268 オリュース・ロマンスは顔が良い
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山師 グスタフは、メモを貼った。
2019/08/05(Mon) 23時頃
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[彼の片づけが終わるのを待ってから。]
セイルズさん。 これ……返そうと思って持ってきたんだ。
[差し出したのは数週間前に置いて行った資料。 ──の、間に挟まったままの原稿。
素知らぬふりで返すのが、紳士なのだろうけど。]
少し見てしまって、すまない。
[敢えて、余計な一言を付け加えて。*]
(+52) 2019/08/05(Mon) 23時頃
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[隠し事を一つずつ明かしていく>>+47 彼の目には自分はどう映っているだろうか。彼のような隠し事を自分は持たない。自分が有して隠すのは彼への思い。憧憬や憧れをひっくるめて、そうして今は食事を楽しもうか。>>+48
そうだな、と彼の言葉に頷いて]
じゃあ、ぜひ沢山食べてくれ
[作り過ぎたぐらいなんだ。と 彼がサラダとチーズをつついたのを待ってから、焼きたてのパンを渡そう。小気味よい音をさせて食事をするのをじっと眺めながら自分もパンを口に運ぼう。もう一枚と強請られるのなら、再びオーブンを動かして、少し待ってくれと出て。
また彼を観察する事にしようか。 シチューを掬い、食べるのを見るのも楽しく。目を輝かせる姿に良かったと安堵を浮かべた。美味しそうに食べてもらえる。こんな倖せな事はあるだろうか。今まで一人で済ませてきた食事に戻るのがどこか寂しい気もして]
(+53) 2019/08/05(Mon) 23時頃
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[窓際から吹き込む潮風がやたら冷たくて、 首裏にじっとりと汗が滲んでいるのを自覚した。
飲ませ過ぎたか、と判断してももう遅い。 ──元よりそのつもりだったのだから。 酔わせた後のこと、までは考えていなかったが。
どうやら随分と愛らしい猫を被っていたらしい。 確かに三歳児に聞かせる話ではない、否、まだその方がいい。聞かせたくないのは目の前にいる彼だけなので。]
──…トレイル君…?
[結局は根負けしてしまったわけだが。 呆れ、軽蔑、幻滅。 さて、どれが飛んでくるやら。 半ば開き直ってはいるが、こっちだって胸が痛む。 告白するつもりなぞなかったが、こんな形で失恋したくもない。]
(+54) 2019/08/05(Mon) 23時頃
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…ああ、そういうものだ。 ん、サイラス……。
………。
[ワインを飲んだ後は、シャーベットを冷蔵庫から出そうか。と考えつつも彼の言葉を聞き一瞬固まったのは>>+49彼の言葉に少しばかりちりっと胸の奥が焦げた感触を味わったせいだ。
―――彼の友人を羨ましがたときと同じように 其れを飲み込むようにワインを飲んだ]
(+55) 2019/08/05(Mon) 23時頃
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…それは楽しみだ。 ありがとう、いくらでも言ってくれて。
…くすぐったいのは、諦めてくれ。
[自分は、こんな人間だっただろうか。 勿論と彼が触れるのを赦してくれることに歓びを感じている。ただ其れだけで嬉しいはずなのに…。シチューのおかわりを願われるなら、まだデザートもあるんだが。と苦笑にも似た形を浮かべ。
でも食べれるというのならシチューを掬い
自分はそのままスプーンを置いて>>+50彼の食べっぷりを観察しよう*]
(+56) 2019/08/05(Mon) 23時頃
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[暫し無言の後。 何か呟いたように蠢く唇は、喧騒の中で聞き取れず。
軽く腰を浮かせれば容易く届く対面。 状況が飲み込めず、襟に伸びる指に反射で身が竦む。 間近に迫る碧眼から、籠る熱気から、濡れた唇から 逃れるように視線を外し、顔前を手の甲で覆う。
鼓膜に叩き込むような低音に背筋が震えた。 責められる謂れなどないのに、言葉が出てこない。
何を莫迦なことを、と。 咄嗟に訂正できなかった時点で答えは決まっている。]
(+57) 2019/08/05(Mon) 23時頃
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/* 駄目だな…メンタル弱っている。
(-47) 2019/08/05(Mon) 23時頃
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[>>+44サガラに身を任せたまま。 心音と風の音ばかりがやけにはっきり聞こえる中。 彼の声が、耳に届く。
ずっと、そんなふうに思われてただなんて。 気付かなかった、気付けなかった。 もしもっと早くに、彼に語りかけていたならば、もっと早く、こんな風にできたのだろうか。]
─────素敵、なのは。
サガラさん、の、ほうですよ。 初めて会った時から、ずっと、気になってて。 たまに、お店の前を通ると、真剣な眼差しで、木と向き合ってたりして。 それだけじゃなくて、優しげに人形を見つめてる時とか。
……正直、嫉妬したことも、あるんですよ。 人形相手、に。
(+58) 2019/08/05(Mon) 23時頃
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/* みんな告白していくーー 俺?告白できるかな(めそらし……
(-48) 2019/08/05(Mon) 23時半頃
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/* メモがおそかった!!!
