278 冷たい校舎村8
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──ある日の放課後──
[ まろやかじゃない礼一郎は、 喜多仲には喜ばれなさそうだな。
滑らかとは言い難い言葉を聞いていた。>>589 どうやら礼一郎は無自覚にぶっきらぼうだが、
いつもニコニコしていられるほど、 よくできた人間じゃないから仕方がないね。
なんでこうなったんだろうね。>>592 この世にはとにかくそういうことが多いもんだ。]
(599) nabe 2020/06/27(Sat) 15時頃
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[ 礼一郎の動きに素直に頭が傾けられるのを、>>593 「 ん 」って、目を細めて見ていた。
足りないったって、>>594 やり方がよくわからないんだからさ。 礼一郎はややぎこちなく、 やさしい手付きのつもりで、その髪に指を通す。]
(600) nabe 2020/06/27(Sat) 15時頃
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[ 奢りとか何もなくたって、 こうしてあたりまえに隣にいてくれることで、 充分なくらい返されてるよって、礼一郎は思う。]
(601) nabe 2020/06/27(Sat) 15時頃
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……ありがとな。
[ そいつが目を閉じている隙に、>>594 礼一郎は穏やかにそう呟いた。
少しの間、そう、隣にいて。 「 足りた? 」なんて、茶化すでもなく。
ずいぶん日の落ちた屋上じゃ、 昼間ほど表情も見えないんだろうし、 照れててくれても、別にいいよ。*]
(602) nabe 2020/06/27(Sat) 15時頃
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──病院内──
私にできる範囲なら、 ちゃんとお手伝いさせてもらいますっ
[ 右往左往、するのかな?って思ったり。>>566 牛ような歩みだけど、見える範囲のことは この大きな身体に乗せて ちゃんと追いつけるようにがんばるね。 ]
(603) panda_yuuu 2020/06/27(Sat) 16時半頃
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あー……ふふ、 だってごはん食べなきゃ倒れちゃうし 腹が減っては戦はできぬ、でしょ?
それになにより、 私が食べたかったから作っただけだもん お礼言われるようなことでもないけど、 そうだね、ありがとう
[ 甘いもの、奢ってもらうなら何にしようかな? ]
(604) panda_yuuu 2020/06/27(Sat) 16時半頃
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[ ─── あ!
私、あれやりたい。 すっごいおっきなパフェをみんなで食べるの! あの校舎にいたみんなで挑戦してみたくない? 私はしたいです、委員長。どうでしょうか? だからこんど、みんなで行きませんか? って言えるのは、また後日の話かも。 ]
(605) panda_yuuu 2020/06/27(Sat) 16時半頃
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でも── やること他にも、たくさんあったでしょ? ほんと、いろいろと、
[ 掃除、するよりももっと。 阿東くんにはやるべきことがあったかなぁって、 愛宮は思ってたから、約束を破るとか そういう意味合いで言ってるわけじゃないよ ほんとだよ!
