263 ― 地球からの手紙 ―
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[少年の一日は今日も、未だ仄暗い時間から始まる。 母親の作る味噌汁の香りも漂わない、 父親が出勤の為身支度する音も聞こえないような早朝。 昨日だってネットで不思議な出来事について調べ、 アプリで繋がる友人達が全員眠っても起きていたのに。]
あった……!
[それでも郵便受けを調べ、二通を見つけた彼は どうしようもないくらいに嬉しそうだった。 両親を起こさないように足音を抑え自室に戻って、 早速とばかりにあのレターセットを取り出すのだ。]
(20) 2019/04/21(Sun) 23時頃
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[水色に銀粉が煌めくどこか星空のような封筒 開く前にそれをしげしげと眺めて、あることに気がついた。
目を細め、微笑ましげに口元を緩め それから彼は中の便箋を取り出し、ゆっくりと読み始める。]
うーん、やっぱりこういうのはな
[と、何やら呟き頭を掻く場面はあったものの 便箋を置くまでの時間に暗い表情になることはなく。
さて今度はと手に取ったもう一通 些か緊張の面持ちで読み始めたものの、そんな様子は最初だけ。]
(21) 2019/04/21(Sun) 23時頃
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いいなぁ、
[感嘆のため息、切実な声音。 手紙の主が記す愛しい相手への気持ちが とても、素晴らしいものだと感じたからこその。
窓の外が少しづつ明るくなっていく中、幾度か読み返し ペンを取ってからも考えながら文字を進めた結果、 残念ながら朝の内には書き上がらずに。 彼はそれらをノートに挟み、学校へ────]
(22) 2019/04/21(Sun) 23時頃
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[そして今は夕方、少年がいるのは通学路でも家でも無く ────病院のベッドの上だった。 重なった睡眠不足、徹夜ではないからこそそれを甘く見て 何を書こうか考え、時にはメールの相手の事を想い うわの空もうわの空の状態で帰宅途中、駅の階段から転落。
周りに人が多く、友人達もいたからこそ対処は早かったが 両足骨折、一緒に落下した端末の画面が破損 身体も心もネット環境も酷い有り様であった。]
……はい、そのとおりです
[連絡が入り青い顔でやって来た母親も、 医師と話し、手続きを終えて、注意不足が原因と知った後は 心配したからこそのお説教を動けない息子に向けている。
それでも、心底落ち込んでいる我が子には 長々とは続けず、何かしてほしいことは無いかと聞いてきて。]
(23) 2019/04/21(Sun) 23時頃
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……それじゃあ、
[彼は一つ、お願いをする。 母親にとっては不可解で、当人には切実なことを。
そして、レターセットとペンを取り出した。]
(24) 2019/04/21(Sun) 23時頃
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[あの時と同じ、淡い青と切り抜かれた星の封筒 まるでその星に向けてやって来たように、ロケットが描かれている それは君の描いたものに意図的に似せたデザインだ。]
(-16) 2019/04/21(Sun) 23時頃
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ショコラくんへ
またお返事が届きましたよ。 これも君のところにきっと届くのでしょうね、 やっぱり不思議だけれどとても素敵です。 例え話が難しくてごめんなさい。 でも、伝えたいことは分かってもらえて良かったです。 ショコラくんはとっても賢い子ですね。 そうですね、何も人間を想うことだけが恋ではないと思います。 冒険に出ていつか夢中になれるものが見つかったら、 それをいっぱいいっぱい大切にして下さいね。
ショコラくんの運命が素敵なものであることを祈っています。 それと、お姉さんがもっと優しくなることも!
(-17) 2019/04/21(Sun) 23時頃
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いきなりなのですが、この手紙は病院のベッドの上で書いています。 僕は怪我をしたので、しばらく入院しなくてはなりません。 今回はお母さんに無理を言って、 多分届くだろう場所に手紙を置いてもらいます。
でも、このことはちゃんと説明するのが難しいので 二度目は頼まないことにしました。
君から手紙が来て、短い間だけどやり取りが出来て とても楽しかったです。ありがとう。
学より
(-18) 2019/04/21(Sun) 23時頃
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イワノフ・アークさん
再度のお返事、こちらこそありがとうございます。
手紙の神様、いるのかもしれませんね。 実は僕にも知らない人から不思議な手紙が届きまして、 その相手が言うには誰にでも手紙を届けるポストがあるのだとか 非科学的ですがこうも体験を重ねると、そうとしか思えなくなります。
僕はイワノフさんにお礼を言われることなんて何も無いですよ。 お願いをして、話していただいた立場なんですから。 でも、何かの助けになれたのならそれは光栄なことです。
毎日忙しく生きていると、 自分のことが置き去りになることもありますよね。 奥様は気づいてもらえて喜んでいると思いますよ。 でも、昔だって沢山喜んで沢山幸せだったんでしょうね。 だってイワノフさんは、本当は昔から奥様に恋をしていたんですから。
(-19) 2019/04/21(Sun) 23時頃
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実は僕は自分の恋のことで悩んでいて、 あの紙は誰かに話す為の下書きだったんです。 ちゃんとした手紙じゃないけど、あなたに届いて良かった。 僕が好きな人は、人間ですら無いけれど この気持ちに嘘は無いから、後ろめたく感じるのはやめようと思います。 あなたのお話を聞いて、そう思えました。 あなたの気持ちを伝えてくれて、本当にありがとうございます。
実は怪我をして、入院しなきゃならなくなりました。 この手紙は特殊な方法で届けているので、 病院ではそれが出来なくなり、受け取るのも難しいです。
今まで、ありがとうございました。 あなたと奥様のお話、僕は絶対忘れません。
学
(-20) 2019/04/21(Sun) 23時頃
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[署名の傍らには、四つ葉のクローバーが描かれている あなたと、きっとあなたを見舞っている奥様への 偶然のように縁が繋がった誰かからの気持ちだ。]
(-21) 2019/04/21(Sun) 23時頃
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[受け取った母親は確かにそれらをあの引き出しへ入れてくれるだろう。 その後ろ姿を見送り、彼はため息をつく。
不思議な手紙の話なんて母親には出来ない。 だから送る手伝いをしてもらうのは今回だけ。 当然、届けてもらうこともしない。
そして、端末のことばかりはどうしようもない。 途中だった手紙を書き上げられたことだけが幸いだった。]*
(25) 2019/04/21(Sun) 23時頃
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