268 オリュース・ロマンスは顔が良い
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ええ? これ水みたいに飲む人がいるですか?
[信じられないと何故か彼を 怪訝そうな目で見つめてから教えられた通り、 猫が水でも飲む様に舌先をゆらりゆらり揺れる 水面にぺろりと着けて、一滴掬って味わった]
これ舐めた後、ビール飲むと苦みが 引き立ちますね。
でもこれはこれで美味しいかも。
[一気に味わえない分、長い時間を掛けて飲める。 その間は彼と一緒にいられる時間だと 大切に小さな杯を両手に収めたまま思案した]
(11) 2019/08/05(Mon) 01時半頃
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……船に……乗ってみたいです。 丘の上からこうやって星を見れたから。 船の上で星を見てみたい。
[港に停泊している船でも部外者の僕が 乗船することは出来ないだろう。 判っているからこそ、彼が悩む前に 次の約束を口にする]
あ、今じゃないですよ。 ちゃんと正規の手続き踏んでから 船に乗らないと怒られるどころか逮捕されますから。
[今のは先の話だから安心して、と笑って]
でもグスタフさんとなら、 どこまでも船に乗って行けたらって思えます。
[何度か酒をぺろぺろと舐めて酒の勢いだと 誤魔化そうと至極ご機嫌に返礼を付け足した]
(12) 2019/08/05(Mon) 01時半頃
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――――っ、
[さがらさんが すき です]
[その音を耳が受け取って、脳に到達した瞬間、呼吸が止まった]
(+16) 2019/08/05(Mon) 01時半頃
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じゃあハグしてください。 次もまた会える、来年も。 また無事に帰って来てくれるって 約束のハグ。
[実際に彼の体温に触れたら死んでしまうかもと 思うほど鼓動は早くなり、体温は上がると 判っているのに、つい口走っていた]
(-14) 2019/08/05(Mon) 01時半頃
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マーケットが終わるまで、 色んなお酒、教えてください。
グスタフさんが大人になるまでに 知ったお酒僕も飲んでみたい。
[同じものを呑んだからと言って、 彼になれるわけでも大人になれるわけでもないが。 彼の欠片の一部でも知る事が出来るなら、 キャンパス1枚くらい安いものだ**]
(13) 2019/08/05(Mon) 01時半頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2019/08/05(Mon) 01時半頃
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なんで、はさっき聞いたか。けど、ええと。
[何が起きているのか、今さらになって混乱している。 告白めいたことをしたのは自分からなのに、それ以上のものが返ってきて大混乱だ。 脳への処理負荷が大きすぎて、嘘だ、と反射的に否定したがる思考が巡る。]
そ、れはさ。その、 好きって――好き、って意味、でいいんだよね。
僕のことが好き、 っていう。
[改めて口にしたらとんでもないことのような気がして、確認には大きな間が空いた。 相楽さんが好きです、なんて、長い人生の中でもそうそう聞いたことがない。 自分はどちらかというと惚れっぽい方で、けれど伝えるのに臆病になってばかりでいたから、こんな色めいた会話になったことがほとんどないのだ。]
(+17) 2019/08/05(Mon) 02時頃
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[否定されれば、たぶん人生で一番つらい失恋だが納得もできる。 いやそんな意味ではなくてただの職業人としての憧れですと言ってもらえれば、自意識過剰を恥じてそして浮かれたことでこちらの真意を知られて、永遠の蕾は咲かずに枯れるだけだった。
けれど、もし肯定が返ったなら。]
そう、かぁ……そうかぁ〜〜〜〜…………
[天振り仰ぎ、いっそ脱力するような体で、額に手を当てた。 今までの自分が全部、全部滑稽に思えた**]
(+18) 2019/08/05(Mon) 02時頃
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/* 別に平日だし全然おかしいことじゃないんだけどこれでログが止まってるのいたたまれなくていたたまれなくて心がしんどい
(-15) 2019/08/05(Mon) 14時半頃
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─屋根の上─
[見逃したと言って謝る相手>>4:+120に、笑った。]
ンじゃ、1個。
見つけた数、オレの勝ち だな。
[勝ち負けも何もないけれど。 冗談めかして誤魔化せば、この、妙に心ざわつく感情も落ち着いてくれるかと。…思って。]
(+19) 2019/08/05(Mon) 17時半頃
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いンや、オレも見ただけで終わッちまった。
次? わーーーッた。 いーぜ。
[少しムキになったみたいな口調が楽しい。 ヒイラギの提案に頷いて、視線を再び星空に戻した。
流れ星に願い事。 子供騙しみたいなささやかなオマジナイ。
その癖軽く流すことが出来ずに。 何を…願ったらいいかと。 少し真剣に考えてしまったのは、きっと。
一緒に発表しようと。 強く願ってほしいと。
隣の彼が、言ったせい。]
(+20) 2019/08/05(Mon) 17時半頃
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[待ちかねた末に流れた星は、…長く、強く。 意識の奥に一条の眩い残像を残して、ただ真っ直ぐに煌いた。]
………
[消え去った後の静寂に、静かな声>>4:+122が響く。 ヒイラギの願いが夜を震わす。]
(+21) 2019/08/05(Mon) 17時半頃
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え…………?
