人狼議事


270 「  」に至る病

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読書家 ケイトは、メモを貼った。

2019/10/12(Sat) 13時頃


【人】 独尊隊 ツヅラ

[美しく甘い旋律で始まり、
激情を刻む音階が昇り詰める空への階
身を投げ出すように、堕ちる音>>2:268

  私が読んだレコードに記されていた愛称は
  ── 一般的に よばれているL'Adieuではなく、
  「L'intimité」

曲はそれで終わりではない
また穏やかに、柔らかに旋律が揺蕩い、
別れが来るのはその最後の最後]

(36) 2019/10/12(Sat) 13時頃

【人】 独尊隊 ツヅラ

─ おつかいを終え ─

[派手に醜態を撒き散らかしたわりには、
穏やかにその会は終わった。

感じたのは、彼の少年の芯にあるのは孤独なのではないかということ
彼のアリスへの愛を語る表情に>>12
ほんの、だれもみていなかった、ほんの少しの涙に。


幼い姿に留められたまま永く生きた吸血鬼。

世界の美しさを語り合った間、
何故か久しぶりに思い出したのは
短命のさだめに狂わされて、病の苦痛と周囲への依存でどうにか危うい精神を保っていた人の後ろ姿
 ──全く、欠片も似ても似つかないはずだけど]

(37) 2019/10/12(Sat) 13時頃

【人】 独尊隊 ツヅラ

[車に積み込まれたのはどっさり6箱のお菓子の段ボール。
歩くのも立ち上がるのも無理かもと思ったのに、
いざ帰れるとなれば脚に力が入るんだからクソ腹の立つ病気]


 ありがとうございました、色々と
 オーロラを観に北へ行くならお勧めの穴場を紹介させてください
 昔はよくぷらぷら旅をしていたんです

[車まで、ふらつく体を支えてくれた少年に頭を下げて。
伸ばされて止まった手>>15を握った。握手]

(38) 2019/10/12(Sat) 13時半頃

【人】 独尊隊 ツヅラ

 ええと、伝えておきます

 どうか貴方も……

[貴方の世界が、壊れてしまいませんように?
いやいや]


 ──貴方と貴方のアリスが幸せに過ごせますように**

(39) 2019/10/12(Sat) 13時半頃

【人】 弁務官 ジャーディン

[ニンジンの皮を剥くがどうにも蒼佑のように上手くいかない。
 これが技術レベルの差をいうものだ。
 それくらいは理解できる。

 ジャガイモは一度蒸かしてから油で揚げる。
 蒸かす準備をしてモニターを見ると
 >>30メルヤの位置が先ほどから一ミリも動いてはいなかった。

 首を傾げてしまうのも当然である。
 蒼佑は嬉々として帰っていったし
 通常戻ってくる方が嬉しいと感じるものではないだろうか]


  ……何をしている


[道草と言うわけではないだろう。
 まさか>>28帰って来いと言ってないからなどと思いもしない。
 行ったら帰ってくるのは当然のことなのだ]

(40) 2019/10/12(Sat) 13時半頃

【独】 山師 グスタフ

/*
グスタフ視点でみると、
明らかに司法に訴えた方が良い気するチトフくんに
不安を覚えつつも、深入りしようとしないのは、
正義とか倫理を越えて眷属と吸血鬼のあれこれが
どーしようもない。って諦めてる部分もあるんだろうな。
自分は他者を責められるほどまともなのか云々的な。

(-7) 2019/10/12(Sat) 13時半頃

【人】 独尊隊 ツヅラ

[ただいま]


 ……はぁ


[見よこの玄関ホールに山と積まれたお菓子の箱
業務用かい、という段ボール×6は愛らしくカラーリングされ、
ホワイトラビット社のロゴが読み取れた]

 どうもお世話様

[6往復してお菓子を搬入してくれた業者、じゃない運転手に礼を言って]

(41) 2019/10/12(Sat) 13時半頃

【人】 弁務官 ジャーディン

[火を止めると漆黒のマントを羽織り通路に出る。
 スマホを片手に地図とメルヤの位置を表示させ、
 屋上への扉の前に立てば呪文を唱えた]


  "アレックス"、閉じろゴルァ


[>>27鍵すらも音声認証+暗号化されている。
 開けられないわけがない。

 開いた扉の向こうは雑居ビルの屋上である。
 柵の上に乗ると何時もと同じように空を飛ぶ。
 確か朽木 青は出来ないのであったか。
 今日聞いた話を思い出しながら空を駆け抜け――]

(42) 2019/10/12(Sat) 13時半頃

【人】 独尊隊 ツヅラ

 ……むかつく

[手を軽く開いて握って、見下ろした。
死ぬほどの疲労感が首の後ろにあるが、頭痛はぷつりと絶えている。

それに耳が白杖の音を探さなくても、
主人がどこにいるのか、肌でわかってしまうようだった**]

