268 オリュース・ロマンスは顔が良い
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あんがとな、マダム。 俺、マダムがいてくれなかったら今ごろ野垂れ死んでた。 本当に感謝してるよ。 でもさ、俺、この人についてくって決めたんだ。 そんで親父とおふくろの生まれたとこに行ってくる。
[ザーゴの手を、大家の前でしっかりと握る] [大事な人ができたんだって、それで伝わればいい] [合図なしに触ったから、彼は驚いたかもしれないけど…]
あと、親父は藪医者じゃないから!!
[そこは大事だ] [この国での医師免許がなく医師として働けなかったが] [医者に行く前に相談に来る人が多かったのを覚えている] [中でもよく来てたのがこの大家だった] [この人は……つまり、ひねくれているだけなのだ] [だから最後には勝手に持って行きなって許してくれた] [それから、いつでも帰ってきていいから、とも]
(333) Cadenza 2019/08/12(Mon) 17時頃
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[ザーゴと一緒に大家の前を去った後]
[途中からどこかへ行っていた巨猫が戻ってくると] [元気がない飼い猫の頭をくしゃくしゃと撫でる]
"おやマドンナ、どこ行ってたんだい。 お前さんも派手に失恋しちまったもんだね。 よりによって男とは……アタシも思わなかったさ。 ありゃ…あの子は顔にやられたんだねぇ]
[お前の方がずっとべっぴんなのにねえ] [アイツは見る目がない男だよ]
"まあいいさ。 もし白けた面で帰ってきたら 今まで以上にこき使ってやろうじゃないか"
[う゛にゃー] [飼い主の言葉が通じてるのかどうかは知らないが] [巨猫は喉を鳴らして飼い主の足に擦り寄っていた]
(334) Cadenza 2019/08/12(Mon) 17時頃
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[一方こちらといえば] [ホテルに戻るなり熱をだしたザーゴに慌てて] [ルームサービスで氷嚢を頼んだり]
[なるほどあれは確かにストレスだったな…] [またひとつ明らかになった生態に] [苦笑いの助手なのだった]
(335) Cadenza 2019/08/12(Mon) 17時頃
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-- 流星群の下で --
[あれだけタイミングを逃し続けた流れ星が] [今は一つ二つ…数えるのが追いつかない] [また、と見つける声に、目を細めた]
[己の夢] [今だって半分叶っているような気がするけれど]
きっと、そーなんじゃないっすかね。 なんて。 それより俺は一人前の助手にならなくちゃ。
[横顔を見ているザーゴに気づいて彼の方を向く] [目で合図してから手を取って]
――اريد حمايتك(俺が、貴方を護るから)。
[星に、誓おう**]
(336) Cadenza 2019/08/12(Mon) 17時頃
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/* なんか思いついたので。 旅立つ前におもいっきりマドンナをまふマフしていきたいね。
アラビア語どっかで使いたかったんだけど 絶対文字化けると思って使わなかったんだけど 使ってしまった。
(-1505) Cadenza 2019/08/12(Mon) 17時頃
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ー 夢を叶える夢 −
[太陽が海に落ちて来たのかと思うほど 熱い体に抱かれてあなたと言う海に沈む。 体の中の水分が全て沸騰して蒸発して。 残るのはあなたへの想いだけ。
そうやって記憶も思考も蒸発して もう一度僕と言う輪郭を作り上げている 束の間に見た夢がある。
料理をしている母さんの横で動画を撮る僕。
料理の基礎から学び、家庭料理を 食べさせてあげたいと一念発起したのは 良いが僕の文句ばかり動画には入っている]
(337) pannda 2019/08/12(Mon) 17時頃
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『ちょ、ちょっと母さん、色々雑過ぎない?
え、待ってよ。塩どれだけ入れたの? スパイスさっきと量違わない?』
[慌てふためく僕に、これだから初心者はと 鼻で笑われた。
『美味しいと言ってくれた量が丁度良い量なんだよ』
そう笑う母さんは経験則からで、多分正しい気が するけど、栄えある1頁目の母さんからの 教えはそれでいいのだろうか?
