279 宇宙(そら)を往くサルバシオン
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/*ワクラバさん今日めっちゃしゃべるな(うれしい
(-56) 2020/08/29(Sat) 00時半頃
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[頭蓋の中で機械音がする。]
[イ˝ーーーーーーーー]
[イ˝ーーーーーーーー]
[沈黙が落ちると、それが妙に目立つ。 何がとは言われなかった。 どうとったかも言わなかった。
沈黙のまま視線を返す。一度瞬いた。 それ以上言いたい事がないようならば、その身体を避けて、通り過ぎていく。]
(144) 2020/08/29(Sat) 00時半頃
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─ 談話室 ⇔ 給湯室 ─
[ 出てゆく間際ヘリンが呟いた言葉>>139が聞こえなかったのは幸いだった。 …聞こえていたら調子が狂って、どんな顔で話せば良いか分からなくなってしまうから
さて、水を汲みに来たは良いものの猫の身体ではコップは運べない。
何か良いものは…探し当てたのは銀色の薄くひらべったい水筒のようなものだった。軽く、そして蓋をきっちりしめられるそれは携行に大変便利に思えた
リングを咥えて運び、中を水で満たしてゆく 溜まったところで水を止めれば給湯室を満たすのは死んだような静寂だった ]
(145) 2020/08/29(Sat) 00時半頃
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…スプスプイは コータが寄生されている、と言った。
[ 大きく表示されたその文字は 遠くからでも読み取ることが出来た
どちらも寄生されているようには見えない スプスプイが寄生されているのでなければ 一般人を陥れる事に意味は無い。
…どちらかが嘘をついている 口をついてではのは重い溜息だった ]
(146) 2020/08/29(Sat) 00時半頃
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[ 銀色の水筒の蓋を咥えて閉めると、慎重に談話室の方へ運んでゆく その足取りが重かったのは、水筒が重かったせいではないだろう
だがややあって談話室には辿り着いて。 椅子を伝って慎重にゆっくりとテーブルの上に立った ]
…飲めるか?よっぱ女。
[ ヘリンが目にしたのは、銀色の水筒だっただろう
もし知識があるならば、それがスキットル─蒸留酒を入れるための水筒─であると分かったかもしれないが、猫にはその知識は無かった **]
(147) 2020/08/29(Sat) 00時半頃
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—機械室—
談話室には10人いた。ワクラバって野郎もいた。
[ 談話室で確認できたことを振り返る。 そして、当然、那由多はそこにいなかった。とは口にできなかった。それを確認したくて、すこし強引にでも人を呼び、集めた。 もう、パイセンは宇宙に殉じたのだ。それがたまらなく惜しくて、もどかしくて、ヘルメットを濡らした。 しかし、 ]
なら、誰ならよかったってんだ…。f*ck…
[ やがて涙が枯れると、騒音の部屋を立ち去り、仕事をはじめる。 必ず、かの邪智暴虐のクラゲどもを除かなければならぬと決意して。 ]
(148) 2020/08/29(Sat) 00時半頃
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[情報の掲示を続けることを優先したのか、ワクラバが口にした言葉に対して>>135、スプスプイからは特別の疑問が挟まれることはなかった。
シルクが後を追う間にも、反応はない。
トルドウィンに向けてそうだったように 掲示内容に対しての疑問があれば、適宜に回答はされる。]
(149) 2020/08/29(Sat) 00時半頃
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[ それは、己の知らない異常>>142だった。
意識を閉ざしていた時間、どこかで誰かが死んでいた。 そしてそれは、ロボットによって綺麗にされ、 きれい に、]
……っ 、
[ 進路を遮ろうとしたのは、その事実を受け止める為の時間稼ぎでもあったのかもしれない。 復唱。応答。沈黙。微かな機械音。 低くも高くも聞こえる音に、届かないはずの匂いが鼻をくすぐるようだった。]
わるく も なかっ た、 と 、おも う。
[ 沈黙は、退室する背を前に破られる。]
(150) 2020/08/29(Sat) 00時半頃
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演技指導:宿主の知能カントク。
(*29) 2020/08/29(Sat) 00時半頃
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ひつよう な こと、 だっ た。
ぼくら は、 えらばなきゃ いけな、い。 みつける じゃな、い。 えらばな、きゃ。
[ 宇宙クラゲに対抗する手段として1日1人が如何に心許なかろうとも>>#1、1人を選ぶには、1日という期限はあまりにも早い。 漠然とした問題を端的に明瞭にした彼の一部の行動は退路を塞ぐ行為であり、自覚を促すきっかけにもなるはずだ。]
…… だ、から 、ありが と、う。
[ ほとんど中身のない足元を揺らす。 コータ>>141に礼を言われるようなことは何もないのだと、無力な己はワクラバへ礼を告げた。 それ以上は、何も。見送るだけだ。]*
(151) 2020/08/29(Sat) 00時半頃
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/* え?!こーためっちゃかわいいね…!!?!?!? かわいいね!!!!!!!
