281 緋桜奇譚−忌−
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炉の番 チトフは、メモを貼った。
2020/10/07(Wed) 20時半頃
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ごめんねテロじゃないんだけど!!
しぃちゃん。この子はチトセノフって言う名前でチトちゃんっていうの。私の友達。修行中の御山の気狐でね…
[と、出会いから説明して紹介しようかと思ったけど、チトセが自分で言うかもしれないと残りは省略するだろう]
きっと二人とも仲良くなれると思うの!
[こんな時だけど、友達になってくれたら嬉しい。例え>>24お互い殺気を放っている場違いだろうと、ナツミは焦りつつも明るく語る*]
(26) 2020/10/07(Wed) 20時半頃
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待って。 私、爆発物を投げられた上に着火までされたわよね。
きっと私じゃなかったら。 今頃、冥府の門をくぐってると思うんだけれどなあ?
[仲良くなれるといわれたが。 それは難題ではないだろうか。
少なくとも、こうやってテロに遭ったわけだし。]
……っ
[そう言っている間にも。 炎の矢は降り注いでくる。
目の前には狐火の壁。 ならば取る手は。]
(27) 2020/10/07(Wed) 21時頃
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雨の宮より来たれ。
穢に満ちたこの世界へと降り注げ。
私を全てを
――浄化せよ!
[まるで儀式に使う榊のように。 雨叢雲を構えると。
六道珍皇寺へと雨が降り注ぐ。 とは言え、狐火を消しきれるものでもなく。]
千年……ねえ。
(28) 2020/10/07(Wed) 21時頃
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面白い!
[雨が気配を消してくれるだろうと踏んで。 壁を切り裂いて正面から突撃をかけていた。
刹那。 炎の咆哮は飛んでくるだろうが。 そのまま最短距離で駆け抜けて――チトちゃんへと一直線に刺突を繰り出していく*]
(29) 2020/10/07(Wed) 21時頃
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“しぃちゃん”ならそう簡単には壊れないと思ったからね!>>7 身体を裂いても蜘蛛が出てくるだけな気がするなぁ!
[あの身体から自分と同じ位の蜘蛛が出てきたら。 建物の上でお散歩とか面白そう。
そんな事を思いながら構え、眼前の敵に集中すると、祝詞のような声が聞こえる。次第に降ってくる雨。>>28
浄化せよって言った!?酷いなぁ! こっちも(一応)穢れを祓う火なのに!穢れあつかい! 内心怒りながらも炎を溜めてる口ではお喋りが出来ない。]
(30) 2020/10/07(Wed) 22時頃
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[雨で気配が追い辛くなったが、壁が切り裂かれた。 それを合図に咆哮する。 だがしぃちゃんはそのまま突っ切ってくる。>>29
やっぱり!簡単には壊れないんじゃないかぁ!!
炎を吐き終わらなければ身体をすぐに動かす事は難しい。 ここは甘んじて刺さるしかない。 しかし酷い致命傷を負うくらいならーーーー]
(31) 2020/10/07(Wed) 22時頃
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[体に突き刺さる感触を覚える。 冷たい。そして熱い。 それと同時に爆風で折れた木々を神通力で自分達に向け飛ばす。 諸共刺さろうが気にしない。
だって針の先で突かれても死ぬ事はない。が、蟻はどうだろうか。
避けられればこちらは態勢を立て直せるはず。 共に刺さってくれるのなら、その隙にナツちゃんに攻撃の合図を出したいがーーー*]
(32) 2020/10/07(Wed) 22時頃
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妖だって人だって、弱いひとが何も感じないわけじゃないよ…。 戻ってこれても、門を開ける為に死んじゃったひと達からは恨まれちゃうよ。痛かった。苦しかった。もっと生きたかったって。
[>>22志乃にわからないわけじゃない筈だ。だって、志乃は弱いナツミを>>22戦わずに済まそうと。>>33守ろうとしてくれている。]
(33) 2020/10/07(Wed) 22時頃
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歴代の…? それはちぃちゃんのお父さんお母さん達ってこと…?
[左右で色の違う瞳が妖しく光っている。まだ隠している真意があるのかそれとも]
ううん、ごめんねちぃちゃん。 それには応えられない。私はしぃちゃんをこれ以上悪いことをさせない。
[終わるまで大人しくしていてと言外に微笑む志乃に、私は決意を持って拒む]
だから戦うよ。しぃちゃんが止まるまで私も止まらない。
[水でつくった龍が二匹、うねりをあげて志乃へと牙を剥く*]
(34) 2020/10/07(Wed) 22時半頃
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それは本当にごめんね!
