人狼議事


270 「  」に至る病

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【独】 山師 グスタフ

/*
ホラーを描く才能がない…(うつむく)

ミルフィちゃんをみてくれ、
ひぇっとするような迫る仄暗さがある。
がんばぇー!ってなる。がんばぇーーー!!

(-0) 2019/10/12(Sat) 11時頃

【人】 山師 グスタフ

[中てられた、と言うのは責任転嫁。
 されども彼女を見送った後から疲労がドッと降りてきた。

 眷属の依存度を計る制度であるが、対応する側にも一定の安定性が求められるらしい。自身にその資格があるかは―――、身体の消耗が答えを出している。
 待合室のソファから立ち上がるのも億劫で、首の裏までソファに凭れた。

 仕事柄、不安定な患者は少なくないし、医者として二百年以上の実績がある。だが、今回は良く効いた。

 外には夜が迫りつつある。

 彼の帰宅の時間は聞いていない。
 見た目は幼いが、中身は大人だ。
 それに外で取り乱したなら、連絡が己に入る。

 眷属に深く干渉出来るのはその主だけ。]

(25) 2019/10/12(Sat) 12時半頃

【人】 山師 グスタフ

[目を細めて視線を窓に向ければ、薄暗い丘が見えた。
 
 人影が見えるなら、彼に違いない。
 己が“ケイト”に告げたように、彼もまた己の傍ら以外では生きられぬのだから。

 帰宅を待つ反面、それが彼の本意であるかを自問する。
 もうずっと、自らが穢してしまった彼の心を探している。

 彼が夜になっても戻らなければ、怠惰な身体に喝を入れ、街中を探し回らなければならない。細い路地も、小さな店舗も隈なく。
 それを少し何処かで望むのは、従順な隷属より彼の意思を感じる所為。
 
 溜息が散らばるように零れる。]


 フェルゼ。


[帰宅を望まぬ内心と、目が離せない窓辺。
 この感情は、血に縛られている訳ではないのに。*]

(31) 2019/10/12(Sat) 12時半頃

山師 グスタフは、メモを貼った。

2019/10/12(Sat) 12時半頃


【独】 山師 グスタフ

/*
グスタフ視点でみると、
明らかに司法に訴えた方が良い気するチトフくんに
不安を覚えつつも、深入りしようとしないのは、
正義とか倫理を越えて眷属と吸血鬼のあれこれが
どーしようもない。って諦めてる部分もあるんだろうな。
自分は他者を責められるほどまともなのか云々的な。

(-7) 2019/10/12(Sat) 13時半頃

【人】 山師 グスタフ

[遅いと感じ始めて一時間。
 子供の帰宅時間としては遅いが、大人なら未だ許容値。
 彼の影を宵闇に探し、瞼が僅かに下がる。

 思い出すのは飛び出していった彼女の背中。>>35
 振り切ってでも走り出すなら、留める術はない。

 電話越しにも、悲鳴が届いていたかもしれない。>>34
 思わず咎める声を電話口に注ぎそうになったのは同族嫌悪が故。>>24
 留められたのは、彼女への憐みを恥じたが故。

 やはり、眷属を得る吸血鬼など。と、偏見は増す。

 未熟なれど同じ立場の相手へは自然と批判的になる。
 本来、自らが所属するカテゴリーには寛容になるものだが、己には当てはまらない一般論。


   あやまちであることも疑わず。
    ――――― 許されたいとも、思わない。]

(69) 2019/10/12(Sat) 14時半頃

【人】 山師 グスタフ

[辺りが暗くなるほどに焦燥する。
 そして、同じくらいに期待する。

 彼を按ずる心があっても、またエゴが顔を出す。

 少しずつ乗り出す身が、窓辺に添った。
 もう身体を起こしてしまう方が楽なのに。]

 ………、

[街灯の途切れた丘の上で、唯一灯る診療所。
 北極星を目指すように彼が帰りつく場所。

 しかし、その明かりを灯す己にとっては蝋燭の揺らぐ火よりも心許無く。]

(70) 2019/10/12(Sat) 14時半頃

【人】 山師 グスタフ


 っ、

[闇に揺らぐ白銀。
 それを見つけた途端に、伸びていた肢体が跳ね起きた。

 足裏が床につくと同時に、玄関を目指し走り出す。
 老朽化も見え始めた建屋に厳しく当たり、
 閉めることも忘れたドアは夜気に揺れた。

 なりふり構わず駆けつける長躯は、
 彼の体幹が崩れる前に、逞しい両腕で支えようか。

 浅い呼吸は何十年かぶりの全力疾走の所為か、
 倒れかけた相手に不安を煽られた所為か。


 二十年前と同じ危機感が胸を占めて。]

(71) 2019/10/12(Sat) 14時半頃

【人】 山師 グスタフ


 ……随分と、遅かったな。
 歩けないのか?

