代わりにすぐ近くに投げてあった赤い上着を上から羽織る。]
長い髪の毛を赤い紐で縛り直してから、真っ直ぐに台所へ。 使い古されたケトルを手にすると、少し濁った水を中へ注いで、火にかける。 外でかじかんだ手をコンロの炎に当ててしばし炙って指先をこすり合わせながら、戸棚から茶器をとりだした。]
(1) 2014/01/18(Sat) 00時頃
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[カタカタカタとケトルが鳴る。 音に合わせるように用具一式を用意する。 艶を持つ茶壷の中に茶葉を一すくい、二すくい入れて。 考えてから、もう二匙分を追加する。
カチャリとコンロの火を切ると、熱湯だけ茶杯に注いで一口二口飲み下す。 この場ではそれ以上は何もせず、職場兼リビングに戻って机の上に置いておいたクッキーの数を数えてから、椅子に腰かけると今日の新聞を手にしつつ、もう片方の手を戸棚に伸ばしたが、まだ寒さでうまく動かない指先は、掴んだものを落としかける。]
……っと。あぶないあぶない。
[幸い床に落ちる前に受け止めて、細い黒のフレームの眼鏡をつける。 ばさりと新聞を広げて一面から眼を通すのも、男にとっては重要な仕事の一つだった。]
(2) 2014/01/18(Sat) 00時頃
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/* い、一番乗りかな……(そわそわ)
村が建たないか待ち遠しすぎてそわそわしてて まだかなまだかなしてた結果がこれです。
(-0) 2014/01/18(Sat) 00時頃
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宝飾交易 黍炉は、メモを貼った。
2014/01/18(Sat) 00時半頃
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/* 登場していないのに相方可愛いとか言いそうになった
いや可愛いのはわかっている。自明ではないか。
(-1) 2014/01/18(Sat) 00時半頃
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― 雑居ビル『G3』・2階 ―
[くぁ、と大口での欠伸を見咎める者はいない。 先代かそれより前の家主の時代から置かれているソファは、 訪問者がいない時はもっぱらくつろぎの場所になっていた。]
(3) 2014/01/18(Sat) 01時頃
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[駅を取り巻く喧騒からはやや遠く、 本格的な裏通りの空気とはほどほどの距離が取れる位置。 『G3』と呼ばれる四階建てビルの二階へ向かう階段下に、 木のプレートに少し右上がりの癖のある字で書かれた 『Detective Bureau』の札が下がっている。
簡潔に『探偵事務所』とだけ掲げ続けて数年。 未だ看板として掲げる名前は決まっておらず、 最近は不具合がないからと考える事自体を放棄していたり。 G3探偵事務所でも猫耳探偵でも好きに呼べばいいと思う。]
(4) 2014/01/18(Sat) 01時頃
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/* 念じてたら本当にクシャミが来た
何これやばい。
あと猫耳探偵wwwwって呼んでいいのかwwww
(-2) 2014/01/18(Sat) 01時頃
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……ひまい。
[呟きとともに、欠伸を重ねる。 探偵への依頼主は人目を避けたい場合も多く、 昼間に事務所を開いていたところで訪問数は多くない。 年の最後の月半ばの今日も例に漏れず。
つまるところ、退屈で退屈で仕方がなかった。]
ぅあー……行こっかなー…。
[ソファの上でさらにしばらくの間空き時間を持て余し。 のそり上半身を起こして、ぐっと背と腕を伸ばした。
だらけていたせいで崩れていたフードの前をしっかりと合わせ、 扉の外かけてある、階段下と揃いのプレートをひっくり返す。 『不在中。ご依頼はポストへどうぞ』の黒文字を確かめて、 指先で軽くプレートを揺らした。]
(5) 2014/01/18(Sat) 01時頃
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うへぇ……さむー。
[容赦ない北風に肩を竦めて、上着の袖に手を隠す。 顔の半分近くを覆い隠すフードの上で、 猫耳の装飾が風でへたりと倒れていた。]
(6) 2014/01/18(Sat) 01時半頃
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[カサリカサリ。新聞のページを一枚ずつめくる。 男が営むのは「茶茶」の店名通り、茶屋である。 開店時間は気まぐれ。お望みならば試飲もできる。 もっともこの街で、こんな店で、茶葉を売るだけで生計を立てているわけではない。
男が主に扱うのは「情報」だった。 だから新聞は丁寧に読む。]
やれやれ。年の瀬に忙しいことだ。
[紙面いっぱいに詰め込まれたニュースに苦笑いしながら読み終えた証にくるりと丸めて、眼鏡をとると机の上に置いた。**]
(7) 2014/01/18(Sat) 01時半頃
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宝飾交易 黍炉は、メモを貼った。
2014/01/18(Sat) 01時半頃
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―パン屋「ガレット・デ・ロワ」―
[パン屋の朝は早い。 日が昇る前に目を覚まし、 倉庫から材料を運び入れて厨房で生地を作る。 その間、昨日の晩に仕込んでおいた種を丸めると、 昔ながらの焼き釜に、並べて入れた。
麦が焼け、バターの焦げる匂いは、 スラムの路地を歩く、空腹を抱えた者らの足を止める。
お構いなしに、男は一人無言で黙々と仕事をこなす。 人でも殺していそうな太い腕は、パンをこねる際には細々と動く。]
(8) 2014/01/18(Sat) 01時半頃
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[食パン、バゲット、クロワッサン、 ライ麦の丸パンに、マフィンにベーグル、ロールパン。 どれもこれも基本的なものばかり。