だから、やってくれてありがとうって思う。 ボランティア、無理に誘っちゃったかなって すこしだけ、ちょこーっとだけ思ってたから。 ]
(606) panda_yuuu 2020/06/27(Sat) 16時半頃
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[ 空いていた隙間がちょっと縮んで、 近くなった分、へんてこな話もできた。
ちゃんと話を聞いてくれるから、 ついつい話すぎちゃって、 肯定までしてくれるものだから、>>570 ぱちぱちと瞬きを繰り返してた。 ]
そう、かなぁ…… そうだと、いいな
[ 自己満足だけじゃない、なら 愛宮心乃はちょこっと救われる気持ちがした。 ]
(607) panda_yuuu 2020/06/27(Sat) 16時半頃
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[ このときの心乃は、 委員長みたいにみんな≠ェってとこまでは 思い至っていなかったかもしれないけれど、 そうだねって、いまは思います。
でも、そうだなあ、 同意もあるけど、悲しくもある。>>573 にっこり微笑んで、聞いてはいたけれど。 ]
最終的には自己責任、かもだけど 笑顔で帰ってこれる場所だけじゃなくって なんか、ね、もうちょっとだけ なんとかしてあげたいなあって思うの。
(608) panda_yuuu 2020/06/27(Sat) 16時半頃
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欲張り、だよねえ
[ ぱっちり視線が合っていたのなら、 視線を斜め前にながして困ったなって ちょこっと笑いの種類を変えている。 ]
だから、ほんとはね もしもみんなにお悩みがあるんだったら、 ちょこっとだけでもいいから、 同じ校舎に入ったものとして? 一緒に背負わせてくれたらいいのにな!って 私はね、思っちゃうんだ
[ それはもちろん、阿東くんも含まれるんだよ!** ]
(609) panda_yuuu 2020/06/27(Sat) 16時半頃
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――ある日の放課後――
[ぎこちない動きで髪に指が通っていく。
――こういうのってさ、 上からぽんぽんとかぐしゃぐしゃとか そういうもんだと思うんだけど。
辰美も撫でられるより撫でる事の方が多くなったから 正解もわからないまま、 くすぐったそうに撫でられていた。]
(610) さねきち 2020/06/27(Sat) 17時半頃
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[……撫でられたかったんだか、 傍にいてほしかったんだか、 ……………………わかりやしねえなあ。]
(611) さねきち 2020/06/27(Sat) 17時半頃
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…………。
[思ったよりも心地よかったので、 ざわざわする心を抑えて少し、呼吸する間目を閉じていて 聞こえた「ありがとな」にぱちっと目を開いた。
何を言われたのか分からなそうに小首を傾げて]
(612) さねきち 2020/06/27(Sat) 17時半頃
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[だって、友達の隣にいるなんて当たり前のことだろう? そいつが過去に何をしていようがさ。]
(613) さねきち 2020/06/27(Sat) 17時半頃
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こっちこそ。 ……ありがと。もうだいじょーぶ。
[悪くなかった。と添えて、 照れて微かに赤い頬と泣いた目尻を隠すように 大きな手を夜空のように伸ばしては、 ぽんっ、と礼一郎の頭を撫でた。
くすくすと笑いながら 礼一郎の頭を男の手でわしゃわしゃ撫でると お願いでなく命令形で自分の願いを通す、偉そうな辰美は やっぱり偉そうにこうささやいた。]
(614) さねきち 2020/06/27(Sat) 17時半頃
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れーさぁ、お前も割と分かりづらいから たまにはちゃんと辛そうなのも、泣き顔も、見せろよ。
どこにいたって呼んだら駆けつけっから。
(-702) さねきち 2020/06/27(Sat) 17時半頃
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[俺じゃタイプじゃねーか、と冗談を吐く 夕暮れの中辰美幸俊は明るくわらっている。]
(615) さねきち 2020/06/27(Sat) 17時半頃
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……あー、もうこんな時間か。 邪魔したな。
[夕日はもう地平線の向こうで潰れかけていた。 青く染まった空を見上げて、ため息をつく。
さすがに拘束しすぎるのはよくない。 柵から離れて、辰美はゆっくりと屋上の扉へ歩き出す。]
(616) さねきち 2020/06/27(Sat) 17時半頃
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れー。 俺、お前とダチでよかったよ。
[去り際、辰美は礼一郎を見てそんなことを言う。
嘘のかけらも混ざらないこの一言で 長い旅路を歩く、 ほんの少しの力にでもなればいいんだけどね。]
(617) さねきち 2020/06/27(Sat) 17時半頃
