279 宇宙(そら)を往くサルバシオン
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─ 回想 ─
[わたしの持つ義体は、そんな大層なものじゃない。 ありふれた、量産パーツだ。>>0:125
ただひとつ、他とは違う特徴を挙げるなら。 わたしの身体は、”宇宙クラゲに強かった。” それを説明してくれた科学者に、聞いてみたことがある。
『それじゃあ、わたしは寄生をされずに済むの?』、と。
こたえはこうだ。 寄生を防げるわけじゃない。自身を守れるわけでもない。 けれど、わたしの義体を構成する金属体は宇宙クラゲの攻撃を防ぐことが出来る。……他人を守る、だけのことなら出来てしまう。]
(13) 2020/08/30(Sun) 02時半頃
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[なんてバカなお話! それがなんの役に立つというのか。
譬え故郷の星が滅んだ要因が……表向きは汚染ガス、その実、宇宙クラゲの増殖を防ぐために「星ごと見捨てられたから」であるにせよ。 僅かな生き残りに対する対策が、その「お詫び」がこんな、なんの役にも立たない能力だなんて。ほんと馬鹿げてた。
わたしは、一人。>>0:126 そう、ひとりぼっちでもずっと。 生きていられたらいい。
そんな、干乾びたような。 諦めにも似た希望しか、抱いてはいなかったのに。]
(14) 2020/08/30(Sun) 02時半頃
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─ 昨日、談話室にて ─
…… わ、
[守ってあげる、と。 告げた人の、表情の変化は劇的だった。>>2:191 少し息をのむ表情、そして。
わたしの前に跪く、その人に。 わたしは随分、間抜けな顔をしたように思う。 大きく目を見開いて。耳をぴょこんと跳ねさせて。]
(15) 2020/08/30(Sun) 02時半頃
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…───、うん。
だから大丈夫、だよ。 だいじょうぶ。 安心してね。 あなたはきっと、大丈夫。
[そうっと彼の頭の上に伸ばした手は触れたかな。 別に撫でる気はなく、ただどうしても。 ぬくもりのない、この冷たい手で彼に触れてみたくなっただけ。]
(16) 2020/08/30(Sun) 02時半頃
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[この人を信じよう、なんて。 大層なことを思ったわけじゃない。…けど、少しだけ。 甘い優しさの分だけ、信じられたらいいなと思ったの。
そして、それは正しかったのじゃないかしら。 彼の表情を見て、わたしは思った。 嬉しくてこそばゆくて、照れくさくて。
彼が本当に特別に見せてくれた仕草だなんて、知る由もなかったけど。 本当に少しだけ、初めて嬉しいと思ってしまった。 この身体の機能が、ほんの僅かにでも嬉しいものに思えてしまったから。]
(17) 2020/08/30(Sun) 02時半頃
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ううん!! いいの。 良かった。キャンディなら、まだあるから。
もし好きなら、もっと食べてね。
[シルクからの言葉に、わたしは顔を向けた。>>2:196 ふわふわして柔らかくてなんだか、暖かい。ふふ、と笑って首を傾げる。
でも、それだって一瞬のこと。 続いて迷いながら落ちる言葉>>2:199を聞けば、同じく顔は曇るのだけども。]
(18) 2020/08/30(Sun) 02時半頃
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[それから。コーヒーを飲んで、何故だか酔っぱらったような薄荷さんの反応とか。 戻ってきたコータさんのお話とか、皆の反応とか。
そんなものを眺めながら、私はお兄さんの傍にいた。 今日はここに居ようと思った。 勿論、部屋に戻るとなればその先はそれぞれだ。 いくら彼がわたしに感謝を述べたといっても、一緒に眠るのはきっと嫌だろう。正体不明のわたしなんかを、信じることは難しいだろう。 だから、その点、お姉さんの予測>>2:193は少し外れた。
ただわたしは、あまり眠らずに過ごしていただけ。 機械の身体の利点を存分に活用しただけ。 彼が安らかに眠れるように、異変のないように気にしてただけ。……他で何が起きているかを、知ることもなく。
わたしはそうして、静かに不安な *夜を過ごした。*]
(19) 2020/08/30(Sun) 02時半頃
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/* 守る に、パス。があることに今日気付いて… あ、あれ!?? 昨日もあった? 多分あったね???(おまえ
(-22) 2020/08/30(Sun) 02時半頃
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/* トルドヴィン的観点から、ミタシュもクラゲ向きかもっていうメモ。ぜひ。
そして能力者全裸ですまんな!! 守護先分かってたら、まあ楽かなって………
(-23) 2020/08/30(Sun) 02時半頃
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/* 人狼騒ぎに子どもとか吊られにくさの筆頭じゃん。 ダメだこの人、何も考えてなかったわァ…てなったので、マジすまない。頭が死んでる。 ウオオオ ねむい
(-24) 2020/08/30(Sun) 02時半頃
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─ 自室 ─
[昨日、ひとりきりの部屋で。 わたしは一つの名前を入力した。
彼(彼女かも知れない)が宇宙クラゲだと思ったから? いいえ、ちがう。 わたしはただ、わたしに馴染みの薄い名前を選んだだけ。 わたしのエゴによって、一つの名前を選んだ。
それによって命が失われるかも知れないこと。 分かったうえで、わたしは選んだ。 無垢や無邪気であるものか。]
…………、
[その名前がモニターに表示されるのに、わたしは音にならない言葉だけを呟いた。>>#0 何を言う資格もない。わたしはわたしのために、犠牲とするひとの名前を選んだのだから。]
(79) 2020/08/30(Sun) 17時半頃
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─ 談話室 ─
[落ち着いていよう、と。そう思ってた。 大丈夫、わたしが守ったお兄さんは死んでいない。
