266 冷たい校舎村7
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[追い詰められた結果、彼がみんなの時間を止めたいとまで思ってしまったこととか、 イロハは知らないし、 だから、「だめだよなあ」なんて言葉が聞こえれば小さく首を傾げて。>>736
それから、「ありがとな」って言葉が聞こえれば、 にっこりと笑ってみせた]
どーいたしまして。
たぶんじゃなくて絶対はやいってば。 ここにおいしいものもあるし、退院したらあれだ、 打ち上げとかやるんじゃない? 文化祭の後みたいに。 ホントさいごまで楽しかったよねぇー。
[湿っぽいのはイロハも苦手だ。>>737 だから、あはは、って返すのは高校生のおんなのこらしい、 なんだか星だか花とかが飛びそうな笑い声。
なお打ち上げの企画うんぬんは高本に脳内で丸投げした。 お願いします委員長]
(826) Akatsuki-sm 2019/06/23(Sun) 02時頃
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[それでもお見舞いのさいご、>>738 七月の話題が出れば顔つきは苦笑いに切り替わる]
うん。……びっくりしちゃってさほんとにもー。 これから行くから、ちゃんと伝えておくよ、その言葉。
[頷いて、それから瞬きするだけの間をおいて、 養をまじまじと見る。 「もし君がいなくなってたらやっぱりつらかっただろう。生きていてくれてよかった」 なんて臆面もなく言えるほどイロハは器はデカくないし、 言うことは決まっていた。約束にはきっと満たない、ただの挨拶だ]
(827) Akatsuki-sm 2019/06/23(Sun) 02時頃
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じゃ、養くん。 また学校でね!**
(828) Akatsuki-sm 2019/06/23(Sun) 02時頃
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/* ルリちゃん際限なくかわいいしふーーーたくん!(ガタッ)(思わず名前呼び)となりつつ お見舞い養くんパートこっちからも〆ですありがと〜〜〜〜 なんかこう楽しかった……めっちゃキラキラじゃないけど青春の1ページみたいな感じが、こう……(語彙が死んでる) つまさきは大事にするよ……帰ったら足あっためる
(-957) Akatsuki-sm 2019/06/23(Sun) 02時半頃
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/* テンション的にうお〜〜〜〜って感じなのですがいったん寝ます 朝つづき(?)がんばる…… −∀−ノシ**
(-958) Akatsuki-sm 2019/06/23(Sun) 02時半頃
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―卒業前のある日―
[七月が件の教師に刺されたらしい、と聞いて、 あの日の紫苑はふぅんと言った。
火のない所になんとやら。 実際紫苑の周囲ではあの音声の女と七月が ほぼイコールで結ばれていたし、 紫苑にも心当たり>>0:695が無いわけじゃない。
それも真実なのかもしれないけれど、 少なくともあの音声に七月は関係ない。 それもまた真実なので、 きっと彼女は運が悪かったんだろう。
頑張って欲しいなぁ。 他人事のように思いを馳せた紫苑は、 今自分が置かれた状況に思考を戻した。]
(829) ふゆのひと 2019/06/23(Sun) 07時半頃
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[目の前で、はるちゃん―― もとい、笹崎小春が泣いている。
校舎裏に人の気配は(多分)なく、 見咎める者が居ないのが唯一の幸いで 紫苑は困ったようにため息を吐いた。
……やっぱり>>1:60女の子はズルい。 これだけ見たら、紫苑が悪者みたいだ。]
(830) ふゆのひと 2019/06/23(Sun) 07時半頃
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[差出人のないラブレターに従ってみれば そこに彼女がいて、やり直したいと言っていた。 いつかと同じように。
