263 ― 地球からの手紙 ―
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[なぜ「発明」を続けているのかって?
だって、そこにいる住民の笑顔を見ることが 若者にとっては一番の喜びだったから、なのです
……… それはテクノロジーの発展の最初の動機、 みたいなものだったからかもしれませんね。]**
(9) 2019/04/22(Mon) 21時半頃
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[あれから きょうがおわって また きょうがきました。 けとーぅとぅのところには もう おへんじきませんでした。]
まだおとな なてなかたのかな?
[ほんのたなを さがしました。 はなのあいだを さがしました。 ぶわわこんかなて まてました。 でも やぱりおへんじ きませんでした。]
(10) 2019/04/22(Mon) 22時頃
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【おてまる】 けとぅーとぅからの おてまるです。
ぶわわ いつもおてまる とどけてくれて ありがとう。 いろんなとこ はしたりして こけて けがとか してない?
けとぅーとぅのとこ おてまる こんくなたけど ちゃんとおとななて ちゃんとおへんじかけるようになったら
また きてな。
(-6) 2019/04/22(Mon) 22時頃
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[鞄から取り出したのは、クッキー。 可愛らしい手紙に添えられていた贈り物]
これ、頂きものだけど、少し食べてみないかい。 クルマの中で食べてみたけど、とても優しい味で、気持ちが落ち着くんだ。
[お茶を頂きながら、手づくりの味を楽しむ。 それから、ほっと、ひと息ついて]
じゃあ、相手の方には、私から一度話をしてみよう。 それと、うん、そうだね。 君から、手紙を書いてみるのはどうだろう。
言いたいこと、思っていることを、一度文章にしてみるといいかも知れないよ。 私が、それを届けにいこう。
[もめ事を解決するために、まずは。 互いの意図を正しく伝え合うことが必要だと思った**]
(+3) 2019/04/22(Mon) 22時頃
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[はぱにおてまる かきました。 きっとぶわわに とどくおもいます。]
けとぅーとぅ。 イワ/┐。 ∧ザー●ジーノレ。 `/ランヅЧ。
[はぱにかこうとおもたら おとなが もうなつになるから はぱつかちゃだめよー ていうので さくらのきのねこに ちいちゃく かきました。]
(11) 2019/04/22(Mon) 22時頃
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もじは むずかしな。
[おてまるおへんじ こなかたのは けとぅーとぅが せんいぱいのもじ かけないから よめないて おてまるしてくれなかたかもしれません。 だから けとぅーとぅ もともともじべんきょして またおへんじ もらえるように がんばろなて おもてます。]
(12) 2019/04/22(Mon) 22時頃
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/* へんじかきたい相手が全員はかしただと気づいたときのかお
今日まるまるもりもりをゆうせんできいてけとぅーとぅのことおもいだしてたよね・・おてまるかわいいかよ・・・
(-7) 2019/04/22(Mon) 22時頃
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[船は星の海を行く。 行き先は慣れた星で、途中ふたつばかり星を経由していく。次の目的までは自動操縦で、離着陸の時だけ手をかけてやればいい。 夜勤の者だけ残し、船員たちは皆自室に戻っている。 イワノフはいつも通りの日誌を打ち終え、さてと持ち込んだ便箋を取り出した。
妻への手紙を書こうと思ったが、書くとなれば浮かばない。艇長室。小さな写真立てに飾られた妻の姿に苦笑を向ける。
結局、その日は一行も進まなかった。
船は星の海を行く。 なにまだまだ時間はある。この仕事が終わる頃には書きあがるさと、頷いた。]
(+4) 2019/04/22(Mon) 22時頃
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[個人用の通信が届いた。 誰だと見れば家政婦からだ。何かあったら連絡してくれとは言っていたが、はて、と。
お手紙が届いていましたと言うメッセージ。 手紙の差出人はこちらです。 お急ぎの手紙でしたらと思って連絡しました、との事。
宛名を見て、目を細める。
家政婦には帰ったら返事をするから大丈夫と伝えて置いた。返事をするには家政婦に開封してもらわねばならんが、それはいやだったから。 自分の手で開封し、読みたかったから。
彼らに返事を待たせてしまうのだけは、申し訳ない。]
(+5) 2019/04/22(Mon) 22時頃
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[地球に戻ったら種を植えよう。 届いた手紙を読もう。自分も手紙を書こう。 また紙の本を読むのもいい。領主殿の領地にも行きたい。 そして、妻の事を誰かと話したい。彼女がまだいるのを確認したい。
やりたい事がたくさんあるのは、とても嬉しい。
いいものだなと思った。]**
(+6) 2019/04/22(Mon) 22時頃