……けど、それでは宇宙クラゲはいったいどこに? 不安がぎゅうっと、血液を流さない心臓を掴む錯覚。 それでも平静でいようと思った、談話室で通信端末から流れ出る声を聞くまでは。>>20]
…───────、
[わたしは、談話室の入り口に棒を飲み込んだみたいな顔で立っていた。 声を出すこともなく…いや、出すことが出来ないまま。 壁に支えとするように、震える手を当てたまま。
ちいさいわたしの姿は、きっと誰かが覗き込むか談話室を出入りするまで物陰にある。わたしを気に掛けてくれるひとの視線。それも、モノにさえぎられたのかも知れなかった。>>38]
(83) 2020/08/30(Sun) 17時半頃
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[糾弾に、はく。と、息が零れた。>>24 言葉は脳内で空転して、上手く音になりそうにない。
その場に居合わせるひとたちが、それぞれにお姉さんへと声を掛ける。 訥々と、聞きなれない声を紡いだのはワクラバさんだろう。>>59
聞きながら、ぼんやりと思う。 彼は彼自身が選ばれても(殺されても)同じことを言えるのかしら? わたしはきっと、彼でも良かった。 馴染みのない片方を選んだ動機に、殆ど差はない。
どう、なんだろう。 視線だけが彼へと向いた。]
(84) 2020/08/30(Sun) 17時半頃
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[お姉さんは、みんなの言葉で少し落ち着いたみたいだった。わたしはやっぱり、談話室の入り口で立ちすくんだまま。
猫さんの落ち着いた声も聞こえた。 でも、それもまだわたしの思考までは届かない。 わたしは談話室の入り口で擦れ違う、お姉さんの顔を見上げていた。]
(85) 2020/08/30(Sun) 17時半頃
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… わたし、だよ。
(-48) 2020/08/30(Sun) 17時半頃
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[それが彼女にどう聞こえたかなんて知らない。 けれど、一言だけ。 届くか届かないか分からない程、小さなささやきを彼女へ向けて。 わたしは、入れ違うようにして談話室へと足を踏み入れた。
きょろりと部屋を見回す。 そこにお兄さんの姿を見つければ、とたたと傍に駆け寄った。少しだけ安心できる場所を確保してから、もう一度辺りを見た。]
(86) 2020/08/30(Sun) 17時半頃
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ねえ、薄荷さんは?
[ご近所さんの洗濯機のヒト。 あの目立つ身体がどこにもいない。 不安になって、もう一度問いを重ねた。]
……しらない、の?
[ワクラバさんの手から零れる小石は、昨日のコータさんの握っていた石に似る。ああ、それは。洗濯機の中で回って回って、使い物にならなくなった青石洗剤。 見慣れていたはずのそれが、今は酷く不吉に見えて。 わたしは恐々と、珍しく口数多い大きなひと>>66を見上げた。**]
(87) 2020/08/30(Sun) 17時半頃
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─ 談話室、少し前 ─
[猫さんとお兄さんが、薄荷さんを探しに行くのに。>>91>>97 わたしは、少し気になったけど同行をやめておいた。 問われればふるりと首を横に振り。]
気をつけて、…ちゃんと戻って来てね。
[それだけを口にして、一人と一匹を見送ったのだが。]
(148) 2020/08/31(Mon) 00時半頃
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─ 談話室 ─
[残ったのは、お姉さんが戻ってきたせい。 あんなに嘆いていたというのに。それでもわたしを、心配してくれるお姉さんが戻っていたから。
寄せられる頬、それにわたしは泣きそうになった。>>94 間近に交わされた眼差し、それにきゅっと唇を食い縛る。]
(153) 2020/08/31(Mon) 00時半頃
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おこって、ないの? わたし、わたしが ……わたし 、は……っ
……… 、
(-93) 2020/08/31(Mon) 00時半頃
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[微かな声は、音になることはなく。 それを飲み込んだのはわたし。資格のないわたし。
ただ許されるなら、お姉さんの温かい頬に額を寄せて。 ぎゅうと、その背中を抱きしめ返した。>>94]
だい、じょうぶ …、だった、よ?
[音にしたのは、昨夜への問いへのこたえだけ。 どうにか笑顔に似た表情を取り繕って、彼女へと向け。 ゆるさない、ことなんてない。ずっとないから。 そんな風に音に出来ることは、やっぱりないまま。]
(154) 2020/08/31(Mon) 00時半頃
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─ 談話室 ─
[わたしはそうして。 談話室の片隅にちょこんと腰かけて、シルクさんとコータさんの対話を聞いていた。今日、まだ姿の見えていない薄荷さんが無事ならばこたえは分からない。
……でも、もう薄荷さんが居なかったら?
ぎゅ。と、手を握りしめた。 わたしは、…間違えたのかも知れない。 心のまま思うまま、お兄さんの無事を願ったことに悔いはないけど。 でも、間違えたのかも知れなかった。
薄荷さんが正しかったのなら。 昨日、もっとも危うかったのは薄荷さんに違いなかった。]
(158) 2020/08/31(Mon) 01時頃
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[冷えていく。熱を持たないはずの、この身体まで。 傍にあることを許されてたなら、お姉さんの服の端をぎゅうと握って。
そうして、戻って来たお兄さんと猫さんへと目を向けた。 ころりと良く見慣れた…もう「使えない」青石洗剤が目に映る。>>157]
………っ、 薄荷、さん?
[その時になって、漸くわたしは朧げな理解をした。 薄荷さんが洗濯機の義体のヒトではなかったことを。 わたしが犯してきた罪ごと、理解、したのだ。**]
(159) 2020/08/31(Mon) 01時頃
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