人狼議事


267 【突発】Sanatorium,2880【RP村】

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【赤】 白菊会 ミサ




   しらぎくを手放すために、
   わたしはほしを呑み込みました。
   そうして、たしかにわたしは、
   あるべきにんげんへともどったのです。

   世界を映す、片方と。
   歩むための、両脚と。
   その時の"わたし"であった、十数年と。

   すべて、わたしのなにかと、ひきかえに。
   ─── わたしだけのなにかだと信じていたのです。


 

(*4) mayam 2019/06/23(Sun) 10時半頃

【赤】 白菊会 ミサ




      祈ったのは碧の空をはしる ────


 

(*5) mayam 2019/06/23(Sun) 10時半頃

【人】 白菊会 ミサ



 [ ─── 違うわ、と、言いかけた。
  
  現に今、合った先の"くろいろ"を見、
  昨日見た筈の、祈った筈の色と照らし合わせ、
  根拠の無い確信の、その手間で声が止まった。

  ……残念なことにせんせいとは遠いにんげんなので、
  曖昧な返答を考えることしか、出来ず。

  揺らいでいるのか、なんなのか、
  ちぃさな舌を手繰り、 ]


          ……ええ、合っているわよ

 

(110) mayam 2019/06/23(Sun) 10時半頃

【秘】 白菊会 ミサ → 複眼レフ パラチーノ




    いまのあなたと おんなじ色をしているわ


 

(-29) mayam 2019/06/23(Sun) 10時半頃

【人】 白菊会 ミサ



      [ 片側の黒が、足元へ 逸れ、 ]**

 

(111) mayam 2019/06/23(Sun) 10時半頃

【人】 優等生 ヨリック



 陸地から海の深みには手が届かないように、
 光の射し込まない暗がりまで沈んだ意識は
 言葉のひとかけらすら反射出来ないまま>>72
 水飛沫のように硝子玉を撒き散らすばかりで、
 腕に描いてくれた、せんせいに似合わず不恰好な
 海の生き物はみんな“■”にかえってしまいました。

 

(112) 石鹸 2019/06/23(Sun) 12時半頃

【人】 優等生 ヨリック



 僕もまた、彼らと共に
 おなじところへいこうとしていた筈です。
 海底の砂に埋もれるガラス瓶や泡のように
 せんせいが見つけることの出来ないものへと
 この身体は消えていくばかりだった……

     

(113) 石鹸 2019/06/23(Sun) 12時半頃

【赤】 優等生 ヨリック



 冬が終われば雪が融けていくことと、
 弾けたいのちが消えてなくなること。
 どちらも変わらない筈なのに悲しいのは、
 無くなってしまうことが怖くなったから。

     

(*6) 石鹸 2019/06/23(Sun) 12時半頃

【人】 優等生 ヨリック


 死ねば何もかもが消えて無になるのに、
 どうして生きていかなければいけないのか。
 降り積もっていく死を見つめ続けていくうち、
 悴んだこころは答えのない疑問に逃げていた。
     
 そうしていれば、僕はきっと穏やかに
 棺で眠ってサナトリウムから出られた筈でした。
 

(114) 石鹸 2019/06/23(Sun) 12時半頃

【赤】 優等生 ヨリック




 ──────  いまは、ただ  こわい

 
     

(*7) 石鹸 2019/06/23(Sun) 12時半頃

【人】 優等生 ヨリック



 死にたくない、と思ったことはありません。
  この世界は死の方が溢れかえっていて、
  生は独り置き去りにされることと同義でした。

  だけど…死にたい、と思ったこともありません。
  いずれ誰しもに平等とおとずれるその現象を、
  僕たちは静かに待ち侘びるしかないとしても… 
 
 

(115) 石鹸 2019/06/23(Sun) 12時半頃

【人】 優等生 ヨリック



 弾けた腕の…失って何も感じない筈の指先は
 もう随分とそのように扱われていない感触を>>70
 強く残し、意識の底まで連れてきてくれました。
 
 遠退くばかりで浮上しない意識は、
 言葉通り硝子玉に変わっていく僕の眼に
 眠るに早く、消えるにも記憶に新しい>>53
 せんせいの意地悪を映し出してくれました。
      ・・・
     

(116) 石鹸 2019/06/23(Sun) 12時半頃

【秘】 優等生 ヨリック → 代執筆 レックス



 『 ……きっと 逢いにいきます

   お話する場所が、方法が変わるだけです
   時間はかかるかもしれないけど……
   僕、ちゃんとせんせいを見つけますから 』

 

(-30) 石鹸 2019/06/23(Sun) 12時半頃

【人】 優等生 ヨリック


 だけど結局、眠ることは出来ませんでした。

 せんせいが誰かの手記を読んでいるあいだ>>62
 透けた腕で泳ぐイルカと骨身の魚を見つめながら
 暗い部屋で冷たい夜をひっそり過ごした僕は、
 寒くもないのに、怖くて少し震えていました。
 暖かくもないのに、■しさに慄えていました。

     …… 脆い身体が耐えられなくなるまで。
     

(117) 石鹸 2019/06/23(Sun) 12時半頃

【人】 優等生 ヨリック







.

