254 【突発R18】クイン・エルヴィニアの宮殿
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/* おはようございます(ログ読みしてるうちに寝落ちてた顔
カナエはお付き合い本当にありがとう。 返事が来るたび転がっててただでさえ遅筆なのが余計時間かかって申し訳なかったです。
>>-2 こちらこそお相手ありがとう。 メアリーもとても素敵な子で話が出来て嬉しかった。
(-3) kiska 2018/12/04(Tue) 07時半頃
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/* こんばんは。 ちょうど再会してるところが見えた。 うん、可愛いなぁ。シュロさんにまるっと同意しつつ諸々の用事済ませてきますね。
(-16) kiska 2018/12/04(Tue) 20時半頃
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―翌朝― [昨晩は、愛しい少女をただただ夢中で求め続けて。 気がつけば夜明けを通り越した 眩い光が明かり取りの天窓から差し込んでいた。
どれほどの時間、彼女と交わっていたのか、 何度彼女の奥(なか)に精を迸らせたのか、 もはや定かではないけれど]
……おはよう、カナエ。
[傍らに抱いた愛しい人にそっと唇を寄せる。 ただ、肌を触れ合わせるだけでこんなにも幸福感が込み上げてくるなんて知らなかった。 ここに来るまで、彼女に出会うまでは。
目覚めた彼女の赤くなった顔も、緩んだ頬も>>0 その全てが自分のものだと思うと、 なんだか胸のあたりがぽかぽかと温かくて、 いつまでも眺めていられるけれど。 どうやら、彼女には何か気がかりなことがあるらしい>>1]
(14) kiska 2018/12/04(Tue) 23時頃
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友達、か……。
[彼女と同じく、異世界からやってきた人間のこと>>1 その人のことが気にかかるらしい。 それと、もしかしたらもう一人、友人がいるかもしれないことも]
いいよ、いってらっしゃい。
[ふと、思い出したのは。 昨日話をした小柄な、だけど気高く賢くて 愛らしかった、星の瞳の少女のこと。
あれから、彼女はどうしただろう? メアリーは……あの少女は、恋を見つけることが できただろうか? 幸せを、見つけることができただろうか?]
(15) kiska 2018/12/04(Tue) 23時頃
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僕も、少し宮廷内を歩いてくるよ。 何かあったときは部屋に戻っておいで。
[いってらっしゃいと、両頬に口づけを落として 彼女を見送ってから自身も廊下へ出て歩き始めた]*
(16) kiska 2018/12/04(Tue) 23時頃
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/* 遅くなりましたが延長ありがとうございます。
どうしようかな。 メアリーの家族の補填についてはずっと考えていたけれど、あまり出しゃばり過ぎるのも良くないかなと悩み中。 そしてコリーンはお返しありがとうございました。
それと、僕もシュロやレンと話がしたいなーと。 シュロは同じ夜に生きる種族として縁故振りたかったんだよね、幼馴染とか(しかし夜に生きてる以外の接点がなさそうという)
(-29) kiska 2018/12/04(Tue) 23時頃
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/* 書いてたら>>-39が見えた。 カナエはおやすみなさい、ゆっくり休んでくださいね。 僕は明日休みなんでまったりゆっくりする予定です。
(-40) kiska 2018/12/05(Wed) 00時頃
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―回想・夜に生きる者の話―
[あのエルフの屋敷から戻って暫く経った頃。
あの日、エルフの屋敷で大人たちを見失って迷子になったときは、それはもう不安で心細かったものだけど。 喉元過ぎればまた、どうにか大人たちの目を掻い潜って、領地を囲む森の外へ出ることはできないものかと画策していた。
僕らの住まうノクスフィグラの領地は深い森に覆われていて、土地勘のない者を迷わせる。 知らずやってきた旅人や、ノクスフィグラの許可を得ていない者たちは数日間森を彷徨った後、再び森の外へと放り出される。
この森は、余所者を寄せ付けない。 そして、森の中は決して強くはないとはいえノクスフィグラに従属しない魔物もいるのだから近づいてはいけないと、父や母からは 口酸っぱくそんなことを言われていた]
(23) kiska 2018/12/05(Wed) 00時頃
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[しかし、僕は相変わらず、そんなことを聞くような聞き分けの良い子ではなかった。
既に前回のエルフの屋敷の件で前科持ちになってしまった僕は、周囲からだいぶ警戒されてしまったけれどそれでもどうにか目を盗んでこっそり森の中へ探検に出てしまった。
そして数時間後。 森について何の準備もなく飛び込んだ僕は例によって森の中で迷子になっていた。
正直に言えば、油断していた。 純正のエルフに限らず、僕らにとって森というものは親しみ深いもの。 物心つく前から、僕も屋敷の近くの森を遊び場としていたから、森に対して危機感も恐怖感も持つことはなかった。
それが災いしたのだろう、 領地の外をぐるりと囲む森はあっさりと僕を迎え入れ――そして迷わせた]
(25) kiska 2018/12/05(Wed) 00時頃
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[気がつけば、あたりはすっかり暗くなっていて。
