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ロバートに1人が投票した。
フィリップに1人が投票した。
アリババに10人が投票した。
アリババは村人の手により処刑された。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
セイルズが無残な姿で発見された。
ソウスケが無残な姿で発見された。
フィリップが無残な姿で発見された。
現在の生存者は、オスカー、ロバート、サイラス、トレイル、ハワード、ザーゴ、グスタフ、ヤニクの8名。
【人】 執事 ハワード[──何処へ向かっているのか。 (2) 2019/08/03(Sat) 00時頃 |
【人】 双生児 オスカー今ならなんと! (3) 2019/08/03(Sat) 00時頃 |
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ゆっくりでいいですよ。
君がつらくなければ、10時。10時にしましょう。
僕も、ゆっくり片付けられますし。
[ね、と同意を求めれば、断られまではしなかったろうか。
9時半、10時、どちらであってもさしてすることに変わりはない。
あんまり急かして拍子抜けなんて思われたら、多分寝込む。]
楽しみにしてます。
公演、がんばってくださいね。
[そう伝えれば、彼はどんな顔をしたろう。
僕はといえば、赤くなりそうな頬をキャンドルに近づけて、炎のいろで誤魔化そうとばかりしている。]
[そうして、取り決めた時間の少し前には、すっかり店を畳んで、荷物を持ちタクシーに乗っていた。
少しでも急ぎたかったのと、ちょうど一番盛況な時間に大荷物で市電に乗るのが気が引けたせい。
工房に着けば大荷物は置いて、代わりにキャンドルとマッチを多めに鞄に詰め込む。
ライターも持っているが、キャンドルに灯りをつけるときはいつもマッチだった。擦る瞬間さえ、ひとつの宝物。
先週の舶来品市で、キャンドルかインセンスを見繕っておけばよかったなんて後悔は後の祭り。
待たせていたタクシーに乗り込み、くるりとんぼ返り。]
【人】 山師 グスタフ 空と、海と、大地を繋ぐ糸。 (4) 2019/08/03(Sat) 00時半頃 |
[往復分の代金をタクシーに払い、もう一度潮の香り濃い生温い夜風を吸い込めば、慌ただしさから一転、急にまた緊張してきた。
それでも他に吸える空気もない。深呼吸繰り返し、喧騒の中に踏み込んでいく。
途中、マーケットに並ぶ品々から瓶のビールを二本とチョリソやポテトを雑多に炒めたつまみを買って、舞台の方に向かった。
彼が酒を飲めるたちかどうかを知らないけれど、そうしたら近場でまたドリンクを買って、二本のビールは僕が飲もう。
今日は、先週のような失態はしないはず。
おそらく、きっと*]
【人】 さすらい人 ヤニク ……え? (6) 2019/08/03(Sat) 00時半頃 |
【人】 さすらい人 ヤニク …そろそろマジで眠くなってきたかも。 (7) 2019/08/03(Sat) 00時半頃 |
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── 三週目の、 ──
[陽が傾き始める頃、時計屋は早終いした。
約束に遅れないためにというよりも。そわそわと集中力がなさすぎて仕事にならないから。
遠足前の子供か、とそんな自分に苦笑しつつ。
先週より浮かれている反面、少しばかりの緊張を覚えながら視線を落とした先には黒い手鞄。出張修理の時に持ち歩いているものだ。
ドアに「close」の札をかけて。]
そういえば、手土産を忘れていたな。
[ご馳走になるのに、手ぶらもなんだと。
マーケットを経由して縦長の紙袋を一つ増やし、赤い路面電車に乗り込んだ。
さすがにこの時期、観光客だらけで。夏に黒いジャケットと帽子姿の自分に向けられる、物珍しげな視線に肩を竦めつつ。
電車を降りて、歩き出す。]
[土地勘もなかった幼い記憶なんて、ないようなもので。
単に古時計の修理に通った道を辿ってついた頃には、ちょうど空も星が瞬く頃合だった。
家の前で立ち止まって白い壁とオレンジの屋根を見上げれば、懐かしそうに目を細めてから。
玄関でベルを鳴らし、家主が出てくるのを待つ。]
こんばんは。
今日はお招きいただき、どうも。
[ドアが開けば、帽子の下で顔を緩ませ。
手に持った縦長の紙袋を差し出そう。]
美味い料理には、酒が必要だろう?
ワイン買ってきたよ。
君の好みを聞き忘れてたから、とりあえず両方。
[袋の中身は、辛口の赤ワインと甘口の白ワイン。
食事に合いそうなものと、食後のデザート感覚のものを選んだけど。飲み方は自由だ。]
[そうして家に上がれば帽子を取り、ジャケットを脱ぎ。
黒い手鞄とまとめて置かせてもらいながら。]
ああ。
ついでに、時計の調子も見れたらと思ってね。
[古時計はあれから動いていると言っていたけど。
なにぶん古いから、まめに点検した方がいいだろう。
と、その前に。]
……いい匂いがするな。
[家の奥から漂ういい香りが、鼻先をくすぐり。
ぐぅ、と小さく腹が鳴った。*]
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【人】 山師 グスタフ たぶん違うやつだけど見えた、 (9) 2019/08/03(Sat) 01時頃 |
あ……それじゃあ、10時で。
[
人形に関することだろうか。
けれど、時間を決めて会うだなんて、まるでデートのようだ。]
はい、今日もきっと、いい公演にします!
[激励の言葉に、笑みがこぼれる。
きっと顔は、少し赤くなっているに違いないけど、幸い陽が落ちかけているし……大丈夫、きっとバレてない、きっと。]
【人】 山師 グスタフ[星を見つめながら、何か言おう何か伝えようと悩んで結局吐き出せたのは、どこまでも本音で、きっと弱音でもある] (10) 2019/08/03(Sat) 01時頃 |
[さて、彼とわかれて。
公演はといえば、今回も大成功だった。
ただちょっと、テンションが上がり過ぎてしまって、団長や団員たちに「何かいいことでもあったのか?」と聞かれたりもした。
小さくて素敵なお守りを、手に入れたためだ。
そして、片付けを終えて。
今日も頑張ってくれた相棒を撫でながら、時計を見れば、9時40分を、少し回ったところだった。
約束まで、まだ少し時間がある。]
連絡先、交換しとけばよかったかな……。
[少し古い型の端末に、羽根のチャームがゆらゆら揺れる。
でもそんないきなり連絡先交換とか、図々しいにも程がある。
苦笑をひとつ浮かべてから、相棒を肩にのせ、通りに出てみた。
少し時間は早いけど、そろそろ、彼の姿が見えたりはしないかな、って**]
メモを貼った。
【人】 営利政府 トレイル[彼の遠慮は右から左へ抜けて行く。 (11) 2019/08/03(Sat) 01時頃 |
【人】 営利政府 トレイル
(12) 2019/08/03(Sat) 01時頃 |
【人】 営利政府 トレイル[そうして足を止めた先は小瓶の並んだ屋台。 (14) 2019/08/03(Sat) 01時半頃 |
【人】 営利政府 トレイル
(15) 2019/08/03(Sat) 01時半頃 |
【人】 営利政府 トレイル
(16) 2019/08/03(Sat) 01時半頃 |
【人】 薬屋 サイラス そう、離れない様に縫い合わせて。 (17) 2019/08/03(Sat) 01時半頃 |
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