(43) 2019/10/12(Sat) 13時半頃

炉の番 チトフは、メモを貼った。

2019/10/12(Sat) 13時半頃


【人】 弁務官 ジャーディン

[>>29何やら見覚えのある景色が見え始めた。
 スマホの地図を拡大して位置を確かめながら
 屋根の上を伝っていくと>>30座りこむ眷属の姿が見えた。

 座り込むすぐ後ろ、壁の上に降り立つ]


  また迷子か


[メルヤを見下ろしながらそう尋ねた*]

(44) 2019/10/12(Sat) 13時半頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ

── 帰路 ──

[気づけば曇天の奥、空の色がだいぶ濃くなっていた。
列車とバスを乗り継いだとしてもせいぜい数刻。
教授の家から逆算すればとうに帰り着いてる時間。

何をしていたかといえば──何も。
ただ、白亜を目指して歩いていた。
身に余る冒険に悲鳴をあげる身体を引き摺って。

馴染むと思われた革靴は踝を擦り、
薄い表皮が避けつつあるのを感じながら。]

(45) 2019/10/12(Sat) 13時半頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ

  
 ……帰って…いいんだよ、な…

[他に選択肢はない。
帰ってくるな、なんて言われてないし
保護者としてみれば過保護な面もある主のことだ
帰宅が遅れれば心配するかもしれないと期待する一方。
そうでなかった場合を想像して、ず、と踵を擦る。

いや、いいんだ。主がどう思おうと関係ない。
眷属にはその権利がある。
開き直りきれないのは──とうに壊れた関係への未練。

"彼"の選択肢を奪ってしまったという罪の意識。]

(46) 2019/10/12(Sat) 13時半頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ

[左手には紙袋がふたつ。
ひとつは教授からの土産と、もうひとつは。

それらを落とさぬように抱え、
蟀谷に冷や汗を滲ませ丘を登る。

ああ、まるで。20年前のあの日みたいだ。
妙な感慨に耽りながら、既に視界にある建物を見上げた。

街灯の少ない暗い細道。
小さな人の形と風に揺れる銀糸は建物からも見えるやも。
ゆら、ゆら。
覚束ない足取りが、照明が浮かす影に気づいた途端、
駆け出そうとして縺れ、ぐしゃ、と潰れる惨めな様も。]*

(47) 2019/10/12(Sat) 14時頃

【独】 蝋燭職人 フェルゼ

/*
謎にもじもじするし緊張しちゃう。
メルヤさんみたく途中で迷子になったり失踪も考えたけど、携帯持ってないからさ……

(-8) 2019/10/12(Sat) 14時頃

独尊隊 ツヅラは、メモを貼った。

2019/10/12(Sat) 14時頃


【独】 蝋燭職人 フェルゼ

/*
>>31
かわいい。ごめんね半端に帰ってきたよ。

(-9) 2019/10/12(Sat) 14時頃

蝋燭職人 フェルゼは、メモを貼った。

2019/10/12(Sat) 14時頃


【人】 公証人 セイルズ

―― 見送り ――

 混同、……か。
 覚えておくよ。

[ぽつ、と雨のように落とした言葉は心もとない。
それでも、吸血鬼教授は
フェルゼの言葉に一度は頷いてみせた。>>447]

(48) 2019/10/12(Sat) 14時頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[道路にへたり込み、灰色の地面を見つめる。

 前は舗装すらされていなかったその場所は
 今ではコンクリートで覆われていて
 恐らく、そうした変化は他の場所も同じ
 知らぬ間にこの場所も変わっていったのだろう。

 お菓子のかけらを運ぶ蟻の列
 彼等すら迷うことなく自分の巣を目指すのに]

(49) 2019/10/12(Sat) 14時頃

【人】 公証人 セイルズ

( 時々、わからなくなるんだよ。
  何も言っていないのにあの子は妻に似てくる。
  あの子はあの子で、妻は妻なのに
  僕は少し、どうしていいか解らなくなって来る……)

[弱音を吐き出すことはない。
ただ、暮れかけの空の下、
ひとり歩いていく白い少年の背を見送っていた。>>2:449

普通に会話が出来た分、まだ”問題なし”と判ずれど
彼が心の裡に飼う激情までは見通せない。
セイルズはただ、今日出会った眷族が
末永く、吸血鬼と共にあってほしいと願った。]

(50) 2019/10/12(Sat) 14時頃

【人】 公証人 セイルズ

 
 僕らの渇きを癒すのは
 血ではなく、君たち自身なんだよ。

[その声は聞こえはしないだろう。

見事に緋色に染まった空を見上げる。
鼻先を湿った匂いが掠める。

黄金色の陽があかあかと地上を照らすのを
吸血鬼教授は眩しそうに見て]

 ……雨が、降りそうだな

[ぽつりとひとりごち、自宅の扉を閉めた。*]