[お願いと言ったのは自分なので>>27そこは強くでれない。雨の降る中、チトセと志乃は取るか取られるかの剣舞と狐火の舞を取る。しかしチトセは押され気味になり倒木をもろともと差そうとしていた。 志乃が避けるならば、そこに向けて大量の泡の光束を志乃へと吹きつける。攻撃というには弱いが、纏わりつけば動きが制限されるだろう―ーー 念のために言っておくが、決して唾とかではない*]
(35) 2020/10/07(Wed) 22時半頃
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琴弾き 志乃は、メモを貼った。
2020/10/08(Thu) 00時頃
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ふふ、そうね。
父様と母様。 無論会ってみたい相手だわ。
[その言葉に。 少しだけ気を取られながら。
剣舞を重ね。 降ってくる木々>>32に対しては。 流石に食らうわけにはいかないと、回避していたが。 その合間に水で作った龍の突撃を受けながら>>34]
(36) 2020/10/08(Thu) 00時頃
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七星拳 ナツミは、メモを貼った。
2020/10/08(Thu) 00時頃
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――ッ
[大量の水泡に包まれてしまえば。 どうしても動きは制限されてしまう。
それは隙となってしまうのだったが。]
この程度の制約で。 私を止められるとでも――
[雨叢雲を薙ぐようにくるっと一回転。 そうして水泡を払っていく*]
(37) 2020/10/08(Thu) 00時頃
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…!
[>>36狂気ではない意思を、志乃の中に見た気がする。]
しぃちゃんのお父さんお母さんは、どんな人だったの? しぃちゃんに似て優しかった?厳しかった?
[もし彼女の父母が一番の理由なら悲しいとナツミは感じた。この騒動を起こさなければ、叶うのはそれこそ志乃が冥府へと向かう時だろう]
(38) 2020/10/08(Thu) 01時半頃
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チトちゃんありがと!
[>>37泡は狙い通りに避けた志乃に当たる。チトセが誘導してくれたおかげだ。 志乃の動きは達人のそれ。少しでも制限をかけねばこちらの攻撃は当たらない。ガルムが鳴神のように勇ましかったように、志乃もまた神がった剣技を扱うのだから]
止めなきゃ、いけないの…!!
[払いのける志乃の雨に濡れた足元から圧縮された水柱を上空に向けて打ち出す。 当たれば殴られたような衝撃があるだろう。 しかし遠隔の水の操作は集中を取られ、今度はナツミは無防備になる*]
(39) 2020/10/08(Thu) 02時頃
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七星拳 ナツミは、メモを貼った。
2020/10/08(Thu) 02時半頃
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――さあ。 もう覚えていないわ。
小さい頃に向こうに行ってしまったからね。
[何があったのかは何となく察していて。
そんな話はこれ以上しても面白くはないだろうとばかりに。 緋桜が再び舞い降りる。
さらに強く。 触れれば命を吸い取る花弁は志乃を守るように浮遊して。]
(40) 2020/10/08(Thu) 07時頃
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――ぐっ
[花弁の操作をしていても。 水柱は防ぎようがなく。
直撃を何発も受けてしまえば。 相手に体制を立て直す隙を与えてしまうか。
そして、無防備になっているとはいえ。 そこを狙っていくことはせず。]
(41) 2020/10/08(Thu) 07時頃
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ナッちゃんにも、そしてチトちゃんにも伝えておくわ。
もうすぐ冥府は開く。 どうしても止めたいっていうのだったら。
雨宮志乃を倒すしかないわ。
[緋桜に乗せて。 冥府の風が流れてくる。
それは開こうとしている志乃を祝福するかのように。 力を授けてくれていた。]
(42) 2020/10/08(Thu) 07時頃
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[燃え落ちつつあった蜘蛛の巣も。 志乃の妖力が強まれば再び張り巡らされていき。
笑みを見せて彼女は語る。]
さあて、仕切り直しと行きましょうか。
[いつでも構わない。 そんな様子で剣を構え*]
(43) 2020/10/08(Thu) 07時頃
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琴弾き 志乃は、メモを貼った。
2020/10/08(Thu) 07時頃
炉の番 チトフは、メモを貼った。
2020/10/08(Thu) 08時頃
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[>>40その変化はまるで弱さを隠すようで]
しぃちゃん、それは…
[目的と、手段が反転しているのだろうか。忘れたと言いながら>>23父母と強い妖を求める姿。>>13厳しい修行を乗り越えて、強くなっただろう彼女。]
…あ゛っ 桜がどんどん力を増しちゃってる…!
