人狼議事


271 【身内村】村建てをころころする村

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[少し成長すれば、恋人が出来るのは早かった。
 運動神経は並、成績も並、顔はまぁ、普通。
 身長だけが平均以上。ゆえに、体格には恵まれた。
 全く宝の持ち腐れだ。なにせ、活かす気がない。
 社交性もへったくれもありゃしなかったが、
 まだまだ中学生気分が抜けきらない男子の中では、
 どうやら、おとなに見えたらしい。

 クラスで一番、なんてことは言わないけれど。
 明るくて可愛い、普通の子。
 きっかけは些細なことだったらしい。
 正直覚えていなかった。ただその子が、すきだと言う。
 そうして、付き合ってほしい、彼女にしてほしいと。
 断る理由が特になかった。彼女の優しさは知ってる。
 暑さにバテて、校舎裏で呑気に涼んでいた時。
 花柄の水筒から水を分けてもらった。
 理由なんてその程度。けれど、まあ。
 こんな自分を好いてくれたのだから、大事にしようと。
 その時触れた指が、あまりに柔らかかったから。
 ――こわさないように、宝物のように、扱った。]


[新しい服を着ているのを見かけたら可愛いと褒める。
 その爪の先が色づいていることに、
 いち早く気づいて、この前と違う色だと。

 流行りの髪型は、彼女には少し似合わない。
 それでも、褒められたくってしたことなら、
 いくらでも褒めよう。俺、短いのも好きよ。
 もう、折角伸ばしたのに。ばか。胸板を叩く拳は、
 慈愛と優しさに満ちている。

 小柄な彼女は抱きしめれば容易く収まった。

 キスなんて幾らでも。それで喜ぶのなら。
 望まれていることに気づいたから、
 手探りで、おとなのまねごとをする。
 すき。うわごとのようにつぶやく唇を塞いで、
 知ってる。返しながら繋がれば、高く啼いた。

 全身で、全霊で、大事にしているつもりだった。]


[頬を張られた衝撃と広がる鉄の味。
 ああ、歯を食いしばるのを忘れた。
 ひどいと、詰る声を他人事のように受け止める。
 どうやらどこかで間違えたらしい。
 
 他人の顔を思いっきりぶん殴っておいて、
 どうしてそんなに、辛い顔をするんだろう。
 じゃあ、なんだっていうんだ。
 この頬にぶつけた衝動は。


 どうして好きって言ってくれないの。
 どうして愛してるっていってくれないの。
 こんなに大事にしてくれるなら、
 言葉のひとつぐらい、くれたっていいじゃない。



 ――頬を殴られたのは少し前の話なのに、
   今こそ思いっきり、側頭部を殴られた気がした。]


[言葉が出なかった。
 ただただ愕然とした。そうだ、普通、恋人同士なら。
 好きだの愛してるだの、そういうのは、真っ先に。
 出てきて、然るべきなのだ。
 無意識に避けていたことに気づく。
 ――何故?疑問が弾けて、初めてその時目を逸らした。
 
 彼女は泣いている。
 ただでさえ小さい身体を、更に小さく縮こまらせて、
 肩を震わせて泣いている。
 ああ、大事にしようと思ったのに。
 間違えたんじゃない。そもそも履き違えていた。
 彼女の優しさに甘えて、自分は何をした?
 手を、離すべきだと、思った。
 きっとこの先も苦しめる。なら、今離すべきだ。
 
 わたしのこと、すきじゃないの。
 大事だとは、思ってる。
       ( そう、それは本当のこと )
 ――ひどいよ。わたしはこんなに、すきなのに。]




[ ひどく、 のどがかわいている。 ]

 


[どうして彼女は、離そうとした手を握り直したのか。
 一度飢えを知ったなら、もう二度と知らない頃には
 戻れない。何度も泣いて、詰って、その度に。
 別れたくないと縋る。望まれるなら、と。
 どこまでも真摯に、彼女の願いを叶えようと思った。
 言葉を与えてやれないまま、行動と態度だけは
 まねごとでは済まされないほどに、饒舌だった。

 優しい彼女が笑わなくなった。
 好きだよの四文字が伴わない行動に、態度に、
 きっと彼女は疲れてしまったのだ。
 そうして、壊れてしまった。]


[例えばニュースで、親が子を殺しただとか。
 子殺しの親は、子供の頃に親に虐待されていたとか。
 そういう暗い話を耳にするたびに、そういうものか。
 と、画面の向こうの世界を受け止めていた。

 そういうものなら。
 憎しみや苦しみが連鎖するなら。

 ――どうして、有り余る程受け取ったはずの、
            愛情が連鎖してくれない?

