278 冷たい校舎村8
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人
狼
墓
少
霊
全
はのんに1人が投票した。
ジェルマンに9人が投票した。
ジェルマンは村人の手により処刑された。
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千早! 今日がお前の命日だ!
2020/06/18(Thu) 00時頃
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時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
千早が無残な姿で発見された。
現在の生存者は、アトレイユ、タツミ、レイ、セイカ、マナ、はのん、レン、ココアの8名。
キーンコーンカーンコーン…………
(#0) 2020/06/18(Thu) 00時頃
──午前8時50分
寝ても覚めても窓の外は果てしなく白く、
嵐のように吹きすさぶ風が雪を運ぶ。
同じ一日を繰り返すだけの校舎にも、
ささやかな陽の光が朝を知らせるだろう。
規則正しく三度目のチャイムは響き渡り、
おはよう、君たちはまた新たな今日を迎えた。
(#1) 2020/06/18(Thu) 00時頃
そしてまた、チャイムが鳴るとき、
消えた仲間が二人、現れた人形が二つ。
喜多仲郁斗と早未千夏が見当たらない。
(#2) 2020/06/18(Thu) 00時頃
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[夢を望んで夢に怯える黄色い羊が、虚構の世界から消える。
わたしからは一方通行だったけど、 できるだけ、いつも見ていました。
君の夢の中を覗いて、ありったけの鳩を散らして装飾できたなら、 気を紛らわすお手伝いができたのでしょうか。 わかんないけど(笑)]
(*0) 2020/06/18(Thu) 00時頃
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[虚空を見つめてただ歩く空色の豹が、虚構の世界から消える。
文化祭もどきを一緒に歩いたの、楽しかったね。 やっぱりわたしには人間の女の子にしか見えなかったけど、 あなたが人間じゃないのなら、人間じゃないもの同士、友達でいれたらいいなって。 ……そう思いたかったけど、傲慢すぎたかな。]
(*1) 2020/06/18(Thu) 00時頃
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[火の色をじっと見つめていた。]
(0) 2020/06/18(Thu) 00時頃
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[今夜は母親が用事で出かけるから、 適当に夕飯を作って食べてーと言われていた。
ああ、じゃあ、今日にしよう。 ふと思いついたようにそう考えた。
キッチンを締め切って、通気口や、穴という穴をテープで塞いで、 鍋を火にかけてスープを煮込み、換気扇もつけずにじっと待つ。]
(1) 2020/06/18(Thu) 00時頃
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[楽に死ねる方法なんて、調べるのも億劫だ。 このご時世、簡単に死ねやしないし、 どう考えても死ねる方法は痛そうなのや、屍骸が大変なことになりそうなのばかり。 だからもう考えても仕方なくて、できそうな時にやるしかないのだ。
鍋がしゅーしゅーと音を立てる。 火の色を見つめる。
ガスの炎の色は青。綺麗な青。 それは酸素が供給されている証拠。]
(2) 2020/06/18(Thu) 00時頃
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[……最期に何か、やっておくことはあったっけ。 ああ、そうだ、みんなにご挨拶しないと。
スマホを開いて文章を打ち込む。 ごめんなさい。たくさん謝って、そして、 わたしからのお願いを、図々しくも打ち込んで、 遺言のメールはできあがった。>>1:1
「みんなとの文化祭の思い出は」 「本当にかけがえのないものでした」 「どうか、それだけは信じて欲しかったので」]
(3) 2020/06/18(Thu) 00時頃
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[……信じて、くれる、かなぁ。]
(4) 2020/06/18(Thu) 00時頃
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[それさえ信じてくれれば、もう後は何もいらないや。]
(5) 2020/06/18(Thu) 00時頃
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[……青い炎に、徐々に赤色が混じる。 それは不完全燃焼を起こしている色。 混ざり合っても、紫色にはならない。
じっと見つめる。 鍋の中のスープは暴れている。コンソメの香りが濃くなってきた。 湯気がわあっと吹き出していて、なんだか蒸し暑くて、 少しずつ、手足の末端が痺れてきた気がする。
ああ、どうやら上手くいきそう。 書き上げたメールを一斉送信。それじゃあ、さよなら。]
(6) 2020/06/18(Thu) 00時頃
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[瞬く間に痺れは全身に回り、頭がぼうっとして、 それで、ええと——記憶が、途切れる。]
(7) 2020/06/18(Thu) 00時頃
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[——少しして、帰宅した母親がキッチンの扉を開いた。
一酸化炭素中毒。 葉野紫織が救急車で運ばれていく時点で、まだ息はあった。 助かる見込みは五分五分とのこと。
室内の通気口が全て塞がれていたことから、 警察の調査では自殺未遂と断定。]
(8) 2020/06/18(Thu) 00時頃
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— 校舎の変化 —
[新たに増えた4階と5階の更に上に、階段が伸びる。
校舎の6階。増え続ける虚構。 そこは5階を更に複写した構造になっているが、 コピーの精度は更に落ちていて、 廊下は微妙に傾いていて、教室の部屋も四角ではなく、歪に曲がっている。
そしてもちろん、天井や壁には赤いインクが染みている。]
(9) 2020/06/18(Thu) 00時頃
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[がらん、がらん、がらん……。 階段の上から、空っぽの鍋が転がり落ちてくる。
それは上階から落ちてきたかのように、 階段の段差に、点々とコンソメスープの痕跡を残している。]
(10) 2020/06/18(Thu) 00時頃
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[校舎の1階の端は、体育館へ繋がる通路になっている。
その反対側——体育館とは正反対の方向に、 あるはずのない、体育館への通路がもう1つ出来上がっている。
そこを通れば、複写されたもう1つの体育館があり、 同じように舞台が再現されている。
ただし床一面には、青いインクがびちゃびちゃと塗り広げられている。 この場所は偽物だということが、よくわかるように。*]
(11) 2020/06/18(Thu) 00時頃
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/* うわあ……すごいぞわぞわする増築部分……
(-0) 2020/06/18(Thu) 00時頃
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/* やばい、削ってもメモが今でMAX行数なので、明日は現実世界項目削るとして、最終日いけるか?
(-1) 2020/06/18(Thu) 00時頃
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あたしには苦しい過去も面白い過去もありませんので、 みんながすきって話をしたいと思います。
(12) 2020/06/18(Thu) 00時頃
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こういう時、ほら、次まなの番だよってくだりで、 あたしのとびっきりの話ができたのなら、 きっと盛り上がったんだろうなあって思うんだけどさ。 いや、ほんと、なんにもないんだって。 まじやばいね。どーしようね。
適当にきょうだいの話捏造する?
(13) 2020/06/18(Thu) 00時頃
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/* 仕掛けとしてめちゃくちゃ面白いなって思ってます、増築。 村建てメモも25行なのがね、ネックなのよね。
(-2) 2020/06/18(Thu) 00時頃
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だめだね(笑)
(14) 2020/06/18(Thu) 00時半頃
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*
前置きをします。 人生って名前の白紙が埋まらないな、って、 気付いたきっかけなんてなかったよ。
気がついたら目の前の白紙になんにも書けないの。 特技無し、受賞経験も無し、家庭環境異常なし、 あたしになにがあるんだろうって思ったら もうほんとーに遅いの。
ほんとびっくりだね(笑)なんで(爆笑)
(15) 2020/06/18(Thu) 00時半頃
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*****
「 綿津見まなです 」
進路調査票を渡されたときのあたしの席は、 席替えの結果、真ん中も真ん中だったけれど、 八組ができたときは一番端の列の、一番後ろだった。 わだつみ だからね。 出席番号はいつも一番後ろ。最後。 割と好かれやすいその席に、 あたしは一番はじめに座っている。
(16) 2020/06/18(Thu) 00時半頃
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自己紹介、はよくあることだ。 自分の名前と、趣味と、出身学校と、えとせとら。 そういう、うん、あるよね。 嫌な人もそこそこいるやつ。
(17) 2020/06/18(Thu) 00時半頃
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……思い出話って全然しないから、 このくだりちょっと疲れるね。頑張ります。
(18) 2020/06/18(Thu) 00時半頃
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あたしの言った内容、 映画をよく観ます、 どっちかっていうと映画館で観たい方です。 あと友達と遊ぶのが好きです、カラオケにいきます。 ヒトカラもよくいきます。 とか そういう、聞き流すような内容だったから、 まあそこはどうでもいいとして、
(19) 2020/06/18(Thu) 00時半頃
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……もういいや、本題はいって良い?
(20) 2020/06/18(Thu) 00時半頃
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あたしもこの席がすきです。 みんなが一番見えるから。 よろしくお願いします、と言ったあたしを、 見ていようが見ていなかろうが 目が合おうがそうでなかろうが、 あたしはここのクラスみんながすきになるって、 そういう確信があった。毎年そうだ。
見てないひと、多分、興味があまりない。 見てるひと、多分、そこそこ馴染む気持ちがある。 目が合った人、たまたまかな?真面目さんかな?
(21) 2020/06/18(Thu) 00時半頃
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名前は覚えられなくても良いかな。 自己卑下じゃないってばー。 目立つタイプじゃないだけ! だってそのへんの女子高生だもん。 綿津見って名字だけやたら印象強いよね。それだけ。
あ、ほら、"なつみちゃん"がすごくねむそうだよ。 ね?ああいう子が目立つタイプ。 みんなが彼女を見て笑ってる。 一番最初に名前を覚えた。ね、なっちゃん。
(22) 2020/06/18(Thu) 00時半頃
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みんながみんなであるだけですきです。 あたしに無い生き方をしているみんながだいすきです。 みんなの話を聞くのがすきだよ。 悩み事とかあると、 みんな、生きてるんだなって思います。
なんだかみんなの全部を見ると 色を与えられてる気持ちになって、 フツー じゃなくなることに 安堵します。
(23) 2020/06/18(Thu) 00時半頃
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綿津見まなはにんげんです。 幸せなにんげんです。 悩みのないことが悩みです……なんて、怒られるか。 でもね、そんな感じでずっと生きてきたよ。
あたしは あたしが すきだけど、 フツーだから、みんなが すき。
(24) 2020/06/18(Thu) 00時半頃
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つまらないな。没。
(25) 2020/06/18(Thu) 00時半頃
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綿津見まなの人生は白紙のままです。 破る勇気も無いくせに、ただ見詰めている。
ひとから与えられるだけの人生を甘受している。 あたしは与えられるだけのなにもかもがない。
(26) 2020/06/18(Thu) 00時半頃
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満たされない、息苦しい。 幸せなのに。
白紙をぐちゃぐちゃに書くものも理由も見当たらない。
(27) 2020/06/18(Thu) 00時半頃
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あーあ。 死ぬ勇気があればよかったのにね。
(28) 2020/06/18(Thu) 00時半頃
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でも、今日も楽しいです。毎日楽しいです。 みんながいるだけで、みんながみんなであるだけで、 あたしは生きてるんだなって そんな気がします。
(29) 2020/06/18(Thu) 00時半頃
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だから、今日も、祈ります。
(30) 2020/06/18(Thu) 00時半頃
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テレパシー、テレパシー。 拝啓 XXXX 様。
どうかあたしに夢を見せてください。 ゆめが いつか、おわるとしても。
(31) 2020/06/18(Thu) 00時半頃
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あたしが、あなたに、 何も見せられないとしても。
*
(32) 2020/06/18(Thu) 00時半頃
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――昨日:手洗い場――
[仲良し2人でじゃれていました(笑)>>2:801]
[幻について話せば、 思った通り喜多仲は笑ったので 辰美は内心胸をなでおろした。 だって普通じゃない。]
お前の劇好きだったよ。ああ、チョー好き。 でもそれとこれとは…………
…………?
[残念そうに「紳士か」と喜多仲が言う。 別のものが出てきた方がよかっただろうか。 少女だったら? もしくは別の役だったら?]
(33) 2020/06/18(Thu) 00時半頃
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[彼の世界にいてほしい人が誰なのか、辰美は知らない。]
[だからその後、 きっと違和感を突き詰めることなく 濡れたハンカチをしまい込んで 辰美は教室に戻ったのだ。]
(34) 2020/06/18(Thu) 00時半頃
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[…………辰美幸俊は無粋な男だから 色々個人の感想ってことにしておいて。]
(35) 2020/06/18(Thu) 00時半頃
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――それから――
[辰美が教室に戻ったのは比較的遅くだった。 早く戻って来いよ>>2:713と言われていたものの あそこでもない、ここでもない、と 1人で学校をうろつくうちに到着が遅れた。]
……あ、うまそう。
[辰美は礼一郎の傍にあった 菓子パン一つを拾い上げて食べた。 夜も遅いし、家庭科室の料理は明日頂こう。
多分その時になって氷室の話が出ただろう。]
(36) 2020/06/18(Thu) 00時半頃
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あいつは音楽室で寝るって。 教室は落ち着かねえみたいだから。
大丈夫じゃねえの。多分。
[辰美はぼそりとそう補足する。]
(37) 2020/06/18(Thu) 00時半頃
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[喜多仲が騒ぐ声が聞こえて、 恋バナという単語においやめろと無言で思う。]
バスケに一票。 体育館片づけりゃいけんだろ
[バスケかサッカーかバレーか、については バスケに一票を投じた。 勉強はする気にもなれなかった。]
(38) 2020/06/18(Thu) 00時半頃
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[その後。 歯磨きを忘れたので再度購買に取りに行く。
シャワーを浴びて、 着替えはないから着ていたものをきちんと着直し、 そのうえで首元のボタンを二つ開けた。
どうも着慣れないのは寝間着ではないからか 辰美は居心地の悪さを感じながら眠りに落ちる。]
(39) 2020/06/18(Thu) 00時半頃
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/* 一酸化炭素中毒は、助かったとしても後遺症が残りやすいらしい。 ふへへ……。
更新後にまとめてロル投下する方針にしてしまったので、 これ毎回落ちロル書いてるようなもんだな(笑)
(-3) 2020/06/18(Thu) 00時半頃
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[――暗闇の中で一つ、月明りが見えた。 目の前に座っているのは兄だった。
兄がこちらに手を伸ばす。 微笑みながら手を伸ばす。]
「 」
[――――…………息が詰まる。]
(40) 2020/06/18(Thu) 00時半頃
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――チャイムが鳴る――
[再び目を覚ました時、 世界は無事に朝を迎えているようだった。 辰美はあたりを見渡してぽつりとこう言った。]
……あれ。きたなかは?
[先に探索に出たのかな、と辰美は思う。 昨日妙な様子だったから少し心配だった。
それから起き上がって手洗い場で口を漱ぎ、 食べ損ねた食事を食べに家庭科室へ赴いた。]
(41) 2020/06/18(Thu) 00時半頃
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/* 校舎増設しまくりで、村立て様にまとめる負担かけてしまって……ほんとうにもうしわけ……もうしわけ……
でもやっぱ5階以上に積み重ねても、誰もそっち行けないよねぇ。 地下を増やしておいて正解だった。
(-4) 2020/06/18(Thu) 00時半頃
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――1階/家庭科室――→
[もうほとんど空だっただろうか、 少し残ったシチューを食べて、 うまいな、と思ったりする。
けれども黒板に感想を書くのは恥ずかしくて 辰美は静かにそれに手を合わせるだけだった。
……食事の時堅苦しい挨拶をしなかったのは いつぶりだっただろう。
そんなことを思いながら、朝の校舎を歩き出した。]*
(42) 2020/06/18(Thu) 00時半頃
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いなくなった誰かの代わりに、 ひとつ、夢の話でもしてみようか。
(43) 2020/06/18(Thu) 00時半頃
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いや、あのテンションでは無理(笑)
(44) 2020/06/18(Thu) 00時半頃
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/* ねえねえ私、直前まで家庭科室三階だと思ってたのやばいよ私。それ7の話だよ
うーーん、一回図をかこうね
(-5) 2020/06/18(Thu) 00時半頃
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[ 何かが足元にいる。 ]
(45) 2020/06/18(Thu) 00時半頃
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[ ──といってもいつものこと。
礼一郎には昔から、 体調を崩したり、 緊張すると必ず見る夢がある。
ぼさぼさの髪をした、 痩せぎすの女の子どもが、 リビングの床に額を擦り付けて謝るのだ。
生まれてきて ごめんなさいって。 礼一郎はただそれを見下ろしている。]
(46) 2020/06/18(Thu) 00時半頃
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[ 礼一郎はそれを見ても、なんとも思わない。]
(47) 2020/06/18(Thu) 00時半頃
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まあその夢、結構な確率で正夢になるんだけど(笑)
(48) 2020/06/18(Thu) 00時半頃
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[ ……なぜか、目覚めは悪かった。]
(49) 2020/06/18(Thu) 00時半頃
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──朝──
[ 寝起き、悪いほうじゃないんだけど。
目覚めた瞬間から頭が痛くて、 でも、少ししたらマシになった。
顔を洗おうって寝床を抜け出して、 礼一郎はよれたシャツのまま、 トイレのあるほうに向かって歩いた。
空腹感はあまりなかった。 夜中にパンを食べたからかも。 食いしん坊じゃないのに。
うるせー寝ろ。って言った礼一郎は、 正直、とっくに満腹だった。>>2:803]
(50) 2020/06/18(Thu) 00時半頃
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[ 冷水、冷たいらしいけど、 そのくらいでちょうどいいとも思う。 目を覚ますため、礼一郎は顔を洗う。
……そう、家じゃなかった。 校舎みたいな何かに閉じ込められてた。 友達が、死ぬのかもしれなかった。
……いろいろ思い出してきた。]
(51) 2020/06/18(Thu) 00時半頃
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[ 礼一郎は寝る前、 バスケよりサッカーがいいって言った。 体育館、片付けるんだっけ? なんか、そんな話だった。
氷室の居場所がわかって少し安心して、 理由がわかんないから心配だった。>>37
菓子パンを食べだした辰美を見て、 その調子で俺の分まで食べてくれ、と思った。]
(52) 2020/06/18(Thu) 00時半頃
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[ だから、えーっと……片付けだっけ?]
(53) 2020/06/18(Thu) 00時半頃
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[ チャイムが鳴った。**]
(54) 2020/06/18(Thu) 00時半頃
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— 保健室 —
[>>2:792最初にベッドを取ったのはわたしとまなちゃんで、 他の子はまだ来ていない。
もしかしたらもうみんな先に帰っちゃったのかも……という不安は、 まなちゃんと話して、やわらかくほぐれる。>>793>>794]
クレープ! おいしかったよ。 折角また文化祭になったんだし、 食べちゃわないと損だよ。そん。
[文化祭の日、辰美くんと手を繋いで向かった屋台を思い出す。 あの味を経験していないなら、全力でおすすめした。 カーテンの開いた距離を埋めるように、ガールズトーク。]
(55) 2020/06/18(Thu) 00時半頃
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頼むとクリーム盛り盛りにしてもらえるから。 10倍チャレンジ。してみて。おすすめ。
……あ、でも店員さんいないからできないかー。
[やがて、みんなはやってきただろうか。 寝る前に一悶着あったらそれはそれ。 起きたらシャワーを浴びたいなぁ、と思う。
わたしは寝不足もいいとこだったので、 さっさと倒れ込んで眠りましたとさ。*]
(56) 2020/06/18(Thu) 00時半頃
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[だめ、という早未の声を。 ――俺は聞いた気がしたんだ]>>2:816
(57) 2020/06/18(Thu) 00時半頃
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―― 8:45 ――
[音楽室の窓から注ぐ朝の日差しの中、 俺はむくりと蒲団の中から体を起こした。
昨日は、文化祭の劇の映像をスマホで見ながら 寝落ちてしまったらしい。 寝ぼけまなこでポーチを取り出して 「ああ、化粧しなきゃ」と思ってから。 俺もう女装辞めたんだっけ、と思い至った。
トイレで顔を洗おう。 ふらり、と音楽室を後にする]
(58) 2020/06/18(Thu) 00時半頃
|
|
[廊下を歩いていると、 どすん、という何かの落下音が耳に届いた。>>2:817
俺は息を飲み、弾かれたように駆け出す。 それと同時に校舎にチャイムが響き渡った。>>#0 虫の知らせのように、動悸が止まらなかった。
準備室の扉を開けると、 びゅおうと窓から雪が吹き込んでいる。 誰かが開けたのだろうか。 俺は恐る恐る、窓の下を覗き込んだ]
(59) 2020/06/18(Thu) 00時半頃
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[あーあ、覗き込まなきゃ良かったのにね]
(60) 2020/06/18(Thu) 00時半頃
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はや、み……?
[眼下、遥か下に感じられる地面に マネキン人形が叩きつけられていた。 その横には、ポーチが落ちている]
……あ、ああ…………
[俺は、掠れた声を出すことしかできずに、 その場にへなへなと座り込んだ]*
(61) 2020/06/18(Thu) 00時半頃
|
|
/* 6階:CCC各教科準備室/音楽室/美術室 壁天井に赤インク 廊下が傾き、歪んでいる。
5階:CC各教科準備室/音楽室/美術室 壁天井に赤インク
4階:C各教科準備室/音楽室/美術室 壁天井に赤インク
3階:各教科準備室/音楽室/美術室
2階:3年教室
1階:職員室/保健室/購買/家庭科室 体育館 部活棟 └C:体育館 青インク
B1:C職員室/保健室/購買/家庭科室 壁天井赤インク・床黄緑インク
(-6) 2020/06/18(Thu) 01時頃
|
|
/* 6階:CCC各教科準備室/音楽室/美術室 壁天井に赤インク 廊下が傾き、歪んでいる。★階段の上から鍋が落ちてくる。
5階:CC各教科準備室/音楽室/美術室 壁天井に赤インク
4階:C各教科準備室/音楽室/美術室 壁天井に赤インク
3階:各教科準備室/音楽室/美術室
2階:3年教室
1階:職員室/保健室/購買/家庭科室 体育館 部活棟 └C:体育館 青インク
B1:C職員室/保健室/購買/家庭科室 壁天井赤インク・床黄緑インク
(-7) 2020/06/18(Thu) 01時頃
|
|
/* 大体把握した OK(最初にやっておけと
てかこうして書くと6階ほんとのほんとにきもちわるいな(ほめてます
(-8) 2020/06/18(Thu) 01時頃
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――昨夜:廊下――
んー、分かんねー。 明日には帰れるかもだし、何日かになるかも。 流石に何か月もーとかは勘弁してほしいよなあ。
[ 明日帰れるのか、と誠香に聞かれた>>2:805が、正直考えてみても分からない。 だからそんな風に曖昧に返答した。けど。
俺は本当に、長く閉じ込められるの、勘弁してほしいのか?と、心に過った。 ホラー現象がなくて、楽しいお泊り会になるなら、別にこのままでもよくね?って。 だってほら、未来に、進まなくてすみそうだし。]
(62) 2020/06/18(Thu) 01時頃
|
|
[ クレープの味を聞かれたら>>2:799、じゃあチョコにすっかな!なんて返しつつ、教室へ。 黒板に情報を書き足してから、再び教室を出て、シチューやクレープを味わった。 あんなマネキンを見た後なのにちゃんと美味しく味わえたのは、もしかしたら、テンション高めに楽しそうにしている千夏のおかげというのもあったかもしれない。 周りが明るくしてたらさ、こっちも気分明るくなってきたりしない? だから俺も、普段から明るくしようとしてるところ、あるし。]
(63) 2020/06/18(Thu) 01時頃
|
|
――教室――
[ 教室に戻ってから、委員長が寝るためのスペースを作ってる>>2:759のを手伝って、寝支度をする。 「食えば?」って言われたら>>2:760、「俺はさっき女子3人と一緒にご飯とクレープ食べたんで!」 ってちょっと自慢げに言ってみたり。 騒ぐ郁人>>2:804には、「サッカーは外出れないから無理くね?俺はバスケに一票!」って話に乗ったり。 なんか別の部屋で怜が寝るらしいって聞いて、詮索したりはしないけど、内心心配したり。]
(64) 2020/06/18(Thu) 01時頃
|
|
[ そんなこんなで、寝る時間になって。 ちょっと困った。
俺はいつも日記を書いている。 “僕”に向けた、手紙のような日記。 それは毎日持ち歩いていた。 昼間、万が一“僕”になった時、 あった方がいいかも、って思って。 なので、今日もその日記は鞄の中に入っている。]
(65) 2020/06/18(Thu) 01時頃
|
|
[ でもさ、俺が日記なんて書いてたら、 見つかって、他の奴らに突っ込まれない? お前日記とか書くタイプなの? ちょっと見せろよ、なんつって。
やめろよ、なんていっても、 軽い気持ち、ふざけ半分で見られたりするかもだし?
それはちょっと困る。 でも、アイツがこの状況に何も分からず放りこまれても困るだろうと思ったから。 こっそり、急いで、日記に「黒板に状況説明あり。人の頭の中に閉じ込められてるぽい」って、短く書くだけに止めておいた。 それから、寝た。 疲れてたし、割とすぐに寝付けたと思う*]
(66) 2020/06/18(Thu) 01時頃
|
|
/* 6の頃どう動いてたっけなーー…… 7はホストだったのでちょっと計算にいれないでおこう
(-9) 2020/06/18(Thu) 01時頃
|
|
[ 朝一からクレープ?とか、 しかも、十倍チャレンジするの?とか、 そういうのは気にしないものなので。>>56
食べるね、絶対食べる!なんて、 あたしはおんなのこどうしの話に夢中になる。 ]
(67) 2020/06/18(Thu) 01時頃
|
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……頼んだらぽんって出ないかな……?
[ とか、なんとか。言ったりして。 ]
(68) 2020/06/18(Thu) 01時頃
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[ 約束を交わしたあと、もう眠くて、 どっちが先に寝入ったのかは覚えてない。 ]
(69) 2020/06/18(Thu) 01時頃
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[ ……チャイムが鳴る前に、 あたしは保健室ではない所にいたのだけれど。
空いたベッドのひとつも、散歩かなって、 それぐらいしか、思えて無くて。 ]*
(70) 2020/06/18(Thu) 01時頃
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[ ─── 真剣 な、顔をしていた! ]
(71) 2020/06/18(Thu) 01時頃
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─── →2Fクレープ屋前 ───
[ 湯上がりでほくほく。シャワーもばっちり。 制服もいつも通り。髪も乾かした。 冬の校舎にこの状態、割と寒いけど、それはそれ。 無人の店で ひとり、メニューを見詰めている。
ひとりカラオケ、ひとり焼き肉、ひとり映画はあれど、 ひとりクレープってなかなかオツでは? ……さみしい?そっかー……。
あ、あたしひとりで割合どこでもいけます。 友達と一緒ならもっと楽しいけどね。 ]
(72) 2020/06/18(Thu) 01時頃
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[ 沈黙。 ]
(73) 2020/06/18(Thu) 01時頃
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―― 準備室 ――
……助け、なきゃ。
[ただのマネキン人形を? あれが本当に早未かも分からないのに? 助けるも何も、人間だったらこの高さ、 フツーに死んでいるんじゃない?
頭に浮かんだ疑問符を、 打ち消すように窓枠に手を掛ける。 そのまま下をさらに覗き込んで――
あまり高さに、眩暈がした。遠近感が、おかしい]
(74) 2020/06/18(Thu) 01時頃
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[それは、深淵に吸い込まれる感覚]
(75) 2020/06/18(Thu) 01時頃
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早未。―――俺。
[眼下で雪に埋もれつつあるマネキン人形を、 引き上げて校舎の中に 入れてやることができないどころか、 近付くこともできずに。 俺は窓枠に手を掛けたまま、立ちすくんでいる。
不甲斐なさに、唇を噛んだ。
早未によく似た人形をそのままにして去ることが どうしても躊躇われて。 俺は化粧ポーチから、1本のルージュを取り出す]
(76) 2020/06/18(Thu) 01時頃
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[いつか、早未と一緒にデパートで 買い物をしたときに手に入れた限定物の口紅。 俺たちが買いに行ったとき既に残り1本だったそれは、 早未の手に渡らず、俺のポーチの中にある。
そういや、譲り合いの押し問答もしたっけ]
……これ、やるよ。俺もう使わないし。
[はなむけの品を、窓の外へそうっと放った]
(77) 2020/06/18(Thu) 01時頃
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[ルージュはゆるやかに弧を描き、 早未の顔の傍へとぽとりと落ちる]
俺よりも、たぶん早未にその色は似合うから。
[餞別の品は、喜んでもらえたのだろうか。 マネキン人形は、何も語らない]**
(78) 2020/06/18(Thu) 01時頃
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( 十倍良いな。でもクリームじゃないのも良いな。 なんでもおいしそう、 どうして人の胃ってあんなに小さいんだろう。
えーひとりクレープやっぱり駄目だ、 だって分けられない。 おすすめ以外のやつも捨てがたいよしおりちゃん……。 )
(79) 2020/06/18(Thu) 01時頃
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[ 無言で何かが巡ってるのはいつものこととはいえ、 なかなかに光景がシュールだったね。 なんだこれ(笑)
これまるごとしおりちゃんに送信できれば良いのにね。 ほんとね。都合良いなにかってないのかな。 スマホ?圏外ですよ。 ]
(80) 2020/06/18(Thu) 01時頃
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[ テストとか模試より真剣な顔して、数分。
よし、十倍にしよう。決めた。 ……朝一だってまったく気にしてない! フルーツサンドみたいなものだ! ]
(81) 2020/06/18(Thu) 01時頃
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[ そうっと店内を覗き込む。 すみません、と呟いたあたしの声が、響く。 ]
(82) 2020/06/18(Thu) 01時頃
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[ チャイムの音が響く、というだけなら、 いつかの 夢の、文化祭のままだった。 ]**
(83) 2020/06/18(Thu) 01時頃
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CC レイは、メモを貼った。
2020/06/18(Thu) 01時頃
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/* まなちゃんが可愛すぎてつらい(つらくない)
(-10) 2020/06/18(Thu) 01時頃
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――深夜:教室――
…………
[ 意識が浮上して、そっと、身を起こす。 そこは、いつもの自宅の自室ではなく、 学校の教室だった。 あ、やっぱり、学校に泊まったんだ、って、“僕”は思う。 “内側”から、たまに様子が見えていて。 事情は詳しくは分からなかったけど、 学校に閉じ込められたみたいだってことだけは、 なんとなくわかっていた。]
(84) 2020/06/18(Thu) 01時頃
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[ 暗い中、スマホを探り当てて、その明かりを使って、 もしかしたらいつもみたいに何か書いてあるかも、 と、日記を開いた。 そこには短いメッセージ>>66があって。 ああ、見られたくはなかったけど、僕の為に書いてくれたんだなってことがわかった。 “俺”は、やっぱり、優しいなあ、って。
それから、他の皆を起こさないように注意しつつ、黒板に目を通して。 すぐ寝付けそうになかったし、そっと、教室を出て行く。]
(85) 2020/06/18(Thu) 01時頃
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[ スマホの明かりだけを頼りに、真っ暗な廊下を歩く。 真夜中の学校に一人、なんて状況だけど、 不思議と怖さはなかった。
しばらく歩いて、 ある程度3年8組の教室から離れてから、 窓に手を掛けて、開いた。 冷気と雪が飛び込んでくる。
黒板に書かれていた、 日記に書いてある文字と書き方が同じ、 “俺”の文章を思い浮かべる。
下を覗いたら、ちょーやばい、らしい。 覗き込んではみたけど、生憎夜中なので、 地面の遠さというのは、よく分からなかった。]
(86) 2020/06/18(Thu) 01時頃
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……、……
[ ここは、誰かの頭の中、らしい。 じゃあさ、もし僕がここから飛び降りたら。
もしかしたら、 “僕”だけ死ぬことが出来たり、しないだろうか?
色々と不思議なことが起こってるらしいし。 僕だけ死んで、“俺”だけ生き残る。 そんな不思議なことがさ、 起こってもいいんじゃない、かな?
なんて、思いつつ。 結局は窓を閉めて教室に戻って寝ることになるのだけど、 少しの間そうやって、冷たい風に当たっていただろう。
なにしろ、“僕”には、 「あったかくして」、なんて優しい言葉>>2:748は、 聞こえていなかったので*]
(87) 2020/06/18(Thu) 01時半頃
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――→1階/体育館――
[辰美はもう一度体育館の方へと来ていた。 七星のマネキンに何か手がかりがありはしないかと そう思ったからだ。
けれどもそこに何の変化もなく、 辰美は少し落胆するように布をもう一度かけ直す。
別のところに赴こうとして、 ふと、もう一度体育館の入り口へ向かう。 辰美は昨日と同じように 舞台を舞台袖から覗こうとした。 ……もう一度紳士が見えたりしないかと そう思ってのことだった。]
(88) 2020/06/18(Thu) 01時半頃
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[……違った。]
(89) 2020/06/18(Thu) 01時半頃
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――舞台袖――
[コロコロとビー玉が転がって辰美の足に当たった。 目を丸くしてそれを拾い上げる。>>2:845
――ラムネのビー玉に似ていた。
なんでこんなものが、どこから、と 視線を転がってきた先に移して 辰美はその目を大きく見開いた。 投げ出された足がある。……マネキンの足だ。]
(90) 2020/06/18(Thu) 01時半頃
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……っ、
[辰美はおそるおそるそれに近づいた。
それはマネキンだった。 首がぽきりと折られたマネキンだった。
折られた首に、手首に、足首に 小さな手の形の痣がある。 まるで怨霊に執着でもされて殺されたようだった。
そうして、その顔と傍に転がるスマートフォンを見て 辰美はそれが誰かを理解、してしまった。]
(91) 2020/06/18(Thu) 01時半頃
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[ガタン、と傍にあったパイプ椅子を 思わず蹴り飛ばした。]
(92) 2020/06/18(Thu) 01時半頃
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[ 喜多仲郁斗の死体が足元に横た ]
[かき消した。]
[ 喜多仲郁斗の死体が ]
[うるせえよ。]
[ 喜多仲郁斗の ]
[……うるせえって言ってるだろうが。]
(93) 2020/06/18(Thu) 01時半頃
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[――うるせえよ、馬鹿。死んでねえよ。全然笑えねえし。 ここにある”これ”があいつだったなんて今は認められない。]
(94) 2020/06/18(Thu) 01時半頃
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[気づけば辰美は片手を首元にやっていた。 息苦しさに気づいてせき込む。また血の味がする。
夢の中に逃げられるなら逃げてしまいたいと思ったのは きっと、これがはじめてだ。]
……苦しかった?
[かすれた声でそれだけを問うた。 横たわるマネキンは笑ってくれない。 騒いでくれもしない。
辰美は少しの間、 横たわったものを茫然と見下ろしていた。]
(95) 2020/06/18(Thu) 01時半頃
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[全然笑えねえよ。 物語の作者がいるなら問い詰めてるところだ。]
(96) 2020/06/18(Thu) 01時半頃
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[こいつがこんな目に遭う必要がどこにあったんだよ、って。]**
(97) 2020/06/18(Thu) 01時半頃
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/* 6階:CCC各教科準備室/音楽室/美術室 壁天井に赤インク 廊下が傾き、歪んでいる。★階段の上から鍋が落ちてくる。
5階:CC各教科準備室/音楽室/美術室 壁天井に赤インク
4階:C各教科準備室/音楽室/美術室 壁天井に赤インク
3階:各教科準備室/音楽室/美術室
2階:3年教室
1階:職員室/保健室/購買/家庭科室 体育館 部活棟 |真反対 C体育館 青インク
B1:C職員室/保健室/購買/家庭科室 壁天井赤インク・床黄緑インク
(-11) 2020/06/18(Thu) 01時半頃
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/* ……位置的にこうかな?
校舎の1階の端は、体育館へ繋がる通路になっている。
その反対側——体育館とは正反対の方向に、 あるはずのない、体育館への通路がもう1つ出来上がっている。
だから、そうだね。
(-12) 2020/06/18(Thu) 01時半頃
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/* 喜多仲が死ぬのなら、それは肥大化した自身の妄想の中のあーちゃんによるものだから。 と、それっぽいことを言ってみるけど、まあ、故人絡みの感動的っぽい落ちロルはもう書いたから…ですね…。ごめんねたつみん(目逸らし)
(-13) 2020/06/18(Thu) 01時半頃
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/* つーかまあこうだよな 体育館 |職員室/保健室/購買/家庭科室 C体育館 青インク
どっか 部活棟
辰美幸俊、錯乱して逃げ出すかと思ったけど割とメンタルつよかったね…?
(-14) 2020/06/18(Thu) 01時半頃
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/* それはそれとして発見してくれてたつみんありがとう〜!がんばれ…体を大事に…。血の味しちゃだめだぞ…。
(-15) 2020/06/18(Thu) 01時半頃
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/* あー、深夜の教室、ひろいたい。 けど様子見します。昼まで誰も拾ってなかったら拾おう。
(-16) 2020/06/18(Thu) 01時半頃
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―― 昨日の夜のこと ――
[ 連城に零した質問の答えは とってもあいまいなものだった。>>62 仕方ないと思う。わかるわけがないのだから。 そうだよなあ、と返事しながら、 連城はどうやって帰るつもりでいるんだろう、と思った。 聞けなかったけれど。
クレープを食べた後、連城とは別れて、 女の子たちで保健室へと向かう。 既にいたまなと紫織に挨拶をして、>>56 使うベッドを相談して ]
(98) 2020/06/18(Thu) 01時半頃
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あ、じゃあ僕は寝る前に入っとこうかな。
[ 明日の朝紫織がシャワーを使いたいと言うのに そう反応した。 みんな朝に行くと言ったら混みそうな気がしたので。
それで、シャワーを浴びた後、 保健室に戻ってベッドで眠った。 眠れるかなと思ったけれど、 保健室のベッドは意外と快適だった ]
(99) 2020/06/18(Thu) 01時半頃
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―― 翌朝:保健室→購買→? ――
[ 保健室で目を覚まして、身支度を整える。 まだそこに人はいただろうか。 いたらおはようの挨拶をした。 そして、真っ先に思ったのは、 昨日の母のお弁当を食べてしまわなければ ということだった。 食べずに捨ててしまうのはどうにも抵抗がある ]
あー……でも、 男子、寝てるんだった……。
[ こんなことならお弁当も回収してくるべきだった、 なんて後悔しても手遅れだ。 もう起きてるかな。起きてるよな。 そうだ、先に購買で飲み物を確保しよう。 そう思い立って、購買へと足を向ける。 時間稼ぎというやつである ]
(100) 2020/06/18(Thu) 01時半頃
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[ お茶のペットボトルを選んだタイミング、 チャイムが、鳴った>>#0 ]
(101) 2020/06/18(Thu) 01時半頃
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……え?
[ 音がする。 チャイムの音と重なるように、音がする。 階段の上方から、がらんがらんと、 何かが落ちてくるような、音が。>>10 チャイムの音と重なる、不協和音。
危ないことはないんじゃなかったっけ? お化けのいない お化け屋敷みたいなものじゃなかったっけ? そんなことを思って、首を振った。 夏美のマネキンを見た後に何を言ってるんだろう ]
(102) 2020/06/18(Thu) 01時半頃
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[ 恐る恐る、階段を見上げた。 がらんがらんという音が近づいてきて ]
うわっ!
[ 音の正体は、鍋だった。 転がり落ちてきた鍋は、1階の床を転がる ]
(103) 2020/06/18(Thu) 01時半頃
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危ないじゃん……誰がこんな。
[ クラスメイトの誰かのいたずら? それもなんだかぴんとこない。 だったら、他にも人がいる? 現れた? それとも勝手に鍋が落ちた? どこから? 誠香は唇を引き結んで、階段を上る。 スープが点々と飛び散っている階段を上る。 1階から2階、2階から3階、3階から4階、そして ]
増えてる……。
[ もう増築はいいって言ったのに。 大は小を兼ねるにも限度ってものがあるのに。 4階の上に5階、5階の上に6階 ]
(104) 2020/06/18(Thu) 01時半頃
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なに、これ……。
[ そうしてたどりついた6階は、異様な空間だった。 傾いた廊下は、平衡感覚が狂って気持ち悪い。 覗いてみた教室はいびつに歪んでいた ]
気持ち、悪い……。
[ まだ何も食べていない胃がぐるぐるする。 壁に手をついて、深呼吸をした** ]
(105) 2020/06/18(Thu) 01時半頃
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/* 落ちロルのアンカー一個ずれてんじゃん笑 >>2:825の>>1:200は>>1:199ね、よろしくぅ!(地上には伝わりません)(なんなら灰なので墓下にも繋がりません)
(-17) 2020/06/18(Thu) 02時頃
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/* はやみんの落ちロル、>>2:819から>>2:823のロルぜんぶ泣けるんだけど。 お化け屋敷のシーン、すごくしおりさんと、なんというか対ホストとして(?)丁寧に対話してて偉いな…(ぼくはライオンの話してました…)って気持ちだったから、なんかウワーーーてなる。 すきだなあ〜。としつつ、寝るか。
(-18) 2020/06/18(Thu) 02時頃
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――8:50――
んー……むー……
[ チャイムの音で少し意識が目覚めるが、正直まだ眠かった。寝足りない。 あー、やっぱ“僕”が夜中起きてたんだろうか。 大丈夫だったかなあ、なんて思いながら、 ぶるっと身震いした。 なんだかちょっと寒い。ちゃんと言われた通りお腹出さずに寝ていたはずなのだけど。
起きたらしい幸俊>>41に寝ぼけ眼で「知らなあい……」と答えたり「行ってらあ……」とか見送ったりしてから、 ようやくのそのそと起き上がった。 それから、購買から持ってきたものの中から適当に総菜パンを引っ掴んで口に入れる。]
(106) 2020/06/18(Thu) 03時頃
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さってと、どうすっかな……
[ 食べたりしているうちにようやく目が覚めてきて、 んーっと伸びをする。 なんかみんな何処かに行ってるみたいだが、 俺はどうしよう、と考えて。 時間が経つごとに階が増えてるっぽいし、 また増えてるかも、と思い至った。 昨日は地下行ったし、今日は上の方言ってみっか、 と、教室から出て階段を上る。]
(107) 2020/06/18(Thu) 03時頃
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おー、ほんとに上に続いてる……
[ そうして3階にたどり着き、 4階への階段を目にして呟いた。 さて、とそのまま上に上がろうとして、 ふと、3階の廊下の方へ目を向ける。 びゅおお、と風のような音>>59のような、 人の呟き>>77>>78のような。 ともかく何か聞こえた気がして、誰かいるのかと、 そちらに足を方向転換させた。
準備室の扉が開いていて、 その中から風のような音が聞こえていた。 誰かいんのかな、と軽い気持ちで中を覗きこんで。]
(108) 2020/06/18(Thu) 03時頃
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あれ、ん、んん……!?あ、怜ちゃんか!? そのカッコ……てか危ないって、落ちたらどーすんの!
[ そこに居た人物は、 普段見ている姿と違って男子の制服を着ていたし、 後ろ姿だったので一瞬誰かと思ったが、 よく見ると怜のようだった。 怜が、開いている窓際で、立ち尽くしている>>76。 だから万が一にでも落ちたら、と思って走って近寄った。 その隣に立って、ふと、下の方を見て――]
(109) 2020/06/18(Thu) 03時頃
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……は……?え、ちか、ちゃん……?