調理が終われば、動画をわざわざイラストに 描き起こし、1枚のスケッチブックに納めていた]
(338) pannda 2019/08/12(Mon) 17時頃
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[動画を見て自分なりに理解して描き起こすから 覚えるには丁度いい。 写真よりもイラストの方が味もあるし。
気に入った僕のレシピブックは少しずつ増えていく。 自分でも作って、帰って来た時に 美味しいって言ってくれるか想像して。
勿論自分でも味見するけど、 自信がない時は犠牲者と言う名の 友人を呼んだりもした。
そこでダメ出しをもらって訂正して]
(339) pannda 2019/08/12(Mon) 17時頃
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[掃除だって適当にしちゃダメだって 母さんから教わった。
そして、家から離れていく僕に気付いて 『人を好きになるって良いことね』って 笑ってくれた。
多分母さんは誰かまで気付いているんだろうけど、 それ以上は言わなくて、僕は恥ずかしさで 口籠ったままだった。
レシピブックを作っていない時は、 天窓から見た光景をひたすら描いていた。
雨の日も風が強い日も、目が痛くなるほど 眩しい海の煌めきも。 友達の笑顔も、初めての料理だって絵にしたさ]
(340) pannda 2019/08/12(Mon) 17時頃
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[どんどん溜まっていく絵は僕がオリュースで あなたがいない間に経験した全て。 あなたを待ち続けた証拠。
あなたが無事に元気で帰って来るって 信じているから積み上げた祈り。
1年で随分成長した僕を見て欲しい。
あなたを迎える為に、僕も元気だったし 料理だって掃除だって上手くなった。 絵だって自信があるよ。
街に僕の絵も増えたから、 一緒に歩いて自慢させてよ]
(341) pannda 2019/08/12(Mon) 17時頃
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[天窓を見上げた後、丘の上まで 駆け出して待ちきれずに海を臨む僕がいる。
そんな僕の輪郭が浮かぶ、夢を見た。
でもきっと夢じゃない。
これから僕が叶える夢、だ。 1年があっという間に過ぎてしまう あなたの為の、僕の為の、離れているけど 2人だけの時間の為に**]
(342) pannda 2019/08/12(Mon) 17時頃
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/* 文字化けしてない!してないよ! 読める、読めるぞ(ムスカ声
まどんなー! おまえやっぱり、そうだと思ったぞかわいいやつめ
(-1506) tayu 2019/08/12(Mon) 17時頃
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/* 多分離れた1年はこんな風に過ごしているんじゃないかなと 思うので夢にしてみた。
シーシャの男っぷりがどんどん上がっていく!!
トレイルとハワードさんの結婚式には ウェルカムボード作りますので是非呼んでください**
(-1507) pannda 2019/08/12(Mon) 17時頃
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/* ほら、やっぱりマドンナいい女じゃないですか!! 僕がうんとかわいがっておく。
そして鬼腐人じゃなくて貴婦人だったでしょ?大家さん。
(-1508) pannda 2019/08/12(Mon) 17時半頃
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/* はーマドンナかわいい 僕もマドンナとまたデートしたい きらわれてないといいなぁ
(-1509) mmsk 2019/08/12(Mon) 17時半頃
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/* ソウスケさんの腕なら、マドンナ彫れるんじゃないかな。
(-1510) pannda 2019/08/12(Mon) 17時半頃
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/* おへんじ書きたいけど、最悪だと23時くらいになるかも 鳩ぴーでがんばればもうちょっと早くに!
(-1511) tayu 2019/08/12(Mon) 17時半頃
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/* 一瞬腕にタトゥー彫るのかと思ったねむいみたい 挑戦はしてみてると思うね! 長毛種たいへんそうだけど もしかしたらマダムのお宅の玄関とかにいるかも
(-1512) mmsk 2019/08/12(Mon) 17時半頃
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/* がんばれ鳩ぴー! みんながまってるぞ!
(-1513) mmsk 2019/08/12(Mon) 17時半頃
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/* そうか今日で終わりなんだったなー。 4延長豪華セットも呆気ない。
マドンナはねー まーそうですよねー。
俺はかわいいレディに囲まれて暮らしてたんだなあ。
(-1514) Cadenza 2019/08/12(Mon) 17時半頃
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/* 502が出たからオフィスから村見れなくなったかと思ったぜ焦った。
文字化けしなかったか! よかった しかし読めても読めない言語やった。 異国人キャラ何度かやってるがこれはさすがにハードル高かった。
お返事は、無理せずリアルに生きて! おれもリアル(仕事)ぶったおしてるとこだし!
