255 【ヤンストP村】private eye+Violine
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墓
少
霊
全
タツミは投票を委任しようとしましたが、解決不能でした。
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ワカナ! 今日がお前の命日だ!
2018/12/12(Wed) 07時頃
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タツミは天文学会 ワカナに投票した。(ランダム投票)
フローラは大太刀源流 タツミに投票した。
ヌヴィルは大太刀源流 タツミに投票した。
ワカナは大太刀源流 タツミに投票した。
ロイエは大太刀源流 タツミに投票した。
タツミは村人の手により処刑された。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
ワカナが無残な姿で発見された。
現在の生存者は、フローラ、ヌヴィル、ロイエの3名。
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/* 救急箱を差し入れたい。いや。救急車レベルで血を流していらっしゃるのではないかー。
せめて包帯投げ入れたい。
(-0) 2018/12/12(Wed) 13時半頃
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[手を掴めば不思議そうな顔のセイルズさん。>>6:+152 わたわたと顔を赤くして。 聞かれた事にうぅと唸って俯くの。>>6:+153]
だ、抱きしめられた時は温かくて、安心して… 私、好きですわ。 でも、胸を触られるとドキドキして…… えぇっと、すごく、すごく、困ってしまいます、わ。
だってセイルズさん。 男の人、なんですもの……、
[私もよく子供や女の子を抱き締めてあげてたから。 だから、それは素敵な事。 でも、胸を触られると男の人を意識してしまう。 だから、すごくすごーく困るの]
(+0) 2018/12/12(Wed) 14時頃
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[でも、セイルズさんが呟く言葉が。>>6:+154 そんなに名残惜しそうに言われると、 私も困ってしまうわ。 お話してる時の柔らかなセイルズさんの顔を思い浮かべると、余計に!
だから、少し悩んで。 そうして困ったように微笑んで]
……もう、仕方のない人。 恥ずかしいけれど、でも。 紳士でいてくれるなら、触ってもいいです、わ。
[おずおずと、掴んでいた手を胸元にそっと置くの。 まだ恥ずかしいけれど、でも、温かい。**]
(+1) 2018/12/12(Wed) 14時頃
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/* ( ・`ω・´)<くそっ!じれってーな!!ちょっと俺やらしい雰囲気にしてきます!!!(by中の人←
(-1) 2018/12/12(Wed) 14時半頃
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あいたっ
[後ろから不意打ちで彼を抱きしめると、彼は出来うる限りの力を使って暴れ出した。 とはいえ見えない目と不自由な体で行うことだ。 身体はずっと、離さない。 動く彼に、こんなに長い間じかに触れたのは、初めてかもしれない。 温かい。 それに、彼の匂いがする。
しかし顔を上げようとしたタイミングで暴れ続ける彼の頭突きの一発が自分の頭に入る。 なんかもうこれは…]
(-2) 2018/12/12(Wed) 18時半頃
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まるで大型犬みたい。 そんな風にじゃれないで。
[いたーと言いながら立ち上がり、彼を見下ろし考えた。 彼は一緒に居る限り、出来る限り傷つけたくないと思っていた。 しかし、ある程度の躾も必要なのだろうか。
続いてベッドやトイレの場所を教えるにあたり、本当にそんな気分になってきた。 四つん這いになった方が動きやすかろうと指示したが、彼は膝立ちの状態で移動すると言い張った。]
器用ね… 構わないけど、壁にぶつからないよう注意してね。
[彼の背中をそっと押すと、彼が動き出す。 彼の白衣が床に擦れた。]
(-3) 2018/12/12(Wed) 18時半頃
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[彼は最後まで膝立ちで移動しきっただろうか。 二か所の場所まで歩かせて、場所感覚を覚えさせると、声をかけた。]
さてと。 これでここがそこまで悪くない場所ってわかって貰えたかしら。 あ、お腹すいたかな? ご飯はどうする? お水は床の隅に置いておくね。 コップ、倒さないように気を付けてね。
[新しい環境に慣れない彼を気遣うことはたくさんある。 しかし、暫くののち、小さなあくびが出た。]
(-4) 2018/12/12(Wed) 18時半頃
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うーん、わたしももう寝ないと。 明日は本屋を少し整理しないと、大荷物の説明がつかないわ。
じゃあ、おやすみなさい。
[彼には見えない微笑みを浮かべた。 今までで一番幸せそうな笑みだった。]
また明日。
[直後、地下室の部屋の鍵を二つほど閉める音が、部屋の中に響き渡っただろう。]
(-5) 2018/12/12(Wed) 18時半頃
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[上の階の自分の部屋に戻ると、地下室の上部に付けられた監視カメラの映像を、枕元のモニタと接続する。 音は聞こえないが、彼はいったい何をしていただろうか。 モニタを見ながらベッドに寝転がる。 これからこうやって、毎日一緒に眠ることができるのだ。 思わずへへへ、とにやけてしまう。
しかし…]
俺が望んだ場所に行く、ねえ…
[彼が望む場所なんて、ここ以外のどこにあるのだろうか。 街も宮廷も駄目だとわからせてあげたはずなのに。]
少しずつ、潰していくしかないかあ…
[ぼんやり呟きながら、モニタを切って、目を閉じた。 興奮もあったが、疲れと、満足感が身体を満たしていた。]**
(-6) 2018/12/12(Wed) 18時半頃
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/* さて、墓下を参考にできるほど仲いいかというとそうではなさそうな件について…
タツミさん、奥の手「NPC自警団がワカナ犯人の何らかの証拠をつかんで家に突撃してくる&解放」を発動させることもできるからなんかもう駄目そうならそっちでいきますので…!
あ、薬屋は燃やすか燃やしたという嘘つきたい所存。
(-7) 2018/12/12(Wed) 19時頃
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[>>+150その言葉が胸に染み渡る。 その手の動きが妄執とも言うべき狂気に浸透してくる。 その微笑みがノッカを求める心を強くする]
ええ、愛してください。 自分もノッカを想っていきますから。
[>>+151今でなくとも構わない。 「暫く」の間だけは時間はいっぱいあるのだから、 愛しあいたいと想っている。
微笑んでくれている唇に口づけて、 見上げて頷いてくれるのを確認すると自分は手指を動かして着ているふわもこのパジャマを脱がしてしまう。
うさみみのフードを揺らしながらノッカを下着姿にしてしまい、 自分もまた上半身をはだけると再び手を握り、 もう一方の手でノッカの肩へと触れた]
(+2) 2018/12/12(Wed) 20時半頃
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ノッカ――昨日の痕が残ってますから――
[肌を見れば昨日口づけで残した痕がいくつもいくつも残っていた。 自分はノッカの瞳を覗きこみ、キスをする]
今から、上塗りしてしまいますね。
[キスは唇だけではない。 次はノッカの喉元へと唇を触れて、 愛おしそうに、ちゅ、と吸う。 キスは昨日の痕の上を、一つ、一つ、丁寧に。 愛したい存在の肌を、啄んでいった*]
(+3) 2018/12/12(Wed) 20時半頃
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[ぼんやりとした視界の中。 彼がナイフを奪った。 元より体力差のある相手。 本気で掛かってこられたら抵抗なんて出来ない。 血の不足している今なら尚更。
それに、目的はもう叶ったから。
その心を手に入れるのは諦めた。 彼の心は子供達のものだ。 だからせめて一つになりたかった。 中途半端な形だけどそれは叶ったから。]
(+4) 2018/12/12(Wed) 20時半頃
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[どんなにそのナイフが切り裂いても。
あなたの中に入った私は消えないわ。]
(+5) 2018/12/12(Wed) 20時半頃
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うん、バカだねぇ。 ほんとうにバカで困っちゃうなぁ。
だってピスティオは生き続けなきゃ。 そうじゃないと、
私が生きられない。
(+6) 2018/12/12(Wed) 20時半頃
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[朦朧とした意識の中。 手を伸ばせばぬるりとした感触がした。 手で抑えて止血を試みるけど。 止まっただろうか。 ナイフがあればシーツを切り裂いて包帯にして。 強く縛って血を止められるのに。
流れる血と共に体温が失われていくようで。 私の手が震えて、歯がカタカタと鳴った。
私は食べられたいの。 死んでもいいの。 だって一つになったら生きられるもの。 それがしあわせね。
そう信じていたけど。]
(+7) 2018/12/12(Wed) 20時半頃
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[ピスティオから流れる赤。 鮮烈に目を焼く赤に震えが止まらない。 私は自分が死んでも。 ピスティオが死ぬなんて事。 ちっとも考えてなかったから。 怖くて怖くて。]
……ひぅ、やだ、やだ……止まって。
[泣きながら流れる赤を止めようと必死で。 やがて縋り付いて泣きじゃくる。 まるで子供のように泣きじゃくって。 何度も何度も繰り返した。
死なないで。 お願い死なないで*]
(+8) 2018/12/12(Wed) 20時半頃
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PPP イルマは、メモを貼った。
2018/12/12(Wed) 20時半頃
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[どうして、ねえ、どうして そんな事を言うの。兄は気づかない。 羊が果たして本当に『草食』なのか、どうか。 兄は気づかない、いってしまうと未だに思っているから。
えっと、怖がる顔をみせてしまう。 怖がってしまう]
……分からないよ。 火をつけたかなんて、私。
[――貴方の大切な人なんて知らない]
(-8) 2018/12/12(Wed) 21時頃
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兄さん、ごめんなさい。 わたし、私、酒場のことは知っていたけど。
あの人を見かけたことはあるけど。 いなくなればって思ったけど。
[前のめりの兄に ごめんなさい、を繰り返す。 話を逸らしたつもりなんて、なかったのに。と言う様に。 手を震わせ、身体を震わせ、――兄を怖がる。
こんな風に兄に思ってもらえるなんて 羨ましい。こんな風に兄をしてしまうなんて やっぱり邪魔だったんだ。]
(-9) 2018/12/12(Wed) 21時頃
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[そう、思い込む。ことにした。]
(-10) 2018/12/12(Wed) 21時頃
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本当に、分からないんだって 大切な人だって言われても、私
買い物のあと、花屋に行ったから
あの人のこと…話をしたけど、 オズワルドさんは 最初から全部知っていた
[――、ごめん。 って繰り返した言葉ととも、 ちょっと、奥にいって落ち着いて整理するって告げた。 その間にご飯食べておいて、 お願いと言い残し、怖がりな風に 兄の勢いに怯えたように。―――迷いにまよって]
(-11) 2018/12/12(Wed) 21時頃
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大切な、ひとって …兄さんの母さんより?
[貴方の、――お父さんと、結局同じなのかな 疑問は、奥の部屋に、寝室に消えていく*]
(-12) 2018/12/12(Wed) 21時頃
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それならどうして 火をつけてないって言わないんだ
[言い濁すような口振りが、引っかかる。 付けていないなら付けていない。 付けているなら付けている。 店主が居たか居ないか――]
いや、怒っている訳じゃ。 無事を確かめたいんだよ、どうして、そんな…。
……子供だって理解る事だろうに……
[体を震わせて謝罪を繰り返す妹に語気は弱めるも 勘繰っている事を隠しはしない。 居なくなれば――、なんて聞けば尚更。
心配事が落ち着かないのだ。 愚痴に近い低さを帯びてしまう。]
(-13) 2018/12/12(Wed) 21時頃
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居なくなれって、お前……。
[妹を見る目は幾らか困惑するものになる。 理解が出来ないと言いたげに、首を捻らせ]
親父や義母とパピヨンは何も関わりが無いし、 お前に嫌われる事、してないだろう。
それに――― お前も、あの絵を気に入ってたじゃないか。 “三番街の蝶”を。 [あの絵みたいな絵を描かないのかと 妹に尋ねられたのはつい最近の話であり。 あの時の様子は嫌っているものでは無かった筈だ。
―――…嫌いでは、無かっただろうに。]
(-14) 2018/12/12(Wed) 21時半頃
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オズワルドは知っている様子だった。 だが、口を割ろうとはしなかった。 …なあ、
もしかして―――
[オズワルドの部下が始末したのでは。 けれど何故 どうして。
それに、写真家の男はどうなった。 解らない事が多すぎて、 立て続けに問いかけようとするも 逃げるように立ち上がる妹の手首を――]
待、
[掴もうとしたが。 巻かれている手首の包帯に気付いて、 躊躇った指は、届かず。]
(-15) 2018/12/12(Wed) 21時半頃
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それは、比べる事じゃあ無いだろ。 ……かあさんとは、大事の種類が違う。
[どう伝えるべきかと一瞬考えたけれども よく考えればアトリエで見計らったように 事象が起こった事を考えれば―――
それに、山羊肉。 山羊肉の鍋と山羊の頭が偶然とは、 あの時は兎も角、“今は”思えない。]
……お前、“見てた”んじゃないのか?
[おかしい事が起こり始める直前にパピヨンと寝た――]
(-16) 2018/12/12(Wed) 21時半頃
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家族の情と、その。 男女の仲の違いくらい……
[見ていたなら、夫ある女を抱いたという意味で。 山羊頭を押し付けられる前に渡されたあの手紙も、 ――――妹が寄越したものなら。 兄を恨む気持ちを積もらせた原因なら。 口調は自然と重くなり、視線はテーブルへ。 そのうちに、去っていく妹の足音が聞こえた。]
(-17) 2018/12/12(Wed) 21時半頃
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[ああ、きっと頭が回ってない。 愛憎から真逆に位置した無関心を装おうとも、 最も遠いわけではなく、ただの紙一重。
遠い意識は冷たくなっていく気配がする。 頬には熱い感触が未だ残っている。
何でこんなことをしたのかな、と、 考えるのも億劫だったのに薄れた視界で泣く光景に、 手を伸ばして指で触れ、その濡れた輪郭を撫でた]
むり、だろ
[唇だけの動きで通じただろうか。 或いは声に出せてたかもしれない。
だが、圧迫の苦痛で押し出された息は、 煙で燻されたせいで、未だ掠れたままの音だ]
(+9) 2018/12/12(Wed) 21時半頃
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イルマ、お前さぁ……
[足どころか手がそれ以上動かない。
頬に触れた指を大人しく落とした後は、 掌を押さえつけ止血するイルマを眺めて、 彼女の好きにさせていた。
痛いと文句をいうべきだろうが、 少なくとも切った時点で相当だったし、 何よりその苦痛が、 今にも落ちていこうとする意識を縫い止めている]
(+10) 2018/12/12(Wed) 21時半頃
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ほら、俺が…… 俺が怪我しても、痛いだろう……?
[夢見心地のような囁きを吐いて、 イルマが指先に巻いていた包帯を思い出す。 それを咎めるように、心配した言葉も。
彼女の思想から考えるなら、 血か肉を何かに使った痕跡なんだろうな。 でも、サンドイッチは美味かった、
まるでキングスにでもなったかのようで、 人間を食べる気持ち悪さは未だ渦巻くが、 彼女が作ってくれた料理が美味かったのは事実で。 でも、食われるのが幸福というなら、それは]
(+11) 2018/12/12(Wed) 21時半頃
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[正直なところ、食事どころでは無かった。 だが、用意して貰ったものを食べない訳にもいかなくて。 だが、彼女の分も置き去りだから――待とうかとも。]
…………ん?
