人狼議事


277 黄昏草咲く出逢い辻

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【独】 樫の樹の子ら リツ

/*
ああ、遂にお別れか…また会えるとはいえ…。

綺羅星さん>>-615
どうもです。

千早さん>>-617
お疲れ様です!
ゆっくり休んでください。

(-626) suzukake 2020/06/14(Sun) 22時半頃

【人】 樫の樹の子ら リツ

[宝石と見えた煌めきは、溶けるように消えていく。
 そうして気付けば、道を示すように並んで咲く黄昏草>>80]

 そ、か。
 ……うん。大丈夫。

[出来る限り長くを共に居たいと思う本音は同じこと。
 しかし、沙羅の決意を揺らがす気はないから、一つ頷いて。
 寂しがり屋の彼女が、それでも自身を送り出してくれた意味を果たすため、一時の別れを受け入れた]

(81) suzukake 2020/06/14(Sun) 23時頃

【秘】 樫の樹の子ら リツ → 儺遣 沙羅

 うん。
 きっと、遠くない日にまた逢いに来る。

 だから……待っていて。

[少しだけ泣きそうな顔で、それでも笑顔で願い告げる沙羅>>-621へ。
 両肩に手を置いて、そっと唇を触れ合わす口づけをした。
 また離れ難くならないように、素早い動きで身を離し]

 じゃあ、また!

[軽く手を振って、何でもない別れのように踵を返した後、足早に黄昏草の道を去っていく。
 立ち止まったら動けなくなってしまいそうだったから。
 左手に残された紋を時折視線落として確かめながら、現への道を通り抜けた*]

(-637) suzukake 2020/06/14(Sun) 23時頃

【独】 樫の樹の子ら リツ

/*
グスタフさんお休みなさい!

綺羅星さんは領域も綺麗なとこだ…w

(-638) suzukake 2020/06/14(Sun) 23時頃

【独】 樫の樹の子ら リツ

/*
>>-639
あえてだったの!?

それならちょっと待つべき、だったか…?

(-641) suzukake 2020/06/14(Sun) 23時頃

【独】 樫の樹の子ら リツ

/*
憎まれ口…w
本当、何から何まで可愛いなぁ。

>>-644
なるほど…w 了解です。
こっちとしては、一時とはいえ別れるんだから、それくらいはね、な気持ち。

(-645) suzukake 2020/06/14(Sun) 23時半頃

【独】 樫の樹の子ら リツ

/*
沙羅さんお休みなさい。

俺もどうしようかな、と思いつつ、今日の所は落ちておきます。
では**

(-659) suzukake 2020/06/15(Mon) 00時半頃

【独】 樫の樹の子ら リツ

/*
こそっとこんばんは。

のどかさんと綺羅星さんのところもお熱いようで。
お幸せに。

(-687) suzukake 2020/06/15(Mon) 21時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ

― 現の世へ ―

[排気ガスと、雑多な食物の匂い]

 ……帰ってきた、のか。

[辻森へ誘われた時と、全く同じではないが程近い場。
 振り向いてみれば、普段意識もしないような細い路地があったが、その先に黄昏草の灯りはもう見えない。
 異界への路は既に閉ざされているのだろう]

 …………。

[左手を眼前に持ち上げてみれば、夢でなかったことを示すように、ほのかに光る月見草の紋が見えた。
 これを月にかざせば、すぐにでも沙羅に逢えるのかもしれないが]

 いや……。
 まずは色々と、動くのが先だな。

[明日にでも出来ることは、幾つか思い付いている。
 まずは疲れを残さぬよう、自室でしっかり寝ることにした]

(90) suzukake 2020/06/15(Mon) 21時半頃

【人】 樫の樹の子ら リツ

― それから ―

[大学を辞め、遠い国へ旅をする。
 表向きの理由は、概ねそのような形にまとまったようだ。
 引き留める声はそれなりにあったものの、モラトリアムの人間が突如このような行動に出ることはさほど珍しくないようで。
 どうにか必要以上の混乱は残さずに現世を離れることが出来そうだった]

[それらの手続きと並行して、日中含め幾つかのバイトを入れた。
 渡航費用を稼ぐため、と理由付けはしていたが、実際には奨学金の返済や世話になった所への礼金に充て、それが終われば雲隠れする心算だった。
 学生向けのアパートも、近々引き払うこととなるだろう]

