266 冷たい校舎村7
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/* おちろるに入れよう入れようと思っていたフレーズを思い出してダメージを受けてる。
(-39) 2019/06/14(Fri) 23時頃
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自分以外の誰かの体温を感じて、 私はそっと、目を覚ます。
(+8) 2019/06/14(Fri) 23時頃
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/* よくよく考えれば、放送室にいく、で止めるんじゃなくて行ってイヤホン手にしてびっくりして離脱、しておけばスムーズだったな。反省。
(-40) 2019/06/14(Fri) 23時頃
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[ ソファの上で、眠ってしまっていたみたい。 瞼を開けて、瞬きをして。 しばらく天井を見詰めています。
起き上がると、タオルケットがずり落ちる。 誰かが掛けてくれたみたい。 母か、父か、弟か。心優しい、家族の誰かが。
タオルケットを丁寧にたたみながら、 テレビをつけて、ニュースを見たの。 ]
(+9) 2019/06/14(Fri) 23時頃
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すごい。ニュースになってるよ、よう君。
(+10) 2019/06/14(Fri) 23時頃
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[ 携帯を見れば、あいこちゃんからのメール。 そうね。病院、行こうかしら。
でも、その前に顔を洗わせてください。
面白い夢でした。 あれが、本当に現実とリンクしているのか、 あそこにいたのが本当に皆なのかは別として、
あの子の、腕の中で息絶えていく感覚が 今もすこしだけ、残っているのですから、ね。
死んだの。もう、居ないの。 顔を拭くタオルを持つ腕は重くって、 ああ、私、今ここに生きているのね。 ]*
(+11) 2019/06/14(Fri) 23時頃
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あの子に執着する私は、死にました。*
(+12) 2019/06/14(Fri) 23時頃
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―― 2階廊下 ――
……首輪。 手放せなかったのかもな。 いや。俺にもさっぱり分からないけどさ。
[なんとなく、推測で田所に物を言った。 拓海と京輔との距離は離れて、 ふたりの会話はこちらまで聞こえない]
俺たちだけ。そうかもな。
[挙げられた名前>>114に、一瞬眉を動かして]
(115) 2019/06/14(Fri) 23時半頃
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葉子。無事だといいんだけど。 俺が酷いこと言ったから、 たぶん落ち込んでる。
[田所を気遣いながら、体育館へと向かう。
制服汚れちゃってごめんな、と 再度申し訳なさそうに告げながら。 拓海と京輔に追いつこうと、先を急いだ]*
(116) 2019/06/14(Fri) 23時半頃
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/* 高本くん気を遣える男。 この、対田所さんで途端にいつも通りの高本くんになってるとこ好きです。
(-41) 2019/06/14(Fri) 23時半頃
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―自宅にて―
[夢を見ていた。やけに鮮明な夢を。 やけに重たい瞼を開いて、最初に見えたのは お世辞にも綺麗とはいえないアパートの天井だ。
雑音を聴いて、吐いて。 呆然とベッドに寝転んでいるうちに どうやら眠ってしまったらしい。
やけに瞼が腫れている。 記憶にないけれど、泣いていたのかもしれない。
はるちゃんの事が、好きだった。 愛していた。多分、今も好きなんだと思う。]
(+13) 2019/06/14(Fri) 23時半頃
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[けれど、不思議だね。もう、涙は出ない。
何処かに恋心を置いてきたみたいに 紫苑の心は凪いでいた。]
(+14) 2019/06/14(Fri) 23時半頃
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[肝心のイヤホンは沈黙を保っている。 一ヶ月も動いていたからかな。 流石にバッテリーが切れたらしい。
もう、帰っているのだろうか。 或いは、まだ、誰かと一緒に居るんだろうか。
あぁ、でも、良いよね。
紫苑は空気が読めない。 なので、夜もふけたこの時間に はるちゃんに電話をかけることを厭わない。]
(+15) 2019/06/14(Fri) 23時半頃
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[スピーカーの向こうから、はるちゃんの声がする。 どうしたの?と問う声は やっぱり可愛らしい。そう思った。
少しの沈黙の後、紫苑は口を開いた。 泣いちゃうかな。 紫苑だって泣きたい。泣かないけど]
はるちゃん、あのね。 俺たち、――。
[酷い男だって思うかな。 それでいいよ、と紫苑は思うし、 むしろ優しいんじゃないかなとすら思う。
彼女は泣いている。被害者面をして。 悪い子だなぁ、って紫苑は笑って 躊躇い無く電話を切った。**]
(+16) 2019/06/14(Fri) 23時半頃
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/* 柊くんもルリちゃんも何かを殺してかえってきている……ふおお
(-42) 2019/06/14(Fri) 23時半頃
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[一時期は都合のいい夢であれと願った誰かの――もとい、養拓海の世界。 今はもう、確かにあって、イロハは確かにそこにいたのだと、認識している。
とはいえ、他のひとにとってもそうであると、 決めつけるにはまだ早かったかもしれない。 と、ちょっとだけ思ったイロハであったが]
そうだね。そうなる、よね。 他に誰かが死にかけてるなんて連絡もないし……。 [言ってる意味、通じるなら話は早い。>>+5 やっぱり君も確かにあそこにいたんだ、と思いつつ。 養の世界に思いを馳せる]
(+17) 2019/06/14(Fri) 23時半頃
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[文化祭を模した校舎はきれいだった。 本来は存在しない4階、そこは薄暗く物寂しかった。
どっちがほんとうか、じゃなくて、 どっちもほんとう、なのだろう。 綺麗じゃないものだって抱えてるのがひとであるからして]
(+18) 2019/06/14(Fri) 23時半頃
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[院内に向けて歩を進める足音は二人分。>>+6 ロビー状の待合室であっても暖房はきいていて、 もはや白い息を吐き出すこともない。
これこれこういう事情でして……と、 カウンターのお姉さんに話す役はとりあえずイロハがやることにした]
……おかしくない、かもね。
[一足先に待合室の長椅子に腰をおろすと宇井野の言葉に頷いた。
――雪、どれくらい残ってたっけ。
道中全然気を配ってなかったし、それに、 今朝見たニュースがどんなものだったかなんて、 養の世界での出来事よりも曖昧になっていた]
(+19) 2019/06/14(Fri) 23時半頃
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……それよかさぁ、宇井野くん。 あたし達がここにいるということは、
向こうには今頃、あたし達のマネキンが残ってたりして。 アイちゃん、みたいに?
