279 宇宙(そら)を往くサルバシオン
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/*>>73 ミタシュちゃんんんんんん 疑ってても票はいれなかったのやさしい…
(-49) 2020/09/03(Thu) 22時半頃
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[いったい、どれくらいだろうか。]
(77) 2020/09/03(Thu) 22時半頃
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[朝を迎えてヒューマノイドは、そう思考していた。 求めているものは、この船が無事に宇宙クラゲの恐怖から解き放たれ、穏やかに次の港に降りられる確率である。 それは、自身の生存確率にもつながる。
今日を乗り越えなければ、明日はない。 それは昨日と同じことに思えて、このヒューマノイド・モナリザにとっては、やや意味が異なっていた。]
(78) 2020/09/03(Thu) 22時半頃
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昨夜までは、まだ光があった。 だが今日を乗り越えねば……我らに明日はない。
分の悪い賭けになってしまったものだな。
(*0) 2020/09/03(Thu) 22時半頃
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[だが、立ち止まっていても仕方ない。 集まるというのが取り決めになっている。 脚部ホイールを回して、するすると廊下を進む。]
(79) 2020/09/03(Thu) 22時半頃
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/*モナリザすまねえ…おれがふがいないばっかりに…
(-50) 2020/09/03(Thu) 22時半頃
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――談話室――
[出ていくワクラバ氏とすれ違う。 何を、と一瞬ホイールを止めたが、用件は近日の捜索隊と同様だろう。 談話室に集い、誰が、と確かめる。
そこにいたのは、アーサー氏。ミタシュ嬢。 そして今出ていったワクラバ氏と、自分自身。 欠けているのは、]
シルク、様、ですか。
(80) 2020/09/03(Thu) 22時半頃
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― シルクの部屋→ ―
[行きがけにすれ違ったモナリザの方は見なかった。 視線を送る余裕もなかったためだ。
――― 暫くの時間の後、呼吸を落ち着ける。 機械音が、脳内へ戻ってきた。 昨日と変わらぬ自分の様子だ。
のそり、と動き出す。 談話室へと戻る足取りは、来た時よりものっそりとしていた。]*
(81) 2020/09/03(Thu) 23時頃
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[ ゆっくりとした動きでワクラバが談話室を出て行った>>62のを無言で見送った。追う事はしない、できない
...と、何か軽い物が床に転がり落ちる音>>72が聞こえ、振り向けばモニターを見つめる幼い少女がいた ]
…ミタシュ
[ 立ち尽くす彼女に何と声を掛けて良いのか分からなかった。我々は皆、失うものが多すぎた
床の上で砕けた色とりどりの宝石の色を瞳の中に移しこみながら続けた ]
(82) 2020/09/03(Thu) 23時頃
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…。 おはよう。生きててくれて良かったよ。
[ そんな気分ではない事くらい分かっている
慰めるなんて器用な真似は出来なかったから ただ今言える事だけを言った
少女が悲しむ姿を見るのは、苦しい 死を悼み、スプスプイやヘリンの思い出を胸に抱く少女。 例え情に過ぎないものだとしても、今言った事は本心であると悟る。
隣の椅子にひらり、飛び乗った。そこから膝の上に移ろうとちらりと見上げる
避けられたなら、そのまま椅子の上で丸くなった* ]
(83) 2020/09/03(Thu) 23時頃
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/* ミタシュさん、つらいなあ……
(-51) 2020/09/03(Thu) 23時半頃
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─ 談話室 ─
[ふと。意識が呼び戻されたのは、再び猫さんの声が聞こえたせい。 小さな姿がこちらを見上げて、何か優しい言葉を紡いでる。>>83
声の調子が優しくて穏やかで、わたしはまた泣きそうになってしまった。泣くことなんて、出来ないくせに。]
う 、ん。 …猫さん、も。
[ひょいと小さな温もりが膝の上に飛び乗ってくる。 それに、わたしは温もりのない掌を添えた。 柔らかな毛並みを緩やかに指の間に梳いて。]
(84) 2020/09/03(Thu) 23時半頃
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あの、ね。 わたし。 猫さんにも 、ぶじで、居て欲しかったの。
─── ゆ め。
叶えて、くれるんでしょう? だから…ね。
[冷凍ポッドに乗せられて、送り出されて行ってしまった人たち。 広大無限の宇宙空間に、なんの装置もないまま送り出されたそれらは死と同義だろう。
それでも。…それでも、もし。 ────もしも奇跡を願えるならば。]
(85) 2020/09/03(Thu) 23時半頃
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わたしは、猫さんの無事を願ったの。 ずっと。 クラゲさんに襲われることのないように。
わたし、夜に見張っていたの。 …もしも猫さんが襲われるなら、絶対に守るんだって。
[突拍子もない話だろう。 それはいつぞやの、お兄さんに向けた話にも似て。 信じられたいわけじゃない。感謝されたいわけでもない。…ただ。]
だから、……ね。 わたしも、猫さんが、生きていてくれて嬉しい。
(86) 2020/09/03(Thu) 23時半頃
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…… ありがとう。
[ただ。ささやかな喜びにも似た感謝の気持ちを。 伝えたくて、膝の上の猫さんにそっと声を落とした。]
(-52) 2020/09/03(Thu) 23時半頃
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/* あ〜〜〜〜〜〜もなりざごめんな ラストにくるの 邪魔したか?! ごめん!