(91) suzukake 2020/06/15(Mon) 21時半頃

【人】 樫の樹の子ら リツ

[大学生でなくなる以上、家庭教師もやめなくてはならない。
 最後の授業も兼ねて、例の中学生の家を訪問する]

 ――というわけで、俺が教えるのは今日で最後だ。
 同じ大学の学生が後任で入ることになってるから、その辺は心配しないで。

[こちらの説明を寂しくもなさそうな顔で聞いていた中学生は、しばらく授業が進んだところでおもむろに言った]

『せんせー、なんか今日は生き生きしてるな』

 えっ!? ……そうか?

『カノジョでもできた?』

 !?

[思わず教材の本を取り落とすと、中学生は声を上げて笑った]

(92) suzukake 2020/06/15(Mon) 21時半頃

【人】 樫の樹の子ら リツ

『せんせー、おもしれー! そんなわかりやすいリアクションするんだな』

 い、いや……。

[今更否定のしようもなく視線を逸らしていると、中学生はしたり顔で頬杖をつき]

『ま、いいんじゃね?
 なんつーか前の方が、よっぽどすぐにでも消えそうな顔してたからさ』

 ……そうだったのか……。

[いざ本当に消えるという時にそれを言われるとは、皮肉なものである]

(93) suzukake 2020/06/15(Mon) 21時半頃

【人】 樫の樹の子ら リツ

 ――なあ、きみ。
 前に医者になりたいって言ってたけど、あれって何か理由があるの?

『えー? 金持ちそうじゃん。それに、モテそうだし』

 ……そうか……。

[なんだかふっと、肩の力が抜けた気がした。
 使命感に燃えようが、欲望を第一にしようが、目指すものは同じということだ]

 ま、後悔のないように頑張れよ。
 ……いや、後悔しようがそのうちなんとかなる。
 だからまあ――

(94) suzukake 2020/06/15(Mon) 21時半頃

【人】 樫の樹の子ら リツ

 縁だけは、大事にするように。

[幾つかの公式の使い方とその言葉を残して、最後の授業は終わった*]

(95) suzukake 2020/06/15(Mon) 21時半頃

【独】 樫の樹の子ら リツ

/*
完全に余談なのに長いぞ(

>>-690
18禁モードでもお美しいです(
うむ、現世についてはそう書くこともないので…。
お祝いありがとうございます。

(-691) suzukake 2020/06/15(Mon) 22時頃

【独】 樫の樹の子ら リツ

/*
>>-692
ありがとうございますw

いつ消えてもいいような人間関係にしてたつもりですが、「奨学金使っといて返さないのは駄目じゃね!?」みたいな思い付きがですね…。
一旦沙羅と別れたり、現世のことと向き合うのも大事なことと思えたので良いのですが。

(-693) suzukake 2020/06/15(Mon) 22時頃

【独】 樫の樹の子ら リツ

/*
めっちゃ寂しがられてる…!

そうか、こっちはなんだかんだリアルが充実してるけど、兎さんは本当に待つだけだもんな…。
これは早いとこ逢いにいかねば…!

(-696) suzukake 2020/06/15(Mon) 22時半頃

【人】 樫の樹の子ら リツ

― 逢瀬の日 ―

[あれから何日が過ぎただろうか。
 それなりに忙しい日々を過ごしていたから、沙羅のことを忘れはしなくとも、寂しいという思いから離れていられる時間は多かった。
 それが一区切りとも思えたのは、家庭教師を辞めた>>95夜のこと]

 ああ……そうか。
 あの日もここからの帰りだったっけ。

[出逢いの日を思い出したこと、現世での清算が着実に進んでいること。
 今が戻る機であろうと、心を決めた]

(99) suzukake 2020/06/15(Mon) 23時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ

― 月見草の森 ―

[人目につかぬ物陰で、あの日とは形変えた月へ左手をかざす。
 月の輝きが増したように視界が白の光に満たされた後、目の前に現れたのは、懐かしき月見草の森]

 沙羅……?