[スプーンで匙に掬えば玉ねぎと。 何故か肉が入っており、後から入れたのだと解る。 そこまでは解るが、黒い粒状のものは レトルトパックのカレーらしかぬ 手の込んだ“香辛料”に窺えて。]
(-18) 2018/12/12(Wed) 21時半頃
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俺は、痛くて……それが嫌…、 だった
[幾分かはっきりした否定を繰り返して咳き込んだ。 圧迫の苦痛が傷の苦痛に返ってきている。 熱持つような痛みになっているのは、 神経は未だ無事ということだろうか──まぁ、今更だ。
大事なのはそうではなく流血による冷感が弱まり、 体温を感じる痛みが戻っている事だったが口にはしない。
彼女が自らそれを冷静に悟るまでは、 死にかけの自分で意識を引いておくしかなく、 実際治療を止められれば危ない気はする。
そのつもりで意地を通し、意地を殺したのだし]
(+12) 2018/12/12(Wed) 21時半頃
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一緒に逃げるんじゃなかったのか。 そんな一緒じゃ、ダメ、だったのか……
[呟きは部屋に響くほどには大きくなく、 傍らに届くだけの小さな音で内緒話のように。
招集日をすぎれば孤児院に添った男は街から消える。 それじゃあダメだったのか、そんな問いかけを]*
(+13) 2018/12/12(Wed) 21時半頃
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[妹を不審に思った――という程ではなかった、
ただ、オズワルドの用意したアロマの瓶も 言いようのない感覚を誘う香りだったもので。 妹が自分の分として用意したカレーも、 同じようにこの粒は入っているのだろうかと 確かめる為に引き寄せ、匙でルーを掬う。]*
(-19) 2018/12/12(Wed) 21時半頃
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[>>+2肌寒さが肌を撫でる。 下着しか纏っていないことが恥ずかしくて、 ちいさく身じろぎをした。
昨日は目が合えば恐ろしかったのに、 今日は、なんだか照れくさい>>+3
照れを隠すように、すこし、はにかんで]
…… ん、
[ああ、こんなに痕がついていたんだ。 そーさんの唇があたしの肌に触れる度、 心臓がドキドキする。
身体は次第に火照ってきて。 お腹の奥もじんわりと、熱を持ち始めた*]
(+14) 2018/12/12(Wed) 22時頃
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[言えないわけじゃない。 実際火の手を回したのは私じゃないから。 無事を確かめたいという言い方に首を振った。 兄さんは、怒って見えるって。
心は落ち着かず]
…嫌いじゃなかったよ あの絵も。
[あの人も。でも。]
(-20) 2018/12/12(Wed) 22時頃
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…兄さんが言ったんでしょ
[理解ができないという目に 私は心を零す。上手くいかない、嘘をつき続けられない 兄の事を、考えれば考えるほど嫌われる気がして
落ち着こう。とこの場を攫おうとし 兄が手首の包帯に気付けば、]
(-21) 2018/12/12(Wed) 22時頃
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……兄さんが、言ったからだよ だから、居無くなればって
[言葉をつづけた ――家族の情と、男女の仲。 再度首を振ったのは、それが分からないから。 兄が、兄の母に誠実であれば、きっと生まれなかった。 兄が私に『話』をしてくれたのなら。
見てくれたのなら。全て、後から考える事だ]
(-22) 2018/12/12(Wed) 22時頃
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兄さんが、いってくれたら
[――そこまでで 口を噤んだ。身勝手な思いだと分かっているから。 山羊肉に込めたものも、手紙のことも。 そして、貴方が望んだから
と、叶えた願いも ――ぜんぶ、身勝手な私の行動だ]
オズワルドさんが何を考えているのか …どこまで動いているのか 私もしらないよ
……気づいたら、……取返しの付かない事になってた
(-23) 2018/12/12(Wed) 22時頃
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[写真家の男がどうなったか 私はまだ知らない。けど ―行方知れずなのは、オズワルドの手が及んでない為 もしかしたら、復讐に現れるかもしれず。
気持ちは落ち着かないまま寝室に]
[兄が、掻き混ぜるカレーには おなじように『香辛料』が入っていた。 台所を調べれば、妹が、そこにあったものを使ったと分かるはず レトルトカレーを少しでも、おいしくしようとしたのか。 怪しいものを、怪しいものと思わずいれたのか
また、それ以外の理由があるのかは 兄の推測に任せるしかなく]
(-24) 2018/12/12(Wed) 22時頃
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―寝室―
[どうしよう。 どうすればいい、開き直れれば ずっとずっと楽だ。でも、兄と一緒にいたい。 その慾がつよすぎて、嫌われたくないと思ってしまうから ――肯定できない。それが更に深みにはまらせる。
開き直れ、と自らの手を握る。 嫌われてもいいじゃないと言い聞かせる。
ああ、でも、どれほど愛しい男(ひと)でも、それでも
大好きな、兄(あに)だから、こそ
―――言いたい事を整理する*]
(-25) 2018/12/12(Wed) 22時頃
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……痛い? 針、痛かった? ごめ……ごめんなさい。 わ、わたしうまくなったと、思ってたのに。
[息をしゃくりあげて。 泣きながら謝る。 脳内が支離滅裂で上手く言葉が拾えないし。 思いも言葉に出来ない。]
(+15) 2018/12/12(Wed) 22時半頃
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いっしょににげる? にげられるの?
だって、お父さんもお母さんも。 お兄ちゃんだって。 私を置いていったのに。
どうして一緒に連れていってくれなかったの?
[うう、と低く呻いて。 涙は止まらない。 大事な人は生きるだろうと思っていたのに。 死にそうで。 目の前で命が零れそうで。 今は冷静でいられない。]
(+16) 2018/12/12(Wed) 22時半頃
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みんな置いていくから。 わたし、置いていかれたくないから。
だからこうするのがいいって。 そう思ったのに。
[目の前の彼は。 私のせいで死にそうで。 私は何をしたんだろう。 何をしてるんだろう。]
わたし、ただ好きなだけだったんだよ。 それだけ。 それだけなのに、
ごめんね。
(+17) 2018/12/12(Wed) 22時半頃
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[泣きながら少し頭が冷えてきて。 青ざめた顔をしながら。 ナイフを手に取って自分のシャツを切り裂いて。 そして出来た布切れで彼の腕の根元を縛った。
鎮痛剤と化膿止めと。 あときっと熱が出るから熱冷ましと。 飲ませないといけない。 立ち上がろうとして。 私は地面がぐるぐると回る感覚がして。 くたくたと崩れてベッドに上体を伏せる。]
(+18) 2018/12/12(Wed) 22時半頃
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一緒に逃げて、くれるの……?
[だって私より大事なものがあるでしょう。 なんて呟く唇は弱々しく。 ぐるぐると回る世界の中で。 凭れ掛かる温もりだけは確かで。]
私は今死んでもしあわせなんだけどなぁ。 だってあったかい。
[洩らす言葉は紛れもない本心だった*]
(+19) 2018/12/12(Wed) 22時半頃
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[ああ言われては、何も言い返す事が出来なかった。 確かに、幸せそうなパピヨンの姿はショックだったし イアンの話を信じてもらえない憤りが爆発して 呪われろと口にしたのは確かで。
けれど――
“家族を連れて行かれる”潜在的な不安を 押し留める為、起こりもしない事を叫んだ。 それは、フローラの身を案じたからに他ならず。
自宅まで突き止めた、“何者か”が 肉体が存在しないものでは無いと確かめる為――、]
(-26) 2018/12/12(Wed) 22時半頃
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[一つ花を咲かせる度に>>+14少しずつノッカの身体が熱くなっていく。 喉元を過ぎて鎖骨を啄み、肩筋から腕に移っては腋から胸元へ戻り、 下着に包まれた膨らみの上辺を啄んでいく。
少し見上げればはにかんだ表情が見えて、 身体を乗り上げると唇を重ねてまた一つ]
(+20) 2018/12/12(Wed) 22時半頃
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ノッカ、寒くないですか? もう一枚、脱がせますよ
[寒ければ身を擦り寄せよう。 そうしてもう一枚と背へと腕を回してブラジャーのホックを外す。 しめつけの緩んだ胸元から布地を遠ざければ、 露わとなったそこへと顔を寄せて、耳をぴとりとつけた]
至極、高鳴ってます、ね。 それにいい匂いだ。
[瞼を閉じて、二つの膨らみの合間に顔を埋める。 小ぶりな膨らみの合間、ちう、と心の臓の真上にキスをして――自分もまた頬を綻ばせていた*]
(+21) 2018/12/12(Wed) 22時半頃
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[そんな事を伝えて、何になるというのだ。
――カレーの中身を見分しながら他の事を考え、
―――、包帯に巻かれた指の突っ張りを感じ、 スプーンを握っていた手を離す。]
………っ痛、
[…白い包帯に血が滲んでいた。]
(-27) 2018/12/12(Wed) 23時頃
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[“人には適性というものがある”それが持論だった引きこもりがちの作家は、冗談の通じない子供に無理をさせず、不向きなことを避けるようにして道筋を作った。結果その子供は、差異が明らかになるほど人と関わりを持たず、欠落を抱えたままでも普通に暮らせるようになり]
[こうして今、殆ど初めて他者と向き合っている]
そうか。 ……男だと、貴女にとっては違うのか。
[暖かくて、安心して、同時に動悸も覚えることがあるというのは、セイルズにとって抱きしめても身体に触れても同じ事。身体が違えば機能も違うけれども、それ以上でも以下でもない、筈、なのだが──彼女が顔を赤くし俯いて>>+0いるのだから、彼女にとっては困ること、なのだろう]
(+22) 2018/12/12(Wed) 23時頃
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(──男だと、どうして困るのか)
(-28) 2018/12/12(Wed) 23時頃
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[……一言尋ねる前に、彼女が微笑んだ。 仕方のない人、の一言に、許容の意味が乗った気がした]
……有難う。
[取られた手はそろりそろりと動かされて、唇にも弧が戻っている。 対するセイルズも、困惑は随分と薄れて、緩く笑んだ]
こうして触れると、肌で貴女を感じられるのだけれど ここが一番、よく分かる気がする
[彼女が胸元に触れさせてくれた掌に、柔らかく蕩けるような手触り。セイルズには全くないもので、彼女が纏う雰囲気のように穏やかで、暖かい。 言いつけを破る気持ちはなかったから、布地の上をそっと滑らせて脇へと流れ、軽く掬い上げて重みを感じ、そのままじっと、微かに伝わる鼓動を追っている]
(+23) 2018/12/12(Wed) 23時頃
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[同じように香辛料らしきものは入っている。 本当に口にして問題は無いのだろうかと キッチンに向かい、収納のトレーを見れば 香辛料の瓶がある事が分かった。
開けて匂いを嗅ぎ、一応は舐めてみるが 当たり前に辛く、変哲のないもので、 気に留め過ぎたかと溜飲を下げもする。
辛くスパイスが整えられているのならば 温かいお茶ではなく冷えた水は あった方が良いだろうと、傍らの冷蔵庫を開けて。 上に位置する冷凍庫を仰いだ時――]
……、なんだ……? 肉が多い?
[半透明の底が、微かに肉の原型を透けさせる。 だが、人間の肉とまで気が付ける程 肉眼で確かめる事は出来ない。]
(-29) 2018/12/12(Wed) 23時頃
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[日向で得る微睡みのような時間。 彼女の面に現れていた紅色が他のものへと移り変わっても、何ら疑問を抱かぬくらいにとっぷりと浸って]
……ずっと眠っていたけれど、 喉は乾いていないだろうか。
飲み物も食事も、 好みがあれば教えて欲しい。
[やはり用件から離れきれなかったものの、他愛のない雑談を口にする。 冷蔵庫の中も、戸棚の品も、今はセイルズ一人の嗜好に合わされている。美味しかった>>6:+2と言って貰えれば幸福だけれど、人が二人いれば嗜好も二人分になるのは当然のことで、結果家には二人分の気配が満ちるもの。 生活の彼女の色が増えていくところを想像して、少し心が弾んだ]*
(+24) 2018/12/12(Wed) 23時頃
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………妙だな。 何日分あるんだ、いったい。
[買い置きには玉葱のみではなく、 野菜なんかもあるけれど、 ブロック肉“らしきもの”は どうしてあの状態で用意したのか。 肉屋で仕入れればもう少し細切れに 調理しやすいように買えるだろうに。]
(-30) 2018/12/12(Wed) 23時頃
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[車椅子が拾う“音声”を 妹が聞いているかは知らない。
何にせよ直立でなければ届かない距離。 手に取って確かめてみる事は出来ない。]
(-31) 2018/12/12(Wed) 23時頃
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[服を切り裂く音に視線を向けて、 素肌が見え、小さく身震いし、瞼を伏せた。
彼女の綴る言葉は痛くて重い。 今はまだ背負うには戸惑う重さだが、 荷重に慣れることだけは得意な身だ。
置いて往こうとした立場で何を言うべきか、 置いて逝こうとした彼女に何を告げようか。
迷うのは確かなのに、 ごめんね、なんて謝られたものだから]
(+25) 2018/12/12(Wed) 23時頃
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そうだ、なぁ…… 街から出る計画でも立てるか?
[一緒に逃げるなど夢物語だと、 現実に則した頭の片隅は囁くけれど。 涙を零して子供のように訴えるイルマに、 サンタはいないなんて現実を語っても仕方ない。 何より、それを自分自身が望まない。 喉奥でくつくつ笑い唇を緩め、 伏せたイルマの髪を一房掬い上げ指で梳く。 血で汚れるそれは醜いが、 髪の質自体は心地よく、ゆるゆると数往復。 濡れた髪が頬に落ちてべたりと張り付くのに、 隠した執着を垣間見た気がし、笑いを苦笑に変えた。
好き『だった』し、好きだ。 決して理解できない行為を知り、憤りは抱いても、 感情というものはどうにも制御が利かないらしい]
(+26) 2018/12/12(Wed) 23時頃
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死ぬなよ、お前が死んだら……
[私より大事なもの、に至る前に、 唇へ指先で触れてその言葉を塞いで、鎖して。 それ以上を言わせないし、思わせないつもりだった。
唇でも奪えばそれを伝えられたかもしれないが、 動けない身体というのはもどかしい。
捨てられない大事なものはある。 けれどそれはイルマがそれ以下というわけではなく、 言葉で説明するには複雑な想いがあったのだけれど]
(+27) 2018/12/12(Wed) 23時頃
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[水のボトルを手に取り、再びリビング側へと。]
…………。 [カレーを口にし、咀嚼する。 ああ、この肉は――、そうだ、 一度“食べたもの”。 山羊の肉として出されたものと 質感や脂肪のつき方が似ているような。]
なんで、同じ肉を態々……? [しかし、その思考は次第に薄れていく。 これは、と手を止めた時にはもう遅かった。
母親の居ない家で、父親が外に出かけて 幼かったアポロは一人で食事をする。 どうしてあの頃の風景を“みている”のか。]
(-32) 2018/12/12(Wed) 23時頃
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[>>+20耳元に届くリップ音が、 あたしの熱を高めていく。
だから、寒くないって頷いて>>+21]
…… どきどき、きこえる?
