272 【R18RP】十一月と、蝶が奏でる前奏曲
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/* お返事は安定の明日です。 今宵は菜摘を抱きしめた幸せのまま寝ますやぁ**
(-157) 緋灯 2019/11/12(Tue) 00時半頃
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/* >>-150 なぜかショッピングモールで謎の集団が神話生物召喚しようとしたら うっかりティムとハラフを呼んじゃうシナリオも待ってるう
みんなモフモフ!
(-158) rito 2019/11/12(Tue) 00時半頃
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/* かわりに犬でもどうぞ!(?)
ありがと〜〜〜〜〜〜〜〜 がんばるぞい!!
(-159) udon 2019/11/12(Tue) 00時半頃
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/* もう全員ショッピングモールに集合な!!
(-160) rito 2019/11/12(Tue) 00時半頃
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/* なんて平和な召喚…>>-158 二人をもとの世界に戻るために必死に頑張るシナリオだね! そして最後はショッピングモールを爆破しようそうしよう。
……わりといけるのでは?って寝言を言いながら私も眠ります。大和なでなで(*´∀`*)**
(-161) moggyu 2019/11/12(Tue) 00時半頃
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/* 人間しかいない世界に呼ばれたら慌てすぎるwww 神話生物に間違えられて攻撃されそう 弱いぞ!!! きゃうんってなる
もふもふは思う存分どうぞってかんじだ!
寝る人たちはおやすみおつかれさま〜!
(-162) udon 2019/11/12(Tue) 00時半頃
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/* 夢見さんの女の子PC好きガチ勢としてはミタシュに限らず私に語彙力あったらかわいい語りしたかったけど出来たとしてもその前に私はロルだししなくても皆さんには伝わってるらしい。 魅力しかないからね仕方ないね(
ちょっと灰で和んだしようやく私の時間確保出来た頑張る…!
(-163) ツナ 2019/11/12(Tue) 00時半頃
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[望むくらいは欲張ったって いいんじゃないかって思うんだけどな。>>92 俺は菜摘ならなんでもほしい。
こうやって菜摘の傍にいる権利を 姉ちゃんが死んだ世界の俺は放棄したらしい。
馬鹿だなぁって思う。 でもその気持ちは分からないでもない。 あの日に出かけた理由も俺は覚えてるから。 悩んで、知られたくなくて、逃げたんだろうな。
その世界の俺の分まで 傍にいようって勝手に誓った。]
(96) 緋灯 2019/11/12(Tue) 01時頃
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[この世界でも実は 距離を置きかけたりしてたけど そこは言わなければきっとばれないし、 今後はあり得ない話なのでこのまま黙っとこ。]
(-164) 緋灯 2019/11/12(Tue) 01時頃
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[じんわり湿る服を感じながら>>94 背中に回る手に、頬が緩むのを抑えられない。>>95 抱きしめてるこの状態なら見られないし 我慢する必要もないんだけどさ。
あの夜の続きを今につないで、 腕の中の体温を確かめるように抱きしめる。
お願いされたし。されなくたって。]
菜摘専用だからな。>>1:-68
[それこそ菜摘が泣き止んで もういいって言われるまでずっと。]
(97) 緋灯 2019/11/12(Tue) 01時頃
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[それから少しあとのこと。]
退院したらプレゼント買いに行こう。 少し遅れるけど、誕生日の。
[それに合うやつにする?って 菜摘の首元を示して問いかけた指先には、
贈り先に無事に届けられた星のネックレス。**]
(98) 緋灯 2019/11/12(Tue) 01時頃
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/* 寝る寝る詐欺してた。 この軸はまったり〆かなーと。
残り時間は好きなことゆっくりするか まったりするかなって感じで! 今度こそおやすみ。**
(-165) 緋灯 2019/11/12(Tue) 01時半頃
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― 「翌日」 ―
[――目を開けると、そこはいつもの自宅だった。 窓から差し込む日は白く、春先では有り得ない朝の肌寒さにぶるりと身震いする。ふと気付けば寝間着ですらない。どうやら仕事から帰って着替えもせず、ソファで寝入ってしまっていたようだ。 ぐるりと首を回す。体が少し痛いのも、疲れが取れていないのも、恐らくその所為なのだろうが――どうして、こんな所で眠ってしまっていたのか。
カレンダーを確認すれば、紛れもなく記憶にあった日の翌日だった。事故があった日より半年。だが、あの日に事故が起こらずに進んだ現在は、一体どのような日々を経たのだろう。 過去へ遡った後に未来へ運ばれたようなもので、なんとも心もとないものだった。ただ少なくとも、昨夜ティムが泊まった、ということはないらしい。二人分の食事を用意したり人が泊まった形跡はなく、だが、妙なことに部屋が片付いていない。 脱いでそのままの衣服、まとめられていないゴミ。洗濯は恐らく数日放置されている。最近用事が立て込んでいたのか? ――着替える余裕もないほどに?]
