人狼議事


255 【ヤンストP村】private eye+Violine

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奴隷運び ヌヴィルは、メモを貼った。

2018/12/12(Wed) 08時頃


【秘】 奴隷運び ヌヴィル → ビール配り フローラ

  それならどうして
  火をつけてないって言わないんだ

 [言い濁すような口振りが、引っかかる。
 付けていないなら付けていない。 
 付けているなら付けている。
 店主が居たか居ないか――]

  いや、怒っている訳じゃ。
  無事を確かめたいんだよ、どうして、そんな…。

  ……子供だって理解る事だろうに……

 [体を震わせて謝罪を繰り返す妹に語気は弱めるも
 勘繰っている事を隠しはしない。
 居なくなれば――、なんて聞けば尚更。

 心配事が落ち着かないのだ。
 愚痴に近い低さを帯びてしまう。]

(-13) 2018/12/12(Wed) 21時頃

【秘】 奴隷運び ヌヴィル → ビール配り フローラ

  居なくなれって、お前……。

 [妹を見る目は幾らか困惑するものになる。
 理解が出来ないと言いたげに、首を捻らせ]

  親父や義母とパピヨンは何も関わりが無いし、
  お前に嫌われる事、してないだろう。

  それに―――
  お前も、あの絵を気に入ってたじゃないか。
  “三番街の蝶”を。
 
 [あの絵みたいな絵を描かないのかと
 妹に尋ねられたのはつい最近の話であり。
 あの時の様子は嫌っているものでは無かった筈だ。

    ―――…嫌いでは、無かっただろうに。]

(-14) 2018/12/12(Wed) 21時半頃

【秘】 奴隷運び ヌヴィル → ビール配り フローラ

  オズワルドは知っている様子だった。
  だが、口を割ろうとはしなかった。
  …なあ、

  もしかして―――

 [オズワルドの部下が始末したのでは。
 けれど何故
 どうして。

 それに、写真家の男はどうなった。
 解らない事が多すぎて、
 立て続けに問いかけようとするも
 逃げるように立ち上がる妹の手首を――]

  待、

 [掴もうとしたが。
 巻かれている手首の包帯に気付いて、
 躊躇った指は、届かず。]

(-15) 2018/12/12(Wed) 21時半頃

【秘】 奴隷運び ヌヴィル → ビール配り フローラ

  それは、比べる事じゃあ無いだろ。
  ……かあさんとは、大事の種類が違う。

 [どう伝えるべきかと一瞬考えたけれども
 よく考えればアトリエで見計らったように
 事象が起こった事を考えれば―――

 それに、山羊肉。
 山羊肉の鍋と山羊の頭が偶然とは、
 あの時は兎も角、“今は”思えない。]

  ……お前、“見てた”んじゃないのか?

 [おかしい事が起こり始める直前にパピヨンと寝た――]

(-16) 2018/12/12(Wed) 21時半頃

【秘】 奴隷運び ヌヴィル → ビール配り フローラ

  家族の情と、その。
  男女の仲の違いくらい……

 [見ていたなら、夫ある女を抱いたという意味で。
 山羊頭を押し付けられる前に渡されたあの手紙も、
 ――――妹が寄越したものなら。
 兄を恨む気持ちを積もらせた原因なら。
 口調は自然と重くなり、視線はテーブルへ。
 そのうちに、去っていく妹の足音が聞こえた。]

(-17) 2018/12/12(Wed) 21時半頃

【秘】 奴隷運び ヌヴィル → ビール配り フローラ

 [正直なところ、食事どころでは無かった。
 だが、用意して貰ったものを食べない訳にもいかなくて。
 だが、彼女の分も置き去りだから――待とうかとも。]

  …………ん?

 [スプーンで匙に掬えば玉ねぎと。
 何故か肉が入っており、後から入れたのだと解る。
 そこまでは解るが、黒い粒状のものは
 レトルトパックのカレーらしかぬ
 手の込んだ“香辛料”に窺えて。]

(-18) 2018/12/12(Wed) 21時半頃

【秘】 奴隷運び ヌヴィル → ビール配り フローラ

 [妹を不審に思った――という程ではなかった、

 ただ、オズワルドの用意したアロマの瓶も
 言いようのない感覚を誘う香りだったもので。
 
 妹が自分の分として用意したカレーも、 
 同じようにこの粒は入っているのだろうかと
 確かめる為に引き寄せ、匙でルーを掬う。]*

(-19) 2018/12/12(Wed) 21時半頃

【秘】 奴隷運び ヌヴィル → ビール配り フローラ

 [ああ言われては、何も言い返す事が出来なかった。
 確かに、幸せそうなパピヨンの姿はショックだったし
 イアンの話を信じてもらえない憤りが爆発して
 呪われろと口にしたのは確かで。