[自分でも、心音が高鳴るのがわかる。 そーさんがあたしの胸に耳を当てるなら、 この心音が聞こえない筈がなくて]
―― っふ、
[両胸の真ん中に、唇を落としされて。 少し熱の籠った息と共に、声が洩れる]
(+28) 2018/12/12(Wed) 23時頃
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[重い頭を抑え、包帯を巻いた指が震え、 ―――スプーンを落とす。]
っ、……っく…、かあさ……
[虚しさ 寂しさ 悲しみ 苦しみ
――― カレーの味もよくわからず、
低迷した意識を保ちきらず、項垂れていた]*
(-33) 2018/12/12(Wed) 23時頃
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もう置いていかないから、 お前も俺を置いていってくれるなよ。
[無事な片手は力は半分程度しか籠められないが、 イルマを支え引き上げるくらいには役に立つだろうか。
叶うならベッドの傍らに引き上げて、 彼女の腕がまだ流血してるならそこに掌を添えて。 止血には程遠い緩さで掴んで訴える。
一緒にいるからこれを止めてくれと言いたげに]*
(+29) 2018/12/12(Wed) 23時頃
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[そーさんも、ドキドキしてくれてるのかな。
―― って、ちょっとだけ気になったから。
そーさんの顔が離れたあとで その胸板に、耳をぴたりと押し当ててみた*]
(+30) 2018/12/12(Wed) 23時頃
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/* 結局(ピスティオ自身の観点から)いいやつの呪縛から逃れられないヤツにしてしまった……
(-34) 2018/12/12(Wed) 23時頃
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/* すごいほのぼのした会話しようとしてるしココアさんに親愛は向いてるけども、あれですね、怖がられるのと旦那さんへの嫉妬を自覚するのの二箇所はわりとブレーキがすっ飛ぶポイントになっている気がしますね……
怖いことはなにも持ってこない>>6:+97、って言ったセイルズだけども、本人が怖いことをする可能性については捨てきれないと思っている (そして「持ってこない」って言ったセイルズはわりとピンポイントに恐怖の形を考えていたはずなんだけども 今思い出せなくて困っている…便箋とソーセージとパンの話だけだったか…?
(-35) 2018/12/12(Wed) 23時半頃
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[は、と息を吐けば熱い。 流血しすぎて体温が下がっていくのに。 身体は燃えるように熱い。 布団越しに縋る存在があるからだろうか。 まるで一つに溶けるような感覚。
一緒になれる方法は一つじゃない。 ただ触れているだけでしあわせだって。 そんな事初めて知った。
でも置いていかれる寂しさは埋められなくて。 それを埋めたくて私は。 彼に食べられる事を望んだのだけど。]
(+31) 2018/12/12(Wed) 23時半頃
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置いていかない、ほんとう……? うん、一緒にいるから。 置いていかない。
[引き上げられて上体を起こして。 血の流れる傷口を抑えられれば。 痛みに僅か顔が歪む。
もうボロボロなシャツを更に切り裂いて。 腕に巻き付けた。 縛る時はピスティオに手伝ってもらって。 なんとか形にはなっただろう。]
(+32) 2018/12/12(Wed) 23時半頃
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鎮痛剤と化膿止め、飲まなきゃ。
[出来れば点滴がいい。 でもそんな上等な物はないから経口摂取だ。 薬を取りに立ち上がらないといけないのに。 身体が言う事を効かない。 そんな言い訳をして。 私は彼に凭れかかったまま。]
もし、街から出られなかったら。 そうしたら。
せめて一緒に死のう。
ピスティオは誰かが覚えていれば生きてるって。 じゃあきっとここで身体が死んでも。 覚えてる子供たちがいるから。
(+33) 2018/12/12(Wed) 23時半頃
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私達は生きてられるよ**
(+34) 2018/12/12(Wed) 23時半頃
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PPP イルマは、メモを貼った。
2018/12/12(Wed) 23時半頃
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/* ココアさん、パン自体だけでなくてパン屋と紐付いた記憶>>5:+82なんかも駄目になっているようなので、旦那さんの記憶(と、旦那さんの死を突きつけられたパン屋での一件)が引っ張り出される結婚指輪についても、割とトリガーになるのではないのかなと思っている…
まあつまりあれだ セイルズが旦那さんへの嫉妬強くなってきたりとかで、ココアさんが指輪の意味を改めて認識したとき、これまで支えにしてきた指輪を自ら手放したりするのかなあという話です。 想像だけで背徳感がすごい。
(-36) 2018/12/12(Wed) 23時半頃
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聞こえていますよ。 とくり、とくり――それが大きく聞こえます
[>>+28漏れる声に瞼を閉じて、 その声を覚えると瞼を開いて頭をあげる。
寒くないならばと――次なる場所を探していたけれど、 >>+30ノッカが胸元に耳をあてると動きを止めた。]
聞こえます?
[自分の拍動の音は確かに聞こえるだろう。 早くて、高くて、重たい音は血液を身体中に流して生きている証だった。
ノッカの頭を撫でてやり、 自分はノッカが満足するまで待っている*]
(+35) 2018/12/12(Wed) 23時半頃
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[セイルズさんの言葉に力強く頷いて。>>+22 違うって事をアピールするの]
はい、違いますわ。 すっごくすっごく、違いますわ!
[でも、まだ分かってなさそうに見える。 もうってじれったそうにして。
(貴方という男の人を知るのが、まだ怖くて)
だから困るのにって。 言えないままでむぅと睨むの]
(+36) 2018/12/12(Wed) 23時半頃
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[でも、困ったように微笑んで。 セイルズさんの手が胸元を触れるのを受け入れる。>>+23 優しく穏やかな手の動き。
自分の鼓動が手のひらから感じられて。 そっと目を閉じて]
……本当に、面白い人!
[くすぐったそうに、くすりと笑うの。
こうして一つ一つ、私を知ろうとしてくれる。 生真面目な手つきに愛しさがこみ上げるの]
(+37) 2018/12/12(Wed) 23時半頃
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[そうしてお互いの温もりを感じて。>>+24 セイルズさんの望むまま身を委ねて。 交わされる雑談に喉を押えて]
……そういえば、喉が渇きましたわ。 お水があれば欲しいです。
私の好み、ですか? ふふっ、飲み物だとココアが好きです。
食べ物だと焼きたてのパンケーキ! はちみつとバターをたっぷりかけて……、 考えただけで幸せですわ。
[頬を両手で包んでうっとり微笑むの。 セイルズさん、作ってくれるかしら? そう思うと、今から楽しみに思うの。*]
(+38) 2018/12/12(Wed) 23時半頃
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/* 私はお義姉さんの可愛さの半分くらい貰ったほうがいいと思う。
(-37) 2018/12/12(Wed) 23時半頃
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[――ああ、まただ。 頭の中がぼやけて―――]**
(0) 2018/12/12(Wed) 23時半頃
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[見てしまう。聞いてしまう。 兄と妹はすれ違ったまま。誰かを案じる貴方を見る。 そのことに私は堪えられなくなる。
兄の事を、思えば思うほど 嵌る深みから、抜け出せず、寝室で呼吸を整えた。]
(-38) 2018/12/12(Wed) 23時半頃
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言わなきゃ、嘘をつかなきゃ。 本当のことを、言わなきゃ。 天秤にまた新たな荷物がのしかかる。 私の身を、家族の身、を案じた兄の事をよくしらず
――愛する女を、求める兄に]
(-39) 2018/12/12(Wed) 23時半頃
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[その兄に、貴方の好きな人は お腹の中にいるよ。と教えないといけない]
(-41) 2018/12/12(Wed) 23時半頃
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/* 本当はメロンパンが好きだけど、見ると涙ぐみます。 あんパンなんて見た日には泣いて丸まります。
辛い思い出しかないんじゃよ……。 思い出すとココアが耐え切れないんじゃよ……。
(-40) 2018/12/12(Wed) 23時半頃
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[貴方が、愛するのは私でしょ]
(-42) 2018/12/12(Wed) 23時半頃
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[半透明の秘密は、秘されたまま それこそ、一番口にしてはいけない秘密だ。 山羊の肉、悪魔の肉は、冷凍されても、尚おいしく。
ただ、兄が怪しむのなら『破棄』を考え。 そっと扉から覗く。]
……兄さん
[見ている、私はみる。 冷蔵庫を確かめる兄を、香辛料に疑問を持つ兄を。 そして、カレーを口に運ぶ兄を。それは、一種の薬物だ。 私はそれに頼る――頼ってしまうこと。
言葉を選ぶはずだったのに]
(-43) 2018/12/12(Wed) 23時半頃
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アポロ……
[結局、そう呼んでしまう。 ごめんなさい、兄さん。ごめんなさい、……。 どうすればいいのだろう、そっと近づいて。 落ちた、スプーンを拾いあげれば、兄の血がにじむ手を。 優しく撫でた。大丈夫、とおそるおそる
確かめる聲、項垂れる貴方に]
(-44) 2018/12/12(Wed) 23時半頃
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……スキで、ごめんなさい。 『アポロ』……
貴方の、大切なひとを。
[――卑怯な事を口にする]
兄さんの大切なひと …呪えっていうから、ううん
(-45) 2018/12/12(Wed) 23時半頃
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私の意思で ――殺したの。
[手を伸ばす。 母親も、父親もいない、仮初の家で。 貴方の頬に触れた、引き寄せる。そっとそっと。 ざらついた男の、形にふれて
――、触れるだけのキスをした。]
…私が、――したんだよ。
[兄さんが、選んだ服はきっと似合わないね*]
(-46) 2018/12/13(Thu) 00時頃
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/* そういえばそうなんですよね 私も村予定をスケジュール帳に入れてる段階…というかえびさんが吊られるまで、最大延長で15日の朝終了というスケジューリングをしていて… (1d地上5組>2d5組>3d4組>4d3組>5d2組>6d1組>EP想定/人形遣い追加時点で想定終了日伸ばしてなかったというミス…) イルマさんもその想定だった気配をほんのり感じます。
(-47) 2018/12/13(Thu) 00時頃
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/* >すっごくすっごく>>+36
かわいい(うめく
(-48) 2018/12/13(Thu) 00時頃
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[>>+35そーさんの心音が聞こえる。 その音はあたしと同じくらい速くて、 ちょっぴり安心した。
ドキドキしてるのは、 あたしだけじゃないんだって]
そーさんも、ドキドキいってる。
[えへへ、って笑いながら呟く。
あたしの頭を撫でる優しい手に、 安心したように、ほうっと息を吐いて。
緊張が、解れていく]
(+39) 2018/12/13(Thu) 00時頃
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/* ココアさんココアすきなの ココアさんのココア……(ほわほわ
これはいそいそと買いにいかねばなるまい 多分この男、パンケーキ焼いたことがあるかないかってレベルだし ベーキングパウダーは無い
(-49) 2018/12/13(Thu) 00時頃
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[そーさんの胸板から頭を離して、 あたしはそーさんを見上げた。
自分からなにをすればいいのか、 恋人らしいことなんてしたこともないから、 全く分からないのだけど。
ただ、してもらってるだけってのも、 良くないのかなぁ、なんて思いもあって。
でもやっぱり喜んでもらえることが 思いつかなかったから。 そーさんの唇に、自分からちゅーをすることにした*]
(+40) 2018/12/13(Thu) 00時頃
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[避けてきた空洞の中に、分からないことが増えていく。アピール>>+36の度合いはきっとそのまま、彼女の中での違いを示しているのだろうが、やはりぴんとは来ない。知る事への抵抗有る無しが、そのまま根本の差異になっている]
[けれど、彼女が笑ってくれるから>>+37。 ここに居ることを、拒絶せずにいてくれるから。 ──いつかは教わって、推測して、分かるようになるのだろう]
[だから今は、焦燥に駆られる事もなく、静かに言葉を交わしていられる]
(+41) 2018/12/13(Thu) 00時半頃
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分かった、後で水差しと水を持ってこよう。
──買い物に出るのはその後にする。 ココアもパンケーキも、家には材料がない。
[なお、当然のように作る体で話をした。 彼女をこのように>>+38うっとりさせられるというのなら、慣れない甘味作りであっても、挑戦したくなってくる。怖いことも辛いことも持ってこないと約束した、その通りに]
蜂蜜とバターのたっぷり染みたパンケーキか。
ああいうのは確か、 綺麗な狐色を作るのにこつがあるだろう。 私は作ってもフレンチトースト迄だったからな……
[焼き物はあれで意外と難しい。二人前ほど焼いている間に、とりあえず人に出せる程度の見栄えまで至ってくれるといいのだが]
(+42) 2018/12/13(Thu) 00時半頃
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[それにしても、元々セイルズは夕食を尋ねたつもりだったのだ。そこから甘味のことになるなんて全く考えもせず──それだけ新しい彼女を知られたということに]
……楽しいな。
[吐いた息には微笑が乗った]
[尚──名残惜しげに掌離す時までには、改めて夕飯の献立も尋ねただろう。野菜も買ってくるから、と]*
(+43) 2018/12/13(Thu) 00時半頃
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/* >>+41 ココアさんがここにいてくれる安心、プライスレス…
(嫉妬はトリガーになりうるけど、多分本人自覚してないというあれ…)
(-50) 2018/12/13(Thu) 00時半頃
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[やっぱりピンと来てない顔してる。>>+41 でも、いつかきっと分かってくれるわ。
一つ一つ確かめて、知っていって。 そうすれば私も貴方を知れるかしら? じっと上目遣いでセイルズさんを見上げて]
ふふっ、作ってくれるの楽しみですわ。 いつも自分で料理していたんですもの。 誰かに作ってもらうのは新鮮です。
[好きな物を話せば材料を買いに行ってくれるみたい。>>+42 だから、私とっても楽し気に笑うの]
(+44) 2018/12/13(Thu) 01時頃
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コツは温度ですわ。 焦らずじっくり、弱火で生地を温めるの。 急いで焼くと焦がしちゃいますよ。 私、それで何度か失敗しちゃったんです。
[パンケーキのコツを思い出と共に話すの。 楽しい思い出、 甘やかな、香り。
――過りそうになる、誰かの記憶。 目を閉じて、記憶に蓋をした。
今は幸せな事だけ、考えていたい]
(+45) 2018/12/13(Thu) 01時頃
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[だから、微笑む貴方に笑い返すの。>>+43 ここには辛い事は何もないもの。 夕飯の献立を聞かれれば、少し考えて]
野菜を使うなら、ポトフが食べたいですわ。 とろとろに煮込んだ野菜とスープが美味しくて…、
…………、 よく考えれば私、食べ物はなんでも好きですわ。 だってみんなとっても美味しいんですもの。
[食べ物の話になるとうっとりして。 セイルズさんにおねだりするの]
(+46) 2018/12/13(Thu) 01時頃
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[そうして、名残惜しそうに離れる掌。 買い物に行く貴方の、服の裾を掴んで]
……買い物に行くんです、か? それなら……、
……、 これを、お渡ししますわ。
[すっと、左手の薬指から指輪を外して。 貴方の手に乗せましょう]
(+47) 2018/12/13(Thu) 01時頃
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[一人になると、思い出すから。 辛い事を、苦しい事を、きっと思い出すから。 指輪を見る度に、きっと私は泣くのでしょう。
だから、指輪に目を伏せ微笑んで]
捨ててくれても構いませんわ。 預かってくださるだけ、でももちろん。
貴方に、お任せします。
[そっと指輪を乗せた掌ごと握り込んで。 そうして、お別れねって。 胸がきしりと痛んで涙が一粒零れた。**]
(+48) 2018/12/13(Thu) 01時頃
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/* 読んで噎せて席を立って動揺のあまり食器を洗うなどしてしまった 今も語彙が息してない 息しかでない
(-51) 2018/12/13(Thu) 01時半頃
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/* やっと今後のこと考えられるとこまで至ったところで脳髄が眠気で痺れて くやしい 仮眠しとけばよかった……
いやほんとどう反応するだろうセイルズ なんか口元隠しそうではある(どんな顔になってるかが判らなくて反射的に) まさか背徳感がすごいって言ったその晩の内にこんな事なると思ってなかったんですよ ポトフの話をしているときはほんとにポトフのあたまになってそうなんだよセイルズ ブラッドソーセージ入れるわけに行かないな買って来なきゃとか思ってたらの結婚指輪 ココアさんに過去を捨てさせたという証明 貴女が泣くのは夫を思って抱けれども、貴女自身が別れを告げたのかという…
(-52) 2018/12/13(Thu) 02時頃
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自分でも不思議です…… 今、ノッカに触れてる全てが愛おしい
[>>+39先は一方的に欲望と狂気をぶつけるだけであった。 生み出した快楽は薬によるものであるし、 その全ては偽りのものだったといえよう。
でもーー今笑ってくれているノッカは本物で、 それは漏れ出る熱い吐息からも伝わってくる。 嗚呼、それでも、ノッカが自分に近づいてくれなければ きっと君はいつまでも自分の心をくしゃくしゃにしてしまう笑みを浮かべて 自分は無理に笑わせようとしただろう。
そう考えると背筋が寒く感じてしまい、 小さく身震いする]
(+49) 2018/12/13(Thu) 07時頃
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ノッカ……
[>>+40名前を呼べば顔をあげてくれる。 その表情は思案気にも見えたが泥濘みに入り込むようなものではなくて、 安心して息を吐いていると唇に柔らかな感触を感じた。
それはノッカの唇。 触れる唇は変わらぬ感触と味わいだけれど、 ノッカが、求めてくれたことに胸と股間がときめいてしまう。
自分はノッカを逃さぬようにと肩を抱き、 舌を口腔に忍び込ませていこうとする。
もっと交わっていたいから もっと繋がっていたいか
ノッカを求める心身は滾っていくばかりだった**]
(+50) 2018/12/13(Thu) 07時頃
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[カレーの“香辛料”と“肉”に注意が向いており 寝室の隙間から此方を観察する目を悟れずに。 気配の方に顔を向けるどころか、 力なく頭を垂れて俯く始末。
この感覚は既視感があるもので、 今は現実だ、と自分自身に言い聞かせる理性を 欠片程度にだけ余すまま――――… ドッと押し寄せた、輪郭の頼りない過去の幻覚に 倦怠感を覚え、意思を奪われて 指先に巻かれた包帯を撫でる手つきは優しく、 其処に誰かが居るとは解るが、 アポロ、と呼ぶ誰かがフローラであると 妹であるとはわからない。
歪んだ視界に映る“過去”では ―――まだ、フローラは生まれていないから 父親と義母は出会ってもいない。]
(-53) 2018/12/13(Thu) 08時頃
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[ぼんやりと纏まらない頭のまま、顔を上げて。 眼前の人物を見つめる。 初めは、母親に見えていた。 けれど、アポロを兄と言う。 “過去の”アポロには、父親と母親しかいないのに。]
……………誰?