そのまま俺をくってくれ
って思ったけどこれスプスプイが黒だったらすごいなどうかな うーん
(-57) 2020/08/29(Sat) 00時半頃
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[そうして、掲示した情報が少なくともその場の全員が見られるだろうぶんだけの時間の後、]
コータ。
[その洗濯機は、情報の開示により、ある意味で追い込んだ相手の名前を表示した。]
先ほどの質問。 >>103 俺たちはどうするか、について。
我々は、群れの保存優先を選択。 我々は集団の能力を信じ、 知りえた情報を、一部擁護のために 秘匿はしません。
[それは、何かの決意であったのかもしれないし、つまるところ訣別の意味しか持ちえない内容だったかもしれない。また一方で、>>108 トルドウィンが理解を示したように、「スプスプイ」は群体としての生命体だった、ということかもしれない。]
(152) 2020/08/29(Sat) 00時半頃
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/* とりあえずすぷにしよのきもちでいる しるくもめちゃくちゃかわいいね??????????
(-58) 2020/08/29(Sat) 00時半頃
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/* わあい楽しかったー! ワクラバさん突然のフリにも応えてくださって優しい。嬉しい。 もちろんスプスプイさんのにもうきうき反応しますのでね……!
そしてコータさんは切ないやら走らなければならなそうやら。 よいもわるいもいろいろ混じっているけど、ぼとりと落としたのはよくはない方でしたよ!(サンキュが嬉しかった顔)
(-59) 2020/08/29(Sat) 00時半頃
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――まだ夜のこと――
ふん。あれだけ探す探すと息巻いておいて、このざまだからな。 物悲しいことよ。
[物言わぬ存在になった技師の脳髄を啜り、肉を喰む同胞を見守る>>*1>>*5。 求めるのは脂の乗ったやわらかい内臓だ。肉や髄液には興味が薄い。 肉には皮下脂肪もつくが、やはり固さで劣る。
落ち着いたふりをするくせ、早く珍味を頂きたくて、細い触腕をスピーカーの穴からちろちろと覗かせた。]
(*30) 2020/08/29(Sat) 01時頃
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ヘリン……あの女か。変に痩せられる前に食うのも悪くない。 あのミタシュとかいう子供は、この機械体の感知によるとほぼ中身は機械らしい。
美味くはなさそうだな。
[そう語る他愛ない会話が、朝にはひっくり返されると、今はまだ知らない。]
(*31) 2020/08/29(Sat) 01時頃
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[ふたりが充分に食らったのち、触腕を伸ばし、残った臓物に絡める。 はじめは大腸だ。つぷり、と細い一本を、腸壁を超えて差し入れる。 ずるり、ずるり、粘膜の下に血管でも増えたかのように、幾本もの触手が腸を、胃壁を、肝臓を這い回った。
時折、思念に恍惚とした吐息が混ざる*]
(*32) 2020/08/29(Sat) 01時頃
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臓器ってそうやって食べるのかー。みるみるー。
[ 仲間の食事姿を、ウキウキと観察する。こうして凌辱される臓器を眺めると、知能から激怒がじゃぶじゃぶ湧いてくるのだ。ひとつぶで二度、いや、三度四度おいしい、近親者の遺骸漁りである。]
ひひ、たまらない。
(*33) 2020/08/29(Sat) 01時頃
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─談話室─
[コータが出て行って、表示を目にすることがなくても、暫くの間、彼に呼びかける表示は掲げられたままだ。やはり警戒しているのか、追いかけるまでの行動はなかったが。]
寄生クラゲ複数存在を示唆された状況のため 引き続き、分隊の必要を認識。
対象の立候補・推薦を受けつけます。
[そのあと、翻訳機には、>>133 と同内容の全体向け掲示の他、分隊派遣先を募る掲示が表示された。]
(153) 2020/08/29(Sat) 01時頃
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[それから、その重要な表示の下に、]
コーヒーの投入の介助を要望。
[そう、洗濯機の要望らしき文章が、 ごく小さく小さく掲載されている**。]
(154) 2020/08/29(Sat) 01時頃
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スプスプイは、これまでに、要望したことのないコーヒーの摂取を、静かに*求めている*
2020/08/29(Sat) 01時頃
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[ コータがその場を離れ、ワクラバもまた自室へ帰ったのなら、談話室に集った数もやや減少傾向にある。 アーサー>>145は一度姿が見えなくなったようだが、具合の悪そうなヘリンに水筒>>147を持って来る為のようだった。 背を見つめる役目を終えた瞳でヘリンを心配そうに見つめつつ、目の奥には先程焼きついた文字>>133が離れないままでいる。]