 友人を大事にすることは出来る。
 他人を大事にすることは出来る。
 恋人を、大事にすることだけは出来る。

 でも、どうやったって、すきだよと。
 あいしているよと、そう、伝えることが出来ない。
 恐ろしくて、不安で、ただただこわくて、
 なにか、とんでもなく間違ってるような気がして。]


[何人目かで、気づいてしまった。
 壊れる寸前、ただあなたが居ればいいとつぶやく唇に。
 心の、底の底から。
 安堵と、幸福がせりあがってくることに。

 今この手を離したら、死ぬんだろうな。
 寄る辺を失い、指標を失い、意味を失って。
 
 そんなになるまで、愛されているんだな。
 ――そういう実感が、ないと。

 安心して、言葉に出来ないことに。

 自分に自信がないだとか、他人を信用できないとか、
 そういう次元じゃない。初めから壊れている。
 ボロボロで穴だらけだから、
 愛が吹き出して溢れていったとしても、
 縁まで満たされないと、愛を返せない。]


[いつかのともだち以上に、
 腹を割るまでもなくわかりあえる相棒を得た。
 ああ、楽しかったさ。
 あんなに笑ったことはない。
 あれほど満たされたことはない。
 呼吸の深度で通じあえる仲。

 ああもう、それだけで、いいや。

 向き不向きってものがあるんだ、世の中には。
 友愛親愛は得意でも恋愛だけがどうにも下手なんだ。
 恋慕の情だけが、どうしようもなく壊れている。
 ――生まれついての、欠陥品。


 そのくせ。
 愛されたがりなんだから、救えない。
 愛されたって、壊してしまうくせに。]


[なんてことはない、昔話をしよう。
 何処にでもいるような、下らない只の男だ。

 そいつは、どれほど愛されたって愛せない。
 誰より愛されることに長けているくせに、
 誰より愛することが不得手で致命的に間違える。

 言い訳ばかりが上手になって、
 飢えて、餓えて、仕方がないのに。
 人を堕とすことでしか、
 自分に執着させることでしか、

 愛を示せない、臆病なクソ野郎でね。


 ――実感がなくとも、嘯けるだけの強かさを、
   どうにも持ち合わせることが出来なかった、

       愚直で不器用な、欠陥品の話をしよう。]


じゃあ、🍐にしようかしら。
呼び合う機会はもうないかしら?
[確実に生きる国も時代も違う人に向かってほほ笑んだ。]

亀のぬいぐるみ、ありがとう。🌵。
大事にするわね。じゃあ元気で。
[ここでならまた会えると知れば、お茶を飲む約束を。]





 そのうえで聞くけど、 なあ。


 ――どうしてほしい?


 


【人】 営利政府 トレイル



[縁側に腰を下ろしたのは、さて、どうしてであったか。
少女にとっての異物だと自覚しながら、通りすぎなかったのは、何故だろうか。
興味を惹かれたのは、その通りだろう。
どうしてこんなところに、とは思った。少女の心配も、した。
けれど一番大きな理由を上げるとしたら、

この平穏に、一時身を委ねたくなったからかもしれない。
彼女の柔らかな空気を、感じていたかったからかも、しれない。]

 へぁあ…!?

[なので、突然声が聞こえて。…少女が、起きていたことを知って。
妙な声を上げて仰け反った。メイスを強く握り締めてしまったのは仕方がない。
起きていると知っていたら、近くにいることに許可ぐらいは取ったはずだし、話す内容はもっと違ったはず。
途端に、自身のしていたことが非常識に思えた。これでは寝込みを襲ってるのも同義ではないのか。すみませんでした。心の中で土下座した。]
 

(111) hoshine_kz 2019/10/28(Mon) 22時頃

【人】 営利政府 トレイル


 あっ、ええ、と、その…
 も、申し訳ありません…し、失礼しました…。

[隣にいることと、驚いて失態を晒したことの両方に謝罪を。小さく、頭を下げた。]

 その…レナータさん、ですよね…?
 はじめ、まして。私は、トレイル…

[繕った、焦ったような笑顔。
今度はきちんと名前を呼びかけて。自身の名を言おうとして、いや、ファーストネームは知っているだろう、と自分でツッコミを入れた。
同じ顔というのは、本当に面倒くさい。]

 …トレイル、D、…オーランチアカ…と、申します。

[名字も名乗るのは、他の『トレイル』たちとの見分けがつけば良い、と、その程度のことだった。
…だいたい、この名前…名字は、今の名前ではない。
征服された故郷の名を名乗るなど、征服した側の国に身を置いているなら反逆行為。
けれど此処ならば。青年のことを知らないこの場所なら良いかと思って。
馴染んだ名を、誇りある名を、名乗った。]

(112) hoshine_kz 2019/10/28(Mon) 22時頃

【人】 営利政府 トレイル


 …いいえ。
 平和ですよ、今は。

[隣国との長い争いは終わり。
征服した方も、故郷をあまりにも手酷く扱うこともなく、敗戦したとはいえ扱いは最大限良い方ではないかと、青年は思っている。
きっとこのままが続くなら。これから生まれる子供は平和に育つのだろうなと、それさえ思う。]

 …最近までは、そうではありませんでしたが。
 私の故郷はもうありませんし…
 家族も、…主君も。…亡くしました。

[故郷の村も、祖国もなく。
家族も、仕える王もいない。
傍らの武器で、沢山の人を傷つけてきたけれど。
――“守る”ことなど、出来なかった。
さて、それならばどうして、自身は生きているのだろうなと、時々思ったりはするけれど。
ぽつりと話す顔は、全く悲痛ではない。笑顔でもないけれど。]
 