[ 遥か遠い地面に、マネキンが、あった。 雪に埋もれているマネキン。近くにはポーチ。 膝を曲げて眠っているようなマネキンの姿は、 まるで、千夏のように見えて。 呆然としながら、思わずその名前を呟く。
昨日まで、笑ってたのに。 あったかくして寝てね、って。 嬉しそうにクレープを食べてて。]
(110) 2020/06/18(Thu) 03時頃
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[ 友人に似たマネキンを見るのは2回目で。 今見ているマネキンは遠目だし、血を流しているわけでもないのに。 昨日、夏美ちゃんはきっと死んでないって言ったのは俺なのに。 下にあるそれは、衝撃的で、なんだか心がざわざわして。
怜が開いている窓際に立っているのを見て危ないと思って、窓を閉めようとしてたはずなのに、 そのことも忘れて、少しの間そのマネキンを凝視していた*]
(111) 2020/06/18(Thu) 03時頃
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――回想:文化祭後、ファーストフード店――
[ 文化祭後、なんとなく怜と一緒に下校し、 ファーストフード店でいろんな話をして盛り上がった。 そして話の流れは恋愛トークへ。 確か俺が、「彼女とかいねえの?」って聞いたんだったかな。 いやだって怜ちゃんイケメンだし。 見た目もなんだけど中身が。 恰好なんてそんなに気になんなくない? イマドキ、女装男子も男装女子もそこそこいるでしょ、たぶん。 まあ、俺の知り合いでは怜ちゃんだけだけども。]
(112) 2020/06/18(Thu) 04時頃
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えーっ、そうなん?ちょっと意外。 周囲に言ってないだけで実はこっそり彼女がいたりとかするのかもなーって思ってた!
あーはいはい知ってる知ってる! こうして付き合ってりゃなんとなく分かるし、そういうの!
[ 女装してるからって、恋愛対象が男なんじゃ、と思ったりはしない。 だって中身は普通に男だし、男である自分を“そういう目”で見ていると感じたこともなかったから。]
(113) 2020/06/18(Thu) 04時頃
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はい?恋人ごっこ?え?なんで?
[ それから、怜から話される幸俊と紫織の噂を顛末を興味深く聞いた。 その二人が付き合ってるらしいという噂や、 紫織は今度はイケメンと付き合ってるらしい、 なんて噂は耳にしていたけど、 そんな真相があるとは思っていなかった。]
そっか……んー、嘘を吐くのは良くないけど、ついつい誤魔化すために嘘吐いちゃうことくらい俺にもあるし。 怜ちゃんの制裁?で紫織ちゃんも迷惑かけられる側の気持ち分かってくれたでしょ。
[ だから何も問題なかった、結果オーライ……とまでは、巻き込まれた幸俊のことを考えると言えなかったけど。]
(114) 2020/06/18(Thu) 04時頃
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[ そういうわけで、色々聞きはしたが。 結局、校舎に閉じ込められる、なんてことが起こる直前、通学途中に、紫織ご本人に噂について尋ねたり>>0:192しちゃったのだった。 怜の言葉を疑っていたわけではないけど、本人にも一応聞いてみようと思って。
その答えは「付き合ってたけどすぐに別れた」というもので>>0:222。 多分怜の言ってた方が真実なんだろうと思いつつ、 まあ、この件については誤魔化しちゃうのも仕方ない、なんて思ったのだった。 更に誰かに迷惑をかけるような嘘、というわけでもないのだから。 そう思うのは、甘いのかもしれないけど]
(115) 2020/06/18(Thu) 04時頃
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俺え?
[ その話が一段落してから、軽い調子で問いかけられる>>2:791。 まさか俺の方に飛んでくるとはね。 まあこっちから怜に聞いた以上、反対にこっちに話が飛ぶのも当たり前ではあるのだけど。]
まあ、俺だってオトコノコですし? 全く興味ないわけでもないけど、今のとこ彼女作る気はないかなあ。
[ と、そこまではするっと答えてから、 さてどうしようかな、と考える。 だってこれ理由も言う流れですよね? 聞かれるやつですよね、きっと。 嘘や誤魔化しは極力したくはないが、真実をそのまま丸ごと話すわけにもいかず。 何故か、と聞かれても、少しの間「えーっとぉ」と視線を彷徨わせただろう。]
(116) 2020/06/18(Thu) 04時頃
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んー……誰にだってさ、あんまり人に言いたくない隠し事って、あるもんじゃん? で、俺の場合、それ言わないまま付き合うとかは、ちょっと不誠実になる気がしてヤだ、みたいな……
……つか俺、今別に好きな女子とかいないしね! 好きじゃない子に告白されてもそんなに気が乗らない、とかいうのも、あるかも、うん
[ 怜から視線は逸らしつつ、ぼかしながら本当のことを言って。 それからそのことを誤魔化すように、少し明るい調子で言い訳じみた理由も並べた**]
(117) 2020/06/18(Thu) 04時頃
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架空惑星 レンは、メモを貼った。
2020/06/18(Thu) 04時半頃
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──午前8時50分──
[ 礼一郎がそこに向かったのなんて、 手がかりを探すためでもなんでもなく、 ただ曖昧な理由しかなかった。 片付けなんて今することじゃないはずだからね。
理由、とも言えない。 冷水で目を覚ましたはずなのに、 どうにも頭がぼんやりする。
体育館の入り口が少し開いてた。 ガタンと荒っぽい音がした。>>92 礼一郎は、吸い込まれるように歩いて行く。]
(118) 2020/06/18(Thu) 06時半頃
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[ 大きな背中がちらりと見えた。]
(119) 2020/06/18(Thu) 06時半頃
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……ユキ?
[ 何事かと思い駆け寄った。 パイプ椅子が倒れている。 辰美幸俊は立ち尽くしている。
どうしたんだよって言おうとして、 礼一郎はその視線を追う。追った。
礼一郎は、それを見下ろしている。]
(120) 2020/06/18(Thu) 06時半頃
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[ 素直に頭の中で唱えてしまう。]
(121) 2020/06/18(Thu) 06時半頃
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[ 喜多仲郁斗の死体が足元に横たわっている。 ]
(122) 2020/06/18(Thu) 06時半頃
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[ 息が詰まる。]
(123) 2020/06/18(Thu) 06時半頃
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[ 首がぽきりと折れてしまっていた。 首と名のつくパーツにはことごとく、 小さな掌の痕が、痣として残っていた。 昨日掴んだ手首にはなかったはずのものだった。
死体じゃなかった。人形だった。 でも、それでも、喜多仲郁斗だった。]
(124) 2020/06/18(Thu) 06時半頃
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…………イクト、
[ 帰れてるよなって礼一郎は聞きたい。
帰りたいっておまえが泣くから、 だから、おまえは帰してもらえたんだよな。
そうじゃなきゃひどすぎるよな。 礼一郎は、ひどいことになんないって言ったのに。]
(125) 2020/06/18(Thu) 06時半頃
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ごめんね。いろいろ。
(126) 2020/06/18(Thu) 06時半頃
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[ この状況の何もかもにクラクラした。
礼一郎はいつもみたく、 落ち着くための呼吸をする。ゆっくり。]
……かけるもん、あったっけ。
[ 昨日、七星にそうしてくれた誰かに、 礼一郎も倣おうと思ったのだ。]
(127) 2020/06/18(Thu) 06時半頃
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[ なければ教室に戻って、 毛布を持ってこようと礼一郎は思う。
礼一郎だってハンカチは持ってるけど、 いくら雑な性格っていったって、 顔にそんなもんかけられたら嫌だろ。 何回か手を拭いたりしたしさ。
演劇のためのさまざまなもの。 が詰め込まれた場所だから、 大きめの布のもう一枚くらいあるはず。]
(128) 2020/06/18(Thu) 07時頃
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[ 舞台裏を見てみようって、 礼一郎は身体の向きを変えようとして、 そのとき改めて友人の顔を見上げる。]
……ユキ、 息、できてるか。
[ 呆然としている友人の唇には、 今もまた、血が滲んでいるように見える。>>95
大丈夫に見えない。 ──と、礼一郎は思って足を止めた。
ゆっくり、できるだけ穏やかに声をかける。 それでも礼一郎の声は少し強張っていた。]
(129) 2020/06/18(Thu) 07時頃
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[ 誰も彼もが大丈夫じゃなくって、 きっとこの世界を作り上げた張本人も。 だからこんなことになってる。 ──って、礼一郎はひどく胸が苦しい。**]
(130) 2020/06/18(Thu) 07時頃
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[ 熱心な観客は、 そこにいてしまうものなんだと思う。 ]
(131) 2020/06/18(Thu) 07時頃
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[ 映画はチュロス派だけど、 今のあたしはクレープ派だった。 そこにいるのだってそれ以上の理由はなかった。 ]
(132) 2020/06/18(Thu) 07時頃
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[ ただ、ちょっとおかしいだけ。>>11 ]
(133) 2020/06/18(Thu) 07時頃
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[ ……お店のひとって盛るの上手いよね。とか、 あたしは呑気に皿の上、 クリームたくさんのそれを見つめている。
自動的に出てきたのなら綺麗さにうわー!ってなるし、 やっぱり出てこないなら、あたしが盛った故に、 うわー……?ってなる、やつ。
喜多仲脚本大先生、これ映えますかね?どうかな? ]
(134) 2020/06/18(Thu) 07時頃
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[ …………生憎あたしは気付いていませんが、 お返事はくれませんね。>>2:845
というか、あの、なんか増えてるなーって来たけど、 これ舞台の周りにこんな演出ありましたっけ……? そもそもおかしいのかな? ]
(135) 2020/06/18(Thu) 07時頃
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[ カーペットじゃなさそうな青色を、 扉の境目から見つめている。
不思議な空間だっていうならさ、 ふと見上げた舞台の上に、 夢見る少女の幻覚でも見られたら良かったね。 ]
(136) 2020/06/18(Thu) 07時頃
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「 まあ、ごきげんよう! 相変わらず現実を見ていないお顔をしているわ! 」
(137) 2020/06/18(Thu) 07時頃
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……あたしに見えるわけないじゃん。**
(138) 2020/06/18(Thu) 07時頃
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/* タイミングがわるかった。ぴえん。
(-19) 2020/06/18(Thu) 07時頃
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/* 昨夜はバタバタしててさらっとしか目を通せなかった落ちロルをちゃんと読んで来たけど 千夏ちゃん、落ちロルで救いが見えてよかった……。 喜多仲くん、今までの夢の伏線を使ってそこに落とし込むのすごいや、完璧や……。
(-20) 2020/06/18(Thu) 07時頃
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/* 千夏マネキン確認:氷室、連城 喜多仲マネキン確認:委員長、辰美 6階確認:誠香 偽体育館確認:まな
(-21) 2020/06/18(Thu) 07時半頃
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――現在/舞台袖――
[眩暈がする。
喜多仲は死んでなんかない、そう何回も反芻する。 しようとするのにどこからか笑い声が聞こえる気がして うるさい、――と、辰美は無言で唇を噛む。
だから、マネキンにかけるものがあるか、という言葉や 癖のような深呼吸の音は認識していても 阿東礼一郎がそこに来ていることには 控えめに声をかけられてから気が付いた。]
(139) 2020/06/18(Thu) 08時半頃
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……れー?
ああ、息。……こほっ、うん。 わり、気ぃつかなかった。大丈夫。
[首元から手を放す。>>129 空咳をして、ぼんやりとマネキンを見ている。
その時にはそろそろ辰美幸俊にも それが「喜多仲郁斗」だと認識できてしまっているので かけ布を探しだす冷静さが保てなくて場所だけ示した。]
(140) 2020/06/18(Thu) 08時半頃
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かけられそうな布なら、あっち。
……なあ、れー。 きたなか、死んでないよな。 ……お前も死なないよな。 大丈夫だよな。
[そんなこと、誰にもわかるはずがないのに。 辰美は茫然とそんなことを問いかけた。 浅い呼吸を繰り返し、 やっと礼一郎に目の焦点が合った。]
(141) 2020/06/18(Thu) 09時頃
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……わり、やっぱちょっと気分悪い。 顔洗ってくる。
[辰美はそう言って首を振る。 礼一郎が気づいたんだから 後は皆に知らせてはくれるだろうか。
そう半ば甘えるように期待しながら、 辰美は舞台袖から逃げるように出た。]
(142) 2020/06/18(Thu) 09時頃
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――手洗い場――
[そのまま最寄りの手洗いに滑り込むように入っていき 温水を選択するのを忘れて冷たい水を顔にかける。
昨日喜多仲がここにいた。いて笑っていたのに。 七星だって見つかっていない。 ……もういないかもしないなんて信じられない。 辰美はただ恐ろしかった。
顔を上げる。]
(143) 2020/06/18(Thu) 09時頃
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「彼は途中で降りたんだよ。 夢の世界には定員があるからね。 ちょっと定員オーバーなのさ」
(144) 2020/06/18(Thu) 09時頃
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[声が聞こえてぎょっとして、顔をあげる。 鏡の中に紳士が映っていた。 口の端を吊り上げるように笑って、……笑って、 その像がぐにゃりと歪む。
……兄だった。]
『ゆきとし』
[兄が笑う。鏡の向こうから手を伸ばす。 手を伸ばして首を締めようとしてくる。 声にならない叫びが喉を通る。]
(145) 2020/06/18(Thu) 09時頃
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――――、――、――――、
(146) 2020/06/18(Thu) 09時頃
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[死ねよ。どうか頼むから死んでくれ。俺もお前も。]
(147) 2020/06/18(Thu) 09時頃
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[――――パリン。]
[気が付けば目の前の鏡が割れていた。 ぱらぱらと砕けるそれから拳を離す。 破片が突き刺さった左手がだらだらと血を流す。 片手が赤く嘘の色で彩られる。]
…………くそ、やらかした
[痛みはあとからやってきた。 妙に鈍いそれに顔をしかめながら、 辰美はもう一度蛇口をひねる気になれず鏡を見る。
息を切らした自分の姿がそこにあった。**]
(148) 2020/06/18(Thu) 09時頃
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/* 血を流すなって言ったんじゃん!?!?
(-22) 2020/06/18(Thu) 09時半頃
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/* ところで昨夜は時間がなかったので簡素な描写しかしてないけど、 コンロで一酸化炭素中毒になるならちゃんとセンサーも切って、報知器も止めて、 頭痛と吐き気を我慢し続ける過程もあるから 決して楽じゃあないぞ! よいこは真似しないでね!
(-23) 2020/06/18(Thu) 10時頃
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──現在/舞台袖── 気ぃついてなかったって…… [ 礼一郎は途方に暮れたような声で言う。 気が付かないってなんだよ。 そんなことあるか? やっぱ変だよ。 そういうことを口に出せず、 少なくともその手が離されるのを見てた。 明らかに肯定を求める質問が、>>141 辰美の口から訥々と吐き出される。 確証のないことを根拠なく肯定するのと、 都合の悪い可能性に言及するのと、 礼一郎にはどっちがマシなんだか、 もうとっくによくわからない。]
(149) 2020/06/18(Thu) 10時頃
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[ わからないことは怖くて、 でもやっぱり、いやだなって礼一郎は思う。 目の前の友人がうまく呼吸をできないのも、 ここにいる誰かが死んじゃうのも、いやだよ。]
(150) 2020/06/18(Thu) 10時頃
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……死んでない。 ユキ、だいじょーぶ。 喜多仲、帰りたがってたから、 きっと、帰らせてくれたんだって。 ちょっと不器用なんだよ、 ここ作ったやつ。……たぶん。 [ あーあ。無責任なやつ。 礼一郎は一生懸命言うけど、 全部全部、憶測でしかないじゃんか。 ……憶測でしか、ないんだよなあ。 それが全部、本当だったらいいな。]
(151) 2020/06/18(Thu) 10時頃
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[ おまえも死なないよなって言われて、 礼一郎はちょっと考えた。礼一郎は──、]
(152) 2020/06/18(Thu) 10時頃
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……死なないから。
(153) 2020/06/18(Thu) 10時頃
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[ そればかりは、憶測でも願望でもなく、 礼一郎の口先からこぼれ落ちただけの言葉だ。] ユキ。 布、ちゃんとかけとくから。 それから行くから。 おまえは顔洗って、 それで──、それでさ、 ……ちゃんと帰ってこれる? なあ、 おまえ、死にそうな顔してるよ。 [ 昨日できたことができなくて、 つまり、腕を掴んでまで引き止められない。 やましいことでもあったのかな。どうだろう。]
(154) 2020/06/18(Thu) 10時頃
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……俺、 おまえが死ぬのは、 絶対にいやだよ。 なあ、頼むから、 思いつめる前にさ、 言えよ、……言ってくれよ。
(155) 2020/06/18(Thu) 10時頃
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どの口で言ってんだろうね。 でもそれが嘘じゃないんだから、 礼一郎ってばどうしようもない。
(156) 2020/06/18(Thu) 10時頃
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[ 舞台裏、布を引っ張ってきて、 唇を噛みしめたって、血なんて出なかった。**]
(157) 2020/06/18(Thu) 10時頃
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あたしに見えるわけないじゃん。
(158) 2020/06/18(Thu) 11時半頃
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という言葉には二通りあって、
「あたしに見えるわけないじゃん」(当然)(現実) 「あたしに見えるわけないじゃん」(驚愕)(逃避)
……なんだけど。 あたしは、最初の方で思ってたんだけど。
(159) 2020/06/18(Thu) 11時半頃
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舞台で少女がわらっている。 あおい 青い、世界の にせものの舞台のうえで、
(160) 2020/06/18(Thu) 11時半頃
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いつも鏡で見ている つまらない女の顔だ。
(161) 2020/06/18(Thu) 11時半頃
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……あたしに見えるわけなかったのにな。
(162) 2020/06/18(Thu) 11時半頃
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*
[ こういう時、叫ぶとか、殴るとか、 何かそういう反応ができればいいなって いつもは思ってたんだけど、
あたしは あたし、というにんげんに、 まず、こんな状況起こると思ってなくて、 ちょっと、ぼーぜんとしていた。
うわ、あたしだ。なんでそんなとこいるの。 相変わらず呑気にクレープの皿を持ったまま、
青いインクを踏み越えて、 長いポニーテイルを揺らして、 一ミリも変わらない目線で 額を合わせて、 ]
(163) 2020/06/18(Thu) 11時半頃
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つまらない にんげん の 顔を見ている。
(164) 2020/06/18(Thu) 11時半頃
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「 つまらないわ。人生の全部がつまらないの。
夢の世界で過ごせたら、 どんなに素敵なことでしょう。 この世界は楽しいわ。みんなが夢を見せてくれる。
つまらない人生に色どりを与えてくれるの。
自由なあのひとに連れてもらえれば きっと なんだって叶うの。 終わってしまうことを想像するだけで、私、 胸が張り裂けてしまいそうよ。 」
(165) 2020/06/18(Thu) 11時半頃
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[ ……こんな台詞なかったんだけどな。
あたしはやっぱり泣きもせずに、思い出す。 エンドロール。鳴りやまない拍手。 観客として確かにいた、夢の終わりのその前まで。 ]
(166) 2020/06/18(Thu) 11時半頃
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あたしはみんながすき。 すきだよ。だいすき。
(167) 2020/06/18(Thu) 11時半頃
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そこにあたしがいなかったとしても。
(168) 2020/06/18(Thu) 11時半頃
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「 でもあの人ったら おかしなことを言うと思わない? 私に何を望んでいるのかしら、ねえ。 」
(169) 2020/06/18(Thu) 11時半頃
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[ にんげんが 何かを 言っている。
眼前の まるっきり同じ瞳は真っ黒で、 奥底に ほんとうの何もかもが 沈んでいるようにも 見えた。 ]
(170) 2020/06/18(Thu) 11時半頃
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「 ひどいひとよね。 」 「 わたし に 連れて行く先が、 あるとおもってるのかしら。 」
(171) 2020/06/18(Thu) 11時半頃
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────── …………、
(172) 2020/06/18(Thu) 11時半頃
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ぱりん、と、>>148
(173) 2020/06/18(Thu) 11時半頃
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[ 沈んだ どこか から、戻る心地がする。 ……戻った先も現実じゃなさそうなのに、 戻る、って、変なの。
瞬きをした瞬間、もう あたし は、いなくて、 いつの間にか踏んでいた青色を、 また、昨日みたいに残しながら、 音の方へと歩いていた。 ]
(174) 2020/06/18(Thu) 11時半頃
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青って、なんの色だったっけ。
(175) 2020/06/18(Thu) 11時半頃
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─── → 1F手洗い場 ───
[ 拝啓なんとかさんとも言わず、 ひとり、また、テツガクめいたことを考えながら、 あたしは呑気な手持ちと、 あんまり呑気じゃない顔で、 手洗い場の 赤色 を、見ていた。>>148
割れた鏡にびっくりしたのは仕方ない。 様子のおかしいクラスメートに びっくりしているのも仕方ない。
なんのためにそこにいるのか、 行先への途中なのか、 戻る場所があるのかもまったくわからないけど、 ちょっと 止まってしまったのは事実で、 ]
(176) 2020/06/18(Thu) 11時半頃
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…………、た、
[ 今度は つ すらいえなかった。ほんと誰だよ。
それ なにかの道中だったにしたって、 先にどうにかしたほうがいいんじゃないの って、 あたしは辰美君を見ればいいのか、 赤色を見ればいいのか。 ]**
(177) 2020/06/18(Thu) 11時半頃
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――舞台袖――
[途方に暮れるような声が聞こえて、 数瞬遅れて自分がいつも通りでないことに理解が及んだ。
ごめん、と言いたかったが、 謝ったって仕方のないことだし かといってほぼ肯定を求めるような質問は この状況で良くなかったんじゃないかと 後から辰美は気付く。>>149
辰美はやはり礼一郎に甘えていて、 その無責任さに少しだけ救われた。>>151]
(178) 2020/06/18(Thu) 13時半頃
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……そっか。 そう、帰ったんだよな。
…………こうなる必要あるのかわかんねーけど
[たぶん。に含まれた意味なんか 辰美はとっくに分かっていて やっぱり礼一郎にごめんな、と思ってしまう。 性分ではないので言わないけれど。
二度目の死の否定に「そっか」は返さなかった。>>153 ただ少しだけ安心したように辰美の息が深くなる。]
(179) 2020/06/18(Thu) 13時半頃
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[踵を返そうとして礼一郎が何か言った。>>154
辰美にとってそれが都合の悪いこと、 というわけではなかったけれど
そう、まとまった思考をするには ちょっと混乱しすぎていて理解できなかった。]
(180) 2020/06/18(Thu) 13時半頃
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死なねえよ。たぶん。
帰ってこれるって、………… かえる、し、こんな世界
(181) 2020/06/18(Thu) 13時半頃
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[どこに? そう辰美は思った。
舞台袖の方へ? この夢から現実世界へ? あるいは兄のいる家へ?
それとも、礼一郎と無邪気に2人で遊んだ子供の頃に? それなら帰りたいと辰美も思うけれど、 多分そういう話じゃないだろう。
だから どこに? と 一瞬本気で思ってしまっていけなかった。 国語の点数だと0点がとれそうだ。
その後無理やり文脈をあてはめて、 「こんな世界」と言い添えた]
(182) 2020/06/18(Thu) 13時半頃
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俺もお前に死なれたくねえよ。
――っ、お前も、それ、一緒だろ、思いつめんの。 俺わすれてねえからな 保健室での……
[突然正気に戻ったように辰美は言い返す。 「思いつめる」という文脈に言い返す。 昨日の保健室での出来事を忘れていない。]
……だいじょーぶ。俺は。
[まくしたてそうになって 辰美は首を横に振り、そういった。 今度こそその場を離れていく。]*
(183) 2020/06/18(Thu) 13時半頃
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集団失踪? …………集団幻覚?
心の中だから、そんなこともあるかも。 ……本当に?
(184) 2020/06/18(Thu) 13時半頃
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――手洗い場→――
[……た、という音が聞こえて、 辰美は静かにそちらを振り向いた。
綿津見まなが立っている。]
……辰美だけど。
[いつかのように辰美はそう言って、>>176>>177 何か、を見ている綿津見の目線の先を追い、 ......あーあ。とちょっと自分の所業を後悔した。]
(185) 2020/06/18(Thu) 13時半頃
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………… ………………
[無言のまま辰美は蛇口をひねった。 やっぱり冷水だった。 赤色が流しに揺れて、消えていく。
傍目から見てヤバい奴だ。と理解はしていて けれど辰美はごまかすでもなくぽつりとこういう。]
(186) 2020/06/18(Thu) 13時半頃
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……うっかり割った。
[見ればわかるし、 うっかりとは言い訳にもなっていない。
嘘をつくのが下手だ、と葉野に言ったことを思い出し 自分も人の事いえねえな、と反省した。]
(187) 2020/06/18(Thu) 13時半頃
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あのさ。 喜多仲、体育館でマネキンになってたよ。 七星みたいに。
[通信エラー。通信エラー。 こちら血を流しながら唐突に話を始めていますが 大丈夫ですか、受け取れますか。
黒板の文字を見た上で、>>2:221 綿津見は七星のことを知っているだろうと予測して 辰美はそんな話をしている。
受け取ろうが受け取るまいが、 辰美はやっぱり、繋がりのない話を進める。]
(188) 2020/06/18(Thu) 13時半頃
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わだつみさ。 舞台裏で、「どこに行きたいの」って 言った事あっただろ。
あれってさ。 紳士としては少女の成長が見たいから 多分、どこでもよかったんだよな。
自分で歩いて、傷ついたり辛かったりしても ただ、少女が自由である姿を見たかった。たぶん。
言い損ねたな。……って、今更。思い出して。
(189) 2020/06/18(Thu) 13時半頃
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[何でこんな話をしているかって、 思い出したから以外にないのだけれど 手についた水を切って、ハンカチで軽くぬぐった。
ちょっとずつ赤黒い染みができている。 後で水洗いしよう。――と、淡々と思う。]
割ったの、内緒にしといて。
[オフレコな。と人差し指を唇に当てる。 それから、ゆっくりとその場所を離れるだろう。 何か言われれば答えたかもしれないが。]
(190) 2020/06/18(Thu) 13時半頃
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[それから行くから。――そう、言われた気がするけど。 ええと、どこに行くんだっけ。>>154]
(191) 2020/06/18(Thu) 13時半頃
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[......保健室は女子がいると面倒だな、と そんなことばかりがすぐに考えついた。
だから辰美はそのまま、昨日のように購買へ向かう。 消毒液や絆創膏くらいはあるだろうと踏んで。]
(192) 2020/06/18(Thu) 13時半頃
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[手洗い場から点々と、点々と、赤い血が落ちている。 ペンキの青と混ざったら紫になるかは―― 残念ながら気にしていなかったから、わからなかった**]
(193) 2020/06/18(Thu) 13時半頃
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―― 回想:高2〜現在 ――
[ 兄の作品が世に出ていく。 誠香の名をつけられて世に出ていく。 誠香の発表した作品の数は、 そのまま、誠香の重ねた嘘の数だった。 寄せられる評価や賛辞は、 兄に与えられるべきものだった。
評価の高いものもあれば、今一つのものもあった。 没になったものももちろんある。 それでも、兄には才能があったのだ。 嘘をつき続けるのは苦しかった。 嘘を重ねたくない一心で、何度か自分でも書いてみた。 それらはすべて、没になった。 当然だろう。 誠香は作家になど、なりたくなかったのだから。 誠香には才能など、ないのだから ]
(194) 2020/06/18(Thu) 14時頃
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[ 嘘はいつか破綻する。 兄が残した作品はたくさんあったけれど、 これから先、決して増えることはない。 有限のものは、いつか必ずなくなるのだ。
出版社は貪欲だった。 高校生作家という肩書きが使える間に、 たくさん発表させたがった。 それでもじりじりと惜しんで、惜しんで、 なんとかここまで来たけれど、 それももう、限界だった ]
(195) 2020/06/18(Thu) 14時頃
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[ これが、誠香の三つ目の悩み* ]
(196) 2020/06/18(Thu) 14時頃
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―― 現在:6階 ――
[ 世界が歪んでいて気持ちが悪い。 何かに似ているな、と思って、 ああそうだ、体験型のトリックアートだと思い出した。
傾いた床は、三半規管や自律神経に変調をきたすと 何かで聞いた。 道理で、空っぽの胃がぐるぐるして、 漂うコンソメスープの匂いが気持ち悪い。 思わず壁に手をついてしまったけれど、 その壁にも、もはや見慣れてしまった赤いインクが 飛び散っていた。 べたっとした感触に、あーあ、と思いながら見ると、 案の定手のひらは真っ赤に染まっている ]
(197) 2020/06/18(Thu) 14時頃
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……ひと、ころした、みたい。
[ 手を洗わなければ、と誠香は思った。 けれどこの階にこれ以上留まるのはごめんだ。 5階も、4階も嫌だ ]
戻らないと。
[ 呟いて、誠香は踵を返す。 結局、鍋がどこから降ってきたのかはわからないままだ。 この世界の主の考えていることもわからないままだ ]
(198) 2020/06/18(Thu) 14時頃
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[ 手すりにすがって階段を下りた。 そのせいで、手すりにべったり 赤い手形がついてしまったけれども、 気持ちが悪かったので大目に見てほしい。 なんだかまだ世界が傾いているような気がして、 足元がふわふわと覚束ない** ]
(199) 2020/06/18(Thu) 14時頃
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[ 本日も、愛宮心乃は 幸福 である ]
(200) 2020/06/18(Thu) 14時頃
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[ 愛宮心乃の寝起きはいつもと違う 遠くに聞こえてくる文化祭のミュージック。
起床時間はいつもと同じ。 目を覚ませば、見慣れた天井ではなかった。 ギシ、と保健室のベッドが軋む。
既にぽつ、ぽつと空いているベッド。 そんなに遅い時間じゃなかったけれど、 みんな早起きだなあって思ったりしていた。 ]
せいかちゃん。おはよう 私、あさごはん用にスープ作ってくるね
[ 飲み物を買いに行くという彼女にご挨拶。>>100 ]
(201) 2020/06/18(Thu) 14時頃
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[ しおりちゃんはまだ寝てたかな? それなら、起こさないように気を付けつつ、 『家庭科室に行ってきます』という書置きを残す。
けど、目が合ったなら言おう。 おはよう、って。 ]
(202) 2020/06/18(Thu) 14時頃
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[ 朝食、つくろうかなって思った。 連城くんが持ってきてくれたパンをメインにして、 スープとか、あったほうがいいかなって。
朝のひんやりとした空気と、 やっぱり静まり返っている校舎の中を歩いて。 家庭科室までたどり着けば、昨夜洗った鍋を出す。
そうねえ、たまねぎ、にんじん、じゃがいも。 今度はコンソメスープでも作ろうかな、って。
食材を手にしたとき、だったかなあ。 ]
(203) 2020/06/18(Thu) 14時頃
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[ 手を滑らせてたまねぎが落ちるタイミング。 チャイムが、鳴った。>>#0 ]
(204) 2020/06/18(Thu) 14時頃
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[ ──── と、同時。>>2:824 鈍い音が外から聞こえた。 ]
(205) 2020/06/18(Thu) 14時頃
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──現在・家庭科室──
え?
[ ぎゅ、って細い腕がすがるように しがみついていた感覚が、まだ残っている。>>2:652 その感覚を辿るように、自らの腕を掴む。 傍らに落ちているポーチと、見覚えがある。 おおきなカーディガンに、その背格好。 ]
……ちーちゃん?
[ それ≠ヘ心乃のよく知るものにそっくりだった。 ]
(206) 2020/06/18(Thu) 14時頃
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[ 幸福 の筈、───だった* ]
(207) 2020/06/18(Thu) 14時頃
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[ あなたはあなたのままでいいんだよ、>>2:730 ]
(208) 2020/06/18(Thu) 15時半頃
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──昨日・手洗い場──
[ いつもの心乃だったら、そう言っていた。 けれど、あまりにも真心に似ている彼の傲慢さに 心乃の内に蔓延る劣等感が顔を覗かせる。
聖母? なんてことはない、 それしかなかったのだ、心乃には。 そうでもしないと、生きてこれなかった。 ]
……うん、ありがとう
[ 振り向くことはできなかった。>>2:729 背中にかけられる声にだけ答えて、 私は逃げるように彼のそばから離れていく。
真心ちゃんから逃げるようなものだ、 認めたくない現実から、逃げるようなものだった。 ]
(209) 2020/06/18(Thu) 15時半頃
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[ 愛宮心乃は恵まれている。 ─── ただ、一点を除いては。 ]
(210) 2020/06/18(Thu) 15時半頃
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[ たとえば、そう。 心乃が小学生だった頃のお話しだ。
心乃はその頃から体型はかわっていない。 りんごのようにまん丸だった。
好きな人ができた。 多分、初恋だったように思う。 クラスで一番かけっこが速くて、背も高い。 かっこよくて誰にでもやさしい男の子。 当然、心乃以外の女の子にもやさしいし、 みんなの憧れの人気者だった。 ]
(211) 2020/06/18(Thu) 15時半頃
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[ バレンタインにチョコレートをあげた。 だれよりも上手な手作りだったと思う。
彼は言う。 「ごめん」って。 クラスメイトは言う。 「デブのくせに」って。
妹の真心ちゃんならよかったって。みんなして言う。
結局、彼はクラスで一番かわいい女の子と 両想いになって、なかよくしていた。 ]
(212) 2020/06/18(Thu) 15時半頃
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[ あーあ(笑) ]
(213) 2020/06/18(Thu) 15時半頃
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[ 愛宮心乃は恵まれてなどいなかった。
愛≠与えられるのに重要な、 容姿をもちあわせていなかったのだ。
やさしい両親?真心ちゃんにはね。 妹は、笑っているだけで愛を与えられていた。
おじいちゃん、おばあちゃん。 妹にはなんでも買い与えてた。 ……ねえ、心乃にはないの?
親戚のひとたち。 心乃もダイエットしなよって言う。 真心ちゃんみたいになりなよ、って言う。 なれたら、苦労はしないでしょ。 ]
(214) 2020/06/18(Thu) 15時半頃
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[ 容姿を持たない自分が憎かったんだ、ほんとはね ]
(215) 2020/06/18(Thu) 15時半頃
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[ その言葉、信じられるわけないじゃない?>>208* ]
(216) 2020/06/18(Thu) 15時半頃
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──昨夜のこと──
[ ちーちゃんとくっついて帰ってきた教室。 途中、身長差もあったし歩きにくさはあったけど 嫌いじゃなかったよ、ああいうの。
鞄の中から自分のポーチを取り出して、 黒板に増えているメッセージを読みながら、 採点を終える彼女を待っていれば増える顔ぶれ。 おかえりなさい、>>2:781 どういたしまして、>>2:806 って挨拶をしたのなら、 みんなと連れ立ってごはんを食べに行く。 ]
(217) 2020/06/18(Thu) 16時頃
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[ 家庭科室へ向かえば、 減っているシチューにちょっと嬉しくなる。 四人でいただきますとごちそうさま。
デザートのクレープを食べたら、 すぐに身についちゃうんだろうな。と思うケド。 ちーちゃんが食べたいみたいだから、たべる。 こんな奇妙な空間にいるんだもの。 糖分補給しないと、またイライラしちゃう。 それじゃあ、愛宮心乃が成り立たないし。 ]
(218) 2020/06/18(Thu) 16時頃
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[ 夜も遅い時間に、クレープなんて冒涜的だった。 とくにカスタードクリームまみれだなんて、 ダイエットのダ≠フ字に、ほど遠い。
せいかちゃんと同じように、 フルーツにすればマシだった? 連城くんのチョコもおいしそう。
今おもえば、 全部乗せ、してもよかったなあ、と思う。 ]
(219) 2020/06/18(Thu) 16時頃
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[ お腹が満たされて、三人とお話しして、 なんだか気がまぎれたような気がする。
連城くんとお別れして、保健室へ向かえば すでに、まなちゃんとしおりちゃんがいて。 おやすみなさいをして、案外眠れたんだよね。 おなかいっぱいだったからかなあ? そうして、翌朝を迎えたんだ。>>201* ]
(220) 2020/06/18(Thu) 16時頃
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[ 残念なことに通信は良好だ。 目の前の景色も良好です。 なんか、ぜんぶやばいね。>>185 水、染みないのかな。痛そう。痛いね。R15Gかな。
こんな問答前にもありましたね。 ]
(221) 2020/06/18(Thu) 18時半頃
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そっかー……。 うっかり 割ったなら、しょうがないね……?
[ 辰美君、さては、嘘が下手だな。 通信は良好だけど、予想外のチャンネルから、 声が届いてるみたいな感覚だ。>>188
血を流しながら唐突に通信してる。やばい。 浮かれ気分でクレープ持って、 通信しようとしてるあたしもやばいけど、 多分、もっとやばい。 ]
(222) 2020/06/18(Thu) 18時半頃
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[ こちらクレープ所持で出会ってますが、 大丈夫ですよ、受け取れています。 クラスメイトがひとりマネキンになったんですね。 ……なら、多分、探してもいないのだと思います。 この世界に、いられないひとだったんだろうなって、 昨日、不思議と納得してしまった、から。 ]
(223) 2020/06/18(Thu) 18時半頃
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( 喜多仲君。 夢は、終わっちゃった? )
(224) 2020/06/18(Thu) 18時半頃
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[ ……話に繋がりを求めるのなら、 あたしの話はいつだって支離滅裂だろう。 赤い手から、ずっと上の顔を見ている。>>189
いつかの炭酸も、ポニーテイルも、 もう 思い出になってしまったけれど。 ]
(225) 2020/06/18(Thu) 18時半頃
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[ 人差し指を、昨日のように、あてた。>>190 ]
(226) 2020/06/18(Thu) 18時半頃
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──── たつみくんさ。
(227) 2020/06/18(Thu) 18時半頃
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あたし、紳士がすきだよ。 たぶんあの子は、 紳士がいてくれるだけで幸せだったと思う。 笑ってても 笑ってなくても、 ……泣いてても、なんでも。 あの子の……"紳士"は あの紳士 だから?
(228) 2020/06/18(Thu) 18時半頃
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……でも、どこでもよかった なら、 あの子、逆に困っちゃうじゃん。 女心が案外わかんなかったりするのかなあ。
[ オフレコのポーズ、だというのに、 口が良く回りますね。 あたしってそういうやつでした。 あの練習の時も、そう。 作品が好き。登場人物が好き。みんな が、好き。
感想は、ずっと言えるの。 ひとの言葉を借りることなら、もっとできる。 じぶんのことは、言いたがらないから、 ]
(229) 2020/06/18(Thu) 18時半頃
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─── た 、つみ くん は。
(230) 2020/06/18(Thu) 18時半頃
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「 辰美君 」 は、どこに いきたい?
(-24) 2020/06/18(Thu) 18時半頃
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あたしのすきな場所 「 この世界ではない どこか 」 には、
つれて、いけ る?
(-25) 2020/06/18(Thu) 18時半頃
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………、
[ わらって、は、いなくて。 たぶん、やっぱり、呑気な顔ではなくって。 ぼんやり、勝手に 口が動くよう な。 でも、たったこれを言うのにひどく疲れるような。 なんで言ったのかな。 ……そう、たぶん、言い忘れてたからだ。>>189 救いの手には程遠いよ、だってあたしだから。 ]
(231) 2020/06/18(Thu) 18時半頃
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[ 舞台上にはあがれないんだよね、あたし。 実はあがり症なんです。 うそじゃなくって、内緒にしてた、つまらない話。 すごいぎこちなくてやばいでしょ(笑)
振り向いたかどうか、知らないけど、 答えたかも、知らないけれど。 あたしは多分、青色残して、 行くあてもなく、去っている。反対方向。 ]
(232) 2020/06/18(Thu) 18時半頃
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届いていますか、届いていますか。
(233) 2020/06/18(Thu) 18時半頃
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XXXXさん、
遠くに行くにも、 なんてちっぽけな一歩だと思いませんか。 あたしは言うだけタダ精神で、勢いに任せて、 クレープを赤くない方の手に突き出して、 「手土産」とか渡すわけですよ。
かわいい彼女おすすめですよ。ぐらいは、 言葉で付け足しましょうか。 カロリー取りましょう。 わけわかんなくたっておなかはすくよ。
(234) 2020/06/18(Thu) 18時半頃
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ずっとひとの嘘に踊らされています(笑)
(235) 2020/06/18(Thu) 18時半頃
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お互い秘密なことがありすぎます。 あたしはどこまでもなんにもなくて、 どこまでもつまらないおんなですから、 きっと、手は取れませんね。
引き出しの中も紙も まっさらなままです。 みんながだいすきな理由も、知られたらこわいね。 いやだな。沈んだ先は見られたくないです。
(236) 2020/06/18(Thu) 18時半頃
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あたしもあなたも、きっと、 生きるのがどこまでもへた。>>1:374**
(237) 2020/06/18(Thu) 18時半頃
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/* まなちゃんの「そっかー……。」が好き
(-26) 2020/06/18(Thu) 18時半頃
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— 深夜 —
[寝不足もいいとこだったけれど、 慣れない保健室のベッドで、眠りはなかなか深まらない。 夜遅くに目が覚めてしまったので、 ちょっとお手洗いに立とうと、こっそり保健室を抜ける。
廊下は真っ暗。 だけど文化祭の装飾がところどころチカチカしていたので、 暗くとも怖い印象はあまり無い。 ……いや、単純にわたしがこういう怖さには慣れてるってだけかもしれないけど。]
(238) 2020/06/18(Thu) 18時半頃
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[ひた、ひた、廊下を歩く。 どこからか冷たい風が吹き込んでいる音がした気がした。 たぶん上の階、教室のほう。 ちょっと気になって、階段を上る。]
……わっ。
[>>87人影がいたような気がしたので小さく声を上げる。 一瞬、心臓が止まった気がした。
場所が場所だったので、男子の誰かだろうとはすぐに分かったけど。 まさか、本物の幽霊じゃないよね。まさか。 今の校舎では、何が起こるかもわからないし。]
(239) 2020/06/18(Thu) 18時半頃
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あっ、その、 トイレに行くだけだから!