[なるべく平静を装ったが、闇に紛れ冷や汗を掻いていた。
 声が揺らさなかったが、動揺は隠しきれない。
 
 彼の来訪先は信頼の置ける知識人だったはずだが。
 確かめるように肩に、腰に触れてしまう手が止められず。
 最後は彼の頬を包むように掌を添え。]


 ――― 無事に御使いが出来たようで、安心した。


[こんなに長時間外出するのは珍しいことだ。傷つき、疲労して帰路を辿ってきた彼を深く労わなければならないのに、言葉を上手く紡ぎ損ねた。

 ちらりと脳裏を掠める昼間の来客。
 深く、深く、主に依存した症例。
 彼の頬をなぞりかけて、躊躇うように指先が震えた。*]

(73) 2019/10/12(Sat) 15時頃

【人】 山師 グスタフ

[支えた身体は軽いが、生きていた。
 
 元々危険などなかったはずだから当然だ。
 無意識に走り出したこの脚が可笑しいし、伸ばした腕が可笑しい。しかし―― 、窓をじっと見つめていた双眸と同じように、腕も足も、彼の傍を離れたがらない。]

 もうすぐ夜が来るなって、
 たまたま窓を見たらお前の姿が見えた。

[彼の下まで息を切らして走った癖、言い訳は往生際悪く。
 その上、即席の嘘は安っぽい誤魔化しも色で響き。

 失言を払うように首を振って、視線を彼の足元へ。
 白皙の肌に朱が滲み、斑を描く傷が痛々しい。

 思わず片目を眇め、]

(81) 2019/10/12(Sat) 16時半頃

【秘】 山師 グスタフ → 蝋燭職人 フェルゼ

[立ち昇る馥郁に、ぐらりと精神が揺れる。


 此処最近は潤沢に得ていたはずなのに、
 ともすれば抗い切れないくらいの衝動があった。

 口腔で一気に増した唾液を飲み干し。]

(-16) 2019/10/12(Sat) 16時半頃

【人】 山師 グスタフ


 ……ああ、そうか。靴か。
 俺も出不精だから気が回らなかった。

[視線を彼の足元から引き剥がし、視線を重ねる。

 微かに揺れ続ける瞳には雑多な感情が渦を巻いていた。

 退廃しながらも、彼と薄暗く平穏な日常に慣れた身。 
 それが今日は今朝から満員御礼。
 彼との別離と、彼女の来訪と、今も。
 何もかも、己の安定を妨げ、理性を揺らす。]

 良い時間が過ごせたなら良い。
 教授は話し上手だから、楽しかっただろう?

[告げながら、掌の中に感じた呼気に背筋を震わせた。
 竦むように靴裏が土を詰り、半歩退いて。]

(82) 2019/10/12(Sat) 16時半頃

【秘】 山師 グスタフ → 蝋燭職人 フェルゼ

[咽喉の中をだらだらと唾液が流れていく。
 
 一説によれば、依存が進むほどに眷属の血は味を深める。
 他所から刺激を受け、それでも従順に帰ってきた彼。

 彼の誘惑はいつも甘いが、今日は怖いくらい、]

(-17) 2019/10/12(Sat) 16時半頃

【人】 山師 グスタフ


 その足じゃ、歩けないだろ。
 ほら、おぶってやるよ。

 帰ったら手当―――、より先に風呂か?

