268 オリュース・ロマンスは顔が良い
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来年は、近いところで……うん。
でもやっぱ、早いほうが、嬉しいなおれも。
［>>6団長の説得は、きっと容易だ。
人形の修理の件だって、とても喜んでいたし、それがマーケットの公演中に更に便利になるとなれば、反対する理由なんてないはずだ。
むしろ説得するまでもないかもしれない。
……問題は、己の感情が先走りすぎて、訝しがられないかどうか、だけど。］
(29) nordwolf 2019/08/07(Wed) 11時頃
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……おれだって、その……。
［接客時に見せる、優しい笑み。
木彫に向き合う真剣な眼差し、横顔。
気を抜いたときの欠伸……は、好きだけど黙っておこう。
尤もどれも、先にサガラから並べられる言葉たちが、あまりに面映いものだから、相棒の羽を撫でて赤面を誤魔化すのに忙しくて、まだ伝えられてないのだが。
けど、もう焦る必要なんてないのだ。］
(30) nordwolf 2019/08/07(Wed) 11時半頃
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［それからしばらく。
遊歩道を歩きながら、時折、流れる星を探してみた。
ひとつ、見つけた。
少しだけ、勇気をくださいって、願った。］
…………あの。
サガラ、さん……。
［相棒を片腕に抱いて。
空いた片手を、小さく揺らして。］
(31) nordwolf 2019/08/07(Wed) 11時半頃
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［少しだけ。
俯き加減で。］
……。
ソウスケ、さん。
すき、です。
［少しだけ。
指先を、サガラの手に触れさせた**］
(-133) nordwolf 2019/08/07(Wed) 11時半頃
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/* 担架ください
(-134) mmsk 2019/08/07(Wed) 11時半頃
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/*
くっそはずいな。
今夜も、お返事関連は22時過ぎになると、思います！
でもちょいちょいのぞきはいて、る、とおもう！**
(-135) nordwolf 2019/08/07(Wed) 11時半頃
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なるべくね。行くようにしてた。
外せない用事が入るような仕事じゃないし。
[>>28気楽な商売ということもないが、比較的時間は作りやすい。
注文や打ち合わせはネット経由のものが多いし、そうなると直接対面で言葉交わすような約束は少ない。
なればこそ、気軽に留守にして食事に行ったりもできるというもの>>0:47。]
そう？ 純粋な気持ち？
でも、君に会いに行ってたんだけどな。
[伺い見る視線向くのとほぼ同時、己惚れではなく事実だと肯定する。
もちろん、同じオリュースで活動する同士劇団や人形たちの様子見をする目的はあったけれど、そこはいうなれば建前だ。
彼のことを意識するようになってから観劇の回数が増えたのに、彼目的がないわけないじゃないか。
ばたつく翼に、小さく喉鳴らし笑う。]
(32) mmsk 2019/08/07(Wed) 14時半頃
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そうだね、早いほうがいい。
けど、説得力ある話ができるかは、自信ないなぁ。
近くでやれる利点もいろいろ言ったけど、結局のところは、その。
近くにいたいから、だし。
[いくつもの建前という嘘を、彼の近くにいるために織り交ぜてきた。
観劇しかり、出店しかり。メンテナンスも、様子見も。
だというのに、いざ箍が外れたらもう隠し通せる自信がなかった。
傍にいたいし、傍で見たい。]
(33) mmsk 2019/08/07(Wed) 14時半頃
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うん？
[思いが行動力になりはじめると、動くのは早い。
すっかり蝋も冷え固まったキャンドルをひとつずつ外し、鞄に収めていく。
中央の、赤い羽根のキャンドルホルダーも丁重に箱に戻した。
そんなさなかに、何事か言いたげな様子>>30を見かけて、疑問符。
その先は歩き出しても、得られることはなかったけれど。]
(34) mmsk 2019/08/07(Wed) 15時半頃
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何？ あ、星流れた？