[こちらは怪しい者ではないです。 ということを示せば、大騒ぎにはならないだろうと思い、 誰かは分からなかったけど、そう一言投げる。]
じゃあ、また明日ね。
[階段へ引き返して、逃げるようにお手洗いに駆け込んで、 少しドキドキした心臓を落ち着かせながら、用を済ませてベッドに戻った。]
(240) 2020/06/18(Thu) 18時半頃
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[もしもし、あなたが誰かはわかりませんが、 また会えますようにと祈りを込めて。
……無理にとは言いませんけど。*]
(241) 2020/06/18(Thu) 18時半頃
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/*
たつみくんすげーーーやさしいんですが たつみくんは誰に連れて行ってもらうの……
(-27) 2020/06/18(Thu) 18時半頃
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──現在/舞台袖──
……だから、不器用なんじゃね。 うまくできないんだろ。それだけで。
……必要なんて、あるわけないじゃん。
[ 人形がこうなる必要性も、 この世界の主がそうする必要性も、 礼一郎はとにかく認めたくない。
辰美の言葉に否定を返した。>>179
だってそんなの、 そこに悪意が存在するみたいだ。]
(242) 2020/06/18(Thu) 18時半頃
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……ああ、
(243) 2020/06/18(Thu) 18時半頃
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あまり考えてこなかったけど、 ここが礼一郎の世界なら、 これは礼一郎への罰だな。
礼一郎が最後まで改心しないから、 お友達がこういうことになっちゃう。
礼一郎が腹の底で飼ってる悪意に、 ふさわしいやり方で君たちが死ぬ。
……だって礼一郎は、 そうなっちゃうのが一番いやだ。
(244) 2020/06/18(Thu) 18時半頃
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/*
役的に対だからこううまいことどうにかしたかった 会えるタイミングがわからないので……
ねじこみごめんなさい
(-28) 2020/06/18(Thu) 18時半頃
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礼一郎が憎いものなんて、 この世にたったひとつしかないよ。
(245) 2020/06/18(Thu) 18時半頃
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やさしさも憎しみもなにもかも、 簡単に分けたり与えたりできるわけない。
(246) 2020/06/18(Thu) 18時半頃
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[ ぐるぐると思考を巡らせていたら、 辰美も、ぐるぐるした目をしてる。>>182]
……たぶん、とか言うなら、 どっか行ってんじゃねーよ。
[ 帰れる。って辰美は言うくせ、 ???を飛ばしたような顔するのでいけない。
この世界から帰る。っていう友人の困惑は、 正直、間違いなく、礼一郎の問いかけのせい。]
(247) 2020/06/18(Thu) 18時半頃
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[ こんな世界。なんて言い切ることに、 躊躇いを覚えたりしている礼一郎は、
当たり前に思ったことを言っただけで、 友人を混乱させるつもりはなかった。
だから追加説明も補足もないまま、 たぶん、と付け足されたことに不満げにする。
あ、結局どこの話だって? ……ふつうに、礼一郎のいるとこ。]
(248) 2020/06/18(Thu) 18時半頃
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……ほんとにちゃんと生きてりゃ、 そういうこと言ってもいいんだろうけどさ。 礼一郎、自分がどこに立ってると思ってんの。
(249) 2020/06/18(Thu) 18時半頃
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ほんとに、ほんとに、礼一郎ってば、 恥ずかしいばっかりで、大事なものを忘れてる。
(250) 2020/06/18(Thu) 18時半頃
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どこに落としてきちゃったんだろうね。
(251) 2020/06/18(Thu) 18時半頃
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[ でも、ふつうにそう思ったんだから、 そう細かく問いただされちゃあわかんないよ。 わかって言ったはずの言葉もわからなくなる。
その瞬間、礼一郎がそう思っただけ。 帰ってきてほしかった。自分と同じとこに。]
(252) 2020/06/18(Thu) 18時半頃
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[ ……それは、忘れててほしかった。>>183 っていうのは願望の話で、わかってる。
礼一郎だってわかってる、わかった。 から、あんまり言い返せる言葉はないんだけど、]
……わかってるよ。 つーか、さっき、わかったよ。 ……ごめんな、心配かけて。
[ だいじょーぶ。なんて、 信じられそうもない言葉を吐いて、 立ち去ってく辰美の背中を見てる。>>183*]
(253) 2020/06/18(Thu) 18時半頃
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[ 舞台裏から引っ張ってきた毛布を、 ふんわりと広げて、それにかけた。
喜多仲郁斗の姿が見えなくなる。 けど、こんもり膨らんだ毛布は、 そこに異質なものがあるって、示す。]
(254) 2020/06/18(Thu) 18時半頃
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[ 礼一郎はそいつの探してたものなんて知らない。 正気を嫌っていたことも、その理由も、 とある夜に、あるいはこの世界の果てに、 何を見たのかも知らない。知らなくてよかった。
ただ、もう大丈夫だったらいいな。って思う。
そう思って、足元を見降ろしていた。*]
(255) 2020/06/18(Thu) 18時半頃
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/* ウワーー秘話 話 とんできた ありがとうまなちゃん、かえします クレープ食べてから治療しろよ辰美
そして俺のいるとこに帰ってこいっていうの普通にかわいいなって思って 思ったんだけど 礼一郎君ほんまかわいいな 天の声ってか地の文が辛辣なのが不思議な温度感あるね…
(-29) 2020/06/18(Thu) 19時頃
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/* ちか、人間もどきとして生きていくもん!としたので、なかみはお祝いの気持ちでケーキを買いました🍰🍰 いぇーい!ぶいぶい。
(-30) 2020/06/18(Thu) 19時頃
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— 朝・1F保健室 —
[ベッドに戻ってからは、ぐっすりだった。 ぐっすり眠りすぎて、本来の学校の時間なら完全に遅刻。
目覚めた時には他に誰もいなかったので、 >>202書き置きを見て、次に時計を見て、8:50は過ぎていたことを知る。
…………。
おはようございます。 おやすみなさい。 ……二度寝。]
(256) 2020/06/18(Thu) 19時頃
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[……なんて実家じゃないんだから、ぐうたらしている場合じゃない。
相変わらず圏外なスマホを確認。 相変わらず開かない窓も確認。 状況は何も変わってない。と思う。
まぁ、シャワーを浴びてしゃきっとすることにしましょう。 心乃ちゃんの朝食も待っている。
乱れた髪を手櫛で整えて、 誰にも見られないうちにシャワー室へ向かおうとして——]
(257) 2020/06/18(Thu) 19時頃
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— →体育館 —
[……そういえばこっちだったっけなぁ、 って、人形が落ちたとかいう話を思い出しながら寄り道した。
不用意に見に来ないほうがいいとかなんとか、 わたしは聞いていなかったので、ためらいもなく。
その扉の向こう、入り口近くに、 >>2:522白い布が覆い被さった、“何か”の形跡が見える。
そこで立ち止まって、この下を確認しようかどうか少しだけ迷った。]
(258) 2020/06/18(Thu) 19時頃
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/* Q.落ち日ではないのになぜこのようなムーブを? A.割りたかったんです……校舎村の鏡………(土下座
(-31) 2020/06/18(Thu) 19時頃
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[……体育館にあるもう1つのマネキンの処理は終わっていたか、 それとも現在進行形でやっていたところだったか。>>254
まだ、それのことは気付かずに。]
あ、委員長だ。
[彼の姿を認めたなら、おっはー。って手をふりふりして、 同級生の男の子に見せるには相応しくない、かなり乱れ気味な自分の髪の状態を思って、 ちょっと恥ずかしくなった。*]
(259) 2020/06/18(Thu) 19時頃
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/* 心乃ちゃんにも会っておきたいけど、 ごはん食べるだけのホストと化しているので、マネキン発見優先をば……
(-32) 2020/06/18(Thu) 19時頃
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/* 悩みが永遠に決まらなかったとき、ここのちゃんのチップみて、痩せぎすな人をやろうと思ったことを告白します。 どーしよーと悩んでて、これだっ!!!とした。
せっかく病気を取り上げるので、墓下でも回想かくんだあ。薬局での話とかお金の話とか。 まずは回収からだけど! ひむろくんとまなちゃんのは回収する。ぜったい。
(-33) 2020/06/18(Thu) 19時頃
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/* 実際はわかんないけど、なんとなぁく、ちかのHbA1cと使用している注射に単位は想定済みです。 この村には本職の人いないよね、いないね??!?!と願っている。ほんとに。いたら恥ずかしいから、いわないけど。
(-34) 2020/06/18(Thu) 19時頃
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──現在/体育館──
[ 喜多仲の姿をした人形には、 ふわりと布がかけられている。
礼一郎は少し顔色が悪い。 あと、シャツがしわしわになっている。 入口のほうに向かおうとして、 数歩、その場を離れた。ところ。
目の前にいるのは──、>>259]
(260) 2020/06/18(Thu) 19時頃
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[ ……見ちゃいけなかったかな。 って、礼一郎はちょっと思う。
髪の毛、ぼさぼさ。 たぶんそれ寝起きだよね、葉野。
ゆらりと視線を揺らしてから、 不自然さのないよう心掛けて答える。]
……おはよ、葉野。 どうした? その──、 [ 礼一郎はなんとなく、 彼女も喜多仲に会いにきたんだと思って、 そんなはずないのに、そう思って、
おまえも見に来たのって、 口に出す勇気はないから、口ごもった。]
(261) 2020/06/18(Thu) 19時頃
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[ ……手を振られる。>>259 おや、と思う。思ってたのと違う。
でもさ、あっけらかんと笑ってる葉野が、 もうほんの少し歩いていけば、 あのこんもりした布を見ることになる。
おっはー。ってテンションで。 それはどうだろう。よくないなって、 礼一郎は考えてしまって、それで、]
(262) 2020/06/18(Thu) 19時頃
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……そこに、喜多仲が。 人形だけど、その──、 七星のと、同じような、感じで。
[ たどたどしく、そう告げる。 控え目に、その方向を指さして。
こういうこと言うとき、 礼一郎はすごくドキドキする。 胃がキリキリする。小心者だから。 それに、こんな状況なんだから。]
(263) 2020/06/18(Thu) 19時頃
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[ みんな大丈夫じゃない。 ──って、礼一郎は思ったはずだった。
でも、目の前にいる級友は、 無理して笑ってるんでもなくて、 あからさまに様子がおかしいんでもなくて、
礼一郎はなんだか、 わけがわかんなくなってくるよ。 もうずっと、わからないことばっかりだけど。**]
(264) 2020/06/18(Thu) 19時頃
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/* いろいろというか、ユキが明らかに気を遣ってくれてるのが見えてる。ごめん。ごめんな……!
(-35) 2020/06/18(Thu) 19時頃
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/* 千夏ちゃんの落ちロルも泣けたけど、 普段うぇーい(笑)って感じの喜多仲が 誰もいなくなった校舎を必死に探し回るの、 すごくきゅんきゅんしませんでしたか。僕はしました。 やっぱり校舎村の落ちロルは良いものだ……
(-36) 2020/06/18(Thu) 19時半頃
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―― 現在:階段→3階手洗い場 ――
[ 階段を下りる。スープのあとが点々としている、>>10 階段をゆっくり下りる。 スープの匂いがする。コンソメスープの匂い。 心乃はスープを用意してくれると言っていたが>>201 ちょっと今は食べられなさそう、と誠香は思った。
ようやく3階にたどり着く。 6階でも5階でも4階でもない、 増殖したんじゃない、 インクも飛び散っていないフロアについた。 誠香はほっと息を吐きだすと、 手洗い場で手を洗った。 片手を真っ赤に染めた赤いインクが流れ落ちていく ]
(265) 2020/06/18(Thu) 19時半頃
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……ん?
[ 手を洗っていると、ふと風を感じた。>>108 どこかの窓が開いているのかな、と誠香は思う。 開いているなら閉めなくちゃ、と ハンカチで手をふきながら周りを見回した。 ハンカチはちゃんと持っています ]
(266) 2020/06/18(Thu) 19時半頃
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準備室?
[ 準備室の扉が開いているようだった。 そこから風の音がするのかと、 ハンカチをポケットに戻して足を向ける ]
誰だよ窓開けっぱとか。 ……あれ。
[ 窓は開けっ放しになっていたわけではなかった。 正確に言うと、開いてはいるけれど、 そのまま放置されたわけではなかった ]
おはよ。そんなところで何してんの?
[ 窓の外を見ている人影に声をかけた* ]
(267) 2020/06/18(Thu) 19時半頃
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……顔、洗ってきたら?
[>>260顔色が悪いよ、と指摘しようかどうか少し迷って、 ちょっとだけ婉曲した感じで言ってみた。 もちろん、寝起きのわたしも顔どころか髪を洗わなきゃいけない状態だけど。 あんまり見ないでねぇ、ってアイコンタクト。呑気に。]
(268) 2020/06/18(Thu) 19時半頃
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夏美ちゃん。に、そっくりの人形があるって聞いたから。 確かめようかなって……
……喜多仲くん?
[>>263想像の斜め上の名前が出て、目を少し見開いた。 彼も同じように人形になったの? 理解がわたしを置き去りにしていく。
まなちゃんに言った推理。 ここにいられなくなった人が人形になる。 それを確かめるには、きちんと見るのも大事かなって、 そう思ったんだけど……]
(269) 2020/06/18(Thu) 19時半頃
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それは見たほうがいい? やめたほうがいい?
[念のため。どういう有様になっているのかを、 それを実際に見たらしい委員長に、確認する。
何せ、かなり参っているように見える彼の様子に、 少しどころではない不安を覚えたもので。*]
(270) 2020/06/18(Thu) 19時半頃
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/* 今気づいたが呼び名間違えてます 混乱してました ごめんねイクトくん
(-37) 2020/06/18(Thu) 20時頃
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―― 現在:準備室 ――
[ ところで、連城はともかくもう一人は誰だ。 見知らぬ……けれどどこか見覚えのあるような、 男子生徒の後ろ姿に誠香は眉を寄せる。 まさか、鍋を落とした犯人か? そう思った誠香は、振り返ったその人を、 しげしげと見つめてからぽかんと口を開けた ]
え。氷室? 氷室だ。 わあ。びっくりした。
[ なーんだ、氷室かよー。誰かと思ったじゃんー。なんて、 のんきなことを言っていたけれど、 氷室にか連城にか、窓の外のことを聞くと顔色を変えた ]
(271) 2020/06/18(Thu) 20時頃
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は!?
[ 窓に駆け寄って、覗き込む。 窓の外は、ちょー怖い。やばい。>>1:109 でも、そんなことに構っていられなかった。 窓枠にしがみつくようにして、身を乗り出す ]
千夏、ちゃん……!
[ そんな。どうして。 ぐるぐる、誠香の頭に昨日の千夏の姿が浮かぶ。 いつもよりはしゃいで、 一緒にご飯を食べて、 クレープを食べて、それで ]
(272) 2020/06/18(Thu) 20時頃
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なんで……なんで!
[ 遠くてもわかる。あれは決して千夏本人の体じゃない。 千夏によく似たマネキンだ。 わかっているけれど、それでも。 外に放り出されたまま、雪に積もられるままなんて、 そんなのは我慢できなかった ]
僕、ちょっと行ってくる!
[ どこへ、とも言わず、誠香は準備室を飛び出す ]
(273) 2020/06/18(Thu) 20時頃
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[ 走って、走って、駆け込んだのは3-8の教室。 その、教室の後ろ。>>0:1046 ハンガーから、白いコートをむしり取るように外した。 コートを抱えて教室から飛び出す。
そして、次に駆け込むのは 準備室のちょうど下に位置する教室。 その窓を開け放って ]
えい……っ!
[ 狙いを定めて、広がるように白いコートを投げた。 千夏のマネキンにかぶさるように。
あれは、ただのマネキンだ。 千夏が凍えているわけじゃない。 そんなことはわかっている。これはただの自己満足だ。 だけど、どうせ覆われるなら、 真っ白な雪よりも、 真っ白なコートの方がいいと思った* ]
(274) 2020/06/18(Thu) 20時頃
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――現在/水道――
[しょうがない。 さて、どこまでがしょうがないで済むだろう。
モップは一本壊しているし、鏡は割ったし あと友達を少なくとも二人は傷つけているし 若林先生がいたなら正座じゃすまないが。
……とはいえ今は先生もいないし、 手から血を流していようが、 片手にクレープを持っていようが、 咎める人はだれもいないので良しとする。>>222]
(275) 2020/06/18(Thu) 20時頃
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……んだよ、
[昨日のように、あるいは文化祭の時のように、 辰美は「なんだよ」って綿津見に問う。>>227
静かに積み重ねた日の上で 生きるのが下手な子供二人が会話をする。 「内緒ね」――そう言い合って。]
[窓の外で静かに雪が降っている。 言葉が静かに降り積もる。>>228]
[辰美はそれに耳を傾けて、 「ありがとう」と確かに言った。 それから、少し困ったように「そうか」と続ける。]
(276) 2020/06/18(Thu) 20時頃
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……困るかあ。
女心も男心も、 あいつの視点からだとあまり想像がつかなくて …………思ったよりダメ男かもな。あいつは。
てか。わだつみはほんとに、劇が好きだな
(277) 2020/06/18(Thu) 20時頃
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[実在する人物のように 辰美は紳士の事を語る。
何度だって想像してみた。 喜多仲に言われて考えてみた。 彼が笑う理由。彼がそこにいる理由。
だから「好き」と言ってくれる観客は純粋にうれしくて 新しく「少女」の解釈を渡されるなら、それに驚きもする。
ほんの少しだけ今を忘れて話していたところで、 途切れがちに、綿津見の唇から音が出る。>>230]
(278) 2020/06/18(Thu) 20時頃
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…………、
[瞬いた。 瞬いて、閉じようとした口が開いた。]
(279) 2020/06/18(Thu) 20時頃
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は、…………
………… つれてってくれよ。どこでも。 ……どこでもよくはねえか。
(-38) 2020/06/18(Thu) 20時頃
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…………みんながいて、お前もいて、 お前が「好きだ」って胸を張れる、場所。
(-39) 2020/06/18(Thu) 20時頃
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そこならきっと、俺も好きだ。
[ほんの少しだけ、きっと俺達は似てるから ――…………案内してくれた先が 「きらい」、なはず、ないから。]
(-40) 2020/06/18(Thu) 20時頃
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[笑いはしなかった。 告白したり、約束するような、 恥じらいの混ざる顔をするわけでもなかった。
ただ――――そう、
いきぐるしさのひとかけら分かつような 安堵するような、それでいて悲し気な、 複雑な表情を浮かべて、辰美は綿津見を見ていた。
間が開いて、 観客もいない、舞台の上でもない、 そんな2人のぎこちない会話は終わる。>>232 終わる前に辰美はもう一度こう言った。]
(280) 2020/06/18(Thu) 20時頃
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わだつみ。 ……ありがと。
[あがり症だなんて知らないけれど、 知ったらきっと辰美は言うだろう。
「はじめてにしては上手じゃねえの」と。]
(281) 2020/06/18(Thu) 20時頃
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――拝啓、XXXXXさん。
何口かで腹の中におさまる可愛い彼女をありがとう。 片手に血液片手にクレープ。 ちょっと途方にくれます。
暮れるけど、どうもありがとう。 その時の俺もちゃんとお礼を言ったでしょう。
(282) 2020/06/18(Thu) 20時頃
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舞台に立ってみた気分、どうでしたか。 多分ずっと立たされてるんだけど 気づけないだけ、という話は …………していないので、 あなたには届かないかもしれないですね。
そのちっぽけな一歩は 確かに人ひとりの救いにはなるんだと 伝わっていればいい。いいんだけれど
俺が言ったのもちっぽけな「ありがとう」だから どこまであなたの白紙を彩れるかなんてわかりませんよ。 手も取りあうんじゃなくて行先は交差したし。
だから、
(283) 2020/06/18(Thu) 20時頃
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/* 上階への誘導&回想からの流れ、で、 鍋をごろごろと落下させたんですけど、
「鍋を落とした」と書かれるたびに、鍋さんへ喧嘩を売っている気がしてきて すみませんでしたの正座をします(すみませんでした)
(-41) 2020/06/18(Thu) 20時頃
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生きるのがへたなもの同士、 せめて窒息しないように生きましょうね。
(284) 2020/06/18(Thu) 20時頃
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…………テレパシーはないので、全部オフレコですけど。
(285) 2020/06/18(Thu) 20時頃
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またな。
[クレープを片手に、 少しだけ困った顔をした後。
去り際に辰美は、ほんの少しだけ頬を緩めてそう言った*]
(286) 2020/06/18(Thu) 20時頃
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──現在/体育館──
……え、いや。 もう洗った、けど。
[ おまえが言う? って、 これが平時なら礼儀も何も忘れて、 礼一郎は言っていたはずだ。
だから、あまり元気がなくてよかった。
寝起きっぽい様子に気を取られていたから、 まさかそれが遠回しな指摘とは気づかず、 礼一郎は呆気にとられたような顔をする。]
(287) 2020/06/18(Thu) 20時頃
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[ 七星にそっくりな人形。 礼一郎はなるほどなって思う。
ああ。って短くつぶやいた。
目の前の葉野が、 あんまりふつうのふるまいだから、 礼一郎はまだ見てないのかな、とも思う。]
……入口の、そうだよ。 七星。……みたいな人形。
(288) 2020/06/18(Thu) 20時頃
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[ 当然葉野はそれを見ていない。 という前提で話し出すくらいには、 あれ、礼一郎にはショッキングな代物だった。
それを、見るべきか否かと葉野は聞く。 礼一郎に、確認をするように問うてくる。
……答えに躊躇ったのは、 礼一郎が未だあの人形のことを、 どう解釈していいか自信がないからだ。]
(289) 2020/06/18(Thu) 20時頃
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[ 喜多仲郁斗の死体が──、]
(290) 2020/06/18(Thu) 20時頃
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[ リフレインする。]
(291) 2020/06/18(Thu) 20時頃
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[ 少なくとも礼一郎はそう思ったんだから、 人形なんだから平気だなんて言えるわけないじゃん。]
(292) 2020/06/18(Thu) 20時頃
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イクト、は。
[ ……今度こそちゃんと、 友達の顔を思い浮かべて呼べたね。
あれを指して友人の名を呼ぶのが、 正解も不正解も礼一郎の知ったこっちゃないけど。]
……死んでる、ように見える。 それは、七星のと同じ。
痛そうだった。 ……首が、折れてて。
だからそりゃ、見るのきついよ。 だってあんなのさあ……、
(293) 2020/06/18(Thu) 20時頃
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……友達が死んでるように見える。 それでも見るべきとか、見たいとか、 そういう理由があるなら、見ればいいと思う。
[ つまりそれが、不用意に見ないほうがってこと。
答えになってる? どうだろうな。 だけどさ、礼一郎の決めていいことかな。 でも、一言だけ付け足しとこうかな。]
(294) 2020/06/18(Thu) 20時頃
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……俺は見たこと、 後悔してるわけじゃねえよ。
[ それだけ。
それだけは言っておこうかな。 あくまで礼一郎個人の感覚として。*]
(295) 2020/06/18(Thu) 20時頃
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……千夏ちゃんは、帰ったんだよ。
[ 誰に聞かせるでもなく呟く。 自分自身に言い聞かせたかったのかもしれない ]
(296) 2020/06/18(Thu) 20時頃
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―― 現在:教室 ――
[ そして、教室に戻ってきた。 黒板に向かって、チョークを握って、 ]
『6階まで増築。 床が傾いてて、教室も歪んでる。酔う』
[ ここまでは躊躇うことなく書けた、けれども。 誠香は、黒板の書き込みをじっと見つめた。 夏美がいなくなったという連絡事項>>2:221 ]
……書かないと。
[ 自分に言い聞かせるように誠香は呟く。 みんなに知らせる必要がある。 だから、これは必要なこと。 けれども、やっぱりチョークを握りしめたまま、 なかなか手は動いてくれなかった* ]
(297) 2020/06/18(Thu) 20時頃
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──回想・打ち上げ──
[ あれ。あれはあれ、だよね。>>2:611
ないの、知ったし。大体察することもできる。 だからジェスチャーで判別できたけど。 お揃いの中の、お揃い。
そう、今日は忙しかったから、 いつも以上に自分の距離感を測りかねていて どこかに引っ掛けて、びりびりーっと外れた。 至極全うで、正当な理由に他ならない。 ]
(298) 2020/06/18(Thu) 20時半頃
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思ってたより、忙しかったもんねえ あっちへいったり、こっちへいったり
[ ものにぶつかることは、よくあるよ。 自分の避ける能力を把握しきれてないぽいから。
そうだね、きっと。 なくしただけで、怒るような二人じゃないし、 許してくれるんだと思うの分かってる。
心乃の勝手な印象ではあるけれど、 でも、やっぱり、なくしたら悲しまれはするかも?
だから、ふりふりを差し出されて、 ちょっとだけ、困ったなあって顔になる。>>2:614 ]
(299) 2020/06/18(Thu) 20時半頃
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いいの?……ありがとう
[ でも、もう文化祭は終わりだし。 ふりふりをつける機会もほとんどない。 差し出されたふりふりは、 ありがたいなって顔をして受け取るけれど。
結局つけることはなく、鞄の中へ仕舞ってた。* ]
(300) 2020/06/18(Thu) 20時半頃
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──ふりふりの話──
『 それ、かわいいね 』
[ 文化祭の合間。>>0:1347 取り巻きと共に訪れた妹は、 心乃のふりふりを指さしてそう言った。
そうね、私なんかより妹の方が似合う。 周りの男の子たちも、そう言っている。
ほしいの?って聞いたら、うんっていうの。 おねえちゃんには、似合わないよ。って。 そうだね、似合わないよね、って答える。 ]
(301) 2020/06/18(Thu) 20時半頃
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[ 値踏みされるような視線が痛かった。 きっと、真心ちゃんの姉だからって、 期待していたんだと思う。それくらい分かる。
あからさまにがっかりしたような、 そんな声や、表情も、わかるよ。わかっちゃう。
いっつも、妹と比べられていたんだよね。 比べられて、劣っていないようにって、 がんばったつもりだったんだけどね、 ]
(302) 2020/06/18(Thu) 20時半頃
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[ クレープを食べて、口周りを汚す妹に ハンカチを差し出そうとしたら───
取り巻きの男の子たちが すかさずにお世話、していたの。 ]
『 おねえちゃん、まこはもう大丈夫だよ 』
[ 笑っている妹をみて、 肩の力が、すごく抜けた。脱力感。 ]
(303) 2020/06/18(Thu) 20時半頃
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[ なんだかどうでもよくなっちゃった。 ]
(304) 2020/06/18(Thu) 20時半頃
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[ 外したふりふりは妹にあげた。 ふりふりだけじゃ、何にもできないけど。 ほしいっていうから、あげた。
そのあとは、またねって手を振って。 忙しくてよかったなあ、なんて仕事に戻った。
ただ、それだけのお話し。* ]
(305) 2020/06/18(Thu) 20時半頃
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――現在/購買―― [窓の外で雪が降っている。]
(306) 2020/06/18(Thu) 20時半頃
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[雪が降っているのに、手元にはクレープがあって なんだか文化祭の日みたいだな、と 変わってしまった校舎を一瞥して思う。
あの日は楽しかった。 葉野とCG研や色んな店を回って、 演劇は大成功で。
クラスの打ち上げの集合写真、 なんでか俺だけ強制的にふりふりつけさせられて。 ――いやそれはまじでふざけんな。似合ってなかった。
楽しかったな、と思う。 思ってクレープを口にする。
……血の味がするこの口に、 クレープはずいぶんと甘すぎる。 それが少しだけ辛い。]
(307) 2020/06/18(Thu) 20時半頃
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[こんな風にしていると、 少しだけ前のことがふつふつと思い出されてくる。]
(308) 2020/06/18(Thu) 20時半頃
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……どっか行ってんじゃねー、って、なんだよ。
[すごく当たり前のように、 礼一郎の口から「それ」が出た事は 辰美にとっては少し嬉しかった。>>248>>252 昔に戻ったような理不尽さだった。
……嬉しかったのだけれど、 当時の辰美は混乱していたので 理解も及ばずに舞台袖から出た。]
(309) 2020/06/18(Thu) 20時半頃
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「――だから、謝らなくていいっていっただろ」
[最後にそう言った気もする。>>253 聞こえていたかはわからないけれど。]
(310) 2020/06/18(Thu) 20時半頃
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[そうしてクレープのひとかけらも食べ終えてしまって、 辰美は血の滴る片手を見下ろしながら、 ほんの少し、ぼんやりとそれを見ていた。
喜多仲がいなくなったことを思い出せば 赤い花の腐っていくのを見るような心地で 浮きかけた心は、沈む手前で留まる。
緩慢な手つきで戸棚の消毒液や絆創膏に手を出す。 適当ともいえるかたちで手当てをする。
……今度は、代金を払っていかなかった。*]
(311) 2020/06/18(Thu) 20時半頃
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[入り口のところにある白い布の下が、夏美ちゃん。 それはやっぱり間違いないらしい。 そして、>>293喜多仲くんの人形について鮮明に伝えられる情報。 生々しい状態の報告。 ……いくらわたしでも、ショッキングなものだということは伝わった。]
死んでるのを見たいっていうか……。 なんだろ……。
この世界のこと何もわかんないし、 招かれたんだったら、向き合わなくていいのかなって、 そう思っただけだから。
(312) 2020/06/18(Thu) 20時半頃
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[警告は受け取った。 じゃあ見る、とも、見ない、とも言えない。]
ちょっとだけ。 確認だけ、して、やめる。
[見るか見ないかの二択じゃなくて、 見る・やや見る・どちらともいえない・やや見ない・見ない、の五択だったらなー。 「やや見る」に丸を付けるところなんだけどな。]
まあ、わたしって委員長みたいにちゃんとしてる子じゃないし、 見ても何も思わないかもしれない。
[なんつって。強がりですけど。 今のぼさぼさの髪も“ちゃんとしてない”感あるよね。
委員長の脇を横切って、さっき指で示された方向へ向かって行こうとするだろう。*]
(313) 2020/06/18(Thu) 20時半頃
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──現在/体育館──
……ああ、うん。
[ さっきまでより、穏やかな声で言う。
葉野は、この世界を知るために。 というようなことを言って、>>312
礼一郎には、それが少しわかる気がした。]
……うん。 あれも、この世界の一部? ──っていうか、 なにか、なんだよな、たぶん。
(314) 2020/06/18(Thu) 21時頃
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キツイと思うけど、 そういうことなら……がんばれ?
[ がんばれってのも変な話だけどさ。
腰、抜かさないようにな。 ──って、礼一郎は言った。真面目に。 すでにひとり前例を見てきたせいだ。]
(315) 2020/06/18(Thu) 21時頃
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……なんかさ、わかんねえけど、 あの人形、ひどい状態だけどさ、 誰かの悪意、とかじゃなくて、 そうなっちゃっただけなら、いいなって。
[ ちょっとだけ確認する。って葉野に、 礼一郎はただ感想を言う、みたいに言う。
その五択だったら、どうかな。 「どちらともいえない」を穴があくほど見つめて、 腹をくくって「見る」を選ぶ礼一郎です。
意見が合わないようだな。でも、]
(316) 2020/06/18(Thu) 21時頃
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そんなことないと思う。 から、キツイって言ってんだけど。
葉野だって、 あいつらのこと嫌いじゃないだろ。
[ それなら当然辛いはずだと、 何を知っているんだか、 礼一郎は当然のような顔をして言う。
ふわり。と横切ってく葉野に、>>313 礼一郎はたちの悪い強がりにだけは物申して、 逆方向、体育館の外へと消える。*]
(317) 2020/06/18(Thu) 21時頃
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――現在:準備室――
……っ!お、おう、おはよ、誠香ちゃん
[ 少しの間、下のマネキンから目を離せずにいたが、扉の方から聞こえた声>>267にハッと我に返り、顔を上げて振り返る。]
あー……、ちか、いや、マネキンがさ、下にあって……
[ 何をしているのか聞かれ、つい「千夏ちゃんが」と言いそうになるのを言い変えつつ、最後までは言えずに口ごもる。 すると誠香は、窓際に駆け寄って下を覗き込み、それを目にした>>272。 「なんで」という叫びに>>272胸が痛くなるが、 こっちもそれを聞きたいくらいで、それに返せる答えを持っているわけがなかった。]
(318) 2020/06/18(Thu) 21時頃
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ちょ、行くってどこに……
[ 誠香はそれから、どこに行くかも言わずに飛び出して行ってしまった>>273。 ただ、下のマネキンを見て飛び出していったのだから、マネキンに対し何かするつもりなんだろうか、と思って。 少しの間マネキンに目をやりつつ待っていると、下の階からコートが投げられ、マネキンに被さる様子が見えた>>274。]
あ……
[ そうだな。うん、その方がきっといい。 あれは千夏そのものではないけど。でも、その行動は正しく、優しいものに思えた。 何も出来ず見ていることしか出来ていない自分が、罪悪感を覚えるくらい、で。 でも、何かしたいと思っても、何も思いつかなくて、何もあげられるものも持っていなくて。]
(319) 2020/06/18(Thu) 21時頃
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あー……とりあえず、閉めるか。
[ 怜に確認を取るように一言呟き、ようやく窓を閉める。 それから怜の方に向き直って。]
きっとほら、アレだよ。 千夏ちゃんは現実に帰ってさ、その代わりに残された、みたいな感じだよな。うん。
[ 俺と同じようにマネキンをみて、多分ショックを受けただろう怜を元気づけたかったし、自分にも、言い聞かせたかった。 千夏ちゃんも、夏美ちゃんも、別に死んだわけじゃない、って。]
(320) 2020/06/18(Thu) 21時頃
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CC レイは、メモを貼った。
2020/06/18(Thu) 21時頃
CC レイは、メモを貼った。
2020/06/18(Thu) 21時頃
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[ そして、怜の方に向き直ったことによって、改めてその姿を、男の恰好の怜を、見ることになって。 ちょっとだけ、まじまじと見る。 その視線は、怜からするとちょっと嫌だったかもしれないが、友人が普段と違う、珍しい恰好をしたらついまじまじと見ちゃうくらいは普通だと思うので、許してほしい。]
つーか、男子の恰好することにしたんだな。へー…… うん、そっちも似合ってんじゃん。
(321) 2020/06/18(Thu) 21時頃
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[ そう言って、いつものように笑った。
俺は、中学の頃の彼をよく知らない。 だから、女の恰好をしている怜こそが、自分の知ってる友人の氷室怜で。 女の恰好をしてることに、違和感とかなかったし、普通に似合っていた。 だから、そっちの、男の恰好の方がいい、とは言わない。 単純に男の恰好も似合ってるので、似合ってるとは言うけども。 女の恰好だろうが、男の恰好だろうが、俺にとっては友達の氷室怜だということは、変わらないのだ*]
(322) 2020/06/18(Thu) 21時頃
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あなたの紙飛行機が、 強引に書いた、 あたしのエンドロールの先にありますように。 折るのも飛ばすのもへただね と笑った時には、 字と文章がへただと 呆れてください。
どこへでも飛ばしたいと言うなら、 どこへでも長く書いておきましょうか。
生きるのがへたでも、息のしやすい場所へ。
(323) 2020/06/18(Thu) 21時頃
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──現在・家庭科室→──
[ 窓の外におちている、もの。 は、っとした後から、 鍵に手を伸ばして、ガチャガチャとする。 でも、黒板に書いてあった通りだった。
───…… 開かない。 ]
なっちゃんも、かえってこないし ちーちゃんも、どこにいっちゃったの
[ 例えば、ここが誰かの頭の中だとして。 そこから追い出されたらどこへゆく? 元の世界に、帰れただけなら百歩譲っていい。
でも、もしも違ったら? 死んじゃった? ]
(324) 2020/06/18(Thu) 21時頃
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…… かっこつけちゃってるから、 オフレコということで。*
(325) 2020/06/18(Thu) 21時頃
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[ 家庭科室には、昨夜の宴のあとが残っている。 ちょこっと残ったシチューは小さな鍋に取り分けて、 使ったテーブルは汚したまま、だった。
なっちゃんの座ってた椅子、 ちーちゃんの座ってた椅子。
なんだか、触れなくって。 そのまま乱雑なままに、しておいた。 綺麗な黒板に残るメッセージには>>2:735 『 ありがとう 』と、お返事を書き記した。 朝ごはん、作る気も失せちゃったなあ。 そう思えば、ここに用はないもので。 弔いの品が落とされるのを見る前に、 家庭科室の扉を開けて、外へと向かった。 ]
(326) 2020/06/18(Thu) 21時頃
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─── 教室 ───
…………6階……?
[ 反対方向へと行った先には、 雪国ではなく、 せいかちゃんと6階の情報がありました。>>297
文字の継ぎ足しされた黒板の前で、 昨日のあたしみたいなせいかちゃんを、見て、 ]
(327) 2020/06/18(Thu) 21時頃
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[ ここへ来てから、 自分のことでいっぱいいっぱいで、 他人のことを考えるひまがなかったなあと思う。
もしも、この世界が、だれかの世界なら。 この世界を知ることを始めないと、と。 いまさらながらに思うので、ちょっと探検。 ]
……?
[ さっそく、何かみつけた。 鍋が、ころんとおっこちている。>>10 階段をみると、点々とスープが落ちている。 ]
(328) 2020/06/18(Thu) 21時頃
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|
……どうしたの?具合 悪い?
[ ゆっくり、隣へとお邪魔しよう。 乾いたからか、もう、青色はついていない。
何かあったのかな、の、何か を想像するのには、 この校舎はちょっと、候補が多すぎる気もして。 ]*
(329) 2020/06/18(Thu) 21時頃
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[ 上にのぼってみようかな、って思ったんだけど。 廊下の奥の方。体育館への通路がみえる。
うしろを振り向いた。 あっちにも、ある。 ]
ええ……?
[ どっちが、本物だろう? 多分、後ろが本物で、前にあるのが偽物。 教室の配列からしたら、そうでしかない。
ひとりで行くのは、ちょっと怖いけど。 おっこちてた鍋を武器代わりに手にもって、 真っすぐ、もうひとつの体育館へと歩き出した。* ]
(330) 2020/06/18(Thu) 21時頃
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架空惑星 レンは、メモを貼った。
2020/06/18(Thu) 21時半頃
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―― 現在:教室 ――
[ チョークを握りしめたまま、 どれくらい固まっていただろう。 ろっかい、という声が聞こえて>>327 はっと誠香は我に返った ]
まなっち。
[ チョークを握りしめたまま、 誠香はまなに顔を向けて。 どうしたの? という声に、 ちょっと泣きそうな顔になった ]
(331) 2020/06/18(Thu) 21時半頃
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……違うよ。僕は、元気。 …………あの、さ、
[ 夏美についての書き込みを、指さして ]
これ……書いたの、まなっちだよね。 僕……なんて書けばいいか、わからなく、て。
[ まなの顔を見ていられなくなって、 視線は床に落ちた ]
……窓の外、に、 お人形、増えてた。 …………千夏ちゃんの。
[ なんて書けばいいかな。 独り言のような小さな声で、そう聞いた* ]
(332) 2020/06/18(Thu) 21時半頃
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[ それから行くから。 ──確かにそう、言ったんだけど。 どこに? って、さあ、わからない。
ただ礼一郎は、 腕でも髪でも引っ掴んでだって、 追いかけられなかった自分がいやで、
でも、追いかけられなくって、 それでもほんとに心配でした。
そういう気持ちの果ての、 「 それから行く 」だったから、さ。]
(333) 2020/06/18(Thu) 21時半頃
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──現在/廊下──
[ するべきことなら思い浮かんだ。 このことをみんなに知らせるべき、とか。
でも、あのときの言葉が、>>310 礼一郎の頭の中を巡っていた。 心配かけてごめん。 とか言って、ごめん。 礼一郎は妙に謝っているなあ。 ずっと、悪いことしたなって、 本当に思っているから、そうするんだけど。]
(334) 2020/06/18(Thu) 21時半頃
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いつも先に礼一郎が謝るのは、 あるときまでは親に言われたからで、 あるときまでは鬱憤を晴らす方法を知ってたからで、 あるときからは、悪いと思っているから。
(335) 2020/06/18(Thu) 21時半頃
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今じゃ、それがすべてだよ。
(336) 2020/06/18(Thu) 21時半頃
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[ ふと、足元に視線を落とす。
ぽた、ぽた、と。床に赤色。 それとはまた別に、青い足跡。 紫には、見えなかった。礼一郎には。>>193]
(337) 2020/06/18(Thu) 21時半頃
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[ それに、頭の中で色を混ぜる前に、 礼一郎は走り出してたのだ。
だって、血に見えた。 また、血が流れている。 誰かがああいうふうになる。
もうやだって、 今なら礼一郎だって泣きそうだ。]
(338) 2020/06/18(Thu) 21時半頃
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──現在/購買付近──
[ 点々と続く赤色を追いかけている。
足元ばっかり見て、 それの行き着く先を探している。
息が上がるのは、たぶん、 懸命に走っているせいだけじゃなかった。
帰れたんだよって言ったくせ、 礼一郎はもう友達のあんな姿見たくない。
誰かが。誰かがああなる。誰が?]
(339) 2020/06/18(Thu) 21時半頃
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[ ──たぶん、 出くわすべくして再会した。 ほら、あと。追っかけたの、礼一郎だし。]
(340) 2020/06/18(Thu) 21時半頃
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[ えっ? とか、ユキ? って言う前に、 礼一郎は、視線を手に注いでいる。 というか、そこから目を離せないでいる。
雑にべたべた貼り付けられた絆創膏。 ひとりで手に貼るの、難しいよな。 ……そんなことも知らねえのかよ。
あ。何言おうとしてたんだっけ。 もう出てこない。ダメだな、ほんと。
何か言おうとしてた唇が震える。 あ、無理。って思ったんだけど、 まとまりのない言葉が。あふれて。]
(341) 2020/06/18(Thu) 21時半頃
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……なっ、 んだよ、それ! 怪我してんじゃねえよ、バカ! つか、さっきの今で、 なんでンなことなってんだよ……
[ 怒ってんのか呆れてんのか、 ……泣きたいんだかも、わからない。
けど、礼一郎が言うべきこと、 こんなことじゃなかったはずなんだけどな。
というか、謝りにきたんだけどな。 謝らなくていいって言われた矢先にさ。]
(342) 2020/06/18(Thu) 21時半頃
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―― 回想 / ファーストフード店 ――
颯真、……優しすぎ。
[くすっ、と俺は頬を緩ませた。 控えめに笑うさまは、 きっと周りからは女子高生にしか見えないはずだ。
――カップルに見えやしないかと、 俺は少しだけ周囲の目を気にしていた。
本人がいない場でも葉野のフォローをする彼を、 俺は“優しくてまっすぐな奴”と認識している]
(343) 2020/06/18(Thu) 21時半頃
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ま。 葉野にも色々あったのかもな。
[その場ではそう言ったものの 颯真から後日、葉野とのあらましを聞かされれば>>115 「はーーー!?嘘ばっかりじゃん葉野!」と 内心憤慨したのだが、それはまた別のお話]
(344) 2020/06/18(Thu) 21時半頃
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そう、おまえ。
[まさか自分に話が飛んでくると思っていなかったのか。 キョトンと鳩が 豆鉄砲を食ったような顔をしている颯真を、 俺は微笑みながら見つめている]
(345) 2020/06/18(Thu) 21時半頃
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なんで。彼女作ればいいじゃん。 俺と違って、颯真は 見た目もフツーのオトコノコですし?