[慌てて言い繕って、腰を屈めて背を見せる。
 大人になり切れなかった彼にはない、広い背中。

 誤魔化し、隠し、偽る、悪い大人の。*]

(83) 2019/10/12(Sat) 16時半頃

【秘】 山師 グスタフ → 蝋燭職人 フェルゼ

[彼の安全を確認したのに、汗が引かない。

 身体の中を渦巻く熱は発汗だけで足りず、
 別の場所へと集まり、解放を訴える。
 
 清貧に過ごしてきた二百年以上、枯れ果てていた場所。
 老成と無欲が混じり、滅多に起きない種の本能。
 先日隆々と聳え、驚愕と嫌悪に苛まれたばかりなのに。



 前に屈めた己の下肢は、確かに熱を兆していた。

 

    ―――― 今日は怖いくらい、彼が欲しい。*]

(-18) 2019/10/12(Sat) 16時半頃

【独】 山師 グスタフ

/*
情緒が滅茶苦茶にされる…。
やはり天才であったか…。

(-25) 2019/10/12(Sat) 17時半頃

【人】 山師 グスタフ

[彼の眼差しひとつ、彼の物言いひとつに構えてしまう。

 彼はきちんと執着を隠している。
 外で如何だったか知らないが、意識しているのは己の方。
 自意識は一方的に上がっていく。

 内心の警戒は焦燥を生み、腹の底では律することが出来ない感情が暴れていた。]

 ……次。

[鸚鵡返しに呟くのは無意識。
 極自然と彼の口から出た言葉は、恐らく血の執着とは何ら関係ない。彼自身の本心だ。

 それなのに何故―――、]

(108) 2019/10/12(Sat) 18時半頃

【秘】 山師 グスタフ → 蝋燭職人 フェルゼ

[一瞬、彼の不貞を疑ったのか。

 吸血鬼が眷属を増やす利こそあれど、眷属が主を増やす利はない。論理的に考えれば、他愛無い相槌の筈。

 そもそも、彼が他者に好意的なのは良い傾向だ。
 無論、他所で大事にされることに不満など無い。
 支えとなる繋がりは多く持っていた方が良い。
 




 心配せずとも、どうせ、彼は己なしには生きられない。]

(-34) 2019/10/12(Sat) 18時半頃

【人】 山師 グスタフ

[首に回った腕の気配に肩が跳ねた。
 自分から勧めておきながら、彼の体温が背中に添えば落ち着かない。彼を背負って運んだことなど一度や二度ではないのに、今日は動揺を流しきれずにいる。

 媚びるように寄りそう癖、その自重は軽くて物足りない。
 唆されていると感じるのは、きっとこれも自意識過剰の成せる業。

 彼と己は同性であるし。
 血の契約関係を結ぶ、逆らえない立場にいる相手。

 主である己が強権を振り翳し、
 彼の尊厳を踏みにじるなど恥ずべきことだ。]

(110) 2019/10/12(Sat) 18時半頃

【秘】 山師 グスタフ → 蝋燭職人 フェルゼ

[それなのに―――。

 彼は己を唆す。
 甘い香りが夜気に混ざる度、頭の芯が焼ける。

 だが、未だ耐えられる。
 自らの、吸血鬼としての生態は理性で押さえつけられる。
 食欲を耐えてきた日々だ、難儀だが不可能ではない。

 
 耐えられないのは。]

(-35) 2019/10/12(Sat) 19時頃

【人】 山師 グスタフ

[彼を背負って歩き出す。
 蹈鞴を踏まぬ足取りは力強く。
 丘の緩やかな傾斜も、少し前屈するだけで難はない。
 
 己の背で楽し気に、報告を告げる声を聞きながら。]

(111) 2019/10/12(Sat) 19時頃

【秘】 山師 グスタフ → 蝋燭職人 フェルゼ

[耐えられないのは。


 厭っていたはずの外出に意欲的な反応だ。
 彼は何度も腕を切り、別離を拒否したのに。

 腹で煮えるのは不安感ではなく不快感だった。

 怒りは体内を旋回して血を煽り、
 下肢の滾りに興奮を集めていく。

 ズキズキと痛むような勃起など知らなかった。]

(-36) 2019/10/12(Sat) 19時頃

【人】 山師 グスタフ

[一緒に家に戻ると、部屋の空気が和らいだ気がした。
 ゆるく吐く呼気は、坂道を昇って少し温まっている。

 彼が持ち帰った土産を手ずから受け取り、一旦卓へ。
 そのまま血判の足跡を刻ませることなく、浴室に連行。
 素足で室内を歩かれたら、被害を受けるのは己だ。]

 何を―――、話したんだ?

