270 「 」に至る病
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[ "その夢" はリンディンにしては珍しく 雲より空の面積が広かった。 あまりにもいい天気だからと己は彼の手を引き 白亜の建物から出て、並んで丘を歩きたがる。 とても温かく幸せな夢で、
このまま明日を迎えない方がいいのかもしれない。 延々と続く微睡の端、諦観が過った。
ずっとこうして眠っていれば、主に吸血を迫り 彼を自己嫌悪に追い立てることもない。 制御できぬ衝動を懼れることもなくなる。]
(-519) mumriken 2019/10/16(Wed) 20時頃
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──… なぁに、グスティ
[そんな思案を遮るように名を呼ばれ、 野草のじゅうたんに転がり、逆光で窺えぬ表情を見上げる。
断片的に聞こえる声に、じ、と耳を傾けて。>>-425 陽光にそぐわぬ雫を拭い、得意げに笑ってみせた。]
(-520) mumriken 2019/10/16(Wed) 20時頃
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ん。 …ありがとう 僕たちこれで 漸く……
ようやく 同じ運命を往けるんだ… 嬉しいな
(-521) mumriken 2019/10/16(Wed) 20時頃
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[いつぶりだろう、恐らく20年ぶりか。 彼が真っ直ぐに己を見つめているのを感じる。
互いすれ違い、絡まっていた運命の糸が混ざり 共に奈落へと垂れていく予感に胸が奮えた。
──…嗚呼、早く目が醒めないかな。 覚えている間に、夢の話を伝えたい。
その前に 大事なことを伝えなきゃ────。]
(-522) mumriken 2019/10/16(Wed) 20時頃
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…う ……、…ん─?
[腕に刺さっていた針が抜かれて暫く。 全身を巡っていた甘い拘束が解かれ、眉を寄せる。 傷はだいぶ癒えていたが、寝ている間に衰えた 筋肉と鈍る神経に、ぎこちなく身じろぎ。]
──…スティ …… ッ、 う…
[すっかり憔悴し、無精髭の映える頬。 落ちくぼんだ双眸を見上げ、視界を潤ませた。]
(-523) mumriken 2019/10/16(Wed) 20時頃
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[嗚咽を堪え、一切力の入らぬ白指を握りしめ、 何処でも構わず届く場所をぽす、と叩き。]
ばか ……グスティのばか す、ごく…痛くて…こわ、怖かったんだぞ
責任 とれよ
[ぐずぐずと泣きじゃくりながら、 夢の中でそうしたように彼へと両手を伸ばした。 ああ、何故もっと早く目覚めなかったんだろう。 彼がこれほど消耗する前に。]
(-524) mumriken 2019/10/16(Wed) 20時頃
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["あの日"から今に至る空白に起きたことなぞ 把握できぬまま、裡では己を詰る。]
僕が君を赦すまで、傍にいて [また主を責めてしまったと。 けれどこれくらいは許されるだろう。 だって、赤い双眸越しに見る僕の顔は ぐしゃぐしゃでみっともないけど笑っているし。]
(-525) mumriken 2019/10/16(Wed) 20時頃
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…先に言っておくけど 二人目の眷属を持てるなんて思うなよ
[個人差はあれど、この程度の独占欲なぞ 大多数の眷属が──否、人間であれ抱くだろう。
生涯の伴侶はひとりが大前提。]*
(-526) mumriken 2019/10/16(Wed) 20時半頃
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/* めっちゃお待たせしてしまった…… しみじみし過ぎたのと かっこよくプロポーズしたくて…
でも恋愛感情だって自覚がないからなー! はーこりゃこりゃ
(-527) mumriken 2019/10/16(Wed) 20時半頃
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/* 告白素敵やなあ…ときゃーきゃーしています
>>-512 娘ちゃんめちゃくちゃ可愛くて癒されてるけど >家族とのえっちって、こんなに素敵なことなんだ ここ倫理感ぶっこわれてて 可愛いのに娘ちゃん…てなった。なったよ
お返事してきます!
(-528) さねきち 2019/10/16(Wed) 20時半頃
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/* 娘ちゃんのぶれのなさよ
>>-408 がんばれ450歳
(-529) mumriken 2019/10/16(Wed) 20時半頃
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/* 諸々済ませてー22時頃には戻りまっす!**
(-530) mumriken 2019/10/16(Wed) 21時頃
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/* あっ、きゃーきゃーされてた 此方も何やかやで教授が幸せそうだったりSAN値削られてる様をきゃーきゃー見守ってます
(-531) mumriken 2019/10/16(Wed) 21時頃
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……っ、 …………そう、だね。
[駄目なのになあ、と思う気持ちはそぞろに 降り積もる感情を愛とも罪悪感とも形容できないまま 甘く、自分を呼ぶ彼女にほだされる。>>-513
亜麻色の長い髪に唇を寄せて しばらく、彼女の重さと暖かさを感じていたが 娘が放った言葉に熱でぼやけた思考が一瞬固まった。]
また綺麗にしてほしいならするが…… …………、
えっ?
(-532) さねきち 2019/10/16(Wed) 21時半頃
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……っ、 …………そう、だね。
[駄目なのになあ、と思う気持ちはそぞろに 降り積もる感情を愛とも罪悪感とも形容できないまま 甘く、自分を呼ぶ彼女にほだされる。>>-513
亜麻色の長い髪に唇を寄せて しばらく、彼女の重さと暖かさを感じていたが 娘が放った言葉に熱でぼやけた思考が一瞬固まった。]
また綺麗にしてほしいならするが…… …………、
えっ?