[颯真の口調を真似て、>>116 俺はホットアップルパイに齧りついた]
(346) 2020/06/18(Thu) 21時半頃
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別に、全部をひけらかすのが 恋人じゃないと思うけどな。
……颯真に、何の負い目があるかは知らんけど。
おまえも健全な男子高校生らしく 彼女作りたいって欲求あるなら、 我慢せずに恋愛するヨロシ。
青春は1度きりアルよ。
[なぜか中国人ぽい口調になった。 真面目に恋愛アドバイスをするのが恥ずかしくて 茶化して照れ隠しをしたかったのかもしれない]
(347) 2020/06/18(Thu) 21時半頃
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[誰にだって隠し事はある。 ――そう、俺にも。あの日の出来事は。誰にも]
(348) 2020/06/18(Thu) 21時半頃
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颯真、実際モテるでしょ。
どんな我儘言って振り回しても、 許してくれちゃうやさしー雰囲気あるし。
告られたら別に好きじゃなくても 試しに付き合ったら楽しいかもよ。 付き合ってから好きになるパターンも良くあるし。
[くすり、と俺は小悪魔に笑う]
(349) 2020/06/18(Thu) 21時半頃
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どんな隠し事か知らねえけど、 1度しかない人生だ。
後悔せずにおまえの人生を生きた方が楽しいぜ。
[女避けに女装するくらい 後先考えずにフリーダムに生きていた俺は、 気楽にそう言ってのけた]
(350) 2020/06/18(Thu) 21時半頃
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[俺は、何も知らなかったんだ]*
(351) 2020/06/18(Thu) 21時半頃
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……怖いよ、おまえ。 ほんと、もう、なんなんだよ……
[ 思ったよりも情けない声が出る。
いなくなったのかと思った。 泣き言みたいに小さくつぶやいて、
……そう、 聞くと言ったくせに、 その前にいなくなったら、許さない。 ──って、礼一郎はなんだか理不尽を思う。*]
(352) 2020/06/18(Thu) 21時半頃
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[この世界のことを確かめるのは大事だって、 そこは委員長と合意できたらしい。>>314 見る・見ないの選択肢については意見が合わないらしいけど。>>316]
……そうだね。 誰かが悪意を持ってここにみんなを呼んだなら、 さすがにあんまりだよ。
[わたしたちは思い出の再現の一部なのか。 それともただの生贄か。 前者ならいいんですけどね。 応えられていますかね。]
(353) 2020/06/18(Thu) 21時半頃
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[>>317ちゃんとしててもちゃんとしてなくても、キツいものはキツい。 そこまで言うなら、そうなんだろうなぁ。 見るために必要な覚悟は固める。もりもり固める。]
友達だと思ってた人が死体になってるのは、 たしかにキツいね。
[……じゃあ、嫌いな人が死体になっていたら? どうでしょうね。
まあそんな経験は無かったので。 死体になってもいい、って思うほど憎悪を向ける人も、いない。 いない……はずだ。*]
(354) 2020/06/18(Thu) 21時半頃
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/* やっぱり夜コアだけだと 現軸の激しい動きについていけない んんんんん 申し訳なくなっちゃうな
夜更かし以外にコアタイムを増やす方法はないから…… 昼にも1撃できたらいいんだけど
(-42) 2020/06/18(Thu) 22時頃
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/* はぁ〜い! 千夏でぇ〜す! >>354
(-43) 2020/06/18(Thu) 22時頃
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/* 明日はフリーなので、表は明日きちんと書くことにして今日は独り言でぃにします。
(-44) 2020/06/18(Thu) 22時頃
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嫌いな人が死体になってたら?
(355) 2020/06/18(Thu) 22時頃
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礼一郎ならたぶん、 あ、そう。って一晩眠って、 翌朝、解放されたと思う。と、思います。
(356) 2020/06/18(Thu) 22時頃
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……あ、いや。人じゃなくて。
(357) 2020/06/18(Thu) 22時頃
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──少し前/体育館──
……ここ、 誰かの頭ン中なんだろ、 ……たぶん、だけど。
だとしたら、それはねえって。 そんなことするやつ、 みんなの中にいるわけないじゃん。
[ ……こんなこと、さっき、 別の誰かにも言った気がするんですが、 繰り返しちゃうくらい、それは本心だ。
そうだね。のあとに続いた仮定が、>>353 あんまりに物騒だったから、 礼一郎はそれを静かに否定する。]
(358) 2020/06/18(Thu) 22時頃
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そーだよ。 ……だから、無理すんなよ。
気分悪くなりそうなら、 ちょっと、で引いとけ。
[ 大真面目な顔で礼一郎は言った。
事実にも、自身の気持ちにも、 礼一郎はなにひとつ嘘をついてないんだから、 それは当然っちゃ当然だよね。
じ、と真剣な目でうなずいて、 今度こそ、じゃあな。ってすれ違う。*]
(359) 2020/06/18(Thu) 22時頃
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せいかちゃん。
[ 名前を、こたえるように呼ぶ。>>331 ぱちっと合ったせいかちゃんは、なんだか、 凜としているいつもより、 ずっとちいさく見えた気がした。
元気、だと、いいな。>>332 ほんとかなって、ちょっとだけ思ったのはごめんね。 元気にクレープ買ってる方が変なのかも、とか、 ちょっと考えてしまう。多分そうだな。 ]
(360) 2020/06/18(Thu) 22時頃
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[ 指差された文字の羅列は、 丸みのある、あたしの字だ。
なっちゃんのこと。 わからないまま落ちてきた、人形のこと。 探す宿題まで書いたけれど、きっと、 あの子はもう、ここの世界にはいないんだって、 推測のような、事実のような。
あたしは黒板消しで、 "いないので、あとで探す。(宿題)"の、 その、祈りのような一文を、そっと消した。 ]
(361) 2020/06/18(Thu) 22時頃
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[ せいかちゃんと一緒に、視線を床に落としていく。 せいかちゃんの声が、ひとつ落ちるごとに、 視線も同じく 重たく 重たく。 ]
(362) 2020/06/18(Thu) 22時頃
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にんげんもどきの、あのこがすきでした。 生きてて偉い、と、 ほんとうの意味で言えるあの子がすきでした。 ……というと、ひどい話かもしれないけれど。 すき が、うそじゃないのは、ほんとうです。
(363) 2020/06/18(Thu) 22時頃
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あなただけじゃなくて。 帰った、だけだと、あたしは、さみしいから。
(364) 2020/06/18(Thu) 22時頃
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……… ほんとの世界に、帰ったから、 みんなでまた、会いに行きましょう。
とか、かな……。
[ 演劇の、夢見る少女の言葉を、 ほんの少し弄ったあたり、 あたしは大概熱心な観客だ。
ちかちゃん、あのとき、 委員で写真を撮ってたらしいから、>>2:820 今度はここのみんなで撮っても良いかなって、思う。 そんな風に、帰った人へ、 次に会ったらやることを、付け足そうって。 ]
(365) 2020/06/18(Thu) 22時頃
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声を届け続ければ、 物語がまた始まるかもといいますし。
(366) 2020/06/18(Thu) 22時頃
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なっちゃんも、いられなくなったんだと思うって、 昨日、しおりちゃんと話してた。
ここを呼んだ人の、エンドロールが終わった後の、 ……お話しの終わった舞台には、 みんな いられないからって。 いられないだけで、 いらないからじゃないんだって、きっと。
(367) 2020/06/18(Thu) 22時頃
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[体育館の奥、再現された舞台を見つめる。
ここに上がって演技をすることは無かったけど、 わたしたちの作った小道具は確かにここにあった。 みんなを彩っていた。
……楽しかったな。 作り上げられた虚構の劇団8組。 時間が過ぎれば、瞬く間に消えてなくなる泡沫の夢。
小道具さん的には、準備をしていた時間が一番楽しかったかもしれない。]
(368) 2020/06/18(Thu) 22時頃
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[ なっちゃんがいません、を、消して。
"なっちゃんへは今度こそお菓子を奢らせます。" "喜多仲君も帰りました。 帰ったらクレープの映えを教えてもらいたい。" なんて、書き換えて、付け足した。 なっちゃん怒るかな。まあいいか。 喜多仲君は笑ってくれますか(笑) 電波は、都合良く不調。
せいかちゃんのひとりごとを、 ちゃんと拾えていたかは、わからないけれど、 ]
(369) 2020/06/18(Thu) 22時頃
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[みんな、みんな、虚構が好きなんだ。
……でしょ? だからわたしもCGにその思いを込めるの。]
(370) 2020/06/18(Thu) 22時頃
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……せいかちゃん。 ちかちゃん、楽しそうだった?
[ この世界の彼女が、 そうだったらいいな、と思うのは、 いつかの体育の日を、ずっと覚えているからかな。 寄せ書きめいてきた黒板を、見て、呟き。 ]*
(371) 2020/06/18(Thu) 22時頃
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[てく、てく、舞台の周囲を歩き回って、 大きな布が被せられている、何かを発見した。
……覚悟はしたし。 迷いが生まれないうちに、 そろーりと、それをめくって中を確認する。]
(372) 2020/06/18(Thu) 22時頃
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[ 喜多仲郁斗が—— ]
(373) 2020/06/18(Thu) 22時頃
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[ 大量の鳩に埋め尽くされていた(笑) ]
(374) 2020/06/18(Thu) 22時頃
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[……ごめん嘘。 そんな平和的な虚構を作れたら気が紛れたのかもしれないけど。]
(375) 2020/06/18(Thu) 22時頃
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う……。
[首が折れたような角度。 節々を押さえつけられたような痣。 こんな目に合うなんて、穏やかなやり方じゃあない。
人形だと聞かされて想像していたメルヘンなイメージは、 実物を目撃したら簡単に吹き飛びます。 虚構は現実に勝てないんでしょうか。そんな殺生な。
見下ろすだけで痛々しくて、 どれだけ苦しんだのかなって想像すると、 胃が良くないもので満たされる感触がする。のだけど。]
(376) 2020/06/18(Thu) 22時頃
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[わたしには見ることのできない夢の苦しみを、 少しでもここに置いていってくれたのなら、良かったかなあって。
……あれ、これって誰目線なのかな。]
(377) 2020/06/18(Thu) 22時頃
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[喜多仲くんの人形に布を被せ直して、 体育館の入り口へ戻って、そこにある夏美ちゃんの人形も見る。 こちらはもっと分かりやすく、血が出ている。 視覚的な効果で更に胃がきゅるるってする。]
……はぁ。 シャワー浴びよ。
[予告された通りキツくて、シャワーからの朝食!って気分は失せたけど、 でも、わたしもやっぱり、見たことを後悔はしなかった。
死に様が生々しくても人形はやっぱり人形で、 本物はきっと、無事に帰っているだろうって、 確信を抱けたような気持ちになったのが、せめてものプラス。
体育館を後にして、足早にシャワー室へ。*]
(378) 2020/06/18(Thu) 22時頃
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[人を罵倒してはいけません。 悪いことをしたら謝りなさい。
謝られたら許しなさい。 お互いに謝ってお互いを許しなさい。]
(379) 2020/06/18(Thu) 22時頃
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[納得してないのに謝るのも謝られるのも嫌いだ。 丸く飲み込めるならこんな生き方をしていない。]
(380) 2020/06/18(Thu) 22時頃
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|
[まあちょっと今回は、…………悪いとは思ってる。]
(381) 2020/06/18(Thu) 22時頃
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――現在/購買――
[ちょうど購買で絆創膏を貼っていた頃のことだった。
べたつくそれになかなか苦闘する。 皺が寄ったりうまく傷に張り付かなかったりと面倒だ。 そのうえなんだか気分が悪い。 ここにはいない兄の声が購買の隅からしてくるようで 辰美はぼんやりと眉根に皺を寄せて首を横に振る。
――……と。 足音がだんだん大きくなってくる。 誰かがこちらに駆け寄ってくる。 目を丸くしてそちらを向いた。]
(382) 2020/06/18(Thu) 22時頃
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|
れ、
[息を切らした礼一郎がそこにいる。 聞こえていた幻聴が引っ込んだ。
その視線の向きに気づいて、>>341 辰美は何よりも、やべ、と真っ先に自分の手を思う。 ポケットに入れる時間は――ないな。ない。 考える前に怒鳴り声が飛んできた。
辰美はびくりと肩を震わせる。>>342]
(383) 2020/06/18(Thu) 22時頃
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|
うっせえ、 や、……これは、
[それから萎れていく声音を聞いて、>>352 謝りたくない辰美も、さすがに悪い、って思いだす。
さっきの今で。死ぬなと言い合ったその後で。 これは。 ……ぜんぜん言い訳できない。]
(384) 2020/06/18(Thu) 22時半頃
|
|
…………ごめん。 そういう、つもりじゃ、なかったんだけど
[辰美が真面目に謝るのは随分と久しぶりだ。
絆創膏の貼り具合に居心地の悪さを感じながら 言い訳をするように、辰美は小さくそう言った。
……ひどくほっとしてしまって 涙が出そうになった。 辰美は礼一郎に何と言っていいか分からないまま 悩んだ末にぽつりと問う。]
(385) 2020/06/18(Thu) 22時半頃
|
|
…………お前さ。
俺が言ったら、お前も話してくれるの。 ……思いつめてること。
(386) 2020/06/18(Thu) 22時半頃
|
|
[――狡いやつだ。
人の言いづらいことをこんな状況で尋ねるなんてのは そこそこ卑怯なことだ。
だから多分、礼一郎は怒っていい。 ……怒らなくてもいいけど。]*
(387) 2020/06/18(Thu) 22時半頃
|
|
[早未だったものが雪に埋もれてゆくさまを、 俺はずっとずっと見つめていたんだ]
(388) 2020/06/18(Thu) 22時半頃
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―― 現在 / 準備室 ――
[危ない、という颯真の声>>109に 俺はすっと現実に戻された。 気付けば窓枠に手を掛けたまま、 吸い込まれるように眼下の光景を見つめていた]
……早未が。
[そう呟くのがやっとだった。 窓の下を覗き込んだ颯真の顔が みるみるうちに青くなってゆくさまを、 俺はじっと見つめていた>>110]
(389) 2020/06/18(Thu) 22時半頃
|
|
早未、死んだのか。 それとも、元の世界に帰れたのか。 どういうことなんだよ、これ……。
[颯真が来たことで、箍が外れたのだろうか。
不安な気持ちが、一気に口を突いて出た。 俺は、七星のマネキン人形の実物を見ていない。 初めて見る光景に、動揺を隠しきれずに――]
(390) 2020/06/18(Thu) 22時半頃
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[気付けば、背後に誠香が立っていた>>271]
(391) 2020/06/18(Thu) 22時半頃
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[のんきな口調で「誰かと思ったじゃん」と 気楽に言ってのける誠香に、俺は安堵を覚えた。
こんな状況だというのに 普通に本当の自分を受け入れてくれた誠香を 俺は嬉しく思ってしまう。
彼女が口を開けば、 日常が戻ってきたような気がする。 先ほど見た早未に似たマネキン人形は、 夢だったのではないかと願ってしまう]
(392) 2020/06/18(Thu) 22時半頃
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|
[だって、彼女の口調が あまりにもいつも通りだったから]
(393) 2020/06/18(Thu) 22時半頃
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[あまりにもあっさりと、自然に、 男の俺を受け入れてくれたから]
(394) 2020/06/18(Thu) 22時半頃
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|
[そうして俺は 誠香の「千夏ちゃん……!」>>272という叫びに 暗く冷たい校舎へと引き戻される。
慌てて準備室を飛び出した誠香を、>>273 咄嗟に追いかけることができない]
(395) 2020/06/18(Thu) 22時半頃
|
|
……誠香! ひとりはあぶ……な……
[誠香の背中に掛けた言葉は そのまま小さくなって、しぼんでしまった。
不甲斐なくて堪らなかった。そのまま、立ち尽くす]
(396) 2020/06/18(Thu) 22時半頃
|
|
そうだな。閉めよう。
[男ふたり、準備室に残されて。 俺は颯真の言葉にゆっくりと頷く]
だと、いいけどな。
[俺を励ますような颯真の楽観的な物言いに>>320 曖昧な笑みを返した]
(397) 2020/06/18(Thu) 22時半頃
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|
[だって本当のところは、 この校舎に残された者には分かるはずがないのだ。 本物の早未が無事なのかどうなのか、 すべては憶測でしかなく]
(398) 2020/06/18(Thu) 22時半頃
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……おまえ。 俺が女だったら惚れてるから。
[こんな状況だというのに。 さらりと「似合うじゃん」>>321が出てくる颯真を、 照れ隠しに小突いてやった]
ありがと。 もうたぶん、女装はしない。
(399) 2020/06/18(Thu) 22時半頃
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[当たり前に俺を受け入れてくれたおまえに どんな感謝の言葉を伝えたらいいか、分からないんだ]
(400) 2020/06/18(Thu) 22時半頃
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|
今日から新生氷室怜だ。よろしく。
[おどけるように言って、颯真にウインクした]*
(401) 2020/06/18(Thu) 22時半頃
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―― 現在:教室 ――
[ 具合悪い? と聞かれて、元気、と答えた。 それは、間違っていないはずだ。 誠香は怪我をしているわけでもなければ、 体調だって崩していない。 元気、だ。そのはずだ。 だけど、気持ちの方は……どうだろう。 少し、くじけているかもしれない。 傾いた6階の廊下を歩いた時のような、 足元が少し、頼りない感じ ]
(402) 2020/06/18(Thu) 22時半頃
|
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[ まなが、黒板の一文を消した。>>361 誠香はそれで察する。 まなも、もうこの校舎に夏美がいないと思っている。 誠香もそう思っている。 だから、夏美を探さなかった。 5つのベッドを5人で分け合って、眠った。 ベッド、一つ空いてしまったなって、 そんなことをぼんやり思う ]
(403) 2020/06/18(Thu) 22時半頃
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[ なんと書くべきか、まなが教えてくれた。>>365 ほんとの世界に帰ったから。 そうか、と誠香は頷いた。 マネキンになっていた、よりずっといいと思う ]
うん。賛成。 [ まなが、黒板の字を書き替えるのをじっと眺めて>>369 喜多仲もいなくなったのだと知る。 けれど、なにも言わなかった。 まなが書き終えたら、その下に、 “千夏ちゃん、メイクレッスンお願いします” と書いておいた。 すっぴんノーメイクで生きてきたけれど、 そろそろお化粧を覚えてもいいと思う。 もうじき大学生になるのだし ]
(404) 2020/06/18(Thu) 22時半頃
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[ 書き終えて、チョークを置いてから、 ずっと考えていたさっきの話のことを>>367 ぽつぽつと話した ]
……そう言われたら、なんとなく、わかるかも。 ここは、“文化祭”っていう舞台で、 僕たちは、その出演者なのかもね。 [ 出番が終わったら、舞台にはいられない。 ほんとの世界という舞台袖にはけていく。 みんなの出番が終わるのを先に待っている。 そんな気がした。 そうだといいなと思った ]
(405) 2020/06/18(Thu) 22時半頃
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……遠くから見えただけだったけど、 千夏ちゃんは、穏やかに眠ってるみたいに、見えたよ。
[ 現実に帰った千夏が、寒くなければいい。 昨日連城にあったかくしてと言っていた>>2:748 千夏のことを思い出して、そう思った* ]
(406) 2020/06/18(Thu) 22時半頃
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CC レイは、メモを貼った。
2020/06/18(Thu) 22時半頃
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/* ちゃんと女装辞めたことに触れてくれる 誠香ちゃんと颯真、神では……???
(-45) 2020/06/18(Thu) 22時半頃
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— 回想:文化祭の黄昏 —
でしょー? すごいんだよね若菜ちゃん。
[>>2:626親友を紹介できてちょっと自慢げ。 わたしのことはいいから若菜ちゃんを褒めて褒めて。]
辰美くんは剣道部主将だっけ。 ……礼儀とか、厳しそうだよね。 ごめん、ざっくりした知識しかないや。
[お互いのことをよく知らない相手と恋人ごっこ。 よくもまあ破綻せずにできたものである。 ……いや、破綻はしてるのか。一部にはバレてるし。]
(407) 2020/06/18(Thu) 23時頃
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[>>2:627だから、これは恋人っていうか、 共犯と呼ぶのが実に相応しい。
こちらから巻き込んだけど、 約束が終わるまでは共に秘密を共有した、 共犯者に、名残惜しいお別れ。
……名残惜しい、かぁ。変なの。]
……はぁい。
[>>2:628嘘をつくな、と今までもいろんな人に言われてきたけど、 努力はしても、やっぱり無理なんだよなぁって。そんな気はする。 最後のデコピンは甘んじて受け取ります。 ……あれ?]
(408) 2020/06/18(Thu) 23時頃
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|
笑った? 辰美くん。
[いつも仏頂面で怖い彼が、少しだけ表情を緩めた顔を、 ようやく見れた気がした。]
(409) 2020/06/18(Thu) 23時頃
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|
[……この時の、辰美くんの言葉を守れていたら。 よかったのかなぁ……。
まあ、無理かー。*]
(410) 2020/06/18(Thu) 23時頃
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|
[ きっとあたしは、終わるまで、 誰がいなくなってもこの付け足しを続ける気がする。 すき が 虚構でないことを証明したいのか、 ただの自己満足なのか、所信表明なのか。
それはちゃんとわかっていないけれど、 せいかちゃんが付け足した言葉に、 確かに、笑っていた。>>404 そういえばもうすぐ大学生だ。 白紙のあれを思っては、すこし 見ないふり。 ]
(411) 2020/06/18(Thu) 23時頃
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[ ……ただ、出演者に、あたしが入ることに、 つっかえたような気持ちになります。>>405 この世界の、呼んだ誰かへ。ごめんね。でも、 ]
(412) 2020/06/18(Thu) 23時頃
|
|
……だとしたら、あたしたちを呼んだ人、 きっと、優しかったんだと思う。 ちかちゃんがそうだったのなら、 あたしたちを、 追い詰めるために呼んだとかじゃないなら、 ……きっと。
(413) 2020/06/18(Thu) 23時頃
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|
[ あなたが悪意で呼んでいないのは、 ほんとうのことだと良い。 ]
(414) 2020/06/18(Thu) 23時頃
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「 この世界の主さん いつかあなたの話の続きを聞かせてください。 私はお礼につまらない話をしようと思います。 」
(415) 2020/06/18(Thu) 23時頃
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[ 一筆隣に書いてみよう。 ファンレターかな?どうでしょう。 テレパシーが圏外なら、 ちょっと物理的に残してみました。
綿津見まなのつまらない話。うーん微妙。 でも対価が無い。残念。 生憎文化祭の思い出は八組で埋められている。 彼氏とかほんとにいればよかったね……。 ]
(416) 2020/06/18(Thu) 23時頃
|
|
──現在・もうひとつの体育館──
……お邪魔しまーす、
[ ご挨拶、と共に踏み入れたその場所は、 形は勝手知ったる体育館、だけれども
床が真っ青な海のように、なっていた。>>11 ]
(417) 2020/06/18(Thu) 23時頃
|
|
[ 青い色。 嫌いじゃないけれど、ここまで真っ青なのは、 どういうことなんだろうなあ、って思う。 ぺたり、と床に触れる。掌は真っ青だ。
ここを作り出した人の頭の中で、 なにかこの青に意味はあるんだろうなあって、 その中に、一歩踏み出していった。
もちろん、偽物の体育館なので、 だれかとだれかのマネキンはないっぽい? 文化祭のときと同じような配置をみて、 おかれている椅子の方まで、ゆっくりと進んだ。 ]
(418) 2020/06/18(Thu) 23時頃
|
|
[ 文化祭中、こうして椅子に座って 舞台を見上げることは最後までなかったな。
舞台袖で、大道具の配置のチェックをしたり、 小道具の受け渡しをお手伝いしたり、いろいろ。 いろいろやってたから、みんなで作った劇を、 真ん前で見ることはなかったんだよねえ、って。
だれもいない壇上を見上げていた。* ]
(419) 2020/06/18(Thu) 23時頃
|
|
[ ……あ、文化祭。 丁度いい機会だな と、あたしはひらめいた。 豆電球ぴかーんって感じで、 書き終えたせいかちゃんを、また、見下ろした。
せいかちゃんも、少しは、落ち着いているといいな。 見上げてくれる瞳が、そうであると、いい。 ]
(420) 2020/06/18(Thu) 23時頃
|
|
─── せいかちゃん、 一緒に宣伝やってくれて、ありがとう。
最初さ、あたし、入ってなかったけど、 いいんちょに聞いて、こう、 すーって入った感じだったけど、
ずっと八組にいたからさ、 ポスターよかったとか、チラシかっこいいとか、 そういうの、みんなが言ってるの、聞いてたの。
(421) 2020/06/18(Thu) 23時頃
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|
せいかちゃん、ずっと、頑張ってたの、見てたよ。*
(422) 2020/06/18(Thu) 23時頃
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|
──現在/購買──
[ 昨日、おまえのお兄さん見てないわーって、 礼一郎は確か言ったと思うんだけれど、 やっぱり、ここでも見れないままです。
跡をたどって、後を追って、 たどり着いた先で礼一郎が見たのは、 絆創膏と格闘してる辰美ひとりだった。
正しさ気取ってんなら、 とりあえず大丈夫痛くないかいって言えよ。
──みたいな指摘を、 頭ン中でいじくりまわしてる余裕もなかった。]
(423) 2020/06/18(Thu) 23時半頃
|
|
[ つかつかと大股で歩み寄った。
うるせえって言われたって、 静かにできるもんなら最初からそうしてる。
辰美がばつの悪そうな顔をする。>>384 ごめんって言う。>>385
けど、礼一郎にはもう、 自分の正当性も、相手の非も、 何が本当で正しいのかなんて、 ひとつも判断ができそうにない。]
(424) 2020/06/18(Thu) 23時半頃
|
|
[ ……だから、 謝らなくっていい。とも言えない。]
(425) 2020/06/18(Thu) 23時半頃
|
|
……いいから、貸せ。
[ 貼りなおす。 ──って、礼一郎は言って、 絆創膏の箱に勝手に手を伸ばす。
あんまり長い文章、喋りたくなくて。 大きい声も、ちょっと出せる気がしなくて。
だから、絆創膏でいいの? とか、 ガーゼとテープ取ってきたほうがよくね? とか、 それが正しいんだろうなって思いつつ、言えない。
……泣いてる友達見ても、 全然恥ずかしいとか思わないけど、 ほら、自分だと少し恥ずかしいじゃん。 ……喜多仲には内緒にしておいてね(笑)]
(426) 2020/06/18(Thu) 23時半頃
|
|
[ 表情を見られるのがいやで、 じっと、その手ばかりを見ていた。
だから、 そいつが泣きそう、とも気づかなくて、 そういうつもりじゃなかった。>>385 ──って、言われたときも、 「 わかってる 」としか言えなかった。
……そうしているうちに、 ぽつ、ぽつと言葉が落ちてくる。>>386]
(427) 2020/06/18(Thu) 23時半頃
|
|
[ 一瞬、動けない。って思う。 けど、そんなのただの気のせいだ。 ただ礼一郎が、ひくりと動きを止めただけ。]
(428) 2020/06/18(Thu) 23時半頃
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|
……なにその、交換条件みたいな。
[ 笑ったふうを装いたかった。 あいにく、声は掠れて震えてた。
ほんとは、そんなことも、 言わせちゃいけなかったんだよなあ。 って、礼一郎はぼんやりと思う。 というか、それを受け入れたら、 もう全部ダメだよなあ。無理だよ。
ゆっくりと顔を上げる。 わら……笑えないな、どうしたって。
こわばった顔して口を開こうとすると、 口角が引き攣れて、ちょっと笑顔みたい?]
(429) 2020/06/18(Thu) 23時半頃
|
|
[ だから、やっぱり、 このまま平気な顔で話を聞く、とか。 礼一郎にはできそうにもなかった。]
(430) 2020/06/18(Thu) 23時半頃
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おまえは、……ユキは、 話したいって思ったときに、 そう思った相手に、言えばいいんだよ。
(431) 2020/06/18(Thu) 23時半頃
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[ そんなふうに、差し出すなよ。 そう軽い調子には、口が動かなくて。
本当は、教えてくれよって言いたかった。 おまえの話を教えて。力になりたい。
あるいは、それが俺だったらうれしい。 とも、これからすることを考えると、 あんまり付け足すべきじゃない気がする。 というか、言うべきではない。
……何を伝えたかったんだっけ?]
(432) 2020/06/18(Thu) 23時半頃
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……そう、俺。 こんな、怒鳴りに来たんじゃなくて、 ……いっこ、謝らせてくれる?
[ ユキのこと探してたんだよ、ほんとにね。
……口の中が乾ききっている。 と思いながら、礼一郎は言う。言った。]
(433) 2020/06/18(Thu) 23時半頃
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……ごまかしたこと。 あんなのほとんど嘘だった。
本当のこと言うよりマシって思ったけど、 たぶん、そのままにしてたら、俺、 ずっとおまえに後ろめたくて、
そのうち、本当に心配してても、 何も言えなくなるような気がする、から。 そのほうが、嫌だなって思って。
(434) 2020/06/18(Thu) 23時半頃
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[ できるだけ、淡々と言っているつもりだった。
目を見つめていたはずの視線は、 気づけば無意識に、少し下へと逸らしてしまってた。
はじめたからには責任をもって、 礼一郎は最後まで一息に言ってしまうべきだ。
少しの間、黙りこくっていた。 数分ってほどじゃない。十秒やそこら。
はあ、とため息をついたようだけど、 それはただの礼一郎の癖だった。息を吸う。]
(435) 2020/06/18(Thu) 23時半頃
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ユキ、あのさ。 あのとき、俺さあ、 妹が万引きしたから。 みたいな言い方したけど、 あれ、嘘。っていうか、 嘘じゃないけど、 俺な、あれ、平気でぶてる。
(436) 2020/06/18(Thu) 23時半頃
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— シャワー室→ —
[ほかほかのお湯は気持ちいい。 髪も全身も洗い流して、すっきりさっぱり。 火照った肌に、冷たい校舎の空気が染みる。 このあったかい感じ、名残惜しい。
てくてく、ふらふら、廊下を歩く。 文化祭の空気。 もう見るべきところは見たなあって思うけど、 そういえばまなちゃんに話したクレープもまた食べたい。 食べてばかりか(笑)
……と、そんなことを考えていると、 本来あるはずのない通路が増えていることに気付くわけで。]
(437) 2020/06/18(Thu) 23時半頃
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[ 一気に、礼一郎はそれだけ言って、 思ったよりもちゃんと言えたな。って思う。 ちゃんと? 震えずに、泣いたりせずに、 思ったよりも低い声で、淡々と。
それにな、って付け足す余裕もあった。]
(438) 2020/06/18(Thu) 23時半頃
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おまえに見られてたの、 どうしようって思ったけど、 おまえには、騙したみたいで、 本当に悪かったって思うけど、
俺、今もな、 今までも、ずっと、 妹には悪いなあなんて、 一回も思ったことない。
(439) 2020/06/18(Thu) 23時半頃
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— →偽の体育館 —
[そこに足を踏み込んだ、ほくほくシャワー上がりのわたし。 鼻にインクのにおいが届く。
床一面にびっちゃり広がった、青。 4階の赤いインクや、昇降口を通りがかる際に見た黒いインクと同じよう。 ……なんだか見覚えのあるような色。はて。
>>419そこに、まだ舞台を見上げる人影はあっただろうか。]
心乃ちゃん?
[声をかけて、気付いてくれたかどうか。*]
(440) 2020/06/18(Thu) 23時半頃
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……ごめんな。
おまえに死んでほしくなくて、 心配で、どうしたのか知りたくて、 力になりたかったのは、ほんとだよ。
おまえの話、ちゃんと聞きたいって、 思ってる。今も。ほんとに。 俺、こんなんだけど、嘘じゃねーよ。 [ 「ごめん」くらいは目を見て言えたから、 それだけはよかったな。って、礼一郎は思う。
でも、それくらいしか、いいことなんてない。*]
(441) 2020/06/18(Thu) 23時半頃
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/* わーーい、打ち明けてくれたのがPLは嬉しいぞ
PCはなんか色々思ってるけど 頑張れ辰美
(-46) 2020/06/18(Thu) 23時半頃
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/* あとデートしてるときの葉野ちゃんめっちゃかわゆいな
(-47) 2020/06/18(Thu) 23時半頃
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/* ほんとは聞き側に回りたかったんだけど、流れ的に思いつかなくて。すみません。
(-48) 2020/06/18(Thu) 23時半頃
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[ 喜多仲郁斗の死体が足元に横たわっている。 ]
(+0) 2020/06/18(Thu) 23時半頃
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[ (笑)(笑)(笑) ]
(+1) 2020/06/18(Thu) 23時半頃
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[ ごめーん、チョー嘘!マネキンだったね(笑) ]
(+2) 2020/06/18(Thu) 23時半頃
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[ 喜多仲郁斗は、元気だよ。 ]
(+3) 2020/06/18(Thu) 23時半頃
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[ いっくんはあーちゃんの居ない世界で、 大丈夫じゃないけど生きています。 ]
(+4) 2020/06/18(Thu) 23時半頃
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/* いやでもこれは辰美目線感情大洪水するな するよな
あーでも真向に怒るか 怒るな
(-49) 2020/06/18(Thu) 23時半頃
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── 現実/自室 ──
[ 勢いよく起き上がる。 そして3秒間、静止した。
自分が見たもの。此処が自室であること。 今までの記憶は夢だった。っていうことを 理解するのに掛かった時間だ。 ]
っマジ無理なんだけどぉ!!
[ ダンッ。って、ベッドから出て床を踏む。 抜け出すときですらスマートフォンを握ったのは まさに依存症の証拠。現代っ子だからね。 ]
(+5) 2020/06/18(Thu) 23時半頃
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[ 自室を出て、当然リビングの灯りは消えてて 迷うことなく目指した扉を叩く。激しく。 ]
兄貴ぃ〜〜〜〜!!! めちゃめちゃコエー夢見たんだけどオ! もー寝れねえから映画見よ!? あのアニメのヤツでも良いからさァ!!
[ 扉の下に光は漏れてるんだ、白状しろ。 って、騒ぎつければ。 がしゃん。どん。……ごちん。って物音。 ]
(+6) 2020/06/18(Thu) 23時半頃
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/* 動き反省するところが今回多いですね
(-50) 2020/06/18(Thu) 23時半頃
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[ 少しして、ノロノロと開く隙間からは 恨めしそうに郁斗を睨むコードまみれの兄。 ごめ〜ん、えっちな動画でも見てた?(笑) ]
なあ〜マぁジ無理な夢見た〜〜〜。 てか何見る?あ!ホラー以外な! 無理じゃん?今ホラー見っとかさあ。
[ 見ねえ。部屋戻れ。って苛立つ声を無視して 郁斗は勝手にベッドに腰掛ける。 仕方ないって感じで、兄はPCの前に座る。 静かにしてろ。ってだけ言って、背を向ける。 ]
(+7) 2020/06/18(Thu) 23時半頃
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―― 現在:教室 ――
[ 誠香の書いた文字を見たまなは、 確かにちょっと笑った。>>411 まなが教室に来た時には、とても重かった空気が、 少しずつ軽くなっていくようで、 誠香はそのことにほっとする。 だってさ、と口にした ]
あの、劇の時の千夏ちゃんのメイク、 すごかったじゃん。 衣装とか、照明の効果もあったけど、 みんな別の人に見えたよ。
[ この“文化祭”の演者はすっぴんだけれども。 宣伝班役なんて裏方だから仕方ないですね ]
(442) 2020/06/18(Thu) 23時半頃
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[ ほんの少しだけ興奮していた。 夢の中の友達が生きていたので。 途中で死んじゃったヤツも居たけれど、 終わりまで生きてたヤツが沢山居るのは 正直な話、大金星だった。 ]
(+8) 2020/06/18(Thu) 23時半頃
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[ 朝まで漫画でも読むかなあ。って郁斗は思って 寝転がりながらスマートフォンを見る。
兄の部屋には漫画が詰まった本棚があって 時間をつぶすのには苦労しないのだった。
のだった、けれど。 ]
(+9) 2020/06/18(Thu) 23時半頃
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僕も、この世界の主は、いいやつ? いい子? だと思うよ。 メールを見た時から、そう思ってた。
[ 一生懸命謝っていた。 人生の最後に残そうとした言葉が、 精一杯の謝罪だった。 ごめんなさいを言うのが酷く苦手な誠香には、 あんな遺書は残せない ]
(443) 2020/06/18(Thu) 23時半頃
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……どうしよ、兄ちゃん。 友達、自殺未遂したって。
(+10) 2020/06/18(Thu) 23時半頃
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追い詰めるため、なんかじゃないよ。 だって、文化祭の思い出が かけがえのないものだったって、 それだけは信じてほしかったって書いてたじゃん。 文化祭の舞台でみんなを追い詰めるなんて、 そんなこと、するわけないよ。
[ ちょっとあの、校舎の6階とかは理解に苦しむけれども ]
(444) 2020/06/18(Thu) 23時半頃
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[ PCの音だけが鳴る部屋で、 うわごとみたいに呟いた。
スマートフォンを見つめるその背景で 兄が動揺した様子で振り返るのが見える。
さっきまで無視したじゃん(笑)やーい(笑) っていつもなら言うけれど、 ごめん。それどころじゃない。 それどころじゃないんだよね。 ]
(+11) 2020/06/18(Thu) 23時半頃
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どうしよ、兄ちゃん。 ………どーしよ…。
[ 手の甲で視界を遮った。
夏美からの不在着信とメールは、 あの夢の記憶が共有されていたことを示していて。
それでもって、紫織さんが。
ライオンがどうとか、つまんない話しちゃった。 カッコワライはつかない。つけれなかった。 ]*
(+12) 2020/06/18(Thu) 23時半頃
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[ メールの送り主が かけがえのないものだったと言う文化祭。 宣伝班は裏方も裏方でしたが、 そのかけがえのなさに、 少しでも貢献出来ていたら幸いです ]
(445) 2020/06/18(Thu) 23時半頃
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……こっちこそ。 まなっちがいてくれたから、 しおちゃんにアドバイスもらえて、 チラシのデザインもポスターのデザインも、 すっごく助かったし。 一緒にポスターいっぱい描いたの、楽しかったよ。
……それにね、 脚本の手伝いしなよって言われるたびに 撃退してくれるのも、すごく助かってた。
[ 宣伝班の仲間から伝えられた感謝に、>>421 誠香も微笑んで、答える。 釣り上がり気味の目は、 心乃のように慈愛に満ちた微笑みにはならないけれど、 穏やかに見えればいい ]
(446) 2020/06/18(Thu) 23時半頃
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[ 頑張ってた、と言われてしまうと、少し心が痛むから、 ちょっぴり苦笑が混ざってしまったけれど ]
それはね、動機が不純だから、褒められないんだ。 僕が頑張っていたのは、 そうしなきゃいけない理由があったから。 でもさ、途中からは本当に楽しかった。 それは、まなっちのお陰だよ。
[ 一緒にやってくれてありがとう。 まなが言ってくれた言葉を、そのまま返した* ]
(447) 2020/06/18(Thu) 23時半頃
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――現在:準備室――
絶対そうだって!信じよーぜ。 ここが俺達の誰かの頭の中ならさ、誰だったとしても、 人殺しなんてするわけねえし。
[ 曖昧な笑みではあった>>397けど、否定せずいてくれたことに少し安心して。 更に、根拠……と言えるほどのものではないかもしれないが、二人は死んでいないと思う理由を話す。
自分たちの中に居る世界の主、ホストが、夏美や千夏を殺したとは、どうしても思えなかったし、思いたくなかった]
(448) 2020/06/18(Thu) 23時半頃
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えー?見たまま言っただけだけど? あ、もしかして照れてる?照れてるんですかあ?
[ 「女だったら惚れてる」なんて言葉>>399に 褒められたようでなんとなく嬉しくなりつつ、 ニヤつきながら、からかうように小突き返した。]
(449) 2020/06/18(Thu) 23時半頃
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[ そっか。それなら、女じゃなくてよかったな?
だって、俺に惚れるべきじゃねーもん。
人格が不安定な俺みたいなのにさ、 そういう、トクベツな感情?とか持たない方がいいよ。
いつか、悲しませたり困らせたりしそうだから、 やっぱり俺は、断ることしかできないし]
(450) 2020/06/18(Thu) 23時半頃
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おう、こっちこそよろしくな!
あ、女装しねーんなら怜くんの方がいいか? まあいいんちょも反応するかもだけど! 苗字からひむくんとかいうのもアリ?
[ 女装はしない、新生氷室怜だと言う怜に>>399>>401、こちらこそと笑い返す。 そして、それならばと呼び方について考え始めた。
というか、今更だけど、 男女のあれそれとかで悩んでいたなら、 もしかしたら怜ちゃん呼びは複雑な気持ちだったりしたのだろうか。 もしそうだったらごめん、と心の中で謝りつつ。 呼び方に希望があれば聞くつもりで。]
(451) 2020/06/18(Thu) 23時半頃
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つか、どのへんまで情報共有できてんの? 地下1階ができてたのとか知ってっか? ヤバかったぜ地下。 だいたい1階と同じなのにインク散ってるわ窓の外吹雪いてるわで。
[ それから、昨日の夜、教室にほとんどいなくて黒板を見たりしていないのなら、 その辺の情報とか知らないんじゃ、と思って地下のことを話してみた。 また地下2階とか増えてたらちょっとヤだなあ、と思いつつ*]
(452) 2020/06/18(Thu) 23時半頃
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架空惑星 レンは、メモを貼った。
2020/06/19(Fri) 00時頃
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/* どっか(深夜は除く)で僕にならないと進展しなさそうだな悩み。 次の更新時にでもマネキン発見しつつ変わろうかなあ
(-51) 2020/06/19(Fri) 00時頃
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―― 現在 / 準備室 ――
[なんてこいつは良い奴なんだろう。 性善説を信じ切ってやがる。>>448
俺は感動すら覚えて颯真を見つめている。
そもそも、人を信用できないから 女装をしていたわけであって。 人殺しなんてするわけねえ、と断言する颯真を 俺は釈迦を拝むように見つめることしかできない]
(453) 2020/06/19(Fri) 00時頃
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[眩しかった。
人は誰しも死にたい理由のひとつやふたつ 持っているものだと思っていたし。 殺したい人のひとりやふたり 当然のごとくいるものじゃあないのか。
俺はあの日、俺を押し倒したあの男たちを 殺してやりたい、と今でも思ってる]
(454) 2020/06/19(Fri) 00時頃
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怜ちゃんのままでいいよ。 俺は、俺だ。女装しててもしてなくても、 なーんも変わってない。
[そう言い切るのに、ひどく勇気が要った]
地下? なにそれ……?
[音楽室で寝泊まりした俺は 当然のごとく情報共有などされておらず、 怪訝そうに聞き返すよりほかない]
(455) 2020/06/19(Fri) 00時頃
|
|
もしかしたら、この空間、 崩壊してきてるのかもな……。
ここに俺らが閉じ込められて、何時間が経った?
人の頭ってモンが そう長くこんな空間を維持できるのか。
[そうして、俺は提案する]
(456) 2020/06/19(Fri) 00時頃
|
|
校内を探索しよう。 この空間を作った主の手がかり、あるかもしれない。
[そのまま準備室を出た。 あるいは手分けして探そうという話に なったかもしれないが、 その前に颯真にこう話すだろう]
(457) 2020/06/19(Fri) 00時頃
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|
俺、ひとつ仮説があって。
死にたいくらい悩みがある奴が ここに集められたんじゃないかって。
そう思ってたんだ。
[声音は努めて、淡々としたものだ]
(458) 2020/06/19(Fri) 00時頃
|
|
俺も……もう折り合いはつけたけど、 死にたいって思ってたし。
理由は分からないけど、誠香もそうらしい。
話してて、俺らはこの精神世界の主じゃないなって ことでまとまったんだけど。
[いったん、俺は言葉を切る]
(459) 2020/06/19(Fri) 00時頃
|
|
……颯真は、死にたいって思ったこと、あるか。 おまえが、この世界の主って可能性、ない?
[その声音は、いつもよりきっと鋭い。
俺はいつぞやのファーストフード店で話した 颯真の“隠し事”のことを思い出していた]*
(460) 2020/06/19(Fri) 00時頃
|
CC レイは、メモを貼った。
2020/06/19(Fri) 00時頃
|
わかる、わかる。 なっちゃん、こんなに美人になるの!?って、 自分で鏡見てびっくりしてたよね。
[ ちかちゃんについて、思うこと。>>442 あたしよりずうっと、せいかちゃんの方が詳しくて。 帰ったらお話し聞けると良いな、も、 頭の中で追加しよう。
……あたしは裏方なので、 ポニーテイルと暗記しきった台詞しかまねできません。 あとあがるから駄目です。オフレコです。 ]
(461) 2020/06/19(Fri) 00時半頃
|
|
[ 隣に添えた、あたしのメッセージ。 せいかちゃんの気持ちも 一緒にあればいいと、思う。>>445 ]
(462) 2020/06/19(Fri) 00時半頃
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|
えー、そうかな?そうだといいね。 脚本は逆にあたしが 喜多仲君に食いついたとこもあるから、 ……でも 逆によかったのかな?