なん で、
……ッ
[驚きで言葉が詰まった。なにが、どうして、]
(-16) 2019/08/05(Mon) 17時半頃
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[握り締められた手を、反射的に振り払って半身を起こし。
翻した身体の勢いそのまま── ヒイラギを馬乗りするように跨ぎ、自分の両手で、相手の手首を屋根に縫い付けるかたちで押さえつけた。]
…… ハ …ッ
[激情が荒い息になって零れ落ちる。]
(-17) 2019/08/05(Mon) 17時半頃
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アンタがどうしてそんなこと願うンだよ!
いや頼りないとかそーいうンじゃなくて。 一緒に居たいって、 こんな風に会うようになってまだ2回目なのに
[あの店で、ずっと目を放せず見惚れて居たのは自分だけだった筈なのに。]
訳わかン ねーし…
[次第に声は力を失って。 語尾が、揺れる。]
(-18) 2019/08/05(Mon) 17時半頃
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[引き締まった体躯をしているとはいえ、相手は簡単に押さえつけることが出来るくらい華奢なのに。 手首も、指も、細くて。ごく普通の青年といった風体なのに。 どうしてこんなに──彼の言葉は強く響くのだろう。]
オレには… そんなこと言われる資格なんてねェよ。
[ヒイラギの顔が近い。 オレンジ色の瞳をずっと見下ろしていると、真っ直ぐに澄んだ綺麗なものに吸い込まれそうな錯覚に陥る。
瞳に宿る意思の強さ。 その煌きが… 暗い場所で生きる自分にとって、オヒサマみたいに眩しい。 日陰の路地で建物の隙間から見上げたあの陽の色と重なって。
… 胸の奥が苦しい。
嗚呼。きっと。 …だから。]
(-19) 2019/08/05(Mon) 17時半頃
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[だから、初めてその顔を見た時から 目を 心を──── 奪われてしまったのだ。]
(-20) 2019/08/05(Mon) 17時半頃
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[しばらくの間を置いたのち。]
……あのさ。 オレのことどんな風に思っているンだかしらねーけどよ
[息を吸う。 そうして腹の底の黒いモンを吐き出すように続けた。]
普段はスリやってんの。 犯罪者。 アンタとは… 住む世界が違うンだよ。
[指の力を緩める。 幻滅したか?…なんて自虐気味な笑みを添えて。]
(+22) 2019/08/05(Mon) 17時半頃
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だからよ。 ホントは、多分。
あンまり関わりすぎねーほうがいいの。
[身体を起こして、立ち上がる。 屋根に寝転がったままのヒイラギを見下ろしたから、願い星が流れる星空はもう視界に映らない。]
(+23) 2019/08/05(Mon) 17時半頃
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[──────でも。
星はもう流れた後で。 願いも…紡いだ後だ。]
…
オレがさっき願ったのは
アンタと 来週もまた会えたら って……
[距離を置いた方がいいと理性が諭す一方で、 本能に近しい欲がじわりと溢れる。**]
(+24) 2019/08/05(Mon) 17時半頃
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/* うふふシーシャだ シーシャかわいいんだよな
猫もふもふさせてもらいたい
(-21) 2019/08/05(Mon) 17時半頃
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[そして。溢れて止まらなくて。 …伝えてしまいたくなる。]
ヒイラギ。…アンタに
ッ、
嫌われたく ない …──── って。
[掠れた息遣いで吐き出したのは。 相手の幸せを願うなんて高尚さのカケラもない、身勝手な願い事。**]
(-22) 2019/08/05(Mon) 18時頃
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[話の途中までは一人で行くものと思って聞いていた] [こんなことを思っては失礼ではあるが] [彼が生存できる環境ではないと思っていたから] [先方との面会を断っていたと聞いても] [でしょうね、とフォローすることなく頷いたり] [だから、思い切り意外そうな顔をして]
え、ザーゴさんも行くんすか? あ、あぁ、なるほど…………。
[荷物持ちなら苦もないけれど] [汗だくで動けなくなったら抱いてかえる助手>>4:164] [なるほどこれは面倒かもしれない予感!!??]
ですよねー。 今のとこ、俺だけなんでしょ? ザーゴさんが触わられても一応平気な人間って。
[苦笑いを胸の内に隠し、腕組みしてひと思案]
(14) 2019/08/05(Mon) 18時半頃
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[どんだけ暑いかわからないが] [またあんな事になったら俺フォローしきれないかも?] [いや、でもさすがにそこまでは…ないと] [えーまじで?本当に?] [頭の中でいろんな己の本音が飛び交うけれど]
[けど、やっぱ勿体ないないよな] [さっき言いかけてやめた言>>4:140で思考は止まる] [あんなふう>>3:62に笑えるのに]
[ほろ酔いだったかもしれないけど] [初めて素手を取ったあの夜の笑顔は――] [まあなんだ] [ぐっとくるものはあった、し]
[彼が普段からああいう風に笑えるようになれば] [きっともっと楽しく生きられるんじゃないかな、って] [余計なお世話かもしれないけれど]
(15) 2019/08/05(Mon) 18時半頃
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しょーがないっすねー。 じゃぁ、お試しの見習い助手ってことで。
てか、ザーゴさんあんとき俺が従者っぽくしたら 超嫌がってませんでした? 助手ならいいの?
