24 ロスト・バタフライ
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奪うことは簡単だ。 彼女が自分で離さなければ、また手に取るだろう。 それじゃ意味が無いんだ。
[スコップを握る彼女の手の上へと自分の手を重ね]
お願いだ、アイリス。 僕は君に、ただの、普通の女の子として、帰って欲しい。
[ニールが紡ぐ悪意。皆殺し、その単語に眉を潜めて]
――頼む。 彼女が自分から手を離したら、 ここから見逃してやってくれないか。 片羽を見つける間だけでいい、お願いだ。
[頭を下げる二−ルに習い、懇願するよう自分もロビンへと頭を下げる]
(114) 2011/01/30(Sun) 00時半頃
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ぃ、ぁぇ、ぁい、ぁら…
き、ぇぅ、ぉき、ぁ…ぃ、っしょ、ぁ、ぃ、ぃ。
[力ない笑みを見上げて、困らせてしまうかとも思ったけれど。
一緒にいられないなら、せめて。
消える時は、一緒がいい。そう、願った。]
(-52) 2011/01/30(Sun) 00時半頃
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大丈夫、あたしは大丈夫だから――…。 決めたの、何もせずに死んじゃうのは嫌。
すこしでも、足掻く。 生きるために必要なことをするの。
たとえ其れで汚れても、いいの。
そう、決めたの。
じゃないと――…。 悪霊の存在を示して、殺しあったペラジーとトニーの死はなんだったのってなっちゃう。
それだけは嫌なの。
[眸が揺れる。]
(-53) 2011/01/30(Sun) 00時半頃
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[剣呑な雰囲気で言葉が飛び交う中。
何も見ないように、聞かないように。 ただ、ノックスの腕の中で目を伏せた。**]
(115) 2011/01/30(Sun) 00時半頃
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>>+31 …ウゥン。
[首を左右に振る。]
唯寂しクテ、哀シイ。 …そう思ったノ。
[そして>>+32、>>+33には]
待っテタ? …自分カラ探さナイノ?
[片羽がなければそも出れないのだろうけど。]
私ハ、此処ニいるヨリ、外ニ行ク事ヲ選ブ。
[確証もないけれど、ふと浮かんだ思いを呟いた。**]
……一緒ニ帰ロウ?
(+38) 2011/01/30(Sun) 00時半頃
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アイリスお嬢様
悪霊を滅ぼす事が出来たとしても、このままでは 殺し合いをしようとする心のままでは 生き残る事など、出来ませんよ
私に、女性に手を上げさせないで下さい 貴女が死にたくないと仰るのならば、お守り致します 私のいたい場所を壊さず、私の大事な物を奪わない者に 私は、何も致しません
[私の目標は、静かな夜。私の・・・私達の静かな夜を邪魔しない者に、私の憤怒は牙を向かない。ただし邪魔をすると言うのなら、地獄の業火より熱い炎がきっと、その者を焼く]
(116) 2011/01/30(Sun) 00時半頃
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ぁ、ぁぃ…ぁ…
ぃ、っしょ、ぃ…ぃ、ぁぃ。
[ノックスの腕の中で、顔を伏せたまま。 今の自分に残った、一つだけの望みを伝えた。]
(-54) 2011/01/30(Sun) 00時半頃
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普通の女の子――…。 でも、あなたが殺されたら――。
あたしが普通の女の子になれると思う? あなたが生きていない事もあるの、よ?
[重ねられた手に。
あなたの命が奪われるかもしれない。 それを見て、普通でいられると思う?
その問うように彼の顔をじっと見る。]
(117) 2011/01/30(Sun) 00時半頃
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[ノックスがニールを悪霊という言葉には。]
フィリップと同じく、あたしも見たけど。 サイモンを殺して……。
あの蒼白な顔。 演技には見えなかったわ。
[そう告げるも。 ノックスが最初に見たとの姿を女は知らないので。 強く否定や説得するまではせず。 ただ、ゆるく首を振った。]
(118) 2011/01/30(Sun) 00時半頃
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私にそれを懇願されても、困るのですよ
私は女子供に害を成す気など、最初からないのです 私を撃とうとする者には、逆撃を差し上げますが そうでない以上、私に女性を殺す理由などない 最初から
[すっとそう言っているんだが、聞く気になったのだろうか]
私は、起きたばかりでイライラしているのです あまり同じ事を言わせると、怒りに我を忘れますよ?