[ 笑うのは、下手じゃない。嬉しいのも、ほんとう。 でも、苦笑はちょっとびっくりする。
ちょっとだけ目を丸くして、 ]
(463) 2020/06/19(Fri) 00時半頃
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|
あ、……そっかあ、それは、ごめんね。 でも、あたし……、ううん。
ありがとう、せいかちゃん。
[ 少し苦くても、それが生きているあかしだと、 ただの白紙はそう思ってしまうけど、しまいこんだ。
楽しかった思い出を、振り返られて、 良かったなって、そう思うだけで、 きっと赦される、はず。 ]
(464) 2020/06/19(Fri) 00時半頃
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──現在・もうひとつの体育館─
あ、しおりちゃん
[ 声が聞こえて、入口の方を向いた。>>440 ちょっと頬、蒸気してるのかなあ、って。 お風呂上りっぽいしおりちゃんを見る。
ふり、と軽く手を振って、 よいしょっと椅子から立ち上がった。 ]
(465) 2020/06/19(Fri) 00時半頃
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これ、どうおもう?
[ 床一面に広がった、青い色。 べたべた、って上靴の跡を残しながら、 彼女の元へ近づいていく。* ]
(466) 2020/06/19(Fri) 00時半頃
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「 でもそれだって与えられてるだけなんだよね。 」 「 やっぱりこの舞台 つまらないね。 」
(467) 2020/06/19(Fri) 00時半頃
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いつも聞いているつまらない女の声がする。 観客席から あたし が あたし を 見て、
(468) 2020/06/19(Fri) 00時半頃
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/* 怜ちゃんが切り込んできてくれるの嬉しくてにこにこしてしまうな……さてどうしたもんか
(-52) 2020/06/19(Fri) 00時半頃
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…… だから あたし は 幻覚も幻聴もないはずなんだけどな。
(469) 2020/06/19(Fri) 00時半頃
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[ ……走る脳内を隠すのは、 慣れたものではあったから、 暫く、せいかちゃんに、にこにこしてたら、 ……あたしのお腹がちぃさく鳴った! ]
(470) 2020/06/19(Fri) 00時半頃
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あ。
[ しまった!恥ずかしそうにまた笑う。 かわいい彼女(クレープ)あげてきちゃったよ。
もしもし辰美君、お味はいかがでしたか。 あたしあれ、何口もしないと食べ切れませんが、 やっぱり男の子って あっという間に食べ切れるものなんですか。 ちょっとそういうのあこがれます。おおくち。
思わず通信しちゃったかもしれない。 片手にクレープではないので、 ふざけてはいません。おっけー。 ]
(471) 2020/06/19(Fri) 00時半頃
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……せいかちゃん、ごはんたべる?
[ まだ食べてないといいな、なんて、 あたしはお腹をおさえるように撫でた。 なおあたしは買い弁だったりなんだったり勢です。
食べたら、6階、行ってみようかな。 ……というのは、ただの好奇心。 ]**
(472) 2020/06/19(Fri) 00時半頃
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— 回想:嘘を真実に —
[あのね、嘘を吐く時に罪悪感を覚えたことは一度も無いんだ。 それによって発生しためんどくさい出来事については別だけど。
空気を吐くのと一緒で、気付かないんだ。 わたしの言葉が赤い色で染まっていること。 目に見えたらもっと良かったのに。]
(473) 2020/06/19(Fri) 00時半頃
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[まったく、恋愛絡みってめんどくさい。 文化祭の時に咄嗟に吐いた嘘から、いろいろ広がってさ。 それで懲りるようなら良かったんだろうな。
でも何度考えても、悪いのはわたしだけじゃないよねって思うから。 自分を正当化するために嘘は重ね塗りされ続ける。]
(474) 2020/06/19(Fri) 00時半頃
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[>>2:498後輩くんからの質問を耳にして、 若菜ちゃんを狙う彼の、下心に溢れた笑みをはぐらかす。]
若菜ちゃん、付き合ってる人はいないはずだよ。
「本当ッスか! じゃあ、今度の土曜に思い切って告白してみよっかな……!」
うん。頑張ってね。応援してる。
(475) 2020/06/19(Fri) 00時半頃
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[嘘だよ。
守らなきゃ。 この後輩くんから、わたしたちの居場所を守らなきゃ。
頭は小賢しく回る。 若菜ちゃんを守るためなら、わたしはなんでもするよ。]
(476) 2020/06/19(Fri) 00時半頃
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[嘘が真実になる瞬間を知っている。
嘘を真実にする方法も知っている。]
(477) 2020/06/19(Fri) 00時半頃
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[次の土曜日、無断で拝借した後輩くんの写真に、 わたしの作ったCGと、他の写真を上手く合成して、 真実に見える嘘——捏造写真を作り上げる。
後輩くんが複数の女の子とデートしているように見える写真。 三股、いや四股くらいかな。 本人は身に覚えが無いはずのデート風景。
それをSNS経由で、捨てアカウントから一気に拡散させる。 主に生徒たちのコミュニティを中心に、きちんと広まるように。]
(478) 2020/06/19(Fri) 00時半頃
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[数日経って。 狙い通り、後輩くんは噂の主役に躍り出たらしい。
それの対応に追われて大変そう。 告白は上手くいったのかな。
いくわけないよね。 いってたら、更に地獄だもんね。 諦めよっか。 おとなしく、可愛い後輩に戻って欲しいな。]
(479) 2020/06/19(Fri) 00時半頃
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[罪悪感なんて無かったよ。
だって、悪いのはわたしたちの世界を壊そうとした彼のほうだもの。]
(480) 2020/06/19(Fri) 00時半頃
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[そうだよね、若菜ちゃん。 わたし、間違ってないよね。
「まったくしょうがないなー」って、 いつもみたいに、笑ってよ。
笑って欲しかったんだよ。*]
(481) 2020/06/19(Fri) 00時半頃
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/* 実は当初の予定では、 「若菜ちゃんと自分が付き合っている証拠を捏造して、後輩くんを諦めさせる」っていう方向だったんだけど、 最初に辰美くんに向けて投げつけた嘘が、幼馴染組の間でころころ転がっていったので、 別の方向性を思いついたのであった。
どうしようもなさが上がってきていい感じに収まった。
(-53) 2020/06/19(Fri) 00時半頃
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―― 現在:教室 ――
夏美ちゃんのテンションが爆上がりしすぎて 舞台でやりすぎないか心配だったけど、 本番はちゃんとできててよかったよ。
[ 何事も全力すぎて、 小道具を投げていた夏美を思い出して、 少し笑ってしまった。
実のところ誠香も、 脚本は読み込んでいたのだけれど、 藪をつついて蛇を出すのはごめんなので、 表面上気のない素振りをしていたので、 そのことは内緒である ]
(482) 2020/06/19(Fri) 00時半頃
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喜多仲も、まなっちに助けられてたと思うよ。 ほら、ファンが付いたらやる気出すタイプじゃん。 めっちゃ軽いノリで引き受けてたけど、 最終的には辰美に演技指導するくらいになってたし。
[ 表情筋動かすのが苦手なのに、 よく役者やろうと思ったなあ……と 密かに思っていたのもやっぱり内緒だ ]
(483) 2020/06/19(Fri) 00時半頃
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[ 謝られてしまって、むしろ少しわたわたした>>464 ]
いや、謝らなくていいよ! むしろ怒っていいくらいだって。 そんな不純な動機でがんばってたのかー! って責めてくれていいんだよ?
不純なりに本気で頑張ったので 許してくださいって言うから!
[ わたわたと弁解して、 それでもごめんなさいとは言わない。 わたわたしていたので、 でも、と濁されたことに、引っかかったりはしなかった ]
(484) 2020/06/19(Fri) 00時半頃
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[ ……わたわたしていたら、小さな音が!>>470 思わず静止して、でも大丈夫。笑わない ]
食べる。
[ 神妙な顔で頷いた。 ちなみに食べるのは昨日持ってきたお弁当です。 大丈夫、ここは現実ではないし、 スマートフォンを確認したら、 日付は昨日と変わってなかったので、 きっとセーフでしょう。 ……その割に、おなかはすくんですけどね!* ]
(485) 2020/06/19(Fri) 00時半頃
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[>>465心乃ちゃんが立ち上がる。 よかった。後ろ姿だとマネキンかもってちょっと思っちゃったから。]
これ? ……青いね。
[>>466床に撒き散らされたべたべたのインク。 さて、これはなんでしょうね。 踏むのを避けようとしても無理でした。
記憶に引っかかるものが、少しはあるような気がする。 ……思い出せない。]
(486) 2020/06/19(Fri) 00時半頃
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青は……冷たい色だなって。 あ、でもどうなんだろう。 全てを包み込んでくれるような海とか空の色。かも。
[青色についての感想を求められていたわけではないのでは。 ごめんね、それくらいしかコメントしようがなくて。]
心乃ちゃんは何見てたの?
……あ、シチューおいしかった。 ごちそうさま。 昨日は眠くて言いそびれてたよね。
[そういえば伝えてなかったっけ、って、 話題が取っ散らかったのは許して欲しい。*]
(487) 2020/06/19(Fri) 00時半頃
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/* 葉野ちゃんが思ったよりやることやってて、うおーってなってる。 礼一郎に言えることが、難しい。あの問いに関しても0点の答えを頑なに提出しようとしてしまう。礼一郎が変わらないことには。
(-54) 2020/06/19(Fri) 00時半頃
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――現在/購買――
[いつになくまっすぐにその声が届いて、 いつになくまっすぐにその手が伸びてきて
そのくせ、顔はこっちを向いていなかった。]
(488) 2020/06/19(Fri) 01時頃
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……、わかったよ
[泣いてんの。 そう言いかけて口を噤んだ。
喜多仲には簡単に聞けたのにね。目元赤いって。
そんな姿の礼一郎は随分久しぶりだし ひょっとすると見た事がなかったかもしれない。 だから辰美は一瞬ぐっと言葉を飲み込んだ。>>427 ……口を開けばつられてしまうような気がした。]
(489) 2020/06/19(Fri) 01時頃
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[絆創膏の箱。礼一郎の手。自分の手。 随分大きさが変わったよな、と思う。
思いながらも問いを零したら ひくりと礼一郎が動きを止めた。>>428
礼一郎の声がかすれて震える。>>429 あいにくと辰美も笑えなかった。 ただ、礼一郎と目を合わせて その口角が笑うみたいに震えるのを見ていた。
全然笑えてないな。ちょっと笑えるよ。 …………まあ、お前が見てる俺の顔、笑ってないけど。]
(490) 2020/06/19(Fri) 01時頃
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…………そう、かよ。
[話したいと思った時に、言えばいい。 そう言われて辰美は少し視線を泳がせた。
……うん、まだ怒るな。話終わってないから。
一つ、息を逃がして、 次いで聞こえる言葉に耳を傾ける。>>433 謝るってなんだよ。と言いかけて、 ぐっと飲み込み、礼一郎をまっすぐ見た。]
(491) 2020/06/19(Fri) 01時頃
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[そこから先は、静かな独白だった。
ごまかした。 本当の事を言うよりマシ。>>434 でも後ろめたい。……何のことだろう。 気が急く。けれども辰美は黙ったまま、
まるで怒られるのが怖い子供みたいに>>435 視線を下へそらす礼一郎のこと、静かに待っていた。
やがて、前置きのように呼吸の音がして、 礼一郎の奥底にあった言葉が、 静かに、静かに出てきた。>>436>>439>>441]
(492) 2020/06/19(Fri) 01時頃
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[聞くところ、そして察するところによれば、 礼一郎には痩せぎすの妹がいて 礼一郎は、「それ」が嫌いで、平気で暴力を振るえて、 それが辰美にバレるのが嫌でごまかした、という。
辰美はその話を、 始まりから終わりまでちゃんと聞いていた。 聞いたうえで、沸き上がる様々な感情を整理しようとした。
……それで、 目を合わせて「ごめん」と言われた時に、 辰美はとうとうこらえきれなくなって、彼の名を呼んだ。]
(493) 2020/06/19(Fri) 01時頃
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礼一郎。話してくれてありがとな。 ……って、先にいっとかねえと言い忘れる。
[そのまんま手当された左手ではなくて右手を伸ばす。 叶うなら、彼のシャツの襟首をつかんでいる。]
(494) 2020/06/19(Fri) 01時頃
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[友達に暴力を振るってはいけません。]
[考えを押し付けてはいけません。]
[そうだね。正しい。 でも辰美はいい子じゃないので 友達に自分の意見を押し付ける。]
(495) 2020/06/19(Fri) 01時頃
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[倫理と道徳の話じゃなくて、 個人的な感想の話をしようか。]
(496) 2020/06/19(Fri) 01時頃
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お前さ。 それ、俺を騙したと思ってるから謝ってんの。 だとしたらマジ謝んなよ。腹立つ。
[辰美はじっと、礼一郎の目をのぞき込んでいる。 一つ一つを整理して、何から話そうかと整理する。 している間に言葉が口を突いた。]
(497) 2020/06/19(Fri) 01時頃
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妹に暴力を振るうのは常識的にはダメだし。 それに俺に申し訳なく思って妹に何にも思わねえのも、 偏ってんなって、思う。 てか妹痩せすぎだろ。食ってんのかあれ。 ……て思うし。思ったし。
でも、俺が今一番怒ってんのそういうことじゃねえよ。 俺だって兄貴の事は人間の扱いしてねえし 嫌いなもん好きになるの難しいし
……でも、だけど。そういうことも 言いたいけど。違くて。
(498) 2020/06/19(Fri) 01時頃
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お前さ、もしかしてそれで、 俺がお前の友達辞めるって思ったの。 だから嘘ついたわけ。
(499) 2020/06/19(Fri) 01時頃
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[あ、駄目だ。……自覚する前に視界が滲む。 ずっと流していなかったのに、 もう一度、こんなに簡単にあふれてくるとは思わなかった。 強引にその涙を拭う。]
お前が乱暴で、いじっぱりだって ホンットガキの頃知ってりゃ今更だし
お前が、妹殴るクソ兄貴だって知ったって、 じゃあ幻滅しました付き合い辞めますにはなんねえよ、
馬鹿にしてんのか、ばか。ほんとにふざけてるな。
[冷静に話そうとする。 ……けれども感情が加速してブレーキが追い付かない。]
(500) 2020/06/19(Fri) 01時頃
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大事に思ってんだよ。 怖くて仕方ねえこととか、 ダチに話せねえこととか!
全部引き合いにだしてお前の話聞こうってくらいに 礼一郎の事、大事だって。
…………おもってん、のに。
……ほんとに笑えねえ、し、
(501) 2020/06/19(Fri) 01時頃
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[吐き捨てて俯いて、息を吐く。声が震える。]
お前それで思ってること本当に全部かよ あんなら今のうちに言えよ。聞くから。
おかしかったらおかしいって言うけど お前から願い下げでも俺はお前の友達やめねえし ……つか、なんだよ、お前にとって俺ってその程度かよ
[消え入りそうに声が小さくなる。 何一つ感情をまとめられないまま、 辰美は痛む左手をきつく握りしめた**]
(502) 2020/06/19(Fri) 01時頃
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――現在:準備室――
そう? んじゃ遠慮なく怜ちゃんで! 今更呼び方変えようとしてもこんがらがりそうだしな!
[ 本人は今まで通りでいいらしい>>455ので、これからも怜ちゃん呼びにすることにした。 正直、今から呼び方変えようとしてもうっかり怜ちゃんって呼んじゃいそうだったので、ちょっと助かった。]
いや俺にも分かんねえけど、1階の下に同じ構造の1階があんだよ。 夜に行ったのもあるけど大分ホラー空間だったから、行くなら心して行けよ。
[ 地下について聞き返されたのでそう答えた。 地下探索の時にうっかり(?)叫んだりしたことまでは話さなかったが、代わりに一応忠告しつつ。]
(503) 2020/06/19(Fri) 01時頃
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崩壊、かあ……そう言われると、確かに長時間維持できるのおかしいような気もするな。
[ この空間が崩壊しかけているのではという仮説>>456に、そうかもしれないと頷く。 しかし、もし仮に崩壊するのだとしたら。 その時、中にいる人物はどうなってしまうのだろうか。 無事に現実に帰るのか、それとも―― と、考えかけて、でも、最後まで考えたくなくて、その想像を振り払うように首を振る。]
(504) 2020/06/19(Fri) 01時頃
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/* たつみんかわいいよたつみん定期
(-55) 2020/06/19(Fri) 01時頃
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うん……うん。
[ 怜から話される仮説を>>458>>459、 静かに聞いていた。 死にたいくらい悩みがある奴が、集められた。 そんな風に考えたことなんてなかったけど、怜も誠香も、その二人とは別の、世界の主も、そうだと言うなら。 もしかしたら、そうなのかもしれない。
脳裏に過るのは、唇の血を指摘した時の幸俊の、 何かを隠してそうなちょっと違和感とか。 寝る前、一緒にシチューやクレープを食べた時の、 この状況なのにやけにテンションが高かった千夏の姿だった。]
(505) 2020/06/19(Fri) 01時頃
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は?え、あー、んー、っと……
[ それ>>460は、昨日誠香にもされた質問>>2:494だったけど。 その声音がいつもより鋭かったせいか、思わず怯んで、 答えに悩むように視線を彷徨わせる。]
いや、死にたい、はないと思う、マジで。 だから、世界の主ではないって、ほんとほんと。
[ 嘘ではない。本当に、死にたいとは思っていない。 だって毎日楽しいし。 俺が死んだら、“僕”まで死んじゃうじゃん。 だから俺は、世界の主ではない。きっと。 でも――]
(506) 2020/06/19(Fri) 01時頃
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──現在・もうひとつの体育館──
うん、青いねえ ……どうして、こんな風になってるんだろ
[ 青い色。 やすらぎ、信頼、知性、えとせとら。 色への感想を言うのなら、こんな感じ。 ]
(507) 2020/06/19(Fri) 01時頃
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冷たい、かあ。
私は、後者のイメージの方がつよいかも やさしく包み込んでくれそうな色 青色って、好きな色なの。
しおりちゃんは、好きな色ある?
[ 青く染まった掌で、鍋を持つ。 ちょっと、……いやかなり?シュールかも。
私より下にある顔をちょっと見下ろして、 べたべただね、って上靴を示す。 ]
(508) 2020/06/19(Fri) 01時頃
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……舞台を、見てたんだ〜 しおりちゃん、文化祭の時に客席から劇みれた?
私、みれなかったから、客席からの景色って どんな風になってるのかなあ って。
見てみたかったな、
[ ちらり、と舞台へ視線を流す。 そこに役者はひとりもいない。 ]
(509) 2020/06/19(Fri) 01時頃
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あ! しおりちゃんも食べてくれたんだ? ちょ〜っと、思ったようにいかなかったやつ お口にあったなら、何よりだよ〜
そういえば、今朝のごはん。 作ろうと思ってたのに、作れてなくてごめんね? もし、ごはん待ってたなら、 今からでも作るけど、どうかな?
[ 書置き、読んでくれたかな? ……嘘書いたみたいになっちゃってたなあって、 いまさらながらに、思い出した。* ]
(510) 2020/06/19(Fri) 01時頃
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消えた方がいい、とは、ちょっと、思ってるけど……
[ 俯いて、小さく呟いた、本音。 もしかしたら怜には聞こえなかったかもしれない。 それくらいの、消え入りそうな声で。
……いや、ごめん、嘘だわ。 ちょっと、ではない。]
(511) 2020/06/19(Fri) 01時頃
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あーいや、ごめん、なんでもない! 探索、手分けした方が効率いいよな! 俺もう行くわ!
[ それから。ぱっと顔を上げて、 いつもみたいな笑顔を作って。 まるで怜から逃げるように、その場を走り去った。
ごめんな、俺ビビリだから。 いつかはバレてしまいそうなことでも、 話す勇気が出なくって*]
(512) 2020/06/19(Fri) 01時頃
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―― それで、結局悩みって? ――
[ たくさんの嘘を重ねて、 たくさんのことに雁字搦めになって、 誠香はもう、自分の悩みの根本が なんなのかすらわからない。
兄が自殺かもしれないこと? 誠香がその原因かもしれないこと? 原因かもしれない一言が、嘘だったこと? 証明しようとしたら、兄の作品を盗んで 作家になってしまったこと? 兄の作品を盗み続けていること? 盗み続けた作品のストックが尽きかけていること? ]
(513) 2020/06/19(Fri) 01時頃
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[ わかっているのは一つだけ。 全部誠香が原因だ。 全部誠香が悪いのだ。 誠香が自分のことしか考えず、 自分を守ることで頭がいっぱいだった結果がこれだ。 それだけは間違いない ]
(514) 2020/06/19(Fri) 01時頃
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[ それなのに、誠香は時々、笑っている自分に気づく。 未来のことを考えている自分に気づく。 楽しいとか、嬉しいとか、幸せだとか、 そんな気持ちに気づいてしまう。 その時誠香は、兄のことを忘れてはいなかったか?
悲しみが癒えたって罪が消えるわけじゃない。 未来のことを考えるのは許される? 幸せになることは許される? 兄はもういないのに。 誠香の嘘は消えないのに** ]
(515) 2020/06/19(Fri) 01時頃
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架空惑星 レンは、メモを貼った。
2020/06/19(Fri) 01時頃
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/* 辰美のお気持ち表明が長いんだけど大丈夫かなこれ
わからん 寝ろ はい
(-56) 2020/06/19(Fri) 01時頃
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/* いいんちょと幸くんが激アツ(?)でちょっと泣いてる……
(-57) 2020/06/19(Fri) 01時半頃
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[どうしてだろうね。>>507 わたしにもこの世界の主の考えはわからない。 たぶん。わからない。 だから首を傾げて、そのまま反対側に傾げ直す。思いつかない。]
冷たいっていうのも一面だよね。 ……ガスコンロの火の色とか、青色だし。熱いけど。
心乃ちゃんに青色! 似合う似合う。 包み込まれたーい。
わたしは暖色系。ピンクとかオレンジとか。 あと……黄緑色もね、すき。
[色彩トークはふわふわしている。この感じが好き。]
(516) 2020/06/19(Fri) 01時半頃
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舞台かぁ。 練習の時だったら客席にいたよ。 本番は小道具の補助がいるから、ほとんど袖で待機してたけど。
……見てみたかったね。 そっか、この校舎って足りないね。舞台の再現。
[舞台は整っているけれど、そこで演じる役者はいない。 今は校舎の中にはいても、いずれ追い出してしまうのだし。
わたしたち裏方組は、舞台上の花形に思いを馳せる。]
(517) 2020/06/19(Fri) 01時半頃
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あ、そういえば……。 なんかまたいろいろあったみたいだしね。 朝ご飯作ってる場合じゃなかったよね。
[増えた体育館に、マネキンになった友人。 慌ただしい朝に、心乃ちゃんを責めるつもりはない。]
あの、体育館にね。 ……あ、体育館っていっても、ここじゃないほう。 喜多仲くんの……人形があって。
[こちらも気持ち的に大変だったし、 朝ご飯のことは気にしてないよ、と言いたい。]
(518) 2020/06/19(Fri) 01時半頃
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……そうだ、今日はわたしが作るよ。 心乃ちゃんに食べてもらいたいから。 だめ?
[クラスのお母さんに、親孝行。 たまにはいいでしょう?って。 わたしは微笑んだけど、どうでしょう。
もし頷いてくれたなら、 「できたら呼ぶからねー」と言いつつ家庭科室に向かおうと。**]
(519) 2020/06/19(Fri) 01時半頃
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/* あ、やっべ。 心乃ちゃんが鍋持ってることにツッコミたかったけど 抜け落ちてしまった……。
(-58) 2020/06/19(Fri) 01時半頃
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―― 現在 / 廊下 ――
[ほんとほんと、と軽く言う颯真は 嘘を言っているようには見えなくて。>>506
俺は「やはりおまえは光の者か…」と 再び釈迦を拝むような気持ちで 颯真を見つめていただろう。
――と、その小さな呟きは耳に届く>511]
(520) 2020/06/19(Fri) 02時頃
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……え。
[思わず、呆けたような声が出た。 それは颯真にはあまりにも似つかわしくない 台詞だったからだ。
俺には「消える」と「死ぬ」に 何の違いがあるのか分からなかった。
それってつまり、 死にたいってことじゃあないのか]
(521) 2020/06/19(Fri) 02時頃
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|
[疑問符が次々に脳裏をかすめて 俺が答えに窮しているうちに、 颯真はくるりと踵を返す。
逃げるように走り去ろうとする颯真の手を、 反射的に掴んだ>>512]
……待ってくれ。
[引き留めたものの、上手い台詞が思いつかない]
(522) 2020/06/19(Fri) 02時頃
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|
[――沈黙。
焦って、手に汗が滲んで。しばしの躊躇の後に。 俺は観念してストレートに気持ちを 颯真へぶつけることにする]
……俺、おまえと高校からの付き合いだし。 クラスでの明るいおまえしか知らないし。 颯真がなに抱えてるか想像もできねーけど。
(523) 2020/06/19(Fri) 02時頃
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消えんなよ。
この訳わかんない校舎を一緒に脱出して、 ついでにいっしょに高校卒業しようぜ。
頷くまで……手、離さねえ……から。
[最後の方は、照れくさくて ぼそぼそとした声になってしまった]
(524) 2020/06/19(Fri) 02時頃
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[中学の頃、女子相手だったら もっとスマートに決められたのになあ]
(525) 2020/06/19(Fri) 02時頃
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[颯真は頷いてくれただろうか。 それとも手を振り払っただろうか。
いずれにせよ、 俺らは手分けして校舎を探索するために 別々の方向へと歩き出す。
冷気の漂う廊下をひとり、 足音を立てながら彷徨い歩く]**
(526) 2020/06/19(Fri) 02時頃
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CC レイは、メモを貼った。
2020/06/19(Fri) 02時頃
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/* わーーーーきゃーーー怜ちゃーーん! ありがとうな……感謝……
(-59) 2020/06/19(Fri) 02時頃
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――回想:文化祭後、ファーストフード店――
えー、そう?
[ 優しすぎ、なんて評を頂き>>343、首を傾げる。 これくらい普通じゃね?と思っていた。 口に出すと、じゃあそう思ってない奴は普通以下のひどい奴、って思ってることになりそうなので、言わなかったけど。
ちなみに、カップルに見えるかも、なんてことは大して思っていない。いやだって怜ちゃん男だし。中身とか声とか普通に男ですし。
控えめに笑う姿を見て内心、「ウワッかわいい」とは思うけど、男友達に「カッコイイ」と思うのと似た感覚で、ドキッとはしないし。]
(527) 2020/06/19(Fri) 02時頃
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フツーのオトコノコにも色々あるんですぅー。
[ 彼女作れば、と言う言葉に微妙に視線を逸らしつつ、 ずごー、とシェイクをすする。 見た目や性格はちゃんと男の子ですけどね、フツーじゃない部分があるんですよ。 言えないけど。]
まー、確かにそうだけどさ。 んー……まあ、考えとくよ。
てか何だよその口調。中国人か!
[ 怜の恋愛アドバイス>>347に頷きはするけど、ちょっと適当な返事になってしまったかもしれない。 善処します。考えます。うん。結局「いいえ」になりそうだけど。 尚ツッコむことは忘れなかった。 (笑)を語尾につけつつ。]
(528) 2020/06/19(Fri) 02時頃
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まあ、コクられたことはある、ぶっちゃけ。 付き合ってから好きになるみたいなパターンもあるのはそうだと思うけどお……んー、んー……
[ 話>>349はちゃんと聞いてるよ。 その通りだとも思ってるよ、ちゃんと。 でも、返事はやっぱり曖昧になってしまっていた。 もしかしたらちょっと嫌な気持ちになったかも。 ごめんって。]
(529) 2020/06/19(Fri) 02時頃
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[ 告白されたことは何度かある。 呼び出されてさ、好きです、付き合ってください、って。 見た目が可愛い子もいた。性格良さそうな子もいた。 どっちも持ってる子だっていた。 もし付き合ってたら、好きになれてたかもね。
でもさ、両想いになって。 思いがどんどん強くなってってからさ。 “僕”が居ることが分かったら、どうなるよ? “俺”はあくまで、連城颯真の半分で。 それどころか、いつか、全部“僕”になって、 俺は消えちゃうかもしれない。 むしろ、そうすべきなんじゃないか、って思ってる。
そんな風に思っててさ、付き合えるわけ、ないじゃん]
(530) 2020/06/19(Fri) 02時頃
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……あはは。そーだな。 一度しかねえし、いつ終わるかも分かんねえもん。 せいぜい後悔しねえように、楽しく生きるわ!
[ 怜ちゃんの言葉>>350に、 そう言って笑い返したけど、 ちゃんと笑えてただろうか。 いつも通りに、笑えてたらいいな*]
(531) 2020/06/19(Fri) 02時頃
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架空惑星 レンは、メモを貼った。
2020/06/19(Fri) 02時頃
CC レイは、メモを貼った。
2020/06/19(Fri) 02時半頃
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──現在/購買──
[ 泣かない努力はしてた。 って、礼一郎は言い張るだろう。
声を震わせることなく、 もしも声を出せたならの話。
礼一郎は自信がないから、 絆創膏をまっすぐ、正しく、 貼り付けることに意識を向けた。
ひとりで貼るの難しいもんな。 怒鳴り散らしたあとだったけど、 痛まないようそうっと剥がした。]
(532) 2020/06/19(Fri) 02時半頃
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[ それはたぶん、というか、 礼一郎としてはこういうとき、 やさしくしたいとふつうに思ってる。 それだけの話。あたりまえのこと。]
(533) 2020/06/19(Fri) 02時半頃
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[ 怒っていいって言わなかった?>>387
取引みたいに差し出されたら、 礼一郎だって、そりゃ怒るさ。
……怒ってんだよ。 ただ、やましいことが多すぎて、 あ、言う資格ないなって思う。
そういう瞬間が礼一郎はいやで、 だから、こんなことになってる。]
(534) 2020/06/19(Fri) 02時半頃
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[ 何も言わずに最後まで聞いてくれたこと、 礼一郎は感謝してるよ。ありがとう。]
(535) 2020/06/19(Fri) 02時半頃
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[ ……うん、そう思ったのは、 礼一郎のほう。だったはずだけど、 聞こえるの、おかしいよな。>>494
意気地なしの礼一郎が、 そんな現実逃避をしている間に、 強い力に、引っ張られる。
……襟首つかまれるとか、 礼一郎の人生にはなかったもんだから、 とっさには何が起きたかわからなくて、]
(536) 2020/06/19(Fri) 02時半頃
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[ 手。って礼一郎は思った。 違うほうの手だった。よかった。 ……よくねえ、なんもよくないけど。]
(537) 2020/06/19(Fri) 02時半頃
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[ のぞき込まれている。 恥ずかしいから、そんなに見ないでほしかった。]
(538) 2020/06/19(Fri) 02時半頃
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[ ……嘘、]
(539) 2020/06/19(Fri) 02時半頃
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浅ましいよなあ、礼一郎ってば。 ちょっと安心してんじゃねーよ。
(540) 2020/06/19(Fri) 02時半頃
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引くわ。 って、立ち去られなくて、 かけてもらえる言葉があって、 よかった。とか、思ってんじゃねーよ。 ……どうせ、ほんとはさあ、
(541) 2020/06/19(Fri) 02時半頃
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[ ……ごめん、ごちゃごちゃうるせえよな。]
(542) 2020/06/19(Fri) 02時半頃
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[ 頭の中がもうずっとうるさくて、 今もやっぱりそうなんだけどさ、
礼一郎の知ってる辰美が、 ふだんしゃべる言葉の、100日分くらい。 ……わかんないけど、たくさん、 窓の外の雪みたく降り注いでくる。
礼一郎は強張った表情のまま、 目を見開いてそれを聞いては、
ひとつひとつ、噛みしめて、 解釈して、いろんなことを思った。]
(543) 2020/06/19(Fri) 02時半頃
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[ そうだな。礼一郎は偏ってるし、 妹が食わせてもらえてるわけがない。 そういうもんだよ。昔からそう。
辰美の兄が、今どんな形をしてるのか、 礼一郎は全然知らないなあ。 聞いたら、教えてくれたんだろうか。
嫌いなものを好きになる方法なんて、 この世には存在しないんだと思う。
つらつらと考えながら、 礼一郎はずっと、予防線みたいな、 否定の声を、自分の中に聞いている。]
(544) 2020/06/19(Fri) 02時半頃
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だって、そうでもしなきゃ、 すぐ良い子ぶっちゃうんだよね。 寝ても覚めても、頭の中でも。
(545) 2020/06/19(Fri) 02時半頃
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…………、
(546) 2020/06/19(Fri) 02時半頃
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[ ……あ。って、 なんか一瞬、思考がクリアになって、]
(547) 2020/06/19(Fri) 02時半頃
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[ 辰美幸俊が泣いている。>>500]
(548) 2020/06/19(Fri) 02時半頃
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[ 馬鹿になんかしてねえ。 ──って、礼一郎は言おうとして、
そいつがあんまり見たことないような、 怒ったとか、……傷ついたとか? そういう顔をしているもんだから、
一瞬、いったん、口をつぐんだ。 でも、やっぱり黙ってられなくて、
口を開く。あ、苦しい。 息を吸う。ちゃんと声を出せるだろうか。 ……とか、考える余裕もなくて、]
(549) 2020/06/19(Fri) 02時半頃
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|
──そんなの、 そんなの、引き合いに出されて、 あんなふうに差し出されたって、 わかったよって、言えるわけねえだろ! おまえが、自分のこと、あんな、 ……おまえに、あんなふうに言われて、 嬉しいわけ、ねえだろ!
あんなふうにマジな話、 しようとしてんじゃねえよ! 馬鹿にしてんのかよ、嬉しくねえよ。
なんでわかんねえんだよ……
(550) 2020/06/19(Fri) 02時半頃
|
|
[ 辰美はちゃんとできていたのに、 礼一郎は先にお礼を言うというのを忘れてしまう。
たくさん言うべきところはあったはずなのに、 礼一郎は思ったよりも礼儀がなっていない。
喚く、みたいに声をあげながら、 襟ぐりのところにある手首をつかんで、 強引に引きはがそうとしてまで、 めちゃくちゃな手順で言葉を投げつけている。]
(551) 2020/06/19(Fri) 02時半頃
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|
……その程度ってなんだよ。 その程度じゃねえから、 こんな、こんな…………、
……こんな話、してんじゃん。
うるせえな、期待してたよ。 おまえならそうやって、 俺に都合のいいことだって、 もしかしたら言ってくれるかもって。
見捨てないでくれるかもって……、 …………悪いかよ。
(552) 2020/06/19(Fri) 02時半頃
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|
[ ………… ]
でも、怖いに決まってんじゃん。 ……なんで俺、平気なの? 俺にだってわかんねえんだから、 こんな話、すんの、ふつうにこえーよ。 隠さなきゃって、思うに決まってんだろ。
[ …………、 ……他人の手首を、握りしめていた。 喉はからからに乾いているのに、 目ん玉だけがぐずぐずに熱かった。]
(553) 2020/06/19(Fri) 02時半頃
|
|
俺だって、ほんとは、 もっとちゃんと、胸張って、 俺を頼れよって言いてえよ……
[ ……絞り出すような声で言った。 ごめんもありがとうもなく。
ただ言葉を浮かぶままに吐き出した。 礼一郎は。行き着く場所もわからないまま。
べきもべからずもさておいて、 それは単純に礼一郎の言葉でしかない。**]
(554) 2020/06/19(Fri) 02時半頃
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──現在・もうひとつの体育館──
[ そこかしこに散らばるインク。>>516 それを見てると、ほら、ちょっと前に流行ってた、 インクを塗るゲームあったでしょ? そんな、感覚がした。陣地とりゲーム、みたいな。
って、学校に塗られてる色は二色じゃないから 何個の陣営が戦ってることになるんだろ。 ]
(555) 2020/06/19(Fri) 02時半頃
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……ガスコンロの火も、確かに青いよね そういえば、化学で習ったよね、火の青さの理由
不安定なものが、安定なものに変わるとき エネルギーを放出するときに光になってるんだよね
あの青い炎の中に、 緑とか紫とか、混ざってるように見えないよねえ ……光の屈折とか、なのかなあ
[ よくお料理はしていたので。 ガスコンロの火とは、おともだち。 だから、そんなうんちくを語る。 ]
(556) 2020/06/19(Fri) 02時半頃
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ふふ、ありがとう いまなら、ホッカイロ機能つきだよ〜
しおりちゃんはねえ、ピンクとか似合いそう
[ なんてことない、世間話。 こんな真っ青な空間ですることじゃないけど。 ]
(557) 2020/06/19(Fri) 02時半頃
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なっちゃんも、辰美くんも、 連城くんも、いつもと違った顔してるの こう、舞台袖じゃなくてちゃんと見たかったね
舞台の再現、ちゃんとするなら、 そもそもぜんぜん足りないよねえ、残念
[ 役者がいない舞台は、もの悲しくも見える。 それこそ、孤独に耐えるような、そんな感じ。
この校舎という舞台からも、 役者が少しずついなくなっていく。 最期に残されるのは、一体なんだろう?
きっと、いまのしおりちゃんは、 そんなこと考えてないかもだけど。 ]
(558) 2020/06/19(Fri) 02時半頃
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え、喜多仲くん、も? ……あのね、しおりちゃん。 ちーちゃんも、マネキンになっちゃってた、よ しってる?
[ いろいろ、に、含まれていた、>>518 もう一人のクラスメイトの失踪を知れば、 愛宮心乃の顔面は青ざめることになる。 まるで、体育館の青いインクみたいに。
だから、心乃も自ら知っている情報を伝える。 ]
(559) 2020/06/19(Fri) 02時半頃
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[ そして、 ]
あの、メールの主さんにとって、 追い返してるひとたちは、さ。 ……いらない≠フかなあ
[ 傍においとく必要のない存在だから? 問いかける、というよりも、独り言ちるみたいに。 愛宮心乃は、そんなことを呟いた。 ]
(560) 2020/06/19(Fri) 02時半頃
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あ、いいの? ……じゃあ、お言葉に甘えちゃおうかな しおりちゃんの得意料理、食べたいな
[ 親孝行、だなんて。 そんな資格をもってないよって心の中で言う。 心乃の心の中でだけ、言う。 ほほえみ、を見たら、そうだね、って微笑み返す。
本当は一緒に作るって手伝いをかってでたいけど、 もしかしたら、秘伝の味とかもあるかもだし、 だめ、って言われたら、ついていかないよ。
楽しみにしてる、って背中を見送るんだと思う。** ]
(561) 2020/06/19(Fri) 02時半頃
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――昨晩深夜:廊下――
……っ!?
[ 窓を開けて、なんとなく冷たい風に当たっていたら。 ひたひた、という足音と共に、 誰かがこちらに歩いてくる気配>>239。 驚いて、びくりと身体を震わせる。
逃げた方が、いいだろうか。 いやでも、走ったら足音響いちゃうし、 なんて迷っているうちに、 その人影は近づいてきていて。]
あっ……!
[ 一言、声を掛けられる>>240。 姿はよく見えなかったけど、その声は聞き覚えのあるものだった。 “俺”の友人であり、同時に……中学時代のあの日、僕に、優しくしてくれた人の声。 確か、名前は――]
(562) 2020/06/19(Fri) 03時頃
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[ 僕が驚いているうちに、 その人は立ち去ってしまっていた>>240。 僕は、また明日、って返すこともできなくて。 再び僕一人になった廊下で、思い出した名前を呟く。]
……はの、しおりさん。
[ たった一瞬だけど。 君には、僕が誰かなんて分からなかっただろうけど。 こうして再び会えたのが、すこし、うれしかった。]
(563) 2020/06/19(Fri) 03時頃
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[ また、今度は明るい場所で。 ちゃんと“僕”として。 面と向かって、会えるだろうか。 怖いような、でも少しだけ期待してしまうような、複雑な気持ちだった。]
……寝ないと。
[ それからようやく、窓を閉めて教室の方へと向かい、元居た場所に寝転がる。 いつもと違う環境の割に、少しだけ穏やかな気持ちで眠りに落ちた*]
(564) 2020/06/19(Fri) 03時頃
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――現在:準備室前――
っとと……!
[ 逃げるように走り去ろうとしたが、その前に腕を掴まれてしまった>>522。 驚きつつ、強制的に立ち止まる。]
お、おう……
[ 待ってくれ、なんて言われて振りほどくほどの勇気なんてないし、そんなことをすればこじれて次合う時気まずくなりそうなので、大人しく立ち止まって言葉を待った。 なんとなく、叱られるのを待つ子供のような気分で。]
(565) 2020/06/19(Fri) 03時半頃
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……っ、
[ まっすぐにぶつけられた気持ち>>523>>524。 それに、息が詰まって、 何か言うべきなのに言葉が咄嗟に出てこなくて、 また少しの間沈黙が訪れる。
引き留めて、こんな言葉をもらえて素直に嬉しくて。 抱えている事情を言えないことが申し訳なくて。 たぶん、心配、されてることも、申し訳なくて。]
(566) 2020/06/19(Fri) 03時半頃
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わ……分かった。 消えねえよ。 俺だって……いっしょに卒業とか、したいし。
大丈夫……嘘にはしねえよ、きっと。 いや、きっと、じゃないか、ゼッタイ。うん。
[ 約束するようにそう言って、 ちょっと困ったように眉を八の字にしつつも笑って頷く。
うん。一緒に卒業したいのは本当。 だから……少なくとも、卒業するまでは。 意地でも、消えるわけにはいかなくなってしまった]
(567) 2020/06/19(Fri) 04時頃
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[ そうして腕を放してもらって。 怜と分かれ、反対方向に廊下を歩きながら>>526、 やっちゃったなあ、って思う。
あんなところを見せるつもりではなかった。 皆の前では、いつも明るく前向きなそーまくん、でいたかったのに。 少し前にあのマネキンを見て気が動転したせいかな。 つい本音が出てしまった。]
……しっかりしねえと。
[ 気合いを入れるみたいに、パチンと両手で頬を軽く叩いてから。 一人、廊下を歩いて行った**]
(568) 2020/06/19(Fri) 04時頃
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架空惑星 レンは、メモを貼った。
2020/06/19(Fri) 04時頃
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――現在/購買――
[正しく貼られた絆創膏の感触をやさしい、と感じて 少しだけこそばゆくなった。>>532>>533
……ひとりで傷の手当てをするのは難しい。]
(569) 2020/06/19(Fri) 06時半頃
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[辰美は礼一郎をしっかり見据えながら>>538 思ったことを話すのだけれど 言葉が届いているのか、届いていないのか、 はた目から見て辰美には分からなかったから ――……予防線も何もかも知らないから、>>543>>544 話していくうちに感情がエスカレートしていくのがわかる。
一応、これでもブレーキかけようとしたんだけどな。 ……頭の片隅でそんなことを考える。
最初から最後まで ちゃんと話せる礼一郎はすげえな、――って どこか呑気な事を考えている間に、 そのちゃんと話せる礼一郎がどこかに行った。>>550
どこかに行ったっていうのはつまり比喩で、 浅い呼吸の後に濁流する礼一郎の言葉を―― その一つ一つの意味を理解するのに辰美は忙しい。]
(570) 2020/06/19(Fri) 06時半頃
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……、
[わかんねえ、と言い返しかけて、 辰美は自分がした事を思い出して言いよどんだ。
狡い――というのは 頼っていい、といった人の前で 交換条件のように悩みを差し出すこともそうだが、 たぶん、それ以上に、辰美は、]
(571) 2020/06/19(Fri) 06時半頃
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………っ、んだよ、このっ……
[――それ以上を考える前に>>551 手首をつかんだ手を見て腕に力を込めた。 サッカー部の礼一郎に 脚力ならともかく腕力で負けるつもりはなかった。
…………あと、辰美が離したくなかった。]
(572) 2020/06/19(Fri) 06時半頃
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[言葉が雪のように降り積もるとして、 今日で何日分の雪が降っただろう。 語らなかった何年分の穴を埋めるだろう。
ただ確かなことは、こんな寒い雪の降る校舎でも 襟首をつかんだ手、……それから握られた手首が、 熱くて堪らない。
目だって頭だって腹だって背だって、 何もかもに熱がこもっていて冷静じゃいられない。 そんな中、辰美は礼一郎の言葉を聞いていて >>552>>553>>554]
(573) 2020/06/19(Fri) 06時半頃
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……わるく、ねえよ。期待すんのは。 都合のいい事とか そんな甘やかしてるつもりねえけど。
…………
[咀嚼する。 何回か零れる涙を左腕で拭いながら、 阿東礼一郎から零れる言葉を咀嚼している。]
(574) 2020/06/19(Fri) 06時半頃
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[……ああ、こいつ、 育った時のルールと世の中とのギャップに 苦しんでいるのかも、だとか。
ずっと頼られたかった。 けれど瑕疵があった。後ろめたかった。 だから胸を張れなかった、というけれど そういう思いをさせているのは誰だ?
