102 【参加者募集】勇者は異世界からやってくる
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時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
サイモンが無残な姿で発見された。
噂は現実だった。血塗られた定めに従う魔物“人狼”は、確かにこの中にいるのだ。
非力な人間が人狼に対抗するため、村人たちは一つのルールを定めた。投票により怪しい者を処刑していこうと。罪のない者を処刑してしまう事もあるだろうが、それも村のためにはやむを得ないと……。
現在の生存者は、シメオン、マドカ、ミナカタ、ホリー、ペラジー、ヴェラ、ガーディ、マーゴ、セシルの9名。
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[主に伝えるための小鳥を作り出し、飛ばす。 と、同時にサイモンにも同じ情報を飛ばす]
サイモン!!お前が攻める情報が漏れているぞ!!
(0) 2013/11/19(Tue) 00時頃
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あ……。
[ 首輪と、手足の鎖が外される。 幽閉の間に力を失っていた大きな体は、たやすく細身の魔物へもたれかかった。 押しつぶしてしまう、そう予想したが。 ]
[ しかし、魔物はごく軽くヴェラを抱きかかえた。 もしかすると、見かけ以上の力を持った高位の魔物なのかもしれない、 そう気付いて。 ] ……。
[ 不思議を思う。 オレなんかを、 何故、欲しがる。 魔物にとって大事だという、真名まで明かして。 ]
(-0) 2013/11/19(Tue) 00時頃
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[セシルに細かな指示を出した後、勇者に再び視線を戻し微笑んだ。 独りなのか?その問いには笑顔で答えを返す。]
いいえ、セシルもマーゴもケマルも、この国に生きる全ての者が私の家族です。 そして、今は勇者様もいますから。
私は戦の準備を行います。 セシル貴方達も自分の部下に最低限の指示を出して。
やるべきことは貴方達が逃げ出すための時間稼ぎ、そして…一人でも多く生き延びて逃げること。 国とは土地でも城でもなく、人が集う場所なのですから。
(1) 2013/11/19(Tue) 00時頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2013/11/19(Tue) 00時頃
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[ペラジーが飛ばしてきた情報に嗤う様に返した。]
もとより奇襲などかけるつもりはない! 陛下のために陛下に捧げた命、今更惜しむこともない!
今は陛下の邪魔になるやもしれない小さな人間の希望の光とやらを消し去るのが最優先だ!
[同時大剣を大地に差して呪文を唱えた。]
大地よ!全てを飲み込め!アースクエイクウェイブ!
[土くれは津波の如く、騎兵隊の前に生み出され一斉に飲み込むが如く。]
(2) 2013/11/19(Tue) 00時頃
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双生児 ホリーは、メモを貼った。
2013/11/19(Tue) 00時頃
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……嫌な予感がする。 もう少し早く走れるか?
[なんだか迫り来る憎悪のような、なんとも言えない、どす黒いものを感じ取って黒馬にそう尋ねると、黒馬は一鳴きして走るスピードを上げる。]
…ありがとう。いい子だ。
[靡く黒ではなく白い鬣を見つめながら、そう小さく呟く。急に上がったスピードに女魔術師が後ろで騒いでいるが、ケマルの耳には全く入っていなかった。]
(3) 2013/11/19(Tue) 00時頃
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[迂闊な問いに、返されたのは、笑顔。>>1 何となく、返る言葉は予想できた──自分も昔、似たような事を言ったから。
ともあれ、今はそんな感傷の記憶は押さえつけて]
……言いたい事はわかんなくもないけど、逃げろ、ってんは、素直に聞けんわ。 そりゃま、俺、今んとこ大した力もない、名ばかり勇者みたいな感じやけど。
[例えそうだと自覚していても、それでも]
護るために呼び出されたのに、護られる立場になるとか、ちょい、納得いかんし、それに。
[ここで一度、言葉を切って]
(4) 2013/11/19(Tue) 00時半頃
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女に護られて逃げるとか、それ、俺の主義に反する。
[そこは譲れないから、主張した。 女の子が苦手なわりに、格好つけたがるのは。
……色々と、面倒な子供時代を経ているせい、らしい。余談だが]
(5) 2013/11/19(Tue) 00時半頃
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す、すみません! しかし非常事態でしたので……!
[勇者召喚が見つかったのはありえない話ではない。 あれだけの魔力の移動があったのだ。それに、魔王軍が密偵を使った可能性もある]
……はっ! では勇者様、行きま……!?