[呼びかけられた時には、一瞬視界の端に走った気がする光の筋が錯覚ではなかったかと浮いた声を上げた。
が、すぐに追いかけ触れた手にどきんと心臓が跳ねる心地がして。]
(35) mmsk 2019/08/07(Wed) 15時半頃
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うん。
――ありがとう、フィリップ。
[サガラさん、ではない響きが、胸の奥にじわりと沁みる心地。
こっちが先に呼ぼうと思ってたのにな、という小さな対抗心は胸の内秘めたまま。
言ってしまえば、ほんの数秒の差。
その距離を縮めようと、触れ合う指と指をそっと絡めた*]
(-136) mmsk 2019/08/07(Wed) 15時半頃
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/*
仕事しながら書いて落としをすると1時間かかります（悪い例）
(-137) mmsk 2019/08/07(Wed) 15時半頃
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/*
イイネ！o(･∀･o)(o･∀･)oイイネ！
(-138) tayu 2019/08/07(Wed) 16時半頃
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/*
薄くないコーヒーはおいしい 今日は忘れなかった
（というか入れてすぐ飲んだ）
(-139) mmsk 2019/08/07(Wed) 16時半頃
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/*
コーヒーお湯割で飲んだりする
美味しさを薄めないで濃度だけ薄く淹れる方法がわからない…
(-140) tayu 2019/08/07(Wed) 17時頃
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/*
アメリカンとか……？
ぼくは濃いほうが好きなのでよくわからない
(-141) mmsk 2019/08/07(Wed) 17時半頃
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[重ね、擦れて離れた唇はすぐに引き戻され、咽喉奥で笑う。
堪え性のない餓鬼に責任転嫁し、健気に引いた顎を引き寄せ、静謐に甘いリップノイズを重ねたかと。]
単純な造形だけの話じゃないが…顔も、大事だろう？
[第一印象に触れた途端、凛々しさを繕って失敗するのだから、思わず笑ってしまう。均整のとれたパーツを美しくも、愛らしくも魅せるのは彼からにじみ出る性根の良さ。
──つい、どんな我儘も叶えてやりたくなる。]
(-142) mumriken 2019/08/07(Wed) 17時半頃
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[再現なく甘やかして蕩かして、他の誰も知らない彼を独り占めしたいと。醜い願望に気づいてからは直視を躊躇うことも増えた分、告白の間は一切、視線を逸らすことなく。
多少、不満げな色も聞こえたが構わず続ける吐露の合間、口を挟まぬ代わり、饒舌で精悍な腕が抱擁を繰り返す。
密着する熱と圧迫に息が詰まれど、もう、痛みは感じなかった。彼が触れるどこもかしこも心地良く、歓喜に奮える。
彼が向けてくれるひたむきな想いは、自身の人生において諦観めいていた感情だ。どう受け止めたらいいのか迷い、彼を傷つけることに怯え、いっそ逃げ出すことも考えた。……が。]
(-143) mumriken 2019/08/07(Wed) 17時半頃
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[そんな己の狡さまで搦めて引き寄せる強さに焦がれ、彼もまた、懼れを抱えているのだと知ってしまったら愛しさが溢れ、認めざるを得なかった。
とうに本気だと。
抜け出せぬ泥沼の中でもがき、苦しんで、それが愚かな選択だと知りながらも止められなかった。
何と引き換えにしても、今、欲しいのは。]
……、………君はそうでも、私は、……
[一方、こうしている瞬間も、すぐに後悔が襲う。気持ちだけで如何にかなると信じられる若さや自信があればここまで悩まずに済んだ。
冷静と情熱の間に揺れ、葛藤する間も、頑固を溶かすような声が鼓膜に響く。
愚図るように隠した表情の縁を指より柔いもので撫でられ、甘えるように身を寄せたのは無意識のこと。
とうに傾き切った天秤の向きに、理性だけが背を向ける。]
(-144) mumriken 2019/08/07(Wed) 17時半頃
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──… ん、……ッ…
[迂闊でなく狡猾に肌蹴られた襟元に小さな痛みが走った。
自然と首を傾け、熱の籠る吐息が洩れ、弾むリップノイズに背筋が粟立つ。