客観的に見れば、彼女は突然捨てられた 悲劇のヒロインなのかもしれない。 けれど、キラキラと頬を伝う涙は 生憎と紫苑の心には響かない。
人は見かけによらない。
好きなの、やり直したいの。 馬鹿の一つ覚えみたいに繰り返される度 紫苑の心は凪いでいく。
彼女の声が雑音にしか聞こえない。]
(831) ふゆのひと 2019/06/23(Sun) 07時半頃
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なら、俺のどこが好き? ……興味無いでしょ、俺に。
[ブランドもののバッグを引っ下げるような。 血統書付きの犬を連れ回すような。 他人に誇示するステータスとしか思われないのは ちょっと癪だなと紫苑は思う。
小さな口が呆気に取られたように 半開きになっている。可愛くない。 彼女を見る度に頭を過る雑音と 胃を締めつけられるような不快感にはもう慣れた。
だから、紫苑は緩やかに口角を上げて 彼女にだけ聞こえるように囁いた。]
(832) ふゆのひと 2019/06/23(Sun) 07時半頃
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父親くらい年の離れたオッサンに 股開くような子、嫌だなぁ。
[目は口ほどに物を言う。 驚いたように見開かれたそれが何よりの証拠で、 紫苑は彼女の唇をそっと指でなぞる。
これ以上、喋らないで欲しい。]
(833) ふゆのひと 2019/06/23(Sun) 07時半頃
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君の声くらい分かるよ。 好きだったからね。
[少なくとも、俺は、君を 愛していました。あの日まで。
いくら加工をかけても、 息継ぎやイントネーションは誤魔化せない。 君の声は君の声のままで、 紫苑にとっては等しく不快な音で、 そんな君の声を、 紫苑は一生忘れられないんだと思う。
君にとっては、ただの 顔と都合のいいアクセサリーだったとしても、だ。]
(834) ふゆのひと 2019/06/23(Sun) 07時半頃
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[走り去る彼女の背を見守る。 何回も、何回も、何回も、何回も この光景を見た。 好き。愛してる。そう言った人が 簡単に紫苑の元を離れていく。
愛し合いたい。 愛して欲しい。 それだけのシンプルな話なのに 何故だか上手くいかないのだ。
泣きたいような気持ちになるけれど 涙が流れる訳じゃないので、 紫苑は呑気に、次の子の話は もっとよく聞かないとなぁなんて思う。
他の男の所に行く気が起きないくらいに。]
(835) ふゆのひと 2019/06/23(Sun) 07時半頃
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[いや、むしろ、もっと自分に 興味のある子が良いんだろうか。 考えた所で答えは分からないので、 紫苑はまたイヤホンを片耳に着けた。
いつだったか、眼鏡の方がいいと言われたけれど ラーメンを食べる時に不便なので、 暫くはあの眼鏡はお蔵入りだなぁと思う。 付き合うならまた話は別だけど。]
(836) ふゆのひと 2019/06/23(Sun) 07時半頃
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[雑音や意味の分からない音は聞こえず、 今日のイヤホンはみょんみょんの曲を再生している。 けれど、愛を唄う彼女の声が、 今日はやけに遠い気がする。
大好き、愛しています。君の隣にいたい。
そんな歌詞を聴きながら、 紫苑はぺろ、と、指先を舐める。
リップクリームの味だろうか。 やけに甘くて苦い、 なんとも言えない味がした。**]
(837) ふゆのひと 2019/06/23(Sun) 07時半頃
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/* こっそり〆っぽい何か落としつつ離脱します! 挨拶だけ後で落としに来ます**
(-959) ふゆのひと 2019/06/23(Sun) 07時半頃
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/* わ〜〜〜柊くん!!