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[おへんじ たくさん けとぅーとぅー とてもうれしかたから。]
また おてまるくるといいな。
[そのときのために もじいぱい べんきょしよなて おもてます。]**
(13) 2019/04/22(Mon) 22時頃
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[誰かに届けるために神様が集めた手紙の中に、その一枚はなかったはずだった。 何度も、何度も、最初にもらった手紙を読み返しているうちに、気づけばそれは足元に滑り降りてきた。
しーさーはその周りをまわった。 何度もまわった。 願いに返された、願いに触れた。 爪はそうっと触れて、ほとんど痕を残さない]
(14) 2019/04/22(Mon) 23時頃
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エピローグは仕事がつまってて来れないと思うのでこちらで。 Somosomoです、こんにちは。楽しそうだなと思い、おじゃましました。 お手紙をやりとりさせていただき、ありがとうございました。
(-8) 2019/04/22(Mon) 23時頃
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ケトゥートゥさん、お返事できなくてごめんなさい。 この場合どうしたらよかったのでしょうか……。
(-9) 2019/04/22(Mon) 23時頃
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[蛇はお腹が減っていなかった。 雨宿りできるだけで十分だった。 雨がやんだら、ふかふかの土を作るためにミミズが出てくるから、それを食べるつもりでいた。
ふかふかの土の上に落ちた種は雨が嬉しかった。 次には太陽が恋しくなった。]
(+7) 2019/04/22(Mon) 23時頃
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[いろんなものが、彼らなりに真っ直ぐ生きていく。 たまに交差する。 交差すればカドが生まれる。
それを、いいな、素敵だな、と憧れを募らせていた。 きっとこれからも、憧れを追いかけて多様な営みの中にとけこんでいる。]
(+8) 2019/04/22(Mon) 23時頃
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[次は誰にカドの話をしようかな、なんて、ちゃっかり思うなど。]
(+9) 2019/04/22(Mon) 23時半頃
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[世界の全てを見たことなどありはせず、 ありのままを信じる程無垢な年頃は過ぎた。 そんな少年が不可思議を不可思議のまま受け止めたことに、 もしどうしても理由を必要とするのならば その名前を挙げる以外に選択肢は無いだろう。]
(+10) 2019/04/22(Mon) 23時半頃
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[彼が今横たわり見上げているのは、 患者のベッドそれぞれに取り付けられたスクリーンだ。
とある存在を特集した番組は、 大勢の観客を前にスポットライトを浴びる人型を映している。 作り物の如く整った容姿は、性別の堺すら曖昧にしている 周囲に漂う光の粒子と電脳めいた立方体。 その者は、そこに在りながらどこか幻めいて薄らぐ姿を持っている。
アナウンサーの解説がイヤホンを通じて少年に届く ────「テクノロジーが生んだ新時代のアイドル」と。]
(+11) 2019/04/22(Mon) 23時半頃
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[人間でもアンドロイドでも無い、 語る全ては誰かが考えたのではなく、それ自身の言葉 自ら思考し行動しながらも実体すら必要としない ファンがそこにいれば何処にでも現れることが出来る。
この数日間少年の身に起きた非現実とその存在は、 科学で説明がつけられるか否かの違いしかない筈だ。]
(+12) 2019/04/22(Mon) 23時半頃
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[痛みも忘れたように食い入る視線は常のこととしても 其処にここ最近見せていた憂いが滲まないのは、そう
不可思議が運んだ誰かの想いのお陰に違いない。]*
(+13) 2019/04/22(Mon) 23時半頃
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/* そわそわ
(-10) 2019/04/23(Tue) 00時頃
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[そこには願いがあった。 そこには、言葉があった。 それを「こえ」と呼ぶのにはまだ躊躇いがあって、 「祈り」を口にすることにも、文字にすることにも、 勇気が足りなくて、
それでも、しーさーはその二通を「きれいなもの」の一番最上位におくことにした。 どこにあるかわからない心の中の、最上位。 一等、一番、そういう、不確かな存在として]
(15) 2019/04/23(Tue) 00時頃
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