277 黄昏草咲く出逢い辻
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─ 森 ─
わあぁ。
[支えようとして、想定していたより重くてよろめきつつ。>>2:174
ずっと支え続けるのは困難とみて、地面へとゆっくり、腰を落ち着けてもらうように。そっと横たわってもらうと、自分は正座して綺羅星の頭を膝に乗せる形。]
……はい、胸の内の不快だったものが無くなりました。 綺羅星さんのおかげです。
ありがとう……
[こんなになるまで頑張ってくれた彼を見ていると、目にじわりと涙が浮かんだ。そっと、髪を掬うように撫でて。]
ねえ、綺羅星さん……
(5) mikanseijin 2020/06/10(Wed) 01時頃
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―余談―
[枝の上にはいつのまにか木霊のギャラリーが増えていた。 のどかと綺羅星の仲直り?にイェー!と歓声をあげている。
『ハー、ヨカッター』 『エエモン見タワー』 『イイ暇潰シニナッタワー』等、 好き勝手なことを口走りながら散っていくのであった**。]
(14) mikanseijin 2020/06/10(Wed) 01時半頃
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─ 森 ─
あら、あらら。 わざわざ探してくれたんですか。
[何気なく口にした好みの果物を聞いていて、探しに行ってもらっていたことに今気づき。申し訳なさと嬉しさが半分ずつ。>>24]
ありがとうございます。
[ありがとー、と眷属たちにも声をかけ。受け取ったものの、素手で皮を剥くのは難しいので綺羅星の脇差に頼ることになった。]
……傷、治ったみたいですね。良かった。
[再び妙な呪いが発動することもなさそうで安堵した。]
(26) mikanseijin 2020/06/11(Thu) 15時頃
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─ 事後結納 ─
[その日が来る前に。>>57 一応、結婚したい相手が訪れるという知らせは両親にしておいた。ついでに自宅住まいの姉にも。兄は仕事の関係で遠方に住んでおり、来ていない。
ただ、相手がどんな人物であるのか……については、きっと信じてもらえないだろうから、当日まで黙っておいた。
妖としての姿に両親は呆気にとられ、姉は麗しいと目を輝かせていたが。挨拶に来たのが何者であれ、家にあげないのは失礼と、両親は客間として使っている和室へ案内した。
堂々とした挨拶、というよりは決定事項として述べる綺羅星の横で、のどかも正座して、両親の様子を伺っていた。そして綺羅星の話が終わるのを見計らい。]
(66) mikanseijin 2020/06/14(Sun) 10時頃
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うん……そういうわけで、私の彼は神様なの。 あっ、神の嫁って言っても食べられたり 死んだりするわけじゃないのよ。
それにね、お付き合いしてみて、 すごくいい人ってわかってるから、大丈夫よ。
[両親にしてみれば何が大丈夫なのか、わからなかったかもしれないが。一般人にもわかるほどの神々しさを隠そうともしない綺羅星に、両親は気圧されていた。
姉は隣室に控えていたが、茶を出すタイミングを逃していた。]
(67) mikanseijin 2020/06/14(Sun) 10時頃
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[やがて、結納品として出されたと思われる守護石に、父は唇を噛み、母は困ったように見つめていたが。]
『……人でなくなる、というのであれば、それはもはや我々の娘とは言えますまい。どうぞ、お好きになさってください。』
[父はそれだけ絞り出すと、頭を下げて席を立ち、襖を開けて退室してしまった。]
『ちょ、ちょっと、お父さん! ……ごめんなさいねー、混乱と衝撃が強すぎて受け止めきれなくなったんだと思うわ。ちょっと時間ほしいんでしょ。いえ、アタシもそうなんだけどねあはは!