[罪の告白をしているのは、 大切なひと――母親を殺したのは、誰。
今は遠い昔ではないこと、 彼女が殺したのはパピヨンであること。 理解しようとしても過去に意識が追いやられる。
この、誰だか解らない“おねえさん”が 母親を殺したというのなら 悔しくて、許せないのに 思考力が削がれて、殴りつける気力、怒鳴る気力、 何かをしようとする意欲が薄れる。]
(-54) 2018/12/13(Thu) 08時頃
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酷い。
[憤怒をぶつける意欲を殺されてしまっているから―― 母親を殺されたと受け止めているアポロに出来るのは 目尻から塩水を流すことしか出来ない。
眦から頬に伝い、 顎を通り、食べかけのカレーに落ちていく。]
かあさんが何をしたの? どうしてかあさんを殺しちゃったの? ぼく、の かあさんは一人しかいないのに……
(-55) 2018/12/13(Thu) 08時頃
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かあさんを返して……
[肩を震わせ、やりきれない感情に奥歯を噛み締める。 唇を合わせる“知らない人”に顔を背けた。 その接吻も触れる手も優しいけれど、 母親を害した人物なら、]
嫌いだ、 お前なんか、きらい。
かあさんをぼくから奪った、 お前なんか、きらい……
[もう一度、そのひとを見る。 誰かに似ているような気がするのに、思い出せなくて。
父親は言っていた。 かあさんは“化物のもの”になってしまったと。]
(-56) 2018/12/13(Thu) 08時頃
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かあさんを、かえせよ…… 化物……。
[アポロが見ている過去は此処にない。 顔を顰めて睨む先に居る“知らないひと”は 化物ではなく人間だ。 けれど、
街のひとは皆いいひとだから、 アポロも好きで居てね、と。 母親は去る前に言っていて。
だから“いいひと”じゃないこのひとは、 母さんを奪った―――“ばけもの”なんだろう]**
(-57) 2018/12/13(Thu) 08時頃
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― 本屋 ―
[次の日、珍しく本屋でせっせと動き回るワカナの姿があった。 少し什器を変更し、新しい配達員から雑貨品の荷物も受け取る。]
これで良いかな?
[店内を見回す。 我ながら少し季節感を出した可愛らしい飾り付けが出来たと思う。 店に来た人もこれならぱっと見て変わったな、と思ってくれることだろう。 うん、と頷くと、安堵のため息をついた。]*
(+51) 2018/12/13(Thu) 15時半頃
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[そして夕暮れ時、薬屋に向かう彼女の姿があった。 雑踏が途切れる隙を狙って、店のシャッターと入口を開けて建物の中に入る。 この店を出る時に、自分が閉めたのだから、当然両方とも鍵を持っているのだ。]
…望んだ場所ね。
[同じく店内を見回す。 もはや売り物もほとんど残っていない薄暗い店。 後継者を探すのも最初から諦め気味な様子で、完全に「捨てる」気で準備をしているのだと思っていた。 しかし今、思い出されるのは、自分の準備する場所に来ないか、と誘ったときの彼の反応だ。]
まあ、監視されようが、どんな噂をされようが、居たがった場所には違いないわね。 サイラスさんと一緒に過ごした家でもあるわけだし。
あ、思い出と言えば。
(-58) 2018/12/13(Thu) 15時半頃
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[ふと、思い出して小さな声を上げると二階に上がる。 目指すのは彼と一緒に開けた金庫だ。 あの時の、彼の表情を思い出す。 もう随分昔のことのようだ。
あの表情は、もうわたしには二度と見ることは出来ないだろう。 自分を監禁するような奴に気を許すわけがないから当然だ。 ただ、それでもいいと思ったから、こうしたまでのことだ。
そしてあの時、彼の後ろから眺めていた番号を回す。 金庫が開いた。]
良かったあ。 番号変わってない。
[ほっと息をつく。 下手したら番号が変わっている可能性も見ていたが、彼にその機会はなかったようだ。 金庫の中には、あの時見た手紙や手記、それと別にノートが入れられていた。]
(-59) 2018/12/13(Thu) 15時半頃
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へー
[取り出して、パラパラとめくる。 めくりながら、笑った。]
みんな、要らないよね。 エル・ドラードはおとぎ話って言ってたし、わたしに託す気も全然なかったもんね。 …こういうのがあるから、悪かったのか。
[ノートには内容の一部が書き写されている。 薄々、彼が何かしらの形で手記の内容を精査し、何かしらの形で残したいという気持ちがあることは理解できる。 でも、一体誰に?]
わたしにとっては、どうでもいい。
[だったら、どうでもいい。 じっと、手記を見つめた。]
(-60) 2018/12/13(Thu) 16時頃
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― 夜 ―
こんばんは、タツミさん。 今日は大丈夫だった?足、切らなかった?
そういえば、薬屋なんだけどね、火事にあったみたい。 ほぼほぼ全焼で。 犯人、野次馬の誰かかな? 良かったね、ここに居て。 お店のものも全部売り払った後だし、不幸中の幸いだね。 要らないものしか、残ってなかったもんね…**
(-61) 2018/12/13(Thu) 16時頃
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/* という嘘かもしれませんという感じにしてみたけどどうだろうか…
(-62) 2018/12/13(Thu) 16時頃
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[シャツの切り裂く音。 掌の下で滲んで滑る血。
視覚にも感触にも暴力的な状況で、 不思議と高揚よりも奥深くにある感情が 表に染み出すほどに刺激されている。
頬は緩んでいることだろう。 唇は宥めるような笑みを作り出してたはず]
(+52) 2018/12/13(Thu) 19時頃
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薬、あるのか?
[薬屋は閉店の憂き目にあって、 治療院から失敬するにもイルマはこの怪我だ。
蓄えがあるとしてもこの部屋のどこにあるのか。 というか最初から死ぬつもりだったなら、 イルマは着替えとかも持って無さそうな気もする。 その上、まだ死ぬ覚悟があると聞いたなら。
肩を震わせた。 その余波は凭れるイルマにも伝わるだろう。 顔が上がるならおかしそうに双眸を細め、 屈託というものを剛速球で投げ捨てた顔で笑っている]
(+53) 2018/12/13(Thu) 19時頃
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ダメだ、死なない。 街から出られなくても死なないし、 当然、おまえも死なせないし。
……まあ怪我が治るまでは世話になるけどさ。
[管理区から逃れるのは考えはすれど、 あやふやな未来に死を賭ける程に肝は座ってない。
だからとびきり悪辣に、悪戯げに。 そこまで覚悟を決めているイルマの顔を覗き込み、 視線が絡むまでは待ってその瞳を覗き込む]
(+54) 2018/12/13(Thu) 19時半頃
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イルマ、おまえちゃんと地上で生活しろよ。 ココへこっそり通うくらい出来るだろう? 死ぬ気で、誰にもバレないように、こっそりさ。
俺はここにいるし、逃げない。 どうしても心配ならお前が居ない間は繋げばいい。 怪我を治して、機会を伺って──
[──それで、と続けて、涙の跡が残るだろう頬へ。 不器用に唇を押し当て片腕で抱き寄せながら、 背を撫でるというにはすこし覚束ない手付きで、 ぎこちなく、身体の線をなぞるようにしてから]
(+55) 2018/12/13(Thu) 19時半頃
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あと……さぁ……。 俺がお前が怪我するのも死ぬのも嫌だって、 そろそろ分かってくれてもいいんじゃないか?
[怪我をし初めた頃からずっと、 それはダメだといい続けていただろうと言いたげに]**
(+56) 2018/12/13(Thu) 19時半頃
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/* 数日前のあたし、なんでこんなロール書けたんだ?ってくらい 完成度高い(当社比)んだけど、 最近のあたしはダメダメのダメだ…… これは脳みそがとけてしまっている……手遅れですね……
(-63) 2018/12/13(Thu) 20時頃
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/* 今日はへんな間食をしてしまったせいで 胃がたいへんいたいので のんびりいこうね
(-64) 2018/12/13(Thu) 20時頃
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/* 自業自得すぎるんだよなあ(胃が重たい)
(-65) 2018/12/13(Thu) 20時頃
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[>>+50触れた唇を、離そうとする。 けれど、その前に肩を抱かれたあたしは、 目を丸くした。
昨日のあたしは、逃げようとした。 逃がす場所なんてないと知りながらも、 舌を絡め取られることを嫌がった。
でも、今日は。 おずおずと、そーさんの舌に、 あたしの舌を絡めていく]
ふ、 ぁ……、
[じわじわと、熱があたしを侵食する。 愛液が滲みだしていることに気付いて、 耐えきれず、両足を擦り合わせた*]
(+57) 2018/12/13(Thu) 21時頃
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[戯れた覚え等ない。 気色悪い"モノ"を振り払ったに過ぎない。 代わりに後頭部が痛いが、単瘤にはならない程度だ。 出来れば当たるなら眼鏡のブリッジに……いや、あの女は眼鏡をしていたかどうか。 ……まぁいい。どうでもいい。]
場所を教えるなら、ここからの位置で教えるな。 ベッドからの位置で教えろ。 こっちは何も見えないんだ。 方向を覚えて、歩数を数える。
[這い蹲れと言われたが頑なに膝立ちをして命令を繰り返す。 男は手首を前で拘束されているのだ、四つん這いはそもそも不可能。 膝立ちの方が歩きやすいに決まっている。]
(+58) 2018/12/13(Thu) 21時頃
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[相変わらず、何を言っているか理解できない。 生き物として、脳の構造が違いすぎるのだろう。]
悪い。
[短く、わからないと答えた。 何を持って悪くないと言えるのか。 拘束され、目隠しされ、立ち上がりも出来ない。 少なくともここは最悪の場所だ。]
飯?毒でも入ってるのか? 入ってなくても要らないが。
[食べる気になるはずもない。 脱出するならば空腹は敵だとはわかるが、 あまりにも得体が知れない。 殺しはしないだろうが…体に害を及ぼす薬物等、山程知っている。
見えない物等、口にしたくはない。]
(+59) 2018/12/13(Thu) 21時頃
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[去って行く女、 再会の約束は無視をする。
そして、響いた鍵の音は二つ。]
――簡単には出られない、か。
[女には絶対に聞こえぬ小声で呟くと、 不自由な手を伸ばし、水が並々注がれたコップを転がした。 腹いせだ。]
(+60) 2018/12/13(Thu) 21時頃
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[ベッドによじ登り、目を瞑る。
目を開いても閉じても、同質の暗闇が覆っていた。
ベッドの上でする事等、眠る以外ない。*]
(+61) 2018/12/13(Thu) 21時頃
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[深夜、男がベッドの上で寝返りを打つ。
ゴトリ、と音がした。
今はただ、それだけ。*]
(+62) 2018/12/13(Thu) 21時頃
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[>>+57ノッカが目を丸くすると瞳に映った自分が大きくなる。 そう――自分を見てほしい。 自分を想ってほしい。
独りはいやと口にしたノッカの心が今は少しだけ分かる気がする]
ノッカ……
[絡めに応じてくれたノッカの舌を絡めとり、 自分の熱を味を伝えていく。 奪うでも、捕らえるでもない口づけは酷く甘く感じてしまう。
嗚呼――]
(+63) 2018/12/13(Thu) 21時半頃
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きもち、いいですか?