[無防備になったところに追撃はなかったが、舞い散る緋桜は生気を吸いとる力を強めていて、急いで水の盾を張らなければ、そのうちに意識を刈り取られていただろう*]
(44) 2020/10/08(Thu) 16時半頃
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止めたいたい、止める、絶対。 しぃちゃんは強いけど、強すぎて自分が傷ついているのに気づいてない。
チトちゃん。私がしぃちゃんまでの道を拓くから…そのあとを、お願いできる?
[ガルムとの戦いで行使した祝詞を扱いきれるほどの力はすでになく。あとできるのは、1度だけ。それでも隙を作る程度になってしまうだろう。だから、そのあとは頼むとチトセに伝えて*]
(45) 2020/10/08(Thu) 17時頃
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/*
訳:ナツミが鉄砲玉となって志乃の隙を作るつもりです。
自分を打ち出す予定なので準備に遠隔と違ってある程度動かせますのでガルム戦のように守護は不要で大丈夫。
その後、チトちゃんには大技の用意お願いできますか?
七星拳 ナツミは、メモを貼った。
2020/10/08(Thu) 17時頃
琴弾き 志乃は、メモを貼った。
2020/10/08(Thu) 19時頃
/*
訳とはいえ要望が多いなと自分ながら我に返った(ので鳩から)
とはいえ気にせずにチトちゃんのやりたいようにやってね!
|
それは……?
ふふ、本当。 ナッちゃんは優しいのね。
[やがて井戸からは。 雲が雲海のように流れ始めて。
徐々にこちらとあちらの境界が無くなっていくようで*]
(46) 2020/10/08(Thu) 21時半頃
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[ナツちゃんの応戦にしぃちゃんが一旦離れた。>>36 剣が抜かれ、傷口からどばりと体液が出て行く。 それに続いて木々が体に刺さるーー訳ではない。 肉の体がないため物理が直接効く事はない。 だがしぃちゃんの剣は想像以上に生命を削られる。
さらに緋桜が舞う。 ナツちゃんの水の盾のおかげで防げているが、 さてーー]
(47) 2020/10/08(Thu) 21時半頃
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炉の番 チトフは、メモを貼った。
2020/10/08(Thu) 22時頃
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……貴女も強いわね。 私の一撃を受けても平気でいられるなんて。
[実際には生命力を削っているのだが。 見た目からはそれは伺えず。
木が倒れてきても刺さらない身体には便利なものだと苦笑していた。 尤も。
こちらも、まだそこまでのダメージは受けていないが――*]
(48) 2020/10/08(Thu) 22時頃
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[ナツちゃんの澄んだ目がこちらに向けられる。>>45]
…うん、わかったよ!
[ナツちゃんの願いに応えるよ。 いまだ善狐には程遠い自分。 気狐のまま千歳を過ぎ、誰かの願いを叶える力もなく、叶える力を授けられる事もない。
もう冥府が足元まで上がってきた。 時間がないね。 こちらも覚悟を決めよう。]
(49) 2020/10/08(Thu) 22時頃
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道を……ね。 ええ、かまわないわ。
2人まとめてでも。 私は一向に……ね。
[余裕の笑み。 いつでも勝てるという慢心とも。
遊びは楽しいほうがいいとも取れる。 そんな様子で笑っていて。]
(50) 2020/10/08(Thu) 23時頃
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[空に向かい声を上げる。 低音と高音の混ざり合う遠吠えは天を切り裂かんばかりに響く。
その声に応える者がいた。 小さな声が遠くから聞こえる。 それがひとつふたつと増え、次第に空を埋め尽くさんばかりの声がする。 御山、また、それ以外の狐達が声をあげたのだ。]
(51) 2020/10/08(Thu) 23時頃
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七星拳 ナツミは、メモを貼った。
2020/10/08(Thu) 23時半頃
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……これは。
[遠く近く。
声が響く。
何千、いや何万もの狐の声が。 六道珍皇寺に向けて響いていた。]
(52) 2020/10/08(Thu) 23時半頃
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