…………だとか。
色々考えてしまった辰美は先ほどから心臓が痛い。 痛いのだけれど]
(575) 2020/06/19(Fri) 06時半頃
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……でも、ため込んでたらやべーだろ、それ。 だってお前今苦しそうだし。…… いつか…………それこそ、 取り返しのつかねえことしそうで、怖い。
……だから、……キレといてなんだけど 言ってくれてよかったし、 暴走する前にもっと言えって、……思った。
[押し付けるように言う、 辰美はちっとも良い子ではなかった。]
(576) 2020/06/19(Fri) 06時半頃
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[胸を張って頼れよって言いたかった、と礼一郎が言う。
折れてしまって戻ってこなかった人を知っている。 だから、怖くて縋れなかった。 ……そういうのは言い訳にすぎないだろうか。
交換条件のように差し出せば 少しは客観的に語れただろう、なんていうのは きっと辰美にとってだけ都合のいい理屈だった。 ――礼一郎を傷つけると知らず。]
違ぇ、お前が頼りないとかじゃない、違う。 違ぇけど、ただ、俺が怖くて。 ……、……っ、
(577) 2020/06/19(Fri) 06時半頃
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[……吐き出される言葉に言い返す段になって やっと礼一郎の襟首から辰美の指が離れる。
ずり落ちるようにして落下して、 手首を握っていた礼一郎の手から逃れると その手首を軽く握った。 半面、辰美の顔からは少し血の気が失せている。
………………限界だった。 ずっと縋りつかないようにしてきたのに。]
…………兄貴が。 怪我して剣道人生終わったし、 受験落ちて今は浪人してんだけど。
[辰美は努めて穏やかに話そうとする。 静かな声音を心がけようとして喉がひきつった。]
(578) 2020/06/19(Fri) 06時半頃
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まあ、道場の跡継ぎどうするって話になって 俺しかいないだろ。親父も母さんも手のひら返した。 兄貴じゃいけなかったとこ受かれってうるせえんだよな。
[舌がもつれる。]
あいつら無視してるけど 兄貴、狂ってんだよ。多分頭の病気。 変な幻覚見てるおかしなやつだったけど 最近は「ころしてくれ」ってうるせえ。
マジでうるせえから一回首絞めて、 …………ころしそうになって。
[礼一郎の顔が見られない。 それどころか息苦しくて眩暈がしてくる。]
(579) 2020/06/19(Fri) 06時半頃
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俺と兄貴滅茶苦茶顔似てんだよな。 あと、頭の病気って、血筋で。 最近ちょっと俺も変なもん見えて、その、
[辰美はごまかすように笑おうとした。 笑おうとして悲鳴のような耳障りな呼吸の音がする。]
…………。………………。
[視界が揺れる。 そのまま、耐えきれずに手を離し 沈んでいくようにしゃがみこんだ。 揺れる視界を抑え込むように頭を抱える。]
(580) 2020/06/19(Fri) 06時半頃
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[ しにたい。って、泡のように掠れた声が出た。 クラスメイトとの約束も何もかも忘れてはいないけれど]
(581) 2020/06/19(Fri) 06時半頃
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…………笑えよ。気が狂いそう。
**
(582) 2020/06/19(Fri) 06時半頃
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/* いっちー男泣かせじゃん。わら
(-60) 2020/06/19(Fri) 09時頃
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/* 村では(笑)を使ってたけど、メールで打つならたぶん「わら」て打つタイプだよいっくん。 あと顔文字が微妙にオタクっぽい。オタクくんな兄とメールしてるから。という設定。
(-61) 2020/06/19(Fri) 10時半頃
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──現在/購買── [ 一歩引いて見てる。 ……フリでもしてないと、 頭がおかしくなりそうってこと。 どこかに行ってた。>>570 確かにそうなのかもしれなかった。 逃避、くらいしてないと、 こんな頭で18年も生きてられるかよ。 ま、だからそれは一種の現実逃避だ。]
(583) 2020/06/19(Fri) 11時半頃
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[ 昔なら、殴り合ったって勝てたのにな。 ちっとも適わなくなったのはいつからだろう。 もうずっと、こいつとこんな乱暴ごとしてないし、 泣かせるようなこともなかったから気づかなかった。 苦しいんだよって礼一郎は思ったけど、 それが、その手によるものなのかはわからなかった。 息が苦しかった。 嘘ついてるよりマシって思ったんだけど。 本当にそうだったろうか。そうだといい。]
(584) 2020/06/19(Fri) 11時半頃
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……取返しのつかないこと、なんて。 もうとっくにつかねえよ、そんなの。 [ あと、何があるかな。取返しのつかないこと。 あっさりと、殺す。の二文字が思い浮かんだが、 礼一郎にはその重さがよくわからないでいる。 よくわからないのはおかしい。 それと、確かに、殺すべきではない。 ということだけを理解して、 まあ、でも、可能性はあるよなあ。 礼一郎はそんな自己評価を内心で下した。 礼一郎は顔を歪めていたけれど、 それは卑下とかではなく、事実だと思う。]
(585) 2020/06/19(Fri) 11時半頃
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[ なんでこうなっちゃったんだろう。 ──って、礼一郎は口元を歪めていた。 襟首から手が離されて、手首をつかまれる。 呼吸が、少しだけしやすくなる。 辰美が目元を拭うのを見て、 自分も涙を流している、と気づくけど、 泣いている……というか、なんだろう。 安堵してしまった。とか言ったけど、 そんな顔、させたかったわけじゃねえのにな。]
(586) 2020/06/19(Fri) 11時半頃
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…………、 [ 血の気の失せた、幽霊みたいな顔してる。 ひたりと握られた手首を、>>578 礼一郎は少しの間、見降ろしていた。 何か大きな塊を吐き出すみたいに、 辰美幸俊が言葉を吐き連ねている。 急ぎすぎて足をもつれさせるように、 ところどころたどたどしくこぼれる言葉が、 礼一郎の前に、しんしんと降り積もっている。]
(587) 2020/06/19(Fri) 11時半頃
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[ 家の話。きょうだいの話。 なんて、お互い深く踏み込むべきではない、 線引きの向こう側の話だと思っていた。 ……なんでだろうなあ。 家に兄がいるらしい。ずっと。 昔は近所でも評判じゃなかった? とか、知ってはいたんだけどなあ。 じ、っと礼一郎は見つめている。 頼りなく礼一郎の手首を掴んでいる、 この手が、他人を殺そうとしたのか。 礼一郎にとっての他人。こいつにとっての兄。 ……そっか。って礼一郎は思う。 辰美が崩れるみたいに、しゃがみこんでいく。 ふつうには、見えなかった。見えなくなった。]
(588) 2020/06/19(Fri) 11時半頃
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[ 離れていく手を追うように、 礼一郎も向かいにしゃがんでいた。 先ほどまでの激情が嘘のように、 礼一郎は静かに、……静かに考えている。 礼一郎はよく、自分のことを考えてた。 どういうつもりで笑って平気に生きてんだろう。 ……こいつは、どういうつもりで、 どんな気持ちで毎日生きていたのかな。]
(589) 2020/06/19(Fri) 11時半頃
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[ 礼一郎は手を伸ばした。 本当はやさしく手を包むとかしたかったけど、 そいつは頭を抱えてうなだれているし、 礼一郎の手は包むには小さすぎた。から、
顔上げろってふうに、頭を抱えた腕をつかんで、 引きはがして、髪をひっつかんでだって、 こっちを向かせるつもりだった。なあ。]
(590) 2020/06/19(Fri) 11時半頃
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[ 死にたい。とそいつは言った。]
(591) 2020/06/19(Fri) 11時半頃
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[ 礼一郎はいやだ。]
(592) 2020/06/19(Fri) 11時半頃
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笑って、ごまかそうとすんな。 笑ってやるかよ。 1ミリも笑えねえから。
(593) 2020/06/19(Fri) 11時半頃
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[ 笑顔なんて浮かべていなかった。 礼一郎は怒ったような顔をしていて、 ……していたんだけど、だんだん、 何かを堪えるように表情が歪む。] ……辛いなら辛いって、 そういう顔、してろよ…… [ 笑うのへたなくせに、 こういうときに使ってんじゃねえ。 ──って、礼一郎は思ったりする。]
(594) 2020/06/19(Fri) 11時半頃
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[ 大丈夫。とは言えなくて、 だって絶対に大丈夫なんかじゃなかった。 礼一郎は知っている。 ふつうの家族なら殺してくれと言わない。 うっかり殺しそうになったりもしない。 常識として、知っている。 だから、本当に悲しかった。 友達がそういう場所にいることが、 礼一郎は、やるせない。腹立たしい。 やってらんねえな。とも、思う。
思って、掴んでいた手の力を少しだけ緩める。]
(595) 2020/06/19(Fri) 11時半頃
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[ いい加減な作り方された人間ばっかり。]
(596) 2020/06/19(Fri) 11時半頃
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……なあ、ユキ。 怖いよな。しんどいな。 俺は、聞いてて、 おまえはなんも悪くねえなって、 そりゃおかしいよ、おかしいけど、 びっくりするくらい非がなくて、 ……そういう理不尽さに、腹が立つけど、 ……だから、なんなんだろうな。 おまえ自身はどう思うんだろうな。
(597) 2020/06/19(Fri) 11時半頃
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[ だって、泣いてても笑ってても、 どんな言葉を重ねたって、 起こった事実は変わらないし、 流れる血を入れ替えられるわけでもない。
礼一郎は自分が今後、 どう生きるべきなのかもわからないし、 正しい分岐点はもうずっと背後にある気がする。
結局こうして言葉を重ねるのは、 礼一郎の気持ちの問題、でしかなくて、 それって一番不得意なやつなんだけど。]
(598) 2020/06/19(Fri) 11時半頃
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……俺はさ、 おまえ自身が辛くても、 いなくなられんの、いやだ。
ああもうダメだなって思ったら、 蹴り飛ばしてでも連れ戻してやるから、 ……俺がちゃんと見てるから、
もうちょっとだけギリギリ限界まで、 生きてらんねえかな、なあユキ。
(599) 2020/06/19(Fri) 11時半頃
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[ 連れ戻してくる場所はちゃんと、 他のみんなもいるような、笑える場所を選ぶから。
ダメかなあって、礼一郎は、 乱暴な手つきとは裏腹に、落ち着いて言った。 他人にしか向けられない、穏やかな声だ。 嘘じゃないからできる、真面目な顔をしていた。
なあ、おまえなら分かるだろって思う。 簡単に言ってしまえば、ほんと単純な話。 礼一郎は辰美に生きていてほしい。理由。]
(600) 2020/06/19(Fri) 11時半頃
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……俺だって、おまえのこと、 本当に大事な友達だって思ってんだよ。 [ だから、死ぬんじゃねえって、 理屈も道理も通らない理不尽を吐いて、 礼一郎はほんのかすかに笑った。**]
(601) 2020/06/19(Fri) 11時半頃
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/* ふりふりのあれの返事が単体だとすごい素っ気なくなりそうで、保留にしてあったんだけど、愛宮夜不在だもんな。という。 レイとの回想も単体より会ったときに拾う、と思いすれ違い続けて3dにいる。
(-62) 2020/06/19(Fri) 11時半頃
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/* がんばれがんばれといっちーたつみんを応援しつつ、今日はろるいっぱいかけたらいいなぁてしてる。昨日は寝てましたね。
(-63) 2020/06/19(Fri) 12時半頃
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――現在/購買――
[追いついてくればいいと思ってた。
背も、手も。
けれどもそんなことはありえなかったから 今辰美は、強引に阿東礼一郎の襟首を掴んでいる。]
(602) 2020/06/19(Fri) 13時半頃
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知ってるよ。>>585 そっから先行くなって言ってんだよ。
思うだけなら自由だから お前が平気って思う事だって自由だから ……でもそっから先はダメ
[だって辰美は傲慢と言われようが 礼一郎を引き留めていたかった。
礼一郎がひょいとその先に行くかも。 なんてきっと普通の人なら考えもしないが 辰美は兄を殺しかけているので少し、怖い。]
(603) 2020/06/19(Fri) 13時半頃
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[なんで。の所在を考えても誰も責任は取らなくて 結局自分のせいになるんだから、世の中って不公平だ。]
(604) 2020/06/19(Fri) 13時半頃
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[そうして礼一郎を引き留めていた腕が落ちる。 ……泣いてる、と辰美は礼一郎に思うけれど それに言及する余裕は、やっぱりなかった。
いつもだったら茶化すくらいするのに 今の辰美は情けないばかりだ。>>587]
(605) 2020/06/19(Fri) 13時半頃
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[吐き出す、という行為が初めてだ。 昔は感情の整理がつかなくて たどたどしい言葉を叫びながら泣くだけだった。
だからやっぱり話しはじめてから 降り積もる恐怖に耐えかねてしゃがむまでの間 辰美はずっと恐ろしかった。 伝わるのかとか。 お前気が狂ってるよ、って言われるかも。とか。
色々考えて、ちょっとだけ、 さっきの礼一郎の気持ちが分かったような気もする。 ……少しだけだ。]
(606) 2020/06/19(Fri) 13時半頃
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[何を考えてたかって? ……見ないふりして生きてたよ。 少しずつ迫るリミットから逃れたくて 目の前しか見ていなかった。]
(607) 2020/06/19(Fri) 13時半頃
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っ、……、ぐ……んん、 なん、だよ
[静かに聞いてくれていた礼一郎の手が伸びる。 外界から自分を守るように頭を抱えた腕を引きはがされて、 それでも嫌だと顔をあげずにいれば髪を掴まれた。
……何年ぶりだ、と辰美は思う。 思いながら涙の膜に礼一郎を映した。 ぼやけて、流れて、 ――目の前の阿東礼一郎は怒った顔をしていた。]
(608) 2020/06/19(Fri) 13時半頃
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[笑えねえ、と礼一郎は言う。 そうだよ、笑えねえんだよ。
辰美が兄に言えなかった言葉が 礼一郎の唇から出てくるので、
兄貴にそれ言ってやれてたら何か違ったかな。とか 何で許してくれるんだろ。とか そんなことばかり、頭の中で震えている。]
[ほんの少しだけ手の力が緩む。]
…………俺は。
[言葉を止める。]
(609) 2020/06/19(Fri) 13時半頃
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|
[静かに与えられる言葉を、 まっすぐ礼一郎を見て聞いていた。>>600
見させられていた、という方が近しいのだけれど 途中から辰美は視線をそらすことを忘れた。]
(610) 2020/06/19(Fri) 13時半頃
|
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[うん、俺もな、 お前がおかしな道にいくのはやだよ。 だから言った以上覚悟しとけよ。
……そういう負けん気の強い言葉は、 今は出られそうになかった。>>599
笑えねえ。礼一郎はそういったくせに 最後にちゃんと少しだけ笑ってくれたから やっと辰美は「大丈夫」だと思える。>>601
理不尽な理由で生まれてきたんだから、 理不尽な理由で生きるくらいがちょうどいい。]
[……礼一郎のかすかな微笑みが滲む。]
(611) 2020/06/19(Fri) 14時頃
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……俺、も、お前のこと、 大事だよ
しにてえとか、おもいたく、ねー……よ
でも、でも、……でも!
[衝動が口をついた。 あふれだせば涙は止まらなかった。 みっともない、と思うのに、 ただそこにいてほしくて礼一郎の肩を掴んだ。 そこから先はずっと泣いていたから、 ただしく礼一郎の顔が見れていたかは分からない。]
(612) 2020/06/19(Fri) 14時頃
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こえぇよ、 あいつのいる家にかえんのも、 継ぐのも、やだよ、こええよ 狂いたくねえよ 鏡見るたびあいつ思い出して嫌だよ 俺の知ってるやつが 知らねえうちにおかしくなってんのも無理 お前も含まれてんだよ分かってるか 分かってて「見てる」って言ってくれてんのかよ
……俺は、
(613) 2020/06/19(Fri) 14時頃
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[無様だな。と辰美は自分に思う。 まとまらない言葉を投げつけて、まるでガキだ。 消え入りそうな声でつぶやく。]
……わか、っ、てるよ お前の言ったこと、わかってるよ。
お前が俺に生きろって言うんだから、 いきてるよ。しなねえ、よ。 だからお前もちゃんとしてろよ
[ただ、もう少しだけ泣かせてほしい。
そう明言することはなかったが、 辰美はそう言い切って、肩を震わせ、泣いた。]
(614) 2020/06/19(Fri) 14時頃
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[そういえば、こんなに泣いたのは何年ぶりだっけ。 ………………ああ、俺は本当にいつも、]
(615) 2020/06/19(Fri) 14時頃
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|
………… 内緒にしといて、まじで
[そうして涙も涸れる頃に、 からからに乾いて、少しガラガラになった声で 辰美は居心地が悪そうにそういった。
羞恥心って最後にやってくるんですってね。 色々と自分の無様な姿を自覚してしまったので 辰美は真っ赤になりそうな顔を強引にハンカチで拭った。]
(616) 2020/06/19(Fri) 14時頃
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|
…………聞いてくれてありがとよ、礼一郎。
[泣いても喚いても何も変わりはしないけれど 確かに、泣いたことで恐れは軽くなっていて だから辰美は、立ち上がって まずそれを礼一郎に伝えようとして
辰美幸俊はそれに気づかなかったが―― 本当に久しぶりに、口角をあげて微笑んだ。]**
(617) 2020/06/19(Fri) 14時頃
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|
/* 全力なのでは 全力です
(-64) 2020/06/19(Fri) 14時頃
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傷つくみんながすき。 悩むみんながすき。 苦しむみんながすき。 そうして 楽しむみんながすき。
(618) 2020/06/19(Fri) 14時半頃
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あたしが真似しているなにもかもを、 自分の手で、どういうかたちであれ、 持っているみんなが、すき、だよ。
(619) 2020/06/19(Fri) 14時半頃
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文化祭楽しかったね、ほんとう。 きらきらしてた、だいすきだった。 舞台に齧り付いたの、まだずっと覚えてる。
(620) 2020/06/19(Fri) 14時半頃
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みんなが うつくしかった。
(621) 2020/06/19(Fri) 14時半頃
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しんどいな。
(622) 2020/06/19(Fri) 14時半頃
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[ そうだといいな、って、あたしは 言う。>>483
夢をもらうばかりの少女を想像する。 与えなくても、与えないことを知っていても、 何も言わなかったあたしは、 嘘つきでなくても 秘密を抱えていることになるのかな。 そういうこともあるよね、ね。 ]
(623) 2020/06/19(Fri) 14時半頃
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[ あたしは幸せなので、 不幸せがどこかにあるだろうみんなが好きです。 ……なんて、不純なりに、 みんなが好きだったのはほんとだよ。 告げてみたら、どう思われるかな、いやだね。 ]
(624) 2020/06/19(Fri) 14時半頃
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[ もう一度お腹を撫でる。ぐう。 せいかちゃんはお弁当……なのかな。>>485 持ってきたってことは、 昨日のぶんかもしれないけれど、 ここは日付が変わってないみたいなので、 おっけーとしましょう。
……日付が変わらない、というわりには、 おなか、とってもすくんだけどね! ]*
(625) 2020/06/19(Fri) 14時半頃
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─── みちすがら ───
[ あたしはもう一度クレープ屋に向かっていた。 せいかちゃんには待っててもらって、ひとり。
廊下は相変わらず文化祭の様子で、 そういえばこんな店あったんだな……なんて、 教室のすぐ傍なのに、今更気付いたりもして。
あの時は他の学校からの人とか、 それこそ保護者とか、たくさんいたなあ とか、 席のひとつを占領していたとはいえ、思うもの。 ]
(626) 2020/06/19(Fri) 14時半頃
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──── 、
(627) 2020/06/19(Fri) 14時半頃
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[ すれ違う ひと が、見えた。 ]
(628) 2020/06/19(Fri) 14時半頃
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[ 恋人、家族、親友、クラスメート、なにもかも。 あ、幻覚 とか、 夢のよう とか、思う。
……あたしはこういうの担当じゃないのにな? 冷静なのか正気じゃないのか分かっていないけれど、 でも、正気じゃ無い方が生きてる気がしたから、 もう いいかな、ぼんやりみんなを見て思う。
夢であればあたしはなんでもすきだよ。すき。 ]
(629) 2020/06/19(Fri) 14時半頃
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[ クレープを頼む、ふたりぶん。 盛りに盛ったやつと、いちごのやつと、ふたつ。 せいかちゃん食べるかなあ。 好み、聞きそびれちゃった。
今は店員さんも見えるから、 まったく不思議なこともあるものですね。 正気じゃないなあたし。 ]
(630) 2020/06/19(Fri) 14時半頃
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[ 皿を両手に持って、それから、振り向いて。 まだぼんやり見える人の間を、すり抜けようとして、
…………、 ]
(631) 2020/06/19(Fri) 14時半頃
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人波にとけそう。
(632) 2020/06/19(Fri) 14時半頃
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あ、 むり。
(633) 2020/06/19(Fri) 14時半頃
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[ ぺしゃん! ]
(634) 2020/06/19(Fri) 14時半頃
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[ 気がつけば 無人 の、廊下で、 あたしはクレープを二枚とも落としていた。 心臓はばくばくなんてしなかったのに、 ぎしぎし、きこちない動きで、廊下を見下ろして、 ]
(635) 2020/06/19(Fri) 14時半頃
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………うわーやっちゃった。
[ 食べ物は大事にしましょう。フツーのことです。 頭の中でごめんなさいをたくさん繰り返しながら、 掃除を挟んだものだから、 きっと、帰ってくるのは遅かったと思う。 ]
(636) 2020/06/19(Fri) 14時半頃
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[ そうして正面、 今度はせいかちゃんといただきます。 これ、しおりちゃんイチオシだよ!なんて、 あまーいクリームのクレープを示して、わらう。
食べきったら……うん、 増えた階上のことについて聞いて、 見るだけ見に行こうかな、なんて、言ったと思う。 ]
(637) 2020/06/19(Fri) 15時頃
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作品はできるだけ見たいっていうし……?
[ ほんとの理由だけど、 自分でもちょっとあやふやなのは、 ほんとをほんとで隠しているからかもしれません。 ]
(638) 2020/06/19(Fri) 15時頃
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おかけになったテレパシーは圏外です。 ずっとそんな感覚だから、 ほら 場所変えてみたいな、なんて、 そんなこと言えない ねー。*
(639) 2020/06/19(Fri) 15時頃
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──現在/購買── ……わかってるよ。 [ そっから先。 行きつくとこまで行きついた気でいたのに、 この世はなんだか果てしなくていやになるな。 真面目に諭されてしまう。>>603 礼一郎もわかってるよって、 そんな目をしていたつもりだった。 危うい二人が肩を寄せ合って、 共感なんぞをしたりできるので、 案外狂気なんて身近にあるのかもしれない。]
(640) 2020/06/19(Fri) 16時半頃
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[ 小さい子どもみたい。……小さいころみたい。 しゃがみこんで泣く辰美を見て、>>606 礼一郎は少しだけ平和なことを思った。 あたたかな気持ちというは、 ほんと単純に、昔みたいだなって。 礼一郎も同じように昔みたく、 腕を掴んで引きはがしてやったって、 掴んだ腕は礼一郎より太くて、 簡単に体が揺らぐんでもないから、 そう、なんていうか、ただ、 ……もう、ガキじゃないんだなって。 大人ってカテゴリがあまりにもう目前で、 礼一郎はそれになれるかもよくわからない。]
(641) 2020/06/19(Fri) 16時半頃
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[ 辰美がそのとき何を考えたかなんて、 礼一郎にはわからないけれど、>>609 今そこに降り積もっているのなんて、 礼一郎がそいつに宛てた言葉でしかない。 から、それはどうだろうな。 少なくとも、 許す許さないの話じゃねえとは、思う。]
(642) 2020/06/19(Fri) 16時半頃
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[ なんていうか、思うんだけど、 人間の頭、ぱかっと開けて中を見て、 手突っ込んで適当にいじれたらいいのに。 でも、人間の中身なんか、 他人が意図して変えられるものじゃないし。 他人との関わりで変化することがあったって、 それは経験を経て本人が変わったから、だと思うし、 そういうことができるならきっと、 こんなことにはなっていない。 というか、できるんならとっとと、 礼一郎はそうしておいてほしかった。]
(643) 2020/06/19(Fri) 16時半頃
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[ 突然に肩を掴まれて、 礼一郎はただその顔を見ていた。>>612]
(644) 2020/06/19(Fri) 16時半頃
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[ 悲痛という形容が頭をよぎり、 礼一郎はもう笑えていなかった。 言葉がだんだん、 細かいところに降りてきて、 毎日の生活に根差した話に、なって。 礼一郎はそれをじいっと聞きながら、 そうしたくなってしまって、 落ち着けと諭すように、 自らもまた辰美の肩に手を伸ばし、 ほう、とひとつ息を吐いた。]
(645) 2020/06/19(Fri) 16時半頃
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……あのさ、俺が言えた話じゃねえ、 っていうか、俺だから言えんのかな。 おまえさ、家、出たほうがいいよ。 帰んの怖いんだろ、やなんだろ。 あのな、待ってたって仕方ねえから。 無駄にならないかもしれないけど、 たぶん報われるころには、 おまえがボロボロになってるよ。 ……わかってるよ。 俺だって、ほんとに、 ちゃんと生きてく気だってあんだよ。 …………あるから。
(646) 2020/06/19(Fri) 16時半頃
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……だから、ちゃんと見てる。
(647) 2020/06/19(Fri) 16時半頃
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[ そうっとその肩を撫でていた。 そいつがすっかり泣き止むまで、 ちゃんと、友人として、 そこで見守っている気でいる。 内緒にしといて。>>616 の言葉に、礼一郎は赤みの残る目と、 もう強張ってはいない口元で、] ……ああ、お互い。約束な。 [ ──って、神妙な表情で言って、 それから、急に情けねえ会話だなって、 堪えきれずか、照れ隠しか、笑って。]
(648) 2020/06/19(Fri) 16時半頃
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────あ、
[ 一瞬、礼一郎は驚きに目を見開き、 次の瞬間、ようやく大丈夫の言葉を思う。 つられるように、礼一郎もくしゃりと笑う。]
……や、こっちこそ。ありがと。
[ 本当は礼一郎から言うべきだった! ……というか、言いたかったのかもしれない。
こんなときにも礼一郎は、 ほんの少しばかりの照れを滲ませてしまって、 それから、それから……、]
(649) 2020/06/19(Fri) 16時半頃
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[ 礼一郎は教室に、 喜多仲の人形のことを伝えに戻ろうか。
ごめん、テレパシーとか何もないから、 君の期待には応えられていないです。
このあとどうする? って話を、 多少交わして、それぞれの道に立つ。 ことになるんだろう、おそらく。
んじゃ、って、 礼一郎は何もなかったふうを装って、 次の場所へと向かおうとするけれど、
そうだ。と思い出したように、 耳貸せって、手招きをする。あのさ、]
(650) 2020/06/19(Fri) 16時半頃
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ちゃんと笑えてるから、 おまえはまだ、だいじょーぶ。な?
(-65) 2020/06/19(Fri) 16時半頃
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[ 分かった? って、礼一郎は笑う。 たまに。これからも。 こうやって囁いてやるから、いきなよ。**]
(651) 2020/06/19(Fri) 16時半頃
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──現在・廊下──
[ しおりちゃんの背中を見送ったあと、 本当の体育館の方へ向かおうかな、と悩んで。 ……やめた。 ひとりでいくにはちょっと勇気が足りなかった。
ただ、座ってごはんを待つには落ち着かなくて ロッカーの中から、箒を取り出した。 お掃除しよう!って、思った。 ひとりでするには、範囲があまりに広くって 今日だけじゃ終わりそうもなかったけど。 ]
(652) 2020/06/19(Fri) 16時半頃
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[ 箒、だけじゃ足りなかったかも。 バケツに雑巾、あと理科準備室から薬品も、 ペンキの跡って簡単に落ちないじゃない?
廊下とか、手すりとか、 べたべたついてる足跡や手形。 消えないかなあってごしごしする。 箒も持って、埃やゴミも集めるよ。
だれかが通りがかれば、 あんまり汚さないようにねって 声をかけたりもするだろう。 ]
(653) 2020/06/19(Fri) 16時半頃
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ここの創造主さまへ
あなたの心、少しでも晴れやかになりませんか? なりませんか、そうですか。 私は無心になれて、ちょうどいいです**
(654) 2020/06/19(Fri) 16時半頃
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/* わーーー間に合わなかったっぽい
(-66) 2020/06/19(Fri) 17時頃
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[>>555インク塗りゲーム、ありましたね。 わたしはすみっこまで塗るのに夢中になって、攻撃を避けられなくてやられるタイプです。 学校を舞台にしてみんなで乱戦。ゲームで遊ぶのもいいな。]
火って、青いほうが安定してるんだよね。 昔から赤いイメージだったからびっくりだったよ。 光の色って、不思議だよねー。
[>>556こんなところで心乃ちゃんと化学の勉強。 話の元はガスコンロなので、家庭科でもある?]
(655) 2020/06/19(Fri) 17時頃
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心乃ちゃんの腕の中に包まれて、 あったまりながら死ねたらしあわせだなぁ……。
[>>557しみじみ。そんな遠い目をしたけど、もしかして今は笑えない?]
ピンク好き。 赤寄りのピンク、いいよねぇ。
[名前に紫が含まれているからって、紫のものは欲していない。 親から勧められたりするけど、自分が選ぶ色は自分が好きな色。 部屋を埋め尽くす小物のほとんどがピンクやオレンジ、暖色系だ。
……紫は、嫌いってわけじゃないけど。 いらない。]
(656) 2020/06/19(Fri) 17時頃
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[役者のいない舞台を見上げて、その物足りなさを共有する。 そして、お互いに見たマネキンの情報も共有することになった。]
千夏ちゃんも? ……え、なんで。
[彼女は帰れないって言っていた。 この世界は千夏ちゃんのものだって、わたしはなんとなくそう思って。 無意識にそれを信じ込んでいた。……のに。]
そっかー……。
[そっかー。理解か納得か、いずれにせよその言葉しか出て来ない。 誰かさんじゃないけれど。そっかー……。]
(657) 2020/06/19(Fri) 17時頃
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あのね、まなちゃんとも話したんだけどね、 いらないんじゃなくて、いられない。 ってことなんじゃないかな……って。
[>>560心乃ちゃんの独り言のような言葉をキャッチして、 仮説でしかないけど、安心させるように柔らかく言う。]
この世界の主って、死にかけてるらしいから、 生きている人は最後まで同じところにはいられないのかも。
そうじゃなかったら、 いらないって追い出されるんなら、あんまりだもん。
[まなちゃんは納得してくれました。どうですかね。]
(658) 2020/06/19(Fri) 17時頃
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了解! 家庭科室にあるもので何か作ってるね。
[ちなみに得意料理は麻婆豆腐です。 ……市販の素を使用するやつですけど。 なので、残念ながら秘伝の味も何もないから、 手伝ってくれるようならそれは止めたりしない。
ちなみに、 >>508さっきから心乃ちゃんが青く染まった手に持っている鍋を見て、 (朝ご飯を作りながらここに来たのかなー)とか思ったりしたけど、 その鍋がどこから出てきたものなのかは、察しがつかないのであった。]
(659) 2020/06/19(Fri) 17時頃
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[すべてを与えてくれる優しいあなたへ、 与えてくれた分だけ、それを返したいのです。
できるかどうかはともかく、 そう在るべきだって道徳の授業では習いました。
わたしに限らなくて、いろんな人が、 少しずつでいいから、あなたに返せる世界でありますように。*]
(660) 2020/06/19(Fri) 17時頃
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―― 現在:教室 ――
[ まなが買い物をしてくるというのに、>>626 ついていこうか? と言ったけれど、 待っててと言われれば、おとなしく待っていた。
待っている間、黒板をぼんやり眺めて、 そっか、喜多仲もここからいなくなったのか……なんて、 そんなことを考えていた ]
最後にしゃべったの、いつだったっけ……。
[ 考えて、ああそうだ、と思い出す。 連城と二人で、大量の食糧を教室に運んできた、 あの時だった。 腕がもげると叫んでいた喜多仲から、 袋を一つ受け取ったのだ ]
(661) 2020/06/19(Fri) 17時半頃
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[ 心乃がごはんを用意してくれているって知って、 崩れ落ちた連城の上に座ってたんだっけ。 よかった、となんとなく思った。 最後に話した時、笑っていた。 誠香も、喜多仲も。 それを思えば、あの無駄な労力(笑)も、 決して無駄ではなかった、のかもしれない ]
(662) 2020/06/19(Fri) 17時半頃
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[ そんなことをぼんやり考えていたら、 結構時間が経っていて、 あれ、まな、遅いな、と思った ]
おかえり。 大丈夫だった?
[ 遅かったね、なんて言い方したら、 まるで責めているみたいだし。 何もなかった? 大丈夫? そう帰ってきたまなに言った。>>636
クレープを示されたら、目を丸くして、 ああ、これを2人分作ってくれていたから 遅くなったのか、なんて納得する ]
(663) 2020/06/19(Fri) 17時半頃
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ありがとう! 美味しいよね。 昨日、千夏ちゃんたちとも食べたんだ。 ……でも、その盛りは、すごいな。
[ 盛りに盛ったクレープにちょっと目を見張り、 朝からそのサイズを食べられるまなの胃を ちょっと羨んでみたりした ]
(664) 2020/06/19(Fri) 17時半頃
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[ 6階の話になると、少し心配顔になったと思う。>>637 別に危険なわけではないけれども ]
なんていうか、体験型トリックアート知ってる? あんな感じだよ。 僕はちょっと歩いただけで酔っちゃったから、 まなっちも無理は禁物だよ。 平衡感覚がおかしくなって、 壁に手をつこうとしたらインクがべったりついちゃって、 へこんだ。
[ そんな話をしてから、 今度は誠香がまなに聞く ]
(665) 2020/06/19(Fri) 17時半頃
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僕は……喜多仲、見に行こうかなと思って。
[ 会いに、と言いかけてやめた。 喜多仲のマネキンは喜多仲じゃない ]
場所、教えてくれる? [ そうして、場所を教えてもらったら、 そのことと、クレープのお礼を言っただろう* ]
(666) 2020/06/19(Fri) 17時半頃
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/* しおちゃんは帰ってこれるかなあってどきどきしている。 しおちゃんはその場しのぎでとっさの嘘をぽろっと言っちゃう感じだと思ってたけど、後輩君の件は計画的に嵌めてるからなあ……
合成写真で脅された5の香里が聞いたら激おこです。
(-67) 2020/06/19(Fri) 18時頃
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――現在:3階廊下→――
[ 怜と別れ手分けして探索ということになり、 とりあえず上階に行ってみることにした。 準備室来る前元々そうしようと思っていたし、 やはりか手がかりがあるなら増築部分かなと思ったので。 しかし、]
うわ……またホラー案件……?
[ 3階から上への階段の手すりに、 何やら赤い手形>>199がついているのを見つけて顔をしかめる。 血、ではなくインクなのはまだ良かったけども。 ついでに何やらスープの跡のようなものが点々とついている。なんで? しかし、色々オカシイからといって引き返すわけにもいかぬ、といざ上階へ]
(667) 2020/06/19(Fri) 18時頃
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えーーーどこまで増えんのこれ……?
[ 4階の上に、5階どころか6階まであり、 うへえ、と思う。 そして階段から廊下の方へと目を向ける。]
うっそお……?
[ そこにあったのは、廊下が傾き、教室の部屋も歪に曲がっている歪な世界>>9だった。 もちろん赤いインクもご健在だ。
この歪な世界が、この校舎の中に居る誰かの頭の、心の中だというのか。 こんな風になってしまうまで、何かを抱えていたのだろうか。 誰も、そんな風には見えない、見えなかったのに。 悩みを隠して笑っていたのだろうか、俺みたいに。]
(668) 2020/06/19(Fri) 18時頃
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しゃーない、行くか……!
[ 正直足を踏み入れるのを躊躇うような空間だが、 意を決して中へと足を踏み入れて、 傾いている廊下を、慎重に歩いていく。 世界の主への手がかりを見つけるために*]
(669) 2020/06/19(Fri) 18時頃
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架空惑星 レンは、メモを貼った。
2020/06/19(Fri) 18時頃
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────……でした。ちゃんちゃん。
(+13) 2020/06/19(Fri) 18時頃
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おしまいっ。 毎日死を願う人間もどき。 でした!
(+14) 2020/06/19(Fri) 18時頃
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[ とは、なりません。 千夏は生きています。 これからも生きていくでしょう。
いつかは死にますけど、 きっと100万回願う前に死んでいきますけど、 それでも千夏は今。生きています。 ]
(+15) 2020/06/19(Fri) 18時頃
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-- 現在/自宅 -- [ 目の前は真っ暗で、すこしびっくりした。 さっきまで、あれ? 雪に落ちたんじゃなかったっけ。 広がるはずのものは白なのに、黒くて。 と千夏は混乱する。 ]
あ。そっか。 ……そっかあ。 死んだんだっけ。
[ だから、帰ってきた。 千夏ではない誰かの精神世界で、 願うだけではなく、本当に死んだ。たぶん。 ]
(+16) 2020/06/19(Fri) 18時頃
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[ 横を向いて少し膝を折って寝るのが、 千夏スタイル。これが一番よく眠れる。
へたくそなお祈りみたいに、 鎖骨の前で両手を握りこんで押し当てる。 そっかー……と胸の中で2分くらい呟いた。 ] ……誰だったんだろう。
[ ようやく意識がそこに戻る。 文化祭の世界を作り上げた誰か。 あ。と思って、枕元にあるスマホに手を伸ばした。 一足先に帰ったはずの夏美が、 なにか情報を掴んで知っているに違いない。 ]
(+17) 2020/06/19(Fri) 18時頃
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[ スマホを立ち上げれば、 夏美からの数回の不在着信に、メールに。 あの、校舎でみたメール。>>1:1>>6 差出人の名前は、精神世界と違って表示されている。 ]
(+18) 2020/06/19(Fri) 18時頃
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……紫織ちゃんっ!?