[問いかけて、舌裏を擽り歯茎へと舌を這わせていく。
そうしながら自分の腰を擦り合わせている太腿へと押し当てて、 ハーフパンツ越しにそこにある生理現象ではない熱を擦りつけた*]
(+64) 2018/12/13(Thu) 21時半頃
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は、 ふ…………っ、
[>>+64問いには、肯定するように瞳を閉じた。
ただ舌を絡めているだけなのに、 どこか、甘く感じて>>+63 熱が高まって行くのだから、不思議だ。
太腿に当てられたそれも、 あたしに負けないくらい、熱帯びていて。
指先を、その熱に。 ハーフパンツ越しに、そっと触れる。 今度はあたしの意思で、望んで。 受け入れるから、って]
(+65) 2018/12/13(Thu) 21時半頃
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……………… っ、
[そうして、あたしはそーさんを見上げた。
大丈夫、って言うように。 触れて欲しいって、誘うように*]
(+66) 2018/12/13(Thu) 22時頃
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/* タツミイケメンなだけに超迫力ある ガンギレされたらちびるよね
(-66) 2018/12/13(Thu) 22時頃
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―?―
[暇だ。 やる事がない。
一応、目が覚めてから部屋の中は歩き回ったが、部屋が四角く、 コンクリートである事がわかったくらいだった。 膝立ちのせいで痛くてしかたない。 本屋に居て、部屋を見ていなくとも、男が何をしていたかはわかるだろう。 膝が汚れている。
仕方なしに、残りの時間はベッドに横になっていた。]
(+67) 2018/12/13(Thu) 22時頃
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[――時間が経った。 暗闇の中で時間の経過はわからない。 ただ、部屋に入って来た女の口がおよその時刻を告げた。]
………
[その挨拶には無視をした。 どうやら男はペット以下らしい。
食事の有無は寝る前に聞かれた一度きり。 食べないからと言って二食も出さないのは飼い主を気取るなら怠慢だ。
尤も、出されたら出された分だけ床にひっくり返すだけだが。]
(+68) 2018/12/13(Thu) 22時頃
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[女の言葉には、ピクリと眉を動かす。 目隠しのせいで、見えないだろうが。]
―――はっ、
[何を言い出すかと思えば。]
嘘をつけ。
[その声は掠れているが、か弱く震えるようなものではなく。 乾いた喉から、送るのは嘲笑。**]
(+69) 2018/12/13(Thu) 22時頃
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[シャツはボロボロで。 白い腹が見えているけど。 そんな事気にしている余裕はない。 そもそも彼が私に女性としての何か。 そういった物を感じると考えてもいないから。 だから彼の唇に笑みが浮かんだのを見れば。 ただ単に傷の具合が多少はよくなったのだろうと。 そんな事しか思い浮かばない。]
薬は簡単なのだったら。 でも処方箋がいるようなのは……。
[薬屋はイワイの店だけではないから。 買おうと思えば帰るはず。]
(+70) 2018/12/13(Thu) 22時頃
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……招集されて。 死なないでいるって難しいよ。 それが出来るなら皆そうしてる。
でも、ピスティオが生きるつもりなら。 ピスティオが生きてる間は私も生きるよ。
[この肉体が滅んだとしても。 彼の中に私がいるのなら。 彼が生きている限り私も生き続ける。 そう思っているしその考えは変わらない。 でもそれを口に出したらきっと彼は嫌がるから。 だから私は懸命にもそれを黙っていた。]
(+71) 2018/12/13(Thu) 22時頃
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[ふ、と視線が絡む。 真正面から向き合うと少し気恥ずかしくて。 瞼を伏せれば睫毛が頬に影を落とした。]
別に逃げてもいい。 でもここにいてくれるなら私は嬉しい。 生きてるの、確認出来るから。 働けっていうならそうする。 会える時間減っちゃうのは寂しいけど。 肉体として生きるなら食べ物とか必要だもんねぇ。
[頬に熱を感じて顔中が熱くなるようだった。 抱き寄せられて身体を撫でる手が 動けばそわり、と落ち着かない心地がした。]
(+72) 2018/12/13(Thu) 22時頃
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[私は私が死んでもいい。 でもそれは嫌だと言う。 私は彼が死ぬのは嫌だ。 きっとそれと同じなんだろうというのは理解出来る。 だから小さく頷いて。]
ごめんなさい。
[小声で謝った。]
(+73) 2018/12/13(Thu) 22時頃
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[それから私は立ち上がって。 ふらふらとした足取りで鎮痛剤と化膿止め。 あと水を持って戻ってきて。 それを彼へと渡した。 自分も薬を飲んで。 そろりと彼を見る。]
料理はするつもりだったから材料はあるんだけど。 ちょっと暫く無理そう。
トマトジュースでも飲む?
[聞いてみたけど。 ちょっとそれを飲む気分になるのかどうか*]
(+74) 2018/12/13(Thu) 22時頃
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/* そーさんのメモがたいへんかわいい(はなまる)
(-67) 2018/12/13(Thu) 22時頃
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[貴方の見る世界に私はいなかった。 顔を上げる、兄の中に、妹はいなかった。 ――誰、という言葉が声を詰まらせる、私は…… 酷い、といわれ、震えてしまう。
兄からの、拒絶に息を噛み]
……にい 、さん
[私は確かに、貴方の母を奪ったものの ――彼の母を忘れたように、結ばれた二人の。
水を流す彼にのびた手がふれる]
(-68) 2018/12/13(Thu) 22時頃
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/* イルマさんとぴすちおにーちゃん……! (こぶしを振り上げ歓びにむせび泣きながら天を見上げる)
(-69) 2018/12/13(Thu) 22時頃
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………私の、兄さんだって ひとりしかいないのに
[―――]
なんで、好きになっちゃったんだろう なんで、見て欲しかったんだろう。
[私は、確かに化け物だ]
(-70) 2018/12/13(Thu) 22時頃
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……化け物で、ごめんね。
[接吻は一度だけ。 キライ、と拒絶を続ける彼に触れる手は 頬を優しくなでて、涙をぬぐう。兄さん、兄さんなのに。 私は沢山の意味で愛している。息をするように。
いとしい、こいしい、――狂おしく]
(-71) 2018/12/13(Thu) 22時頃
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返せなくてごめん
……殺してごめんなさい
[貴方の大切な人を。 ああ、それでも、私は貴方が好きで。 車いすにのる手に、膝に顔を寄せてしまう。]
(-72) 2018/12/13(Thu) 22時頃
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[家に帰ると早速彼の居る部屋の扉を開けて、中に入る。 今日は大分忙しかった。 居心地の悪い思いをさせてしまっただろうか。
とりあえず、として今日の報告をしたところ、彼から帰ってきた反応は軽い笑いだった。]
嘘? なんでわたしが嘘をつく必要があるの?
[微笑んで、彼の答えを待つ。 彼と話すのは面白い。 彼の考えていることを知れると思うと心も弾む。 と同時に彼の声が掠れているのに気が付いて、部屋の隅を見ると、コップが転がっていた。 水はもう既に少しの湿り気だけ残して蒸発しかかっている。 どうも大分前に転がされたようだ。]
…人間って、水を飲まないと死ぬのよ?
[少しだけため息をついた。]*
(+75) 2018/12/13(Thu) 22時頃
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[手は、太腿に。
――唇は、布に]
それでも 、、好きなんだよね。
[兄さん。 アポロ、と呼んでみたかったの。と目をふせる、 そしてちいさく微笑んだ。ふふふ、*]
(-73) 2018/12/13(Thu) 22時頃
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[――微笑む唇は、どこか小さく**]
(1) 2018/12/13(Thu) 22時半頃
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[>>+65閉じられた瞼に自分も瞼を閉じて、 絡み合う舌を味わいて、 触れられた熱は逃れることなくノッカの指先に委ねた。
その指先が触れれば熱は一層と固くなり、 怒張と言う言葉が相応しくなっていく]
……はい、それでは――
[>>+66自分ももっと触れていたい。 互い弱点となる大切なところに触れ合いたい。 曝け出すのは信じてくれているからであろう、と思いたい。
自分の手は片方が肩を滑り降り、 胸の膨らみへと向かいその先端を親指で捉えてしまう。 押しつぶすように捏ねながら、 もう一方の手は脇腹を軽く擽りながら下腹部へと。 擦り合わせられている合間に指先を忍びこませて、 下着越しにノッカの熱の在りどころへと指先で触れる]
(+76) 2018/12/13(Thu) 22時半頃
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[そこをどう触って欲しいのかは昨日で分かっていることで、 愛液が滲みてしまっていることを認めながら、 それが一層と濡れそぼってしまうようにと指先を動かした*]
(+77) 2018/12/13(Thu) 22時半頃
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お前なんか、知らない、 ぼくは、一人っ子だ 化物のおにいちゃんじゃない。
[この、知らないひとにそんな風に呼ばれるなんて。 母親を殺した知らないひとに。 声は聞き覚えがあるけれど―――
目の前に居る誰かは、女のひとだった筈なのに、 ふにゃぐにゃの解らないものに見える。 アポロは一度だけこの何か、を見たことがある。 ああ、けれどそれは―――…]
嫌い……かあさんを連れて行くばけものなんて。 さわるな! 返してくれないなら、どっか行けよ……!
[膝にのしかかる重さを何処かにやろうと、 足を伸ばして、蹴りのけようとした。 けれど、膝から下がなくて。]
(-74) 2018/12/13(Thu) 22時半頃
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どう して
ぼくの足
両方とも、 ない…
[そこには確かに、足があった筈なのに。]
……お前が、食べたのか?
[一本の足は“どこか”に届けられ
―――もう一本の足は>>0:150]
(-75) 2018/12/13(Thu) 22時半頃
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[この女の記憶力はどうなっているのだろう。 "どの口が言う"のだ。>>+75 白々しい。]
お前のどの部分をもって信用しろと? お前が何を言ったところで、 俺は信用しない。
[そう時間すら、信用ならない。
サイラスの友人を名乗って現れた。 男の恩人を踏み躙り、思い出に割り込んできた女だ。 どうして信じられよう。]
(+78) 2018/12/13(Thu) 22時半頃
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―――証拠を見せろ。
薬屋が全焼したところを見せろ。
俺を薬屋に連れて行って燃え滓を見せろ。
この目で見、この鼻で嗅ぎ、この手で煤に触れたら。 信用してやる。
[俺が話す度に嬉しそうに声を弾ませる不快は放置した。 これは、とても重要な提案だからだ。]
(+79) 2018/12/13(Thu) 22時半頃
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[女は転がるコップを見つけたのだろうか。 昨晩転がしたコップだ、 水なんてとうの昔に跡形もなく消えているだろう。]
ああ、死ぬな。 毒の入った水を飲んでも死ぬぞ。
知らないのか?
[何も信用していないのだと、重ねた。*]
(+80) 2018/12/13(Thu) 22時半頃
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[見たくはない、 怖い化物を。 掌で顔を覆い、奥歯を鳴らして震える。]
うぅ、うう……かえせ、かえせ……
[頭が――――痛い。]
(-76) 2018/12/13(Thu) 22時半頃
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[今は、2018年から何年後なのだろう。
きっと、三十年もしたら
朝顔の種なんかなくなって、 “こうなってしまう”かもしれない。]
(-77) 2018/12/13(Thu) 22時半頃
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[それでも――好きなのだろうか。
自分を認識してもらえなくなっても。 もしかするとその頃のアポロは 自分すら、誰か分からなくなるかもしれない。
それでも――、それでも、それても。]
(-78) 2018/12/13(Thu) 22時半頃
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ん。知ってる。 だからお前はこんな手段にも出たんだろ?
[招集されて生き延びることの難しさは無論、 だからこそ、抗いようもなく受け入れていた。
自分は肉体労働従事だとはいえ、 加えて実験動物的な扱いと明記されている。 その不穏さを誰かに話したっけと過るが、 令状も関係なくなった今更、詮無きことだ。
そしてイルマが思い切った行動に出たのが、 それだけではないことも、よく理解させられている。 血の匂いが噎せ返る中での会話は気が滅入るし、 痛みだって頭に響いて気を抜くと気絶しかねない]
(+81) 2018/12/13(Thu) 22時半頃
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そうそう。 俺は遠慮なく食うからな、 監禁した責任とやらは取ってもらおうか。
[若干、不本意な共棲ではあるけれど、 死に直接結びつかないのならそれで今は満足して。 ヒモ生活の始まりを堂々と宣言した後は、 謝る言葉に空気をふっと和らげ、 仕方ないなと言いたげに頭をがしがしと撫でた。
謝罪の言葉が欲しかったわけではないが、 謝ることが出来るまで冷静ならもう大丈夫だろう。 少なくとも無理な行動に出ることはもう……
たぶん、無いはず。たぶん。……きっと]
(+82) 2018/12/13(Thu) 22時半頃
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[……今は、何年だ?
197―――違う。
スライムのような“化物”は 海老やロブスターに似た何かに代わり、
そして、一人の少女の輪郭を持つ。]
…………。
[その服装に、その面影に、見覚えがあった。 ラベンダーを宙に蒔いた幼い少女。 にいさん、と呼ぶには至らず、 舌っ足らずに兄になろうと努力する アポロを、慕う少女。 その少女は。 ――他人なのに、半分は他人じゃないから]
(-79) 2018/12/13(Thu) 22時半頃
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薬ってさ、めったに飲まないし…… なんつーか苦手なんだよな……
[なんせ健康優良児な上に、 自分に金をかける暇があったら孤児に捧げている。 手渡されて眉根を寄せていれば水を渡され、 観念して飲むときには子供のように顰めっ面だった。
苦い、と訴える顔面とはこういう面のことだろう]
(+83) 2018/12/13(Thu) 22時半頃
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いや、今は食事はいいや。
それよかお前、風呂入るなりして、 出来れば着替えてくれないか。
匂いに酔うし、目のやり場に困る……
[薬は飲んだが血の喪失は激しく、 血が一点に集まっては困るどころの話じゃない。
看護師なら理解してくれるだろうとあまり言及しないが、 視線が微妙に素肌をちら見したり彷徨っているあたり、 健康優良児としては如何ともし難い状況に困り果てて。
結局は、誤魔化すように咳き込んだ]*
(+84) 2018/12/13(Thu) 22時半頃
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…………………………………………フローラ。
[涙を拭われた頬は、乾いていくらかかさついている。]
(-80) 2018/12/13(Thu) 22時半頃
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[顔に寄り添えた指の隙間から。 幼い少女を見た。 もう幼くはないのに、けれど。 一家を取り巻く複雑な事情を知らない幼子は 妹として甘えていた。 子供の背の高さを保つように 膝に頬を寄せ、“小さくあろうとする”から。
もう、少女の体格ではないから。 きっとアポロの膝は大きなソファにはならなくて。 それに、膝から下には 昔のようにどっしりした足は二つとも無い。]
……フローラ。
また、絵本を読んで欲しいのか?