[ちょっとは無残な姿になったかなあ、と、他人事じみて思う。 相原みたく、さながら殺人事件の現場を作り出してしまったこと、 きっと、誰かに言われたって、そんなには気にしないのだ*]
(+20) 2019/06/14(Fri) 23時半頃
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[通話を終えた紫苑は、新着を告げていた メッセージアプリを開く。 相原からのメッセージが一件。
夢は夢じゃなかったらしい。 あの空間のホストが誰かを理解して、 ふと思い出したのは、いつかの会話だった。]
(+21) 2019/06/15(Sat) 00時頃
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[“いる”じゃなくて、“いた”らしい、 「生まれたら最初に出会う人。」>>2:354
紫苑の耳ははっきりとそれを捉えていて、 けれど、聞き返すことはしなかった。 だって、俺たち、そんなに親しい訳じゃない。
けれど、もし踏み込んでいたら、 彼が思い切る事はなかったのだろうか? 問うても紫苑には分からない。]
(+22) 2019/06/15(Sat) 00時頃
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[出来ることはせいぜい、 彼の選択の結果を見守ることくらいだろう。 相原のメッセージに、 養が搬送された病院が書いてあった。
家を出る前に、少しだけパソコンを触ってから、 簡単に荷物を纏めて、コートを羽織る。 イヤホンの代わりに、伊達眼鏡を着けた。 泣いて腫れた目を誤魔化すためだ。
一歩踏み出した外の景色は、 雪景色などではなく、夜の紺に染まっていた。**]
(+23) 2019/06/15(Sat) 00時頃
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──現在:体育館へ──
……文化祭から出て、日常に。
[ 復唱した>>107ことに深い理由はなく、 ただ、噛み砕くように僕は呟いた。
文化祭から出て日常に戻るのに、 何が必要だっていうんだろう。
死に方が違う。>>108 どうして違うんだろうね。
わかんね。って言葉で、 その話はきっとおしまい。 わからないなら仕方がないし。]
(117) 2019/06/15(Sat) 00時頃
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[ 気付けば、宮古瑠璃の人形と、 それを運ぶ二人とやや距離があった。
一緒に運んでいる人の口数が少なくて、 だから僕も静かにそれを運ぶ。
毎日、こうして人形を運ぶ。 チャイムが鳴るたびに、誰かが消えて、 まだ生きてる人間が、運ぶ。
……そういう、リズムみたいなものが、 僕の中にはもううっすらとできていて、
……だけど、いつまで続けられるんだろう。 柊紫苑みたいな人形を横たわらせながら思う。]
(118) 2019/06/15(Sat) 00時頃
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[ ……早いな。 そう、ぼんやりと。見下ろしてて。
だから、近くで誰かが身じろいだとか、 そういう音>>112は、耳を素通りしていって、]
──あ、うん。
[ 先に行く>>112という言葉に頷いて、 僕自身もまた立ち上がる。
この後はどうしようか。 残る二人はまだここに?
そんなことを頭の片隅で考えて、 きっといくつか言葉を交わしたら、 体育館を後にしようと、歩き出す。]
(119) 2019/06/15(Sat) 00時頃
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……あ。イヤホン、
[ 立ち去る寸前、人形の白い耳が、 やけに視界に目立って、それだけ呟いて。*]
(120) 2019/06/15(Sat) 00時頃
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[それから、田所とは何を話しただろうか。
いずれにせよ 体育館に宮古を模した人形を安置すると 俺は立ち上がった。
先に行くと言って姿を消す拓海に>>112 ため息を吐いて それから、体育館に置かれた人形の数々を見渡した]
……次は、俺の番かもな。
[京輔の言葉>>102に、冗談とも言えない台詞を返す]
(121) 2019/06/15(Sat) 00時頃
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[チャイムのたびに、2人ずつ人形に変わってゆく。
そんな法則がこの校舎内に当てはめられるのならば、 姿を見ぬ葉子や颯太も まだこの校舎の中にいると考えるのが自然だ。
この異常事態に 葉子とも拓海ともいざこざと起こし、 すでに委員長としての仮面もかぶれない自分に]
ホント俺、だめだな。
[そう独り言ちた。やっとそれを、認めることができた]
(122) 2019/06/15(Sat) 00時頃
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[俺は、大した人間じゃあない]
(123) 2019/06/15(Sat) 00時頃
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これから、京輔はどうする? きっと残された時間はあまり多くはない。 ……次に消えるのが誰にせよ。
[チャイム毎に2人ずつ級友が減っていく現状に 冷静にそう結論付けて、 去り行く京輔の背>>120に声を掛けた]*
(124) 2019/06/15(Sat) 00時頃
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