(-1515) Cadenza 2019/08/12(Mon) 17時半頃
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[オリュースの風に、路面を走る電車の音に紛れ 聞こえぬ振りをするには、休日の喧噪は控えめだった。>>322 追撃に解りやすいしかめっ面を返したが 目尻に薄紅を乗せたままでは威力も知れたもの。]
え──…そうです、ね 腰を支えられるサイズならこれくらいですな 肌触りはカバーでどうにでもなるとして…
[デートなのに敬語が混じるのは、職業病のようなもの。 とっかえひっかえする中で、椅子から上下する 恋人の腰に不埒を働いてしまうのは──。 無自覚に彼の気配を、温もりを求め、甘えているからに他ならず。]
(343) mumriken 2019/08/12(Mon) 18時頃
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[だが。>>324 さりげなさを装ったとて、気付かぬ筈もないか。]
……狡い、と言われましても ちなみに私は尻より腰より、踝派です
[雰囲気のいいショールームの一角でひそ、と交わされるのは 何とも他愛ない痴話。 それほど執拗に触れていただろうかと、 誘惑に弱い己を恥じ、厭う様子がないことを嬉しがり。
碧眼から逃げるように視線を逸らし 宛がわれたクッションの感触を確かめると同時。 示唆される用途に、さっと耳殻の血行が高まった。
思い出す必要がないくらい、身体に、心に沁みついている。 下半身が軋み、腰が砕けたと、惚気と恨み節をないまぜに 呆気と笑気を交互に、彼を詰ったあの日のこと。]
(344) mumriken 2019/08/12(Mon) 18時頃
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んん……では、会計を済ませてきます 2階がセレクトショップなので服は其方を観て… 今日は丘の方へ行きましょう 近くの駐車場に車を用意してありますから [平静を装い、この後のプランを告げる。 此方の都合で普段なら委ねる選択肢を取り上げてしまったが、 是、を貰えれば年甲斐もなくはにかんで、彼の五指を攫うまで。]
(345) mumriken 2019/08/12(Mon) 18時頃
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─ オリュース・住宅街 ─
[途中、いくつかの店に立ち寄り買い揃えるのは 服のほかに鳥渡した食材やワイン。 車の窓を全開に、機嫌良さげにステアリングを握り 助手席を視線だけで窺う。]
私が受け持っているお客様に 持ち家をいくつか処分したいという方が いらっしゃいまして…… 此方です
[此処は、市電の沿線からもそう離れていない。 事務所と車両基地のちょうど真ん中という立地。 築年数が古めの小さな庭付きの戸建て。 家具家電もそのまま残っている。足りないのは家主だけ。]
(346) mumriken 2019/08/12(Mon) 18時半頃
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中の物は好きに使っていいと 宿泊の許可も得てますから……今夜はここで 星を眺めましょうか
[ひとしきり中案内し終える頃には、空もだいぶ色を変えるか。 部屋数は十分。 こども用に誂えられたらしい部屋には星の壁紙が 貼られていて、鉄道コレクションの収納や展示には足りる。
庭から見える空は港より狭く、周囲に街灯もあるが 健常な視力なら星を眺めるには問題ない。]
……如何ですか?
[彼の反応を、どこか不安げに覗き込み。 繋いだ掌をぎゅ、と握りしめ、意を決して唇を開く。]
(347) mumriken 2019/08/12(Mon) 18時半頃
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実は…… 以前きみが、私に払ってくれた金でこの家を借りました
まず3カ月……試しに住んでみませんか? ────…その、……ふたり、で
[緊張のあまり、咽喉がからからに乾いていく。 返事を待つ数秒、数分を途方もなく長く感じる頭上で、 ひとつ、またひとつ。極大日を迎えた流星が現れ始めた。]**
(-1516) mumriken 2019/08/12(Mon) 18時半頃
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/* トレイル様>>-1503 色々、ね、色々……うう、ハワード氏のイケ爺度がどんどん下がって申し訳ない。
のと、残り時間の少なさとももてんさんの寛容に甘えて、色々やりたい事が溢れる中でどーしても村の中で消化したかったことをねじ込ませてー頂きました。 しかも勝手に極大日にするという…暴れっぷりで…どうも…好きです
最後の秘話は敬語でない方が良かったな…って拳握り締めわたしも夜コアまであれこれ済ませてきます。
はあああああサイラスの夢がほのぼののオセンチでせっつな! シーシャからもらったものも後程!お返しします**
(-1517) mumriken 2019/08/12(Mon) 18時半頃
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/* えっまって? おれ、あの、 掃除とあと、絵で埋め尽くしてくれればいい、って、 日記みたいにいない間のことを絵でおしえて、って
いおうとして言葉がうまくいかなくて、いってなかったきがしたけど、 いったっけ???あれ??運命????
(-1518) 茄子 2019/08/12(Mon) 19時頃
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グスタフは、まだ帰ってない**
茄子 2019/08/12(Mon) 19時頃
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─ マダムとの顛末 ─
[軽い気持ちで来た訳ではなかったけど、想像力の及ぶ範囲外だったと認めざるを得なかった。 年に一度の愛想笑い、彼が如何に優秀かを述べ、ビジネスの成功を確信している、雇用待遇は保証すると── 計画立てていたそういう口上の最初の大文字を口にする前に、マダムの先制攻撃に晒された]
……
[圧が。凄い。 櫛と整髪剤できちんと撫で付けた前髪がはらりと垂れた。 ブラックタイの一揃いでは借金取りっぽかっただろうか。そうなのか] [凄烈な啖呵は、けれどヤニクを案じるものだと理解できる]
(348) tayu 2019/08/12(Mon) 19時頃
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