(99) calabari 2019/11/12(Tue) 02時半頃
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[何か、おかしい。 胸が騒ぐままに情報を求めて部屋を漁る。そうだ、日記があれば、とサイドテーブルに駆け寄ったが、何故かそこは空っぽだ。半年の間に日記をやめた? そんな急に? いや、どこかに出しっぱなしにしているのか。大抵は眠る前に軽くペンを滑らせて書き込むが、テーブルで綴ることも時折ある。ならばその傍に積んでいるのかもしれないとそちらに目を遣れば、案の定そこに積んであった。 貴重な情報を開こうとして、しかし、その上にメモ帳が置いてある。走り書きがあった、何が書かれているのか覗き込み]
(100) calabari 2019/11/12(Tue) 02時半頃
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「面会 10時〜」
[――血の気が引く。
苦しい。息が出来ない。 一体何があった。何が、面会? ――誰が? 病院の名も端に記されたメモ帳をはたき落として日記を手に取る。奇しくも丁度開かれたページは、俺にとって昨夜の出来事]
(101) calabari 2019/11/12(Tue) 02時半頃
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[ ○/□ 晴れ 昨日は日記を忘れた。記憶がところどころ曖昧。 酒のせいかと思ったが、ティムによれば 朝から様子がおかしかったらしい。 ピンとこない。だが心配をかけたようだ。気には留めておく。
天気が良かったので午後に散歩。 パイとハンバーグのストックが減っていたので買い足す。 帰り際、一人で寂しくないか、といったことを聞かれた。 仔犬扱いか? 余程調子が悪かったらしい。大丈夫だと言って帰す。
昨日は空四の墜落事故が起こったらしい。 遺族のことを思うと胸が痛む。 普段より辛く感じるはティムと重ねたからだろうか。 くれぐれも事故など遭わないようにしてほしいが… ]
(102) calabari 2019/11/12(Tue) 02時半頃
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[間違いなく、書き換えられた過去だ。 どうやら改変した記憶が抜け落ちていることが伺える。だが違和感はあれど大きな疑問は抱かずにいたようだ。
何もおかしいところはない、何も。 ぺらぺらと飛ばし飛ばしで頁を捲っていく]
(103) calabari 2019/11/12(Tue) 02時半頃
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[ □/○ 晴れ 風邪が流行っている。今日だけで二人休み。 ティムは相変わらず元気だった。 本当に風邪引かないなあいつは。 念のため早めに寝ておく。 ]
(104) calabari 2019/11/12(Tue) 02時半頃
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[ ○/△ 曇り 同僚に子供に生まれた。元気な男の子だそうだ。 出産祝いは何を選べばいいのか。 独身同士で話してもあまりいい案は浮かばず。 候補は実用性でブランケット。ぬいぐるみもありか? ]
(105) calabari 2019/11/12(Tue) 02時半頃
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[ □/△ 大雨 大雨と強風による悪天候。午後は配達中止。 明日の航路調整に手間取る。 もう少し簡略化できないものか…
先に上がったティムが食事を用意してくれていた。 疲れていたので助かった。 ティムも明日は忙しいだろうに。 なるべく早く休ませる。 ]
(106) calabari 2019/11/12(Tue) 02時半頃
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[改変した未来の多くは覚えのあるイベントが並んでいる。異なるのはその場にティムの存在が確かめられたこと。事故に遭わずに済んだ後は変わりなく、ティムが日々生活を送っていることが分かる。
大丈夫だ、何も、何も怖がることはない。 大丈夫、大丈夫、おかしいことなんて起こってない、一ヶ月前もありふれた日常が淡々と書かれている、
めくる、
一週間前もそう、その次の日も、次の日も、次も、
めくる、
次も]
(107) calabari 2019/11/12(Tue) 02時半頃
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[ -/-
どうしてティムが ]
(108) calabari 2019/11/12(Tue) 02時半頃
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――――、は、 っ
[指が震える、息を忘れる。 一ページの広さに、ただ一言だけが書き殴られていた。
だがその白地の部分に裏抜けの色が滲んでいる。恐る恐る表面に触れれば、次頁に書いた文章の筆圧でへこんでいるのが分かった。 強く、何か、衝動をそのまま書き留めるような文章が、この裏にあるのだろう。 がちがちと震える指が頁の端を触る、かり、と爪先で捲って――]