……。
[ 躊躇い>>127>>128を、見た気がした。 覚悟>>152を、聞いた気がした。]
すぷすぷ 、 い。
[ 情報の掲示に努める白い箱に近づく。 コータの掌にあったような粒は、やはり上からでは捉えられない。]
(155) 2020/08/29(Sat) 01時頃
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おしえて くれ て、 ありが、 とう。
ぼく、 ちゃんと かんがえる、 よ。 もう、わから ない、 って いわない くらい、 に。
[ 道はふたつに分かれている。ならばどちらもは選べない。 コータが己の足に触れたのと同じだけ剥げた塗装へ手を伸ばし、己が訪れる前の情報>>78の掲示を再度求めた。 考えろと己に言い聞かせる唇は、少しだけ震えていた。]**
(156) 2020/08/29(Sat) 01時頃
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そうなのか……>>*31
[ミタシュの体がほぼ機械だと聞かされると、あからさまに落胆した。もしかしてこの船、まともな肉はヘリンと猫くらいしかいないのでは?]
(*34) 2020/08/29(Sat) 01時頃
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/*表でもなにか書こうと思ったがあたまが…はたらいていない…明日はぼくもヘリン空間にいこうかな…
(-60) 2020/08/29(Sat) 01時半頃
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――自室――
[寝ているときに宇宙クラゲに寄生されると対処のしようがない、と聞き及んでいたために、ヒューマノイドはスリープモードに入らずに待機状態でバッテリーチャージをしていた。 機械体であるヒューマノイドにクラゲが寄生するとは考えられなかったが、もしも他の乗員を狙うようなことがあっても知覚できる可能性がある。
そうして、一晩を過ごした。]
(157) 2020/08/29(Sat) 02時頃
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[だが、待機状態でのチャージはスリープモードでのチャージより時間を要する。 そのため、ヒューマノイド・モナリザは朝を迎えても自室におり、艇内放送>>#0>>#1>>#2>>#3はその個室で聞いた。]
……なんと。
[その手で誰かを追放することについての恐怖や感傷といった感情は持ち合わせないが、しかし同じ船に乗り込んだ人々の願いが叶わなくなることは望ましくなかった。 無論、自身が冷凍ポッドに入り、目的地に辿り着けないことも望ましくない。 経年劣化や不具合に対処するためのマスターに出会えない、という点についてはポッド内で構成物の劣化を止めることで回避できるとしても、"隣人たれ"と望まれた自身の本来の目的が叶わなくなってしまう。]
(158) 2020/08/29(Sat) 02時頃
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[いくつかの情報が、追ってディスプレイに表示される。 それらは今まで持ち得なかった宇宙クラゲの情報なども含んでいて、即時メモリーに記録する。] 提案。 当船の防疫および寄生生物検査設備の強化。
[そう今進言したところで何の効果も成さないことはわかっている。 今はディスプレイの指示通り、怪しい乗員の名をあげて冷凍ポッドへ収容する他ない。 情報が欲しい。誰の名をあげればよいか判断する情報が。]
(159) 2020/08/29(Sat) 02時頃
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[しかし、基盤部などにも寄生の報告があるという。 ヒューマノイドゆえに安全と言えなくなった今、行動は慎重にすべきだろう。 警戒したまま、ゆっくりと談話室に向かう。 あの部屋には自然と人が集まる。 集まるほどに危険もあるが、集まるほどに情報もあるとAIは思考した*]
(160) 2020/08/29(Sat) 02時頃
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>>*34 やはりこうした事態の可能性も加味して、寄生を機械体にするのが得策だな。 食えない肉ばかり残ることがない。
[自分のことも仲間の身体も喰らうことは出来ない。生存と捕食のために寄生して、自死を選ぶなど愚の骨頂だと考えていた。]
欠点は潜り込むときの旨味が何もないこと、機械体に性能差がありすぎることだが。 不味い上に、何も出来ないやつを引いたら外れにもほどがある。
(*35) 2020/08/29(Sat) 02時頃
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……ところで、告発があるとは本当か? あまりにも早すぎるじゃないか。
(*36) 2020/08/29(Sat) 02時頃
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