(51) 2019/10/12(Sat) 14時頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[どうして自分にはそれができないのだろう]

(52) 2019/10/12(Sat) 14時頃

【人】 公証人 セイルズ

―― 自宅にて ――

[暖炉の上にキャンドルが2つ並んでいる。
新郎、新婦を模したようなそれを
セイルズは微笑み、見つめてから
夕食の皿を食卓に並べた。]

 おかえり、ミルフィ。

[娘の顔をみれば安心したように笑う。
焦燥、それから火照りに当てられた娘と対照的に
セイルズの心は雨に打たれたときのように冷えている。]

(53) 2019/10/12(Sat) 14時頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[じわりと涙が目縁を濡らす
 手のひらで拭っても、拭っても溢れてくる。
 しゃくりあげながら鞄を抱えたとき>>44]


  ごしゅ……じん、さま

  はい、そう。迷子
  ただの迷子だから、だいじょぶ


[不安が嘘のように引いていく。

 そう、ただの迷子。これは迷っただけ
 彼と暮らし始めてから
 近所へのお使い以外行ったことはないから
 馴染んだ場所へ来てしまっただけ。

       心の中で繰り返した言い訳は
       暗示のように自分の中へ溶けていき]

(54) 2019/10/12(Sat) 14時頃

【人】 公証人 セイルズ


 ああ、そうなのか。
 じゃあ、このパスタは明日に回そうかな。
 
[主食にラップをかけて冷蔵庫にしまう。
そして、どこか言葉の少ない娘と食卓を囲んだ。
食前に神への祈りを捧げないままで。

サインを貰ってきた、というので
「よかった」と微笑み、それをいただく事にした。

珈琲に混ざる家畜の血の味を
サンドウィッチで上塗りした。]

(55) 2019/10/12(Sat) 14時頃

【人】 公証人 セイルズ


 サインをもらってきたのかい?
 素敵だね。
 僕もね、お土産をもらったんだ。
 
 ほら、暖炉にキャンドルがあるだろう?
 大変愛らしい。
 聞きそびれてしまったけど、
 もしかしたら手作りかもしれないな。

[今日あったことを、
いつもの日常の延長線上のように語る。
それでも、娘の口は重かった。

今回の遣いは娘にどんな変化を齎すのだろう。
怖れにも、諦観にもにた感情を抱えながら
セイルズもまた食事を取り終えて>>20]

(56) 2019/10/12(Sat) 14時頃

【人】 公証人 セイルズ


 ……ミルフィ?

[熱を含んだ瞳と目が合う。
それだけで、彼女が何を欲しているのかを理解した。

細い指が釦に向かうのを見ずとも
その肩口が晒されるのを見ずとも

理解できてしまうのに、そこから視線がはずせない。]

(57) 2019/10/12(Sat) 14時頃

【人】 逃亡者 メルヤ


  もう、お客様は……?


[帰られましたか。と
 涙で濡れたままの瞳が揺れる*]

(58) 2019/10/12(Sat) 14時頃

【人】 公証人 セイルズ


 …………

[衝動を堪えるように、手元の珈琲を一口。]

 どうして、そう思うんだい?
 僕は健康体だし、食事も毎日とっている。
 疲れてすらいないよ。
 吸血を欲するコンディションではない。

[一瞬、鋭く娘を睨みつけた。]

 食事を取る気はないよ。
 飲んで欲しいのは君の方だろう?
 

(59) 2019/10/12(Sat) 14時頃

【人】 公証人 セイルズ


 (「信じてくれないから、…
   血を捧げることでしか実感できないんです」>>2:422
 

(60) 2019/10/12(Sat) 14時頃

【人】 公証人 セイルズ

[珈琲の液面が揺れる。
ミルフィから視線をはずし、茶色い液面を見つめ
ぽつりと、セイルズは語る。]

 そんなこと
  ”吸血” なんかより
 僕は深く君を愛してきたつもりだ。

 本能を押さえつけ、人間と同じように……
 肉食獣が羊を食べず草を食むように。
 
 けれどきっとそれは君たちには辛い事。
 僕の自己満足に近いこと、なんだろうね。
 ……けれど。

[他の吸血鬼と眷属との暮らしに当てられた、
というのがおそらく正しいのだろうが]

(61) 2019/10/12(Sat) 14時頃

【人】 公証人 セイルズ


 わかっておくれ。
 壊れると解っていて手を出したくない。
 僕は君を失いたくない。

 ……ミルフィ。

[珈琲から視線をあげ、娘の熱を帯びた瞳と目が合う。
20年の年月を越えて尚、
吸血鬼教授の瞳は雨降る日を映し出している。]

 僕ら二人が13年積み上げてきたものを
 君の意思で壊すなら
 衝動的にではなく、理性的にあるべきだ。
 

(62) 2019/10/12(Sat) 14時頃

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