[ ベッドで寝転がっているだけじゃいられなくて、 ようやく千夏は布団を蹴り上げて、寝床から出る。 部屋の明かりをつけて、 夏美からのメールや留守電を確認する。
一酸化炭素中毒。 火事のほとんどの死因がそれだって、読んだことある。 ……火事に巻き込まれて? ううん。メールに死にますって書いてある。 ]
(+19) 2020/06/19(Fri) 18時頃
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[ どうしたらいいんだろう。 と千夏は思った。
メールをスクロールさせていけば、 病院に行くから!と夏美が宣言していた。 夏美の行動的なところが羨ましくて、 同時に……、ううん。 今はあんまり思わないかもしれない。 ]
(+20) 2020/06/19(Fri) 18時頃
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[ なにができるわけでもないけど、 千夏も紫織が搬送されたという病院へと、 赴くための身支度の準備を始める。* ]
(+21) 2020/06/19(Fri) 18時頃
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師範棋士 千早は、メモを貼った。
2020/06/19(Fri) 18時頃
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―― 現在:体育館 ――
[ 毛布が掛けられた何かを、見下ろしていた。 人の形をしているので、きっとこれが、 喜多仲によく似たマネキンなのだろう。 来てはみたものの、まだ毛布をめくる覚悟は持てず、 誠香はしばらく立っていた ]
……全然、喜多仲っぽくない。 ウェーイ、ズーミン、こんなところまで 俺に会いに来てくれちゃったの? ウケるー(笑) くらい言えっての。 ばーか。
[ 悪口を言っても、もちろん毛布は動かない** ]
(670) 2020/06/19(Fri) 18時半頃
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ちょっと滑っちゃって……。
[ 大丈夫、って。言っている。>>663 流石に見たものの説明は、びびって通じていようが、 ちょっと理解が追いつきそうに無い気がする。 あたしもしばらくぼんやり……しそうだな、多分ね。
昨日、ちかちゃんとたべた、って。 そう聞いてあたしは、わらう。>>664 この世界に誘った、誰かを想像して。 ]
(671) 2020/06/19(Fri) 18時半頃
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/* あああ、道中にここのん遭遇ロル挟もうと思ってたのに忘れてたああああ時間切れええええええええ
(-68) 2020/06/19(Fri) 18時半頃
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[ 盛りすごいよねえ、なんて笑って、 あたしたちはきっと、 何口もかけて食べて、それから、>>665 ]
(672) 2020/06/19(Fri) 18時半頃
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[ ……無理は禁物だと言ってくれるせいかちゃん、 真面目で、やさしい なあ。 体験型トリックアートって言葉に、 ちょっとどきどきするの、 あたしが夢ばかり見てるからな気がするの、 ちょっとだけ申し訳なくなってくる。
使い捨ての皿をゴミ箱にシュート、して、 口についたクリームはティッシュで拭って、 ]
(673) 2020/06/19(Fri) 18時半頃
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体育館にいるみたい。 あ、……体育館ももういっこできてたんだけど、 なっちゃんがいた方。
[ 直接見てないので、こういう言い回し。>>666 なんだか今日はクレープのお礼を言われる日ですね。 片方はあたしは押しつけましたが、 気持ちは良い感じです。
きっかけはしおりちゃんなので、 なおのこと気持ちが良いです。おいしいものの輪。 ]
(674) 2020/06/19(Fri) 18時半頃
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/* ハア?おれそんなイメージなのぉ?ウケる〜(笑)
(-69) 2020/06/19(Fri) 18時半頃
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[ そうして別れる、教室の前。 あたしは、ほら、せいかちゃんはここにいるから、 直接言うことにする。これからのこと。 ]
(675) 2020/06/19(Fri) 18時半頃
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/* ちかのどうでもいい設定とかもちゃもちゃあるので、わたしは楽しい。
シュークリームは弟の大好物です。 ちかと母が食事制限を始めて、不定期で父が買ってきたシュークリームでいはなくなりました。ははは。
弟の誕生日に買ってきたケーキをちかが拒否して、弟がキレる話もあります。 人の誕生日に水差してんじゃねーよ、と壁を殴ったので、ちかのへやの前の壁には穴がある。 いまはなんか絵とかかけて隠してあります。 弟が中1、ちか中3のときなので、穴の位置は低いんですよ。はやみ家ただでさえちびな一族なので、絵をかけるにしてはすこし低いのです。あは。
(-70) 2020/06/19(Fri) 18時半頃
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せいかちゃん、あのさ。 ……戻ったら、あたしもメイク、 一緒に教えてもらいたいな。
みんなでやろうよ。きっと楽しい。
(676) 2020/06/19(Fri) 18時半頃
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また、あとでね。*
(677) 2020/06/19(Fri) 18時半頃
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— 1F家庭科室 —
[さて、朝ご飯を……いや、もう昼……もやや過ぎていて…… 何ご飯かわからないけど、いいや、作ろう。 代わりに作ると言った手前、もう引けない。
文化祭を再現した喫茶や屋台はたくさんあるのだから、 そっちで食べればいいか、とも思うのだけど。 まあ……食べたい人が食べられればいいか。とも思う。適当。
>>326部屋の中はやや散らかっていたけれど、 そちらに手をつける前に、窓の外の眺めに視線をやった。
>>2:824だから、降り積もる雪の向こうに落ちている何かに気付く。 >>274白いコートがかけられていて、覆い隠されてはいたけど。 ああ、……たぶん。]
(678) 2020/06/19(Fri) 18時半頃
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千夏ちゃん。
[ぽつりと呟いても、返事があるわけもなく。 この世界から帰れたんだね。 そっか、帰れたのか。 ……じゃあ、良かった。
今ここに見えるものは人間ではないけど、 人間の彼女はきっと、現実世界で生きていく。 打ち上げはできなくなっちゃったけど。 またね。]
(679) 2020/06/19(Fri) 18時半頃
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[……窓に縋り付いていたら、息でガラスが曇った。
さて、何を作ろうか。 昨日はまろやかなシチューだったから、今日はちょっと攻めてみる? 麻婆豆腐の素が置いてあるならいいんだけどねぇ。 調理部が残している食材のバリエーションはいかほどか。 料理はそれなりにできるとはいえ、本格的な香辛料を組み合わせて作れるほどのスキルは無いので。
この程度で「料理ができる彼女」を名乗るのが詐欺じゃん、と言われたなら、 うるさいな、めんつゆとだしの素を否定するなよ、とキレます。
——と、材料を探しながら、鍋とガスコンロを見やった瞬間、]
(680) 2020/06/19(Fri) 18時半頃
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[激しい頭痛と吐き気、全身の痺れ。]
(681) 2020/06/19(Fri) 18時半頃
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[…………白昼夢を一瞬だけ見た。気がした。 たっぷり寝たんだけどな。まだ疲れてるのかな。
……よし、じゃあ、 ガス火を使わずにおにぎりでも作ろうか。
暖かくて栄養満点な料理に需要があるだろうけど、 ごめんね、よくわからないけど、ちょっと無理そうだ。]
(682) 2020/06/19(Fri) 18時半頃
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[というわけで、お米が炊けるのを待ちながら家庭科室を片付けた。 テーブルを拭き、椅子を片付けて、 楽しい時間の名残も終わってしまえば元通りに。
髪は後ろに一本にまとめて、しっかり手洗い、消毒。 海苔と具材を用意して、炊き上がったお米に包むように握る。]
(683) 2020/06/19(Fri) 18時半頃
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[基本のおかか、昆布、梅、明太子、ツナマヨに、 赤紫蘇のゆかり、ネギとしらす、ウインナー、 レンジアップして作ったバターコーン、 天かすと胡麻と青のりのおむすび、 ツナにめんつゆとカレー粉を合わせたツナカレー、 コンビーフ缶とチリソースで作ったタコライス風。
……よし。これだけ作れば彩りは豊かだ。 美術も料理も、やっぱり作っているうちが一番楽しい。
作るだけ作って、全部食べてくれるのかってことまでは考えていない。 ちなみに味の平均点は41(0..100)x1点。]
(684) 2020/06/19(Fri) 18時半頃
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[ガス火さえ使えたらもっと本気出せたんだけどなー。 強がり。]
(685) 2020/06/19(Fri) 19時頃
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[家庭科室を出て、教室へ向かう。 食べたい人は食べていいと黒板にでも書いておくつもり。
もし途中で誰かとすれ違ったなら、]
おにぎりできたよー。
[……と、現況を教えたりしただろう。**]
(686) 2020/06/19(Fri) 19時頃
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/* このホスト、何やってんだ???(自問自答)
(-71) 2020/06/19(Fri) 19時頃
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─── → 6階 ─── [ そういえばあたし、そもそも、 知ってる階以上も以下も行ったことが無かった。 夢の世界を楽しめていない。なんてこと。
階を増やしてどうしたいのかな、とか、 なんで階を増やしてるのかな、とか、 やっぱりわからない目的を考えてる。
……最初はなんかそっくりだなあとか思ってたけど、 だんだんそっくりどころのレベルじゃなくなってきて、 うわあ って よく分からない独り言すら零れた。 ]
(687) 2020/06/19(Fri) 19時頃
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[ ちょっとホラーっぽいね、と そう思ってしまったのが駄目だったのか。
6階、に向かうところで、 ]
(688) 2020/06/19(Fri) 19時頃
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[ 人影が見えてしまったので、>>669 ]
(689) 2020/06/19(Fri) 19時頃
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ひ、──────────!?
[ 連城君にとっては懐かしいような状況でしょうか。 生憎あたしははじめてこんな声が出ました。
新鮮な絶叫ってやつですよ。 うわーーー!!とか言えれば良かったのにね! 声って実際そんな出ないですね!!残念! ]*
(690) 2020/06/19(Fri) 19時頃
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/*
落ち……落ちロル……って顔をしていますが いいんちょとたつみくんにうわーーーーってぐわーーーーってなってます!!!あたしは綿津見!!語彙力の無いおんな!!
(-72) 2020/06/19(Fri) 19時頃
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/*
落ち……落ちロル……って顔をしてい(るので灰がめっきり減って)ますが
(-73) 2020/06/19(Fri) 19時頃
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/* うっかり忘れ去りそうでしたが、礼一郎誕生日おめでとう。 冷たい校舎でお誕生日だなんて、ラッキーボーイだな。
(-74) 2020/06/19(Fri) 19時半頃
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/* >>684 3年8組のみんなのほっぺたが落ちる日は来るのか 調理組のランダムチャレンジ、報われなくて笑ってしまう 描写はあんなにおいしそうなのにどうして
(-75) 2020/06/19(Fri) 19時半頃
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──二階へ──
[ 教室へ戻ろうと思って、 廊下を歩いていく途中。
礼一郎はそこを通りがかって、 あっ。って何かに気づいた顔をする。
汚さないようにね。と、 掃除用具をたんと抱えた愛宮は言った。>>653
……盲点だったなあ。 いや、なんか、何度か思った気がする。 足跡とかいろいろやばいなって。 ただ、今まですっかり忘れてて──、]
(691) 2020/06/19(Fri) 20時頃
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[ ……言い訳はやめよう。]
(692) 2020/06/19(Fri) 20時頃
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悪い、全然気づかなかったけど、 確かに足跡とか、いろいろひどいな。
[ どうやら愛宮はひとりだった。 礼一郎はばつが悪そうに頬を掻いて、 ……そうだ、どこかに礼一郎がつけた、 黒い足跡も残っているはずだ。
……それを思うとちょっと気まずい。]
(693) 2020/06/19(Fri) 20時頃
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……ありがとな。 俺、ちょっと教室戻ったら、 向こう側から手ェ付けるわ。
[ 向こう側。廊下の反対側を指さして、 礼一郎はそんなことを言った。
足跡だけじゃなく、 どこかに不穏な血痕も残ってるよなあ。 ……片づけておこう、と内心思う。
料理にはなじみのない礼一郎だけど、 ゴミ拾いとか掃除なら、 得手不得手とかじゃなくできると思う。 ……あたりまえ? そりゃそうか。]
(694) 2020/06/19(Fri) 20時頃
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[ ともかく、 そう言って礼一郎は手を振った。
すでに報告がされているとも知らず、 地下へ続く階段を横目で見ながら、 一歩ずつ、上階へと足を進めていく。*]
(695) 2020/06/19(Fri) 20時頃
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/* 食いしん坊ではないけどおにぎりも食べたい。 とりあえずは人の居場所ちゃんと把握……
(-76) 2020/06/19(Fri) 20時頃
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CC レイは、メモを貼った。
2020/06/19(Fri) 20時頃
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ひゃあああああああああ!!?
[ 突然お届けされた新鮮な絶叫>>690に飛び上がらんばかりに驚き、お返しとばかりに叫ぶ。 昨日もこんなことありませんでしたっけ?
若干ビクつきながら声が聞こえた方向を見れば、 そこに居たのは見知ったクラスメイトの姿だったので、 一安心しつつ、はーーー、と長く息を吐いた。]
(696) 2020/06/19(Fri) 20時頃
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まなちゃんかあ、もー、びっくりした……
えーっと、まなちゃんも6階?見に来たの?
[ 確認を取るように聞いてから、 再び廊下の方にちらりと視線をやる。 どこからどう見ても、見て気分が良くなるどころか悪くなりそうな光景だった。]
(697) 2020/06/19(Fri) 20時頃
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この廊下、色々歪んでてさ、 見てたらけっこー気分悪くなったりしそうだけど…… それでも、見る?
[ 忠告するように、そう確認の問いかけをして、首を傾げる。 見ない方がいいんじゃ、と思いながらも、無理に止めるつもりはなかった。 これが世界の主さんの頭の中を表しているなら、みんな知っておいた方がいい、のかもしれないし*]
(698) 2020/06/19(Fri) 20時頃
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――現在/購買――
[小さい頃のように蹲っていても やっぱり体格の差は出る。>>641
随分遠い昔、自分より大きく見えた礼一郎が ……もうその肩とか腕だって細く見える。
大人になる刻限は近くて、 取りこぼしていくものはたくさんあって、 取り返す時間は、そんなになくて
嫌になるな。 もっとちゃんと作ってくれよ、神様。]
(699) 2020/06/19(Fri) 20時頃
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[ひとりひとつ生まれた時に渡される箱。 ひとりひとつの小さな世界。
ひとひとりの、頭蓋の中身。
不良品取り換えてくれないかな。 あと礼一郎の苦しいのも取ってやれねえかな。
辰美はそう思うけれど、 設計者はあっさり解決>>643が お好みではないらしいので あいにくもらえるのは泣きすぎの頭痛だけだった。]
(700) 2020/06/19(Fri) 20時頃
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[……ええと。それで、そう、泣いてる。 怖い、っていいながら図体のでかい男が泣いている。
普段の辰美なら恥で死にそうだったが、 耐えていたって死んでいたんだから こちらの方が良かった。
礼一郎の手が肩に触れる。>>645 呼吸が聞こえる。 諭すような言葉が聞こえる。]
(701) 2020/06/19(Fri) 20時頃
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………… ………………
[だけども、兄と父母でどうしていくのだろう。 出ていったらあの家は。 ――過ぎる思考があって、 呵責に溺れそうな中で辰美は必死に息をする。 吸って、吐いた。]
そ、だな…… …………。出たい。
[見てる。と言われ肩を撫でられて、 ようやく雁字搦めの子供が息をする。]
(702) 2020/06/19(Fri) 20時頃
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架空惑星 レンは、メモを貼った。
2020/06/19(Fri) 20時頃
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…………うん。
[かすれ切った声でそうつぶやいた。 後はもう、自分より細い肩に触れて 辰美は静かに嗚咽を漏らすだけだった。]
(703) 2020/06/19(Fri) 20時頃
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[約束。という単語に瞬いて、 辰美は礼一郎の赤い目元を見ていた。
照れ隠しのように笑うのが なんだか礼一郎らしくて、 辰美はまねをするようにこう返す。]
ん、……約束。破ったらボコす。
[礼一郎がそういうのを 破る男じゃないのは知っているけれど。 あと、過去にボコられていたのは辰美の方だ。]
(704) 2020/06/19(Fri) 20時頃
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……?
[礼一郎が目を見開くから 辰美はぱちぱちと瞬いた。
くしゃりと笑う表情が 兄のようないやな笑顔じゃないことに、 ……それから あれだけ散々怒鳴っておいて、 2人とも謝っておしまい、じゃないことに ひどく、安心する。>>649]
[大丈夫。……立てる。]
(705) 2020/06/19(Fri) 20時頃
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[この後どうしようかなんて まだ辰美は決めていなかったから ひとまず、校舎を見て回るよと 礼一郎には伝えただろう。>>650
教室に戻って 喜多仲の人形の事を伝えてくれるなら 概ね期待には沿っているような気がしますけど。 ……ええと、辰美の期待は気にしなくていい。
散々泣いた目をこすり、 なんでもなかった……みたいは無理なので 控え目に「じゃあな」と言ったところで、
礼一郎が内緒話をしようとするから なんだよ、と耳を傾けた。]
(706) 2020/06/19(Fri) 20時頃
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[目を丸くして、 辰美は自分の頬を軽くつねる。 いや、夢かと思ったんじゃないから。
……少し沈黙した後、 辰美は「わかった」って答える。 それから一歩、二歩三歩と歩みだし]
(707) 2020/06/19(Fri) 20時頃
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[……あ、戻ってきた。]
(708) 2020/06/19(Fri) 20時頃
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おまえも、だいじょーぶ。 たまにはちゃんと悪い子に戻っとけよ。 いいんちょじゃなくて。
[戻ってきたことに気付いていようといまいと 辰美は内緒話のように礼一郎に耳打ちすると 悪童めいてくしゃりと笑い]
(-78) 2020/06/19(Fri) 20時頃
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/* 折角役者なんだし、幸くんみたいにさ、紳士とか、何の役で舞台に立ってたか決めて、台詞引用したりしたいものだけど。
思いつかない……明るい系の役だとは思うけど…… いつも笑ってるドジっ子騎士? いやいつも(よく)笑ってるだと紳士と被るのか?
(-77) 2020/06/19(Fri) 20時頃
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[そのまま、もう一つ呼吸をするより先に、 礼一郎とは反対方向へ、やや駆け足で
……逃げていった。**]
(709) 2020/06/19(Fri) 20時頃
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/* そういや秘話使えるんだっけ…… あるかな、使う機会……
(-79) 2020/06/19(Fri) 20時半頃
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―― 現在 / 廊下から階段へ ――
ゼッタイだぞ。
[俺は歯を見せて笑うと、ぱっと颯真の手を離した。
颯真曰く“人に言いたくない隠し事”>>117。 その隠し事がどんなものなのか、 気にならないと言ったら嘘になる]
(710) 2020/06/19(Fri) 20時半頃
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[けれど、困ったように笑うおまえの言葉>>567を 今は信じたいと願ったから。
俺は、颯真が悩みを話したいと思うそのときまで、 ふいって消えそうになるおまえの手を 握ることしかしないって、そう決めたんだ]
じゃ、またな。
[ひらり、と手を振って。二手に分かれた]
(711) 2020/06/19(Fri) 20時半頃
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[そうして俺はひとり、冷たい校舎を歩き出す]
(712) 2020/06/19(Fri) 20時半頃
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/* 途中感想を落としそこねたので今落とすんですが こんな全力で殴り合ったことある…??ってくらい殴り合わせてもらって礼一郎君にはすごく感謝をしています…………
(-80) 2020/06/19(Fri) 20時半頃
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[階段を上へ、上へと進む。
ペンキに彩られたその空間に、 俺は思わずカメラを構えた。
カシャリ、とフラッシュが焚かれる。 レンズ越しに見えたその風景は、 誰かの心象風景のように思えてならなかった]
誰が、こんな――
[小さな呟きは、仄暗い踊り場に 吸い込まれて消えてゆく]
(713) 2020/06/19(Fri) 20時半頃
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[再びカメラをかまえたとき、 レンズ越しに、見知った姿を捉えた>>695]
……レイ。
[呆けたように礼一郎を、見た]*
(714) 2020/06/19(Fri) 20時半頃
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CC レイは、メモを貼った。
2020/06/19(Fri) 20時半頃
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/* てか わだつみちゃんもそうなんだけど 火力がたかい たかいよ あと秘話二個もらっててチキンだからびっくりしちゃう
つよいな…………ひとびと、つよいな……
(-81) 2020/06/19(Fri) 20時半頃
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[ うわーーーーーーー!?!?!?!
…………って言いかけた絶叫返しは ぎりぎり喉で止った。 あぶない、ほんとうにあぶない。>>696 連城君おはよう、こんにちは。 ……ちがう、こんばんは?
お互いにクラスメートで良かった。 あたしは暫く硬直してたけれど、 声がかかって、>>697 ぎこちなく うん、とか、 まともな返事を返せたはず。 ]
(715) 2020/06/19(Fri) 20時半頃
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[ 連城君も、多分、あたしと同じように、 この増えた階を見に来たのだろうって、 それは想像がついた。
ぱっと見ただけでぐにゃぐにゃしてる学校、 ……もう、世界とか空間とか、 そういうところを見れば、言うとおり、 "けっこー気分悪くなったりしそう"だ。
あたしは首を傾げた連城君と、 反対方向に…… やっぱりちょっとぎこちなく首を傾げて、 ]
(716) 2020/06/19(Fri) 20時半頃
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でも、なにか、わかるかもしれない、し?
[ そうだといいね?って、 質問に質問で返すみたいだった。 わからないよね、きっと、あたしも連城君も。
一歩踏み出せば、 もう、バランスを崩しそうな勢いで、 やばいね、なんて呟く始末。 すべりそう、滑る。受験生なのにね!
隣の連城君に、 滑らないようにしなきゃって言ったけれど、 この上下左右が危うい空間、 できるかは分からない。 ]
(717) 2020/06/19(Fri) 20時半頃
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……連城君、 この世界を作って、 ここの階を作って、呼んだ人、って、 ……あたしたちの、中にいるんだよね?
みんな、フツーにいたのに、ここ、すごくて、 でも こんな風に作られるのって、なんか……。
(718) 2020/06/19(Fri) 20時半頃
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[ やっぱりちょっと、 ……すごいなって、思ってしまったけれど、 ]
(719) 2020/06/19(Fri) 20時半頃
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自分の中に、こういうのがあったとしたら、 呼んだ人は、……いつも、 何を、思ってたのかな。
[ 自分の中に、見ただけでは分からない、 別の色があることを、 あたしは、しらないから。 ]*
(720) 2020/06/19(Fri) 20時半頃
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――→一階廊下→家庭科室へ――
[冬の空気を吸い込んだ。]
(721) 2020/06/19(Fri) 21時頃
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[あたりを見渡せば、 相変わらず文化祭のあの日の校舎がある。 遺書めいたメールの主はわからないまま。 ……七星や喜多仲も見つからないまま。
もう一回だけ顔を洗って辰美は一階の探索を進めた。
その道中、――具体的に言えば 家庭科室から教室までの間で 偶然葉野に出会ったなら、>>686]
よう、葉野。 ……おにぎり?
[腹の減る頃合いだったし ポケットにいれたままの左手は 絆創膏がついていても痛い。丁度良い、と思った。]
(722) 2020/06/19(Fri) 21時頃
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お前が握ったの? へえ、楽しみ。 じゃあ、食いにいくわ。
[そう声をかけて、 留まって話をすることもあったかもしれないが、 そうでなければきっと家庭科室へ行く*]
(723) 2020/06/19(Fri) 21時頃
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/* ちゃんと漢字で呼び出した理由?
多分正気だからじゃないかな……
(-82) 2020/06/19(Fri) 21時頃
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[ ……うわっ と、 声を上げられないまま振り返った。]
(724) 2020/06/19(Fri) 21時頃
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[ ……心臓が止まるかと思った。 ぽかんとした顔で、 礼一郎はそいつが駆けてくのを見た。>>709
困ったなあ。ってふうに笑う。 けど、辰美にはそんなの見えないはずだ。
やだなあ。戻る、だって。 礼一郎は良い子でいたいと思ってるし、 その言い方、礼一郎が本当はまるでさあ……、]
(725) 2020/06/19(Fri) 21時頃
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[ なんて、思ったんだけど、]
(726) 2020/06/19(Fri) 21時頃
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──現在──
[ 階段を上ってく。教室目指して。
……の、はずだったんだけど。 二階まで、でよかったはずなのに、 三階に続く階段を見て、 礼一郎は、友人の言葉をふと思い出して、]
(727) 2020/06/19(Fri) 21時頃
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「 招かれたんだったら、 向き合わなくていいのかなって──、 」>>312
(728) 2020/06/19(Fri) 21時頃
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[ 本当にそうだな。って、 礼一郎はあのとき思ったんだよね。]
(729) 2020/06/19(Fri) 21時頃
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[ 礼一郎がこの世界で見たものなんて、 変わり果てた校舎と、塗りつぶされた扉。 それから、友人の死めいた光景。そのくらい。
昨日、教室で聞いた意味不明な言葉。 黒板に書き足されていた不可解な文字。 そういうものを、ふと思い出して。
……少しだけ。って、 言い訳をするみたいに礼一郎は思う。
良い子に戻ったばっかりなんだけどな。 ……愛宮に悪いなって思って、
でも、あの囁きを言い訳に、 辰美には心の中で謝るのを保留する。]
(730) 2020/06/19(Fri) 21時頃
|
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[ ……とたたっと足早に上っていく。 三階。そこまで上っても階段は続く。 四階。見たことのない場所を目指して────、]
(731) 2020/06/19(Fri) 21時頃
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──現在/踊り場──
[ 少し見るだけだからって、 言い訳みたいに唱えながら進んでいて、
……礼一郎は名前を呼ばれた気がした。>>714 その瞬間まで、そいつに気づかなかった。
ペンキの散った壁をバックに、 カメラを構えた男が立っている。]
(732) 2020/06/19(Fri) 21時頃
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──…… れ、 レイ?
[ 素っ頓狂な声を上げた。 ?というより?!って感じに。
向こうも呆けたような顔をしていて、 礼一郎にはそれがなぜかはわからない。
……というか、 素っ頓狂な声を上げた次の瞬間には、 残り数段の階段を数段飛ばしで駆け上がって、
カメラを構えたそいつのもとに、 勢いよくたどり着くから、 驚いて落とさないよう、 カメラはちゃんと持っててくれよ。]
(733) 2020/06/19(Fri) 21時頃
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おまえっ……その恰好! どうしたんだよ、レイ、おまえ、 学校では女装やめないんじゃ──、
[ 正確には、礼一郎が聞いたのは、 ふたりで会うときは女装はしない。>>1:975って、 そういう内容の言葉であって、
礼一郎はそのときも、 フツーの恰好って表現に微妙な顔をして、 それでも、なんでふたりのときだけ? とか、 気になったこと、聞けないままでいて、 それでも別にいいって思ってて────、]
(734) 2020/06/19(Fri) 21時頃
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[ どんな格好してても態度変えない。 そのことを氷室が良しとするなら、>>1:976 礼一郎は、理由なんて聞かなくてもいいかなと思った。
そいつがどこでどんな格好をしていようが、 礼一郎の前で態度を変えないのは、 氷室だって、中学からずっとそうだった。
それだけで完結する話だとも思っていた。]
(735) 2020/06/19(Fri) 21時頃
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[ けど、あんまり急なことだから、 礼一郎は心底驚いた顔を向けていた。
その衝撃がやわらいで、ようやく、 思考や記憶が一足遅れて追いついてきて──、]
……つーか、心配、したじゃん。 どうしたんだよ、急に、いろいろ……
[ 恰好のことにもうひとつ加えて、 昨日、教室を飛び出してったときのこと。
何とは言わないが、それを指して、 礼一郎は、ごくあたりまえに、 友人を心配する。という声色で言葉を紡いだ。*]
(736) 2020/06/19(Fri) 21時頃
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……だよな。俺も、そう思ってここに来たし。
[ 質問で返された答え>>717に、へらりと笑って頷く。 じゃあ行くか、って、二人で廊下に足を踏み出した。 滑らないようにしなきゃ、って言葉に、 受験生だしな、って笑いつつ、一歩一歩進んでいく。
世界の主さん、俺達、お前のこと知りたがってるよ。 一見気分の悪くなりそうな場所にも、足を踏み出そうと思うくらいには。]
(737) 2020/06/19(Fri) 21時頃
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うん、そうだな。俺達の中に居るんだと思う。 たぶん、遺書っぽいメール送ってきたヤツ。
[ 誰なのか、なんて、今は全く想像つかないけど。 誰にも死んでほしくないし。 助けられるものなら助けたい、と思う。
呼んだ人は何を思ってたんだろう、って問いかけ>>720に、んー、って唸りつつ、少し考え込んで。]
(738) 2020/06/19(Fri) 21時頃
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床傾いたり、歪んだりしてんのは…… うーん、言ってることと別のことを、内心思ったり考えたりしてた、とか……?
インクはさ、なんか一見血っぽくも見えちゃうけど、 多分、そんな物騒なこと考えてたとかではない、とは思う。地下には黄緑のインクもあったし。 俺、赤って色好きだし。
[ 最後の関係ある?うん、ないね、なんかごめん。 ともかく、そんな風に俺なりに思ったことを口にしたけど、いまいち曖昧な答えになってしまったかもしれない。]
(739) 2020/06/19(Fri) 21時頃
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……やっぱ、考えてみてもわかんねえな。 本人が直接、話してくれりゃいいんだけど。 多分、言いたくないことだとは思うけどさ。 言ってくれなきゃ、相談に乗ってやったりも、 できねえ、し。
[ 世界の主さんについて考えながらそう言ったけど。 話すうちに、あれ、これ、ブーメランじゃね?って思った。 俺だって抱えてるモン話したくないのに、相手には話してくれって。 図々しいかな、と考えて、ちょっと俯く*]
(740) 2020/06/19(Fri) 21時頃
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/* えー!どうしよう。 千夏の問題点整理してほしい。
しんじゃいたいし、しんでしまえとおもうのが一番の根底にあるけれど、そう思う原因は疾患のせいです。 今まで自分ができたことができなくなって、それにもどかしさを覚えてたり、今の自分にできないことを周りの人間が軽くこなすことに死を望んでしまう。のだ。
なので、千夏は疾患を受け入れなければならない。
(-83) 2020/06/19(Fri) 21時半頃
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―― 現在 / 踊り場 ――
……おお。喋った。 マネキン人形じゃない。
[カメラのレンズ越しに呆けたように 礼一郎を見つめていた俺は、 はたと我に返って、カメラを降ろした。
レンズ越しではなく、直に礼一郎を見つめる]
(741) 2020/06/19(Fri) 21時半頃
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[それから。
素っ頓狂な声を上げる礼一郎に>>722 満足げに笑みを浮かべて、 階段を駆け上がるおまえを待ち構えていた]
レイが、こっちの方が良いって 言ったんだろ。
……それに、まあ。 いつまでも逃げるのも良くないかなって。 逃げ、だったし。女装を始めたの。
(742) 2020/06/19(Fri) 21時半頃
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[心配した、という言葉に 女装をしていたときのようにくすりと 小悪魔に笑って]
おやおや。 レイってば、そんなに俺を心配しちゃった? うり、うりうりうりうり。
[ういやつめ、とはにかんで小突いておいた]
(743) 2020/06/19(Fri) 21時半頃
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……なんか。 昔の嫌なことがフラッシュバックして パニックになっちまってさ。
めちゃくちゃに取り乱してたし、 あのまま教室に帰ったらみんなを逆に 不安な気持ちにさせそうで。
辰美が用意してくれた音楽室の寝床に 引きこもってたってワケ。
[事の顛末を話して、肩をすくめる]
(744) 2020/06/19(Fri) 21時半頃
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こんなところにいられるか。 俺は音楽室に籠らせてもらうっ!
推理モノだったら、次の犠牲者は俺だろうにな。
[それから、淡々と見たものを告げた]
(745) 2020/06/19(Fri) 21時半頃
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……早未が、マネキン人形になってた。 おそらく七星と同じ感じで。
まるで飛び降り自殺みたい、だった。*
(746) 2020/06/19(Fri) 21時半頃
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CC レイは、メモを貼った。
2020/06/19(Fri) 21時半頃
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/* なんかいろいろ考えながら、ちかはエスパーしすぎたか?!?と心配になってきた。ごめんねえ……。 とりあえず気を取り直して病院に向かうんだけど、雪ふってんのかなと考えて何も進まない。
(-84) 2020/06/19(Fri) 21時半頃
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[ 同じ気持ちで来たあたしたちが、>>737 一歩一歩、滑りそうになりながら、笑って、進む。 そこかしこが赤いそこに、血のイメージかなって、 あたしは単純に思ってしまうけれど、 隣の連城君が、すこし唸った後に、言う。>>739 ]
(747) 2020/06/19(Fri) 22時頃
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[ 黄緑のインクもあったの?そっか、地下もあった。 そういえば、いつの間にかできた体育館には、 青色のインクがべたーって一面に広がっていたし、 びっくりはしたけれど、 物騒……かと言うと、違う、気がする。 それに、楽しいと聞いたちかちゃんの話も、 "いられない"、って、 不思議と納得したしおりちゃんとの話も、 繋げてみれば、成程、って、感じする し? ]
(748) 2020/06/19(Fri) 22時頃
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体育館、……あ、体育館、もいっこ増えててね。 そっちには青色がぶわーって広がってたの。 びっくりしたけど、 ……怖くは、なかったかなあ。
連城君の眼鏡も赤色だよね。好きなのわかる。 赤ってさ、あったかい色だし、 冬場に服で来たくなったりするから、 そう言われると、あたしも、好きかも。
(749) 2020/06/19(Fri) 22時頃
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[ 関係あるようにしました。ふふん。>>739 一面に好きな色がある!……と言い切るには、 ちょっと空間が歪みすぎだとしても、良いかなって。
曖昧な答えは、あたしも、よく、しちゃう。 そういうものかもしれない。 ]
(750) 2020/06/19(Fri) 22時頃
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[ 一歩踏み出すと、足跡がべったり。 残って、止った。>>740 ]
(751) 2020/06/19(Fri) 22時頃
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[ 連城君が俯いてしまったから、 また、あたしは首を傾げた。 顔を覗き込むように ちょっと屈む。
体の傾き。アンバランス。 どうにか転ばないように気をつけてください。 受験生のあたしへ。 ]
(752) 2020/06/19(Fri) 22時頃
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[ 言いたいことが話せれば、きっと、 誰だって苦労しないんだろうな。
言葉を紡ぐ連城君を見て、あたしは思う。
テレパシーなんて結局夢の中の話で、 あたしたちは言葉でやりとりするしか無いんだろう。 それなのに、言えないことが たくさんたくさん埋もれてくる。 どうしたって生きづらい世界だ、現実って。 ]
(753) 2020/06/19(Fri) 22時頃
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そうだね、言いたくないまま死のうとして、 こうなったんだなって 思うし。
この世界に呼ばれたとしても、 ……最初から「自分が呼んだ」って、 誰も言ってないから、 やっぱりまだ、言えないんだと思う。
(754) 2020/06/19(Fri) 22時頃
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それでも、ちょっとずつ、こうして、 学校が変わってきて。 ちょっとずつ、手がかりみたいなのが増えてて、
[ 増えていく校舎、マネキン、 不思議なことの、なにもかも。 頭の中で、指折り、数える。 ]
(755) 2020/06/19(Fri) 22時頃
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……でも、ちょっとずつでいいかなって、 あたしは、思う。 みんな、一気に言えないよ、きっと。 話したくないこと、話せないこと、たくさんあって。 呼んだ人は、きっと、言える時が、 ここしかなかったんだよ。 だから、その、 あたしは、いつか、言いたい時に、言えることを、 ちょっとずつでいいから、言ってくれれば、 ……それでいいかなって、思う な。
(756) 2020/06/19(Fri) 22時頃
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連城君は どう?
[ 誰のことを言ってるのか、 やっぱりあたしも曖昧で。
図々しいかな、って、 あたしは連城君を見て、 いつか 舞台で見ていた人へ、わらう。 ]*
(757) 2020/06/19(Fri) 22時頃
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-- 現在/自宅 -- [ ばたばたと身支度をしていたら、 どうやら煩かったらしく、 焦ったような母が部屋の様子を見にきた。 何?と短く質問のあとに、じと見詰められる。 目が見れなくて、足元に視線を落とした。 ]
……紫織ちゃんが、 クラスメートがしんじゃいそう、で。
[ え?どういうこと?と母が言う。 千夏もよくわからない。どういうことなんだろう。 どうしてなんだろうね。 人間やめたくなっちゃったのかな。 と、紫織の精神世界でのことを思い返す。 ]
(+22) 2020/06/19(Fri) 22時頃
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[ しばし、沈黙。 口を先に開いたのは、母だった。 千夏に何もなくてよかった、って。 ]
そうだね、なにもなくてよかったよ。
[ あ。すこし冷たい言い方になった。 たぶん母は低血糖だとかを心配している。
そうだ、血糖値、測らないと。 思った瞬間におなかがすいたきがする。 ]
(+23) 2020/06/19(Fri) 22時頃
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病院、いってくる。 お母さんが私を心配なように、 私も紫織ちゃんが心配だから。
(+24) 2020/06/19(Fri) 22時頃
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[ お母さんは寝ててね、と千夏は言った。 困った顔をした後に、 母は部屋の前から寝室に帰っていく。
それから、千夏は全速力で血糖値を測って、 間食のための注射を打って、 あんまりおいしくないビスケットを頬張った。 クレープの暴力的な甘さが恋しい。 ]
(+25) 2020/06/19(Fri) 22時頃
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[ コートにマフラーを身に着けて、 (ハンガーに掛けたコートはなぜか落下!) (なんでかリップがポケットに入っていた!) 靴箱から長靴を探して履く。傘も持った。
靴箱に備え付けられた鏡には、 顔色の悪い千夏が写っている。 色をのせる暇はないな、とそのままに飛び出した。 のはいいけれど。すぐに戻ってくる。 ]
雪、降ってない!
[ 玄関に長靴を置きっぱなしにして、 スニーカーに履き替える。 ]
(+26) 2020/06/19(Fri) 22時頃
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[ 自転車に乗って、 病院への道を漕ぎ出す。
千夏も知っている道だ。* ]
(+27) 2020/06/19(Fri) 22時頃
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―― 少し前:教室 ――
[ 滑っちゃった。>>671 まなのその言葉に、大丈夫? 足ひねらなかった? って心配しつつ、あ、って思う ]
僕もさ、地下でインクに足とられて ちょっと滑ったんだけど。 ……僕らって、受験生だよね……。
[ 誠香は、そういうことを気にしないタイプだ。 受験生だろうがスケートに誘われたら行くだろうし、 雪道で転んでも、落とし穴に落ちても、 笑って済ませるタイプではある。 しかし ]
この校舎、インクでやたら滑りやすいってどうなんだ。
[ この世界の主の悪意ですか? まさかね ]
(758) 2020/06/19(Fri) 22時頃
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[ 何度食べてもクレープは美味しいし、>>672 誠香とまなは女子なので、食べるのに何口もかかった。 ゆっくりゆっくり味わって、ごちそうさまをして。
喜多仲のことを聞けば、 体育館だと教えてもらえた。>>674 夏美と同じ場所か、と思っていると、 体育館が増えた? ]
体育館まで増設したんだ。 太っ腹だなあ。
[ もはやそんな感想しか出てこない ]
教えてくれてありがと。 あと、クレープも。ありがとう。
[ 教えてもらったことへのお礼。 それから、クレープのお礼も忘れない ]
(759) 2020/06/19(Fri) 22時頃
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[ 教室の前で、6階に行ってみるというまなとはお別れだ。 誠香ちゃん、と名前を呼ばれて>>676 なに? って誠香は首を傾げた。 メイクの話に誠香は笑って、もちろんと頷く ]
いいね! 夏美ちゃんなんか、 舞台で千夏ちゃんのメイク経験済みだし、 きっとすごい勢いで食いついてくるよ。
僕なんか、お化粧道具一式揃えるところからだけど。
[ そこから教えてもらわなくちゃ、と誠香は笑う。 女子は夜には保健室に集合だし、 紫織と心乃にもその時に話そう。 そのことを、誠香は疑っていなかったし、 だからまなにも、笑顔で言った ]
(760) 2020/06/19(Fri) 22時頃
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うん、またあとで!*
(761) 2020/06/19(Fri) 22時頃
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/* ちかのきもちになって、つらチェックした。
Category 5 『○○しなければならない、○○じゃなければだめだという強迫的な心理状況』 だって、すげえとおもった。 だから千夏はストレスフル。
(-85) 2020/06/19(Fri) 22時頃
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―― 少し前:廊下 ――
[ そして、誠香は教えてもらった通り、 体育館に向かう。 その途中、心乃の姿を見つけて、>>653 足を止めた ]
ここのん! なにし……、
[ 何してるの、と声をかけようとして、やめた。 聞くまでもなくお掃除だった。 誠香が地下で踏んでしまったインクのせいで、 ぺたぺたついたインクの足跡を、 せっせと心乃は消していた。 思わず上履きの裏を確かめた。うん、もうつかない ]
(762) 2020/06/19(Fri) 22時頃
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それ、僕の足跡だ……。
[ 「あんまり汚さないようにね」 そう言われれば、ううう、と言葉に詰まる ]
ここのん、ありがとう。それとごめんなさい。 気を付けるね。
[ 8組の出来の悪い娘は、 8組のお母さんには割と素直に謝る ]
僕、ちょっと行くところがあって。 そのあとだったら手伝うよ。 それじゃ……またあとで。
[ まなに言ったのと同じ言葉をかけて、 誠香は心乃と別れた。 その言葉を後悔するかもしれないなんて、 考えてもみなかったのだ* ]
(763) 2020/06/19(Fri) 22時頃
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──現在/踊り場──
……ちげーわ。
[ 冗談にしては悪趣味だって、 礼一郎は眉をひそめた。
口には気を付けろよって、 礼一郎はたびたび思うし、 ……ほんとそういうとこ、 こいつはいつまでも変わらない。
視線の先でカメラを下ろして、 氷室怜が満足げに笑っている。>>742]
(764) 2020/06/19(Fri) 22時頃
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俺が言ったから? いや、言ったけど、だからって……、
[ 自分のせいなんだろうか。 ──って、礼一郎は一瞬不安になる。
だからって、そうしろって意味じゃない。 そう言おうとして、口を開きかけて、 氷室が続けた言葉に、いったん閉ざした。]
(765) 2020/06/19(Fri) 22時半頃
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──そっか。
[ 今まで聞かなかった理由の断片。>>742
それを氷室の口から聞いて、 礼一郎はそれだけ、一言だけ相槌を打った。
逃げるのは良くない。 ……理由によるんじゃないかな。 って礼一郎は思ったりもするけど、
それは、この友人がもし今度、 やっぱり辛いなって思うことがあれば、 「 逃げてもいいんじゃない? 」って、 礼一郎が気づいて、言えればいいなと思う。]
(766) 2020/06/19(Fri) 22時半頃
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……まあ、癪だけど、 腹立つくらい似合ってるわ。それ。
(767) 2020/06/19(Fri) 22時半頃
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[ でも一番は、そういうことがないと良い。]
(768) 2020/06/19(Fri) 22時半頃
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[ 心配した。というのは、 真面目な言葉だったつもりなのに、 からかってくるんじゃねえよ。って、 礼一郎はむっとした顔で言い返す。]
うるせえ。つっつくな。
……音楽室で寝てた。ってのは、 ユキから聞いたから知ってる。
今、おまえが平気なら、いいけど。 冗談扱いしてんじゃねえよ。 ……心配、したわ。マジで。
……するに決まってんだろ。
[ 肩をすくめるしぐさが似合っていて、 それがかえって腹立たしかった。でも、]
(769) 2020/06/19(Fri) 22時半頃
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……ま、ちょっとは安心した。
[ しゃべってる氷室はいつも通りに見える。 から、礼一郎は少しは安心できる。]
……だから、そういうの、 全然笑えねーって。
[ ……そういう冗談は、やめてほしいけど。>>745]
(770) 2020/06/19(Fri) 22時半頃
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……早未も?
[ 早未がいなくなった。 って、氷室は淡々とした口調で言う。>>746
飛び降り。死に方の、名前。 そっか。って礼一郎は言う。同じように返す。]
俺、喜多仲なら見つけた。 体育館の舞台袖にいて……、 首が折れてたから、それかな。
[ 死因の話。人形が模してる死の形。 ずっと自分の中で引っかかっていること。
不器用だからじゃないかって、 そうだと信じたいことについて、ぽつりとこぼす。]
(771) 2020/06/19(Fri) 22時半頃
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……なんで、死んだみたいな、 ああいうふうになっちゃうんだろうな。
この世界つくったの、 俺らの中の誰かじゃないかって、 そういう話なのに。なんで……、
[ 礼一郎は信じたかった。 でも、こいつならなんて言うのかなって、 礼一郎は友人に聞いてみたかったのかもしれない。*]
(772) 2020/06/19(Fri) 22時半頃
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/* ホストになって思ったことは、 校舎について推理されるとなんだか照れるってことですね!
(-86) 2020/06/19(Fri) 22時半頃
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/* king gnuの「白日」とても合うよねこの村…って思っていた 自PCはなんかちがうけど
(-87) 2020/06/19(Fri) 22時半頃
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/*
ろるこれでいいのかな……って顔でメモをみつめているんですがこれでいいのか……
(-88) 2020/06/19(Fri) 22時半頃
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/*
なんでこんな延々と心境を書いてるんだ……
(-89) 2020/06/19(Fri) 22時半頃
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— →教室 —
[教室に向かう道すがら、辰美くんとエンカウントした。>>722>>723 わたしが握ったおにぎりが家庭科室にあるよーと説明して]
好きなだけ食べていいからね。 たくさん……うん、たくさん作ったから。
……あ、そうそう。 喜多仲くんと千夏ちゃんがマネキンになったの。 もう知ってる?
[さすがにもう情報は回っているだろうか。 念のために教えておこうとしたけれど。]
(773) 2020/06/19(Fri) 22時半頃
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|
無事に帰れてるよね。きっと。
[彼がこの世界の主でなければ知ってることでもないだろうけど。 思いを確認して、共有するように言葉をかける。
彼からは何かあっただろうか。 話が終われば教室へ向かうだろう。*]
(774) 2020/06/19(Fri) 22時半頃
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|
―― 現在 / 踊り場 ――
……だろ?
[似合ってるって礼一郎の言葉>>767に 俺は満面の笑みをにかっと浮かべた。
――俺はレイの、そんな反応がみたかったんだ。
いつものようにおどけて、茶化して。 だって俺は、おまえにそう振る舞いたいんだ。 昔からずっと変わらないなって、 礼一郎には呆れたように笑っていて欲しいから]
(775) 2020/06/19(Fri) 23時頃
|
|
[きっと俺は、そういうところに 自分の居場所を求めてる]
(776) 2020/06/19(Fri) 23時頃
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レイ レイ [格好が変わっても、俺は俺だって その変わらぬ態度で示してくれる礼一郎に きっと甘えきっているんだ]
(777) 2020/06/19(Fri) 23時頃
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……郁斗が?