[床を舐めさせる趣味が?と、揶揄半分に笑おうとして、温度のない声が出た。絞り出した声は彼の安定を喜び、称賛する暖かいものではなく。]

(113) 2019/10/12(Sat) 19時頃

【人】 山師 グスタフ


 教授は俺よりもずっと年長の吸血鬼だ。
 眷属も持って長いんだろう。

 話なら枚挙に暇がなかったと思うが……、

 で?

 なにを?

[浴室の前で下せば、彼を見下ろすのは鋭い眼差し。

 冷たい炎を瞳孔に灯したような、
 理性を手放したがらず冷静を繋ぎ止めるような。

 危うい色。]

(116) 2019/10/12(Sat) 19時頃

【人】 山師 グスタフ

[彼は冗句は言うが、吸血以外で誘惑はしない。
 だから、浴室への誘いも、冗談なのだろう。]

 ……そう、だな。
 それも、そうだな。

[けれど、ゆっくりと持ち上がった右の五指。
 掴んだ肩と、踏み込む足。

 冷たいタイルに二人分の足音が踊った。**]

(119) 2019/10/12(Sat) 19時頃

【秘】 山師 グスタフ → 蝋燭職人 フェルゼ

[シャツの釦を弾く合間に連れ込んだ痩躯。
 けれど、悲鳴も反論も許さず、そのまま胸板を浴室の壁へと押し付けた。]

 振り向くな。

[短く告げるのは、説教でも躾でもない命令。
 己の下肢で燃えている劣情を目視されない為の語。

 この期に及んで、彼に醜い自身を知られたくなかった。
 彼に性的欲情を覚えている自覚を持ちたくなかった。]

(-38) 2019/10/12(Sat) 19時頃

【秘】 山師 グスタフ → 蝋燭職人 フェルゼ


 
 ――― 目を、閉じてろ。


[声は渇いて喘ぐよう。
 彼の背後から、首筋へ寄せる唇。

 頭の中で鳴り響く警鐘を上書きしたくて、シャワーのコックを捻る。お互いの服が肌に張り付いても些細なことだった。

 噴き出す冷水にも熱を下げない、下肢に比べれば。*]

(-40) 2019/10/12(Sat) 19時頃

山師 グスタフは、メモを貼った。

2019/10/12(Sat) 19時頃


【独】 山師 グスタフ

/*
先天性EDでDTな吸血鬼で、
偏屈で堅物で無意識ゲイって盛り過ぎな気もする。

(-41) 2019/10/12(Sat) 19時頃

【独】 山師 グスタフ

/*
消費カロリーがドキドキとハラハラで倍率ドン!ひぇ。

(-51) 2019/10/12(Sat) 21時半頃

山師 グスタフは、メモを貼った。

2019/10/12(Sat) 21時半頃


【秘】 山師 グスタフ → 蝋燭職人 フェルゼ

[シャワーがタイルを叩く音色は雨音に似る。
 二十年前は外で聞いて、今は内で聞く旋律。
 梟の鳴き声も、風の音も、全て塗り潰して隔絶してしまうような。

 シャワーの雨に打たれても、彼は従順であった。
 己の命令に逆らわず、外耳に色を刷くだけ。
 まるでそんな態度を評するように、冷たいだけだった冷水もぬるい温度を帯びていく。


 けれど、彼を捕える腕は緩まない。]

(-54) 2019/10/12(Sat) 22時頃

【秘】 山師 グスタフ → 蝋燭職人 フェルゼ


 御高説貰って納得して帰ってきたのか。
 お前、世間知らずなところは変わってないな。

[最初に飛ばしたのは、彼を詰るような皮肉だ。

 彼の働きは、褒められこそすれ非難されるものではない。
 今日に至るまでの不安定な期間の方が余程是正対象だった。

 ――― 否、己だって理不尽を吐いている自覚はある。

 止められるなら、今すぐこの口を縫い付けたい。
 だが、彼が純粋な喜色を浮かべるほど、堪らない気持ちになるのだ。

 口を開くほど、己の中から汚いものが溢れていく。]

(-55) 2019/10/12(Sat) 22時頃

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