275 歳末幻想2020
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[ 煩悩の鐘、 最後の一つが鳴ったなら。 新しき年が産声を上げたなら。
働き尽くめの大海老は、 ここに来てようやっと、盃に口を付ける。]
(1) 通雨 2020/01/02(Thu) 01時頃
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[ 今や盤上の駒の大半は列を成し、 スイ、スイ、スイ、スイと調子を取りながら 楽の神と道の神のパレードに加わり 踊り練り歩きツマツマトントン。 役目を遂げよと張鐘、いつもの調子であれば 怒り茹だり海老になるところだが。]
(2) 通雨 2020/01/02(Thu) 01時頃
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でえじ様とおぐん様なら仕方あるまい。
[ 泡のため息をぷくりとひとつ。 神に仕えるものどもなのだから、 神の誘いに乗らぬ方が罪なのだ。 触角で触れてみれば、酒を運びながら 宴会場へ舞い向かうものどもはオ組。 かちゃかちゃツマリのトントコトンと踊りつつ 鉄清めの湯へ向かうのはЩ組だ。 役目を果たしながらの行軍なら、まま、褒めて遣わすとも。]
(3) 通雨 2020/01/02(Thu) 01時半頃
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[ 曲がった背をくぅ、と伸ばし、 障子窓から宴会場を見下ろせば。 今年もやれやれ始まりました、 おぐん様の御群芸。 無表情な海老は、思わず吹き出したとしても 見えるものといえば泡の漏れるのみ。 無礼にならぬのが幸いである。]*
(4) 通雨 2020/01/02(Thu) 01時半頃
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[ 油をくぐるも赦されず、 鉢で擦られるも赦されず。 それでも、それでも、決死の足掻き。
精一杯、自分を飾り立てて。 山の幸に潜り込んで。 かの小海老>>9は、そうやってやっと。 神のお眼鏡に、叶ったのだ。
金魚鉢の中の青とは違った、 深い深い蒼の魂へと、 海の中へと、導かれる。]
(30) 通雨 2020/01/03(Fri) 23時半頃
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[ ごうごうと轟く潮の匂いに包まれ、 あな懐かしや、母なる海よ。 とろけゆく意識の中、 捧げられた魂が目にした物は、美しき虹>>29。
ああ、ああ、悲願はここに成った。 金魚鉢から、湯屋から、神の世界から解き放たれ、 かえるよ、いまかえるよ、ひとのこよへ。 なつかしきくにへ、しまへ、 いまひとたび。
幼き魂は虹を焼き付け、かの世を去るのだ。 遥か遠くでは祭りの囃子が聞こえる。 神を呼ぶ鈴の音が響く。 ざらざらしゃんしゃん、人の子らの三が日。]
(31) 通雨 2020/01/03(Fri) 23時半頃
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[ ざぶぅん、と湯を潜るは銀色の武。 踊り狂いながらも役目を果たすはЩ組。 最後の仕上げにとっておきの清め砂を振り撒けば、 銀色は鍛え上げられた日のような輝きを取り戻し。
それを湯から引き上げれば、 Щ組は再びそれを神輿の如くに抱え上げ、 ツマツマツマリのトントコトン。 はこぶ、はこぶ、かの武人の元へ。
今年も誇り高き戦のありますよう。]
(32) 通雨 2020/01/03(Fri) 23時半頃
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[ 酒に酔うたのか、大海老は静かに盤上に突っ伏し、 泡の寝息をぷくり、ぷくりと赤い顔から浮かべている。 散らばった駒はツイツイと踊り、スイスイと行進し、 帰り行く神を惜しむように、玄関口へと。 盤の隅へと押しかけているのだろう。
目が覚めれば、次の仕事だ張鐘よ! だが今はお休み、と言うかのように 小さな稚海老の一尾が、彼の肩にどてらを掛けた]*
(33) 通雨 2020/01/03(Fri) 23時半頃
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[ 小さな祟り神様にわらわら集って、 髭をツマツマ手入れする小海老たちを、 人はひ組と呼んだのである─────]
(34) 通雨 2020/01/04(Sat) 00時頃
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D.バルベルデは、ツマツマツマリのトントコトン!
通雨 2020/01/04(Sat) 00時頃
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