266 冷たい校舎村7
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/* 柊くんの置き土産よ……ひーらぎくん、いい子に巡り合ってほしい。やってること、盗聴だよね……? って思うのに憎めないボーイで好きでした。 宮古さん、飼われたい人生だった。人形はわんと吠えられないので無理ですが。えっと、言葉の使い方が大好きです。
(-1) 2019/06/14(Fri) 00時頃
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/* すみません、僕のデフォルト投票がエブリデイ☆タクミクンなの、入村順の関係とかですか?
(-2) 2019/06/14(Fri) 00時頃
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/* 拓海くんのロルに、気持ちぐわんぐわんしながら、 ひとつだけ、お京もホスト自殺支援派貫くわけじゃ、ないから……! 最終日組を不安にさせているのでは??
(-5) 2019/06/14(Fri) 00時半頃
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[ 4度目のチャイムが鳴る。]
(16) 2019/06/14(Fri) 01時頃
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──現在:廊下──
[ 正常に。規則正しい間隔で。 鳴り響いた音を聞いて、ようやく足を止めた。
音の出どころを探すように、 スピーカーのたぐいをふと見上げて、
悲鳴も、大きな物音も、 何も聞き取れるものはなくって、
ただ唯一確かであるのは、 僕はまだこちらに生きている。 ……ということだけである。]
(17) 2019/06/14(Fri) 01時頃
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[ そっか。という言葉>>1が、 布越しにひどくくぐもって聞こえて、 僕はただ一言「そうだよ」と言って、 その場を静かに立ち去ったのである。
ただしく看病というのは、 一体どういうものだったんだろうか。
今だけは、言い訳がましく言いたかった。 ……僕はどこかおかしいらしいので。]
(18) 2019/06/14(Fri) 01時頃
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[ 保健室のベッドをひとつ塞ぐ。 ということについて伝えようと、 一応、そんな理由付けをして、 ただ、あてもなく歩いていた。
部屋の中は暖かくても、 廊下は染みるように冷たくって、 空気に晒される末端が、耳たぶが痛い。
次の8時50分を知らせるチャイムで、 ようやく僕は足を止めて、息をつく。
……明らかに病人って姿のやつを、 ベッドからたたき出す人が、 僕の友人にいないことくらい、理解してる。]
(19) 2019/06/14(Fri) 01時頃
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……誰か、
[ 消えたんだろうな。という呟き。 後半は声にはならず吐息に混じる。
繰り返していけば、きっといずれたどり着く。 少なくとも、この世界のおしまいを、 見届けられる人間にホストがいるのだ。 それをどう捉えればいいのだろう。
……とにかく。 人間でも、人形でも、 どちらかを、探そうと。
誰かしらいるだろうかと、 自分たちの教室へと帰ってきた。]
(20) 2019/06/14(Fri) 01時頃
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──現在:3年7組──
[ ……予想は残念ながら当たらず。
ただ、いくらか増えている黒板の文字。 その中に、やや異質なもの>>3:384を見つけ、 僕は、少し笑った。チョークを手に取る。
その文字列の下に、白色で書き記す。
『 4度目のチャイムを聞きました。 生きています。 蛭野 』
そして、再び廊下へと、 人間か人形かを探しにゆくのだ。**]
(21) 2019/06/14(Fri) 01時頃
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/* そういえば、落ちるなら、わかりやすい話なんですが、 マネキンの顔をバキバキにしようとしてました。 細かいとこ未定だったけど、最初の予定だと、 美術室に置いてる肉塊的なのをこう、削って、描き足して、作り変えて、 きれいな顔(なおきれいな顔は自分に似ている。笑うところ)にして、 ばかみたい。って笑って叩き壊したとこで、自分のマネキンの顔が割れてる。的なものをしようと。 してたので、今美術室の小道具完全に腐らせてるさ。
(-9) 2019/06/14(Fri) 01時半頃
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/* なまじ時間があるので動けてしまうのですが、 毎回動けるからって真っ先に駆けつけてしまっていいものだろかとか、 とはいえ発見フェーズは早めに取り掛からんと更新すぐきちゃう……とか、 もだもだするんですけど、今日はどーしよかな
