277 黄昏草咲く出逢い辻
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[帰還への促しに返るのは頷き。>>51 ひとから変容する、という事には未だ実感わかぬ様子に、それも已む無しか、と思いつつ]
……うん。 手を、出して。
[なんでもない事のように先を促す様子>>52は、意図的なものと気づききれてはいないけれど。 その笑みが、拒絶される事への恐れをごく自然に溶かしてくれて。 僅かに身を離した後、求めるのは左の手。 それから、兎は己が指先を噛み破って紅い色を滲ませて]
(55) tasuku 2020/06/14(Sun) 00時半頃
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我が標にして拠り所たる望月にかけて。 いずれ御魂繋ぐものとしての標をここに刻む。
[詠うように紡ぎつつ、滲んだ紅で月見草を思わせる文様めいたものを青年の左の手の甲に描き。 それが淡い金色の光を零すと、その上に軽く唇を触れた]
……この紋が、律と我を結ぶ導。 仮に、他の妖と接する事があっても、律の護りとなるから。
[そう、告げて、それから。 兎はしばし、自身の装いに視線を向けて悩む態]
……いろ。 変えた方が、よい、かな……。
[ぽつ、と零れた呟きは、半ば無意識のもの。*]
(56) tasuku 2020/06/14(Sun) 00時半頃
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─ 事後結納 ─
[『番』となってしばらく後、時機を見計らいのどかの両親の下へ挨拶に向かう。 両親にとっては寝耳に水の話だろうし、到底信じられぬものだろうが、このまま神隠しとするには不憫に思えたが故の行動。 隠す心算もない、妖の姿で目の前に現れた付喪神を、両親はどう見ていただろう]
お初に御目文字仕る。 儂は貴石神社に祀られる一柱。 真名は名乗れぬ故、名乗るは容赦願う。 此度はお主らの娘、のどかを嫁としてもらい受けるために挨拶に参った。
[礼節はしっかりと保ちつつ、両親の様子を窺いながら言葉を続けた]
(57) rokoa 2020/06/14(Sun) 00時半頃
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─── 言うておくが、拒否権はない故。 これは儂とのどかの間で既に合意のこと。 今しばらくのどかは人として過ごすが、いずれは儂と同じ存在となる。 人の軛から外れるということじゃ。
[娘を貰う挨拶にしては一方的な言。 事実を隠し、後に禍根とするのを避けるためだ。 のどかから両親に何か語るならばそれに任せて、付喪神は袂からあるものを取り出す。 それを挨拶の終わり頃に、両親へと差し出した]
(58) rokoa 2020/06/14(Sun) 00時半頃
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……これはお主らの宝を貰い受ける代わりに用意した守護石じゃ。 この石を持ち続ける限り、大きな災厄から護ってくれよう。
[差し出した守護石は、世にも珍しい複数の宝石が寄り集まったもの。 一つの土台から複数の宝石が張り付いているのだが、後付けされたものではなく、複数の宝石でありながら一つの原石、というような様相をしていた。 魔除けとなる孔雀石を始め、橄欖石、月長石、紫水晶、黄玉、黄水晶などが散りばめられている。 鑑定すればそれなりの価値もあろうが、これをどうするかは両親次第だ]
神の嫁になるなどお主らにとっては信じがたい話かもしれぬが、儂の嫁はのどかしか考えられぬ。 大事にし、幸せにすることをここで誓おう。 神の一柱として、この言葉、決して違わせぬ。
[琥珀の瞳に意志を乗せ、真剣な眼差しで両親を見遣る。 頭を下げぬは神故の質、されどその表情と姿勢、意志と眼差しが偽りないことは、相手にも伝わることだろう*]
(59) rokoa 2020/06/14(Sun) 00時半頃
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[手を出すように言われれば>>55、素直に応じて左手を差し出す。 指先から紅が滲むのには少し身を強張らせたけど、どうにか動かずにいて]
月見草……。
[描かれた徴と、軽い口づけ>>56。 力の繋がりを示すように、紋からは光が零れる]
……ありがとう。
[仮の契りであり護りでもあるそれを、施されたことへ礼を言う。 必要な儀式はこれで仕舞いかと、そう思っていたのだけれど]
(60) suzukake 2020/06/14(Sun) 01時頃
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えっ!?