でも追悼はいきたかっ たょ ごめん
ねこねこにほのぼのした
(-53) 2020/09/03(Thu) 23時半頃
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[昨夜、朝が来たら話を聞きたいと言って別れたシルク少年は、命を絶たれてしまった。 この少ない人数だ、充分にあり得る可能性だったのに、それを考慮しきれなかった。 時間がなくとも、話を聞いておくべきだった。対話不足による後悔は避けなければならないと、そう考えていたはずなのに。
シルク少年の名を出してから、ヒューマノイドは大変に混乱していた。]
(87) 2020/09/04(Fri) 00時頃
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足りない。
[独り言つように、ぽつと呟いた。 それは時間か、情報か。否、すべてだ。
その発声にいずれか談話室の面々が反応するなら、ヒューマノイドは話を続けた。]
私は、シルク様への寄生の可能性をやや強く見ておりました。 宇宙クラゲの特性上、寄生先に選んだ可能性があると考えてのことです。
ですが、シルク様はここにいらっしゃらない。 つまり、宇宙クラゲではありませんでした。
(88) 2020/09/04(Fri) 00時頃
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/* 皆モナリザがどう動くのか、見守ってる感じなのだろうか(そわそわ
(-54) 2020/09/04(Fri) 00時頃
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私がシルク様に懸念を抱くきっかけとなったのが、トルドヴィン様のお言葉でした。 彼は冷静に場を見極め、宇宙クラゲの特性から規制先を探そうとしておられるように見えました。
ですが、今朝、私たちはこうして集まることができています。 私の昨晩の推論のように、まだその時ではないと判断されているだけ、という可能性もありますが、概ねトルドヴィン氏が寄生されていたと考えられる状況です。
判断上、正と見た方が宇宙クラゲで、宇宙クラゲを疑った方が犠牲になりました。 私は非常に混乱し、自身の判断の正確性に不安を覚えています。
(89) 2020/09/04(Fri) 00時頃
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どうすれば……一体どうすればよいのでしょう。 私は、私自身の決定に従っていてよいのでしょうか?
[これはバグだ。想定外挙動だ。 データの信憑性を見誤った。判断基準の正当性が下がっている。 しかし演算をはじめからやり直すだけの時間も情報も、足りない*]
(90) 2020/09/04(Fri) 00時頃
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/* テンパりすぎて『護る』の情報を拾いそこねたもなりんだよ
(-55) 2020/09/04(Fri) 00時頃
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/* モ、モナリザーッ
(-56) 2020/09/04(Fri) 00時頃
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[ ミタシュの膝の上>>84にひょいと飛び乗りくるんと丸くなった 撫でてくれる指がひどく優しかったものだから、張り詰めていたものがふっと解けて何だか泣きそうになってしまった
ぐるぐると、響く音の正体を猫は知らなかった ]
ああ、必ず叶えるさ。 吾輩は天才だからな
[ 何度繰り返したか分からないその言葉をいやに自身満々にミタシュに>>85言い放って傲岸に笑った
自分が決して天才では無いこと。 冷凍ポッドで送り出した人々を救うことが難しい事。 宇宙クラゲに対する宣戦布告がひどく無謀である事。
…自分がよく分かっていた。
それでも望む未来を見失わないため。猫は何度でも口にする ]
(91) 2020/09/04(Fri) 00時頃
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っ!そんな、危険なっ… 見張っている姿を見られたら ミタシュが襲われる危険だってあるのだぞ
[ ミタシュが守ってくれていた>>86という話を聞き目を大きく見開いた
知らなかった。 小さな少女が自分を信じて守ってくれていた事を。
知らなかった。 …か弱く見えた少女の心はとても強かった事を。
同時に思う。誰かの…ミタシュの護りが無ければもっと早くに命を落としていた可能性を。 続く言葉にくしゃり、顔を歪めた *]
(92) 2020/09/04(Fri) 00時頃
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…ありがとう
[ 君の事を信じさせてくれて 返すのは、そんなシンプルな、偽りのない言葉だった ]
(-57) 2020/09/04(Fri) 00時頃
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/* さて、これはどう動くのが正解だろう(真顔)
(-58) 2020/09/04(Fri) 00時半頃
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/* え〜ん もなりざのそれききたい きいていい? 時間経過 うぐぬ〜 くそっもっとはやくあるけ!!!
(-59) 2020/09/04(Fri) 00時半頃
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/* いろいろ書くために過去を見返しているのですが、初期のシルクもっと流暢に話してませんでした? 段々拙くなってない? 発言ルールが明確にある訳ではなく、その場のノリでスペース連打しているので段々指のテンションが上がってたんでしょうね。
すみませんでした……! 見辛かったですよね。 でももう戻せないからそのまま行きます!
(-60) 2020/09/04(Fri) 00時半頃
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/* あとネーミングセンスが壊滅的なので小惑星の名称を適当につけたんですが、せめてSIL222とかで良かったですね。 しるしるくって何……?
(-61) 2020/09/04(Fri) 00時半頃
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