  けれど――

 “家族を連れて行かれる”潜在的な不安を
 押し留める為、起こりもしない事を叫んだ。
 それは、フローラの身を案じたからに他ならず。

 自宅まで突き止めた、“何者か”が
 肉体が存在しないものでは無いと確かめる為――、]

(-26) 2018/12/12(Wed) 22時半頃

【秘】 奴隷運び ヌヴィル → ビール配り フローラ

 [そんな事を伝えて、何になるというのだ。
 

 ――カレーの中身を見分しながら他の事を考え、
 

  ―――、包帯に巻かれた指の突っ張りを感じ、
 スプーンを握っていた手を離す。]

  ………っ痛、

 […白い包帯に血が滲んでいた。]

(-27) 2018/12/12(Wed) 23時頃

【秘】 奴隷運び ヌヴィル → ビール配り フローラ

 [同じように香辛料らしきものは入っている。
 本当に口にして問題は無いのだろうかと
 キッチンに向かい、収納のトレーを見れば
 香辛料の瓶がある事が分かった。

 開けて匂いを嗅ぎ、一応は舐めてみるが
 当たり前に辛く、変哲のないもので、
 気に留め過ぎたかと溜飲を下げもする。

 辛くスパイスが整えられているのならば
 温かいお茶ではなく冷えた水は
 あった方が良いだろうと、傍らの冷蔵庫を開けて。
 上に位置する冷凍庫を仰いだ時――]

  ……、なんだ……?
  肉が多い?

 [半透明の底が、微かに肉の原型を透けさせる。
 だが、人間の肉とまで気が付ける程
 肉眼で確かめる事は出来ない。]

(-29) 2018/12/12(Wed) 23時頃

【秘】 奴隷運び ヌヴィル → ビール配り フローラ


  ………妙だな。
  何日分あるんだ、いったい。

 [買い置きには玉葱のみではなく、
 野菜なんかもあるけれど、
 ブロック肉“らしきもの”は
 どうしてあの状態で用意したのか。
 
 肉屋で仕入れればもう少し細切れに
 調理しやすいように買えるだろうに。]

(-30) 2018/12/12(Wed) 23時頃

【秘】 奴隷運び ヌヴィル → ビール配り フローラ

 [車椅子が拾う“音声”を
 妹が聞いているかは知らない。


 何にせよ直立でなければ届かない距離。
 手に取って確かめてみる事は出来ない。]

(-31) 2018/12/12(Wed) 23時頃

【秘】 奴隷運び ヌヴィル → ビール配り フローラ

 [水のボトルを手に取り、再びリビング側へと。]

  …………。
  
 [カレーを口にし、咀嚼する。 
 ああ、この肉は――、そうだ、
 一度“食べたもの”。
 山羊の肉として出されたものと
 質感や脂肪のつき方が似ているような。]

  なんで、同じ肉を態々……?
  
 [しかし、その思考は次第に薄れていく。
 これは、と手を止めた時にはもう遅かった。

 母親の居ない家で、父親が外に出かけて
 幼かったアポロは一人で食事をする。
 どうしてあの頃の風景を“みている”のか。]

(-32) 2018/12/12(Wed) 23時頃

【秘】 奴隷運び ヌヴィル → ビール配り フローラ

 [重い頭を抑え、包帯を巻いた指が震え、
   ―――スプーンを落とす。]

  っ、……っく…、かあさ……

 [虚しさ
 寂しさ
 悲しみ
 苦しみ

 ――― カレーの味もよくわからず、

 低迷した意識を保ちきらず、項垂れていた]*

(-33) 2018/12/12(Wed) 23時頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [――ああ、まただ。
 
 頭の中がぼやけて―――]**

(0) 2018/12/12(Wed) 23時半頃

奴隷運び ヌヴィルは、メモを貼った。

2018/12/13(Thu) 01時頃


【秘】 奴隷運び ヌヴィル → ビール配り フローラ

 [カレーの“香辛料”と“肉”に注意が向いており
 寝室の隙間から此方を観察する目を悟れずに。
 気配の方に顔を向けるどころか、
 力なく頭を垂れて俯く始末。

 この感覚は既視感があるもので、
 今は現実だ、と自分自身に言い聞かせる理性を
 欠片程度にだけ余すまま――――…
 ドッと押し寄せた、輪郭の頼りない過去の幻覚に
 倦怠感を覚え、意思を奪われて
 