(-11) 2019/06/14(Fri) 11時半頃
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──現在:2階──
[ 3階をぐるりと回って1階下へ。
勘も予感も働かないから、 ルートを定めて順に見て回る。
動いている人間とはすれ違っても、 動かない人形とはいつか会えるでしょう。
そんな目論見を抱き、 順番に扉を開けていくときに、 ここにいるなら誰か。とか、 なんとなく考えてみたりする。]
(46) 2019/06/14(Fri) 18時半頃
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[ ……ほら、例えば。 多目的室。七月さんが使ったらしい。 美術室なら────、
……灰谷さんも相原さんも、 無造作に廊下に転がってたんだから、 なんの関係もないのかもしれないけど。
だから、その扉を引くときも、 ふと思い出した。放送室。音響。]
(47) 2019/06/14(Fri) 18時半頃
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──現在:放送室──
……あ。あった。
[ 開けた扉の外から覗くようにして、 僕は遊びみたいに立てた予想が、 どうやら正解だったらしいことを知る。
3年間をこの校舎で過ごして、 今まで縁のなかった部屋。放送室。
まるで外部者の気分だったので、 心の中で呟いておいた。お邪魔します。
間違ってコードか何か踏んづけないように、 僕は慎重な足取りでその部屋に立ち入り、 壁にもたれかかっている人形の前にしゃがみ込む。]
(48) 2019/06/14(Fri) 18時半頃
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柊くん。
[ 早く帰りたいよねぇ。>>2:541って、 当たり前みたいなふうに言ってた、 1つ前の夜の柊紫苑を思い出して、]
……帰れた?
[ なんて、問いかけてみるけれど。
返事が返ってくるわけでもないし、 頬を伝う赤い筋は涙みたいで、 なんだかそれは悲しそうだったし、]
(49) 2019/06/14(Fri) 18時半頃
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……聞こえないよねえ。
[ 右耳に刺さったまんまのイヤホンに、 僕は気が付いて、くすくすと笑った。*]
(50) 2019/06/14(Fri) 18時半頃
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──現在:2階 放送室>>51──
柊くんだよね、たぶん。
[ きっと何気なく落とされた呟き>>52を、 声をかけられたのだと思って、 僕は思わず相槌を打ったりした。
躊躇なく人形に手を伸ばす姿に、 何も言わずに、そこにしゃがんだまま。
返事はないね。と田所怜奈が言う>>53のに、 そうだろうね。と内心で答える。 分かり切ったことだし、言わないけど。]
(60) 2019/06/14(Fri) 19時頃
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[ ぴたりと音楽が止む。>>53
その中で発される声>>54は、 静かな部屋に明瞭に響いて、]
まだ、何人かはいるんじゃないかな。 拓海くんと、七月さんと、轟木くんと、 起きたとき、高本くんと宮古さんもいたし。
柊くんも、動いてたんだけどね。 ……さっきのチャイムが鳴る前の話だけど。
[ 動いている人。という表現に、 僕は知り得る限りの動く人を指折り数える。]
(62) 2019/06/14(Fri) 19時頃
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一応、見つけたら、 体育館に運ぶことになってる……と思う。
[ 指示を仰がれるだなんて、そんな。
そうそう起こらない事態にやや困惑したが、 多分そうするべきなのだろうな。とは思う。]
……一緒に運んでくれる? ここからなら、そう遠くないし。
[ 2階でよかった。と内心で思い、 了承を得たなら、僕も人形に手を伸ばそう。*]
(63) 2019/06/14(Fri) 19時頃
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/* ロルを書くにあたって、まさか柊くんのイヤホンが、 完全ワイヤレスなのか否かを聞き忘れたのが響くとは思わなかった。
(-20) 2019/06/14(Fri) 21時頃
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──現在:体育館へ──
[ 同意を得て>>74、人形を持ち上げる。
今までは何かに包んで──というのを、 その時すっかり忘れていたため、 ふたりして運び出した人形の姿はきっと、 鉢合わせた養拓海>>73にも丸見えだろう。
まさか病人に手伝いを申し出られるとは。 思いもよらず、僕は一瞬立ち止まって、]