(-49) 2019/08/05(Mon) 23時半頃
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[ゆっくり、丁寧に縁を整えた指が予想外の動きを見せて、 逸らしていた顔を、彼へと向け、瞠目と共に息が詰まる。 直に触れていないのに、その指が孕む熱に焦されそうで。]
……そういう君は、 別に男が好きなわけじゃないだろう
[齢60近い己が、彼の言動の根底を理解できぬ筈もなく。 数拍遅れての返答は、抵抗というより反抗──より、 どこか拗ねたような色。
振り払えばいい。莫迦にするなと怒ればいい。 君も私を金で好きにしたいのか?と詰れば屹度。
今なら屹度、まだ間に合う────。]
(-50) 2019/08/05(Mon) 23時半頃
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− 四週目の丘の上 −
[怪我や病気はそりゃして当たり前だ。 判っていた事だがあっさり肯定されると>>22 何とも言えない心持になる。 正直に教えてくれたことを感謝するべきか、 僕の知らないところで同じことが起きるかも 知れないという恐怖を感じた事への 憤りと、どちらの気持ちが今の僕なのか。
悩んでも天秤は傾かない。
どちらも同じ僕の真実の感情だ]
(32) 2019/08/05(Mon) 23時半頃
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いやいや、その『次』はいりませんよ。 ならない様に気を付けてください、まず。
……船に乗ったら、音信不通になるんですか?
[一体いつの時代の人なのだろう。 もしかしてこの人三桁くらい歳が違うとか? そんな想像が浮かぶ反面、僕も彼の連絡先を 知ろうとしなかったと気付いて]
一期一会、みたいですね。
でも僕は。
(33) 2019/08/05(Mon) 23時半頃
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[────彼と己の間で。 予防線の様に遮る二の腕は微かに震えただけ。
みっつ目の釦は外れ、理性の箍もそろそろ危うい。]
(-51) 2019/08/05(Mon) 23時半頃
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あなたと何度でも出会いたい。
(-52) 2019/08/05(Mon) 23時半頃
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年の差とかは、考えたこと、なかった、けど……。
考えてなかったのは、たぶん、勝手に……諦めてたから、というか。 たまに会えるだけで、いいと思って、た、から……。
……ばか、みたい、ですね……。
[>>+46小さく肩を震わせての声は、泣き笑い。 ずっと、勝手に、悪いほうに思い込んでただけだなんて。]
(+59) 2019/08/05(Mon) 23時半頃
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[連絡手段の無い昔は一度港を離れたら 再会の約束だけを頼りに心細く、心強く 生きていたのだろう。
昔の人はなんて強くて優しいんだろう、 僕には到底出来そうにない。
この出会いが一期一会になってしまうなんて 我慢出来ない。 彼の家は此処にあって、錨であって、 この時期に帰って来ると約束してくれたとしても]
そう言ってくれると、描いて良かったと ガッツポーズが出ますね!
もっと一番がいっぱいもらえるような 絵を描きますからね。
(34) 2019/08/05(Mon) 23時半頃
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[小さなキャンパスに込められた海と空と オリュースの街並みが彼の一番になった>>23 その一言でキャンパスの価値は僕の中で 計り知れないものになる。
また絵を描くからと約束したら 彼はまた帰って来てくれるだろうか。 そしたら僕の絵も彼の錨となれるのではと 淡い期待が胸に温もりを産み、 全身を駆け巡る。
金銭や物品に代わるものではない。
彼の言葉だけでもう十分なのに、彼の厚意に甘えて 少しだけ大胆な願いを求める]
(35) 2019/08/05(Mon) 23時半頃
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グスタフ、さん……。
[ラム酒をちびちびと舐めていた唇が 僕の名を呼んだ彼を呼ぶ>>25 目元に刻まれた皺まではっきり見える距離に アルコールで焼けた息を吐いた]
(36) 2019/08/05(Mon) 23時半頃
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グスタフ……さん。
[海に抱かれる。
海から吹く風が香りを運んで来ることもあるが、 僕を包むこの香りを僕は知らない。 熱くて逞しくて頬で感じた髪は到底柔らかいとは 言い難く、潮の香をたっぷりと孕み、 それでいて相手は男だとはっきりと判る髪質。
同性だと判っているのに、吸い込んだ 彼の香りにくらり、と酔った]
(-53) 2019/08/05(Mon) 23時半頃
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はい。 [守るからと誓われた約束>>29 一瞬、何を約束しただろうかと時間が止まったのか 過ぎてしまったのか判らない時間の後。
彼の言葉に我に返り、おおっ!と声を挙げる]
大人の味をいっぱい飲めるっていいですね。
他の皆より一足早く少し格好良い大人に なってみますよ。
[多種の酒が呑めれば大人、と言う考えが そもそも子供なのだが指摘されなければスルーだスルー。
それより今はプリンとラムと、流星が大事]
(37) 2019/08/05(Mon) 23時半頃
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来週は、運命の星が流れると良いですねぇ。
[最後の一口を食べてから、また来週出会う事を 疑う事の無い言葉を口にした。 もう後何度ここで会えるだろう。 それが終わったら、次は来年になってしまうのだろうか。
どれだけゆっくりプリンを食べても、 ちびちびと酒を味わっても。
朝が来れば別れる時間だ]
(38) 2019/08/05(Mon) 23時半頃
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今日は僕が見送っても良いですか?