「お前の作るパンは面白みがない」 という主旨の事を言われた事があったが、 全くもってその通りなパンが店に並んでゆく。
男も気にしているのか、打開しようと甘い味のパンも作る事もある。 だが殆ど上手くいった試しはなく…。
今日もまた釜から出したパンを前に、 眉間に皺を集めて渋い顔をしていた。]
……………。
[可愛いパンを作ろうとしていたのだ。]
(9) 2014/01/18(Sat) 01時半頃
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[『うさぎの形をした』
『目の部分はチェリー』
『パンの中にはチョコレート・クリーム』
そうして出来たパンはというと。 赤いチェリーは零れて目のあった周りは色が染み出し、うさぎの口からは、注入したチョコレートクリームがだらりとはみ出て流れ出し、さながら死霊都市を這い回る朽ちた生物のような、前衛的な様相へと変わり果てていた。]
(10) 2014/01/18(Sat) 01時半頃
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…………………。
[暫し、死せる物と視線を交し合った後。 子供の目に付かない、高い棚の端の所に、 ひっそりと並べて店を開けた*]
(11) 2014/01/18(Sat) 02時頃
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/*われながらry
今回はカッコイイをやる予定だったんだけどどうした何処いtt なケヴィンことt_nukeですこんばんは。 村建つの早くてあわあわしてしまった。心の準備が…( ノノ)
とりあえず同村する方々よろしくお願いします。 あとメモ貼らんと…。
(-3) 2014/01/18(Sat) 02時頃
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/* あーそうだ、ベネット(仮)さんへの縁故どうしようかと思ってたんだっけか…。 向こうの設定見てから取るでも大丈夫かなぁ。
(-4) 2014/01/18(Sat) 02時頃
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─ 少し未来: 廃棄物不法投棄場 ─
[ギャングだの殺し屋だの、 脛に傷持つ輩の集まるこのダウンタウンじゃあ、 死体だって、そこまで珍しかない。 それがすでに身ぐるみ剥がれた後の全裸だったとしても、 まあ、稀に良くあることだ]
[今、 痩せた少年がそんな死体のひとつを見つけ、 すでにめぼしい物は持ち去られた後かとがっかりしながらも、 せめて、その髪でも抜いていくかと手を伸ばしたところだ]
(12) 2014/01/18(Sat) 03時頃
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[その死体は、 陽に焼けた肌に、陽に褪せた中途半端な髪。 肩幅は広く胸板は厚い、しっかりした身体の男だった。 歳は30は越えていても、40には届いてはいまい。 細かい傷痕が網目のように縦横にはしっているが、目立った外傷はなかった。
日差しでさえ避けるようなこのスラムの、 あわい少年の影が、全裸死体の顔にかかった時。 ばちり、と突然死体が目を開け、人相の悪い昏い眼が、少年を見あげた]
[途端、死体が何かを言うより早く、 少年は脱兎もかくやの勢いで、その場を逃げ去った]
(13) 2014/01/18(Sat) 03時頃
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……寒……、
[全裸死体……ではなく、ただの全裸は、ぶるりとおおきな身を震わせた。 自覚してしまえば、凍えた指はぎちぎちと痛み、歯が鳴り始めた。 耐えがたい寒さに骨が震えだし、ムスコがきゅっと縮んだ]
……ここは……?
[身を起こせば、 ぷん、と生ゴミとあやしい薬品と焼けたゴムを混ぜて、数日置いたような臭いがした。 その途端、ずきりと頭が痛んで、 彼は……、ホレーショー・イェンセンは低く呻いた]
確か……、、*
(14) 2014/01/18(Sat) 03時頃
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─ 現在:ダウンタウン小道 ─
[相変わらずの寒い日が続く。 気温も。懐も。 つめたい石の道路の上に新聞紙を敷き、浮浪者が物乞いをしている。 その傍を、ホレーショーは足早に硬く通り過ぎた]
[仕事熱心な北風が、くたびれたジャケットの隙間から入り、 うなじの毛をくすぐって行った]
(15) 2014/01/18(Sat) 03時頃
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……。
[しかめっ面をしてコートのポケットに指を突っ込むと、 まるい金属が冷たく触れた。 ホレーショーは立ち止まり、これがあればありつけるだろうあたたかい茶の一杯のことを、 ……それから薄い薄い新聞紙のことを思った。 重い足で、数歩を戻る]
……。 こいつが、 ポケットに入っていると、手が冷たいから。
[チャリンと、一番小さいコインがふたつ、 浮浪者の前に置かれたスパムの空き缶の中で音をたてた]
(16) 2014/01/18(Sat) 03時頃
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『ドナルドと関わるのは止した方がいい、 奴は小悪党だぞ』
[そう忠告してくれたオヤジは、きっといいオヤジなのだろう。
もちろん、ホレーショーにだって、ドナルドがロクでもない奴だってことくらい、分かっている。 小男だが、それでもギャングの下っ端だ。あの片目の狡猾な色といったらどうだ? ホレーショーに渡るはずのファイトマネーを、随分ピンハネしていることだって知っている。
しかし、ホレーショーには彼の他に頼るつてはなかった。
酒場の用心棒だとか、港の荷物の上げ下ろしだとか、今までだって何度も「まともな」仕事に就こうとしてみたのだが 店の小銭があわないだとか、運んだはずの荷物の位置が違うだとか、 その度にいつも何かしらうまくいかず、数日でクビになってしまう。
そうやって、結局はドナルドの元に戻ってくるしかなくなる。 頭を下げ、どこかでストリートファイトはやっていないかと尋ねることになる。 そして、その度にピンハネの量は増えて行くのだ。
(17) 2014/01/18(Sat) 03時頃
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