267 【突発】Sanatorium,2880【RP村】
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その夜には、 少女の部屋に遺されていたらしい手記のコピーが 研究員の間で出回っていたものだから、 興味半分にも目を通し、うち一枚を 白衣の下に仕舞い込みもした。 研究員より研究員らしい試みだ。 あの少女が日頃過去に縋りつくように 星空と口にする理由も漸く理解出来た。
(62) すくらぶ 2019/06/22(Sat) 17時半頃
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翌朝には、 その一枚を抱えながら、 硝子人間や魚に成ろうと、少しずつ 人を辞めている153の病室へ歩を寄せていただろう。 廊下に差し込む陽射しが僅かに陰る、 吐き出すと息の重い朝だった。 何故だか無性にどきどきと心音が逸ったが 目の下に日頃より浮き付く隈を擦りながら 眠っていない所為だろうと考えていた。
(63) すくらぶ 2019/06/22(Sat) 17時半頃
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妙に浮足立った心地は、 かつて迎えたあの日に似ている。 ■せると信じていた、昔のことだ。 愚かしくも■■を信じた過去の僕が 羽搏くに及ばず沈んだ X-DAY.
(64) すくらぶ 2019/06/22(Sat) 17時半頃
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自分で導き出したものでもないのに、 実験の成果に喜ぶ学生さながらに浮ついていた… 昨日彼に残した証が、存在が、 覆い難い事実であると感じられる────── …そんな期待を寄せていたのだろう。
(65) すくらぶ 2019/06/22(Sat) 17時半頃
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■から遠退くとでも思っていたのだろうか。 だとしたなら、余りにも救えない気楽さだ。 逸る鼓動と足先に突き動かされるまま、 ノック一つとあいさつと同時に開いた扉の向こう、 朝陽から匿された場所に、 溶かされない氷が輝いているようなのを見て 僕は、一瞬それが何≠セか理解出来なかった。 昨日まで見えていた顔もなく、瞳も、表情も あッという間に小人になってしまったのかと思い それから視線を逸らしたあとは、少しばかり 焦ったふうに床を見渡していたが───────
(66) すくらぶ 2019/06/22(Sat) 17時半頃
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「 ……… 216? 」 落ち着きのない視線が落ち着いたのは 水に浮くように不自然な衣服を辿っての事だった。 衣服のすき間から、いつかに見た、 青い心臓が覗いているのに目を瞬かせ 僕は、それが君だと、その瞬間にも理解しなかった。
(67) すくらぶ 2019/06/22(Sat) 17時半頃
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───── どこか冷え切って、冷めきって 温めようのない一部分が、漠然と 手遅れ≠ナあると嘲笑うだけ。
(68) すくらぶ 2019/06/22(Sat) 17時半頃
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真っ暗な夜空に同化した木々に、 青いイルミネーションを施すより鮮やかだ。 その心臓がたった一つの太陽であるかのように 薄暗い場所をさめざめと照らしているのを見て その水底に深くまで這入り込んで 肺腑も、臓腑も、水で満たしたくなっていた。 何か言葉を吐き出すにも、 僕の舌は唾液をねぶるだけで、何も。
(69) すくらぶ 2019/06/22(Sat) 17時半頃
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差し込む陽光もない中で、主張し続けている その心臓だけが153の証のようだった。 僕は水にさらわれたような心地のまま 一歩を踏み出し…… 僕へと伸ばされる指先───衣服を見とめ、 強く掴んでも逃げていきそうなそれ≠セから いっそ、砕けるほどに、強く掴もうとしていた。
(70) すくらぶ 2019/06/22(Sat) 17時半頃
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だからその腕が、弾ける水しぶきのように 燦然と散らばっていったのは>>3:+32 僕のせいだったのか、性質のせいなのか。 手のひらから零れ落ちていく冷たさが 遠くの日に■し、■した感覚を呼び起こさせるようで 背筋が凍えていく。 いまにも傾れ、崩れるような躯を 支えるにも手は使えず、不格好に宙を泳いだ両の腕は、 ガードル台を倒したかもしれない。
(71) すくらぶ 2019/06/22(Sat) 17時半頃
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「 153.... おはようございます。 まだ眠る時間ではありませんよ。 ・・・・・ 顔色が悪いように思いますが 悪い夢でも見たのですか 」 曖昧に持ち上がった唇が、平然と、 まるで見えているかのように 153にそう訊ねてはいたが……、……
(72) すくらぶ 2019/06/22(Sat) 17時半頃
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問うても答えが返らずに、 つめたい冬の息吹すら 感じ取れずに居るのなら 僕はどうしようもなく、■り、 珍しく大きな声で、他の研究員に呼びかけるんだろう。 陽射しを嫌う様子であるのを知っているから 外に連れ出すことはしなかったが……、 熱の通さない■の中に 慎重に眠らせて 氷の代わりに外から雪を搔き集めることすら …応えのひとつも感じないなら、したに違いない。
(73) すくらぶ 2019/06/22(Sat) 18時頃
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僕から平常さは失われていたんだろう。 澄ました顔には状況に不似合いな、 曖昧で、不格好な笑みがあり ほの昏い瞳には、 ■■を認めていないイロが浮かんでいる。 「 悪い夢を見ているようですね 人が硝子になるなんて有り得ないのに 」 自分に言い聞かせるようだった。
(74) すくらぶ 2019/06/22(Sat) 18時頃
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星の夜を探しに行くにも、 星の夜は先程に終わり、陽があるばかり。 決して行けない遠くの地に 焦がれているわけではないからこそ、 居心地の悪い■■■が、いまだ、 心の臓に喰らい付いて離れなかった。*
(75) すくらぶ 2019/06/22(Sat) 18時頃
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[ さすがの男も、 すれ違っていくだれかに、 置いてくの? とか 言った気がした。
のち、 "げんきなかんじゃさま"は 任せた と 返事を貰ったり等した ────
空の車椅子を手押し、 はぁい、 と ゆぅるい其れと共に、 片手を差し出して、 ]
(76) is0716 2019/06/22(Sat) 22時半頃
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[ 首を傾げている。 ]
(77) is0716 2019/06/22(Sat) 22時半頃
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[ 同時、 "しらぎく"の姿ばかりは、 あんまり変わらないなあ と
中庭の其れを思いつ、 ]
(78) is0716 2019/06/22(Sat) 22時半頃
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やっぱり ちゃんはヤだった? 見ため可愛くなっちゃったんだもんなー。
[ 伸びたほそい指先を捉え、 "なんにも違わないように" 語る。
それとも、 何かついてる?って ───── 鏡を見て、
確かめるよに前髪の毛先を弄り、 ……それだけ。 ]
(79) is0716 2019/06/22(Sat) 22時半頃
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どっか行きたかったの?