普通のおばちゃんにもわかるくらい神様だしねぇ…… とんでもない相手捕まえてきたわねぇのどか』
[一方の母は、当惑すると口数が多くなるタイプのようで、一旦開くとペラペラ話し出した。]
(68) mikanseijin 2020/06/14(Sun) 10時頃
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『それにアンタ、こうと決めたら絶対変えないしねぇ。 でも、同意の上で決めているなら良いわ。 お父さんには後で言っておくわ。』
[拒否権はないとは言われたものの、母も反対の意はないこと告げ、それを示すように差し出された守護石を両手で賜った。石を胸に抱くと、深々と頭を下げ。]
『どうか、のどかを……娘をよろしくお願い致します。』
『……うちに会いに来るのは難しいのかしら。 せめて時々、手紙くらいは欲しいわ。』
[完全に受け入れ、消化するにはもう少し時間が必要かもしれなかったが。神に娘を幸せにすると宣誓されてしまったのだ。高位の存在に誠意を見せられては送り出す以外にはなかった。]
(69) mikanseijin 2020/06/14(Sun) 10時頃
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[そして去り際、母は娘に小声で、]
『ああは言ったけど、どうしても辛いことあったらいつでも戻ってきなさいよ?』
[なんてこっそり、耳打ちし。姉は]
『妹をよろしくお願いします。 ところで、ご親族に独り身男性はいらっしゃいませんか?』
[綺羅星にそんなことを聞いたりしていたのだった。**]
(70) mikanseijin 2020/06/14(Sun) 10時頃
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─ 事後結納のあと ─
『神様たちは美形なのかしら!? 私にもワンチャン……!』
『やめなさい 二人も行かれたらお父さん暴れるわ』
[ガッツポーズをする姉と、冷静に止める母と。 のどかは苦笑しながらも、やはり寂しくもあって。]
うん。また、帰るから。
[連絡についての返事を受けて、綺羅星と共に踵を返した。>>72 あまり見ていると、泣いてしまいそうだったから。**]
(75) mikanseijin 2020/06/14(Sun) 18時頃
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─ 数年後 ─
[転化してからどれ程経ったか。 時間の止まった神の領域に、増えた存在があった。
広い庭をよたよた、小さな子が動いている。鮮やかな紅い髪の幼子は歩けるようになったばかりで、毎日が冒険なのだ。
縁側に座って危なくないか見守っているのどかは、もうすっかり母の目だ。宝石の精たちも近くにいて二重セコム。
自作のクッキーとお茶を用意して、おやつ時間も兼ねている。石の妖となった今、食事は必要ないが時々は甘味が欲しくなって、気分転換にお菓子作りをすることもあった。*]
(122) mikanseijin 2020/06/16(Tue) 00時半頃
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ええ、本当に。 あっという間に目を離せなくなりそうです。
[隣にやってきた夫に気がついて、そっと菓子を勧めた。>>130
今はまだ庭をうろうろしているくらいだが、すぐにやんちゃになりそうな予感。幼子は父に気がつき、だぁ!と指差している。]
うぅん、かっわいい……
[我が子ながら、愛らしさに表情がにやけてしまっている。**]
(132) mikanseijin 2020/06/16(Tue) 01時頃
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─ 後日談 ─
[眷属たちに負担ではないかとも思うが、彼らも小さく愛らしい生き物に構いたいという本音もあるようで、ありがたく頼らせてもらっている。>>134
子が石の観察を始めた所で目を離し。]
でも大部分が貴方似ですからね。 将来は凄いイケメンになりますね。
……って、子供ですか。
[言葉は呆れているが、楽しそうに笑い混じり。 綺羅星の開けた口にクッキーを一つ、咥えさせた。**]
(151) mikanseijin 2020/06/16(Tue) 12時半頃
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─ 後日談 ─
あらぁ、それじゃきっとモテますねー。
[外見も中身も父似なら、ところころ笑った。何年経ってもこの調子である。>>152
そうして穏やかな空気に浸っていたのだけど。子供のような戯れの合間に大人の色を感じ、指先のくすぐったさにくすりと笑った。]
……息子に妬いちゃいました?
[子供が甘える姿を散々見ているだろうから、とからかって。]
(162) mikanseijin 2020/06/16(Tue) 22時半頃
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えっ……私はいいですよぅ……
[甘えられるのは構わないが、こちらからこういう風に甘えるのは慣れていなくて。>>153
最初は遠慮したものの、菓子を持つ手が引くよりも先にこちらが譲るのが早かった。
もう、と口で文句を言いながらもそっとクッキーを齧った*]
(163) mikanseijin 2020/06/16(Tue) 22時半頃
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─ 後日談 ─
んん……
[いい加減間近で顔を見ることは慣れたけど。慣れたけど!!これどころじゃないことも沢山したけど!
日中堂々、素敵で麗しく愛しい旦那様にこんなにも甘いことをされると、ちょっと照れるのだ。いまだに。
綺羅星は絶対わかってやっている、と思う。]
……甘いですねぇ。
[ほんのり顔を赤く染めていれば、小さい子がいつのまにかちょこちょこと傍にやってきていて、あぅ!(ぼくも!)とばかりに口を開けていた。]
(177) mikanseijin 2020/06/17(Wed) 00時頃
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はいはい、坊やにもあげましょうね。
[クッキーを一つ口に入れてやると嬉しそうに もごもご口を動かしている。]
そういえば、綺羅星さん。 墨で文字を書けます? 私は習字していたのはせいぜい中学生までで、上手とは言えなかったんですけど。
落ち着いたら、書いてみたいですね。 私たちの馴れ初めとか……
[ふふ、と企むかのように笑う。]
(178) mikanseijin 2020/06/17(Wed) 00時頃
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昔話や物語。そういったものが好きでしたけど。 今では私が、おとぎ話になったみたいで。
[妖の嫁になった娘はいつまでも幸せに暮らしました。 めでたしめでたし。]
恋のお話を伝えれば、縁結びの神社として、人も更に集まるかなと思いまして。
伝承を掘り起こすのもいいけど、伝える側にもなってみたいですね。
[いつか……と言っているといつまでもやらなさそうではあるが。子がもう少し大きくなったら筆を取ってみたくある。なお、墨で書きたいのは保存が長くできるのと雰囲気作り。*]
(179) mikanseijin 2020/06/17(Wed) 00時頃
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─ 後日談 ─
きっと、昔の人も大切な何かを残したかったんでしょうね。
私も同じ気持ちですから。
[習字の先生になってくれると聞けば、ありがとうございます、と礼を言い。]
これからも……よろしくお願いします。
[子をあやしつつ、改めて。 大切な夫に微笑みを向けた**]
(186) mikanseijin 2020/06/17(Wed) 00時半頃
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