[そのまま勇者の手をとり、ケマルの元へ行こうとする……が、勇者の発言>>4>>5に、動作が止まる]
(6) 2013/11/19(Tue) 00時半頃
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[少しの沈黙。 その間に、手にかいた汗をスカートで拭う。
ミズホちゃんの授業でも習った。 プレゼンテーションは、まず自分のペースに巻き込む。 あとは、誠意と論理と感情の提示できる者の勝ちだ。 引いたら負け、ぶちかませ。これはセンパイからの教え。
とりあえず、二人の教えを忠実に守ったとは思う]
どうやってか。 色々な方法はあるけど、まずはともあれ作戦そのいち。
[魔王とヴェラの視線に晒されながら、なるべく意識しないようにと視線を鳥に向けておく。 可愛い]
人間の王を誘拐し、人質にします。
[深呼吸]
(7) 2013/11/19(Tue) 00時半頃
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/* ほんとさ、1日目の最後にペラジーの報告見えたとき心臓やばかったよね、内容が内容だもんね、あれ最悪を思い浮かべるよね、謁見中ってのすっぽかして表ログで叫ぶかと思ったもん……うおおお
そんでヴェラになに予想されてたのか気になるwwww いちおう真名教えたの今まででヴェラだけだかんね!
(-1) 2013/11/19(Tue) 00時半頃
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まずね、やり方がマズイ。
[と、人差し指を立てて、窓の外を示す。 正しくは、遠くにあるかつて人がいたであろう名残の瓦礫たち]
んな、いきなり侵略されて「はいお前ら降伏しよーねー」って言われても感情が先にきて「なんだお前ら!帰れ!」ってなるよ。 人間だって魔物だって、感情がある生き物なんだから好きか嫌いかで動いちゃうもんだし。
だから、参ったって言わせるには力を見せるだけじゃ足りないの。 つい飛び付きたくなる逃げ道の誘惑がないと。
(8) 2013/11/19(Tue) 00時半頃
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ダメです。今は逃げてください。
[にっこり微笑んで勇者の言葉を強く否定した。]
ご自身で今のところと理解しているのであればなおのことです。 勇者様、貴方は最後の希望なのです。 今この瞬間、優先させるべきは何かを理解してくださいませ。
それに、なにより…
[サーベルを抜いて笑って見せる。]
今の私は女の子じゃなく一国の主です。 ですので、勇者様の主義に反することもないとおもってくださいませ。
(9) 2013/11/19(Tue) 00時半頃
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[マドカ>>7の言に目を細め、緩慢に微笑みながら鳥を撫でる]
今、攻めている国の国王と王妃は、既にわたしが呪いを掛けている 死に至る呪いではない、だが目覚めることもない
解いてほしくば降伏しろと、国を明け渡せと交渉した
[その方法はもう試した上に現在進行形だと遠まわしに告げ、目を細めてマドカを見遣る]
作戦そのにを訊こうか?
(10) 2013/11/19(Tue) 00時半頃
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[と、この逃げ道の誘惑は自体験から。 テスト頑張らなきゃなんだけど、追い詰められているんだけど、逃げ道があるからついつい逃げてしまう]
だから、王様誘拐して「帰してほしけりゃ降伏しな?」って逃げ道と危機を同時に与える。これだけでかーなーり効果あるよ。 降伏までいかなくても、だいぶ混乱はある。
んでも、王様は殺しちゃだめ。 死んだら、割りと諦めつくもんだからね。代わりがきて解決しちゃう。 まだ取り返せる。引き返せる。その感情を煽って、降伏を促す。
人質にとった後、抵抗はあると思うけどね。それら全部ぶち壊してやったら、希望もか細くなっちゃう。
……って感じ?
(11) 2013/11/19(Tue) 00時半頃
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いないケマルを探し回るフラグが見えるのはワタシだけでしょうか←
(-2) 2013/11/19(Tue) 00時半頃
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んで、さ。
[と、あたしのかんがえたさいきょうのさくせん、を語るのを止め、言葉を切る。
鳥可愛い。スライム気持ち良い。 そこに意識を向けて、声が震えるのを堪えた。
ふざけんなしね!ってされたら、窓から逃げよう。できるかわからないけど。
思いながら、今度はおずおずとシメオンを上目で見て]
……なにかを悪者にして、全部壊してもさ。 大抵、悪くにしかならないよ?
[ぷにぷにしつつ。ぷるぷるしつつ]
(12) 2013/11/19(Tue) 00時半頃
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[マドカの言>>12にふと、笑みが消える]
(-3) 2013/11/19(Tue) 00時半頃
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それでも逃げる事を選ばれぬのであれば……
[再びセシルに視線を向ける。]
王女ホリーが命じます。 勇者様を眠らせてこの国から連れ出しなさい。
[ちなみに自分は眠りの魔法が使えません。 問答無用で宮廷魔術師でもあるセシルにそう命じるしかないのだった。**]
(13) 2013/11/19(Tue) 00時半頃
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[言い切ったら、言い切りで返された。>>9 向こうの方が正論なのはわかる。
わかるんだけど、ちょっと、感情が理性をくっていた。 だから、引き下がれない、引き下がりたくない]
それ、どーゆー理屈やっ!? とにかく、そう言われて納得できるようなら、俺、最初から色々拒否ってんぜ!