すっかり歩き疲れた僕は、近くの木の根元に腰を下ろして蹲っていた。 このまま、もう戻れないかもしれないと、そんな後悔が浮かんできた頃だったか。
ぱき、と乾いた木の根を踏む音が聞こえた。 その音に顔を上げれば――その先に見知らぬ大きな男が立っているのが、見えた。 木々の隙間から見える、大きな人影と背に流れる黒い髪。
知らない大人と出会った恐怖心よりも、人に会えたという安堵感のほうが勝ってしまって。 気がつけばその男に縋りついていた。 今思えば、男も自分にしがみついてきた子供にはさぞ困惑したことだろう]
(26) kiska 2018/12/05(Wed) 00時頃
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[どうにか男に事情を説明して、そうして、彼に連れられて森を抜けた先の屋敷まで連れて行ってもらった。
あの頃はわからなかったけれど、今思えば迷子だった僕を連れていたことで、「ノクスフィグラの許可を一時的に得た」状態だったのだと思う。
僕を連れた男を見た父は男に数日間滞在する許可を出して、息子の恩人として、また客人として丁寧に迎え入れた。 その間、僕は彼にずっと懐いて離れなかったと召使たちは口を揃えて言う。 僕も彼が外で見てきた景色について、かなり質問攻めにした覚えがあるからそれはきっと事実だ。
――…「シュロ」という彼の名前は忘れていないし、また、いつかどこかで会えたら嬉しいと、そう心から思う]**
(27) kiska 2018/12/05(Wed) 00時頃
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/* メアリーは挟んでごめんね。 >>-33いいなと思ったんでこんな感じにしてみました。
>>-38カナエ なるほど……トレイル的にはこう、何かしらしたい思いがうずうずとはしているんですが、ひとまず遣り取りを見守ろうと思います。
(-43) kiska 2018/12/05(Wed) 00時頃
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/* >>-42メアリー はい(耳に痛い)
(-44) kiska 2018/12/05(Wed) 00時頃
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/* >>-45 いやほんと最近急に寒くなりましたね。 とうとう炬燵を実装する季節になってしまった。
炬燵は魔窟(抜け出せないし気がつけば寝落ちというデバフが乗る)なんでほどほどに気をつけます。 メアリーもどうか身体大事に!
(-46) kiska 2018/12/05(Wed) 00時頃
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/* おお、お返事来てた。 そしてこんばんは、ちらちら見てはいたんですが反応なくて申し訳なく。
(-63) kiska 2018/12/05(Wed) 22時頃
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[暫く中庭を散策しながら、 これから先のことについて思案する。
彼方の世界にいるカナエやメアリーの家族と 彼らに対する補填について。 恐らく女王陛下のほうでも十分な保証は 与えてくれるだろうと思う。
それとは別に、僕自身が 彼女たちに何ができるだろうと そんなことを考えながら、散策を終えて宮廷内へ]
(45) kiska 2018/12/05(Wed) 23時半頃
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[歓待室のほうへ向かえば、 テーブル席には男たちが二人 腰を下ろしているのが見える>>42>>43]
……。
[その片方、黒髪の偉丈夫に見覚えがあって。 思わず、相手を二度見する]
…………、シュロ?
(47) kiska 2018/12/05(Wed) 23時半頃
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[子供の頃、懐いた相手だ。 何よりあの長い黒髪は忘れようもない。 あの頃の自分はとにかくやんちゃ盛りで 森の外からやってきたヴァンピールの彼に よくくっついて回っていた。
別れ際、余りにも聞き分けなく彼の背中に 引っ付いたものだから、父母から再び きつくお叱りを頂いた。
そのとき、なんと言われたのだったか。 「いつか行き合えたら酒を飲もう」と、 確か、そう言われたはず。 ……今思うと、なかなかに 恥ずかしいことをしたものだと思う。 たぶん、迷惑をかけてしまっていただろうな]
(48) kiska 2018/12/05(Wed) 23時半頃
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……。
[ふと、首筋に手を当てる。 思い出すのは、子供の頃に見た夢。
夜が白む頃だったと思う。 人が近づく気配に薄らを目を開ければ、 あの数日間で見慣れた黒髪の彼が枕元に立っていて。 彼が此方に近づいたと思うと、首のあたりから 何か温かい、気持ちの良い感覚が 此方に流れ込んできて…そこから先はよく覚えていない。
そういえば、カナエの首筋にも、 吸血鬼の噛み痕のようなものが残っていたっけ]
(……まさかね)
[もし、此方の推測通りだとしたら ……この世界は案外、とても狭いものなのかもしれない]
(49) kiska 2018/12/05(Wed) 23時半頃
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[声をかけようとして、ふと立ち止まる。 あれから十年余りの年月が経っているし、 今の自分はもう子供ではない。 声をかけたとしても、わからないかもしれない。 何より、あの金髪の人間の会話を 邪魔してしまうのも申し訳がなくて。
暫く様子を見てから、 そろそろカナエも戻る頃だろうと、 部屋のほうへ戻ろうとする]*
(50) kiska 2018/12/05(Wed) 23時半頃