(119) 2011/01/30(Sun) 01時頃
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周波数が違いますよ、多分
まぁ良い、一緒にいたいと仰るなら 一緒にいるといい 少しおかしな、私の同胞と
[聞かなかった事にしよう、と思った]
(-55) 2011/01/30(Sun) 01時頃
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[アイリスの囁きに握る手に力が篭る。 頭を下げ俯いたまま、彼女へと押し殺したような呟き]
(120) 2011/01/30(Sun) 01時頃
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君は――…
[強い。言いかけて、揺れる瞳を見る。手越しに伝わる細さを感じる]
生きて、欲しい。
請わず、足掻くなら――…
(-56) 2011/01/30(Sun) 01時頃
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生きて欲しい。 そう、あなたが願う――。
それと同じ願いを……。 あたしが願わないと思って?
[じっと彼の顔を見つめ。]
(-57) 2011/01/30(Sun) 01時頃
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[再度、囁きでなく掛かる声に顔を上げる>>117]
僕は――
[長生きしてきたのだと言いかけて、 残される者を想い、口を閉ざす。 思い出せない顔。ただ、生きるようにと。 誰かに刻まれた言葉は、いつまでも背を押して]
どんなに汚くても、そんな思いはさせたくない。
(121) 2011/01/30(Sun) 01時頃
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既に、人が死んでいるのよ。 何もしない。
それを信じられると思う?
ニールは皆殺しにしたい悪意を聞いたらしいの。
あなたが仮初の眠りについている間に。
[どちらの言葉を信じるかと言えば。 彼を信じるのは難しいだろう。]
あたし… うん、ありがと……。
[それでも、>>121フィリップの言葉を聞けば そっとスコップを地面に降ろそうとして――**]
(122) 2011/01/30(Sun) 01時頃
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[>>+38 黒い瞳は、首横に振る様子見て]
おかしいの。 おれは、嬉しいのに。
…かなしいの?
[問う声は、わからない。とは言わずに]
(+39) 2011/01/30(Sun) 01時頃
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うん。待ってた。 … ただ、待ってたよ。
此処じゃなきゃ、逢えないから。
[探さないのかと、その問いに頷く。 外には探しにいけなかったから、と、 そう言わず答える。]
… おれが、おれのままで居るためには、
いろんなものを、 失くさなきゃいけなくて。
…。
(+40) 2011/01/30(Sun) 01時頃
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フィリップは、の顔をじっと見詰め、それからロビンへと向き直る
2011/01/30(Sun) 01時頃
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/* んー、 どうなるんだろ。
とりあえず投票はロビン。
(-58) 2011/01/30(Sun) 01時頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2011/01/30(Sun) 01時頃
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[外に行くのを選ぶ、という彼女に、 黒い瞳に褐色の肌をした青年は 笑って]
────。
[今度は、帰れないとは言わずに。]
…… 一緒に、帰ってくれる?