(118) 石鹸 2019/06/23(Sun) 12時半頃

【人】 優等生 ヨリック


 ・・
 悪い夢よりはきっと、
 ファンタズマゴリアのようなものでしょう。
 眠りを取り上げるせんせいの声に>>72
 全身が罅割れていく身体は反応を示せずに、
 漸く少しだけ意識が回遊してきたのは、>>73
 冷たい■に雪の布団が敷き詰められた頃でした。

     

(119) 石鹸 2019/06/23(Sun) 12時半頃

【人】 優等生 ヨリック



 僕の心臓は。
 青白く、弱々しく拍動するいのちの光は、
 いつも凛としているせんせいの顔を照らす
 太陽や月星のように一瞬でもあれたでしょうか?
     

 (  ……いいえ、
    眠らぬ夜を照らす月星は隠れてしまって
    朝を齎す太陽は■の中へは届かないから
    ランプがせいぜいだったところでしょう  )


 ────────  かちり、
 重い瞼を睫毛をふるわせて抉じ開けるだけでも
 硬質な音が鳴って、ぱらぱら頬を滑り落ちていく。

 

(120) 石鹸 2019/06/23(Sun) 12時半頃

【秘】 優等生 ヨリック → 代執筆 レックス



 そうやって、いつかも>>0:50
 僕は雪の中で横たわっているところを
 せんせいに見られたような気がしました。

 覚えてないのに灯ってばかりの懐かしさが、
 ■しいと■しいの混ざりあう苦しさに変わり
 きゅうきゅう蒼白色を軋ませました。

     

(-32) 石鹸 2019/06/23(Sun) 12時半頃

【赤】 優等生 ヨリック




 …… やっぱり ■■さまみたいだと思って、
 

    (  だけど今の顔はとても>>74
       ■■さまのようには見えなかった  )

     

(*8) 石鹸 2019/06/23(Sun) 12時半頃

【独】 優等生 ヨリック



 数字で呼ばれる僕は、>>55
 せんせいの見送る沢山の死のうちの一つ。
 腕に絵を描かれている間からずっと、
 そんなお医者様の気持ちを理解したいと思っても
 眠らず過ごした一夜ではとても足りなかった。

 

(-31) 石鹸 2019/06/23(Sun) 12時半頃

【独】 優等生 ヨリック




 『 ……ふふ、
   せんせいも苦手なものがあるんですね 』


 消えてしまいそうな腕に施された絵に、
 思わずまぁるくしてしまった両目を細めたように
 僕はせんせいのことを何も知りません。

 冷たい距離が丁度よかった。

 

(-33) 石鹸 2019/06/23(Sun) 12時半頃

【秘】 優等生 ヨリック → 代執筆 レックス



 「 せんせい…せんせい
   きのうまではこわくなかったんです

   ……… せんせい
   ぼくのしんぞうにふれていてくれませんか?
   きっとぼく、おなじゆめをみますから 」**

 

(-35) 石鹸 2019/06/23(Sun) 12時半頃

【独】 優等生 ヨリック

/*
毎度遅くて申し訳ないです……!
皆さん素敵なロルすごいなーっていつも見てます
好きです!って言っちゃおう…好きです

(-34) 石鹸 2019/06/23(Sun) 12時半頃

【人】 代執筆 レックス

 
 例えば眼前を横切る野良猫一匹
 名付けてしまえば 名を知れば
 目を向けずにはいられなくなるように
  
  
  ───── その呼名にも意味はある。
   『      、怖いからだ 』
 
 
 人を144に置換すると、乗算していく内に
 2880に往くことになる。
 1008も1440もそのうちの過程に過ぎない。が...
 

(121) すくらぶ 2019/06/23(Sun) 19時半頃

【人】 代執筆 レックス

  
 
 生きられないなら足早に
  方舟に乗り込む足すら切り落とし
  冥府の河へと沈めば良いのに =@
 
          る
 そのように考えていた、
 生きる屍と言っても過言ではない彼らに向けて
 体温を与えてはならないと思った。■■の為に。
 ・・
 

(122) すくらぶ 2019/06/23(Sun) 19時半頃

【人】 代執筆 レックス

    
  
      この世界ではもう生きていけないのだから、
            だから、死ぬしかないのです。
   
  

(123) すくらぶ 2019/06/23(Sun) 19時半頃

【人】 代執筆 レックス

 
 ■■さまたる医者も見方を変えれば死神だ。
 希望の箱庭に押し込んでおきながら
 その実 手に持つものは凶器だ。
 
 >>114大勢が脅える死に対して、いつの間にか
 僕はそのようにしか思えなくなっていた。
          思わなく
 

(124) すくらぶ 2019/06/23(Sun) 19時半頃

【独】 代執筆 レックス

   
  
              ほし
      ──────  希望から目を逸らして
 
 

(-36) すくらぶ 2019/06/23(Sun) 19時半頃

【独】 代執筆 レックス

  
 心こそ■し切れたはずなんだ。
 降り積もる死が 灰が 屍が
 どのような形であれ
 『そういうもの』と割り切って
 無機物のように 扱ったなら
 
 取り残される側になろうとも、
 誰も救えない死神になろうとも
        ・
  
 「 では、さようなら 」と
 棺の蓋を閉じられたはずだったんだ。
  

(-37) すくらぶ 2019/06/23(Sun) 19時半頃

【人】 代執筆 レックス

 
  僕は何に成りたかったのだろうか。
  
  死に行く君たちを見て
  口約束を交わす君を見て
  
  ぼんやりと霧がかっていた、
  現実から乖離していた思考回路が
  冷え水を流されたように、急速に、
  明滅を繰り返し……咽喉が詰まる。
           いき
  

(125) すくらぶ 2019/06/23(Sun) 19時半頃

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