[こうして膝に甘えて来る時は、そう、いつも。]
(-81) 2018/12/13(Thu) 22時半頃
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[パン焼きを生業にしていた彼女にとって>>+44新鮮な経験を、手ずから与えられる。改めて言われてみるとそれは嬉しさを齎す事柄で、微笑んだ面は彼女の気配が移ったかのように、ふわりと角が取れている]
[密やかに閉ざされる>>+44扉には、気づけない]
[ただ料理の話をして、教わったことを脳裏で反芻する。 彼女にとって料理を作って貰う事が新鮮なように、セイルズにとっては料理を教わる事が新鮮だった。手慰みに変わってからは勿論の事、その前も献立をどう回すか考えるのは、往々にしてセイルズ一人]
[目の前に彼女がいて、食べたい献立の話をし、陶然としている>>+46姿を見られるだなんて──名残惜しくもなるというもの]
(+85) 2018/12/13(Thu) 23時頃
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[だから、引き留められた時は、去り難さを悟られただろうかと振り返り]
……え?
[彼女の行為>>+47、差し出されたものの意味を理解するまでに、一呼吸の間が要った]
(+86) 2018/12/13(Thu) 23時頃
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[これまでずっと彼女の指で輝いていたものが、セイルズの掌へと託される。目を伏せ微笑む彼女と、手元の指輪、交互に眼差しをやった。捨ててくれてもと彼女は語り、セイルズに任せるのだとこの手を握る]
[はたと何かに気付いたように、空いた片手でそろそろと口元を覆う。 頬からは力が抜け、言葉になり損ねた息が、緩く開かれた唇の隙間から抜けていた]
[ああ、彼女にとってこれは、一夜涙に暮れるだけの痛苦と悲哀を示すものに変わったのだと──一滴落ちる涙を受けて、すうと理解が及ぶ]
……分かった。 私が持っていこう。
[泣かないでくれとの声は掛けずに、濡れた眦をそっと拭った]
(+87) 2018/12/13(Thu) 23時頃
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[幻覚は輪郭をはっきりさせる事もあれば “別のものに変わろうとして” ふにゃりと一次元と一次元の橋をおぼろげにする。
―――その感覚を、 “この”感覚を。 アポロは一度、知っている。
自我を保とうと、頬に額に爪を立てた。 顔面の痛苦より、包帯に巻かれた指が傷んで。 食器が割れたあの時のように“帰ってくる”
あの時と違うのは―――… カレーの中身に入っている幻覚の種が粉に近くない為。 強烈な吐き気に、口元を覆う。]
(-82) 2018/12/13(Thu) 23時頃
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[託された指輪を握り、扉へと向かったセイルズだけれども、地下室を出る前に一度振り返った。 小さな部屋の中央に彼女が居る]
戸棚の本は、好きに読んでくれて構わない。
……分野も雑多だから、 早々に飽きたりはしない、と思う。
[繋がれた彼女の姿を目に焼き付けて、静かに扉を閉めた]*
(+88) 2018/12/13(Thu) 23時頃
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ぁ…… 、
[>>+76胸へと与えられる刺激は甘く、 ちいさく声が洩れる。
嫌なわけじゃないのだから、 声を殺す必要もないのだけど。
慣れない行為の中、 普段発することのない声が口から出るのが、 どうにも恥ずかしくって。
顔に熱が、上がってしまう]
(+89) 2018/12/13(Thu) 23時頃
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―――――っ…!! っぷ……、ふ……
[辛うじて粗相は耐え、吐き気を遣り過すも 体は重力に逆らっていないのに まるで宙を浮いているような異様な心地。 まだ、幻覚剤の効果は続いているのだろう]
フローラ……何故。
[その手で調理された鍋を食べた時、――今。 どちらも似た感覚に襲われているという事は。 妹が関与しているのは明白で。]
どうして、こんなものを……俺に。 [焦点は合わず。 体はふわふわと浮き立っている感覚のまま。 妹の手を掴もうと伸ばしても、 掠りもせず、宙を彷徨う]*
(-83) 2018/12/13(Thu) 23時頃
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ひゃ、 ぁ…………
[>>+77もう片方の手は、あたしの下腹部に。
そーさんの指先が、 あたしの、熱くなってきたところに触れる。
そこが『良い』ところなものだから、 甘い声が、洩れてしまって。 ぎゅって、目を閉じる]
そーさん……、熱い、よぉ……っ
[布越しであるにも関わらず、あたしのナカは、 既にそーさんを求めていて。 じわり、じわりと、愛液が溢れ出す*]
(+90) 2018/12/13(Thu) 23時頃
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[頭を撫でられれば嬉しそうに目を細める。 責任については勿論放棄するつもりはない。 だから彼に薬を飲ませる事も私の役目。 薬を飲むのを確認すればグラスを回収して。]
薬を飲むのが苦手なんて。 いい大人が言う事じゃないよぉ?
[今が五体満足であったなら。 口直しの果物でも出したのだけど。 残念ながら果物を切る余裕もないし。 その果物もない。 私は小さく笑ってピスティオの頭を撫でた。 気分は小児科の看護師である。]
(+91) 2018/12/13(Thu) 23時頃
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匂い……?
[私は自分の腕を眼前に持ってきて。 くん、と匂うけどよく分からなかった。 汗臭いとかだと嫌だなと思ったけど。 目のやり場に困るという言葉で。 それは違うと理解はした。
ゆるりと首を傾げてピスティオを見て。 それから彷徨う視線が時折掠めるのは。 切り裂かれて覗く白い肌。 それに気づけば。 徐々に顔が紅潮していく。]
(+92) 2018/12/13(Thu) 23時頃
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あ……、うん、患者さんでいた。 生理現象だって、言ってた。 先輩はそういうの手伝う時もあるって 言ってたけど。
わ、私そういう経験なくて。 暫く席外すから。
その、ごゆっくり……?
[自分でも何を言ってるんだろう。 自己ツッコミが入るけど。 他に何を言えばいいのか。
大怪我をした時はそういった減少が起こる。 子孫を残す本能からと聞いた事がある。 つまり、そういう事なんだろうと理解した。]
(+93) 2018/12/13(Thu) 23時頃
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[理解して。 そして気づいた。]
あ、そっか。 ピスティオの子供を産めば。 家族が出来るね。
[いい事に気づいたと笑顔でそう告げると。 彼の反応を見ずにシャワールームへと向かった*]
(+94) 2018/12/13(Thu) 23時頃
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[信用しない、という言葉には薄笑いだけ浮かべている。 心当たりが大いにあるからだ。 しかし、次の言葉には思わずため息をついた。]
へえ… すごいわ。 貴方を外に出すことは出来ないけど、そうしたらきっと、貴方の居場所はずっと貴方の中にありつづけるのね。
[素晴らしい。 完全に街を見捨てて宮廷に活路を見出し始めたように見えたときにも思ったが、彼は、そうまでして自分で立ち続けるのだ。]
(+95) 2018/12/13(Thu) 23時頃
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でもね。 水は飲んで。
[言葉は急に冷たくなる。]
貴方を殺したいわけじゃない。 殺したいなら既にいくらでも殺している。 その理屈はわかるわよね?
[言って床に転がるコップを持ち上げると、彼をおいて部屋を出る。 鍵は2つとも、やはり閉めた。
しかし、直ぐに2つの鍵の開く音が再度部屋に響く。]
持ってきたわ。 飲みなさい。
[見えないだろうが、気配は伝わるだろうか。 彼の目の前に水の注がれたコップを突き出した。]*
(+96) 2018/12/13(Thu) 23時頃
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[そうだね、 貴方のお母さんの子はひとり。 でも、化け物でも、私は兄の妹でいたかった。 小さく、唇を歪ませるのは、嫌いという声のせいで。 膝の上にのせた頭は、少し動く。首ふるように
――やだって。我儘のごとく]
(-84) 2018/12/13(Thu) 23時半頃
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…どっかいかない。 ずっと一緒にいるんだ、ずっと。
[貴方が、私をどう思っても。 ――見上げる、手が探る膝下は、何もなく。 疑問に彼を瞳の中、捕え。ちいさく、ちいさく 息を、声をはく]
(-85) 2018/12/13(Thu) 23時半頃
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そうだよ。
[兄さん、兄さんの足を 食べちゃった。―――キスをして、だきしめて 爛れた、溶けた足を、お腹のなかに。唇で触れたの。
愛したの、私のお腹の中で]
(-86) 2018/12/13(Thu) 23時半頃
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……無理だよ、兄さん
[無理だよ、アポロ。 私があなたを愛したように。私は貴方になにも。 もう、返せない。掌で顔を覆う彼を見上げ
―――微笑みを絶やさない]
(-87) 2018/12/13(Thu) 23時半頃
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[愛している。 貴方が、私をきらっても、 貴方が私を、忘れても、兄と呼べなくなっても。 妹でなくなっても。でも。
―――嫌わないでほしいな]
(-88) 2018/12/13(Thu) 23時半頃
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[全部、ぜんぶ 遅いのに。三十年後も、その先も
――そらふねに乗らない兄と共にありたい。 少女のように『夢』をみている。
お膝の上に座るごとく]
(-89) 2018/12/13(Thu) 23時半頃
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[お膝の上に座れなくても ラベンダーの季節じゃなくても、 兄が選んでくれた服が似合わなくなっても。
―――見上げる目は、ゆっくりと、開かれて。 私を呼ぶ声に、微笑みを崩した。
幸せになりたかったんだ]
………兄さん。
[貴方を昔のように慕えなくても 兄、となった貴方を、ずっとずっと。 血がつながっているからこそ。ままならないのに。 血の繋がりが、乾いた貴方の頬を見た。
指の隙間、彼が、兄がみえる]
(-90) 2018/12/13(Thu) 23時半頃
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……ごめんなさい。
[少女のままでいれたのなら。 子どものままでいれたのなら、いつか、 この心の歪みも、歪まずに昇華されたのだろうか。
絵本を読みたがった、んじゃない。と小さく身じろいで]
違うんだ、私……ずっと 絵本を読んでほしかったからだけじゃなかったんだ。
…兄さんの、お膝の上に 傍にいたかったから
(-91) 2018/12/13(Thu) 23時半頃
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[匂いを嗅ぐ仕草は可愛らしいものの、 動けば余計にちらちら動くものだから直視できない。 宥めるのに寄り添ったがその近距離が徒となった。 身動ぎする度に揺れて肌を擽る髪が、 只管、置物となろうとする意志を煽ってくれやがる。
お願いだから理解してくれと、 いつもは無情な天に祈っていたら通じたらしい。 徐々に赤らむ顔で漸く安堵の息を吐き、 そういうことだからと身を剥がそうとした]
(+97) 2018/12/13(Thu) 23時半頃
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まっ……いや、違っ…… イルマ?
ちょ、待っ……
[現実はやっぱり非情だし、天は無情だった。
妙な勘違い、違う勘違いじゃない、そうじゃないが、 勘違いをして口走るイルマへ慌てて否定するも、 彼女は妙に生々しいお気遣いの言葉を残した上に、 突き抜けた解釈を置いて別室へ行ってしまった。
残されたのは手を伸ばすようにした姿勢の自分だけ。 それも腕を上げ続けるのがしんどいせいで、 ばたりとベッドの上へ落ちて、扉の閉まる音を聞く]
(+98) 2018/12/13(Thu) 23時半頃
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[ずっとずっと。 少女の純粋な気持ちのまま、好きだった。 兄が、かえってくる。私が狂わせた朝顔の種を奪い。 傷みをみ、膝から顔を上げて
慌ててしまう。兄さん、と焦る声]
(-92) 2018/12/13(Thu) 23時半頃
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ノッカ……声、もっと――
[>>+89声が出るのが恥ずかしいのであろうか。 向き合う顔に熱があがればそれは朱として現れて、 自分はそれに気づけばもっと声を求めてしまう。
押しつぶすように動かしていた指先は、 色づきが尖り始めれば弾くように動かしていく]
そう――きもちよく、なってください 熱いの感じてますよ…… 初めてのときよりも、余程に、熱いです
[>>+90触れるノッカのそこは蕩けるほどに熱くなっていく。 甘い声色が漏れてしまう程に、 目を閉じてナニカを我慢するように。
溢れ出した愛液が下着に滲みを広げ、 次第に、くちり、と音を立て始めていく]
(+99) 2018/12/13(Thu) 23時半頃
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[――口許を覆う兄を したから、覗きあげて、手をのばす。 はくのなら受け止めようとして。ただ、一言。
何故という言葉に、私は私の罪を答える。 分かりきっていたことなのに。 見ていない兄に]
……好きだから。
[――ずっとずっと好きだから。 それ以外の理由なんて、沢山あるはずなのに。 宙を彷徨う手を掴んで固く、絡める。そして頬肉をあげ]
(-93) 2018/12/13(Thu) 23時半頃
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[自分は指を少しばかり離して下着の紐を解いてしまう。 紐による繋がりが途絶えればそれは薄い布地でしかなく、 捲れば花弁は晒されてしまう]
ノッカ、膝、立ててください もっときもちよく、してさしあげますからね
[蜜で湿った指先でノッカの片足を開かせて、 膝を立たせるように誘導すればそれはより顕著となる。
自分は、つつ、と拡げた太腿に指先を伝わせて、 再び秘所へと指を這わせると薄布のなくなったソコを丹念に愛ではじめた*]
(+100) 2018/12/13(Thu) 23時半頃
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[振り返る貴方をじっと見守って。>>+86 一呼吸の間に弱く笑うの。
さようなら。 私の思い出、私の陽だまり。 私の――心を支えていたもの、すべて]
……ありがとうございます、セイルズさん。 私は、大丈夫ですわ。
[涙を拭うその手に頬を寄せて。>>+87 優しく微笑むの]
(+101) 2018/12/13(Thu) 23時半頃
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[扉に向かうセイルズさんを見送って。>>+88 振り返る貴方を見つめるの]
まあ、本があるんですのね。 私、本が好きだから嬉しいですわ。 少しずつ、読んでいこうと思います。
……じゃあ、いってらっしゃい。
[じっと、見つめ合うことほんの少し。 心配させないように微笑んで。 扉が閉まる音に、目を伏せるの。*]
(+102) 2018/12/13(Thu) 23時半頃
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兄さんが望んだから、願いを叶えたんだ。
兄さんは、私だけのものだから。
……ずっと好きだから。
愛しているから、一緒に居てほしくて
全部ぜんぶ、、好きだから
――好きだから、憎くて憎めなくて
(-94) 2018/12/13(Thu) 23時半頃
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……は?