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/* おう、タイミングが。 そしてカナエはおやすみなさい。 温かくして寝てね(毛布かけつつ)
(-69) kiska 2018/12/05(Wed) 23時半頃
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/* おー、ありがとうございます(感謝) 少し考えつつ僕も寝ますね(うまくまとまらない) メアリーとどうかお幸せに**
(-73) kiska 2018/12/06(Thu) 00時頃
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/* (ちらっと) 更新ありがとうございます。 夜にまた顔出しますね(カナエぎゅっとしつつ)**
(-81) kiska 2018/12/06(Thu) 09時頃
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[そろそろ、カナエも戻ってきている頃だろう。 そう思って廊下を歩いていたときだった。
歩を進めている廊下のその先に、 見知らぬ男が一人>>46 いや、他にも数人集まっていたか。
昨晩から続く宴で、宮廷内はそれなりに 賑やかなのだが…歩を進めるうちに、 男たちの会話が否応なしに聞こえてくる。
先ほど、人間の少女を見かけたこと。 彼女に自分のところに来るように 言い募ったところで逃げられたこと。
別に今すぐというわけではないし、 一人子を産んでからこっちにきてくれれば それでいいのにと、輪の中にいる男の 不満げな顔が視界の端に入った]
(64) kiska 2018/12/06(Thu) 22時半頃
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[あまり愉快な話ではないので、 足早に彼らの傍らを通り過ぎようとしたところで。 男たちの一人に、声をかけられた。
運の悪いことに男たちの中に 昨晩ちょっとした悪戯を仕掛けた貴族がいたようで>>1:88>>1:89]
「昨日のノクスフィグラじゃないか」 「さっき声をかけた女とゆうべ一緒にいたところを見たぞ」 「嘘だろう、あんな奴を添い遂げたいとか 人間というのはとんだ好き者だな」
……。
[ふ、と彼らの前で立ち止まる。 途端、せせら笑うような彼らの声が止んだが それも一瞬のこと]
(65) kiska 2018/12/06(Thu) 22時半頃
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「なあ、そこのノクスフィグラ。 お前がゆうべ連れていたあの少女を 俺たちに譲ってはくれまいか」 「金ならあるし、それでもっと上質な女を――…」
……お断りします。
[それ以上を聞く気にならなくて、 片手を翳して相手の言葉を遮る。 これが宮廷に出入りすることを許された 貴族たちの言葉だと思うと頭が痛い]
今の言葉はそっくりお返ししよう。 金があるから代わりの女を買えというのなら、 それで貴方がたが各々満足できる女性を 求めればよいことでしょう。 僕は、彼女を手放すつもりはない。
(66) kiska 2018/12/06(Thu) 22時半頃
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そもそも、貴方がたが彼女を求めているのは 母体としての彼女だ。
[仮に、この男たちが彼女を愛していて。 そして彼女がその気持ちに応じるつもりがあるというのなら 辛くはあるが、身を引くことを僕だって少しは考えたかもしれない。
だが……この男たちはそうではない]
僕は、カナエを……彼女を愛している。 母体としてだけではなく、彼女自身を。
[仮に、彼女と交わることで 自身の命を削ることになったとしても。 世界が滅びを迎えるとしても。 僕は、愛する女性を手放すつもりなどない]
(67) kiska 2018/12/06(Thu) 22時半頃
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彼女の身体しか求めない貴方がたに、 僕は最愛の女性を差し出すつもり等毛頭ない。 どうかそれだけは覚えておいてもらおうか。
[失礼、と恭しくお辞儀をして見せて。 最低限度の礼儀をとってから あっけにとられた様子の彼らを背に廊下を歩く]
(68) kiska 2018/12/06(Thu) 22時半頃
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[廊下の先、自室へと漸く辿り着けば]
ただいま、カナエ。
[両手を広げて抱きつこうとする彼女>>59を受け止めて その唇にキスを落とす。 たった数時間離れていただけなのに、 なんだか酷く懐かしいような心地になる]
遅くなってすまないね。 少し立ち話をしていて。
[そこまで話したところで、ふと、 ぎゅっと此方に抱きついてくる彼女の顔を覗きこむ。 どこか、不安そうに見える彼女に再度唇を重ねてから]
(69) kiska 2018/12/06(Thu) 22時半頃
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……僕はね、カナエ。 君から離れるつもりも、君を手放すつもりもないんだ。
[何より、こんな不安げな彼女を放っておくなんてできなくて]
たぶん、君が嫌と言っても 僕は君の傍にいるつもりだよ。
[そんなことを言いながら、彼女の手をとって 指先に唇を寄せる。 そんなことを口にしてしまうのは、 自分でもなんとはなしに、あの男たちの言葉が 気にかかっていたからかもしれない。
そっと彼女を抱き上げると、そのままベッドサイドまで。 小柄な身体を膝に乗せると幼子をあやすようにしてその背を撫でた]*
(71) kiska 2018/12/06(Thu) 22時半頃
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