(113) hoshine_kz 2019/10/28(Mon) 22時頃

【人】 営利政府 トレイル


 …ああ…。申し訳ありません、お話しすることでは、ありませんでしたね。
 貴女のところが平和でしたら、それで良いのです。

[ほぼ初対面の相手に話すことではきっとなかったし。
きっと、どうでも良いことだ。
それでも話してしまったのは何故か、と、その疑問は溶かした。]

 …えっ…。

[投げかけた言葉が、反射して返ってくる。
それに驚いて、息が詰まった。]
 

(114) hoshine_kz 2019/10/28(Mon) 22時頃

【人】 営利政府 トレイル


 …申し訳ありません。
 それは…恐らく、出来ません。

[ここで、「そうですね」と、罪悪感もないほどに重みのない嘘を吐いて終わらせるのは簡単だった。
出たのは本音。きっと、困ったような笑みと共に。
“幸せ”とは、何だろうな、と思う。
傍にいない癖に幸せを願われても、どうしたら良いか分からない。
――それは、同じ言葉を青年に掛けた、主君へ向けて。

そんな困惑はしかし、青年自身にも返ってくるのだ。
先に幸せであれという願いを少女に押し付けたのは青年だ。
結局、青年は少女のことをよく知らないし、
少女も青年のことをよく知らない。
もう少し、互いのことを知れたなら変わったかもしれないし、
変わるかも、しれないけれど。

…馬鹿だったなあと、それは、自分自身のみへ向けて。*]
 

(115) hoshine_kz 2019/10/28(Mon) 22時頃

【人】 営利政府 トレイル

[ただ君の光に飲み込まれるしかないだろう?]

(116) hoshine_kz 2019/10/28(Mon) 22時頃

最初で最後、か。
そう思うと寂しくはあるが、一期一会。
そなたと会えて、この地で茶を啜れて幸せであったぞ。

🍐、達者でな。

[🐢を膝に乗せ、優しく微笑みながら見送った。
偶然この場に呼び寄せられたのだ。

また、奇跡とやらが起こるやもしれぬから
さよならは云わぬぞ?]*


[土産話は十分出来た。

 ――久し振りに連絡してみようか。
   歩いてたと思ったら夢だったんだよ、なんて。
   どうせむせるんだろう、知ってる。

   語りだしはこうだ、
   "ひとがたの猫を拾ったらひとだった"

   いやそれは流石に。
   脳内を心配されそうだが、残念ながら事実だ。

   何はともあれ、
   くだらないとっかかりとしては十分だろう。]




  よう、 兄弟。


[これもまた、慣れた口上だ*]



 にこにこしちゃうな。
 この窓もありがとうね。
 


 お別れさみしいなぁ。
 ふたりとも元気でね。

[ それぞれの顔を引き寄せて、
 再会のおまじない。

 なにをしたかって、
 女の僕に言わせるのは男じゃないよ。* ]


レナータさん、ソウスケさん、電波の飛ばしあい、楽しかったよ。
ありがとう。


[再会のおまじないに少しだけ瞬いて、すぐ後に同じものを返す。
 ついでにフェルゼにもして、(?)]

 僕も、楽しかったよ。
 ありがとう、――― またね。

[と、ウィンク。]*



(((((((((((っ・ω・)っ ブーン

落ち着かないを配られたので落ち着かなくなりました。


【人】 営利政府 トレイル


 
 …え?

[探していた案山子が向こうからやってきて、
運んできたのは宴の終わり。
結局“祝うべき人”のことは分からなかったし、顔を見せることもなかった。
それで良かったのだろうか、否、満足しているなら良いのか?
もしや、『トレイル』が好きだったのだろうか、沢山居るし……?と考えていたところで、
案山子が差し出すのは、何かの鍵だった。]

 …ええと…

[とても困惑した声を出して、鍵と案山子を交互に見た。
けれど、撥ね付ける程には、此処が嫌ではなかったから。
ゆっくりと差し出して、掌に収まる白銀のそれを、手で受けた。]
 

(135) hoshine_kz 2019/10/29(Tue) 00時半頃

【人】 営利政府 トレイル


 …あの、

[はっとした。案山子を探していた理由を思い出したからだ。
しかし言葉を継ぐより早く、案山子から返されたのは、“招待状”。]

 あ…。良かった…。

[大切なそれは、ちゃんと懐に仕舞うのだ。]
 

(136) hoshine_kz 2019/10/29(Tue) 00時半頃

【人】 営利政府 トレイル



[城門の外には扉がある。
鍵の合うそれの鍵を開ければ。
潜る前に首のチェーンを外して、メイスと同じ白銀を、チェーンに通してまた首から下げた。

懐の羊皮紙。主君からもらったさいごの言葉。
“素敵な出会いがありますように”と、願われたそれが、
この出逢いを運んできたのか。それは、分からないけれど。

一度振り返って城を見上げれば、
メイス握り締めて、扉を潜った。

きっとまた、此処へ来ることも、あるだろう。**]
 

(137) hoshine_kz 2019/10/29(Tue) 00時半頃

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