[え、これ、何、どうしたらいいんだ。 しかもあの解釈をされてしまったなら、 ただベッドの上で待っていたら誤解されるやつでは? しかし足も腕も痛めた今、動けるといっても最小限で、 つまり、これは所謂、詰み── その2文字が頭の上からずしんと伸し掛かってきた。
思わず頭を抱えるがどうにもできない。 イヤではないがイマではないだろう、 というか唐突過ぎて理解がまだ追いついていない。
せめてそんな誤解を無かったことにしようと、 足の鎖を鍵で外して、血塗れの上着を脱いで、 無事な部分でべったりと肌に塗れた血を拭って── 着直すにも気持ちが悪いし、ぐるぐる丸めて。 床で割れたままの硝子をその布の塊に巻き込み、 ゴミ箱に投げ捨てて、そこで漸く気が付いた]
(+103) 2018/12/13(Thu) 23時半頃
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好きすぎて、大好きって思うからこそ
わからなくなる
(-95) 2018/12/13(Thu) 23時半頃
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[……上半身裸とか、よりまずいんじゃないか?]
(+104) 2018/12/13(Thu) 23時半頃
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それでも
兄さんで、アポロを
愛してしまっている
[「I」
私は、私の愛を貴方におしつける。 のに微笑んで、伝えるはずなのに
肝心なところで泣いてしまう。]
(-96) 2018/12/13(Thu) 23時半頃
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……だからだよ
[狂った心が、悲鳴をあげて。 赦されないことを、繰り返し続けた*]
(-97) 2018/12/13(Thu) 23時半頃
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…………。
[部屋を片付けてれば誤解もなくなるだろ、なんて。 浅はかに考え、孤児院でのように片付けを初めて、 集中のあまり大事な誤解を解く部分が抜け落ちていた。
どうしよう、と思えど、どうしようもない。 というか何でそんな誤解に至ったんだ、 ただ着替えて欲しいと訴えただけなのに、どうしてだ]
(+105) 2018/12/13(Thu) 23時半頃
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[交渉は失敗に終わる。>>+95 女への信用は無くとも構わない上に、 男への信用も無いらしい。 ――愛している癖に。 チッ、と舌打ちは隠さない。
嘘には騙されない。 この目で見るまでは。 "たとえこの女が異常者でも"。
サイラスの手帳を持って現れた時のように、 男の動揺を誘い、それを嘲笑うのだろう。 不機嫌そうに眉は歪むが、目隠しはそんな些細な変化すら覆い隠した。]
(+106) 2018/12/13(Thu) 23時半頃
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[水の話題になると、急に口調が変わった。 死んでほしくないらしい。>>+96 思わず笑い出しそうだった。 男を、限りなく死に追い遣っている癖に。 堪えたつもりだが、軽く上がる口角は止められず。
そして再び閉じられた鍵二つ。 部屋を一周してわかった事だが、やはり、ここには水道すら無いらしい。 本当に、どこが"悪くない"部屋なのか。 女も一人でここに住めと言いたい。 女のお勧めなのだから、喜んで譲るのに。]
(+107) 2018/12/13(Thu) 23時半頃
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[再び扉が開く音がした。 空気が揺れ、何かが差し出された、その感覚はある。
飲めと言うのだ。 顔の近くまで、コップが差し出されているのだろう。]
………
[男は寝転んだまま、顔をコップとは別方向へと向けた。 起き上がる気すらなく。*]
(+108) 2018/12/13(Thu) 23時半頃
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ま、まだ慌てるような……時間じゃ……
[そう、まだ水音が隣室から響いている。 つまりはシャワーを浴びているはずで、だから、
……だから?
こ、これはイルマが……イルマが悪い、そうだ責任を取ってもらいたい、いやいやそういう意味じゃなくてそういう意味でもいいけどそれはもっと後の話で、イマはこう、いや待て落ち着け俺の頭、そいういうことは想像するんじゃない落ち着けといっているだろう特に身体!!
しかしやはり非情な現実は時間を巻き戻してはくれず、 時の流れを正確に刻んでいく傍らで。
せめて下履きもズボンもベルトもしっかりしておこう。 これが唯一の生命線だと、落ち着かない妄想を拭い、 妄想に則して落ち着かない下半身を誤魔化すべく。
ふー、と息を整えながら、 いつの間にか緩んでいたベルトを締め直した]*
(+109) 2018/12/13(Thu) 23時半頃
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/* シリアス担当じゃなくて……すまない……
(-98) 2018/12/13(Thu) 23時半頃
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[貴女の元にあった希望を、丁寧に摘んだ。 踏み躙り砕くことを、私が望んだ──私が、だ]
[その指輪は貴女が抱いた愛の象徴で、写真立てにも並び得たもの。私が奪いたかったもの。 それを貴女自身に差し出されるなどと、夢にも思っていなかった]
(……笑んでしまっていないだろうか)
[貴女を怯えさせるものは隠そうと、そう思っていたのに。 不意を突かれた後、我に帰って一番に案じたのはそこだった。幸いにも表情は何も形作れていないままで、貴女には気付かれていないと思いたいのだけれど]
[“泣かないで”の一言が言えない──貴女を案じるだけでは居られない私には、少し判断が難しい]
(-99) 2018/12/13(Thu) 23時半頃
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[そうして預かった指輪を、目の届かない所に捨てる気にはなれなかった。けれど便箋と同じように引き出しに入れておくのも、どうにも気が進まない。屋内をうろうろと歩き回り、仕舞ったり取り出したりを繰り返して、結局、窓際の植木鉢へと埋め込んでおいた]
[窓際で光を受ける葉の陰に、金属の輝きは見当たらない。 けれど土の下にあることを、私だけが知っている]
[それが一番しっくりと来て──帰りには百合を買ってこようと、そう思った]*
(-100) 2018/12/13(Thu) 23時半頃
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/* ピスティオくんとこもすごいなと思ってたけど、イワイさんのところもっと修羅場の気配がしている…… 秘話が読みたくて仕方ないやつですねこれは……
(旦那さんのお墓を作りつつ)
(-101) 2018/12/13(Thu) 23時半頃
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ぁ、あ、 ……っ
[>>+99一度、声が漏れてしまったら、 我慢することも出来なくて。
良いところを触れられる度に、 あたしの口から甘い声が零れていく。
しゅるりと解かれた下着の紐>>+100 あたしの濡れそぼったそこを隠すものは、 いとも簡単になくなった]
(+110) 2018/12/13(Thu) 23時半頃
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/* 口元を隠したのはやっぱり笑いを堪えるためかー!!! そうなんじゃないかって思ってた!!! 予想が当たってすっごい嬉しい!!! すっごい嬉しい!!!(ぴょんぴょん
(-102) 2018/12/13(Thu) 23時半頃
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[途中途中の会話は、あやふやだった。 ■ろした――誰を。 ■べた――何を。 今日は何日だったろう、と理解するまでが遅い。 平常に思考しようとしても浮遊感が邪魔をする。 絵本を読んで欲しいのだと、ずっと思っていた。 だから、ぼんやりした頭に届く妹の告白は 理解出来ないと言いたげに アポロの首を横に振らせる位には 記憶と剥離し、“みていないもの”だ。]
(-103) 2018/12/14(Fri) 00時頃
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ん、 ふぁ、あ 、
[濡れているそこを見せることになるのは、 とても、恥ずかしい。
でも、そーさんに触れて欲しくて、 あたしはゆっくりと、膝を立てる。
あたしに触れる指は やっぱり良いところを擦っていくものだから、 その度、小さく身体が揺れて]
そーさん、 きもちぃ…… っ
[焦らす様に、丁寧に。 溢れる蜜が、あたしの言葉がホントであるって、 証明してくれている*]
(+111) 2018/12/14(Fri) 00時頃
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……違う、 そうじゃ、ないだろうフローラ。 絵本の化物が怖いって、
[フィクションではあるが登場する“化物”を ひとりで見るのを恐れた、 ―――そう、そうだった筈。
絵本も読んで欲しい、でも。 傍に居たかった
妹は、あの頃のフローラは 本当に、怖かったのだろうか。
怖くて、字が読めるようになっても 兄に読んで欲しいと強請った筈なのに。 “みていない”から、解らない。]
(-104) 2018/12/14(Fri) 00時頃
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[何故、どうして。 アポロとフローラの記憶を壊すような事を。 どうして、どうして、どうして。 幼い妹が浮遊する蝶を捕まえようとする光景。 ―― 過去の幻想は痛苦に醒め、 掴んでいるのは蝶ではなく、アポロの手。]
願い、……
[なんの願いだった、なにを願った。 つい先日の話なのに思考と時間が結びつかず。 好きだと愛していると口遊む声を聞きながら ―――数十秒遅れて悟るのだ。]
(-105) 2018/12/14(Fri) 00時頃
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お前が、酒場を――
[いや、願ったのはそうでは無かった。 酒場が呪われろとは“願っていない”。]
パピヨンを、殺したのか……
[―――呪う、呪い殺す。 であればそれが正しい顛末となろう。]
(-106) 2018/12/14(Fri) 00時頃
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|
ありえない…… そんなこと、信じたくない。
[虫を殺すことすら躊躇う癖に。 ひとりでゴキブリの死骸だって始末できなくて。 なのに、傍に居たいから、 妹のものにしたいから、]
お前が、……怖がりなお前がっ…… そんな理由で、……… 人を殺すなんて。
[そんな理由で、 あの怖がりで心の優しい妹が 化物になるというのか。
身を乗り出そうとして、ぐらついた。 安全ベルトが体を椅子に繋ぎ留めるも、 車輪はキィ、キィ、と動き、不安定になる。 繋いだ手は、妹の意思で繋がれるまま。]
(-107) 2018/12/14(Fri) 00時頃
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|
[目を伏せた先、 左手の薬指に残る指輪の痕。
目を逸らした先、 私の足に繋がれた真新しい鎖。
目を閉じて、息を整えて――]
えいえいっ!!
[じゃらじゃらと鎖を引っ張ってみる。 でも、鎖はびくともしない]
(+112) 2018/12/14(Fri) 00時頃
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[試しに頬をつねってみるの。 うん、痛い。 夢じゃないのねと納得。
そうして、ベッドに丸まって考え事をするの。 昨日から色んな事があった。
どれもこれも、辛くて、苦しくて。 夢なんじゃって、そう、思う]
でも、夢じゃないのね……
[じゃらりと鳴る鎖がその証拠。 困ったわって頬に手をあて小首を傾げ]
(+113) 2018/12/14(Fri) 00時頃
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[――……、 独りでいるのが、怖かった。 目を閉じれば血塗れのパン屋を思い出しそうで、 恐ろしいものが襲ってきそうで。
ぎゅっと服の胸元を握りしめて。 セイルズさんが出て行った扉を見ていたの。 早く、早く、帰ってきてほしいって。
あの人を笑顔で見送った時もそうだった。 本当に言いたかった言葉は、 いってらっしゃい、ではなくって]
おいて、いかないで……って、
[そう、言いたかったとまた頬を涙が伝う]
(+114) 2018/12/14(Fri) 00時頃
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[>>+110自分の指の動きで気持ち良さそうな声を漏らしてくれる。 >>+111恥ずかしながらも足を広げて、 ノッカのそこを曝け出してくれる。
最初は無理やり暴いてしまったことを、 今は二人で紡いでいく。 無かったことにはできないけれど、 良い方に上塗りするように――]
きもちいい、ですね 至極、溢れてますもの…… ちょっと、直接見せてもらいますね?
[小さく揺れる身体を一度抱きしめて、 キスをしてから自分は身体を下へとずらしていく。 下へと移動しながら胸元やお臍にキスをして、 開いた足の間にまで下がれば目の前に見える花弁に息を吹きかけた]
(+115) 2018/12/14(Fri) 00時頃
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[自分が荒らした花園を、 自分が求めるノッカのそこを、 視線に収めて、口を近づけ、舌を伸ばす。
まずは舌でそこを舐めてしまい、 蜜を纏った指先で中から蜜を溢れ出させるように掻き出しながら、 花弁へとキスをして、吸う音と、指で奏でる音を部屋に響かせていった**]
(+116) 2018/12/14(Fri) 00時頃
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っ………そん …な、悪魔のようなこと。 お前が、何故。
[自然と顔が歪む。 妹の顔をし、姿をし、声をしているこのフローラは、 外側は羊でも、中身は山羊ではないか。]
俺はお前の兄なんだろう? 半分は血が繋がってる――
[妹の言っていた言葉を借りるなら、そう、で。 失う怖さを悟り、漸く自覚出来たというのに。]
(-108) 2018/12/14(Fri) 00時頃
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[あの時口元を覆った貴方を思って。>>+87 困らせてないかしらって、そう。 心配になって――、
泣かないでと言われなかったのに安心したの。
また泣いてもいいかしらって、 そう、ほっとする]
(+117) 2018/12/14(Fri) 00時頃
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[ごしごしと目元を拭って。 気を取り直すように本棚に向かう。
本を読めば気が紛れるんじゃないかって。 沢山の本を眺めるの。>>0:440 とても沢山の本があるけれど、 一番目にする作者さんの本を一冊手に取って]
この本なんて面白そう。
[その本が叔父さんの書いた本とは知らなかったけれど。 私は時間も忘れて読み進んでいったわ。*]
(+118) 2018/12/14(Fri) 00時頃
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[泣くくらいなら、そんな恐ろしい事を どうして出来てしまったんだ。 解らない――本当に解らない。]
ならどうして、 そんな…… [兄妹の愛にしては他人の不幸を呼び込んで。 家族の愛にしてはあまりに歪んで聞こえる。 “私だけの” それは ――――明らかにおかしい。]
どうしてそんな、異常なんだ? それじゃあまるで、俺を。 [アポロと名を奏で、 愛を囁く妹のふりをした何か。 妹ではなく、嫉妬と独占欲の塊を背負った、]
(-109) 2018/12/14(Fri) 00時頃
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まるで、
男として見ているような……
[恋狂いの、女のようで。]
(-110) 2018/12/14(Fri) 00時頃
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[妹がアポロの状態を“こうした”のだと思ったものの 妹も、何かを口にしておかしくなっているのではないか。
どうにも嫌な予感がする。
何度か繋いでいない手を動かし、失敗し、 押している間自動操縦をする車椅子のボタンを押す。 向きを変え、前進。
そうして―――繋いだ手を振り切ろうと。]
(-111) 2018/12/14(Fri) 00時頃
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/* 食事を用意していた男、えいえいっ!!>>+112のかわいさに震えている
あと ほんと ほんとココアさんあの なんというか 殴りポイントだったはずのところが安堵ポイントになってるのを見ると心が痛い!!!!!!!!>>+117
(-112) 2018/12/14(Fri) 00時頃
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[脱衣所というほど立派なものはない。 簡易な洗面台に小さな鏡が壁にある。 それだけの場所。 そこで服を脱いで鏡の中にいる私を見た。
お義姉さんと比べて薄っぺらい胸。 流れた血は身体のあちこちを赤く汚して。 自らで傷つけた腕は酷い有様だ。
シャワールームへ入って。 恐る恐るシャワーで身体を流す。 腕にお湯がかかれば身悶える程痛い。
お湯に混じって流れる赤い水。]
(+119) 2018/12/14(Fri) 00時頃
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[パピヨンを殺した事を詰るのも、今は選ばない。 家族の関係で“自分のものに”という 観点のおかしさが、余程、気掛かりだ。]
今のお前、おかしいぞ……。
どうかしている。
[まだ、体が狙って大きく動かせる状態ではないが 車椅子の腕置きに両手をつき、指を立てる。 指先に巻かれた包帯は、どれも血が滲み出て 真っ赤な絵の具で汚したかのよう。
玄関に向かうつもりでレバーを倒すも、 覚束無い掌が向けてしまった進行方向は。
――――― 寝室であった。]**
(-113) 2018/12/14(Fri) 00時頃
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|
[痛みを堪えながらシャワーを浴びている。 そんな時に男の子が何を考えているか。 そんな事ちっとも考えてない。 思い浮かばないのは経験がないから仕方ない。 勿論看護師だから子供が畑に生えるわけじゃない。 そんな事ぐらい知ってるけど。 知ってるからといって結びつくわけではない。
だから今呑気に思うのは。 どれくらい一人にしてあげたらいいんだろう。 という気遣いであった。]
(+120) 2018/12/14(Fri) 00時頃
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|
[ボロボロになったシャツ。 まだ使える布はあったから細く切り裂いて。 止血する為に使う。
着替えはあった。 徐々に食わせていこうと思っていたから。 暫くはここにいるつもりであったので。
綺麗な服に着替えて。 髪の毛も乾かして整えた。 化粧は落ちてしまったけど、別に構わない。 多少幼く見えるけどそれだけだ。 看護師なので化粧は元々濃くはないし。]
(+121) 2018/12/14(Fri) 00時頃
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[ここまでかかった時間は40分程度。 そろそろいいだろうか。 そういった行為にどれくらい時間を使うのか。 分からないけどきっと大丈夫だろう。
そう思ってシャワールームから出て。 部屋の中へと戻れば。 何故か上半身裸のピスティオがいた。]
…………ああ。
[看護師仲間から聞いた事がある。 男の人も胸を使う人がいると。 つまりそういう事だろう。 私はそう納得をした。 彼の知らない面を色々知ってしまったけど。 大丈夫、私はどんな彼でも好きだから。]
(+122) 2018/12/14(Fri) 00時頃
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[努めて明るい表情を作る。 平常心が大事だ。 状況は全く平常ではないけれど。 何時もと変わらない、そう思おう。
私は洗面器にお湯を張ったものと。 タオルを持って彼に近づいた。 妙に片付いているような気がして。 内心で首を傾げた。]
身体拭くね。 背中向けてくれる?