[どこに居るのだろうかと、小さく名を呼びながら草を踏み締めていく。
 勝手にひとの形を想像していたけれど、ようやく見つけた姿>>98はあまりに小さくて]

 ……沙羅……。

[愛おしさで胸がいっぱいになって、そのような姿で待たせてしまったことが申し訳なくもいじらしくて。
 金色の兎の傍らへ、膝を着くようにしながら抱き上げる]

(100) suzukake 2020/06/15(Mon) 23時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ

 沙羅、逢いに来たよ……!

[顔を間近に近づけて、長い耳へ囁くように声を掛ける。
 目を開ける時には、ほとんど頬が触れ合うような姿勢となっていただろう*]

(101) suzukake 2020/06/15(Mon) 23時頃

【独】 樫の樹の子ら リツ

/*
遅くなってすみません。

……最初の再会のつもりで書いてたけど、完全にそっちに渡るとこ書いた方が良かったかしら。
どっちにしろ次はそちらの方向になりそうですが。

(-709) suzukake 2020/06/15(Mon) 23時頃

【独】 樫の樹の子ら リツ

/*
沙羅>>-710

おっとと、了解です。

(-712) suzukake 2020/06/15(Mon) 23時頃

【独】 樫の樹の子ら リツ

/*
う、うん……いや、毛玉で待ってる辺りから何かあるだろうと思ってたけど……。

いや本当に破壊力よ。

(-718) suzukake 2020/06/15(Mon) 23時半頃

【人】 樫の樹の子ら リツ

― 月見草の森 ―

[金色の光が弾け、兎は少女の姿へ転ずる>>106
 抱き着く身を抱き留めるのは造作もないことで、幾度も名を呼ぶ少女を宥めるように髪を撫でた]

 沙羅……


 …………ただいま。

[表現として適切なのか考える間も無く、そんな言葉がするりと出て。
 稚さ感じさせる少女を改めて抱き締める]

(107) suzukake 2020/06/15(Mon) 23時半頃

【人】 樫の樹の子ら リツ

[互いに気が済むまで抱き合った後は、隣り合って座りつつ現世でのことを報告した。
 多くは沙羅にとって縁の遠い言葉だろうが、それなりに順調な進捗であることは伝わるだろうか]

[そうして、沙羅からも話があるならば聞いて。
 別れ際には領域の境にて口づけを交わした。
 だんだんと、長さや深さが加わってくるのは致し方ないと思いたい]

 それじゃ……ね。

[そしていずれは、名残惜しくとも現世へ戻っていく。
 目標とした金額は高くはないが、金を稼ぐ手段もまた限られてはいたから]


[そうして――数年ほどが、過ぎる*]

(108) suzukake 2020/06/15(Mon) 23時半頃

【独】 樫の樹の子ら リツ

/*
どこまで書こうか迷ったけど、結局本契約に繋ぐ形で。

…いちゃいちゃしはじめたら無限にしてしまう よね…

[しかしもっと余韻も欲しかった気がして悩む]

(-727) suzukake 2020/06/15(Mon) 23時半頃

【独】 樫の樹の子ら リツ

/*
>>-729
金烏さん(´・ω・`)
そこまで心配ならなんで、って思っちゃうけど、まあ互いに譲れなかったんだろうな…。

(-733) suzukake 2020/06/16(Tue) 00時頃

【独】 樫の樹の子ら リツ

/*
沙羅>>-742
待っててくれる姿が本当にいじらしくて…。

数年後、導入はなんとなく出来てるので準備してきます…。
時間も時間なのでラスト発言になると思います。

(-744) suzukake 2020/06/16(Tue) 00時半頃

【人】 樫の樹の子ら リツ

― 月見草の森 ―

[回された腕の感触>>116を存分に味わって。
 無理しないでと言われれば>>117、その気遣いを噛み締めるように頷いた。
 領域を離れる時は>>118、小さく丸まった姿を思い出して胸を痛めたりもしたけれど]

[そうして、数年が経ち]

(127) suzukake 2020/06/16(Tue) 01時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ

― 数年後 ―

[目標金額に少しだけ上乗せした額を手にしたところで、全ての仕事を退職し、住処も引き払う手続きを取った。
 近頃は足取りを残さぬよう意識して動いていたから、大きな騒ぎになることも恐らくないはずだ]

[そうして、現世で見る最後の月明りを仰ぐ。
 誰にも見られぬこと前提で、少しばかりの仕込みをしてから]

(128) suzukake 2020/06/16(Tue) 01時頃

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