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[それを君がどう受け取ろうが、
辰美幸俊は君のこと 必要なときに寄り添うべきで、 必要なときに頼っていい存在と思ってる。
――そういうわけで、これからもよろしく。**]
(618) さねきち 2020/06/27(Sat) 17時半頃
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/* 鳩からチラ見したら僕がまなっち膝枕してるっぽい……? 全力で慰めよう。 (しかし罰ゲームお菓子持ち込んだ犯人)
(-703) takicchi 2020/06/27(Sat) 17時半頃
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/* 〆ました あらためてれーいちろー君色々ありがとうでした〜! 欲望が抑えきれなかったので確定で頭を撫でてしまった。わっしゃわっしゃ。
>>-703 してましたね…w
ゲーム大会も見てるので、からめそうなとこはなんか投げます。 またのちほどど
(-704) さねきち 2020/06/27(Sat) 17時半頃
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大太刀源流 タツミは、メモを貼った。
さねきち 2020/06/27(Sat) 17時半頃
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──病院内──
[ 何にしようかな。の行き着く先が、>>605 巨大パフェだなんて礼一郎は知らないし、
あのさ、聞きたいんだけど、 女子の目にはあれ、うまそうに見えるの? 委員長はたぶん、ちょっと遠巻きに見てますが、 いいんじゃないでしょうか。みんなで。
みんなが揃うくらい先の話。 ……になるなんて思っていなくて、 礼一郎は簡単に未来の話をしてしまう。
自分の首絞めるの、そろそろやめましょうか。 でも、みんながパフェを食らいつくすとこ、 想像しただけでも、結構楽しそうだった。]
(619) nabe 2020/06/27(Sat) 18時頃
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……どうかな。 俺のすること、そんななかったよ。 働き者ばっかだったしなあ。
[ 文化祭の中心メンバーなんだから、 ある意味あたりまえかもしれない。
礼一郎がやること。 そんなにあったかな? と思って、 冗談みたいに笑っている。
奉仕活動も楽しかったですよ。 これはほんとに、嘘じゃないです。]
(620) nabe 2020/06/27(Sat) 18時頃
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[ 礼一郎よりもう少しやさしく、 愛宮はもうちょっとだけ、と言う。>>608
礼一郎はそれが、やっぱり、 愛宮らしいなあって思って、
……バカにしてるんじゃないよ。 逸らされた視線を追って、少し笑っている。>>609]
(621) nabe 2020/06/27(Sat) 18時頃
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……欲張り、だけど。 そーだな。もうちょっとくらい。 なんか、力になれるといいよなあ。
[ 同意を込めて礼一郎は言ったんだけどさ、 そのみんな≠ノ礼一郎も含まれてるなら、
もう少し先の話。 クラスのみんなからのお花。 代表として持ってってくれたのは、>>584 もうちょっと、の一環だったり、……しない?
そうだといいなあって、 礼一郎はたぶん、ちょっとだけ思ったりもする。*]
(622) nabe 2020/06/27(Sat) 18時頃
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/* ※ふつうにPLが礼一郎のお見舞い描写で、 クラスからの〜の描写をしなかったからな気はしている。
でもクラス代表面あんまりしたくなかったので、 ここぞとばかりに乗っからせてもらったという話。
ユキもありがとう〜読んで返す。
(-705) nabe 2020/06/27(Sat) 18時頃
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— お見舞い:辰美くん —
[病院で過ごす時間は、まるで謹慎期間みたい。 こんなことになって、自分が抱えている責任やら何やらと向き合って、 心も体もひとまわりは小さくなってきたような気がする。
>>351その日の訪問者は、顔の恐いオオカミさん。 手土産を受け取りつつ、ばつの悪い顔で応対して、 そうして、要求には一瞬だけ身構えて、>>352>>353]
(623) myu-la 2020/06/27(Sat) 18時頃
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……はい?
[出されてきた割引券があまりにも似つかわしくなかったので、 脳が正しく認識するのが遅れた。 どこからコメントしていいか分からなくなりつつ、 なんでもすると言った手前、いやそれでなくとも、 別に断りたいほど無茶なことでもなかったので、 目をぱちくりさせた後、頷くことは頷く。]
このお店は知ってる……。 レインボーどうぶつグミかわいくて美味しいよ。 興味あったの? もしかして。
別にいいけど。退院したらいつでも。 わたしでいいの?
(624) myu-la 2020/06/27(Sat) 18時頃
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