[いろを変える。 それって、結婚式とかでやるあれのことだろうか――と、呟きを拾った青年は乏しい知識で考える]
そ、れは、沙羅のしたいようにすればいいけど……。
[しかし、言葉の示す意味にひどく惹かれてしまったのは事実]
でも、沙羅の新しい姿なら……見られたら嬉しい、かな。
[結局は欲求のまま、そう付け加えてしまった*]
(61) suzukake 2020/06/14(Sun) 01時頃
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[紋を描き、仮とはいえ契りを結ぶ。 兎にとっては、それだけでも大きな変化。 それ故の緊張は、向けられた感謝の言葉にす、と緩んで。>>60]
……ううん。 受け入れてくれて、ありがとう。
[礼を言うのはむしろこちら、と思うままを紡いで。 呟きを拾った青年の言葉>>61に、ひとつふたつと瞬いた]
(62) tasuku 2020/06/14(Sun) 01時頃
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……え、ええ、と……。
[したいようにすればいい、見られたら嬉しい。 そう言われて悪い気がするはずもなく]
……うん。 このいろは、羅紗と対としてのいろ、だから。 でも、これからは、違うから……。
変えて、みる。
[小さく呟き、力を凝らす。 いろを変える、と言っても、現実のお色直しのように着替えるわけではなく。 衣装を形作る力に干渉して、その色彩を変える、という意味で。 金色の光がふわり、と舞った後、金と銀の装いは、紅と白のそれへと変わって]
…………おかしく、ない?
[そう、と問いかける様子は、どこか怖々としたもの。*]
(63) tasuku 2020/06/14(Sun) 01時頃
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[こちらこそ、というような沙羅の礼>>62を受けて頷く。 その意味の重さは知らなくとも、沙羅にとって大きな決断であったことは知れたから]
[そして問い掛けられた、いろを変えるということ。 羅紗の対としての装いから、これから先共に在る姿へと変わる。 それに感じる喜びは下心的な部分も否定できないが、とにかく嬉しかった]
(64) suzukake 2020/06/14(Sun) 01時半頃
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[沙羅は金色の光に包まれ、超常的な力でその装いを変える。 そうして現れた姿は>>63]
おかしく、ない。
[金と銀の衣装も美しかったが、紅白のそれはより鮮烈で。 怖々とした沙羅へ自信を持たせるように、強く頷いてみせる。 ただ、それだけでは足りない気もして]
いや、……綺麗だよ。
[そう言葉を重ね、自由になった手で彼女の身を抱き締めた**]
(65) suzukake 2020/06/14(Sun) 01時半頃
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樫の樹の子ら リツは、メモを貼った。
suzukake 2020/06/14(Sun) 01時半頃
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─ 事後結納 ─
[その日が来る前に。>>57 一応、結婚したい相手が訪れるという知らせは両親にしておいた。ついでに自宅住まいの姉にも。兄は仕事の関係で遠方に住んでおり、来ていない。
ただ、相手がどんな人物であるのか……については、きっと信じてもらえないだろうから、当日まで黙っておいた。
妖としての姿に両親は呆気にとられ、姉は麗しいと目を輝かせていたが。挨拶に来たのが何者であれ、家にあげないのは失礼と、両親は客間として使っている和室へ案内した。
堂々とした挨拶、というよりは決定事項として述べる綺羅星の横で、のどかも正座して、両親の様子を伺っていた。そして綺羅星の話が終わるのを見計らい。]
(66) mikanseijin 2020/06/14(Sun) 10時頃
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うん……そういうわけで、私の彼は神様なの。 あっ、神の嫁って言っても食べられたり 死んだりするわけじゃないのよ。
それにね、お付き合いしてみて、 すごくいい人ってわかってるから、大丈夫よ。
[両親にしてみれば何が大丈夫なのか、わからなかったかもしれないが。一般人にもわかるほどの神々しさを隠そうともしない綺羅星に、両親は気圧されていた。
姉は隣室に控えていたが、茶を出すタイミングを逃していた。]
(67) mikanseijin 2020/06/14(Sun) 10時頃
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[やがて、結納品として出されたと思われる守護石に、父は唇を噛み、母は困ったように見つめていたが。]
『……人でなくなる、というのであれば、それはもはや我々の娘とは言えますまい。どうぞ、お好きになさってください。』
[父はそれだけ絞り出すと、頭を下げて席を立ち、襖を開けて退室してしまった。]
『ちょ、ちょっと、お父さん! ……ごめんなさいねー、混乱と衝撃が強すぎて受け止めきれなくなったんだと思うわ。ちょっと時間ほしいんでしょ。いえ、アタシもそうなんだけどねあはは!