(109) calabari 2019/11/12(Tue) 02時半頃
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[ -/- 新機体の導入は予定されていた日程通りに行われた。空二の試運転。陸路の走行に異常なし。「走りやすい」「操作が前より簡単だ」と話していた。空路へ切り替え。パネルの付け替え、作動に不備も無かった。確認は念入りだった。問題は見て取れなかった。あの場では。誰も分からなかった。正常に動いていると皆が信じていた。 異常に気付いたのはあの機体が陸を離れてからだった。もう間に合わなかった。高度を上げていく機体を見上げておかしいと気付いても意味がなかった。不具合を起こしていると叫ぶ声が聞こえても見ていることしかできない。見ているだけだ。高く空へ上がっていく飛空艇を見ていた。上昇を止めて安堵したのは一瞬だった]
(110) calabari 2019/11/12(Tue) 02時半頃
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[ 機体が落ちていく 落ちていった 多分誰かは叫んでいた、叫ぶことすらできなかった、地面に叩きつけられる空二を見ているしかなかった、何も出来なかった、何も 何も 何も分からず駆けつけて、そこでもやっぱり何も、できなかった。サイレンが鳴り響く中で救急隊員が運び出すのも見ているしか 無力だ、何もできない、病院で待つ間も何も 意識不明だと伝えられたのは何時間経ってからだったか、面会はかなわずに帰された、啜り泣きが聞こえる、駆けつけたティムの親だったと思う 俺はものを言えなかった。
一日経った。目立った外傷はなかったと聞いている 仕事に向かえば、きっと大丈夫だと皆が話していた。あいつが丈夫なのは知っているから、皆そう言う、俺もそう思っている、けど、今日も意識が戻ったという知らせはこない 早く、早く ]
(111) calabari 2019/11/12(Tue) 02時半頃
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[ -/- 今日も連絡はなかった。意識が回復する場合、 数日以内に起きる場合が多いという。 明日には戻るだろう、大丈夫 ]
(112) calabari 2019/11/12(Tue) 02時半頃
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[ -/- ティムの親から連絡、面会が許された。 仕事は休む。明日行く、きっと起きてくれる ]
(113) calabari 2019/11/12(Tue) 02時半頃
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[ばさりと落下音。力の抜けた手から床へと落ちた日記をそのままに、呆然と立ち尽くす。 それ以降は白紙、白紙だ、何も書かれていない。最後の頁の日付は丁度昨日。
今日が、その面会の日、らしい]
――、は、 …… ぅ、
[その場で崩折れそうになるのを、机に手をついて支えた。分からない、今読んだものは本当に自分の日記なのか、本当に起こったことなのか。脳が今知った情報の受け入れを拒んで、手足の震えが止まらない。 いやだ、いやだ、信じられない、そんなことあってたまるか、信じない、携帯電話を取り出してティムにかける。電源が入っていないと機械音声。かける。かける。何度かけても繋がらない。出ない。ティムの声がしない。
息をする、吸って、吐いて……一欠片でも平静を拾って、ソファの背にかけられていた上着を取り、腕を通す。 携帯の時計を確認した。陸四を拾えば間に合うだろう。何もかも違うかもしれない。向かって、そこに誰も知り合いなどいないかもしれない。それならいい、それでいい、それを確かめられたらいい。
思考は、明らかに逃避だった]
(114) calabari 2019/11/12(Tue) 02時半頃
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[まだ現実を受け止められないままに向かった病院では、受付の前でしばし惑ってしまう。 だが、“どうしましたか”と尋ねられて]
……、あの、面会が、できると、
[“どなたでしょう”と優しく問いかける相手に、しばし言い淀む。尋ねるのが何故か恐ろしかった。名前を出すのが躊躇われた。不思議そうに首を傾がれ、やがてぽつりと零す。名前だけ、たった一言。 “申し訳ありませんが、そのお名前の方はいらっしゃいませんね”――望んでいたのは、その言葉だったのに]
(115) calabari 2019/11/12(Tue) 02時半頃
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[面会手続きを進められる。申請書への記入を促される。面会証を渡されて、病室へと案内される。
だが、その前で立ち尽くしていた。 開けたくない。開けなければならない。呼吸が浅く、多くなる。 この期に及んでもまだ受け入れられていなかった。名前を出して、何の問題もなく案内された今も。
半ば、夢の中にいる心地で、扉を押す]
(116) calabari 2019/11/12(Tue) 02時半頃
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