[残った手を、そっと*差し出す*。]
(+41) 2011/01/30(Sun) 01時頃
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[見詰め返す眼差し。
そんな思いはさせたくない。
だから、――戦おう。
決意が宿る。
ひとりで、生き延びる事。 かけがえのない時間でも。苦しかった。
一度下げさせたスコップも、 彼女が望むならもう、止める事はしない]
(-59) 2011/01/30(Sun) 01時頃
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[彼の反応はアイリスに向けられている。それに付随してフィリップにも。女子供は殺さない。即ち、狙われるのは自分である可能性は高い。
無論、狙われれば、最後まで抵抗するつもりだ。
目の前の生きていない御仁に、自分の言葉は届いただろうか。どちらかといえば、フィリップ達のやり取りにかき消された感があった。
片羽は今もどこかに潜んでいるだろうか。 羽一つで両親を探し出せるだろうか、分らない。 矢張り、私は斃れる訳には行かない。
それでも、今此処にある事実が赦されざると判断したのなら…せめて片羽だけでも目的を達してくれと、切に願った。]**
(123) 2011/01/30(Sun) 01時半頃
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肉屋 ニールは、メモを貼った。
2011/01/30(Sun) 01時半頃
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信じる気がなかろうと、構いませんが 殺意を受けるには、それなりの理由がありましょうに
自分は悪くない、悪いのは殺そうとする奴だと 声を大にして言うのですね
だと言うのに 私を殺す気に違いない、だから殺そうと構わないのだと 手の平をかえしたように、そう仰る
そういう人間の、なんと醜い事でしょう 自分が正しいとしか言わないのなら、世界中が悪でしょうよ
[私は手を出さないが、醜い者を守る気もない。]
(124) 2011/01/30(Sun) 01時半頃
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彼女は下ろした。 君は彼女に害を成さない。 ありがとう感謝するよ。
ここまでが、彼女の分だ。
[スコップを一度下ろしたアイリスの手から離れる]
僕は、戦おう。 生き残る為に、捨てず請わず、生き汚く君を殺す。
[向き直る顔、ロビンを見据え]
悪いが狂ってなんかない。ただの――必死だ。
(125) 2011/01/30(Sun) 01時半頃
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ああ、フィル、君が戦うのは構わないし 私も、男相手なら戦う事が出来るが
知りませんよ、彼女が死んでも 私が彼女を殺さない事と、悪霊が彼女を食らわない事は違う
意味がわからないと言うのなら、私を殺すといい 明日には、意味がわかる事でしょうよ
[まったく、馬鹿ばっかりなんだから。イライラする、まぁいいか、男だし壊すか。なんの問題もない、私がいなくなる事に。私がいなくて困るのは生者だ、死者ではない。邪魔をする者は、皆殺しだ。]
(126) 2011/01/30(Sun) 01時半頃
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[わたくしは皆様のお話を、ただじっと聞いていました。
ロバートを悪霊だと断罪する少女を。 ロバートと戦うと宣言する、青年を。
ただ、ただ……じっと]
…………。
[ああ、だけど。 彼はわたくしの片羽。その彼をみすみす死なせるようなこと等、出来るはずもないのです。
わたくしは後ろ手に、まだ鞘が付いたままのナイフをそっと握りしめました。
もし、フィリップが。 ロバートに害為そうとするならば、このナイフを彼へと翳す心算で]
(127) 2011/01/30(Sun) 02時頃
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つまり、例え君がそうだとしてもまだ悪霊はいる訳か。
[何度もまっすぐな眼差し投げていたアイリスの方を振り返らずに]
だとしても、最後の瞬間まで、足掻こうか。 いまこうして、まだ生きてる。
[ポケットから取り出した折りたたみのナイフをパチリと開く]
(128) 2011/01/30(Sun) 02時頃
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コリーン 手を出す事はないよ
こういう身勝手な者達がいるから
私の怒りは、尽きる事がないのだから
[馬鹿な男だ。服従するのなら、命は助かったろうに。自分も、自分の守ろうとする者も。剣を抜くという事は、自分が敗北した時、守ろうとした者も死ぬと言う事だとわからぬ愚かな生者。だから私は怒るのだ、だから死者達は憎むのだ、だから生者は救えないと言うのだ。]
(129) 2011/01/30(Sun) 02時頃
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違うな 君が戦うという事は、その女性の死を意味するという事だよ
わかるかい、取引を反故にしたのは君なのだ
私は君も壊すが 私が壊すのは、君が守ろうとした者だ
戦うという事は、そういう事なんだよ 大事な物を、巻き込むという事なんだよ
[ふぅ、と深い息を吐き。戦うと言うのなら、怒りのままに]
(130) 2011/01/30(Sun) 02時頃
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でも……。
[フィリップの手に持つナイフの煌めきから眼を離さない侭、 わたくしは一歩前へと出ます。
一太刀叶わなくても、彼の盾になれるように]
……させないわ。 この人には触れさせません。あなたが生きようと死のうと構いません。 だけれど、この人を害する事だけは、許しません。
[薄紅は青年を見詰めます。まるで射抜く様に]
(131) 2011/01/30(Sun) 02時頃
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