拓海くん、──あ。
[ よたよたと放送室を出ようとした所>>75。 その際に、僕が出口の段差に蹴躓き、 かくんとつんのめって、それで──、]
(78) 2019/06/14(Fri) 21時頃
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……これ。柊くん。
[ 体勢を立て直しながらそう答える。
揺らした拍子に、 右耳に引っかかっていたイヤホンが、 落っこちそうになってるのを目で示す。]
気分はもう平気? なら、そっちを代わってるか、 加勢してくれると──、
[ 手伝ってくれるというなら、遠慮せず。
やや苦し気な様子の田所怜奈>>75の持つ、 頭部のほうを示した。僕はがんばりますので。*]
(79) 2019/06/14(Fri) 21時頃
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/* そういえば>>63、京輔の台詞も最初「手伝ってくれる?」にしてたんですが、 ふと、こいつは自分主体で運ぶ意識まったくないぞ。と思い、 一緒に運んで♡になりました。女子に遠慮がない。
(-21) 2019/06/14(Fri) 21時頃
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/* 前回ホストで、前々回が一生ホストにたどり着けない迷探偵ポンコツ委員長だったんですよ。 久々にこう、ホストの様子がちょっとずつおかしくなるのを間近で見てまして、 ホストがじわじわ変わってくのこんなに怖かったっけ? て思ってます。
(-24) 2019/06/14(Fri) 21時半頃
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──現在:2階──
……持てるよ。
[ さっきは少し驚いただけで、 重さでよろめいたわけじゃあないとも。
確認の口調>>81が冗談ともとれず、 僕もまじめにそう答えたんだけれど、
無事、逆側に加勢>>86があったので、 さて、歩みを進めてまいりましょう。
道中交わされる会話は、 そう、やっぱり前も話したようなことで──、]
(87) 2019/06/14(Fri) 22時頃
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帰ってる可能性は高いと思うけど。 どうだろうね。確認のしようもないし。
[ せーので飛んでみる? と、 しばらく前に自分の言ったことを思い出し、 けれど、僕自身がそれを望まないので、 口にするのはやめておいた。]
……条件。どうかな。 帰りたい。とか、帰らなきゃって、 柊くんや灰谷さんは、言ってた。 案外、希望を汲んでくれているのかもしれない。
[ 訥々と語るそれも推測でしかなく、 さらに、そのあたりでどこかから声>>85がかかり、 僕はぐるりと首を捩じって、そちらを見る。]
(88) 2019/06/14(Fri) 22時頃
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──高本くん、ええと。 それ、…………誰?
[ 高本悟が背負うようにしている人形は、 これまでに見たものの中でもうんと赤くて──、 労力の再分配よりなにより先に尋ねてしまう。
とはいえ、現在1と3。 ひとりこちらから移るのが望ましいでしょう。 僕、腕を振るわすひとり、先刻まで病人のひとり。]
……僕、どっちでもいいけど、 あっちのほうが、まだ軽いんじゃないかな。
[ 恰好からして、あちらは女子でしょう。 行きたい方、どうぞ。僕と代わるならそれもお好きに。 人形の足を両手でつかんだまま、立ち止まった。*]
(89) 2019/06/14(Fri) 22時頃
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/* 154cmの宮古さん人形をめちゃくちゃ重がる高本くん、 わりと意外でちょっと笑ってしまった。 たぶん、墓下で宮古さんが、重くないわよってぷんぷんしてると思う。
(-31) 2019/06/14(Fri) 22時頃
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/* 元病人もだけど、田所さん166cmで、拓海くん159cmだった。 拓海くんほんと昨日よく宇井野くん運んだね。 京輔、美術室から台車持ってこようとすると思う。
(-33) 2019/06/14(Fri) 22時頃
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──現在:体育館へ──
何か。何か──、 ホストの正体? とか。
[ 答えを知りようもないのだから、 好き勝手に推測>>91を立てて。
きっと、田所が向こうの、 ……宮古瑠璃だという人形のほうに、 加勢するのを確認して、また歩き出す。
制服の汚れだとか、 そこまで気が回らなかったのだ。]
(100) 2019/06/14(Fri) 22時半頃
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