[さっと、俺の顔に翳が差した。
またひとり、クラスメイトが この冷たい校舎という舞台から 去ってしまったことを、俺は知る。
俺は、颯真みたいに楽観的には考えられなくて。 どこかにいるこの世界の主に ただ祈らずにはいられない]
(778) 2020/06/19(Fri) 23時頃
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|
[どうか、級友たちが本当に 死の淵に追いやられたのではなく、 元の世界に戻っただけでありますように]
(779) 2020/06/19(Fri) 23時頃
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(だって、クラスメイトが死んだなんて 考えたくもないじゃあないか!)
(780) 2020/06/19(Fri) 23時頃
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|
……なんで、だろうな。
[礼一郎の問い>>772に、俺は曖昧な表情を浮かべる]
俺、考えたんだけどさ。
あの遺書メールを送ってきたこの世界の主。 そいつが死にそうになってるっていうのは、 確かにそうなんだと思うんだけど。 ここに招かれた俺ら――招待客も、 多かれ少なかれ死にてえって思ってたから こんなとこに招かれたのかなって。
(781) 2020/06/19(Fri) 23時頃
|
|
七星も、早未も、郁斗も。 その死にたいって願望のままに、 この世界で死に至ったんじゃねえかなって。
根拠は、ないんだけどさ。
[俺は、じっと礼一郎を見つめる]
(782) 2020/06/19(Fri) 23時頃
|
|
[ お掃除をしている最中だった。 夢中になりすぎてどこにいたのか、 もう覚えてなかったんだけど。 ]
(783) 2020/06/19(Fri) 23時頃
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|
レイは心当たり、あったりしないのか?
[俺は死にたいって心当たり、自分にあるぜ。 そうからりと笑って、礼一郎の返事を待った]*
(784) 2020/06/19(Fri) 23時頃
|
|
[ ひた、ひた。 ひたひたひた、
止まれば、止まるし、 歩けば、ついてくる。 足音に合わせて、なにかの音がする。
ちょっとだけ走って、ばっと振り向いた。 どす黒い、何かがいる。 ぼんやりとして形はわからないけれど、 そいつは、私のあとをついてきていた。 ]
(785) 2020/06/19(Fri) 23時頃
|
|
── 悪魔だ、と思った。
(786) 2020/06/19(Fri) 23時頃
|
CC レイは、メモを貼った。
2020/06/19(Fri) 23時頃
|
[ 目が合った、と思ったら終わりだった。 ( どこに目がついてたのか、分からないけど )
すごい勢いで、近づいてくる。 あまりの恐怖に足がすくみそうになる。 なんで、どうして、呪われるようなことしたかな 考えれば考えるほど、自分のことばかり。 ]
(787) 2020/06/19(Fri) 23時頃
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|
/*
ここのちゃ
(-90) 2020/06/19(Fri) 23時頃
|
|
[ まこちゃん、かわいいまこちゃん。
彼女に、姉の存在を否定されたあの瞬間から お前なんか不必要≠セと言われてしまってから 自分がどこか浮いているように感じていた。
縋る場所が、もうないじゃない? 外見だけで愛される妹よりも優位に立てるのも、 ……もう、できないじゃない。 ]
(788) 2020/06/19(Fri) 23時頃
|
|
もう、いらない、のかなあ
(789) 2020/06/19(Fri) 23時頃
|
|
[ 掠れた声が漏れる。 掠れていても、その声音はいつもと同じで 変えられようもない、ゆったりとしたものだった。
おかげで、黒い何かが教室一個分のとこまで来た時 私の足は動き始めることができた。
全力疾走。 でも、そんなことしたって速くない。 廊下に足音を響かせて、乱れる呼吸音が止まなくて 額から、腋窩から、背中から、汗がじんわりと滲む。
でも、おかしいな。って思った。 黒い影との距離は案外縮まらなくって むこうも、思っていたより遅いのかな。 ]
(790) 2020/06/19(Fri) 23時頃
|
|
[ 逃げて、逃げて、逃げて行って。 階段を昇ったり降りたり、とってもきつい。
点々と零れるスープを踏んだら、滑って転びそう。 足元、見る余裕なんてなかったけど、幸運だった。 とにかく、一番下まで駆け下りていったんだ。 何階あるんだっけ、黒板に何か書いてあったかも。 数を数える余裕すらもないから、わからない。
ただ、なにかおかしいな、とは思った。 ]
(791) 2020/06/19(Fri) 23時頃
|
|
( 悪魔の世界に誘導でもされてる? )
[ 焦った頭で考えながら、その廊下をも走り出す。 家庭科室って札が見えたから、 急いで、走って、そこに駆け込んだ。 ]
(792) 2020/06/19(Fri) 23時頃
|
|
[ そこかしこが真っ赤だった。 知っている教室なんかじゃない。 でも、その判別をする余裕もなくって、 鍵をかけたいのに、手が震えてうまくしまらない。 ガチャガチャとしていたら、扉が開いてしまう。
逃げるように教室の奥まで行くけれど、 距離感をうまくつかめていないので、 器用に机にぶつかって、転倒した。
黒い悪魔は、もうすぐそこまで来ている。 じりじりと後ろへにじり寄るけれど、──ああ、 どうやら行き止まりのようだった。
頭上に、黒板が見える。 これ以上は、下がれない。 ]
(793) 2020/06/19(Fri) 23時頃
|
|
神様、お助けください……!
[ 両手を合わせてお祈りポーズ。 エクソシストなんて、ここにはいないので、 自ら、神に祈るしかもう、方法がなかった。
迫り来る悪魔の、姿形がはっきりとしてくる。 ……見覚えのあるシルエット、縦にも横にも大きい。 口角は持ち上がり、その悪魔は微笑んでいた。 ]
(794) 2020/06/19(Fri) 23時頃
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|
悪魔は、自分自身だった
(795) 2020/06/19(Fri) 23時頃
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|
[ 自信がなかった。 認められたかった。 存在証明をしたかった。 生きていてもいいと、許されたかった。
心乃が誰かに愛を施し、奉仕する理由は、 だれかの為ではなく、自分のためだ。 偽善、とでも表現できるのかもしれない。
「だれかを助ける立場にあるという事実」をもって 愛宮心乃は幸福である、と結び付けたかった。
価値を見出したかったのだ、己の存在の。 不幸であると、認めたくなかった。
愛≠ほしがった、愛宮心乃の闇の部分。 ]
(796) 2020/06/19(Fri) 23時頃
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[ だれよりも、救済を求めていたのが 自分だった、なんて笑えちゃう ]
(797) 2020/06/19(Fri) 23時頃
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ねえ、いらない、わけじゃないんだよね ………いられない、だけだよね
(798) 2020/06/19(Fri) 23時頃
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愛宮心乃の腕の中、あいてます 向こうで広げて待ってるからね
(799) 2020/06/19(Fri) 23時頃
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[ ───8時50分、幾度目かの鐘が鳴り響く。
物音などひとつもしない。 増築されたB1F歪な形の家庭科室の黒板の下。 うつ伏せに横たわる一体のマネキンがいる。 背中には、お掃除用の箒が2本突き刺さっている。 それは、まるで逆十字のように見えなくもない。 ごろん、と身体を動かしてみれば、 額には赤いペンキで十字架が書かれており、 両手は合わせられ、祈りを捧げていた。 ]
(800) 2020/06/19(Fri) 23時頃
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ああ、そういえば、 おにぎり、食べたかったなあ ツナカレーおいしそうだと思いました。まる**
(801) 2020/06/19(Fri) 23時頃
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体育館増えてんの? どんどん広くなってくな、この校舎……ってかこの世界。 んで青色が広がってたのか。空とか海っぽい感じかなー。
[ 体育館が増えている>>749というのは初耳で、頭の中でその光景を想像してみた。 空とか海っぽいって考えれば、なんとなく爽やかな感じがする。]
(802) 2020/06/19(Fri) 23時頃
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お、赤好き仲間じゃん。 まなちゃんの言う通り、暖色で、あったかい色だしさ。 戦隊ヒーローのセンターとかも、 だいたい赤のイメージ?だし。 やっぱ好きだな俺。
[ いいよな赤、ってうんうん頷く。 関係あるようにしていただいてありがとうございます。 同意してもらえて、やっぱり、物騒な世界じゃないよな、という思いが強くなった。 マネキンのことは、ちょっとだけ脇に置いといて。]
(803) 2020/06/19(Fri) 23時頃
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[ 立ち止まって俯いたら、 ちょっと屈んで顔を覗き込まれた>>752。 俺はどんな顔をしていたかな。 たぶん、悩むような、迷うような、そんな顔。
ちょ、見ないで見ないで! なんて、顔を逸らすような空気や気分でもなくて。
覗き込んでくる顔をそっと見返しながら、 静かに話を聞いた>>754>>755>>756。]
(804) 2020/06/19(Fri) 23時頃
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うん……うん。そうだな。 俺も……ここに呼んだ奴や、他の皆が、話したい時、 ちょっとずつでも、話してくれればいい、って思う。
[ いつでもいいから。 相談とかしてくれれば、ちゃんと聞くし。 それがどんな内容でも、大切な友達なのは変わらない、と思う。]
(805) 2020/06/19(Fri) 23時頃
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/* ここのちゃ〜〜〜〜〜ん!!!!!
(-91) 2020/06/19(Fri) 23時頃
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[ いつか、いつも、観客席から俺達を見ていた子が、 笑って>>757。 俺はちょっと困ったように笑い返した。 あ、もしかして、なんか、こう。 何か抱えてるっぽいこと、とか。 バレちゃったりした、かな。恥ずい。]
あー……まあ、ぶっちゃけた話。 俺にもなかなか言えないことある、けど。うん。
そう言ってくれるなら、さ。 いつか、ちょっとずつでも。 話せたらいいな、って、思う。俺も。
(806) 2020/06/19(Fri) 23時頃
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まなちゃんもさ、 言いたいこととか、相談したいこと、とか。 何かあればいつでも聞くから。 俺相手でもいいし、他も皆もきっと、そうだと思うし。
[ 笑って言ってから、俯きがちだった顔を上げる。 周囲を軽く見渡して。]
(807) 2020/06/19(Fri) 23時頃
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/* 心乃ちゃあーーーん たくさん愛されて……愛されるべき うっうっ
あと増設部分を使ってくれるのは嬉しい…… ツナカレーおいしいよ
(-92) 2020/06/19(Fri) 23時頃
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にしても、手がかりっぽいもの、 あんまし見つからないよな。 もっとこう、これが手がかり!大ヒントです! みたいなもんがあれば良かったんだけどな!
んー、どうする? ずっとここにいても気分悪くなってくるかもだし、 一旦下に戻るか?
[ 先程までの自分の失態(?)を誤魔化すように、 ちょっと明るい感じで言ってから、 これからどうしたいか聞いてみる。 窓を見れば、外はかなり暗くなってきていただろうか*]
(808) 2020/06/19(Fri) 23時頃
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[ なんで謝るんだろう。>>1:1 ]
(+28) 2020/06/19(Fri) 23時頃
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――道中でのこと――
[日常会話、のような非日常の会話を葉野とする。 たくさんってどれだけだろうな。今から見に行くけど。]
そりゃいい。ごちになります。
……早未も? や、そっちは知らなかった。 維持できなくなってんのかな。ここ。>>773
[それは知らなかった、と辰美は眉を寄せた。 知っているのは喜多仲のマネキンだけだったから。
……人を模したマネキンが死体のように転がる。 維持できなくなっているのか、とも思い 遺書を送った相手の事を思う。]
(809) 2020/06/19(Fri) 23時頃
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[ 謝るくらいなら死ぬのをやめてほしい。
何で死ぬかって、原因の一言も書かずに 謝って、死のうとして、世界を作って。 そして追い出すのだから、我儘。
あと「許してくれなくてもいい」なんて まるで許すのが当然みたいな言い方 ぜんぜん気に食わないな。って思う。 ]
(+29) 2020/06/19(Fri) 23時頃
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[ でも、郁斗は怒っていなかった。 怒る気にもなれなかった。 怒ったら死にたくなりそうだ。
あの時みたいに泣き叫ぶ気にもなれなかった。 いっくんは大人になりました。 まだ未成年だけどね。
騒いで正気を失う気にもなれない。 というか、寝起きなんで。だるいな。 全部夢だったらな。夢かも知れないな。 ]
(+30) 2020/06/19(Fri) 23時頃
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|
[ そんな訳ないだろうな。 夢だったらもっと楽しいはずです。
あーちゃんも居ないし、 みんなも、まだ、死んでないし。 ]
(+31) 2020/06/19(Fri) 23時頃
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|
[ 指の下で文字がひかっている。 ]
(+32) 2020/06/19(Fri) 23時頃
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|
── 現在:病院 ──
[ 兄の運転する車のドアを開ければ、 冷たい空気が流れ込んでくる。 一歩踏み出して、その中へ体を晒す。 ]
……帰るときまた電話する。 まー、寝てたら、タクシーで帰る。
[ わざわざ窓を開けて話を聞く兄は いっつも無視したり無下に扱ったりするのに 郁斗に対して結構過保護。かもしれない。
負い目だね。負い目だよ。 そーゆーとこ、ほんと親子だよね。 前言ってしばかれたので、言わないけど。 ]
(+33) 2020/06/19(Fri) 23時頃
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|
[きっと、と、葉野がいう。 心配が膨れ上がる前に、 辰美は無責任に肯定する。>>774]
……あたりまえだろ。 あいつらも現実に帰ってるし、 俺もお前も、帰んだよ。 ………帰ったら受験勉強ってのが嫌だけど。
[葉野が教室に用があるなら、 それを邪魔するつもりはない。 ただ、辰美は歩き出そうとして「葉野」、と呼ぶ。]
(810) 2020/06/19(Fri) 23時頃
|
架空惑星 レンは、メモを貼った。
2020/06/19(Fri) 23時頃
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[ 寒い。外は寒い。 というか、病院に着いてしまって怖かった。 開いたシャツの首元を手繰り寄せる。
ダルそうなふりして心配そうな運転手が お前それ大丈夫か。って平坦に聞くから 素直に兄の視線を追ってしまった。
手首に痣がある。あーあ。 ]
はは……なんだろ…、 なんだろーね……。
[ 無数の手。小さな手に触れられる感覚。 臭い。音。……を、思い出す。笑う。 ]
(+34) 2020/06/19(Fri) 23時頃
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あれはあーちゃんなんでしょうか。 あーちゃんじゃなければ、なんなのでしょうか。
(+35) 2020/06/19(Fri) 23時頃
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[ 顔色を悪くした郁斗を見て、それに対して、 兄はマフラーを投げつけてた。 寒いなら使えば。って、ぶっきら棒に言う。
かわいくねーツンデレ(笑)って、思う。 嘘。カッコワライつける元気は、無い。 ]
ありがとー。 ……じゃあ、行ってくる。
[ そう宣言したくせに動かないでいる弟の背を 兄はぞんざいに、勇気づけるように叩いた。 ]
(+36) 2020/06/19(Fri) 23時頃
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/* ここのーん!(ぶわっ
(-93) 2020/06/19(Fri) 23時頃
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[ 正気になったら。 色んなことを考えてしまうので、嫌だ。 ]
(+37) 2020/06/19(Fri) 23時頃
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[ あーちゃんのこと。ワタリさんのこと。 あと、あーちゃんのこと。
そういう、どうしようもないことを考えても、 苦しくなるだけだ。過去は変えられない。 事実は嘘にならない。 ]
(+38) 2020/06/19(Fri) 23時頃
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[ 喜多仲家は矯正された。そこそこ幸せな家族に。 兄も母も父も、郁斗を大事にしてくれる。 喧嘩もするけど、ちゃんと気にかけてくれる。 なりました。普通の家族に。
なんで。って、あーちゃんのおかげだよ。 あーちゃんが死んだおかげ。だよ。
あーちゃんが死んで郁斗が病んで、 三人が何とか繋ぎとめようとしたからだ。 あーちゃんが死ななければ。 こんなに幸せになることはなかった。きっと。 ]
(+39) 2020/06/19(Fri) 23時頃
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気が向いたら 今度またお前の作品見せてくれよ。 クレープくらいおごるからさ。 ……こうも周りが文化祭だと、 あの日のこと思い出してきちまった。
あの日、楽しかったな、って
――――…… こんな状況で、不謹慎かね。 [そういって軽く肩を竦めて 彼女に会釈をすると 再び、辰美は歩いていくことだろう。*]
(811) 2020/06/19(Fri) 23時頃
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[ あーちゃんはクソみたいな親に殺された癖に それをダシに幸せになっていいのか。って、 そういうことを考えると、 目の前が真っ暗になる。眩暈がする。
そのくせ、今だって 兄ちゃん優しーやったじゃん(笑)なんて この結果を喜ぶ自分が居るので、笑える。
あーちゃんが死んだことによって、 いっくんも全部全部不幸せになれればよかった。 でも違った。幸せになってしまった。 ]
(+40) 2020/06/19(Fri) 23時半頃
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[ 授業中眠くなったときとか、 つまんねー講演を聞いているときとか、 ふとした瞬間に正気に戻って考えて、 その度に死にたくなってしまう。
どうせその数十分後にはそんなこと忘れて 皆とバカやって笑ってるっていうのに。
バカやって笑ってる自分を冷静に見て 自己嫌悪して、忘れて笑って、 みたいなエンドレスはしたくないです。
どーせなら笑ってたい。笑っていたい。 ]
(+41) 2020/06/19(Fri) 23時半頃
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[ 持てるもの全部持って抱えて、 正気になりたくない。って思う。 可笑しいですか。
可笑しくても良い。……って、思ってた。 ]
(+42) 2020/06/19(Fri) 23時半頃
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あれはあーちゃんなんでしょうか。 あーちゃんじゃなければ、なんなのでしょうか。
夢の中のあーちゃんは いっくんがあーちゃんだって言うから、>>2:245 あーちゃんです。そういうことになりました。
チビだったり、同い年たっだり、 たまーに全然人間じゃなかったりしても、 夢の主があーちゃんって言い張るのですから、 あーちゃんはあーちゃんでした。
いっくんにはあーちゃんだって分かっていました。
(+43) 2020/06/19(Fri) 23時半頃
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―― 現在:体育館 ――
[ ばーかばーかと罵るのにも飽きて、 誠香はしゃがみこんだ。 意を決して、そっと毛布に手を伸ばす。 えいやっと、めくった ]
…………っ!
[ 覚悟はしていたつもりだけれども、 やっぱり衝撃は大きかった。 思わず、手で口を押えてしまう程度には。 首が折れている。>>2:846 死因はきっとそれで、 もちろんそれもとても痛々しいのだけれど、 それよりも誠香に衝撃を与えたのは、 たくさんの、小さな手の形をした痣の方だった ]
(812) 2020/06/19(Fri) 23時半頃
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[ 直視しているのがつらくて、 誠香は口を覆っていた手をそろそろと下ろすと、 毛布をそっと元に戻した。 そうして、元通りになって、 喜多仲のマネキンが見えなくなっても、 見た光景は目に焼き付いて消えなかった。
なんで、とか。誰が、とか。 そういうことが、頭の中をぐるぐる回る。
文化祭という舞台の演者として呼ばれたのかもしれない。 そんな風に思っていた。 出番が終わったら、 本当の世界という舞台袖にはけるのだと。 でも、その退場の仕方が、 どうしてこんなことになるのか、 それが誠香にはわからない ]
(813) 2020/06/19(Fri) 23時半頃
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みんなとの文化祭の思い出は、 本当にかけがえのないものでした。
(814) 2020/06/19(Fri) 23時半頃
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[ メールにあった一文を呟く。 かけがえのないものを再現して、 どうしてこんなことになるのだろう ]
……それにしても、マネキンになるって以外、 違いすぎないか?
[ 血だまりに倒れていた夏美。 校舎の外に倒れていた千夏。 骨が折られ、小さな痣だらけの喜多仲。
ふと、怜と話した仮説が思い浮かんだ。 ここに来たのは、 死ぬことを考えるほどの何かを抱えた人。 その仮説が、もしも正しかったとしたら ]
(815) 2020/06/19(Fri) 23時半頃
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死ななきゃこの世界から出られないとして、 死に方を選んでるのは、世界の主じゃなくて、 死ぬ本人、とか? 本人が選んでるというか……本人の悩みが、 死因って形で出てくる、とか?
[ もしもそうだったとして、 どうして夏美や千夏や喜多仲が、 こんな死に方をしたのか、 誠香にはちっともわからないけれども、 しかし、もしもそうだとしたら、問題があった ]
(816) 2020/06/19(Fri) 23時半頃
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でも、本当は。 あーちゃんなんて居ないのかもしれません。
居たけど、たしかに現実に居たけど、 もう、いっくんの傍には居ないのかもしれません。 じゃあ。本物のあーちゃんは 一体全体、どこに行ったんだろう。
(+44) 2020/06/19(Fri) 23時半頃
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……どうしよう。 僕の順番が来たら……どうしよう。
[ 血の気が引いた。 仮説があっているかなんてわからない。 誠香の悩みが、どんな形で死因として表れるかも、 誠香の順番がいつなのかも、何もわからない。 それでも、誠香にとってそれは恐怖だ ]
(817) 2020/06/19(Fri) 23時半頃
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[楽しかった――そう、楽しかった。]
[「こんな盛るの、まじで」と クレープ屋台のクレープを見て それを一緒に食べてみたことだとか。
普段入らなかったような喫茶店の出店に 一緒に入ったこと、だとか。
……「笑った?」と聞かれて、>>409 なんだか気恥ずかしくなってきてしまって 「わ、笑ってねえ……うっせえ、笑ったよ!」って 真っ赤な顔で真っ赤な嘘ついたこととか。]
(818) 2020/06/19(Fri) 23時半頃
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……どうしよう。*
(819) 2020/06/19(Fri) 23時半頃
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[……楽しかったよ。笑い飛ばしてくれていいけど。]*
(820) 2020/06/19(Fri) 23時半頃
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……天国だったらいいなあ。
(+45) 2020/06/19(Fri) 23時半頃
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ハア?叩かなくてもよくねえ? チョー酷いんですけど。 寝ててもマジ叩き起こすから。
[ 寝起きにしたってテンションの低い郁斗は それでもなんとか、病院へ進んでいく。
もう嫌いじゃなくって、 もう嫌われてもいない兄を背にして。 ]*
(+46) 2020/06/19(Fri) 23時半頃
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[ 悩むような、迷うような。 そんな顔をしている連城君を、見ていた。>>804
舞台の上は、役者であれど、 きらきら輝く、"誰か"であれど、 目の前の連城君は、きっと、 現実を生きているにんげんだ。
話せるときに、ちょっとずつ。 それが誰であろうとも。 ……そういうみんなであればいいな、と、 みんながすきなあたしは、思う。 ]
(821) 2020/06/19(Fri) 23時半頃
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[ 観客でずっと見ていたからかな。 それとも、連城君は表情がころころ、 普段から見ていて楽しくて、 あっ、って わかるからかな?>>806 もしかしたら、連城君の中の別の色に、 触れたのかもなあ、なんて、思うけれど。 きっと"今"は、そのタイミングじゃないのかも。 ]
(822) 2020/06/19(Fri) 23時半頃
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[ ─── と、思っていたら、 同じように戻ってきた連城君の言葉が、なんだか、 きらきらしていた、舞台のあの時のようで、
あたしは、また、わらった。>>807 ]
(823) 2020/06/19(Fri) 23時半頃
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ありがとう、連城君。 ほんとに戦隊ヒーローのセンターみたい。
─── でも、そうだね。 さすがに証拠らしいもの無いし、 今日は一旦帰ろっか。 もう一日経ってるんだね……。
[ 明るい感じの様子には、 何もつつくことはなくって。>>808 あたしはそのまま同意して、 赤い足跡を残しながら、連城君と階段を降りた。 ]
(824) 2020/06/19(Fri) 23時半頃
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[ だれか、の、足音がする。 ]
(825) 2020/06/19(Fri) 23時半頃
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…………?
[ 止ったあたしに、隣の連城君が、 何を思ったか、分からないけれど、
あたしは、止ってしまって、 ]
(826) 2020/06/19(Fri) 23時半頃
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あ、─── ……連城君、 あたし、あっちに行ってみる。
[ 今降りようとしている階段の、もう少し奥の方。 すこしだけ方向転換って感じで、ひとり、 ]
(827) 2020/06/19(Fri) 23時半頃
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─── また明日ね!
[ 赤い足跡を、のこした まま、 ]*
(828) 2020/06/19(Fri) 23時半頃
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──現在/踊り場──
[ 氷室が清々しいまでに笑むのを、>>775 礼一郎は、いつも通り呆れたふうに、 一匙の安堵を混ぜた目で見ていた。
ハイハイそーですね。って、 学校でも、ファミレスでも、どこでだって、 二人顔を合わせればしていたみたいに。
そいつが笑えてんならいいかな。って。]
(829) 2020/06/19(Fri) 23時半頃
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[ だって、友達だし。]
(830) 2020/06/19(Fri) 23時半頃
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[ ……友達なんだから、 たまには頼ってほしいけど。]
(831) 2020/06/19(Fri) 23時半頃
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[ なんて、言う必要もないくらい、 君の今後が晴れやかでありますように。]
(832) 2020/06/19(Fri) 23時半頃
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[ ……でも、こんな状況だから、 ずっと笑ってるわけにもいかない。
名前を挙げれば翳った顔に、>>778 礼一郎は小さくうなずいた。 喜多仲郁斗の死体、じゃなくて。人形。
なんでだろう。 考えても答えの出ない問い。
礼一郎が求めてたのは、 悪気なんてないんだよ、とか、 自分と似たような意見。……だったのかな。]
(833) 2020/06/19(Fri) 23時半頃
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[ あるいは、そうじゃなくって……、]
(834) 2020/06/19(Fri) 23時半頃
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[ 氷室は今日も、 礼一郎の思ったのと違うことを言う。
みんな死にたかった。
まっすぐに見つめられながら、 礼一郎はその言葉を頭の中で反芻する。]
(835) 2020/06/19(Fri) 23時半頃
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……イクトは、 帰りたいって、言ってたよ。
[ 反論になってねえな。礼一郎も思う。 その説を肯定したくなかっただけだ。
みんな死にたいなんて、 そんなのって、救いがなさすぎない?
それなのに、氷室はあっさりと、 軽やかなくらいに、自分にはあると言う。>>784]
(836) 2020/06/19(Fri) 23時半頃
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[ ……躊躇いがちに、口を開く。]
……あるかも、な。
[ そんなさらっと言ってんじゃねえよ。 ──って、礼一郎は思った。口が乾く。 口をついて出たのはあいまいな肯定だった。
でも、認めたくないなあ。なんて、 礼一郎はまだ思ってる。思って、 友人の顔の上で、視線をさまよわせて、]
(837) 2020/06/19(Fri) 23時半頃
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……もし、そうだったら、 すげえショック、なんだけど。
死にたがってるやつなんて、 この世界つくった一人きりで、 もう、十分、キツイじゃん。
[ なんでおまえ平気そうなの? って、 口に出せなかった部分を舌の上転がして、 こくん、と一度、唾液を飲んだ。*]
(838) 2020/06/19(Fri) 23時半頃
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[ 音がしたから。 ] [ 降りていたはずだった。 ]
(839) 2020/06/19(Fri) 23時半頃
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[ 降りていたはず で。 ]
(840) 2020/06/19(Fri) 23時半頃
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[ あたし が いた。 ]
(841) 2020/06/19(Fri) 23時半頃
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───── ─────
[ あたし がいる。 見るはずのない あたし が、 あたし を見上げて。 一ミリもずれずに、 あたしと同じタイミングで、口を開く。 ]
(842) 2020/06/19(Fri) 23時半頃
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[ あっ って、ほんとは思ったよ。 思ったけど、思って、でも、 どうしてとか言うタイミングも無くて、 ひらめくみたいに 気付くことってあるよね。 さっきまでぐにゃぐにゃした空間にいたから、 もうあたしがどこにいるかも一瞬わからなくて、 それでも あたしは 言ってしまった。 ]
(843) 2020/06/19(Fri) 23時半頃
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[ 一番好きで 一番嫌いな あのことば。 ]
(844) 2020/06/19(Fri) 23時半頃
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「 夢はいつか終わってしまうのね。 」
(845) 2020/06/19(Fri) 23時半頃
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[ ──── 暗転。 ]
(846) 2020/06/19(Fri) 23時半頃
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綿津見まな は 夢をみていた。
(847) 2020/06/19(Fri) 23時半頃
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あたし 綿津見まな の エンドロール
(848) 2020/06/19(Fri) 23時半頃
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[ あのね、と、あたしが言った。 せんせー、さよならって、いつもの景色で、 今どの時間にいるのか曖昧なまま、 顔も知らない誰かと帰っている。
なんだか今日はつかれちゃったな。 廊下を歩くのすらちょっとめんどくさい。 息をするのはいつもめんどくさい。 ]
(849) 2020/06/19(Fri) 23時半頃
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[ そっくりな顔した舞台上のあたしを、 なんだか一日ぐらい見続けた気がしていた。 自分の人生?半生?見るの、もう、疲れたね。
今回は特別公演だっていうから ちゃんと見てみたのに、 それでもつまんないなんてひどいはなしだね。 そんな 話だ。
見渡す。 みんな、あたしの"だいすき"な ひと。 ]
(850) 2020/06/19(Fri) 23時半頃
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[ 夢か現実か全然わからなかったけど、 きっと、またチャイムが鳴ったとき、 一階の廊下、忽然とあらわれた、 あたしの赤い足跡が点々と続いているのだと思う。 真っ黒の昇降口まで、乾くことなく伸びている。 ]
(851) 2020/06/19(Fri) 23時半頃
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[ 夢を見たいあたしは気付いていない。 きっと、誰にも巡り会わないまま、 ぼんやりと廊下を歩いているのだと思う。 ]
(852) 2020/06/19(Fri) 23時半頃
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[ あたしから見たみんなはくっきり映っていて、 あたしはそれをこどもみたいに、 となりの"ともだち"に言っている。
或るクラスメイトの 一日、一幕。いつも通りの。 ]
(853) 2020/06/19(Fri) 23時半頃
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なっちゃんまたせんせーに怒られてるの。 いつも懲りないなあ。 演劇の時もすごいオーバーでびっくりしちゃって、 でもやっぱり仕草が可愛くて、なっちゃんらしいね。
(854) 2020/06/19(Fri) 23時半頃
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いいんちょと辰美君だ。 家近いんだって、仲良いのかな? あそこってなんか静かだけどさ、 あっほら、喜多仲君入ってなんか、 ……すごい、に、賑やかだね。広義的に。
でもほんと あの時、 いいんちょいてくれてよかったね、 宣伝やれるかわかんなったけどさ。
辰美君はめんどくさい観客に巻き込んで ほんと申し訳ないと言うか……うん……。 あ、そう、演劇。 喜多仲君には感謝し切れてもしきれないよね。 いい脚本だったんだよ!全部削りたくなかった。
(855) 2020/06/19(Fri) 23時半頃
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れいくんと連城君って タイプがちがって顔が良いってやつだ。 ね、これからご飯行くのかな? っていうか、連城君の役みた!? のめり込みがすごくって、 見てるこっちが一緒に元気になれて、 持ち味が光ってた……。
なんだかさっき悩んでるみたいだったから、 いつか、少しずつでもお話しできたら良いな。
(856) 2020/06/19(Fri) 23時半頃
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れいくんの衣装も、一番良いやつを頼む……って、 かわいいふりふりできたし、センス、センスだよ。
女装のれいくんもかっこよかったけれど、 男の子のれいくんも、いつか見たいな。 あたしからは言えないから、いつか、でいいの。
あっ、ふたりと一緒にせいかちゃんもいる。 せいかちゃん、あたしと一緒に係やってくれて……。 楽しかったって言ってくれて、うれしかったな。 まじめで、やさしくて、あたしのこと心配してくれた。
(857) 2020/06/19(Fri) 23時半頃
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ちかちゃん、ちょっとつらそうだけど、 今日は大丈夫なのかな。 ちかちゃんって普段静かだけど、 ここのちゃんといるときはたくさんしゃべるの。 やっぱりここのちゃんはすごいな。 お母さんだ。この前カイロもらったの。マフラーも!
ふたりみるとね、ちょっと、安心するな、あたし。
(858) 2020/06/19(Fri) 23時半頃
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あ、しおりちゃんの作品見た? ああいうの作れるって憧れるなあ。 文化祭の時CG研いけばよかったー。
ふりふりもしおりちゃんに乗ったんだよ。 ね、ナイスだよね。 クレープふたりで食べたらもっと美味しかったかなあ。
(859) 2020/06/19(Fri) 23時半頃
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保健室で話したの、友達になれたみたいで楽しかったな。
(860) 2020/06/19(Fri) 23時半頃
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みんながすきだよ。
(861) 2020/06/19(Fri) 23時半頃
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[ みんなからみたあたしは、 ]
(862) 2020/06/19(Fri) 23時半頃
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[ 綿津見まなは雑踏の中にいる。 綿津見まなは喧噪の中にいる。 綿津見まなは人波の中にいる。 綿津見まなは雑音の中にいる。
綿津見まな は ─── 現実に溶けたく、なくて、 ]
(863) 2020/06/19(Fri) 23時半頃
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[ 綿津見まな 、は 、 夢の中に いたい。 ]
[ 綿津見まな 、は 、 現実からいなくなりたかった。ずっと。 ]
(864) 2020/06/19(Fri) 23時半頃
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[ みんなに染められるのを愛していて、 その度に埋もれていく 自分 と いうにんげんが恐ろしくなる。 ]
(865) 2020/06/19(Fri) 23時半頃
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( あたしは現実のどこにいればいい? )
(866) 2020/06/19(Fri) 23時半頃
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[ ……廊下はぴかぴか、ちかちかしていた。 なんだか今日眩しいね、って、誰かが言うから、 わかるーって、あたしは紛れる声で返す。
日が強い。文化祭の準備も夕日が綺麗で楽しかった。 ]
(867) 2020/06/19(Fri) 23時半頃
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でも、どうしてあんなに雪が降ってたのかな? いやでもそれはいっかー。ねー。
というかさ、あたしの話、 もう少しさーこうさー、 思い出とか入れればよかったんじゃないかな。 続きは……なんだろ、 見なくてもってちょっと思うけど、 なんか、見なきゃいけないって感じした。 あの あたし の、舞台。
なんだろねー。ほんとね。 自分の人生延々見ないといけないの。 きっついねそれ!なんにも面白い話ないくせに。
(868) 2020/06/19(Fri) 23時半頃
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あ、せんせー、さよなら!宿題頑張ります! 進路調査票はー……えっと……ごめんなさい! あたし、書けないんですよ。なんにもないから。 困っちゃいましたね、どうしよう。 紙飛行機にしちゃだめですか? えー怒らないでくださいよ、書きますってば。 あたし紙飛行機結構苦手なんですよー。 すぐへろへろになっちゃう。 どうしたらいい感じに飛びますかね? ……はい、飛ばしません。
赤とか青とか黒とかのインクで べたべたにしてもだめですか? ……承知しました……。
(869) 2020/06/20(Sat) 00時頃
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で、そうそう、なんだっけ、夢の話ね。 なんかさ、文化祭っぽいんだけど そうじゃないとこにいて?
だいすきなみんながいたの。 でね、なんかさ、あたしを誘った人がいたんだって、 でも途中で起きちゃって…… 続きが見たいんだけどさ、 どこに連絡すればいいのかな。
電波通じないから黒板に書いちゃったよ。 見てもらえるのかな。 でも、そもそも、一緒に帰れるのかな?
(870) 2020/06/20(Sat) 00時頃
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でもさ、あたしが残らなくてちょっとほっとしてるんだ。 あたし、すごいって思……ううん、 自殺したって、びっくりするから、 そのひとのこと、連れ戻せたか、わからなくって。
あたしそんな大それた人間じゃないもんね!
(871) 2020/06/20(Sat) 00時頃
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─── あっ、××ちゃん、 昇降口の扉なんか重くない?
なんか まぶしい、ね、気のせいかな。
(872) 2020/06/20(Sat) 00時頃
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帰ったら?うーん、帰ったらさ、
(873) 2020/06/20(Sat) 00時頃
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映画館に行きたいな。
(874) 2020/06/20(Sat) 00時頃
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**********************
(875) 2020/06/20(Sat) 00時頃
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…………めーでー。めーでー。 きっと、声を出しても、 たくさんのマネキンもどきに埋もれるから、
テレパシー、テレパシー。通信状況はいかがですか?
(876) 2020/06/20(Sat) 00時頃
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あたしには苦しい過去も面白い過去もありませんので、 さよならの時も、 みんながすきって話をしたいと思います。
(877) 2020/06/20(Sat) 00時頃
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だから、この世界の主さん、 今だけちょっとつなげてくださいね。 誰に届くかしりませんが。 こう、気分だけでもそんな感じでお願いします。
まあほんとはテレパシーなんて そんなの無いから、えーと、 気分だけでも(笑)
(878) 2020/06/20(Sat) 00時頃
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あたし、昇降口にいます。地下じゃない方です。 ごめんね、みんなここ通るときは邪魔ですが、 頑張ってください。 傷も汚れも穴も、黒に染まったものもある まねきん もどきの柔らかい人形の中に、 きっと、まっさらな「あたし」がいると思います。
出口に出ようとした瞬間、ぷつんって通信が切れたので、 なんでしょうね、戻りたくなかったのかな。
あたしってば夢見たすぎるな!しょうがないね! 現実なんて大嫌い。
(879) 2020/06/20(Sat) 00時頃
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/* 笑っていこう!!!(大声)
(-94) 2020/06/20(Sat) 00時頃
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掘り起こしたあたしのマネキンは、血もなければ、 マネキンもどきを下敷きにしていたので、 汚れてもいないと思います。 精神に安全設計です。 だって、今まであたし自身に傷なんてありませんでした。 ちょっと掘り起こすのに苦労はするかもしれないけど、 ……まあ、それぐらいはいいかな。
(880) 2020/06/20(Sat) 00時頃
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あたしはよくない。
(881) 2020/06/20(Sat) 00時頃
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ねえ、だいすきなみんなに聞いてみたいです。 ……ごめんね、先に謝るね。どうか怒らないでね。
どうしたらみんなみたいに、欠けられたと思いますか? 傷ついて、傷つけられて、傷つけること、 どうしたらできたと思う?
心に刃を入れるようなこと、 心の中にちがう色を持つこと、どうしたらできたと思う?
知ってるよ。恵まれていること、 悩みの無いことが幸福であること。 与えられていることのなにもかもが 甘受すべきであること。
にんげんもどきじゃなくて にんげん であること。
(882) 2020/06/20(Sat) 00時頃
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あたしは、幸福な あたし が、すき。 すき、だよ、 しにたい ほど。
(883) 2020/06/20(Sat) 00時頃
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……でも でも、さあ。
だめ、つらいや。息苦しい。ずっと。呼吸ができない。 生きてるってなにかなあ。挫折とか、そういうの、 あってこその人生ってやつじゃないんですか。 ないものねだりだって言いますか。そんなの知ってるよ。 だって、ひとに、言えない。 こんなの。すこしずつすら言えないよ。
(884) 2020/06/20(Sat) 00時頃
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怪我も人間関係も自分自身も家庭事情も死の淵に立つこともなにもかもすべてぜんぶぜんぶぜんぶあたしが、
(885) 2020/06/20(Sat) 00時頃
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あたし が、あたしが あたし も、 みんなの欠片だけでも持っていたかった。 あい の 真似事だけじゃ だめでした。
持っていたら きっと、ほんとうに好きで、 本当に嫌いになれたのに。
(886) 2020/06/20(Sat) 00時頃
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泣きたい気分なのに泣けないや。ほんとだよ。ごめんね。 あーあ。もうおそいね。 あたしはこうして現実に溶けてさよならします。
(887) 2020/06/20(Sat) 00時頃
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でもしょうがないね。 なのであたしはまた、現実で夢に逃げようと思います。 ごめんね、かっこわるいって、指さして笑ってください。 それでも、どうか、ほんとをほんとで隠しているので、 あたしに与えて、あたしをすきでいてください。
だいすきなみんなへ。 出席番号ラスト、綿津見まなでした。
(888) 2020/06/20(Sat) 00時頃
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あのね。
(889) 2020/06/20(Sat) 00時頃
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自分のことを嫌いって言えるぐらいに、 あたしはみんなでありたかった。
**
(890) 2020/06/20(Sat) 00時頃
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―― 現在 / 踊り場 ――
[あるかも、という>>873 躊躇いがちな礼一郎の肯定の言葉に やっぱりなって、呟いて。 俺は穏やかに礼一郎を見つめる。
視線が彷徨い、 あからさまに動揺する礼一郎を刺激しないように、 努めて冷静な声音で、自分の考えを伝えようとした]
(891) 2020/06/20(Sat) 00時頃
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/* こんなん泣くやん……
(-95) 2020/06/20(Sat) 00時頃
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……そうかな? ごめん。俺って性格悪いから、正直少し安心しちゃう。 みんなも悩み、抱えてるんだなーって。 俺だけじゃないんだって。
(892) 2020/06/20(Sat) 00時頃
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[ひょい、と肩をすくめる様子は ファミレスで駄弁っているときの俺と よく似た動作だろう。
ただ、その瞳だけは冬の湖面のように凪いで]
(893) 2020/06/20(Sat) 00時頃
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もちろん、俺だって誰にも死んでほしくない。 死にたいって奴がいたら頬を引っぱたいて、 「死ぬな」って言うし。
相手が頷くまで「生きろ、ハイと言え」って ストーカーのように纏わりついてやる。
やだよ、クラスメイトが死ぬなんて。 全力で阻止だ。
(894) 2020/06/20(Sat) 00時頃
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でもさ。
自分だけがこんなに悩んでるんじゃない。 みんなもドデカイ悩み抱えてるんだって知ったらさ、 ぶっちゃけ俺すげー励みになっちゃう。
俺も死ねねえじゃん。 みんなそれでも頑張って生きてるのにさ。
……この世界の主も、 案外そうだったりするんじゃないか? [だからこんな校舎を用意したのかもって、 俺は穏やかに憶測を告げる]
(895) 2020/06/20(Sat) 00時頃
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[それから。ふっと肩の力を抜いた]
……その様子じゃ、 レイはこの世界の主じゃないな。
(896) 2020/06/20(Sat) 00時頃
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[声音は段々に、いつもの 茶化したようなものへと戻っていくだろう]
だって、おまえ。 めちゃくちゃショック受けてるじゃん。
こんな精神世界作って、俺らをご招待する奴が 今のレイみたいに取り乱したりするかって。 そんなタマじゃあ、こんなことしでかせねえって。
[口端を上げて、からりと笑った]
(897) 2020/06/20(Sat) 00時頃
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[ え。てか、夜中の病院って怖くねえ?(笑) フツーに怖いんですけどぉ!! ]
(+47) 2020/06/20(Sat) 00時頃
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もっと厚かましい奴だよ、きっと。 遺書の送り主は。*
(898) 2020/06/20(Sat) 00時頃
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── 病院前/自動販売機の傍 ──
[ ホラーが苦手な喜多仲郁斗は 病院の前、および自動販売機の傍で、 コーンスープを握ってぼんやり立ってる。 ]
あーさむぅ……。
[ この寒さは確実に夢じゃない。 って心の中で断言して。
雪の降っていない世界で、待ってる。 ]*
(+48) 2020/06/20(Sat) 00時頃
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/* 現在地が分からんので、余韻のない青を埋めてごめんね。
(-96) 2020/06/20(Sat) 00時頃
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CC レイは、メモを貼った。
2020/06/20(Sat) 00時頃
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