普通のおばちゃんにもわかるくらい神様だしねぇ…… とんでもない相手捕まえてきたわねぇのどか』
[一方の母は、当惑すると口数が多くなるタイプのようで、一旦開くとペラペラ話し出した。]
(68) mikanseijin 2020/06/14(Sun) 10時頃
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『それにアンタ、こうと決めたら絶対変えないしねぇ。 でも、同意の上で決めているなら良いわ。 お父さんには後で言っておくわ。』
[拒否権はないとは言われたものの、母も反対の意はないこと告げ、それを示すように差し出された守護石を両手で賜った。石を胸に抱くと、深々と頭を下げ。]
『どうか、のどかを……娘をよろしくお願い致します。』
『……うちに会いに来るのは難しいのかしら。 せめて時々、手紙くらいは欲しいわ。』
[完全に受け入れ、消化するにはもう少し時間が必要かもしれなかったが。神に娘を幸せにすると宣誓されてしまったのだ。高位の存在に誠意を見せられては送り出す以外にはなかった。]
(69) mikanseijin 2020/06/14(Sun) 10時頃
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[そして去り際、母は娘に小声で、]
『ああは言ったけど、どうしても辛いことあったらいつでも戻ってきなさいよ?』
[なんてこっそり、耳打ちし。姉は]
『妹をよろしくお願いします。 ところで、ご親族に独り身男性はいらっしゃいませんか?』
[綺羅星にそんなことを聞いたりしていたのだった。**]
(70) mikanseijin 2020/06/14(Sun) 10時頃
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─ 事後結納 ─
[その日対面出来たのは両親とのどかの姉。 兄は不在ということだったが、後に伝えられることになるのだろう。 のどかの姉の反応はのどか自身を彷彿とさせ、姉妹だな、と納得していたとか何とか]
…………
[声を絞り出し、頭を下げて立ち去るのどかの父の様子を具に見、軽く琥珀の瞳を細める。 親の心境というものはいまいち測れぬが、困惑するだろうことは理解していた。 理解していてなお伝えたのは、残りの生を嘆きのみにせぬため。 今憤りを抱えても、時間を経て、彼自身の中で整理してくれればそれで良い]
(71) rokoa 2020/06/14(Sun) 12時半頃
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突然のこと故、混乱しても仕方あるまい。 しかし神隠しとなってしまうよりは良いと判断した故。
のどかが人の軛から外れる時までまだ時間はある。 それまでは自由に戻って来ても良い。 手紙も、軛を外れた後も自由にして構わぬ。
[母の言葉には制限を設けぬ旨を伝え、のどかを送り出す言葉を受け取る。 守護石はのどかの母の手に。 彼女らには見えぬ、各宝石の精が家の者達を祝福していた]
(72) rokoa 2020/06/14(Sun) 12時半頃
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[家を辞す際、のどかの姉が話しかけてきた]
任せよ。
…親族か? さて、眷属ならばいくらでも居るが、まだ人と番えるほどの力は持っておらんな。 貴石神社に祀られた者でいくらか居たかも知れぬが。
[親族という親族は居らぬ故、身近にいる神について挙げておいたがどうだったか。 紹介して欲しいと言われるなら、神社に行けば良い、と伝えることになるだろう**]
(73) rokoa 2020/06/14(Sun) 12時半頃
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[装いの色彩を違える。 それは変える事変わる事、それそのものを忌避していた頃は考えもしなかったこと。 それ故の不安を宿した問いかけに変えるのは、短くともはきとした宣。>>65]
……よかっ……。
[強い頷きを伴ったそれに安堵の息を吐いたのも束の間。 重ねられた言葉に、色々が、止まった]
きれ、い……って……。
[本当に、と問うよりも、抱き締められるのが僅かに早く]
(74) tasuku 2020/06/14(Sun) 16時半頃
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─ 事後結納のあと ─
『神様たちは美形なのかしら!? 私にもワンチャン……!』
『やめなさい 二人も行かれたらお父さん暴れるわ』
[ガッツポーズをする姉と、冷静に止める母と。 のどかは苦笑しながらも、やはり寂しくもあって。]
うん。また、帰るから。
[連絡についての返事を受けて、綺羅星と共に踵を返した。>>72 あまり見ていると、泣いてしまいそうだったから。**]
(75) mikanseijin 2020/06/14(Sun) 18時頃
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[綺麗だと、素直にそう評した言葉に沙羅が動きを止めた>>74。 何かを言い掛ける前に抱き締めてしまったけれど、それが悪い感情でないことは伝わっていた]
(76) suzukake 2020/06/14(Sun) 19時半頃
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[こうして近く触れるとまた離れがたくなるけれど。 辻の森は、長く留まる事は叶わないもの。 だから、と身を離すのと、覚えがある気配が近くに舞い降りるのはほぼ同時]
……この気……綺羅星殿、か?
