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>>-1480
その割には、まだ身奇麗だからな。
これほど俺が遊んでいるのになお俺の手を借りたがるとは、随分と臆病な強姦魔だ。
[無感情な目が、こちらを射抜く。
犯す、と。脅し文句を並べながらも、そこに強制的な行為が存在しないのは、果たして怠惰か紳士なのか。
前者だろうことは、この短いやり取りの中でも容易に想像がついた。]
ン――、っ
[布越しに雄茎をなぞられて、刺激とも呼べない擽ったさがふるりと背を震わせる。
詰めた息が鼻にかかってうす甘く抜けた。
ああ、足りない。足りるものか。こんな触れるだけの愛撫。
重なる手の重さも借りながら、自身を育てていく手の動きは次第に大きく、力が増していく。
浅ましい自己愛を見せたいわけではない、本能じみたもの。
一度でも触れたそれを、なかったことにはもうできない。
脈打つたびにふくれる下腹。じわりと先端が濡れ出すまでは、いくらもかからない。]
(-1505) mmsk 2019/10/27(Sun) 04時頃