 指先に巻かれた包帯を撫でる手つきは優しく、
 其処に誰かが居るとは解るが、
 アポロ、と呼ぶ誰かがフローラであると 
 妹であるとはわからない。

 歪んだ視界に映る“過去”では
    ―――まだ、フローラは生まれていないから
 父親と義母は出会ってもいない。]

(-53) 2018/12/13(Thu) 08時頃

【秘】 奴隷運び ヌヴィル → ビール配り フローラ

 [ぼんやりと纏まらない頭のまま、顔を上げて。
 眼前の人物を見つめる。
 初めは、母親に見えていた。
 けれど、アポロを兄と言う。
 “過去の”アポロには、父親と母親しかいないのに。]

  ……………誰?

 [罪の告白をしているのは、
 大切なひと――母親を殺したのは、誰。

 今は遠い昔ではないこと、
 彼女が殺したのはパピヨンであること。
 理解しようとしても過去に意識が追いやられる。

 この、誰だか解らない“おねえさん”が
 母親を殺したというのなら
 悔しくて、許せないのに 
 思考力が削がれて、殴りつける気力、怒鳴る気力、
 何かをしようとする意欲が薄れる。]

(-54) 2018/12/13(Thu) 08時頃

【秘】 奴隷運び ヌヴィル → ビール配り フローラ

  酷い。

 [憤怒をぶつける意欲を殺されてしまっているから――
 母親を殺されたと受け止めているアポロに出来るのは
 目尻から塩水を流すことしか出来ない。

 眦から頬に伝い、
 顎を通り、食べかけのカレーに落ちていく。]

  かあさんが何をしたの?
  どうしてかあさんを殺しちゃったの?
  ぼく、の かあさんは一人しかいないのに……
 

(-55) 2018/12/13(Thu) 08時頃

【秘】 奴隷運び ヌヴィル → ビール配り フローラ

  かあさんを返して……

 [肩を震わせ、やりきれない感情に奥歯を噛み締める。
 唇を合わせる“知らない人”に顔を背けた。
 その接吻も触れる手も優しいけれど、
 母親を害した人物なら、]

  嫌いだ、
  
  お前なんか、きらい。

  かあさんをぼくから奪った、
  お前なんか、きらい……

 [もう一度、そのひとを見る。
 誰かに似ているような気がするのに、思い出せなくて。

 父親は言っていた。
 かあさんは“化物のもの”になってしまったと。]

(-56) 2018/12/13(Thu) 08時頃

【秘】 奴隷運び ヌヴィル → ビール配り フローラ


  かあさんを、かえせよ……
   化物……。

 [アポロが見ている過去は此処にない。
 顔を顰めて睨む先に居る“知らないひと”は
 化物ではなく人間だ。
 
 けれど、

 街のひとは皆いいひとだから、
 アポロも好きで居てね、と。
 母親は去る前に言っていて。

 
 だから“いいひと”じゃないこのひとは、
 母さんを奪った―――“ばけもの”なんだろう]**

(-57) 2018/12/13(Thu) 08時頃

奴隷運び ヌヴィルは、メモを貼った。

2018/12/13(Thu) 21時半頃


【秘】 奴隷運び ヌヴィル → ビール配り フローラ

  お前なんか、知らない、
  ぼくは、一人っ子だ
  化物のおにいちゃんじゃない。

 [この、知らないひとにそんな風に呼ばれるなんて。
 母親を殺した知らないひとに。
 声は聞き覚えがあるけれど―――

 目の前に居る誰かは、女のひとだった筈なのに、
 ふにゃぐにゃの解らないものに見える。
 アポロは一度だけこの何か、を見たことがある。
 ああ、けれどそれは―――…]

  嫌い……かあさんを連れて行くばけものなんて。
  さわるな!
  返してくれないなら、どっか行けよ……!

 [膝にのしかかる重さを何処かにやろうと、
 足を伸ばして、蹴りのけようとした。 
 けれど、膝から下がなくて。]

(-74) 2018/12/13(Thu) 22時半頃

【秘】 奴隷運び ヌヴィル → ビール配り フローラ



   どう   して

     ぼくの足

    両方とも、  ない…


 [そこには確かに、足があった筈なのに。]

  ……お前が、食べたのか?