[正直なところ、何が違うのかよくわかんない] [けどまあいいか]
なーんつっても、 まずは退院してからっすけどね。>>4:158
[深夜の甘いホットケーキ] [いつもやらないことをやるのが隠し味かも] [んまかった]
(16) 2019/08/05(Mon) 18時半頃
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[その夜、店を出る前に]
ねね、ザーゴさん。 これ、俺のプライベートの連絡先と、アドレス。 前に渡したのは、仕事用だから。
[今までも、連絡をもらった時に] [はい便利屋ですって、出てたはずだ] 今度からは、なんかあったらこっちにちょうだい。
[渡した連絡先は] [配布チラシ兼用に印刷された紙ではなくて] [テーブルの上のナプキンにメモ書きしたものだ]
(17) 2019/08/05(Mon) 18時半頃
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-- その後の幕間 --
[己の身体の事は己が一番よくわかってる] [大丈夫だから早く退院させろ] [威勢よく訴えたものの、やはり思うより傷は深かった] [再度検査して、感染症の疑いがないことがわかり] [入院してから2回目の週末を迎える少し前に] [晴れて不自由な生活に別れを告げることができた]
[帰るなりいつも以上に構えとまとわりつく巨猫] [片手で喉元をわしわししながら] [反対の手でメールを打った]
”今日退院して、家に戻って来ました。 色々気を使ってもらっちゃってすんません。 そういや、もう一か月くらい経ってますけど ザーゴさんいつまでこの街にいます? もし、今週末もいるなら 深夜の買い物に付き合ってもらえません?”**
(18) 2019/08/05(Mon) 18時半頃
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/* あらんヤニクだ 大丈夫かしら ここなんか両片思いって言うか 両片思いなんだけどふたりで少しずつお互いを好きになっていってる感じ見ていてとてもすき
(-23) 2019/08/05(Mon) 18時半頃
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─ 平日 ─
[あれから、病院への夜の見舞いには行かなかった。 翌日から軽く熱を出したのだ。風邪症状は何もなかったから、たぶん脳がストレス過多で暴走状態、つまり知恵熱だ]
う……
[その場の熱量だけで何か色々と決意してしまったが、無理じゃないのか] [無理じゃないか] [自分自身が何を望んでいるのかよくわからないし] [それにヤニクが何を欲していたかすらわかっていないのでは]
[触られても平気な人間は彼だけ>>14 そうだ、と即答した後6秒くらい考え直したが、そうだ]
[従者は嫌だけど助手ならいい>>16 だって君が嫌そうな顔をしたんだ。スイート・スチュワードが迎えに来た時 助手は……助手はなんか、バディぽさがあるだろう]
(19) 2019/08/05(Mon) 19時半頃
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[冷房と除湿の効いたホテルの部屋。 シーツもパジャマも換えるのが面倒だからと、柔らかなパイル地のバスタオルにくるまってうとうとする。 首や額にかいた汗が我慢できなくなったら風呂まで行ってぬるめの水風呂に潜り込み。 体を拭いて、2枚のタオルをランドリーボックスに放り込んで次を手に取る。
リビングに戻ると、臨時秘書のジャーディンが赤い付箋のついた書類を枕元に置いていく。 「ノーパンでうろうろなさらないでください」の注意つき。 派遣のジャーディン君は優秀だけどわりと目が怖い。 乱雑になっていた部屋は完璧に整理整頓されていた]
も。むり…頭まわらん
[泣き言を奏上すると、ジャーディン君はにこりと笑って、喫緊のメールと電話以外は繋がないよう対応すると言う。 でも目が笑ってない。 秘書だから…執事じゃないから…この厳しさが必要……]
うぅ……
[よろよろバスルームへ戻ろうとして、素足の小指を家具の角にぶつけ、ぶにゃー、悲鳴を上げて蹲る] [そんな週明けを過ごした]
(20) 2019/08/05(Mon) 19時半頃
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─ 退院の日 ─
[渡された連絡先>>17はその場で覚えてしまったが、ナプキンはハンカチに挟んで引き出しに仕舞われている] [送られて来たメール>>18への返信は数分後]
“退院おめでとう 流星群の極大まではいるつもりです
買い物 いく。 待ち合わせは ── ”
[音声入力で返信を送り終えると、がばっと立ち上がった。 風呂に入ろう。 風呂に入ってエネルギー補給して仕事をしなければ**]
(21) 2019/08/05(Mon) 19時半頃
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