[ 中庭? それとも図書室? もしかしてご飯だった? ─── 等、
うざったいまでに 世話を焼く気で。]
(80) is0716 2019/06/22(Sat) 22時半頃
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/* おそく なりもうした いまからいます
明日は おしごと……
(-18) is0716 2019/06/22(Sat) 22時半頃
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[ 首を傾げた。おんなじように。 怪訝な 顔で。
端で、黒髪が揺れる。 ]
(81) mayam 2019/06/22(Sat) 23時頃
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[ 手を、取られても、 今でも勘違いじゃあないかと思っていて、
……だって抑 めのいろ とか、 此までちっとも 見ていなかったもの。 言ってしまえば 何かおかしい、程度で、
わたしのように全部無くした訳じゃあ無さそうだし、 ──── 鏡を見ても何も無さそうだし、 ]
(82) mayam 2019/06/22(Sat) 23時頃
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……いえ、………、なんにも、
[ だから手を取られても、 求めておいて車椅子に乗らずこんな調子。 片目を 彼方、此方に迷わせて、
何が違ってしまったのか、だけ、 暫く考え込んだ後、
次々出される行き先に、漸く何時もの、 ( ─── ええ、幼い其れではあったけれど、 ) 不機嫌面を見せ、 ]
(83) mayam 2019/06/22(Sat) 23時頃
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──── 女郎花。
[ 適当に、何時か、聞いただけの花の名前。 "きっと中庭にあるんでしょう" って。 季節なんてちっとも気にしていない。 ]*
(84) mayam 2019/06/22(Sat) 23時頃
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[ 道に散らばっていた筈の白菊も、種も、 すっかり真白に戻っていた。 昨日よりも、養分を取られてからも、 もっと低くなった視界に 、……良い気分はしない。
何の病気だろうが、 状態なんて逐一確認されている身だから、 姿の変わった、 なんて 或いは、──── 生き残った なんて、 書面上で知ったとしても目視すれば違うのだろう。 白衣の誰かさん達の視線が 顔も覚えていない、興味も無い誰かさんの何かが、
それはそれはもう、
──── 全く腹立たしい。 ]
(85) mayam 2019/06/22(Sat) 23時半頃
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……きらいよ こんな場所。 ひとの居ないところが良いわ……。
[ 何か布でも持ってくれば良かったわ。 慣れるなんてあるのか、そんな風に、
わたしの身を運ぶせんせいへ、また ひとつ。 嫌がろうときっと世話を焼いてくれるのだから、 目的の花の場所まで、 きっと 直ぐ、連れて行ってくれるでしょう。 ]
(86) mayam 2019/06/22(Sat) 23時半頃
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ねえ、
[ ──── 女郎花って何色だったかしら、 硝子を通り抜ける間、純粋に問う。 ]
(87) mayam 2019/06/22(Sat) 23時半頃
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[ また、 胸ポケットで端末が揺れている。 記憶の無いうち、駆けていた情報は、 視認して漸く象になったようで。
きっと、"治る"という 信仰の、 一端にさえ成り得る、 "良い例"だ。 ・・ 譬え 多少姿が変わろうと……
"方法"を尋ねようと、肩を叩く者も居たものだが、 …何故だか 顔を見て手を引いてしまう。 鏡で見る限りは、傷もなにも 無いというのに。]
(88) is0716 2019/06/23(Sun) 00時頃
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sheet ──── 白布 は手だったかもねえ。
[ 中庭で地味な仕事をするだけの、 そんなせんせいだったもので。
怒られるときぐらいしか、注目されることもなく。 慣れないかもよ? とか わらう。
花の 名前に、 一度足を止め、 どのしょくぶつも場所は正確にわかるから、 中庭へ 方向付け ───── ]
(89) is0716 2019/06/23(Sun) 00時頃
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おみなえしは ─── 黄色。 時期的にどうかなあ、まだ咲いてないかも…?
[ 人工の中庭なので、 しろばらが一年咲いていたり、 外気に関わらず咲いているものだが、 しょくぶつのせんせいの気分次第な部分はあり……
唯、 群生するおみなえしの粟花はかわいいと思う。
中庭の中でも 日当たりよく、 すこぅしばかり 眩しい其処へ ]
(90) is0716 2019/06/23(Sun) 00時頃
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