(-533) さねきち 2019/10/16(Wed) 21時半頃
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[瞬きをいくつかして真意を問う前に ミルフィの唇が大きく開く。 抱えているのも少し辛くなってきたので 彼女をそっと風呂の床に降ろしながら セイルズは「……いや、」とうろたえたように呟いた。]
気持ちは嬉しい……(……嬉しいのか……?)けど、 汚いしまずいから、……な? 僕は、ミルフィにいやな思いはしてほしくないんだが……
……ん……
[ずるり、と彼女の中から性器が抜ける。 暖かな内壁が離れていく。 白濁が伝う感触に男はぴくりと肩を跳ねさせた。]
(-534) さねきち 2019/10/16(Wed) 21時半頃
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[先ほどまで娘を貪っていた男は―― 蠱惑的な紅茶色の瞳と赤い舌を 見ないように視線を彷徨わせた。
彼女の頭にぽんぽんと手を置いて撫でる頃には、 きっと娘が見たこともない表情を浮かべている。
いたたまれなさと、羞恥とがない交ぜになった顔で]
(-535) さねきち 2019/10/16(Wed) 21時半頃
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…………君の、好きに、しなさい。
(-536) さねきち 2019/10/16(Wed) 21時半頃
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[ぽつり、と”許可”をだしたのは、その後すぐの事。
駄目だ、というべきタイミングを二度ほど逃している男は やはりそのときも「駄目」とは言い切れないままだ。
どうせ二度もない人生なのだからと 娘を襲っている怪現象には目を背けて、 男は現実逃避のようにシャワーヘッドを握った。
もし彼女があきらめるようならさっさと洗い流したい。**]
(-537) さねきち 2019/10/16(Wed) 21時半頃
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/* 二重投稿いつかやると思ったけど!マウスのオンボロー!><
といいつつ、どっちでもいいのだよ。おねだりありがとね娘ちゃん…!
>>-529 450歳は精根尽きないか心配ですね
(-538) さねきち 2019/10/16(Wed) 21時半頃
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/* ただいま。 まだ水曜日って現実にへこたれそうになるけど フェルゼくんの気配感じて、先に身も心もお腹も片付けてくるね
読んだらまた泣くから。 毎日泣いてる俺が言うんだ間違いない。 ひぇー!嬉し楽しみだいすき!
(-539) momoten 2019/10/16(Wed) 21時半頃
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/* 戻りー、と、グスティはおかえりなさいませ! 週末は待ち遠しいけど村が終わってしまう…と思うと複雑
さすがにそろそろ泣きやんでくれるとは思うけど 積み上げてきたものを振り返ってわーんってなった僕もいるからなあ…いってらっしゃいませ
(-540) mumriken 2019/10/16(Wed) 22時頃
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いやな思いなんてしないよ。 おいしいもん。
――――ん、っ
[ずるり、と性器が抜ける感触に 思わず肩がびくりと跳ねた。>>-534
パパの「かたち」を覚えてしまった あたしの性器から、こぽりと白濁が漏れる。 入口のひだが、寂しげにひくりと脈動した。
性器に走る、あるべきものがなくなった違和感から 必死に目を逸らしながら、あたしはパパを見つめる]
(-541) gurik0 2019/10/16(Wed) 22時頃
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ありがとう、パパ。
[頭を撫でられて、許可を出されたなら、 にっこりと子供みたいに 無邪気な笑顔を浮かべるんだ。>>-537
そのまま四つん這いの体勢を取ると、 パパの茂みの中に顔をうずめて、 ゆっくりと亀頭を口に含む]
(-542) gurik0 2019/10/16(Wed) 22時頃
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……んぅ、
[甘美な味が口いっぱいに広がる。 思わず、声が漏れてしまった。 下の次は、上でパパと繋がってる。
あたしは溶けかけのソフトクリームを舐めるように、 丁寧に丁寧に、パパの性器から 白濁を舐めとってゆく。
パパの精を、一滴だって無駄にしない]
(-543) gurik0 2019/10/16(Wed) 22時頃
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ぁ、ん
[おいしい。 あたしの血を飲むパパも きっとこんな気持ちなんだわ。
裏の筋も、睾丸も、茂みの隙間も、漏れがないように。 ねっとりと、じっくりと、 舌を使って白濁を舐めとってゆく。
四つん這いになりながら、 時折舌先にのせられる甘美さに 思わず微かに腰を振ってしまう]
(-544) gurik0 2019/10/16(Wed) 22時頃
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[最後に、亀頭を口の奥まで含む。
そのままストローでジュースを吸う要領で ズズズと思い切り白濁を吸い上げた。
鼻腔を抜ける甘美な味わいに、 とろけてしまいそうになりながら]
きれいに、なりました。
[ごっくん、と白濁を飲み込んで 名残惜しげにパパの性器を口から離した]
(-545) gurik0 2019/10/16(Wed) 22時頃
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えっちするときは また、あたしがお掃除するね。
[よくできたでしょ、と上目遣いにパパを見つめた]*
(-546) gurik0 2019/10/16(Wed) 22時頃
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/* あまりにもパパが可愛い可愛い まともな倫理観を捨てきれぬが故に苦しむパパ…
(-547) gurik0 2019/10/16(Wed) 22時頃
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/* なんか、こう、 パパはバスチェアに座ってるイメージで書いたの 舐めやすさ的に……(拙いロルに補足をするぐりこ)
(-548) gurik0 2019/10/16(Wed) 22時半頃
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