 [一本の足は“どこか”に届けられ

       ―――もう一本の足は>>0:150]

(-75) 2018/12/13(Thu) 22時半頃

【秘】 奴隷運び ヌヴィル → ビール配り フローラ

 [見たくはない、
 怖い化物を。
 掌で顔を覆い、奥歯を鳴らして震える。]

  うぅ、うう……かえせ、かえせ……

 [頭が――――痛い。]

(-76) 2018/12/13(Thu) 22時半頃

【秘】 奴隷運び ヌヴィル → ビール配り フローラ

 [今は、2018年から何年後なのだろう。


 きっと、三十年もしたら


 朝顔の種なんかなくなって、
 “こうなってしまう”かもしれない。]

(-77) 2018/12/13(Thu) 22時半頃

【秘】 奴隷運び ヌヴィル → ビール配り フローラ

 [それでも――好きなのだろうか。

 
 自分を認識してもらえなくなっても。
 もしかするとその頃のアポロは
 自分すら、誰か分からなくなるかもしれない。
 

 それでも――、それでも、それても。]

(-78) 2018/12/13(Thu) 22時半頃

【秘】 奴隷運び ヌヴィル → ビール配り フローラ

 [……今は、何年だ?

 197―――違う。

 スライムのような“化物”は
 海老やロブスターに似た何かに代わり、

 そして、一人の少女の輪郭を持つ。]

  …………。

 [その服装に、その面影に、見覚えがあった。
 ラベンダーを宙に蒔いた幼い少女。
 にいさん、と呼ぶには至らず、
 舌っ足らずに兄になろうと努力する
 アポロを、慕う少女。
 
 その少女は。
    ――他人なのに、半分は他人じゃないから]

(-79) 2018/12/13(Thu) 22時半頃

【秘】 奴隷運び ヌヴィル → ビール配り フローラ


  …………………………………………フローラ。

 [涙を拭われた頬は、乾いていくらかかさついている。]

(-80) 2018/12/13(Thu) 22時半頃

【秘】 奴隷運び ヌヴィル → ビール配り フローラ

 [顔に寄り添えた指の隙間から。
 幼い少女を見た。
 もう幼くはないのに、けれど。
 
 一家を取り巻く複雑な事情を知らない幼子は
 妹として甘えていた。
 子供の背の高さを保つように
 膝に頬を寄せ、“小さくあろうとする”から。

 もう、少女の体格ではないから。
 きっとアポロの膝は大きなソファにはならなくて。
 それに、膝から下には
 昔のようにどっしりした足は二つとも無い。]

  ……フローラ。

  また、絵本を読んで欲しいのか?

 [こうして膝に甘えて来る時は、そう、いつも。]

(-81) 2018/12/13(Thu) 22時半頃

【秘】 奴隷運び ヌヴィル → ビール配り フローラ

 [幻覚は輪郭をはっきりさせる事もあれば
 “別のものに変わろうとして”
 ふにゃりと一次元と一次元の橋をおぼろげにする。

―――その感覚を、
 “この”感覚を。
    アポロは一度、知っている。 

 自我を保とうと、頬に額に爪を立てた。
 顔面の痛苦より、包帯に巻かれた指が傷んで。
 食器が割れたあの時のように“帰ってくる”


 あの時と違うのは―――…
 カレーの中身に入っている幻覚の種が粉に近くない為。
 強烈な吐き気に、口元を覆う。]

(-82) 2018/12/13(Thu) 23時頃

【秘】 奴隷運び ヌヴィル → ビール配り フローラ

  ―――――っ…!!
  っぷ……、ふ……

 [辛うじて粗相は耐え、吐き気を遣り過すも
 体は重力に逆らっていないのに
 まるで宙を浮いているような異様な心地。
 まだ、幻覚剤の効果は続いているのだろう]

  フローラ……何故。

 [その手で調理された鍋を食べた時、――今。
 どちらも似た感覚に襲われているという事は。
 妹が関与しているのは明白で。]

  どうして、こんなものを……俺に。
  
 [焦点は合わず。
 体はふわふわと浮き立っている感覚のまま。
 妹の手を掴もうと伸ばしても、
 掠りもせず、宙を彷徨う]*

(-83) 2018/12/13(Thu) 23時頃

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注目:ヌヴィル 解除する

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ヌヴィル
127回 (8d) 注目

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