(-960) papico 2019/06/23(Sun) 09時頃
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──── タオル返却の話 ────
[ えいえい、と。 可愛らしく済むならば>>812 死んじゃうなんて、おかしなこと、 ならないとは思うけども。
えい、と。 つっついてやるくらいは、 みんなしても許されそうだ。
なんて、 けが人に無理はさせられないから、 冗談話でしかないのだけども。 ]
(838) ほるむ 2019/06/23(Sun) 09時半頃
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すっきり、ともまた違うとこか。
[ 互いの悩みなんてわからなければ、 傾いた首から読み取れるものは>>813
はっきり ない とは、言い切らないような、 そんな何かがあったってことくらいか。
でも、それが良いことで、 前を向いているものであれば、 それでよかったんだろう、と、思う。 ]
(839) ほるむ 2019/06/23(Sun) 09時半頃
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[ 見上げて笑う、その顔は>>814 天使のようであったけども。
例えば、女子がたまに口にするような、 小悪魔なる三文字が、 宮古には似合いそうだ……とか。 ]
なんだよ、それ。
[ 悩んだままでも、って。 木から降りられない猫でも愛でるように、 口にするものだから。
からりと笑いながら、 密かに考えたりも、 した。 ]
(840) ほるむ 2019/06/23(Sun) 09時半頃
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[ きんこんかんこん、チャイムと重なって、 ちらりと時計の方を見た。
もうこんな時間か、って、 一番後ろの席へと急ぐ。
タオルを返すというノルマは達成して、 一限目までの間の朝礼が始まる。
机の中、数学のノートを確かめて、 筆箱を机の端っこへと、置いた。 ]
(841) ほるむ 2019/06/23(Sun) 09時半頃
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[ ノートはブルー。筆箱は黒。 そこに、あのピンクのねこみたいな、 可愛らしさは一つもない。
似合う色、を、自分で定めて。 だから、他者の眸には、 それがどう映るかはわからないけども。
借りたブルーのタオルよりも、 誰の目にも似合う色というものが、 見つかる日が来るかな、 ……なんて。 *]
(842) ほるむ 2019/06/23(Sun) 09時半頃
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/* よし!! しめました!! みやこちゃんありがとう!!! とどろきくんにもかくぞ〜〜〜〜
(-961) ほるむ 2019/06/23(Sun) 09時半頃
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──── 後日:パン屋 ────
[ 形を整えた器に罅が入るから、 中身が流れないように口を閉ざして。
パンのお話に舵を切ったら、 誤魔化せないかな、……だめかな。
気づいて、気づかないで。 そんな矛盾が渦巻く中に、 その三音はやけに大きく、響いた。>>818 ]
(843) ほるむ 2019/06/23(Sun) 10時頃
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[ 酸素を求める魚みたいに、 口がはくはくとわなないた。
違う、謝らないで。 気づかれないようにって、 していたのは こっちの方。>>819
姿かたちが大きく変わって、 昔みたいにキラキラしてなくて。 ]
(844) ほるむ 2019/06/23(Sun) 10時頃
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…… いっそ 全てかわっていたら ひさしぶり も 言えたのに 二年だか 三年だか それくらいで褪せてしまうらしい そんな いらない感情は 時間を重ねても変わってくれなくて
(845) ほるむ 2019/06/23(Sun) 10時頃
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[ 嬉しいって言ってくれるのが>>820 とてつもなく、嬉しかった。
顔を合わせられなくて 顔がまた火照っていくから、 片手で覆うように隠している。
あの日の約束、覚えてるよ。 また会う日を願って、叶ったの。
たいせつな、ともだちに、 会えたことが嬉しくて、嬉しくて。 嬉しいが過ぎて、はじめましてのふりをした。 ]
(846) ほるむ 2019/06/23(Sun) 10時頃
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[ 顔を覆う、大きな手。 指の隙間からちらと見やれば、 口許を押さえる姿があって。>>821
あの日からずっとずっと、 身体が大きくなりました。 大きいと、色んなものがよく見える。
色づいた頬だって、見えるから。 それだってなんだか、嬉しくて。
掌に隠した顔は ちょっぴりしあわせそうに、わらった。 ]
(847) ほるむ 2019/06/23(Sun) 10時頃
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[ また、ともだちになってくれますか。 新しい高校のともだちじゃなくって、 むかしみたいに、を、 少しでも望んでくれるなら。>>822 ]
………… う、 ん。
[ 顔覆う手を、外して。 差し出された片手を緩く、握った。 そしたら、顔を隠すものはなくなって。
目いっぱいの しあわせ を 物語る笑顔が、 其処に在る。 ]
(848) ほるむ 2019/06/23(Sun) 10時頃
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[ しあわせだから、隠してきた。 嬉しいから、飲み込んできた。
だって、おかしいもの、こんなの。 おともだちを前にして、 顔を赤くしてしまうのって、 きっと、きっと、きもちわるい。
でも、 ともだちに、なってくれるなら。 どうぞ、よろしくおねがいします。 ひさしぶり、を、超えて。 おともだち、 に、なってくれるなら。 ]
(849) ほるむ 2019/06/23(Sun) 10時頃
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おともだちを超えたものを 隠し通して見せるから
ごめんね きもちわるくてごめんね どうか ゆるしてください
垣根を超えることは望まないから どうか 好きでいさせてください *
(850) ほるむ 2019/06/23(Sun) 10時頃
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