調子づく声音に請われ、返すのは素っ気ない声。]
……いつでも。 …君の、好きなように
[ほら──こういうところが餓鬼臭くて、愛しくて、敵わない。
何度目かの観念の後、顔を上げ頬から耳朶まで包むと、咬み付くようにくちづけた。渇いた舌先をねじ込んで、絡めて。口蓋や歯列を擽り、水音を鳴らして唾液を奪う。
甘やかな名乗りに対して、返すのは悪辣な誘惑。
重怠さを訴える腰を擦りつけ、彼の、理性でなく本能に問う。
キスだけで満足できるのか、と。]**
(-145) mumriken 2019/08/07(Wed) 18時頃
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爺もだいぶ情緒がぐずぐずに……。
続けるも暗転も時間とお気の召すまま！ですが延長はあるだけ頂戴したいです。灰の返事などはまた夜コアに。**
(-146) mumriken 2019/08/07(Wed) 18時頃
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/*
帰宅したら劇薬が投下されてきたわけでふが。
(-147) nordwolf 2019/08/07(Wed) 18時頃
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劇薬が来てたのはこっちなんだよなぁ！？
(-148) mmsk 2019/08/07(Wed) 18時頃
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[目尻を下げた彼に申し訳なさがちくりとなる。
落ち付いた分、彼の様子も先ほどよりも分かる気がした。あれほど遠いと思っていた距離が今は近い。
彼の気持ちに気付かぬまま、用意したシャーベットはひんやりと冷えていた>>14。
夏の日、祖母が用意してくれたお茶とは異なる冷たさで、彼に触れたいと願えば。
其れは叶えられる。手の形は成人し成熟した男性のもの。
ごつごつでがっちりとした、働く手だ。]
(36) sudati 2019/08/07(Wed) 18時半頃
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ありがとう。
[甘えている。彼が許してくれることに。
彼が話をしてくれたことに、握りしめれば傷痕に触れる気がした。落ちるシャーベットを、ぁと見る間もなく、隣を見る彼と視線が絡む。―――思った以上に距離が近い。
先程はあった机が無い分、
彼の吐息が近く、息の止まる音を聞いて]
(37) sudati 2019/08/07(Wed) 18時半頃
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…そうだ、内緒だ。
……これ以上は、言えない。
[彼の手を握る手が震えてた。
拒絶を恐れる癖、口許を曲げた彼を見て、我儘のように頑なを重ねる。これ以上言えばきっと恥ずかしさで倒れてしまう。彼の顔を直視できなくなる。眼鏡越しでも頬が赤くなるのに。
そう、眼鏡越しでも彼の表情仕草ひとつに見惚れる
―――ああ]
(38) sudati 2019/08/07(Wed) 18時半頃
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…………無理だ。
(-149) sudati 2019/08/07(Wed) 18時半頃
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[今、彼を想わず。
何時想うのか。彼がシャーベットを含むまでの僅かな時間、固まって動けなくなった自分が居た。甘酸っぱさを口にする前にとけてしまいそうだ。否定は、ただの不意。
頭を一度、二度と振って。
彼の手を自らの唇近くにと誘えば]
(39) sudati 2019/08/07(Wed) 18時半頃
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…そんな事をしたら、
―――その編集者に嫉妬してしまう。
[物語の中で生きる彼と生きれる編集者に。
自分の想いを込めて、手の甲に
小さく祈りを寄せ]
(-150) sudati 2019/08/07(Wed) 18時半頃
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それに、それこそ。
……ただの恋文になってしまう。
[心の扉を開く呪文を唱えよう。
自らの意思で、いしの扉を。頬染め、目を瞑り。唇を尖らせて、ふいっと横を向けば眼鏡を押し上げた。その瞬間、古時計が音を鳴らす。ボーンボーンとまるで星のように揺れる振り子ととも
生きた音を届け、針が進んだ証を示した。*]
(-151) sudati 2019/08/07(Wed) 18時半頃
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