[呟きを肯定するように、舞い降りたそれは付喪神の姿を形どる。>>49 紡がれる言の葉に、兎は自然、居住まいを正し]
……ああ。 色々とあったが……良き縁を得る事ができた。 綺羅星殿にも、世話になったな。
[思い返すのは、辻の風に引き離された時に導いてくれた煌めきの事。 それへの礼を告げたところに、二色の煌めきが贈られて]
(77) tasuku 2020/06/14(Sun) 21時半頃
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ん……そちらにも、良き先が導かれるよう、望月に祈願しよう。
……縁あらば、また、いずれ。
[祈りを返し、煌めきと転ずる姿を見送る。 贈られた煌めきの意味するもの。 それも、今は素直に受け取れた。*]
(78) tasuku 2020/06/14(Sun) 21時半頃
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[言葉少なになりつつも、幾らかの時間沙羅を腕に内に納めて。 しかしこの場に長居も出来ぬからと身を離した所に煌きが舞い降りる]
綺羅星……さん?
[様子からして人ならざる者だろうが、妖というよりは神を思わせる煌びやかな姿だった>>49。 面識はなかったが、沙羅>>77に倣うように姿勢を正す]
……ありがとうございます。
[祈りを向けられたことに礼を言って一礼する。 そこに送られたのは、二色の煌き]
宝石だ……。
[石言葉のような裏の意味は知らなかったが、番となる者に一対の宝石が贈られる意味合いはわかる。 だからもう一度頭を下げつつ、煌きとなって消える姿を見送った*]
(79) suzukake 2020/06/14(Sun) 22時頃
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[宝石の煌めきの残滓が溶けて、消えて。 気配も完全に途絶えると、兎は小さく息を吐く]
…………それ、では。 そろそろ、道が開く、な。
[言いつつ周囲を見回せば、帰る途を示すように、黄昏草が並び咲いていて]
……花灯を辿れば、元の場所に戻れるはず。 本当は、戻るまで共に行きたい、けれど。
……そうなったら……現から戻れる自信がない、から。
[ほんの少し、困ったような表情で告げるのは自覚済みの本音。 寂しがり屋の兎にとって、心預けられる相手は、本当は何よりも離れがたいものだから。 けれど、己が現で生きられる存在ではない事は察しがついていて]
(80) tasuku 2020/06/14(Sun) 22時半頃
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グスタフは、千早をぎゅっとして、ここからは大人の時間**
S.K 2020/06/14(Sun) 22時半頃
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[宝石と見えた煌めきは、溶けるように消えていく。 そうして気付けば、道を示すように並んで咲く黄昏草>>80]
そ、か。 ……うん。大丈夫。
[出来る限り長くを共に居たいと思う本音は同じこと。 しかし、沙羅の決意を揺らがす気はないから、一つ頷いて。 寂しがり屋の彼女が、それでも自身を送り出してくれた意味を果たすため、一時の別れを受け入れた]
(81) suzukake 2020/06/14(Sun) 23時頃
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[大丈夫、という言葉と頷きと。>>81 それに感じるのは安堵と、苦しさと。
けれど、これは一時の物だから、とどうにか飲み込んで]
(82) tasuku 2020/06/14(Sun) 23時頃
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