[先週は彼に見送ってもらったから、 今度は僕がとその背を見届けたいと言ってから。
来週は、その次は。
同時に別れるのだろうか、それとも。
星の糸が紡ぎ終えるのが近いと 気付いた瞬間、もう少しだけ長くと願う想いが 彼へ呼び掛ける]
あの、今度はマーケットで一緒に買い物して ここに来ませんか?
[さすがに待ち合わせ場所と時間は決めたが、 会えなくても、ここで、と付け足した*]
(39) 2019/08/05(Mon) 23時半頃
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[続く一言に、再び言葉を失う。 軌道修正のポイントをすべて通り過ぎ、終点に到着したことを告げるような音が卓の周りに響いた。
喧嘩か?と密かにざわめく喧騒も、どこか遠い。]
俺だけが、って、きみ……ちょ、……
[静かな啖呵に、碧眼の揺らめきに、ひとまず落ち着かせようと伸ばした腕は、呆気なく攫われる。 酒量といい、常にない態度といい、間違いなく酔ってはいるだろう。が、店員を呼ぶ声は明瞭だ。もしかしたら顔や声に出ないだけで、既に酩酊しきっている可能性もあるが。]
(+60) 2019/08/05(Mon) 23時半頃
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……でも。
いま、おれ。 すごく、嬉しい、です。
ずっと、サガラさんのこと、思ってたから。 だから星にも、こっそり、願おうかって思ってて……。
[ようやく上げた顔には、たぶん、涙の跡まであって、お世辞にもいい顔とは言えないもの。 口元は弛んでるし前髪ぐしゃぐしゃだしで、たぶん相当だらしない。 けれど……]
おれ、サガラさんのこと……すき、です。
[とても、幸せな笑みだってことは、伝わるといいな**]
(+61) 2019/08/05(Mon) 23時半頃
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/* やーーー。ヒイラギの反応ににやにやするね!
(-54) 2019/08/05(Mon) 23時半頃
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[シチューを食べ終えた後の片づけを。 その後でゆっくりシャーベットを食べるのもいい。洗い物をしている間に彼が古時計の点検をしてくれるというのなら其れを任せ。
自分は背を向け、洗い場に向かった。 途中、何度か振り返り。 その姿を盗み見て>>+51しまったのは仕方ない事だと思う。真剣な姿を見ると胸が熱くなる。何かに真剣になる事。本当に好きをやっているのだと感じさせるその背は自分にはないものだ。
いや、自分は諦めてしまったものか]
(+62) 2019/08/05(Mon) 23時半頃
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[だからこそ、憧れるのだろう。 カランと音がなり、洗っていたお玉が落ちる。彼を盗み見るどころか、じーっと見ていたと慌てて、その後は泡を立て食器を洗うことに集中しよう。規則正しく動く時計の音だけがいやに響く。
――右手で時計を撫でた彼の顔を思い出して。 気が逸れ、もこもことした泡が少々大きくなりすぎたが]
(+63) 2019/08/05(Mon) 23時半頃
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[何とか無事に洗い物を済ませ。 この後はゆっくりシャーベットを食べながら話でも。そう思いながら時計の点検を終えた様子の彼に近づいていったが。
その彼から、差し出されたものに目を見開いて>>+51]
……あ、あ。そうだ。
[彼の処に忘れていたんだった。 その事を思い出せば、眼鏡を思わず抑え、すまないとその原稿を受けとろうとしたが、続く一言に固まってしまった。ピシッと音がするようだ。少し見たって、……待ってほしい。
見たのか、いや、見ても大丈夫なはず]
(+64) 2019/08/05(Mon) 23時半頃
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………見た。
[見ても大丈夫なはずだ。 そう其れはただの題名だ。何度も消して見えなくなったはずの。うっすらと残っていてもきっとばれやしない。『恋』という文字が見えても。
擦れきった『時計屋』の文字はきっと]
いや、恥ずかしい。 大の大人が、……恋だなんて。
[墓穴を掘った気がする。 原稿をようやくと受け取れば其れを直ぐ近くのテーブルの上に置き、眼鏡を何度と直した。ズレてもいないのに、何度と動かし。それから、いや、私の事ではないんです。と言い訳をして]
(+65) 2019/08/05(Mon) 23時半頃
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