[抵抗されなければ濡れたタオルで背中を拭いて。 自分で拭くと言われたなら素直にタオルを渡す。]
(+123) 2018/12/14(Fri) 00時頃
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一回外に出ようと思うんだ。 薬はいるし、食料もいるよねぇ。 他に欲しいものはある?
[欲しいものがあるのなら出来るだけ手に入れよう*]
(+124) 2018/12/14(Fri) 00時頃
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―回想、薬屋―
[ピスティオは特に何も聞かなかった。>>6:+9 店の外を通れば噂は聞こえよう。 男の不機嫌はいつも以上に深く眉間に皺を刻んでいたのだから。 ……その声なら、問わないのは尚の事英断だ。
結局、あの笑みの意味はわからなかった。>>6:+10 店の外のような嘲笑の気配もない。 ただただ、穏やかな笑みだった。 あの女のように、薄ら寒い笑みではなく、男は安堵を覚えた。
だからかも知れない。 柄にもなく、その背に言葉を掛けたのは。>>6:+11
そして男も背を向ける。 以降、その日薬屋が迎えた客はいない。**]
(+125) 2018/12/14(Fri) 00時半頃
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姉妹 ロイエは、メモを貼った。
2018/12/14(Fri) 00時半頃
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/* たいみんぐぅぅぅぅぅ
(-114) 2018/12/14(Fri) 00時半頃
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/* 妹ちゃんがかわいすぎて俺もどうかしている たっはーーやりたいことさせられているかなあ! しょっぱなから媚薬くらっておくべきだったか……?
(-115) 2018/12/14(Fri) 00時半頃
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/* フローラにあまり灰を残せてはいないけども 灰を書く時間がなかっただけ、という。
(-116) 2018/12/14(Fri) 00時半頃
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|
へ、 ぁ、 待っ……ひあっ!
[>>+115そーさんの身体が、下へ向かう。
まさかまじまじと見られるなんて 思ってもいなかったから、 つい、制止の言葉が飛び出してしまった。
けれど。
それよりも先に、そーさんが、 そこに息を吹きかける。 指とはまた違う感覚に、高い声]
(+126) 2018/12/14(Fri) 00時半頃
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|
[文庫本の一冊位は読み終わるだろう頃合いに、片手鍋と器を携え地下へと降りる。いつもならポトフに添えるのは、彼女の焼いたフランスパンだったのだけれど、今日はオイルサーディンと合えたショートパスタ]
失礼、待っただろうか。
[新しい水差しをそっと袖机に置いて、彼女の隣に腰掛ける。……何せ急ぎで書庫にベッドだけ持ち込んだようなものだから、椅子はないし、机も袖机程度のもの。 それ故に、こうして傍に座れる所もあるのだけれど]
(+127) 2018/12/14(Fri) 00時半頃
|
|
[大丈夫だと言っていた>>+101時の弱々しさは、もう隠れていただろうか。涙の跡>>+114を確かめて視線は頬を辿り、そのまま彼女の手元へと落ちていく]
[彼女は、本を読んでいたらしかった>>+118。 ──背表紙に記された著者名は、セイルズと同じ名字]
……それは。
[叔父の本だった。推理物も怪奇譚も、偶には恋愛小説も書く人だったから、彼女が読んでいる本が一体どれだったのかは覚えていないが──比較的古い作品だ、確か]
(+128) 2018/12/14(Fri) 00時半頃
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[戸棚を改めて見てみれば、一角にまとめて同じ名前が並んでいる。指一つほどの隙間が出来ているのは、きっと彼女が抜いた跡だろう。……まとめてここに置いていたのか。 暫く本棚を眺めた後、はたと言葉足らずだった事に気づく]
それは叔父の本、なんだ。 ……作家をしていた。
同時に良く本を読む人で、 書斎の本は叔父が集めていた物だ。
[そういえばこの辺り、彼女に長々話したことは無かった気がする。 何せ諸々の家事を担っていたのはセイルズで、大抵家にいる人のことを、店の中で態々口に出す理由も無かったので]
[それにしても、叔父の本が面白かったなら良いのだけれど。 時間を忘れられただろうか。 彼女へと視線を戻し、首を傾げる]*
(+129) 2018/12/14(Fri) 00時半頃
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そーさん、 あっ、 そこっ、 きたないからぁ……っ!
[>>+116舌が、濡れたそこを蹂躙する。
反射的に閉じそうになる足を、 なんとか抑え込もうとすれば、 喘ぎ声なんて我慢することもできなくて。
指とはまた違う刺激に、 あたしの腰が砕けてしまいそうになるくらい]
ひああ、 吸わないでぇ……っ!
[そうは言っても、嬌声は零れてしまうし、 あたしの腰はびくびくと跳ねてるのだから、 『きもちいい』って思ってることは、 バレてしまってるんだろう**]
(+130) 2018/12/14(Fri) 00時半頃
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[絵本を読んでほしかった。 兄の傍にいたかった。兄に構ってほしかった。 其処には、いくつもの沢山の意味が混在していたから。
『化け物』を怖がっていた少女は確かに居たのに 横に振る兄を、見上げる妹は、肯定と]
(-117) 2018/12/14(Fri) 00時半頃
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…うん、怖かった。 兄さんが連れていかれるんじゃって いなくなるんじゃって。
[――化け物は嫌い。 こわい、こわい。本当に怖かったんだよ。 何もかも、だから傍にいてほしさを寄せたんだ。 字が読めてもなお、兄の声からききたがった、物語の数。
化け物が、何かを無くすのが怖かった]
(-118) 2018/12/14(Fri) 00時半頃
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……な、なに してない、してないからな……?
[扉の開く音に振り向いて視線が合って、 納得した様子に動揺がモロに顔に出ている。 化粧がないイルマを見るのも久し振りで、 その驚きも多分に現れていた。
唇を結んでいるからそれ以上の弁明はない。 いや、弁明などする必要ないからしないだけで、 明るい表情をしているイルマを見て安堵が…… 否、不安が沸き起こったのを辛うじて飲み込んだ。
不幸な勘違いの連鎖をしているなど知らない。
知っていたとしても抗いようはなかったが、 そんな思考も近づいて来られれば吹き飛んでいく]
(+131) 2018/12/14(Fri) 00時半頃
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おい、腕…… あんまり無理すんなよ。
[湯の満ちた桶の重さを知るだけに、 慌てて場所を譲って置く机の障害物をなくして、 促されれば素直に背を預けて拭いて貰うに異はなく。
背に触れられると震えはしたがそれだけだった。 他人に触れられる違和感というよりも、 その暖かさが拭う後に来る肌寒さを予感した震え。
それだけ体温が高まっていることに今更気づいて、 詰まっていた吐息を細く、長く、吐き出すと]
(+132) 2018/12/14(Fri) 00時半頃
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[その化け物は私だった]
(-119) 2018/12/14(Fri) 00時半頃
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無い、な。 子供らが無事ならそれでいいし、 ああ、俺の着替えが欲しいくらいか。
[背が綺麗になる頃、 欲しいものを述べたがこれだけだった。
実際には街や孤児院の状況を知りたいが、 そこまで望んでも仕方ないと理解はしている。
外に出る自由があるイルマが無理しない範囲、 大事なものはそれだけだから贅沢も言わなかった]
(+133) 2018/12/14(Fri) 01時頃
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[無垢だった少女が ――蝶をつかむ。美しい蝶を。 クシャッとつぶす、それと同じ手で、兄を掴む。 昔、懐かしい思い出、大好きな兄の姿。 だいすきな、貴方をかさね]
……そう、願いを叶えたんだ。
[本当は、私の為に。 私だって、本当は貴方に『愛』されたかった。 いくつもの本当が絡み合って、天秤を揺らし崩れさせる。 何が本当で、何が嘘なのか、段々分からなくなる。
唇は、彼の問に。パピヨンの死に]
(-120) 2018/12/14(Fri) 01時頃
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[こくん、と頷いた。 呪った声に、応えたように。呪った貴方に 呪詛を返すように。虫も殺せない手で 嫌いじゃなかった人を]
…そんな理由?本当にね。 そんな理由だ、でも、そんな理由じゃないんだよ 兄さんを好きってことは。
ずっと、私を見てくれなかったでしょ 怖がりな私のことを。
[――心のやさしさなんて何処にもない。 身を乗り出そうとする兄が、倒れないか其れを危ぶみ。 手はかっちりとにぎられる。不安定な揺れは世界のようで。
ああ、悪魔は私だと、突きつけられる]
(-121) 2018/12/14(Fri) 01時頃
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あとは……そうだ、な……
[はぁ、と息を吐いて、吸って、整える。 この一言を言うだけに何故こんな緊張するのか、 意味もわからず深呼吸を3度ほど]
イルマが無事に帰って来てくれれば、それで。
[疑われていた理由は分からずとも、 何故か厳しい噂まで流れていた始末なので。
それに嗅ぎ付けられないように、と、 元凶を知らないまま心配の言葉を吐き出して笑う。 家族になるんだろ、と最後に小声でいい添えて]*
(+134) 2018/12/14(Fri) 01時頃
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何故って、すきだから。 他に理由なんて、もう『分からない』よ
[歪む兄の貌に、私は泣く。 微笑む、それの繰り返し、泣き虫で怖がりな妹の はにかむ妹のまま。――山羊の皮をかぶり]
(-122) 2018/12/14(Fri) 01時頃
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そうだね、 でも、だからこそだよ。 私は兄さんだから、アポロって人がすき
どうしてって――
[妹であることが嬉しかった。 私を大切にしてくれることが嬉しかった。 指を絡めた手が、震える。何もかも本当のこと。
分からないという兄が]
(-123) 2018/12/14(Fri) 01時頃
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[『トゥルルル』
電話を鳴らす必要は無くなった。**]
(2) 2018/12/14(Fri) 01時頃
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兄さんこそ、分からないよ 愛しているから以外に必要なのかな
[――貴方を、愛しているから。 アポロという男を。兄という人を、妹として、女として。 家族としても無論、すべてすべて私だけの
兄で、アポロで居てほしく。]
(-124) 2018/12/14(Fri) 01時頃
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…見てはだめなの? 兄さんのこと、見てはだめ?
[ダメだって分かっているのに。 兄の言葉に首を傾げ、見上げる瞳を瞬いた それは確かに兄から見れば、狂っていると思われても 肯定するだろう、すり減った神経は確かに狂い。
車椅子を動かそうとする兄の手から 振り切ろうとする、手から
―――繋いだ手を、放す]
(-125) 2018/12/14(Fri) 01時頃
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おかしいって、なんで? ずっと兄さんの方がおかしかったじゃない 私のこと、『見』てなかったでしょ?
……誰だったの
[血がにじむ手を案じる心は 手当を訴える。爪をたて、真っ赤ににじませる兄を]
(-126) 2018/12/14(Fri) 01時頃
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……ねえ、兄さん
どうして逃げるの
[追いかける足は、寝室へ続き。 涙をぬぐい、兄の手の傷を心配する。 車椅子の兄、足がある妹。歩けないのはどっちだろう]
傷の手当しなきゃ。 せっかく、見てもらったのに、
(-127) 2018/12/14(Fri) 01時頃
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[ドアの前にたち。 寝室の中、後ろ手で
――カチリ、と鍵を閉めて
泣き笑ったままいた**]
(-128) 2018/12/14(Fri) 01時頃
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姉妹 ロイエは、メモを貼った。
2018/12/14(Fri) 01時頃
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[背中を拭いていれば広いなと感じた。 普段は患者さんを相手にしているし。 こうやって拭いてあげるのは老人が多いから。 こんなに健康な肌に触れる事は少ない。
ずっとここに閉じ込めていたら。 きっとこの背中も痩せ細ってしまうだろう。 動かない人間というものは弱っていくから。 一緒に衰えて死んでいくのならいい。 そう思っていたけどそれは望まれていない。 ならば私も彼も共に生きる道。 それを探さないといけないわけで。]
(+135) 2018/12/14(Fri) 01時頃
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そう、着替えだけ。 無事には戻ってくるよ。
[このままこの街にいても。 彼が長生きをして私も生きる道なんて。 そんなものは見つからない。
なら多少は無理をしてでも。 なんとかして街を抜け出す方法を探ろう。 その先にどんな危険があるのか分からないけど。]
大丈夫、今は大人しくしてるから。 ちゃんと仕事にも行く。
[街から抜け出すその時まで。 この暗い部屋の中の逢瀬を続けよう。 その時は永遠ではないのだろうけど。 つかの間のしあわせの日々を送ろう**]
(+136) 2018/12/14(Fri) 01時頃
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