[冷静な部分は自分に呆れてもいる、けれど。 それが熱に飲まれるまで、大して時間はかからなかった。
言葉で上手く言えないもやもやが、さっきからあって、それが熱暴走を起こしているような感覚で。
……思いっきり隙だらけの様子は、多分、物理的にも魔法的にも、気絶させるのは容易い。はず。**]
(14) 2013/11/19(Tue) 00時半頃
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[マドカの続けられた言葉>>12が聴こえ、静かに、だが、表情をなくし、突如、訥々と語り出す。まるでマドカを無視して]
人間は貪欲に知識を求め、団結し助け合い、便利さを追求し豊かになった しかし便利さを知ってしまった彼らは── 同時に、上げてしまった生活水準を下げられない生き物でもある
肥沃な土地に種を撒き、収穫をし、人が集まり村になる 栄えれば街になり、街が連なり国になる
最初は洞穴を、次に樹を伐り木の家を、そして石を掘り石の家を 草を刈り土を踏みしめ道を造り、砂利を敷き、石で固めて歩き易い道を
──石の下敷きになり固められた土からは、もう悲鳴も聴こえない
わたしはね、マドカ、かなうなら
(15) 2013/11/19(Tue) 00時半頃
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あの王国の建造物から総てを薙ぎ払いたいのだよ、今すぐにでも!!!
[咆哮。肩にとまっていた鳥が逃げた。羽音に我に返り、一度息を止め、目を瞑る]
……
[そうして取り戻した土地が、ここまでの景色だ。 人間から奪い返したところで再生するのにどれだけ掛かるか]
人間の歴史は精々が数千年 遥か西方、魔力を高める効果のある水晶が見つかった山があった 人間は百年も経たずに山を枯らし水晶を取り尽くしたよ あそこにはもうなにも、採っていた人間の集落さえなくなった
マドカ、その水晶が結晶になるまでに何年かかると思う
[問いかけはしかし答えを待つものでなく]
三万年だ。わたしよりも長い年月を静かに眠っていた ……わたしは歯を食いしばりながらその山を埋めたよ
(16) 2013/11/19(Tue) 00時半頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2013/11/19(Tue) 00時半頃
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[そんな遠い場所の採掘現場など知らないだろうエリュシカ王国。 己の身とは直接関係ないであろう事象によって侵略され戦火に巻き込まれる人々には理不尽極まりない仕打ちだろう。 慎ましく静かに暮らしているものも、私腹を肥やし豪勢に暮らしているものも、勤勉なものも怠惰なものも、幸福に喜ぶものも哀しみにくれるものも、区別なく、人間であるという理由だけで殺戮の対象となる。 ──そんな業を、くり返し、くり返し]
問おうか、異世界の少女 お前たちの世界では人間と自然が共存できているのか?
断言してやろう、お前から返ってくる答えは「否」だ
[悠然と座った姿勢のまま、マドカを睨む]
(17) 2013/11/19(Tue) 00時半頃
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/* よし、熱血すいっちは無事に入った……!
最初、ゆる系だったから、これが入れられんと勇者ポジは難しかったんや!
しかし、あれだなぁ。 なんつーか、リヒャに近い立ち回りになりそな予感。
(-4) 2013/11/19(Tue) 00時半頃
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[ 魔王の激昂>>16を、マドカの横で静かに聞く。 怒っていても、この方は君主だな、と。 ]
……。
[ この異界の少女は、世界の王になんと答えるのだろうか。 ]
(18) 2013/11/19(Tue) 01時頃
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[ それが……、 ]
[ 魔王の興を得られれば、それでいい。 そして、興をそぐ物ならば……、 それもまたそれで、いい。 ]
[ ぺろり、と唇を舐める。 斧は馬と共に従者に預けた。 だから、素手でになるだろう。 マドカの細い首を、見上げる。 ]
(*0) 2013/11/19(Tue) 01時頃
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……仰せの通りに。
[王女の命令に、躊躇いながら同じる。]
――――――申し訳ございません。
[なるべく強力な睡眠魔法を、勇者にかけた]
(19) 2013/11/19(Tue) 01時頃
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…くさっ!
[現場が近づき、最初に漏れた言葉はそれだった。 鼻を突く異臭は血の臭いと死臭。嗅ぎなれた筈の臭いが今は異様に臭く感じた。]
…臭いな、確かに。 やつの残り香がするぞ。
[三毛猫から紡がれた言葉に、眉間に自然と寄っていた皺が更に深くなる。]
ヴェラか…いや、そんなことよりも弓術部隊は何処だ。
[何よりも今、重要なところはそこなのだ。未だにスピードを落とさぬ黒馬の手綱を軽く後ろに引いて、失速させて歩かせる。]
…あっちだ。あっちから血の臭いが流れてくる。
[三毛猫の示す方へ黒馬を方向転換させ、腹を軽く蹴ってまた走らせる。
手にはじんわりと汗が滲む。 嫌な予感はどんどん大きくなるが、それが弓術部隊からではなく、王宮からだとは気づく由もない。**]
(20) 2013/11/19(Tue) 01時頃
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